JP2003159442A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003159442A
JP2003159442A JP2001363081A JP2001363081A JP2003159442A JP 2003159442 A JP2003159442 A JP 2003159442A JP 2001363081 A JP2001363081 A JP 2001363081A JP 2001363081 A JP2001363081 A JP 2001363081A JP 2003159442 A JP2003159442 A JP 2003159442A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 透明板の装着及び遊技案内プレートの装着を
容易に行いうる遊技機を提供する。 【解決手段】 透明前面扉の各装着面部の上縁に上部挿
入開口27a,27bを形成し、枢支側と反対の他側縁
に側部挿入開口28a,28bを形成すると共に、少な
くとも側部挿入開口に、該開口から装着した透明板20
a,20bを装着面部内に保持する保持手段を具備した
ものであるから、内透明板を内側装着面部の側縁の挿入
開口より少し挿入して、背部から装着した遊技案内プレ
ートの一側縁を内透明板で起立状態に係止した状態と
し、しかる後に、内透明板を摺動して押し込むことによ
り、該遊技案内プレートが傾いたりずれたりすることな
い。さらには、いずれの装着面部にあっても、上方又は
側方からの透明板の挿入が可能となるため、透明板の装
着時には、透明板の挿入方向を決めることができるの
で、煩雑な作業が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス材等からな
る透明板を保持する透明前面扉を備えた遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機本体に配設される遊技盤と、該遊
技盤を覆うように、その一側縁を枢支して遊技機本体に
開閉可能に配設される透明前面扉とを備える遊技機は種
々提案されている。特にパチンコ遊技機にあっては、透
明前面扉は、内周に収納溝が夫々形成された二つの装着
面部を内外に具備する保持窓枠と、各装着面部に夫々装
着された内外の透明板とで構成されており、二枚の透明
板を介して遊技盤面が視認される。
【0003】この従来構成の透明前面扉は、各装着面部
毎に、保持窓枠の左右辺の内周と、下辺の内周に収納溝
が形成され、これにより装着面部に収納された透明板を
その両側縁及び下縁を収納溝で支えることにより保持し
ている。また上辺には挿入開口が形成される。そしてガ
ラス板等の透明板を装着するには、前面扉を遊技機本体
に対して開放し、透明板を保持窓枠の上方から挿入開口
に挿入し、各装着面部の両側の収納溝に沿って、その自
重により装着面部内に落とし込まれる。なお、この挿入
開口を杆状の閉塞桟により遮蔽して、透明板をその上縁
でも保持するようにした構成も提案されているが、閉塞
桟は、その両端部を保持窓枠に固定するものであるか
ら、形状が複雑となり製造が面倒であり、適用されてい
ない構造が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】透明板は、設置される
遊技店への搬送途中で破損することを防ぐために、工場
出荷の時点では透明前面扉に装着されていない状態とな
っており、遊技機が遊技店の島設備に設置された時点で
透明板が装着される。ところで透明板は、上部の開口部
より1枚ずつ挿入する必要があり、取付け作業や取り外
し作業が大変煩わしいものとなっている。すなわち、透
明板は通常ガラス板からなり、遊技球の衝突や外部から
の衝撃に耐えれるように厚く作られているため比較的重
いものとなっている。その透明板を保持窓枠の上部の開
口部まで持ち上げ、収納溝に沿わせ細心の注意を図りな
がらゆっくりと下方にスライドさせなければならないた
め面倒であり、かつ、途中で手を滑らせて透明板を破損
したり、手を怪我したりといったことが発生する。
【0005】また、内外の透明板間には遊技機の情報や
遊技店の情報が記載された遊技案内プレートが装着され
る。この装着は一旦、内外の透明板を装着した後に、内
側透明板を上方向にずらして隙間から該プレートを挿入
する必要があり、一方の手で内透明板を保持し、落とし
込み時まで他方の指で遊技案内プレートを支持しておい
て、内透明板の落とし込み操作を行うこととなって、作
業が面倒であり、しかも手を離した際に、該プレートが
傾いて、数度のやり直しを行う必要もあり、作業効率が
悪かった。本発明は、上述の各作業を容易に行い得る透
明前面扉を具備する遊技機を提供すること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機本体に
配設される遊技盤と、該遊技盤を覆うように、その一側
縁を枢支して遊技機本体に開閉可能に配設される透明前
面扉とを備え、該透明前面扉を、内周に収納溝が形成さ
れた二つの装着面部を内外に具備する保持窓枠と、各装
着面部に夫々装着された内外の透明板とで構成した遊技
機において、各装着面部の上縁に上部挿入開口を形成
し、枢支側と反対の他側縁に側部挿入開口を形成すると
共に、少なくとも側部挿入開口に、該開口から装着した
透明板を装着面部内に保持する保持手段を具備したもの
である。
【0007】かかる構成にあって、外透明板を外側装着
面部に装着し、内透明板を内側装着面部の側縁の挿入開
口より少し挿入し、その状態で、背部から両装着面部間
に遊技案内プレートを装着する。このとき、遊技案内プ
レートの一側縁を内透明板で起立状態に係止した状態と
する。しかる後に、内透明板を摺動して押し込むことに
より、該遊技案内プレートが傾いたりずれたりすること
なく、容易に位置決めできることとなる。
【0008】また、上方向に透明板を持ち上げながらの
作業では、かなりの重量がかかっていたが、側縁の挿入
開口を用いることにより横方向から透明板を挿入でき
て、従来よりも作業負担が軽減される。
【0009】さらにまた、側部開口部に透明板を固定す
る固定手段を設けることにより、透明前面扉を開放した
際に、衝撃や、慣性力などにより、透明板が側部開口部
からズレて、はみ出すことがない。(いずれも請求項
1,2に共通の作用)
【0010】さらにはかかる構成にあって、いずれの装
着面部にあっても、上方及び側方からの透明板の挿入が
可能となる。このため、透明板の装着時には、業者は、
その作業体勢に合わせて、透明板の挿入方向を決めるこ
とができるので、煩雑な作業が軽減される。
【0011】ここで、外側装着面部の上縁には上部挿入
開口のみを形成し、内側装着面部には枢支側と反対の他
側縁にのみ側部挿入開口を形成し、かつ内側装着面部の
側部挿入開口に、該開口から装着した透明板を装着面部
内に保持する保持手段を具備した構成(請求項2)も提
案される。かかる構成にあっては、挿入開口が、外側装
着面部では上縁に、内側装着面部では側縁にのみ夫々形
成されているものであり、このため、保持窓枠の開口
が、一辺に偏ることはないから、全体として堅牢な矩形
窓枠構造(従来はコ字形窓枠構造)となって、強度が向
上する。
【0012】さらに、上部挿入開口にも透明板を装着面
部内に保持する保持手段を具備した構成(請求項3)と
することもできる。これにより透明板の上縁が保持さ
れ、そのガタツキが防止される。特に請求項1の発明の
ように、内外の装着面部に、上縁及び側縁に開口を形成
し、かつ透明板の一側縁側の保持を部分保持としたよう
な場合には、その上縁も保持されることにより、透明板
の安定化を図ることができる。
【0013】ここで保持手段を、保持窓枠の隅部に一端
が軸支されて、該支軸を中心として回動可能とし、起立
状態で挿入開口を開放して装着面部への透明板の装着を
可能とし、横臥状態で挿入開口を遮断する保持金具によ
り構成(請求項4)することができる。かかる構成にあ
って、保持金具の回動操作のみにより、各透明板の装着
と抜き出しが可能となり、かつその横臥位置で透明板枠
を開放した際に、透明板のズレやガタツキが防止され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機に
適用した実施形態を、添付図面に従って説明する。この
パチンコ遊技機は、図1,2に示されるように、遊技島
設備に固定される長方形状の外枠1と、この外枠1の前
面開口部分を覆う遊技機本体2とからなり、これらがヒ
ンジ部材3を介して開閉可能に枢着されている。
【0015】前記遊技機本体2の前面には、ほぼ正方形
状の開口部4が中央上部に形成される板状の前枠5が備
えられ、この前枠5が前記ヒンジ部材3を介して外枠1
に枢着されている。また、この前枠5には、前記開口部
4に着脱可能に取付けられる遊技盤6と、この遊技盤6
の前方に配設された透明前面扉7aと、この透明前面扉
7aの下方側に配設された上皿部材8と、この上皿部材
8の下方側に配設された下皿部材9と、この下皿部材9
の右側に突出する発射ハンドル10を有する発射装置
(図示せず)とが備えられている。なお、透明前面扉7
aと上皿部材8はそれぞれヒンジ部材(図示せず)を介
して前枠5に軸支されており、メンテナンス時等におい
て片開き状にそれぞれ開閉し得るようになっている。
【0016】この透明前面扉7aには、ほぼ正方形状の
額縁状に形成された金属製の保持窓枠21に内外のガラ
ス板等からなる透明板20a,20bが装着されて構成
される。この保持窓枠21の下辺の内周には前後2条の
収納溝23a,23b(図3参照)が、また左辺の内周
にはそれぞれ前後2条の収納溝24a,24b(図1参
照)が前後並行に形成される。そして、各収納溝23
a,24aを含む面部を外透明板20aが装着される外
側装着面部22aとし、各収納溝23b,24bを含む
面部を内透明板20bが装着される内側装着面部22b
とする。この透明板20a,20bは、通常、ガラス板
が用いられる。
【0017】次に本発明の要部について説明する。図1
〜図4は、本発明の第1実施形態を示す。ここで保持窓
枠21は、透明前面扉7aを縁取る矩形状の表飾り枠2
5と、該表飾り枠25の背面に固着される装着枠部26
とが形成され、該表飾り枠25が前枠5の開口部4の左
側部で軸支される。これにより透明前面扉7aはその一
側縁を遊技機本体2に枢支されて開閉可能に保持され
る。
【0018】一方、装着枠部26には、上述したよう
に、その内周に収納溝23a,24a及び収納溝23
b,24bが夫々内外に形成され、外側装着面部22a
と、内側装着面部22bとを規定している。この外側装
着面部22aと、内側装着面部22bとの間には区画部
30が周設され、その内部に遊技案内プレート50が挿
入可能な間隙を生じさせている。この区画部30は、全
周に形成され、これにより保持窓枠21の矩形枠構造を
規定して、その強度を確保している。
【0019】この第1実施形態にあっては、外側装着面
部22aと、内側装着面部22bの上縁には上部挿入開
口27a,27bが、枢支側と反対の他側縁には側部挿
入開口28a,28bが夫々形成されている。そして、
各挿入開口28a,28bの両側には、装着枠部26を
成形加工して各二条の挿入縁部29,29を形成してい
る。すなわち各挿入縁部29,29間が挿入開口28
a,28bとなっている。
【0020】ここで、図4で示すように、外側装着面部
22aにあっては、上部挿入開口27aを遮断するため
の上部保持金具32aと、側部挿入開口28aを遮断す
るための側部保持金具33aとが、その右上隅部で隣接
して配設される。同様に内側装着面部22bにあって
も、上部挿入開口27bを遮断するための上部保持金具
32bと、側部挿入開口28bを遮断するための側部保
持金具33bとが、その右上隅部で隣接して配設され
る。
【0021】上部保持金具32a,32bは、図4〜6
で示すように、隅部側の端部を支軸34によりに支持さ
れて、傾動可能としている。また、その内側縁には透明
板20a,20bを内側で支持する側片35が形成さ
れ、その外側縁前端には連係突部36が突成される。一
方、上述の区画部30の上面には、横臥状態で上部保持
金具32a,32bの連係突部36が嵌入する係止孔3
7が形成されている。これにより、上部保持金具32
a,32bは、図5の起立状態で、上部挿入開口27
a、27bを開放して、該上部挿入開口27a,27b
への透明板20a,20bの挿入を可能とし、さらに装
着状態で、図4,6の横臥状態とすると、連係突部36
が係止孔37に嵌入する。そしてその状態で、該透明板
20a,20bの上方からの抜き取りが拘束されるとと
もに、図4で示すように、透明板20a,20bの内側
上縁が側片35で支持され、安定的に保持されることと
なる。
【0022】また、側部保持金具33a,33bは、図
5,7で示すように、隅部側の端部を支軸38により挿
入縁部29,29に支持されて、傾動可能としている。
また横断面はコ字状であり、両側縁には透明板20a,
20bを内側で支持する側片39,39が形成され、隅
部側の端部を支軸38により挿入縁部29,29に支持
されて傾動可能とし、かつ外側の側片39には連係溝4
0が突成される(図7参照)。一方、外側の挿入縁部2
9上には連係ピン41が突成され(図3,7参照)、横
臥状態で連係ピン41に側部保持金具33a,33bの
連係溝40が外嵌する。この外嵌状態は、側部保持金具
33a,33bの開放に節度を付与する密嵌度とし、透
明板20a,20bの透明前面扉7aの開放時の慣性力
や、振動による横ズレを阻止するようにしている。
【0023】これにより、側部保持金具33a,33b
は、図5の起立状態で、側部挿入開口28a、28bを
開放して、該側部挿入開口28a、28bへの透明板2
0a,20bの挿入を可能とし、さらに装着状態で、図
4、図6の横臥状態とすると、連係ピン41に連係溝4
0が外嵌して、該透明板20a,20bを保持する。
【0024】かかる構成にあって、外側装着面部22a
と、内側装着面部22bのいずれにあっても、保持金具
32a,32b、33a,33bの操作により、上部挿
入開口27a,27b及び側部挿入開口28a、28b
のいずれも選択的に開閉することが可能となり、上方又
は側方のいずれからも、透明板20a,20bの挿入が
可能となる。このため、パチンコ遊技機の設置時にあっ
て、透明板20a,20bの装着時に、業者は、その作
業体勢に合わせて、透明板20a,20bの挿入方向を
決めることができるので、従来煩わしかった作業が軽減
される。
【0025】また、遊技案内プレート50の装着にあっ
ては、外透明板20aを外側装着面部22aに装着し、
内透明板20bを内側装着面部22bの側縁の側部挿入
開口28bより少し挿入し、その状態で、背部から両装
着面部22a,22b間に遊技案内プレート50を装着
する。このとき、遊技案内プレート50の一側縁を内透
明板22bで起立状態に係止した状態とし、手を離して
も、該遊技案内プレート50が背方へ傾倒しないように
拘束する。しかる後に、内透明板22bを収納溝23b
に沿って摺動して押し込むことにより、該遊技案内プレ
ート50が傾いたりずれたりすることなく、容易に位置
決めできることとなる。これにより、該プレートが傾い
たりずれたりすることがなくなるので、位置の修正が不
要となる。
【0026】また、透明板20a,20bは、かなりの
重量であるが、側縁の挿入開口28a,28bのみを用
いることにより、横方向から透明板20a,20bを挿
入できて、作業負担が軽減される。
【0027】この側部挿入開口28a,28bは常態で
保持金具33a,33bによって遮断されているため、
透明前面扉7aを開放しても、その慣性力や振動などに
より各透明板20a,20bが離脱することはない。ま
た、上部挿入開口27a,27bも保持金具32a,3
2bで遮断されているから、透明板20a,20bの上
縁も保持される。特に、内外の装着面部22a、22b
に夫々上部及び一側部が開放されているから、保持金具
33a,33bのみによる透明板20a,20bの部分
保持では透明板20a,20bの安定度が必ずしも充分
ではないが、保持金具32a,32bにより、その上縁
も保持されることにより、透明板20a,20bの安定
化を充分に図ることができる。
【0028】次に透明前面扉7bを備えた第2実施形態
につき、図8〜図11に従って説明する。この第2実施
形態の透明前面扉7bにあっては、内外の装着面部22
a,22bのうち、外側の装着面部22aには上部挿入
開口27のみを形成し、内側装着面部22bには側部挿
入開口28のみを形成するようにしている。そして、内
側装着面部22bにあっては、側部挿入開口28を遮断
するための側部保持金具33が、その右上隅部で配設さ
れる。この側部保持金具33の構成は、図7で示すよう
に、上述した第1実施形態の側部保持金具33bと構成
が同じであり、構成部に同一符号を付してその説明を省
略する。
【0029】そして、装着面部22aは、表飾り枠25
と区画枠30間に形成され、上部挿入開口27以外の装
着枠部26の両側辺及び下辺によりコ字状に形成され、
上部挿入開口27から挿入された透明板20aは装着枠
部26に囲繞されて、安定的に支持される。
【0030】さらに装着面部22bにあって、側部保持
金具33は、図9,11の起立状態で、側部挿入開口2
8を開放して、側部挿入開口28への透明板20bの挿
入を可能とし、さらに透明板20bの装着状態で、図
7,10の横臥状態とすると、連係突部41に連係溝4
0が外嵌する。これにより、該透明板20bの横ズレが
その節度作用により防止される。
【0031】かかる構成にあって、外側装着面部22a
には、図8(イ)で示すように、上部挿入開口27から
透明板20aが下方へ挿入され、内側装着面部22bに
は、図8(ロ)で示すように、側部挿入開口28から透
明板20bが側方から挿入される。このため、遊技案内
プレート50を外透明板20aと内透明板20bの間に
装着する際に、遊技案内プレート50を内透明板20b
を少し挿入した状態で、背部から、区画部30内の間隔
内に遊技案内プレート50を装着して、内透明板20b
により係止した後、さらに内透明板20bを摺動して押
し込むことにより、該プレートが傾いたりずれたりする
ことなく、容易に位置決めできる。
【0032】またかかる構成にあっては、挿入開口が、
外側装着面部では上縁に、内側装着面部では側縁にのみ
夫々形成されているものであり、このため、保持窓枠2
1の開口が、一側に偏ることはないから、全体として堅
牢な矩形窓枠構造を維持できて、強度が向上する。
【0033】本発明はパチンコ遊技機だけでなく、遊技
盤6を覆うように配設される透明板20a,20bを保
持する保持窓枠21を備える他の遊技機にも適用でき
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は、透明前面扉の各装着面部の上
縁に上部挿入開口を形成し、枢支側と反対の他側縁に側
部挿入開口を形成すると共に、少なくとも側部挿入開口
に、該開口から装着した透明板を装着面部内に保持する
保持手段を具備したものであるから、内透明板を内側装
着面部の側縁の挿入開口より少し挿入して、背部から装
着した遊技案内プレートの一側縁を内透明板で起立状態
に係止した状態とし、しかる後に、内透明板を摺動して
押し込むことにより、該遊技案内プレートが傾いたりず
れたりすることなく、容易に位置決めできることとな
る。
【0035】また、上方向に透明板を持ち上げながらの
作業では、かなりの重量がかかっていたが、側縁の挿入
開口を用いることにより横方向から透明板を挿入でき
て、従来よりも作業負担が軽減される。
【0036】さらにまた、側部開口部に透明板を固定す
る固定手段を設けることにより、透明前面扉を開放した
際に、衝撃や、慣性力などにより、透明板が側部開口部
からズレて、はみ出すことがない。
【0037】さらにはかかる構成にあって、いずれの装
着面部にあっても、上方又は側方からの透明板の挿入が
可能となるため、透明板の装着時には、業者は、その作
業体勢に合わせて、透明板の挿入方向を決めることがで
きるので、煩雑な作業が軽減される。
【0038】また、外側装着面部の上縁には上部挿入開
口のみを形成し、内側装着面部には枢支側と反対の他側
縁にのみ側部挿入開口を形成し、かつ内側装着面部の側
部挿入開口に、該開口から装着した透明板を装着面部内
に保持する保持手段を具備した構成(請求項2)にあっ
ては、上述の遊技案内プレートの装着容易性と横方向か
らの挿入に伴う作業の軽減に加えて、挿入開口が、外側
装着面部では上縁に、内側装着面部では側縁にのみ夫々
形成されているものであり、このため、保持窓枠の開口
が、一側に偏ることはないから、全体として堅牢な矩形
窓枠構造(従来はコ字形窓枠構造)となって、強度が向
上する。
【0039】さらに、上部挿入開口にも透明板を装着面
部内に保持する保持手段を具備した構成(請求項3)に
あっては、透明板の上縁が保持され、そのガタツキが防
止される。特に請求項1の発明のように、内外の装着面
部に、上縁及び側縁に開口を形成し、かつ透明板の一側
縁側の保持を部分保持としたような場合には、その上縁
も保持されることにより、透明板の安定化を図ることが
できる。
【0040】ここで保持手段を、保持窓枠の隅部に一端
が軸支されて、該支軸を中心として回動可能とし、起立
状態で挿入開口を開放して装着面部への透明板の装着を
可能とし、横臥状態で挿入開口を遮断する保持金具によ
り構成(請求項4)した場合には、保持金具の回動操作
のみにより、各透明板の装着と抜き出しが可能となり、
かつその横臥位置で透明板枠を開放した際に、透明板の
ズレやガタツキが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパチンコ遊技機の斜視図であ
る。
【図2】第1実施形態のパチンコ遊技機の側面図であ
る。
【図3】第1実施形態の透明前面扉7aの縦断側面図で
ある。
【図4】透明前面扉7aの右上隅部を示す斜視図であ
る。
【図5】保持金具32a,33aの起立状態を示す一部
の斜視図である。
【図6】保持金具32aの横臥状態を示す縦断側面図で
ある。
【図7】保持金具33a,33bの横臥状態を示す側面
図である。
【図8】第2実施形態のパチンコ遊技機の斜視図であ
り、(イ)は透明板20aの装着態様を、(ロ)は透明
板20bの装着態様を夫々示す。
【図9】第2実施形態の透明前面扉7bの縦断側面図で
ある。
【図10】透明前面扉7bの右上隅部を示す斜視図であ
る。
【図11】保持金具33の起立状態を示す一部の斜視図
である。
【符号の説明】
2 遊技機本体 7a,7b 透明前面扉 20a,20b 透明板 21 保持窓枠、 22a 外側装着面部 22b 内側装着面部 23a,23b、24a、24b 収納溝 26 装着枠部 27a,27b,27 上部挿入開口 28a,28b,28 側部挿入開口 30 区画部 32a,32b,32 上部保持金具 33a,33b,33 側部保持金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機本体に配設される遊技盤と、該遊技
    盤を覆うように、その一側縁を枢支して遊技機本体に開
    閉可能に配設される透明前面扉とを備え、該透明前面扉
    を、内周に収納溝が形成された二つの装着面部を内外に
    具備する保持窓枠と、各装着面部に夫々装着された内外
    の透明板とで構成した遊技機において、 各装着面部の上縁に上部挿入開口を形成し、枢支側と反
    対の他側縁に側部挿入開口を形成すると共に、少なくと
    も側部挿入開口に、該開口から装着した透明板を装着面
    部内に保持する保持手段を具備したことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】遊技機本体に配設される遊技盤と、該遊技
    盤を覆うように、その一側縁を枢支して遊技機本体に開
    閉可能に配設される透明前面扉とを備え、該透明前面扉
    を、内周に収納溝が形成された二つの装着面部を内外に
    具備する保持窓枠と、各装着面部に夫々装着された内外
    の透明板とで構成した遊技機において、 外側装着面部の上縁にのみ上部挿入開口を形成し、内側
    装着面部の枢支側と反対の他側縁にのみ側部挿入開口を
    形成し、かつ内側装着面部の側部挿入開口に、該開口か
    ら装着した透明板を装着面部内に保持する保持手段を具
    備したことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】上部挿入開口にも透明板を装着面部内に保
    持する保持手段を具備したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】保持手段を、保持窓枠の隅部に一端が軸支
    されて、該支軸を中心として回動可能とし、起立状態で
    挿入開口を開放して装着面部への透明板の装着を可能と
    し、横臥状態で挿入開口を遮断する保持金具により構成
    した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
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