JP2003159389A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2003159389A
JP2003159389A JP2001362660A JP2001362660A JP2003159389A JP 2003159389 A JP2003159389 A JP 2003159389A JP 2001362660 A JP2001362660 A JP 2001362660A JP 2001362660 A JP2001362660 A JP 2001362660A JP 2003159389 A JP2003159389 A JP 2003159389A
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JP
Japan
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game ball
gauge board
measurement point
pachinko machine
test
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JP2001362660A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ebihara
昌行 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン設計の自由度の向上を図ることがで
きるパチンコ機を提供する。 【解決手段】 試験用遊技球検出装置31からのレーザ
ー光の反射のために、発射通路30に対応するゲート盤
5(セル板32)の印刷層33に測定ポイント34を予
め定め、測定ポイント34には高反射率色を付すように
した。レーザー光の確実な反射が確保されて遊技球22
の検出を確実に行える。測定ポイント34以外の印刷層
33には、高反射率色以外の色及び高反射率色について
何ら規制を受けることなく使用でき、デザイン設計の自
由度を向上することができる。さらに、測定ポイントを
その都度配慮しつつ意匠(配色)を創作しなければなら
ない従来技術に比して、自由にデザイン設計することが
可能となり、便利なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に係
り、詳しくはパチンコ機のゲージ盤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の一例として、特開平
8−141155号公報に示すものがある。このパチン
コ機のゲージ盤は、略矩形のゲージ盤本体と、このゲー
ジ盤本体に接合される略矩形のセル板とを有し、セル板
を透明の合成樹脂板と、合成樹脂板の裏面側に設けられ
る印刷層と、印刷層を間にして合成樹脂板に設けられる
白紙とから構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコ機
では所望の発射性能を有することが要求されており、出
荷前に遊技球の発射性能試験を行うことが義務付けられ
ている。この発射性能試験は、例えばゲージ盤の発射通
路に臨むガラス板にレーザー光反射式の試験用遊技球検
出装置を吸盤により保持し、試験用遊技球検出装置から
発射されてゲージ盤で反射されるレーザー光が発射通路
を通過する遊技球により遮られることを利用して行うの
が一般的である。
【0004】このため、上述した従来技術では、セル板
の柄(セル柄)の配色等のデザイン設計を行う場合、そ
の都度、レーザー光の確実な反射を確保することに注意
しつつ、意匠を創作しなければならず、その分、デザイ
ン設計の自由度が低いものになっているのが実情であっ
た。また、セル柄の配色等に注意を払うことに伴い、自
由なデザイン設計が制約され、不便であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、デザイン設計の自由度の向上を図ることができるパ
チンコ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ゲージ盤の遊技球の発射通路に臨むガラス板に試験用遊
技球検出装置を配置し、試験用遊技球検出装置から発射
されてゲージ盤で反射されるレーザー光が前記発射通路
を通過する遊技球で遮られることにより遊技球の通過を
検出するパチンコ機において、試験用遊技球検出装置が
配置される部分に対応して前記ゲージ盤に前記レーザー
光を反射する測定ポイントを予め定め、該測定ポイント
には前記レーザー光に対して反射率の高い色を付したこ
とを特徴とする。なお、試験用遊技球検出装置は、パチ
ンコ機の性能試験に用いられるものであり、パチンコ機
の出荷前にはパチンコ機から取り外されるものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、前記ゲージ盤は、板状のゲージ盤本体と、
裏面側に印刷層を有し、前記ゲージ盤本体に接合される
透光性材料からなる基板とを有し、前記色は前記印刷層
により形成されることを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項2記載の構成において、前記基板は合成樹
脂からなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係るパチ
ンコ機を図1ないし図3に基づいて説明する。このパチ
ンコ機1は、図1に示すように、パチンコ店の島に取付
けられる外枠2と、この外枠2の前面にヒンジ3により
開閉可能に取付けられる前枠4とを備え、前枠4の背面
に設けた箱形の装着部(図示省略)にゲージ盤(遊技
盤)5を着脱自在に納めている。前枠4には、ガラス板
6を装着したガラス枠7が開閉可能に保持されている。
ガラス板6は、ガラス枠7が閉じられた状態でゲージ盤
5に対面するようになっている。
【0009】ゲージ盤5には、外誘導レール8a及び内
誘導レール8bからなる誘導レール8が設けられてお
り、誘導レール8の内側に遊技領域Dを形成している。
遊技領域Dの略中央部分には、特別図柄表示装置9が設
けられ、その両側には普通図柄作動ゲート10が設けら
れている。ゲージ盤5の特別図柄表示装置9の下側に
は、特別図柄始動口11、可動入賞装置12及び普通図
柄表示装置13がこの順に設けられている。内誘導レー
ル8bの最下端にはアウト口11が設けられている。可
動入賞装置12は、大入賞口15を有し、この大入賞口
15は、大入賞口作動ソレノイド17により駆動される
蓋18により開閉されるようになっている。
【0010】大入賞口15の内側には流路(図示省略)を
介して、特定領域21及び特定領域21以外の図示しな
い普通領域が接続されており、大入賞口15に入賞した
遊技球がいずれかに案内されるようになっている。特定
領域21及び普通領域の上流となる前記流路には、可動
片(図示省略)が上下動可能に配置されており、大入賞口
15の内側における遊技球の動きを変化させ、特定領域
21への遊技球22(図2)の通過をコントロールし得
るようにしている。
【0011】特別図柄始動口11は、当該特別図柄始動
口11の近傍に設けた普通電動役物作動ソレノイド23
により駆動される駆動片(図示省略)によってその開口部
の大きさが拡大可能とされている。普通図柄作動ゲート
10には、遊技球22が当該普通図柄作動ゲート10を
通過したことを検知する普通図柄作動スイッチ24が設
けられている。特別図柄始動口11には、遊技球22が
当該特別図柄始動口11に入賞したことを検知する特別
図柄始動スイッチ25が設けられている。大入賞口15
には、遊技球22が当該大入賞口15に入賞したことを
検知する大入賞口スイッチ26が設けられている。特定
領域21には、遊技球22が当該特定領域21を通過し
たことを検知する特定領域スイッチ27が設けられてい
る。
【0012】遊技領域Dには、さらに図示しない入賞
口、ランプ風車、風車及び図示しない釘などが設けられ
ている。前枠4の下部側に設けられたハンドルグリップ
28が一方向に操作されることにより、所定の発射位置
に配置された遊技球22が外誘導レール8a側に打ち出
され、内誘導レール8bの先端側部分と外誘導レール8
aとの間に形成される発射通路30を通って遊技領域D
に発射される。
【0013】このパチンコ機1では、図2に示すよう
に、半導体レーザーを用いたレーザー光反射式の試験用
遊技球検出装置31を発射通路30上のガラス板6に配
置して発射性能試験が行われる。そして、配置された試
験用遊技球検出装置31からのレーザー光を後述するセ
ル板32の印刷層33が反射するが、そのレーザー光の
反射のために、前記印刷層33には、図1及び図3に示
すように、発射通路30の長手方向に並ぶように3箇所
の測定ポイント34が予め定められている。本実施の形
態では、3箇所の測定ポイント34のうち何れかの測定
ポイント34の略真上に相当するガラス板6の部分に試
験用遊技球検出装置31が配置されて発射性能試験が行
われる。試験用遊技球検出装置31からはパルス幅2,
5μm、波長650mmのレーザー光が発射される。
【0014】ゲージ盤5は、図2に示すように、ゲージ
盤本体をなすベニア板35と、ベニア板35に接着剤に
より接合される前記セル板32とを備えている。セル板
32は、図3に示すように、セルロイドなどの合成樹脂
からなる透光性のフィルム37(基板)と、フィルム3
7の裏面側(ベニア板35との接合側)に形成される複
数層(本実施の形態では4層)の印刷層33と、印刷層
33をフィルム37とともに挟む定着用紙38とからな
っている。定着用紙38は、印刷層33(印刷面)の発
色効果を向上させると共に、ベニア板35との定着(結
合)を向上させるようにしている。
【0015】印刷層33には通常シルク印刷又はオフセ
ット印刷によりデザイン図が描かれる。この場合、前記
測定ポイント34については予め、前記レーザー光に対
して反射率の高い色〔以下、便宜上、高反射率色とい
う。〕を付している。高反射率色は、レーザー光が反射
しない色(いわゆるドロップアウトカラー)以外の色で
あり、黄色、赤色、白色、緑色等が用いられる。高反射
率色は、円形になるように配色されている。本実施の形
態では、3つの測定ポイント34のうち中央の測定ポイ
ント34は、径寸法が他のものに比して大きくなってい
る。
【0016】このように構成されたパチンコ機1では、
セル板32の印刷層33に予め定められた3つの測定ポ
イント34のうち何れかの測定ポイント34の略真上に
相当するガラス板6の部分に試験用遊技球検出装置31
を配置して、発射性能試験が行われる。そして、測定ポ
イント34には高反射率色を付しているので、遊技球2
2が通過しない場合には確実にレーザー光が反射される
一方、遊技球22が通過するとこの反射光が遊技球22
により遮られるので遊技球22の検出を確実に行えるこ
とになる。
【0017】一方、3つの測定ポイント34以外の印刷
層33には、高反射率色以外の色及び高反射率色につい
て何ら規制を受けることなく使用することが可能であ
る。このため、意匠デザイナー等は、発射性能試験に規
制されずに配色して表示図柄を創作することができ、デ
ザイン設計の自由度を向上することができる。また、測
定ポイントをその都度配慮しつつセル板の意匠(配色)
を創作しなければならない上記従来技術に比して、自由
にデザイン設計することが可能となり、便利なものとな
る。
【0018】上記実施の形態では、高反射率色を配色し
た部分の形状を円形としたが、これに限らず、矢印、星
型、四角形、三角形など他の形状にしてもよい。また、
高反射率色を複数色から構成し、所定の図柄を形成する
ようにしてもよい。さらに、測定ポイント34を判別し
やすいように所定の形状及び図柄に定め、試験用遊技球
検出装置31の位置決めの向上を図るようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の発明によれば、試験用遊技球検出装置が配置される
部分に対応してゲージ盤にレーザー光を反射する測定ポ
イントを予め定め、該測定ポイントには前記レーザー光
に対して反射率の高い色を付したので、レーザー光の反
射ひいては遊技球の検出を確実に行える。また、試験用
遊技球検出装置に対する測定ポイントを予め定めている
ので、測定ポイント以外の部分について、発射性能試験
に規制されずに配色して表示図柄を創作することがで
き、デザイン設計の自由度を向上することができる。さ
らに、測定ポイントをその都度配慮しつつ意匠(配色)
を創作しなければならない従来技術に比して、自由にデ
ザイン設計することが可能となり、便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパチンコ機を模式
的に示す正面図である。
【図2】図1のゲージ盤を試験用遊技球検出装置ととも
に模式的に示す断面図である。
【図3】図2のセル板の構成を模式的に示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 5 ゲージ盤 32 セル板 33 印刷層 34 測定ポイント 35 ベニア板(ゲージ盤本体) 37 フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲージ盤の遊技球の発射通路に臨むガラ
    ス板に試験用遊技球検出装置を配置し、試験用遊技球検
    出装置から発射されてゲージ盤で反射されるレーザー光
    が前記発射通路を通過する遊技球で遮られることにより
    遊技球の通過を検出するパチンコ機において、試験用遊
    技球検出装置が配置される部分に対応して前記ゲージ盤
    に前記レーザー光を反射する測定ポイントを予め定め、
    該測定ポイントには前記レーザー光に対して反射率の高
    い色を付したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成において、前記ゲー
    ジ盤は、板状のゲージ盤本体と、裏面側に印刷層を有
    し、前記ゲージ盤本体に接合される透光性材料からなる
    基板とを有し、前記色は前記印刷層により形成されるこ
    とを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成において、前記基板
    は合成樹脂からなることを特徴とするパチンコ機。
JP2001362660A 2001-11-28 2001-11-28 パチンコ機 Pending JP2003159389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2452548C2 (ru) * 2008-02-13 2012-06-10 Герхард КАММЕРЛ Настольное устройство для игры в мяч
US8360430B2 (en) 2008-02-13 2013-01-29 Gerhard Kammerl Table ball game device

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Effective date: 20070110

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