JP2003159832A - サーマルヘッドの制御方法 - Google Patents

サーマルヘッドの制御方法

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JP2003159832A
JP2003159832A JP2001359973A JP2001359973A JP2003159832A JP 2003159832 A JP2003159832 A JP 2003159832A JP 2001359973 A JP2001359973 A JP 2001359973A JP 2001359973 A JP2001359973 A JP 2001359973A JP 2003159832 A JP2003159832 A JP 2003159832A
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Shuichi Sakamaki
秀一 坂巻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上記のような問題に着目してなさ
れたものであって、サーマルヘッドの抵抗値にバラツキ
があっても、印字装置におけるサーマルヘッドの取付け
時あるいは交換時、サーマルヘッドのランク設定、濃度
調整を容易とするサーマルヘッドの制御方法を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 電圧Vが供給されることにより発熱する
複数の発熱体と、発熱体が発熱するときの標準の印加エ
ネルギー値JSを記憶する標準印加エネルギー値記憶手
段と、複数の発熱体の各々に微小な電流INを流す電流
供給手段と、電流供給手段による個々の発熱体への電流
供給によって発熱体にて発生する電圧値VNを読取って
記憶する電圧値記憶手段と、電流値IN及び電圧値VN
から発熱体の抵抗値Rを算出する抵抗値算出手段と、電
圧値記憶手段に記憶された電圧値VN及び電流値INよ
り標準の印加エネルギー値JSに到達する時間t2を算
出する時間算出手段と、時間算出手段により算出された
所定時間t2発熱体に電流を通電する通電時間監視手段
と、から成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルプリンタ等
の印字装置において使用されるサーマルヘッドの制御方
法に関し、特に、発熱体において発生する印加エネルギ
ーに着目し、所定の印加エネルギー値に制御するサーマ
ルヘッドの制御方法に関する。 【0002】 【従来の技術】サーマルヘッドは、電流を通すことによ
って発熱する微細な発熱体の集合を有している。この発
熱によりラベルプリンタ等の印字装置に装着された感熱
紙を変色させたり、リボンに塗布されているインクを転
写させたりして印字を行う。 【0003】ところで、このようなサーマルヘッドはヘ
ッドメーカーの出荷段階で測定がなされ、電流値あるい
は抵抗値などの測定結果、及び測定結果に基づくランク
分けなどを記入したリストをユーザーに提供するように
なっている。これは、同じ種類(機種)のサーマルヘッ
ドであっても、製造ロットにより抵抗値などが仕様内で
あってもある範囲に固まる傾向があるため、カタログや
仕様書(以下、仕様書等と称す)に表示した「標準値」
に補正するような作業を行う。前記ランク分けは、例え
ば、抵抗値800Ωの標準仕様に対し、750〜790
ΩはAランク、791〜820ΩはBランク、821〜
850ΩはCランクといった、標準値800Ωをセンタ
ーとしたバラツキの分布を示すものであり、前記電流
値、抵抗値、あるいは、ランク分けをヘッドメーカーか
ら受け取ったユーザーでは、仕様書等に表示された「標
準値」に対し、ランク分けに基づく段階的な差異を加味
した上で印字装置のハードウエアの設定を行うようにし
ている。即ち、サーマルヘッドの抵抗値などのバラツキ
による印字濃度のバラツキを抑えるため、前記標準値と
バラツキの差異を僅差にすべく補正値を設定するように
なっている。 【0004】しかしながら、サーマルヘッドを用いた印
字装置にあっては、ディップスイッチなどを用いて制御
ボードに補正値を設定するなど、作業が面倒であった。
また、発熱体を流れる電流の微細な違いが印字濃度(印
字文字の濃淡)に影響を与えるため、個別のサーマルヘ
ッドに合わせた調整が必要であり、所望の印字品質(印
字濃度)を得るため電流値を調整したり、あるいは、用
紙の搬送速度を調整するような作業が行われていた。更
に、不良によりサーマルヘッドを交換したような場合は
都度、調整を行い、特に、使用前の状態に近い印字濃度
に調整・設定する必要があった。この調整・設定作業
は、該当サーマルヘッドが搭載された印字装置を駆動し
用紙に印字しながら行うものであり、専門性を有する技
術者が必要となるばかりか、技術者であっても調整に手
間が掛かるという問題点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題に着目してなされたものであって、サーマルヘッ
ドの抵抗値にバラツキがあっても、印字装置におけるサ
ーマルヘッドの取付け時あるいは交換時、サーマルヘッ
ドのランク設定、濃度調整を容易とするサーマルヘッド
の制御方法を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち本発明に係るサ
ーマルヘッドの制御方法は、電圧が供給されることによ
り発熱する複数の発熱体からなるサーマルヘッドの制御
方法であって、電圧が供給されることにより発熱する複
数の発熱体と、上記発熱体が発熱するときの標準の印加
エネルギー値を記憶する標準印加エネルギー値記憶手段
と、上記複数の発熱体の各々に微小な電流を流す電流供
給手段と、上記電流供給手段による個々の発熱体への電
流供給によって発熱体にて発生する電圧値を読取って記
憶する電圧値記憶手段と、上記電流供給手段により供給
された電流の値及び発生した電圧値から発熱体の抵抗値
を算出する抵抗値算出手段と、上記電圧値記憶手段にて
記憶された上記電圧値及び電流値より上記標準の印加エ
ネルギー値に到達する時間を算出する時間算出手段と、
上記時間算出手段により算出された所定時間分前記発熱
体に電流を通電する通電時間監視手段と、から成ること
を特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図1ないし図5を参照し
て、本発明の好適な一実施の形態を説明する。図1は、
本発明のサーマルヘッドが搭載される印字装置としての
ラベルプリンタ21の一実施の形態の構成例を示す図で
ある。同図に示すように、ラベルプリンタ21は、各部
を制御する制御部10と、ラベル1の搬送方向と直交す
る方向に1列に並べられた複数の発熱体を発熱させてラ
ベル1に印字を行うサーマルヘッド5と、制御部10の
制御により駆動されるステッピングモータ(以下では、
適宜単にモータと記載する)7と、ベルト8を介して伝
達されるモータ7の回転力によって回転し、後述する供
給軸4にセットされたラベル連続体3を構成する台紙2
及び台紙2に剥離可能に貼付されたラベル1を搬送する
とともに、ラベル1をサーマルヘッド5に押圧するプラ
テンローラ6と、ラベル連続体3を回転自在に支持する
供給軸4と、所定の光を出射する発光部と、発光部から
出射された光を受光し、受光した光量に対応する電気信
号を出力する受光部とからなり、台紙2及びラベル1を
挟むように発光部と受光部を配し、ラベル1とギャップ
(ラベル1とラベル1の間の台紙のみの部分)を受光部
の受光量に基づいて検出する位置検出センサ(以下で
は、適宜単にセンサという)9とを備えている。 【0008】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)12と、ROM12に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)11と、CPU11が動作する上で必要とな
る各種データや印字イメージを記憶するRAM(ran
dom access memory)13と、ステッピ
ングモータ7にパルス信号を供給し、ステッピングモー
タ7を回転させるモータ制御部14と、CPU11か
ら、RAM13に記憶された印字イメージに基づいて供
給される印字すべき文字、図形、及びバーコードなどの
印字データに対応する制御信号を生成し、サーマルヘッ
ド5に供給し、印字動作を行わせる印字制御部15と、
CPU11の制御下、センサ9の発光部を制御し、光を
出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を
受け取り、CPU11に供給するセンサ制御部16と、
各種データを入力するための入力部18と、入力部18
からの入力データや、各種情報を表示するためのモニタ
19とを備えている。入力部18より入力された入力デ
ータは、インタフェース20を介してCPU11に供給
され、モニタ19に表示される各種情報に対応する表示
データは、インタフェース20を介してCPU11より
供給されるようになされている。また、外部インタフェ
ース17を介して、外部に接続されたコンピュータ等の
機器との間でデータの送受信を行うことができるように
なされている。 【0009】RAM13には、標準印加エネルギー値記
憶部22や後述する個々の電圧値VN、抵抗値Rなどの
データが一時的に記憶される電圧値記憶部23、抵抗値
記憶部24、算出エネルギー値記憶部25、通電時間記
憶部26、発熱体数記憶部27などが設けられている。 【0010】前記標準印加エネルギー値記憶部22に
は、この機種の「ラベルプリンタ」における印字ヘッド
の標準の印加エネルギー値JSが入力されて記憶され
る。すなわち、ヘッドメーカーから提供された仕様書等
に表示された抵抗値や電流値などの「標準値」、及びラ
ベル1に印字した際の顧客の濃度の好み(濃い目か薄目
か)から算出された標準の印加エネルギー値JSが記憶
されるようになっており、印加エネルギー値JSは、ボ
ルトで表した物質の電気的な電圧値Vとアンペアで表し
た電流値Iとの積から算出される単位時間当りの発熱量
(以下、標準の単位時間当りのエネルギー値と称する)
ESに、さらに、適正時間を掛けて得られた熱量であ
り、機種別、顧客別に予め標準の印加エネルギー値JS
として設定・記憶される。 【0011】次に、図3に、サーマルヘッド5の等価回
路の一例を示す。サーマルヘッド5においては、抵抗値
で表されるN個の発熱体R1〜RNが一ラインに並んで
いる。これらの発熱体R1〜RNの第1の端子には電源
電圧Vが印加されており、第2の端子にはNAND型の
ゲート回路G1〜GNの出力がそれぞれ接続されてい
る。ゲート回路G1〜GNの一方の入力にはストローブ
信号STROBEが供給され、他方の入力はラッチ回路
27の出力に接続されている。ラッチ回路27は、外部
からシリアルに入力される一ライン分の印字データDA
TAを一時的に格納する。各々のゲート回路は、対応す
る印字データとストローブ信号STROBEとの論理積
を求めて、その結果を反映して出力する。例えば、N番
目の印字データがハイレベルでストローブ信号STRO
BEもハイレベルのときに、N番目のゲート回路GNの
出力がローレベルとなり、電源電圧Vから発熱体RNを
介してゲート回路GNの出力に微細の一定電流INを流
すことにより発熱体RNが発熱する。このときの電源電
圧Vと発熱体RNに流れる一定電流INの値に基づき、
発熱体RNの抵抗値R及び電圧VNが次式より算出さ
れ、かつ、発熱体RNの単位時間当たりのエネルギー値
ENが以下の式で算出される。 【0012】R=V/IN VN=IN×R EN=VN×IN なお、エネルギー値ENは、発熱体RNの抵抗値Rと、
発熱体RNに供給する一定電流INより、以下の式でも
算出できる。 EN=IN×IN×R 【0013】上記発熱体に対する微細な一定の電流の通
電による測定は、エネルギー値が印字品質(濃度)に与
える影響を考慮して印字する前に全ての発熱体R1〜R
Nに対して行われ、個々に測定・算出された電圧値やエ
ネルギー値はRAM13に記憶される。すなわち、測定
されたN番目の電圧値VNはROM13の電圧値記憶部
23に、算出された抵抗値Rは抵抗値記憶部24に、そ
して、電流値IN及び電圧値VNより算出されたエネル
ギー値ENは算出エネルギー値記憶部25に各々記憶さ
れるようになっている。したがって、各記憶部23〜2
5は、少なくとも発熱体の本数分記憶できるようになっ
ている。また、発熱体数記憶部27には、発熱体R1〜
RNの発熱体数を記憶する。なお、これら測定値に基づ
く算出や記憶部23〜25、27への記憶処理は、CP
U11を介して実行されるようになっている。 【0014】次に、図4に基づき、発熱体への印加処理
につき説明する。図4は、単位時間当りのエネルギー値
E対、印加時間(ストローブ時間)Tとの関係を示す説
明図であり、図4(a)は標準の印加エネルギー値JS
を示し、また、図4(b)は標準の印加エネルギー値J
Sに対する補正状態を示す図である。 【0015】図4(a)は、標準の単位時間当りのエネ
ルギー値ESと適正時間t1との積により表された標準
の印加エネルギー値JSを示す。 【0016】また、図4(b)は、標準の印加エネルギ
ー値JSに対する補正の状態を示す図であり、交換など
により新たに取付けたサーマルヘッドの単位時間当りの
エネルギー値ENと標準の単位時間当りのエネルギー値
ESとに差が生じているので、標準の印加エネルギー値
JSを得るために時間t2の印加を実施する例を示して
おり、ES×t1で表される標準の印加エネルギー値J
Sの面積と、EN×t2で表される補正後の印加エネル
ギーJNの面積が同一であることを示している。すなわ
ち、標準の印加エネルギー値JSを得るべく単位時間当
りの印加エネルギー値ES、ENの差を時間の長短調整
によって補正するものであり、t2=JS/ENで算出
される。 【0017】次に、主に、図5のフローチャートを参照
して、サーマルヘッドの制御処理手順につき説明する。
なお、以下においては、一ライン分の制御処理手段につ
き説明する。 【0018】ステップS1では、標準の印加エネルギー
値JSを設定する。この印加エネルギー値JSは、標準
の単位時間当りのエネルギー値ESに顧客の濃度嗜好な
どを考慮した適正時間を掛けて得られた熱量であり、機
種別、顧客別に予め標準の印加エネルギー値JSとして
設定され、RAM13の標準印加エネルギー値記憶部2
2に記憶される。 【0019】ステップS2では、上記標準の印加エネル
ギー値JSが設定・記憶されているか判定し、設定され
ている場合は次ステップ(ステップ3)に進む。また、
設定されていない場合はステップ1に戻り、標準の印加
エネルギー値JSが設定・記憶されるまで待つ。 【0020】ステップ3では、サーマルヘッド5の発熱
体の数Nをセットする。この発熱体の数Nは、RAM1
3の発熱体数記憶部27に記憶される。 【0021】ステップ4では、N番目の発熱体RNに微
細な一定の電流INを通電する。 【0022】ステップ5では、前記通電によって得られ
るN番目の発熱体RNのエネルギー値ENを算出する。
即ち、発熱体RNを介してゲート回路GNの出力に流れ
る微小な一定電流値INと、この電流値INを発熱体R
Nに通電することにより起きる電圧VNを測定してRA
M13の電圧値記憶部23に記憶すると共に、抵抗値R
及び発熱体の単位時間当たりのエネルギー値ENを以下
の式で算出する。 R=V/IN VN=IN×R EN=VN×IN このとき発熱体の抵抗値Rは一本一本異なる場合が多い
が、N番目の発熱体RNに通電する微小な一定の電流値
IN及びこの通電により得られる電圧値VNからエネル
ギー値ENの算出が可能となる。算出した抵抗値Rは抵
抗値記憶部24に、エネルギー値ENは算出エネルギー
値記憶部25に、また、測定した電圧値VNは電圧値記
憶部23に、各々記憶される。 【0023】ステップ6では、補正時間値t2を算出す
る。補正時間値t2は、標準印加エネルギー値記憶部2
2に記憶されている標準の印加エネルギー値JSを単位
時間当たりのエネルギー値ENで除した以下の式で計算
される。 t2=JS/EN 上式で算出された補正時間値t2は、通電時間記憶部2
6に記憶される。 【0024】ステップ7では、発熱体数Nより1減算す
る。 【0025】ステップ8では、全ての発熱体R1〜RN
に対して通電及び補正時間t2の算出・記憶が完了した
か否かを判定する。まだ完了していない場合は、ステッ
プ4に戻って、ステップ4からステップ8の発熱体に対
する通電・算出・記憶を繰り返す。また、完了した場合
は、ステップ9に進む。 【0026】ステップ9では、一ラインの発熱体R1〜
RNのうち、印字すべきデータが存在する発熱体に対し
一斉に印加をはじめ、各々の発熱体R1〜RNに対応し
て算出された補正時間値t2分印加する。この補正時間
t2の通電監視は、CPU11を介して行われる。この
ように個々の発熱体の抵抗値が異なっても、個々の発熱
体に通電する微小な一定の電流と、通電により測定され
る電圧値VN、並びに抵抗値Rから算出される個々の単
位時間当たりのエネルギー値ENより、標準の印加エネ
ルギー値JSを得るための補正時間t2が算出可能なた
め、ラベル1に対するエネルギー値が一定となり、以っ
てラベル1に印加した際の印字濃度が一定となり、濃淡
度合いのバラツキのない印字品質が自動的に得られるこ
とになる。 【0027】なお、上記実施の形態では、個々の発熱体
R1〜RNに通電し、その結果得られた電圧値、抵抗
値、及びこれらの値より算出した補正時間t2を、各々
の発熱体R1〜RNに個々に通電した例で説明したがこ
れに限定されないことは勿論であり、簡易的には、個々
に測定された電圧値の平均を取るようなことも可能であ
る。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
ヘッドの制御方法は、個々の発熱体に通電し、この通電
により得られる個々の発熱体の電圧値及び抵抗値より、
標準の印加エネルギー値に達する補正時間を算出し、こ
の補正時間を個々の発熱体に通電するようにしたので、
ラベルに対するエネルギー値が一定となり、濃淡度合い
のバラツキのない印字品質が自動的に得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るサーマルヘッドの制御方法を実現
するための印字装置の概略説明図である。 【図2】図1の制御部の電気的な構成例を示すブロック
図である。 【図3】印字装置において使用されるサーマルへッドの
等価回路の一例を示す図である。 【図4】単位時間当りのエネルギー値E対、印加時間
(ストローブ時間)Tとの関係を示す説明図である。 【図5】本発明のサーマルヘッドの制御処理手順を説明
するフローチャートである。 【符号の説明】 R 抵抗値 I 電流値 V 供給電圧 JS 標準の印加エネルギー値 JN N番目の印加エネルギー値 T、t1、t2 印加時間(ストローブ時間) ES 標準の単位時間当りのエネルギー値 EN N番目の単位時間当りのエネルギー値 1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 サーマルヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ(モータ) 8 ベルト 9 位置検出センサ(センサ) 10 制御部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 モータ制御部 15 印字制御部 16 センサ制御部 17 外部インタフェース 18 入力部 19 モニタ 20 インタフェース 21 ラベルプリンタ 22 標準印加エネルギー値記憶部 23 電圧値記憶部 24 抵抗値記憶部 25 算出エネルギー値記憶部 26 通電時間記憶部 27 発熱体数記憶部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電圧が供給されることにより発熱する複
    数の発熱体からなるサーマルヘッドの制御方法であっ
    て、 電圧が供給されることにより発熱する複数の発熱体と、 この発熱体が発熱するときの標準の印加エネルギー値を
    記憶する標準印加エネルギー値記憶手段と、 前記複数の発熱体の各々に微小な電流を流す電流供給手
    段と、 この電流供給手段による個々の発熱体への電流供給によ
    って発熱体にて発生する電圧値を読取って記憶する電圧
    値記憶手段と、 前記電流供給手段により供給された電流の値及び発生し
    た電圧値から発熱体の抵抗値を算出する抵抗値算出手段
    と、 前記電圧値記憶手段にて記憶された前記電圧値及び電流
    値より前記標準の印加エネルギー値に到達する時間を算
    出する時間算出手段と、 この時間算出手段により算出された所定時間分前記発熱
    体に電流を通電する通電時間監視手段と、 から成ることを特徴とするサーマルヘッドの制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060044379A (ko) * 2004-11-05 2006-05-16 삼성전자주식회사 열전사헤드의 에너지 편차 보상 방법 및 장치
CN113815316A (zh) * 2020-11-26 2021-12-21 山东华菱电子股份有限公司 基于差异化恒流加热的热敏打印头加热控制方法及装置
CN113815315A (zh) * 2020-11-26 2021-12-21 山东华菱电子股份有限公司 热敏打印头的恒流加热控制方法及热敏打印头

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KR20060044379A (ko) * 2004-11-05 2006-05-16 삼성전자주식회사 열전사헤드의 에너지 편차 보상 방법 및 장치
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