JP2003159115A - 毛先ラップフィルムおよび毛髪のパーマネント加工法 - Google Patents
毛先ラップフィルムおよび毛髪のパーマネント加工法Info
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Abstract
中間部分が、巻きがきついにもかかわらず、頭皮近くの
毛根部分と同様の均整のとれたウエーブを示すようにす
ることができる、毛先ラップフィルムおよび毛髪のパー
マネント加工法を提供する。 【解決手段】 毛先ラップフィルムを、少なくとも部分
的に超吸収性重合物を1個以上含んでいるものとする。
このラップフィルムは紙、織物、フェルト、フリースや
プラスチックを素材とし、それに超吸収性重合物を適用
したものでよく、超吸収性重合物としては、超吸収性網
状ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、澱粉とアクリ
ル酸のグラフト共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸
の共重合物、並びにこれらの中性塩あるいは部分中性塩
等が使用できる。
Description
ム (Spitzenfolie) および毛髪のパーマネント加工法を
対象とし、その場合に毛先ラップフィルムが少なくとも
部分的に超吸収性重合物を1個以上含んでいることを特
徴とする。
剤および酸化剤の使用と共に、毛髪の巻き上げが必要で
ある。毛髪は、毛先から頭皮近くの毛根部まで、長さ方
向に沿って巻き上げられる。毛髪はカーラーの周囲に何
重にも巻き付けられるために、それらの毛髪層によって
巻き上げ部分の径は次第に大きくなる。その結果、毛先
部分は必然的に毛根部分よりも小さなカールとなる。し
かし毛先部分のカールが他の部分に比べて小さいという
ことは、髪型においては障害であり、望ましくない。さ
らに厄介なことには、損傷していない(自然のままの)
毛根部分の毛髪においては、表皮(キューティクル)が
まだ閉じた状態にある。このために、時間とともに老化
し、ブラッシング、洗浄、漂白、染色あるいはパーマネ
ント加工によって、さらには環境の影響によって次第に
脆弱化し、浸透しやすくなった毛先部分に比べて、毛根
部分は抵抗力がある。これに対して毛先部分は上に述べ
たような難点によって、毛髪組織が劣化していて、整髪
し難い。
いは毛先を保護して毛髪組織を均一化するために、前処
理剤を用いて(たとえば特許文献1参照)、あるいは酸
(たとえば特許文献2および特許文献3参照)あるいは
油(たとえば特許文献4参照)を染み込ませた毛先ラッ
プ紙を用いて、多々試みがなされてきた。前処理剤は液
体あるいはゲルの形態で提供されている。実際には、ど
ちらの調合形態においても調合上ないしは適用上、問題
がある。また酸だけを、あるいは油だけを染み込ませた
毛先ラップ紙の場合は、毛髪組織の均整化およびウエー
ブの均整化に関して効果が非常に小さい。
ット
細書
細書
細書
細書
細書
細書
挙げたように過度のウエーブを毛先ラップ紙によって阻
止する方法において、ウエーブ加工剤の作用の間、従来
と違う特別な方法において毛先部分および中間部分を保
護し、それによって従来の欠点を除くことである。その
場合に毛髪の組織の損傷を抑えること、および毛先部分
および中間部分が、巻きがきついにもかかわらず、頭皮
近くの毛根部分と同様の均整のとれたウエーブを示すこ
とを要件とする。
とに、毛先の被覆に対して超吸収性重合物を1個以上含
む毛先ラップフィルムを用いることによって、毛先部分
における過度に回転した望ましくないウエーブを解消で
きることが見出された。本発明は請求項1に記載の毛髪
のパーマネント加工における毛先被覆用毛先ラップフィ
ルムを対象とする。
来の機能、すなわち機械工学的な被覆補助機能の他に、
超吸収性重合物に対する担体としての機能を有し、それ
によって特に毛先部分において目的通りの効果を確実に
得ることができる。超吸収性重合物は非膨潤形態を成し
ており、従ってほとんど水を含まず、ゲルの形態をとら
ない。
してそれ自体公知の任意の素材によって構成することが
できるが、好ましいのは紙、織物、フェルト、フリー
ス、あるいはプラスチックである。パーマネント加工に
おいて毛先ラップフィルムはそれ自体公知であり、通
常、耐湿性紙、たとえば長繊維紙、薄葉紙あるいは和紙
から成る毛先ラップ紙が使用されている。紙の代わり
に、たとえばフリース素材、綿織物、天然繊維と合成繊
維から成る合繊織物、その他の吸湿性素材、さらには重
合物フィルムも使用することができる。その他に有効な
天然素材および合成素材として、ポリエステル、アセテ
ート、木綿、ナイロン、オーロン、絹、ポリプロピレ
ン、ビスコース、羊毛、ポリアミドおよびポリエチレン
が挙げられる。
えば赤ちゃんのオムツにおいて使用されており、公知で
ある。本発明においてはアクリル酸およびメタアクリル
酸の吸水性重合物あるいは共重合物、あるいは澱粉とア
クリル酸のグラフト共重合物が重要である。これらの重
合物は中性塩、あるいは部分中性塩の形態で提供され得
る。これらは、親水性のエチレン系不飽和モノマー、特
にアクリル酸、メタアクリル酸あるいはこれらのアルカ
リ塩を、適当な架橋剤を用いて部分架橋下に、重合させ
ることによって製造される。このような重合物およびそ
れらの製造に関しては多々記載されており、たとえば特
許文献5、特許文献6および特許文献7を参照すること
ができる。
大きな水保持能力を有することを特色とする。これらは
市場において粉末形態あるいは顆粒形態で得られる。有
用な超吸収性重合物として、たとえば登録商標:AQU
A−KEEP D(Elf Atochem S.
A.)、登録商標:Sanwet IM7015(BA
SF社)、登録商標:Sanwet 3746−5(B
ASF社)、登録商標:Hysorb E1290−0
0(BASF社)あるいは登録商標:HysorbE1
291−00(BASF社)を挙げることができる。乾
燥重合物の平均粒度は5ないし850μmであることが
好ましい。特に200μmより小さい粒度が好ましい。
脱塩水に対する吸収能力(遠心分離滞留能力)は20g
/g以上であることが好ましい。
ムの製造に関しては、ここでは、有用な素材、たとえば
紙、織物、不織布、フリース、プラスチックあるいはフ
ォイル等を代表して、紙において例示する。
物の付与は種々の方法によって行うことができる。一つ
の方法は、毛先ラップ紙の表面に微細分割された重合物
粒子を均一に付与する方法である。表面被覆に加えて、
紙母体(母体=素材内部)にも重合物を導入することで
きる。さらに、表面被覆なしに、超吸収性重合物を紙母
体内だけに導入することも可能である。
えば粉末状の超吸収性重合物を、粉末状物質においてそ
れ自体公知の方法(たとえば噴霧塗布法、ローラー塗布
法“グラビア コーティング" )によって、毛先ラップ
フィルムの表面に塗布することによって製造することが
できる。
ラップフィルム)の表面を洗浄し、乾燥する。次いで粉
末状の超吸収性重合物を非水性液、特にアルコールに懸
濁させる。ここで上記の担体を、片面だけ、あるいは両
面、攪拌した懸濁液中に浸漬する。次ぎに充分に湿潤し
た毛先ラップフィルムを懸濁液から取り出す。最後にこ
の毛先ラップフィルム(担体+超吸収性重合物)を乾燥
させる。
よび非吸収性重合物(たとえば交差結合あるいは架橋結
合可能な単量体あるいは共重合物)を担体素材(紙、フ
リース、フォイル、織物など)の上に付与し、後ほどこ
れらの重合物を、適当な架橋剤(たとえばグリオキザー
ルなど)を用いて、担体面上において架橋させることも
可能である。
たとえば布製の毛先ラップフィルムの表面を水で洗浄
し、次いで湿った状態の毛先ラップフィルムの表面に粉
末状の超吸収性重合物を10ないし20g均一に付与す
る。次いでこの毛先ラップフィルム(担体+ 超吸収性重
合物)をガラスプレート上において40ないし100
℃、好ましくは60ないし80℃で一夜乾燥させ、必要
に応じて仕上げローラーを掛ける。
複合体形態である。この場合は、超吸収性重合物は二層
のフィルムの間に、特に二層の紙の間に埋めこまれる
(この製造形態においては、特に担体素材として紙の使
用があ挙げられる)。本発明の特別の実施形態におい
て、超吸収性重合物は増粘剤あるいはゲル形成剤の助け
を借りて毛先ラップ紙の表面あるいは紙母体内部に付与
される。この場合増粘剤として、たとえばカルボキシビ
ニル重合物、特にポリアクリレート(たとえば種々のカ
ルボポール型)、その他ポリグリコール、セルロース誘
導体、特にヒドロキシアルキルセルロース、アルギン酸
塩、およびカラゲナンが有用である。なかでもメチルセ
ルロース、エチルセルロースのような非イオン性セルロ
ースエーテルを使用することが好ましく、これに対し
て、たとえばCulminal(非イオン系セルロース
エーテル、Aqualon社)、Viscotran
(メチルセルロース、Aqualon社)あるいはAq
uacoatECD(エチルセルロース、FMC社)が
挙げらる。
処理は水性ゲルの形態で行うことが、合目的的である。
ゲル製造に対するこれらの原料の使用濃度は0.1ない
し10重量% であることが好ましい。この水性膨潤ゲル
は、毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙上に、好
ましくは毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙平面
1平方センチメートル当たり0.1ないし20mg付与
される。次いで、好ましくは粉末状の、超吸収性重合物
を、毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙平面1平
方センチメートル当たり0.05ないし500mg、好
ましくは毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙平面
1平方センチメートル当たり0.1ないし50mg、特
に好ましくは毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙
平面1平方センチメートル当たり0.3ないし10mg
の量において、上記の毛先ラップフィルムないしは毛先
ラップ紙上に塗布するか、あるいは毛先ラップフィルム
ないしは毛先ラップ紙の母体内に付与する。
物粒子は毛先ラップフィルムないしは毛先ラップ紙の表
面および/あるいは母体内部に付着して、使用による機
械的負荷に対して充分耐え得る耐久的な結合を得ること
ができる。
ップフィルムは、超吸収性重合物に加えて、毛髪処理剤
において一般に用いられている周知の添加物を全て含有
することができる。これに対しては、たとえばエトキシ
ル化あるいは非エトキシル化脂肪族アルコール硫酸塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルトリメチルア
ンモニウム塩あるいはアルキルベタインのような、非イ
オン性、アニオン性、カチオン性あるいは両性界面活性
剤の群に属する湿潤剤ないしは乳化剤;たとえば1、2
−ペンタンジオールのような保湿剤;香油;たとえばエ
チレングリコールジステアレートのような乳白剤;たと
えば脂肪酸モノアルキロールアミドとエチレングリコー
ルジステアレートの混合物のような真珠光沢剤;たとえ
ば2、4、4−トリクロル−2−ヒドロキシジフェニル
エーテルあるいはメチルクロルイソチアゾリオンのよう
な殺菌剤ないしは防黴剤;たとえばクエン酸ナトリウム
あるいは燐酸ナトリウムのような緩衝物質;たとえばク
エン酸のような酸;染料;たとえば植物ないしは薬草抽
出物、タンパク質および絹加水分解物あるいはラノリン
誘導体のような保護剤;たとえば揮発性あるいは不揮発
性シリコンオイルあるいは高分子量シロキサン重合物の
ような生理学上問題のないシリコン誘導体;たとえば
1、2−ペンタンジオール、1、3−ペンタンジオー
ル、1、5−ペンタンジオール、1、2−ヘキサンジオ
ール、1、3−ヘキサンジオール、2、5−ヘキサンジ
オール、1、5−ヘキサンジオール、1、6−ヘキサン
ジオール、1、2−ヘプタンジオール、1、3−ヘプタ
ンジオール、1、2−オクタンジオールおよび1、3−
オクタンジオールのような、好ましくは炭素原子を5な
いし8個有する多価アルコール、並びに、たとえばクエ
ン酸トリエチルエステル、クエン酸トリブチルエステ
ル、クエン酸トリカプリルエステル、クエン酸トリ−C
12 -13 −アルキルエステルおよびクエン酸トリ−C
14-15 −アルキルエステルのようなクエン酸トリアルキ
ルエステルのような脱臭剤;遮光剤;酸化剤;酸化防止
剤;遊離基捕捉剤;ふけ防止剤;脂肪族アルコール;光
沢付与剤;ビタミン;ベタイン;軟化剤;ブラッシング
性改善剤;油脂吸引剤および泡抑制剤を挙げることがで
きる。
常用いられている量において使用される。後に示す重量
パーセント数は超吸収性重合物に関するものである。た
とえば界面活性剤、ブラッシング性改善剤および保護剤
のようなコンディショニング剤は、それぞれ0.1ない
し20重量パーセント、UV−吸収剤は全部で0.1な
いし5重量パーセント、香油、油脂抑制剤、植物抽出
物、ビタミンおよびビタミン誘導体、pH−安定剤、ふ
け抑制剤並びに殺菌剤ないしは防黴剤は合わせて0.1
ないし10重量パーセント、および保存剤および染料は
それぞれ0.01ないし5重量パーセント使用される。
先を毛先ラップフィルムで被覆する場合に、請求項1な
いし10に記載の毛先ラップフィルムを使用することを
特徴とする毛髪のパーマネント加工法も対象とする。
は、種々の担体素材を代表して紙素材に対するものであ
る。実施例1において、本発明の実施例に対比して、一
般に使用されている毛先ラップ紙(登録商標: Jumb
o End Wraps、SallyBeauty社、
60cm2 )について試験を行った。
髪を従来の毛先ラップ紙で、頭右半分側の毛髪を本発明
による毛先ラップフィルムで被覆し、パーマネントウエ
ーブ用カーラー上に巻き、次いで頭の両側に弱アルカリ
性パーマネントウエーブ加工剤(pH=9.5において
アンモニウムチオグリコレートを12.6%含有)を塗
布する。(40℃において)15分間作用させた後、パ
ーマネントウエーブ加工剤を水で洗い流し、固定剤を塗
布する。10分間の固定時間(作用時間)を置いた後、
毛髪からカーラーをはずし、毛先ラップ紙を取り除く。
次いで毛髪を水ですすぐ。
果が得られた。本発明による毛先ラップフィルムを使用
した場合(頭の右半分側)、毛先部分の加工は毛根部分
および中間部分の毛髪とほとんど変わらない程度であっ
た。すなわち非常に均整のとれたウエーブが得られ、自
然な外観を得ることができた。
合は、毛先部分は非常に強く加工され、従って満足する
ことのできる結果ではなかった。これらの結果は本発明
による効力を非常に印象的に証明している。
に基づく。すなわち重合物粒子がウエーブ加工剤の一部
を吸収することによって、ウエーブ加工剤の活性濃度が
毛先部分において低減される。その結果、傷んでいる毛
先部分においてウエーブ加工が抑えられることによっ
て、全体的には非常に均整の取れたウエーブが得られ
る。
毛先ラップ紙がパーマネントウエーブ加工において効果
があることを証明するために、多くの試験を行った。
ps、Sally Beauty社、60cm2 )上
に、水95%および非イオン性セルロースエーテル(登
録商標:Culminal、Aqualon社)5%か
ら成るゲルを200ないし300mg付与する。ゲルを
染み込ませた紙を、次いで、微粉末状超吸収性重合物
(登録商標:Hysorb 1290−00、BASF
社)200ないし300mgで均一に被覆し、次いでこ
の紙を乾燥させる。パーマネント加工においてこの乾燥
ラップ紙を用いることによって、毛先が保護され、加工
を抑えることができる結果、非常に均整のとれたウエー
ブを得ることができる。
ps、Sally Beauty社、40cm2 )上
に、水95%および非イオン性セルロースエーテル(登
録商標:Culminal、Aqualon社)5%か
ら成るゲルを200ないし300mg付与する。ゲルを
染み込ませた紙を、次いで、微粉末状超吸収性重合物
(たとえば登録商標:Hysorb 1290−00、
BASF社)200ないし300mgで均一に被覆す
る。次いでこの被覆層上に、上記方法によって同様に製
造したゲルを染み込ませた別の紙を付与する。次いで圧
延処理を行い、乾燥させることによって、サンドイッチ
構造の均一な紙が得られる。パーマネント加工において
この毛先ラップ紙を使用することによって、毛先が保護
され、加工を抑えることができる結果、非常に均整のと
れたウエーブを得ることができる。
録商標:Allzwecktuch M−buget)
上に、水95%および非イオン性セルロースエーテル
(登録商標:Culminal、Aqualon社)5
%から成るゲルを200ないし300mg付与する。こ
のゲルを染み込ませた布を、次いで、微粉末状超吸収性
重合物(登録商標:Hysorb 1290−00、B
ASF社)200ないし300mgで均一に被覆し、次
いでこの布を乾燥させる。これによって得られる布形態
の毛先ラップ紙をパーマネント加工において用いること
によって、毛先が保護され、加工を抑えることができる
結果、非常に均整のとれたウエーブを得ることができ
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 超吸収性重合物を1個以上含んでいるこ
とを特徴とする、毛髪のパーマネント加工における毛先
ラップフィルム。 - 【請求項2】 素材が紙、織物、フェルト、フリースあ
るいはプラスチックであることを特徴とする、請求項1
に記載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項3】 超吸収性重合物が超吸収性網状ポリアク
リル酸、ポリメタアクリル酸、澱粉とアクリル酸のグラ
フト共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合
物、並びにこれらの中性塩あるいは部分中性塩の中から
選択されることを特徴とする、請求項1あるいは2に記
載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項4】 乾燥超吸収性重合物の平均粒度が、5な
いし850μm であることを特徴とする、請求項1ない
し3いずれか1項に記載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項5】 乾燥超吸収性重合物の脱塩水に対する吸
収能力(遠心分離滞留能力)が20g/g以上であるこ
とを特徴とする、請求項1ないし4いずれか1項に記載
の毛先ラップフィルム。 - 【請求項6】 超吸収性重合物が二層の紙の間に挟み込
まれていることを特徴とする、請求項1ないし5いずれ
か1項に記載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項7】 超吸収性重合物が、増粘剤あるいはゲル
形成剤によって、毛先ラップフィルムの表面あるいは毛
先ラップフィルムの母体内部に付着されていることを特
徴とする、請求項1ないし6いずれか1項に記載の毛先
ラップフィルム。 - 【請求項8】 増粘剤あるいはゲル形成剤がカルボキシ
ビニル重合物、ポリグリコール、セルロース誘導体、ア
ルギン酸塩およびカラゲナンの中から選択されることを
特徴とする、請求項7に記載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項9】 水性膨潤増粘剤あるいはゲル形成剤が、
毛先ラップフィルム上に、毛先ラップフィルム平面1平
方センチメートル当たり0.1ないし20mg付与され
ていることを特徴とする、請求項7あるいは8に記載の
毛先ラップフィルム。 - 【請求項10】 超吸収性重合物が、毛先ラップフィル
ム表面上あるいは毛先ラップフィルム母体内に、毛先ラ
ップ紙平面1平方センチメートル当たり0.05ないし
500mg含有されていることを特徴とする、請求項1
ないし9いずれか1項に記載の毛先ラップフィルム。 - 【請求項11】 超吸収性重合物が、毛先ラップフィル
ム表面上あるいは毛先ラップフィルム母体内に、毛先ラ
ップフィルム平面1平方センチメートル当たり0.1な
いし50mg含有されていることを特徴とする、請求項
1ないし10いずれか1項に記載の毛先ラップフィル
ム。 - 【請求項12】 カーラーに巻く前に毛先を毛先ラップ
フィルムで被覆する場合に、請求項1ないし11いずれ
か1項に記載の毛先ラップフィルムを使用することを特
徴とする毛髪のパーマネント加工法。
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