JP2003160118A - 易廃棄性プラスチックボトル - Google Patents

易廃棄性プラスチックボトル

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JP2003160118A
JP2003160118A JP2001357385A JP2001357385A JP2003160118A JP 2003160118 A JP2003160118 A JP 2003160118A JP 2001357385 A JP2001357385 A JP 2001357385A JP 2001357385 A JP2001357385 A JP 2001357385A JP 2003160118 A JP2003160118 A JP 2003160118A
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JP
Japan
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bottle
diameter
plastic bottle
upper body
cap
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Application number
JP2001357385A
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English (en)
Inventor
Atsushi Uno
篤 宇野
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用後の空ボトルを廃棄処理するときに、容器
本体を押圧により容易に復元不可に減容積化ができ、内
容物の残量が少なく、表示ラベルの貼付作業や内容物の
攪拌作業が容易なプラスチックボトルを提供する。 【解決手段】円柱形状のボトル本体100 の口頸部120
に、キャップ200 を装着するプラスチックボトルであっ
て、ボトル本体の胴部110 を、上下方向に上方胴部111
と中間胴部112 と下方胴部113 とにほぼ3等分し、上方
胴部の径を中間胴部の径より大きくし、中間胴部の径を
下方胴部の径より大きくし、中間胴部の肉厚を上方胴部
及び下方胴部より薄肉に形成し、ボトル本体を上方又は
下方から押圧したときに、中間胴部と下方胴部が、上方
胴部内へ復元不可に折り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品容器などに
使用するプラスチックボトルであり、使用後のボトルを
廃棄処理するときに、嵩を減じるために減容積化が容易
な易廃棄性プラスチックボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬品容器などに使用するプラス
チックボトル(10)には、例えば図3に示すように、
ボトル本体(100)の口頸部(120)にキャップ
(200)を装着する胴部(110)が円柱形状や角柱
形状のボトルが使用されていた。そして、これらのボト
ルは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹
脂を用いて、ブロー成形法やインジェクションブロー成
形法などにより作製されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプラスチックボトルは、環境保全の立場から、
使用後の空ボトルを廃棄処理するときに、嵩が大きいた
め、スペースを大きく取ることから、保管や輸送の費用
が多くかかり、その廃棄処理費用が大きな負担となって
いた。特に、医薬品容器は、通常の産業廃棄物とは異な
り、保管時の負担が大きかった。
【0004】このため、胴部を蛇腹状にして押し潰れる
ようにしたプラスチックボトルがあるが、このボトル
は、材質の復元力によって、潰れた状態から元の形状に
戻ってしまうことが多かった。これを改善するために、
例えば実公平8−8993号公報のように、圧縮された
状態を保持するための別体の袴をつけたものが考案され
ているが、部品数が増え、また、内容物が高粘度の液体
の場合には、内容物が蛇腹状の胴部に付着して残留量が
多くなることがあった。
【0005】本発明は、上述の従来のプラスチックボト
ルの問題を解決したものであり、使用後の空ボトルを廃
棄処理するときに、容器本体を押圧により容易に復元不
可に減容積化ができ、内容物の残量が少なく、表示ラベ
ルの貼付作業や内容物の攪拌作業が容易な易廃棄性プラ
スチックボトルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、ボトル本体の口頸部に、キャップを装着する
プラスチックボトルであって、前記ボトル本体の胴部
を、上下方向に上方胴部と中間胴部と下方胴部とにほぼ
3等分し、前記上方胴部の径を前記中間胴部の径より大
きくし、前記中間胴部の径を前記下方胴部の径より大き
くし、前記中間胴部の肉厚を前記上方胴部及び前記下方
胴部より薄肉に形成し、前記ボトル本体を上方又は下方
から押圧したときに、前記中間胴部と前記下方胴部が、
前記上方胴部内へ復元不可に折り込まれることを特徴と
する易廃棄性プラスチックボトルである。
【0007】そして、本発明の第2の発明は、ボトル本
体の口頸部に、キャップを装着するプラスチックボトル
であって、前記ボトル本体の胴部を、上下方向に上方胴
部と中間胴部と下方胴部とにほぼ3等分し、前記上方胴
部の径を前記中間胴部の径より小さくし、前記中間胴部
の径を前記下方胴部の径より小さくし、前記中間胴部の
肉厚を前記上方胴部及び前記下方胴部より薄肉に形成
し、前記ボトル本体を上方又は下方から押圧したとき
に、前記上方胴部と前記中間胴部が、前記下方胴部内へ
復元不可に折り込まれることを特徴とする易廃棄性プラ
スチックボトルである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の易廃棄性プラスチックボ
トルは、医薬品などの固体、液体、粉体及び粘稠体の内
容物に適用し、胴部が円柱形状又は角柱形状のボトル本
体の口頸部に、キャップを係合させて装着して密封する
容器である。このキャップには、スクリューキャップ、
打栓式キャップ、ピルファブルキャップ、チャイルドレ
ジスタントキャップなどが使用され、ボトル本体は、日
本薬局法のプラスチック製医薬容器試験法に適合するポ
リエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用い
て、ブロー成形法、インジェクションブロー成形法など
により作製されるものである。
【0009】そして、本発明の易廃棄性プラスチックボ
トルは、内容物を使用した後に廃棄処分するときに、キ
ャップをボトル本体から取り外し、空のボトル本体を上
方又は下方から押圧して、復元不可に減容積化して嵩を
減じるものである。
【0010】次に、本発明の易廃棄性プラスチックボト
ルの実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、一実施形態の易廃棄性プラスチックボト
ルの構造を示す説明図であり、図1(b)は、そのボト
ル本体を押圧して減容積化したときの状態を示す説明図
である。
【0011】一実施形態の易廃棄性プラスチックボトル
(10)は、図1(a)に示すように、ボトル本体(1
00)の口頸部(120)にキャップ(200)を装着
し、ボトル本体(100)の構造は、円柱形状の胴部
(110)を、上下方向に上方胴部(111)と中間胴
部(112)と下方胴部(113)とにほぼ3等分さ
れ、上方胴部の径を中間胴部の径より大きくし、中間胴
部の径を下方胴部の径より大きくし、中間胴部の肉厚を
上方胴部及び下方胴部より薄肉に形成するものである。
【0012】そして、図1(b)に示すように、ボトル
本体(100)を上方から押圧(矢印)又は下方から押
圧したときに、中間胴部(112)の上下の向きが反転
し、中間胴部(112)と下方胴部(113)が、上方
胴部(111)内へ復元不可に折り込まれるように、前
もって製品設計をするものである。また、中間胴部が薄
肉に形成されているので、上下方向の座屈強度を持たせ
るために、上下方向のリブを形成すると良い。このリブ
により座屈強度が得られる。
【0013】他の一実施形態の易廃棄性プラスチックボ
トルは、円柱形状のボトル本体の口頸部にキャップを装
着し、ボトル本体の胴部を、上下方向に上方胴部と中間
胴部と下方胴部とにほぼ3等分し、上方胴部の径を中間
胴部の径より小さくし、中間胴部の径を下方胴部の径よ
り小さくし、中間胴部の肉厚を上方胴部及び下方胴部よ
り薄肉に形成するものである。
【0014】そして、ボトル本体を上方又は下方から押
圧したときに、中間胴部(112)の上下の向きが反転
し、上方胴部と中間胴部が、下方胴部内へ復元不可に折
り込まれるように、前もって製品設計をするものであ
る。
【0015】本発明の易廃棄性プラスチックボトルは、
キャップを取り外し、空のボトル本体を上方又は下方か
ら押圧すると、中間胴部と下方胴部が、上方胴部内へ復
元不可に折り込まれか、または、上方胴部と中間胴部
が、下方胴部内へ復元不可に折り込まれため、ボトルの
嵩量をほぼ3分の1に減じることができる。
【0016】また、本発明の易廃棄性プラスチックボト
ルの胴部は、円柱形状であるため、胴部内面に付着して
残る内容物の残量が少なく、また、表示ラベルの胴部外
周への貼付作業や内容物の攪拌作業が容易となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の易廃棄性プラスチックボトル
は、医薬品などの固体、液体、粉体及び粘稠体の内容物
に適用するものであり、使用後の空ボトルを廃棄処理す
るときに、キャップを取り外したのち、空のボトル本体
を上方又は下方から押圧すると、上下方向にほぼ3分の
1に復元不可に減容積化され、ボトルの嵩が減じること
から保管や輸送の費用が減じ、廃棄処理費用を削減する
ことができる。
【0018】また、本発明の易廃棄性プラスチックボト
ルは、胴部が円柱形状であり、内容物の残量が少なく、
また、表示ラベルの貼付作業や、特に医薬品の場合の内
容物の攪拌作業がし易いボトルである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の易廃棄性プラスチックボト
ルの一実施形態の構造を示す説明図であり、(b)は、
そのボトル本体を押圧して減容積化したときの状態を示
す説明図である。
【図2】従来の一例のプラスチックボトルの正面図であ
る。
【符号の説明】
10……ボトル 100……ボトル本体 110……胴部 111……上部胴部 112……中間胴部 113……下部胴部 120……口頸部 200……キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル本体の口頸部に、キャップを装着す
    るプラスチックボトルであって、前記ボトル本体の胴部
    を、上下方向に上方胴部と中間胴部と下方胴部とにほぼ
    3等分し、前記上方胴部の径を前記中間胴部の径より大
    きくし、前記中間胴部の径を前記下方胴部の径より大き
    くし、前記中間胴部の肉厚を前記上方胴部及び前記下方
    胴部より薄肉に形成し、前記ボトル本体を上方又は下方
    から押圧したときに、前記中間胴部と前記下方胴部が、
    前記上方胴部内へ復元不可に折り込まれることを特徴と
    する易廃棄性プラスチックボトル。
  2. 【請求項2】ボトル本体の口頸部に、キャップを装着す
    るプラスチックボトルであって、前記ボトル本体の胴部
    を、上下方向に上方胴部と中間胴部と下方胴部とにほぼ
    3等分し、前記上方胴部の径を前記中間胴部の径より小
    さくし、前記中間胴部の径を前記下方胴部の径より小さ
    くし、前記中間胴部の肉厚を前記上方胴部及び前記下方
    胴部より薄肉に形成し、前記ボトル本体を上方又は下方
    から押圧したときに、前記上方胴部と前記中間胴部が、
    前記下方胴部内へ復元不可に折り込まれることを特徴と
    する易廃棄性プラスチックボトル。
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