JP2003158632A - 画像処理方法とこれを実行するための画像処理装置および画像処理システム - Google Patents

画像処理方法とこれを実行するための画像処理装置および画像処理システム

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JP2003158632A JP2001355517A JP2001355517A JP2003158632A JP 2003158632 A JP2003158632 A JP 2003158632A JP 2001355517 A JP2001355517 A JP 2001355517A JP 2001355517 A JP2001355517 A JP 2001355517A JP 2003158632 A JP2003158632 A JP 2003158632A
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image
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Nobuo Wakasugi
信雄 若杉
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度・低階調と低解像度・高階調を混在
させた内部階調画像データを生成することで必要とされ
るメモリ容量を増大させることなく、またパフォーマン
スの低下を招くこともなく、画像の高品質化を可能とす
る画像処理方法、これを行うための画像処理装置および
画像処理システムを提供する。 【解決手段】 ズーム手段1と、フォント描画手段2
と、ベクタ描画手段3と、ズーム手段1、フォント描画
手段2およびベクタ描画手段3から取り入れた各データ
に対し従来の階調値に2値の形状情報を付加した画素か
らなるデータを生成する形状保存型階調画素データ生成
手段11と、これにより生成された形状保存型階調画素
データからなる画像データを記憶する形状保存型階調画
像データメモリ12と、前記形状保存型階調画素データ
を2値描画処理する形状保存型2値化手段13と、画像
の印刷に際し制御を行う印刷制御手段7と、印刷処理を
行う印刷機構部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタに
おける画像処理方法、これを行うための画像処理装置お
よび画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、従来のカラープリンタにおけ
る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。一
般的に、プリンタへ送られるデータは、写真等のビット
マップ画像データ、文字を形成するフォントデータ、図
形を表現するためのベクタ形式データから構成されてい
る。これら各データは、描画順序に従って同一ページ上
に互いに重ね塗り、半透明ペイント等の論理計算が行わ
れて重畳されるため、全ての入力データを同一解像度、
同一の内部階調画像データに変換する必要がある。した
がって、まず、ビットマップ画像データはプリンタの内
部階調画像の解像度に変換するためのズーム手段1、フ
ォントデータはフォント描画手段2、ベクタ形式図形デ
ータはベクタ描画手段3に入力される。そして、入力さ
れた各データはそれぞれの手段において内部階調画像デ
ータの形式に変換され、階調画素データ生成手段4へ入
力される。
【0003】ここで、階調画素データ生成手段4は、す
でに描画された図形に対して、重ね塗り、半透明ペイン
ト、色の反転、消去等の画像処理を行うために、階調画
素データ生成手段4が有する階調値と新たに取得した階
調値との間で所定の論理演算コードに従って論理演算を
実行し、階調画素データを生成する。
【0004】図21は、階調画素データ生成手段4の構
成を示すブロック図である。階調画素データ生成手段4
は、入力された座標値から一意的に定まる内部階調画像
メモリ5のアドレスを計算するメモリアドレス計算手段
41と、画素情報を格納する画素バッファ42と、ズー
ム手段1、フォント描画手段2およびベクタ描画手段3
から入力された階調値と画素バッファ42から送られた
階調値との間で入力された論理演算コードに従って論理
演算を行う論理演算手段43とにより構成されている。
階調画素データ生成手段4には、ズーム手段1、フォン
ト描画手段2、ベクタ描画手段3からそれぞれ座標値
(x,y)、階調値、論理演算コードを図示しないアプ
リケーション文書の描画順序に従って入力される。この
入力された座標に対応する内部階調画像メモリ5のアド
レスに格納されている画素(画像データを構成してい
る)から抽出した階調値を画素バッファ42に読み込
み、さらに入力された前記論理演算コードに従って、入
力された前記階調値と、画素バッファ42に読み込まれ
た階調値との間で論理演算を行い、この結果得られた画
素データを画素バッファ42に書き戻す。論理演算が終
了すると、画素バッファ42内に格納された画素データ
は、内部階調画像メモリ5の当該アドレスに書き戻され
る。
【0005】従来の画像処理装置では、内部の階調画素
データの形式の一般的なものは、図22に示すように、
各画素のY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各色成分毎に256階調が実現できるように各8
ビットのデータを24ビットのパックデータとして保存
される。この内部階調画素データは、2値化手段6によ
り、プリンタの解像度に合わせた2値カラー画像に変換
され、印刷される。印刷動作の制御は、印刷制御手段7
によって行われる。印刷制御手段7は、2値化手段6に
対して印刷座標を出力する。2値化手段6から出力され
た2値化データは印刷機構部8に送られる。印刷制御手
段7は、印刷機構部8に対して印刷指示を行い、入力さ
れた前記2値化データを順次印刷する。
【0006】階調画素データを2値画像に変換する方法
として、ここでは図23を参照しながらディザスクリー
ンを使った方法で説明する。図23は、2値化手段6の
構成を示すブロック図である。2値化手段6は、入力さ
れた座標値から一意的に定まる内部階調画像メモリ5の
アドレスを計算するメモリアドレス計算手段61と、内
部階調画像メモリ5から入力された画像データの階調画
素データから抽出した階調値を格納する画素バッファ6
2と、入力された座標値からこの値におけるしきい値を
生成するディザスクリーン生成手段63と、画素バッフ
ァ62から入力される階調値とディザスクリーン生成手
段63から入力されるしきい値とから描画ビット値を生
成するコンパレータ64とにより構成されている。
【0007】1)2値化手段6に前記印刷制御手段7か
ら印刷座標(x,y)が入力されると、メモリアドレス
計算手段61により座標(x,y)に対応する内部階調
画像メモリ5内のアドレスが計算される。そして、この
アドレスに対応する内部階調画像メモリ5の画像データ
の画素データが読み込まれ、この画素データから階調値
が抽出される。この階調値が画素バッファ62に読み込
まれる。 2)一方、ディザスクリーン生成手段63にも印刷座標
(x,y)が入力され、この座標値におけるしきい値を
生成する。 3)コンパレータ64に画素バッファ62内に読み込ま
れたYMCの各階調値と、ディザスクリーン生成手段6
3において生成されたしきい値が入力され、画素バッフ
ァ62の階調値≧前記しきい値ならば、コンパレータ6
4から描画ビット値“1”が出力され、画素バッファ6
2の階調値<前記しきい値ならばコンパレータ64から
描画ビット値“0”が出力される。 以上の方法により、階調画像が2値画像に変換され印字
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、カラープリンタ
の高画質化が進むに従って、写真並みの高画質化を目指
して階調数も24ビットに上げ、さらに文字のエッジを
円滑にするために解像度も1200DPI(Dot Per Inc
h)、2400DPIというようにできる限り上げていき
たいといった要求がある。しかしながら、階調数と高解
像度の両方の要求を満たすため、例えば256階調12
00DPIの内部階調データ形式を採用すると、A4サ
イズの用紙1ページを表現するのに1.5Gバイトのメ
モリ容量が必要になり、メモリコストの高騰を招く。加
えて、大容量の画像データの印刷処理を行うことは、印
刷速度の低下も招く。
【0009】一方、人間の視覚の特徴として、低密度の
画像の場合は画像の階調数の識別能力が高いが、高密度
になると階調数に対する識別能力が徐々に下がり、60
0DPI程度になると2値レベルまで低下することが知
られている。図24は明視距離30センチメートルにお
ける解像度と認識可能階調数の関係を示すグラフであ
る。このグラフ上に例えば256階調2400DPIの
点をプロットしてみると、人間の視覚能力をはるかに上
回っており、冗長であることが分かる。
【0010】そこで、本発明は上記のような従来技術の
有する問題点に鑑みなされたものであって、その目的
は、人間の視覚能力を考慮し、高解像度・低階調と低解
像度・高階調を混在させた内部階調画像データを生成す
ることで必要とされるメモリ容量を増大させることな
く、またパフォーマンスの低下を招くこともなく、画像
の高品質化を可能とする画像処理方法、これを行うため
の画像処理装置および画像処理システムを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、取得した画像
データを所定の階調画像データ形式に変換して画像処理
を行う画像処理方法において、前記画像データの演算コ
ード及び階調値から所定領域の2値形状情報と階調値を
求めることを特徴とする。また、他の発明は、取得した
画像データを所定の階調画像データ形式に変換して画像
処理を行う画像処理方法において、前記画像データの演
算コード及び階調値と階調画像データの2値形状情報及
び階調値から所定領域の2値形状情報と階調値を求めて
前記階調画像データを更新することを特徴とする。更に
他の発明は、取得した画像データを所定の階調画像デー
タ形式に変換して画像処理を行う画像処理方法におい
て、解像度で表現した画像データを構成する画素から形
状情報と階調値の2値情報を抽出し、前記階調画像デー
タをもとに前記2値情報に所定の演算処理を行って階調
画素データを生成する第1の工程と、前記階調画素デー
タの形状情報からなる2値画像データを生成し、前記階
調画像データをもとにしきい値を決定し、このしきい値
と前記階調画素データの階調値により前記2値画像デー
タの出力を制御する第2の工程とを備えている。
【0012】そして、この画像処理方法では、前記階調
画素データに含まれる形状情報を論理演算して前記形状
情報が図形の端部のものであるか否かを判断し、前記形
状情報が図形の端部のものであるときには、前記第2の
工程で生成される2値画像データの解像度を変更するよ
うにした。特に、前記第2の工程で生成される2値画像
データの解像度を変更するか否かを任意に決定できるこ
とが好ましい。また、前記階調画素データの階調値が所
定の値以上になった場合にのみ、前記第2の工程で生成
される2値画像データの解像度を変更するようにしても
よい。また、前記階調値と任意に設定可能な設定値とを
比較し、前記階調値が前記設定値より大きい場合にのみ
前記第2の工程で生成される2値画像データの解像度を
変更できるようにすれば、より好ましい。
【0013】本発明の画像処理方法では、前述した本発
明の画像処理方法と従来の画像処理方法との何れかを任
意に選択することができる。また、任意に選択した複数
の解像度での印刷も可能である。
【0014】本発明の画像処理装置は、取得した画像デ
ータを所定の階調画像データ形式に変換して画像処理を
行う画像処理装置において、2値形状情報及び階調値か
ら成る階調画像データを記憶する階調画像データ記憶部
と、前記画像データの座標情報と演算コードから前記階
調画像データ記憶部のデータを読み出す階調データ読出
部と、前記画像データの演算コード及び階調値と前記階
調データ読出部で読み出した2値形状情報及び階調値か
ら2値形状情報と階調値を求める階調画像データ作成部
と、前記階調画像データ記憶部の階調画像データを階調
画像作成部で作成した2値形状情報及び階調値に更新す
るデータ書き込み部とを含むことを特徴とする。
【0015】他の発明の画像処理装置は、ビットマップ
画像データを取得するズーム手段、フォントデータを取
得するフォント描画手段、ベクタ形式データを取得する
ベクタ描画手段、印刷制御を行う印刷制御手段および印
刷処理を行う印刷手段を含み構成される画像処理装置に
おいて、記憶手段、階調画素データ生成手段および2値
化手段を備え、前記記憶手段は、前記印刷手段で描画さ
れた画像データおよび前記階調画素データ生成手段によ
り生成されるデータを記憶し、前記階調画素データ生成
手段は、前記ズーム手段、フォント描画手段およびベク
タ描画手段から取り込んだ座標データから階調解像度座
標と形状解像度座標に変換する座標変換手段と、ここで
変換された階調解像度座標をもとに前記記憶手段のアド
レスを計算するアドレス計算手段と、データの論理演算
を行う論理演算手段を備え、前記アドレス計算手段によ
り計算された前記階調解像度座標に対応する前記記憶手
段のアドレスに格納されている前記印刷手段の解像度に
対応した画像データを形成する画素の形状情報および階
調値の2値情報を抽出し、これら2値情報を前記ズーム
手段、フォント描画手段およびベクタ描画手段から取り
込んだデータをもとに前記演算手段により所定の演算を
実行して階調画素データを生成しこれを前記アドレス計
算手段で計算された前記記憶手段のアドレスに格納し、
前記2値化手段は、前記ズーム手段、フォント描画手段
およびベクタ描画手段から取り込んだ座標データから階
調解像度座標と形状解像度座標に変換する座標変換手段
と、ここで変換された階調解像度座標をもとに前記記憶
手段のアドレスを計算するアドレス計算手段と、前記ズ
ーム手段、フォント描画手段およびベクタ描画手段から
取り込んだ座標データをもとにしきい値を設定するしき
い値設定手段を備え、前記アドレス計算手段により計算
された前記階調解像度座標に対応する前記記憶手段のア
ドレスに格納されている前記階調画素データ生成手段に
より生成された階調画素データを形成する形状情報およ
び階調値の2値情報を抽出して前記形状情報からなる2
値画像データを生成し、前記階調値と前記しきい値設定
手段が設定したしきい値により前記2値画像データの出
力を制御する。
【0016】また、他の発明の画像処理装置では、前記
2値化手段が、前記階調画素データの形状情報を論理演
算して前記形状情報が図形の端部のものであるか否かを
判断するエッジ判定手段を備え、このエッジ判定手段に
より前記形状情報が図形の端部のものであると判定され
た場合には、出力する前記2値画像データの解像度を変
更する。前記2値化手段は、出力する前記2値画像デー
タの解像度の変更の有無を決定する手段を備えているこ
とが好ましい。
【0017】さらに、他の発明の画像処理装置では、前
記2値化手段に前記階調画素データの階調値と所定の設
定値との大小を比較するコンパレータ手段を備え、前記
階調値が前記任意の設定値よりも大きい場合に、出力す
る前記2値画像データの解像度の変更を行う。また、前
記2値化手段に任意の値を設定する手段を備え、この設
定手段が設定した任意の値と前記階調値の大小を比較
し、前記階調値が前記任意の設定値よりも大きい場合
に、出力する前記2値画像データの解像度の変更を行う
ようにしてもよい。
【0018】他の発明の画像処理装置では、前記2値化
手段にOR論理回路を備え、さらに前記階調画素データ
生成手段の座標変換手段、前記2値化手段の座標変換手
段および前記OR論理回路を制御し、従来の画像処理へ
の切換えを可能とする制御手段を設けた。
【0019】また、この画像処理装置では、前記階調画
素データ生成手段の座標変換手段および前記2値化手段
の座標変換手段を制御し、複数の解像度での印刷を可能
としている。
【0020】本発明の画像処理システムは、CPUと、
プログラムが格納される記憶手段と、上述した画像処理
装置を含む画像処理システムであって、前記記憶手段に
格納されているプログラムに基づき前記CPUが前記画
像処理装置を制御し、処理すべき画像データに最適な解
像度を選択して画像処理を行うことができる。
【0021】また、本発明の画像処理システムは、CP
Uと、プログラムが格納される記憶手段と、上述した画
像処理装置を含む画像処理システムであって、前記記憶
手段に格納されているプログラムに基づき前記CPUが
前記画像処理装置を制御し、前記画像処理装置が有する
記憶手段の容量により処理可能な最大の解像度を決定し
画像処理を行うこともできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。なお、従来装置と同様の
ものには同一の符号を付してある。 〈実施の形態1〉図1は、本実施の形態にかかる画像処
理装置の概略構成を示すブロック図である。この画像処
理装置は、ビットマップ画像をプリンタの内部階調画像
データ形式に変換するためのズーム手段1と、フォント
をプリンタの内部階調画像データ形式に変換するための
フォント描画手段2と、ベクタ形式図形をプリンタの内
部階調画像データ形式に変換するためのベクタ描画手段
3と、ズーム手段1、フォント描画手段2およびベクタ
描画手段3から取り入れた各データに対し従来の階調値
に2値の形状情報を付加した画素(以下、形状保存型階
調画素という)からなるデータを生成する形状保存型階
調画素データ生成手段11と、これにより生成された形
状保存型階調画素データからなる画像データを記憶する
形状保存型階調画像データメモリ12と、前記形状保存
型階調画素データを2値描画処理する形状保存型2値化
手段13と、画像の印刷に際し制御を行う印刷制御手段
7と、印刷処理を行う印刷機構部8とを含み構成され
る。
【0023】本実施の形態の画像処理装置では、階調表
現解像度(低密度・高階調)と形状表現解像度(高密度
・低階調)の2段階のデータを用いることで、人間の視
覚特性に合わせて最適化した画像データが得られるよう
にしたものである。本実施の形態では、形状保存型階調
画素データを、形状表現解像度H(DPI)2階調情報
と階調表現解像度L(DPI)M(階調)の双方の情報
を混在させて生成している。なお、通常、形状表現解像
度Hは、プリンタの印字解像度を決定する。本実施の形
態では、説明の便宜上、形状表現解像度Hは1200D
PI・2階調、低解像度は600DPI・256階調と
しているが、必ずしもこれに限られるわけではない。
【0024】まず、形状保存型階調画素データ形式につ
いて説明する。図2に示すように、形状保存型階調画像
データは、プリンタの解像度が1200DPIのとき
に、1/600インチ四方の形状保存型階調画素データ
を単位として構成されている。形状保存型階調画素デー
タは、600DPIの階調値と1200DPIの形状情
報とで構成されている。座標(n,m)に位置する形状
保存型階調画素データは、600DPI用の階調値24
ビット(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各256階調)と画素内の1200DPIの形
状情報4ビット(2階調データ)をパックした28ビッ
トで構成される。図2中、形状情報の各ドット内には単
位画素内の相対座標を記入してある。
【0025】次に、この形状保存型階調画素データの生
成方法について説明する。形状保存型階調画素データ
は、前記保存型階調画素データ生成手段11により生成
される。図3は、保存型階調画素データ生成手段11の
構成を示すブロック図である。ここに示すように、保存
型階調画素データ生成手段11は、先に説明した従来の
階調画素データ生成手段4に、座標変換手段111とも
うひとつの論理演算手段112を新たに設けて構成す
る。また、画素バッファ42に代えて形状情報バッファ
113と階調値レジスタ114を含む画素バッファ11
5を設けている。
【0026】以下、形状保存型階調画素データを生成す
る手順を説明する。 1)図1に示すように、図示しないアプリケーション文
書から入力されたビットマップ画像、フォント、ベクタ
形式図形はそれぞれ、ズーム手段1、フォント描画手段
2、ベクタ描画手段3でプリンタの解像度である120
0DPI階調画像に変換され、形状保存型階調画素デー
タ生成手段11に入力される。ここで入力された画像デ
ータを構成する画素データは、1/1200インチ単位
の座標(x,y)と画素の階調値と所定の演算コードか
ら構成されている。
【0027】2)入力座標(x,y)は座標変換手段1
11により、600DPI単位の階調表現解像度座標
(int(x/2),int(y/2))と1200D
PI単位の形状表現解像度座標の最下位ビット(x m
od 2,y mod 2)の2種類に分割される。 3)メモリアドレス計算手段41で600DPI単位の
階調表現解像度座標(int(x/2),int(y/
2))に対応する形状保存型階調画像データメモリ12
内のアドレスが計算される。そして、形状保存型階調画
像データメモリ12内の当該アドレスに格納されてい
る、すでに描画済みの画像データ(印刷機構部8の解像
度に対応)を構成する画素データが読み出される。この
読み出された画素データの形状情報は画素バッファ11
5の形状情報バッファ113に、階調値は画素バッファ
115の階調値レジスタ114にそれぞれ格納される。
なお、読み出される画素データの形式は図2に示した通
りである。
【0028】4)上記手順で形状情報バッファ113に
格納された形状情報4ビット中の、座標(x mod
2,y mod 2)に相当するビットが読み出され、
論理演算手段112に入力される。論理演算手段112
では、形状情報バッファ113から読み出されたビット
と所定の入力値“1”との間で所定の論理演算コードに
従って論理演算が行われる。 5)上記4)項と同時に階調値レジスタ114の内容が
論理演算手段43に入力される。論理演算手段43は、
階調値レジスタ114からのデータとズーム手段1、フ
ォント描画手段2およびベクタ描画手段3から入力され
た階調値YMCとの間で所定の演算コードに従って論理
演算を行う。
【0029】6)次に、形状情報バッファ113内の座
標(x mod 2,y mod 2)に対応するビッ
トに論理演算手段112からの出力(形状情報)が格納
される。これと同時に、論理演算手段43からの出力
(階調値)が階調値レジスタ114に格納される。 7)以上の手順により、形状情報と階調値で構成される
形状保存型階調画素データ(1ビット)が生成される。
なお、この後、形状保存型階調画素データは、形状保存
型階調画像データメモリ12の当該アドレスに書き込ま
れる。
【0030】次に、この形状保存型階調画素データを2
値画像に変換する方法について説明する。形状保存型階
調画素データは、前記形状保存型2値化手段13により
2値画像に変換される。ここでは、ディザスクリーンを
用いた方法を採用している。図4は、形状保存型2値化
手段13の構成を示すブロック図である。ここに示すよ
うに、形状保存型2値化手段13は、先に説明した従来
の2値化手段6に、新たに座標変換手段131を設けて
構成する。また、画素バッファ62に代えて形状情報バ
ッファ132と階調値レジスタ133を含む画素バッフ
ァ134を設けている。さらに、形状情報バッファ13
2およびコンパレータ64からの出力を新たに設けたA
NDゲート135に入力し描画ビット値が得られるよう
になっている。
【0031】以下、形状保存型階調画素データを2値画
像に変換する手順を説明する。 1)図4に示すように、前記印刷制御手段7から印刷座
標(x,y)が入力されると、座標変換手段131で階
調表現解像度座標(int(x/2),int(y/
2))と、形状表現解像度座標の最下位ビット(x m
od 2,y mod 2)に分割される。 2)次に、メモリアドレス計算手段61で階調表現解像
度座標(int(x/2),int(y/2))に対応
する形状保存型階調画像データメモリ12内のアドレス
が計算される。そして、形状保存型階調画像データメモ
リ12内の当該アドレスに格納されている、画素データ
が読み出される。この読み出された画素データの形状情
報は画素バッファ134の形状情報バッファ132に、
階調値は画素バッファ134の階調値レジスタ133に
それぞれ格納される。
【0032】3)一方、ディザスクリーン生成手段63
では、印刷座標(x,y)が入力されると、この値にお
けるしきい値が出力される。 4)前記しきい値と画素バッファ134の階調値レジス
タ133からの出力値がコンパレータ64に入力され
る。そして、階調値レジスタ133からの出力値≧前記
しきい値ならばコンパレータ64から“1”が出力さ
れ、そうでなければ“0”が出力される。 5)コンパレータ64からの出力信号が“1”の場合は
ANDゲート135から描画ビット値“1”が出力さ
れ、コンパレータ64からの出力信号が“0”の場合は
ANDゲート135から描画ビット値“0”が出力され
る。そして、この描画ビット値が2値画像情報として前
記印刷機構部8に送られ、印刷処理がなされる。
【0033】本実施の形態の画像処理装置によって生成
される形状保存型階調画素データを用いると、プリンタ
の解像度より低い解像度の階調画素データ内に、文字等
のエッジ解像度を向上させるための形状情報を付加でき
るので、プリンタ解像度の階調画素データを単純に保持
する場合と比べてプリンタ内部の中間画像データ容量を
1/4以下に削減できる。例えば、1200DPIクラ
スのプリンタであれば、従来1ページ当たり1.5Gバ
イトのデータが必要とされたのに対し、本実施の形態の
装置によればそれを400Mバイト程度にまで削減でき
る。また、印刷速度も画像データ容量の削減率に比例し
て4倍以上向上させることが期待できるため、メモリコ
ストの削減、印刷速度の向上に大きく貢献できる。
【0034】〈実施の形態2〉実施の形態1に示した形
状保存型2値化手段13によれば、形状情報によりフォ
ント等のエッジ解像度の向上は期待できる。しかしなが
ら、形状保存型2値化手段13で用いられるディザスク
リーンのスクリーンビット構成の影響で、濃度が少し低
くなるとエッジ部分にディザスクリーンのパターンが現
れてしまって、結果としてエッジでのドット抜けが生じ
るおそれがある。そこで、かかる不具合を回避するた
め、本実施の形態の画像処理装置では、あらかじめ形状
情報を調べてエッジか否かを判定する機能を備え、図形
のエッジを滑らかに印刷することができるようにした。
【0035】図5は、本実施の形態にかかる画像処理装
置の形状保存型2値化手段の構成を示すブロック図であ
る。この形状保存型2値化手段14は、実施の形態1の
装置のものに、形状情報バッファ132への入出力を選
択するセレクタ141と、形状情報バッファ132から
の出力内容により、図形のエッジか否かを判定するNA
ND論理で構成されたエッジ判定手段142と、エッジ
判定手段142からの出力とコンパレータ64からの出
力を入力し、出力をANDゲート135の一方の入力と
するORゲート143を新たに設けている。この他の装
置構成は、実施の形態1の装置と同様である。
【0036】以下、実施の形態1と全く同様に形状保存
型階調画素データが生成された状態で、形状保存型2値
化手段14により、形状保存型階調画素データを2値画
像に変換する手順を説明する。 1)図5に示すように、前記印刷制御手段7から印刷座
標(x,y)が入力されると、座標変換手段131で階
調表現解像度座標(int(x/2),int(y/
2))と、形状表現解像度座標の最下位ビット(x m
od 2,y mod 2)に分割される。 2)次に、メモリアドレス計算手段61で階調表現解像
度座標(int(x/2),int(y/2))に対応
する形状保存型階調画像データメモリ12内のアドレス
が計算される。そして、形状保存型階調画像データメモ
リ12内の当該アドレスに格納されている、画素データ
が読み出される。この読み出された画素データの形状情
報は画素バッファ134の形状情報バッファ132に、
階調値は画素バッファ134の階調値レジスタ133に
それぞれ格納される。
【0037】3)一方、ディザスクリーン生成手段63
では、印刷座標(x,y)が入力されると、この値にお
けるしきい値が出力される。 4)前記しきい値と画素バッファ134の階調値レジス
タ133からの出力値がコンパレータ64に入力され
る。そして、階調値レジスタ133からの出力値≧前記
しきい値ならばコンパレータ64から“1”が出力さ
れ、そうでなければ“0”が出力される。 5)通常は、コンパレータ64からの出力と形状情報バ
ッファ132からの出力がANDゲート135で論理和
され、この値が2値画像情報として前記印刷機構部8に
出力され、印刷される。
【0038】6)しかし、エッジ判定手段142が送ら
れた形状情報からエッジの存在を確認した場合、すなわ
ちエッジ判定手段142が形状情報バッファ132から
の出力ビットに“0”の存在を確認した場合には、エッ
ジ判定手段142はそれにエッジが含まれると判定し、
“1”を出力する。エッジ判定手段142からの出力が
“1”になると、ANDゲート135から出力される描
画ビット値は常に“1”になる。このようにすること
で、常に図形のエッジを滑らかに表現できる。
【0039】図6は、本実施の形態の画像処理装置によ
り出力された画像を示した図である。参考のため、実施
の形態1の画像処理装置から出力された画像も併せて示
してある。図6では、台形を描画した場合に、出力され
る2値化画像の違いを示している。図6(a)はディザ
スクリーンパターンを示す図、図6(b)は台形を描画
した結果の形状保存型階調画素データを示す図、図6
(c)は実施の形態1の画像処理装置による2値化画像
を示す図、図6(d)は本実施の形態の画像処理装置に
よる2値化画像を示す図である。
【0040】図6(b)では、形状保存型階調画素デー
タは各マスが画素を示しており、マス上の数字が階調値
(実際は24ビットだが、ここでは簡略化して1色分の
8ビットのみを示している)、マスの下の4つの丸が形
状情報を示している。ここで、黒丸は“1”、白丸は
“0”を示している。本実施の形態の画像処理装置でも
実施の形態1の装置と同様に、ディザパターンと形状保
存型階調画素データを用いて画像出力される。実施の形
態1の画像処理装置による2値化画像(図6(c))は
図形のエッジ部分がディザパターンの影響で分断されて
いる。しかし、本実施の形態の画像処理装置による2値
化画像(図6(d))では、図形のエッジ部分は輪郭が
改善され滑らかであり、かつ図形の内部は階調を残した
画像が出力されていることが分かる。
【0041】〈実施の形態3〉実施の形態2に示した装
置では、図形のエッジ部分の解像度を向上させ滑らかな
輪郭を形成するのには有効だが、図形の内部の色に対
し、図形の輪郭部分の色が目立ってしまうという欠点が
ある。そこで、本実施の形態では、必要に応じて図形の
輪郭の強調するか否かの選択が可能な画像処理装置を構
成する。
【0042】図7は本実施の形態にかかる画像処理装置
の形状保存型2値化手段の構成を示すブロック図であ
る。この形状保存型2値化手段15は、実施の形態2の
装置のものに、ANDゲート151とエッジ強調有効無
効フラグ152を新たに設けている。ANDゲート15
1の一方の入力端はエッジ検出手段142の出力端と接
続され、ANDゲート151のもう一方の入力端はエッ
ジ強調有効無効フラグ152の出力端と接続されてい
る。ANDゲート151の出力端はORゲート143の
一方の入力端と接続されている。なお、エッジ強調有効
無効フラグ152は図示しないCPUによりデータの書
き込みが可能になっている。この他の装置構成は実施の
形態2に示した装置と同様である。
【0043】以下、実施の形態2と全く同様に形状保存
型階調画素データが生成された状態で、形状保存型2値
化手段15により、形状保存型階調画像データを2値画
像に変換する手順を説明する。 1)図7に示すように、前記印刷制御手段7から印刷座
標(x,y)が入力されると、座標変換手段131で階
調表現解像度座標(int(x/2),int(y/
2))と、形状表現解像度座標の最下位ビット(x m
od 2,y mod 2)に分割される。 2)次に、メモリアドレス計算手段61で階調表現解像
度座標(int(x/2),int(y/2))に対応
する形状保存型階調画像データメモリ12内のアドレス
が計算される。そして、形状保存型階調画像データメモ
リ12内の当該アドレスに格納されている、画素データ
が読み出される。この読み出された画素データの形状情
報は画素バッファ134の形状情報バッファ132に、
階調値は画素バッファ134の階調値レジスタ133に
それぞれ格納される。
【0044】3)一方、ディザスクリーン生成手段63
では、印刷座標(x,y)が入力されると、この値にお
けるしきい値が出力される。 4)前記しきい値と画素バッファ134の階調値レジス
タ133からの出力値がコンパレータ64に入力され
る。そして、階調値レジスタ133からの出力値≧前記
しきい値ならばコンパレータ64から“1”が出力さ
れ、そうでなければ“0”が出力される。 5)エッジ判定手段142が送られた形状情報を調べ、
この形状情報がエッジを含むか否かを判定する。 6)エッジ判定手段142が前記形状情報にエッジを含
まないと判定した場合、すなわちエッジ判定手段142
が形状情報バッファ132からの出力ビットに“0”の
存在を確認しなかった場合は、エッジ判定手段142は
信号“0”を出力し、ANDゲート151を介してOR
ゲート143に信号“0”が入力される。この場合には
エッジ強調は行われない。
【0045】7)一方、エッジ判定手段142が前記形
状情報にエッジを含むと判定した場合、すなわちエッジ
判定手段142が形状情報バッファ132からの出力ビ
ットに“0”の存在を確認した場合には、エッジ判定手
段142から信号“1”が出力される。このとき、エッ
ジ強調有効無効フラグ152からの出力信号が“1”の
場合は、ORゲート143に信号“1”が出力され、実
施の形態2の場合と同様にエッジ強調処理が行われる。
また、エッジ強調有効無効フラグ152からの出力信号
が“0”になるように設定されているときは、エッジを
含むと判定された場合であっても、ANDゲート151
によってORゲート143には信号“0”が入力される
ので実施の形態2のようなエッジ強調処理は行われな
い。
【0046】〈実施の形態4〉実施の形態2の装置で
は、画像のエッジの解像度を向上させ滑らかな輪郭を形
成するのには有効だが、図形の内部の色に対し、図形の
輪郭部分の色が目立ってしまうという欠点がある。一
方、実施の形態3の装置では、最初に画像のエッジ強調
をするか否かを選択すると、印刷処理中の変更はできな
い。この結果、階調値の高い(色の濃い)画像における
エッジ強調は画質の向上に有効だが、逆に階調値の低い
(色の薄い)画像の場合は、エッジを強調すると図形の
輪郭が目立ってしまいかえって画質の低下を招く。そこ
で、本実施の形態では、人間のもつ視覚特性により色の
薄い画像のエッジを滑らかにしても効果が薄いことか
ら、図形の階調値によって異なる輪郭強調を行うように
した。すなわち、本実施の形態の画像処理装置では、色
の薄い画像は輪郭強調を行い、色の濃い画像は輪郭強調
を禁止するように、二者択一的な画像処理を可能とする
ことで品位の高い印刷処理を可能にした。
【0047】図8は、本実施の形態にかかる画像処理装
置の形状保存型2値化手段の構成を示すブロック図であ
る。この形状保存型2値化手段16は、実施の形態3の
装置のものからエッジ強調有効無効フラグ152を除去
し、新たにコンパレータ161を設けて構成している。
そして、コンパレータ161の一方の入力端に常に“8
0H”が入力されるようになっており、コンパレータ1
61の他方の入力端は階調値レジスタ133の出力端と
接続されている。また、コンパレータ161からの出力
は、ANDゲート151に入力される。この他の装置構
成は実施の形態2に示した装置と同様である。
【0048】本実施の形態の画像処理装置では、画素デ
ータの階調値はコンパレータ161により“80H”と
比較され、画素データの階調値がこの値よりも大きけれ
ばコンパレータ161は信号“1”を出力する。コンパ
レータ161の出力信号が“1”の場合は、実施の形態
3に示した装置の、エッジ強調有効無効フラグ152か
らの出力信号が“1”であった場合と同様に、ANDゲ
ート135から最終的に出力される描画ビット値による
2値画像のエッジ強調が有効となる。逆に、画素データ
の階調値が“80H”より小さければコンパレータ16
1は信号“0”を出力し、最終的にANDゲート135
から出力される描画ビット値による2値画像のエッジ強
調は行われない。
【0049】〈実施の形態5〉図9は、本実施の形態に
かかる画像処理装置の形状保存型2値化手段の構成を示
すブロック図である。この形状保存型2値化手段17
は、実施の形態4の装置のものにさらにエッジ強調有効
階調値レジスタ171を設けて構成している。エッジ強
調有効階調値レジスタ171には、図示しないCPUに
よってデータの書き込みが可能になっている。そして、
エッジ強調有効階調値レジスタ171の出力端はコンパ
レータ161の一方の入力端と接続されている。また、
コンパレータ161のもう一方の入力端は階調値レジス
タ133の出力端と接続されている。
【0050】本実施の形態の装置では、コンパレータ1
61によってエッジ強調有効階調値レジスタ171から
の出力値と階調値レジスタ133からの出力値(画素デ
ータの階調値)とが比較され、エッジ強調有効階調値レ
ジスタ171からの出力値よりも画素データの階調値の
ほうが大きければ、コンパレータ161は信号“1”を
出力する。コンパレータ161からの出力信号が“1”
の場合には、実施の形態3の装置においてエッジ強調有
効無効フラグ152からの出力信号が“1”であった場
合と同様に、ANDゲート135から最終的に出力され
る描画ビット値による2値画像のエッジ強調が有効とな
る。逆に、エッジ強調有効階調値レジスタ171からの
出力値よりも画素データの階調値のほうが小さければ、
コンパレータ161は信号“0”を出力し、ANDゲー
ト135から最終的に出力される描画ビット値による2
値画像のエッジ強調は行われない。
【0051】本実施の形態の装置では、色の濃い画像に
対しては輪郭強調を行い、色の薄い画像に対しては輪郭
強調を禁止するといった二者択一的に選択する実施の形
態4の装置に比べて、判断する画素データの階調値をプ
ログラムにより任意に設定するエッジ強調有効階調値レ
ジスタ171を設けたことで、輪郭強調の度合いを臨機
応変に調整することができる。
【0052】〈実施の形態6〉図10は、本実施の形態
にかかる画像処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この画像処理装置は、ズーム手段1と、フォント描
画手段2と、ベクタ描画手段3と、形状保存型階調画素
データ生成手段18と、形状保存型階調画像データメモ
リ12と、形状保存型2値化手段19と、任意にプログ
ラムの書換えが可能な互換性フラグ20と、印刷制御手
段7と、印刷機構部8とを含み構成され、互換性フラグ
20からの出力が形状保存型階調画素データ生成手段1
8および形状保存型2値化手段19へ導かれるようにな
っている。形状保存型階調画素データ生成手段18、形
状保存型2値化手段19および互換性フラグ20以外
は、実施の形態1の画像処理装置と同じものを用いてい
る。
【0053】図11は、形状保存型階調画素データ生成
手段18の構成を示すブロック図である。この形状保存
型階調画素データ生成手段18は、前記互換性フラグ2
0からの出力信号が座標変換手段111および形状情報
バッファ113へ導かれるようになっていること以外
は、実施の形態1の装置に用いられる形状保存型階調画
素データ生成手段11と同じ構成である。
【0054】形状保存型階調画素データ生成手段18
は、座標変換手段111に座標(x,y)が入力される
と上位座標と下位座標を出力する。ただし、これらの座
標は互換性フラグ20からの入力信号によって次の表1
に示すように出力される。
【0055】
【表1】
【0056】すなわち、互換性フラグ20からの出力信
号が“0”の場合は、実施の形態1の装置の場合と全く
同様の動作を行うが、互換性フラグ20からの出力信号
が“1”の場合は従来のプリンタと全く同様の動作を行
うことになる。
【0057】また、図12は、形状保存型2値化手段1
9の構成を示すブロック図である。この形状保存型2値
化手段19は、互換性フラグ20からの出力信号が座標
変換手段131に入力されるとともに、新たに設けられ
たORゲート191にも入力されるようになっている。
そして、このORゲート191には、互換性フラグ20
からの出力信号とともに形状情報バッファ132からの
出力信号が入力され、これらが論理演算された後に、そ
の結果がANDゲート135へ入力される。この他の構
成は、実施の形態1の装置に用いられている形状保存型
2値化手段13の構成と同じである。
【0058】この、形状保存型2値化手段19の座標変
換手段131も形状保存型階調画素データ生成手段18
の座標変換手段111と全く同様の処理を行う。そし
て、互換性フラグ20からの出力信号が“0”の場合に
は、ORゲート191を介して形状情報バッファ132
からの出力信号がANDゲート135に入力され、実施
の形態1に示した装置と同様の動作が行われる。一方、
互換性フラグ20からの出力信号が“1”の場合には、
形状情報バッファ132からの出力信号如何にかかわら
ずANDゲート135には信号“1”が入力されるた
め、ANDゲート135から出力される描画ビット値は
コンパレータ64からの出力値と同様となり、従来のプ
リンタと全く同様の動作が行われる。
【0059】このように、本実施の形態の画像処理装置
では、互換性フラグ20からの出力信号が“0”の場合
には実施の形態1の装置と同様の動作が行われ、互換性
フラグ20からの出力信号が“1”の場合には従来のプ
リンタと同様の動作が行われることになる。したがっ
て、本実施の形態の画像処理装置を用いれば、本発明の
形状保存型描画方式だけでなく、従来の画像処理方法に
よる印刷処理を行うことができる。
【0060】〈実施の形態7〉先に説明した実施の形態
1の画像処理装置では、階調表現解像度が600DP
I、形状表現解像度が1200DPIの場合にのみ印字
が可能であるが、本実施の形態では、複数の解像度に対
応した画像処理装置を示す。本実施の形態では、以下、
プリンタの解像度が1200DPIの場合に、図2に示
したデータ形式(階調表現解像度600DPI、形状表
現解像度1200DPI)と、図13に示すデータ形式
(階調表現解像度300DPI、形状表現解像度120
0DPI)の2種類を表現する方法を説明する。もちろ
ん、本実施の形態の装置が対応可能なのはこれらに限ら
れるわけではないことは云うまでもない。
【0061】図14は、本実施の形態にかかる画像処理
装置の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態
の画像処理装置は、実施の形態6の装置において、形状
保存型2値化手段19に代えて形状保存型2値化手段2
1を、互換性フラグ20に代えて解像度フラグ22を備
えた。この解像度フラグ22は任意にプログラムを書換
えることが可能になっている。この他の構成は、実施の
形態6の装置と同様である。
【0062】図15は、形状保存型階調画素データ生成
手段18の構成を示すブロック図である。この形状保存
型階調画素データ生成手段18は、座標変換手段111
に座標(x,y)が入力されると上位座標と下位座標を
出力する。ただし、これらの座標は解像度フラグ22か
らの入力信号によって次の表2に示すように出力され
る。
【0063】
【表2】
【0064】また、図13に示したデータ形式の場合、
1画素当たりの形状情報は4×4=16ビットとなるの
で、図15に示す形状情報バッファ113には16ビッ
トの容量をもたせている。この16ビットの中で表2中
の下位座標に相当するビットが読み出され、論理演算の
対象となり、再び書き戻される。
【0065】また、図16は、形状保存型2値化手段2
1の構成を示すブロック図である。この形状保存型2値
化手段21は、実施の形態1の形状保存型2値化手段1
3において、解像度フラグ22からの出力信号が座標変
換手段131に入力されるように構成したものである。
この形状保存型2値化手段21の座標変換手段131
も、表2に示された通りの動作を行う。なお、形状情報
バッファ132にも前記形状情報バッファ113と同様
の理由により16ビットの容量をもたせてある。本実施
の形態の画像処理装置は、ここに示した座標変換方法以
外は実施の形態1の装置と全く同様の動作を行う。した
がって、本実施の形態の装置は、解像度フラグ22から
の出力信号が“0”の場合と“1”の場合とで異なる2
つの解像度による印刷が可能になる。
【0066】このように、本実施の形態の画像処理装置
によれば、2つの異なった解像度での印刷処理が可能に
なる。そこで、本実施の形態の装置を用いれば、実際に
印刷処理を行う場合、印字品位を優先させたい、または
印刷速度を優先させたいといった要求を実現することが
可能になる。すなわち、印字品位を優先させたい場合に
は高解像度(図2に示したデータ形式を参照)で、印刷
速度を優先させたい場合には低解像度(図13に示した
データ形式を参照)で印刷処理を行うことが可能にな
る。
【0067】〈実施の形態8〉本発明による画像処理方
法は、現画像データのビットマップ画像の解像度が高い
場合に、その元画像を極力忠実に再現できるようにする
ために階調表現解像度を落とさないようにしている。し
かしながら、現画像データに高密度のビットマップ画像
が含まれていない場合には、装置の内部処理を高密度で
行っても画質の面では効果がないばかりか、印刷速度を
低下させるという問題が生じる。そこで、本実施の形態
では、元画像データの解像度が高くない場合に、中間画
像の解像度を落として印刷速度を改善させることが可能
な画像処理システムを提供する。
【0068】図17は、本実施の形態にかかる画像処理
システムの構成を示すブロック図である。このシステム
は、CPU23、ROM24、ポート25、データを図
示しない外部システムから受信するためのデータ受信回
路26、制御メモリ27、および画像処理装置28を含
み構成され、それぞれがシステムバスにより接続されて
いる。画像処理装置28には、実施の形態7の画像処理
装置を用いる。本実施の形態のシステムは、ROM24
に格納されたプログラムにより実行される。すなわち、
CPU23がROM24に格納されているプログラムを
実行しながら、前記外部システムからのデータ受信、描
画、印刷を制御する。
【0069】図18は、本実施の形態の画像処理システ
ムの動作を説明するためのフローチャートである。以
下、このフローチャートを参照して本実施の形態の画像
処理システムの動作説明を行う。
【0070】まず、データ受信回路26を介して、図示
しない他のシステムから1ページ分の画像データを受信
する(ステップS1)。ここで、CPU23は前記画像
データに含まれるコマンドを解読しながら、ビットマッ
プ画像、テキスト、図形データ等を抽出する。次に、C
PU23はビットマップ画像の有無を判定する(ステッ
プS2)。ここで、ビットマップ画像がある場合にはス
テップS3、ない場合にはステップS7へ進む。
【0071】次に、CPU23はビットマップ画像があ
る場合にはその解像度が300DPI以上か否かの判定
を行う(ステップS3)。それが300DPI以上であ
ればステップS4、300DPI未満であればステップ
S7へ進む。次に、CPU23は画像処理装置28(実
施の形態7を参照)の解像度フラグ22からの出力が
“0”になるように設定する(ステップS4)。
【0072】次に、CPU23は画像処理装置28の形
状保存型階調画素データ生成手段18(図15参照)を
作動させ、ここで生成された形状保存型階調画素データ
からなる画像1ページ分のデータを形状保存型階調画像
データメモリ12内に書き込む(ステップS5)。この
とき、解像度フラグ22からの出力信号は“0”なの
で、階調表現解像度は600DPI、形状表現解像度は
1200DPIで処理される。そして、画像処理装置2
8の形状保存型2値化手段21(図16参照)により形
状保存型階調画像データメモリ12内のデータを2値化
し、これを印刷機構部8へ出力し、印刷を行う(ステッ
プS6)。印刷終了後は、再びステップS1へ戻る。
【0073】一方、ステップS2でビットマップ画像が
ないと判定された場合またはステップS3でビットマッ
プ画像の解像度が300DPI未満と判定された場合
は、CPU23は画像処理装置28の解像度フラグ22
からの出力が“1”になるように設定する(ステップS
7)。次に、CPU23は画像処理装置28の形状保存
型階調画素データ生成手段18を作動させ、ここで生成
された形状保存型階調画素データからなる画像1ページ
分のデータを形状保存型階調画像データメモリ12内に
書き込む(ステップS8)。このとき、解像度フラグ2
2からの出力信号は“1”なので、階調表現解像度は3
00DPI、形状表現解像度は1200DPIで処理さ
れる。次に、画像処理装置28の形状保存型2値化手段
21により形状保存型階調画像データメモリ12内のデ
ータを2値化し、これを印刷機構部8へ出力し、印刷を
行う(ステップS9)。印刷終了後は、再びステップS
1へ戻る。以上の動作を繰り返して印刷処理を実行す
る。
【0074】このように、本実施の形態の画像処理シス
テムによれば、元画像データの解像度が高い場合は内部
階調解像度を上げて画像処理を行い、印字品位を向上さ
せることができる。逆に、元画像データの解像度が低い
場合は内部階調解像度を下げて画像処理を行い、印刷速
度を向上させることができる。この結果、元画像データ
の解像度に合わせた最適なプリンタ制御を行うことが可
能になる。
【0075】〈実施の形態9〉前述したように、本発明
による画像処理方法は、現画像データのビットマップ画
像の解像度が高い場合に、その元画像を極力忠実に再現
できるようにするために階調表現解像度を落とさないよ
うにしている。このため、高密度のビットマップ画像処
理を実現するためには大量のメモリが必要となり、装置
価格が高騰するおそれがある。そこで、画像処理装置に
実装されているメモリの容量に従って処理すべき画像の
解像度を調整可能にすることにより、装置価格の抑制を
目的としたものが本実施の形態の画像処理システムであ
る。
【0076】本実施の形態にかかる画像処理システムの
構成は図17に示したものと同様である。異なるのは、
画像処理動作中にメモリ容量のチェック工程を設けたこ
とである。本実施の形態のシステムも、ROM24に格
納されたプログラムにより実行される。以下、詳細に説
明する。
【0077】図19は、本実施の形態の画像処理システ
ムの動作を説明するためのフローチャートである。以
下、このフローチャートを参照して本実施の形態の画像
処理システムの動作説明を行う。
【0078】まず、データ受信回路26を介して、他の
システムから1ページ分の画像データを受信する(ステ
ップS11)。ここで、CPU23は画像データに含ま
れるコマンドを解読しながら、ビットマップ画像、テキ
スト、図形データ等を抽出する。次に、CPU23はビ
ットマップ画像の有無を判定する(ステップS12)。
ここで、ビットマップ画像がある場合にはステップS1
3、ない場合にはステップS18へ進む。
【0079】次に、CPU23はビットマップ画像があ
る場合にはその解像度が300DPI以上か否かの判定
を行う(ステップS13)。それが300DPI以上で
あればステップS14、300DPI未満であればステ
ップS18へ進む。次に、CPU23は画像処理装置2
8(実施の形態7を参照)の形状保存型階調画像データ
メモリ12の容量を調べ、600DPI階調表現に必要
な容量があるか否かを判定する(ステップS14)。判
定の結果、十分なメモリ容量がある場合にはステップS
15、ない場合にはステップS18へ進む。
【0080】次に、CPU23は画像処理装置28の解
像度フラグ22からの出力が“0”になるように設定す
る(ステップS15)。次に、CPU23は前記画像処
理装置28の形状保存型階調画素データ生成手段18
(図15参照)を作動させ、ここで生成された形状保存
型階調画素データからなる画像1ページ分のデータを形
状保存型階調画素データメモリ12内に書き込む(ステ
ップS16)。このとき、解像度フラグ22からの出力
信号が“0”なので、階調表現解像度は600DPI、
形状表現解像度は1200DPIで処理される。そし
て、画像処理装置28の形状保存型2値化手段21(図
16参照)により形状保存型階調画素データメモリ12
内のデータを2値化し、これを印刷機構部8へ出力し、
印刷を行う(ステップS17)。印刷終了後は、再びス
テップS1へ戻る。
【0081】一方、ステップS12でビットマップ画像
がないと判定された場合、ステップS13でビットマッ
プ画像の解像度が300DPI未満と判定された場合、
またはステップS14で600DPI階調表現に必要な
メモリ容量がないと判定された場合は、CPU23は画
像処理装置28の解像度フラグ22からの出力が“1”
になるように設定する(ステップS18)。次に、CP
U23は画像処理装置28の形状保存型階調画素データ
生成手段18(図15参照)を作動させ、ここで生成さ
れた形状保存型階調画素データからなる画像1ページ分
のデータを形状保存型階調画素データメモリ12内に書
き込む(ステップS19)。このとき、解像度フラグ2
2からの出力信号が“1”なので、階調表現解像度は3
00DPI、形状表現解像度は1200DPIで処理さ
れる。そして、画像処理装置28の形状保存型2値化手
段21により形状保存型階調画素データメモリ12内の
データを2値化し、これを印刷機構部8へ出力し、印刷
を行う(ステップS20)。印刷終了後は、再びステッ
プS11へ戻る。以上の動作を繰り返して印刷処理を実
行する。
【0082】このように、本実施の形態の画像処理シス
テムによれば、画像処理装置に実装されているメモリ容
量によって階調表現解像度を調整することができる。し
たがって、画像処理装置内に小容量のメモリしか実装さ
れていない場合には、階調解像度を300DPIにして
印刷が可能になる。そして、ユーザが高解像度の印刷を
望む場合にのみ、必要な容量のメモリをオプションとし
て追加実装することで対応すればよい。よって、低解像
度の印刷しか望まない場合に、無駄にメモリを実装する
必要がなく、装置の高価格化を防ぐことができる。
【0083】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明はこの実施の形態に示し
た事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいて
その変更、改良等が可能であることは云うまでもない。
例えば、本発明は、カラープリンタだけではなく、モノ
クロプリンタにも適用可能である。
【0084】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、高解像
度・低階調と低解像度・高階調を混在させた内部階調画
像データを生成することで必要とされるメモリ容量を増
大させることなく、またパフォーマンスの低下を招くこ
ともなく、画像の高品質化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる画像処理装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の装置で生成される形状保存型階
調画素データの形式を説明するための図である。
【図3】形状保存型階調画素データ生成手段11の構成
を示すブロック図である。
【図4】形状保存型2値化手段13の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】形状保存型2値化手段14の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】(a)はディザスクリーンパターンを示す図、
(b)は台形を描画した結果の形状保存型階調画素デー
タを示す図、(c)は実施の形態1の画像処理装置によ
る2値化画像を示す図、(d)は本実施の形態の画像処
理装置による2値化画像を示す図である。
【図7】形状保存型2値化手段15の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】形状保存型2値化手段16の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】形状保存型2値化手段17の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】実施の形態6にかかる画像処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図11】形状保存型階調画素データ生成手段18の構
成を示すブロック図である。
【図12】形状保存型2値化手段19の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】階調表現解像度を下げた形状保存型階調画素
データの形式を説明するための図である。
【図14】実施の形態7にかかる画像処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図15】形状保存型階調画素データ生成手段18の構
成を示すブロック図である。
【図16】形状保存型2値化手段21の構成を示すブロ
ック図である。
【図17】実施の形態8にかかる画像処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図18】実施の形態8の画像処理システムの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図19】実施の形態9の画像処理システムの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図20】従来の画像処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図21】従来の階調画素データ生成手段の構成を示す
ブロック図である。
【図22】従来装置で生成される階調画素データの形式
を説明するための図である。
【図23】従来の2値化手段の構成を示すブロック図で
ある。
【図24】明視距離30センチメートルにおける解像度
と認識可能階調数の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ズーム手段 2 フォント描画手段 3 ベクタ描画手段 4 階調画素データ生成手段 5 内部階調画像メモリ 6 2値化手段 7 印刷制御手段 8 印刷機構部 11、18 形状保存型階調画素データ生成手段 12 形状保存型階調画像データメモリ 13、14、15、16、17、19、21 形状保存
型2値化手段 20 互換性フラグ 22 解像度フラグ 23 CPU 24 ROM 25 ポート 26 データ受信回路 27 制御メモリ 28 画像処理装置 41、61 メモリアドレス計算手段 42、62、115、134 画素バッファ 43、112 論理演算手段 63 ディザスクリーン生成手段 64、161 コンパレータ 111、131 座標変換手段 113、132 形状情報バッファ 114、133 階調値レジスタ 135、151 ANDゲート 141 セレクタ 142 エッジ判定手段 143、191 ORゲート 152 エッジ強調有効無効フラグ 171 エッジ強調有効階調値レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/403 B41J 3/00 A Fターム(参考) 2C262 AB07 AB09 AB20 BB01 BB09 BB15 BB38 BC10 BC11 BC13 DA03 DA04 DA16 GA01 5B021 AA04 LG07 LG08 LL05 5B057 AA11 BA29 CD05 CE12 CE14 CH01 CH11 CH18 DC16 5C076 AA01 AA21 AA22 AA27 CB04 5C077 LL17 LL19 MP06 MP07 MP08 PP20 PP28 PP43 PP65 PP66 PQ08 PQ12 PQ20 PQ22 RR02 RR11 TT02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取得した画像データを所定の階調画像デ
    ータ形式に変換して画像処理を行う画像処理方法におい
    て、 前記画像データの演算コード及び階調値から所定領域の
    2値形状情報と階調値を求めることを特徴とする画像処
    理方法。
  2. 【請求項2】 取得した画像データを所定の階調画像デ
    ータ形式に変換して画像処理を行う画像処理方法におい
    て、 前記画像データの演算コード及び階調値と階調画像デー
    タの2値形状情報及び階調値から所定領域の2値形状情
    報と階調値を求めて前記階調画像データを更新すること
    を特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 取得した画像データを所定の階調画像デ
    ータ形式に変換して画像処理を行う画像処理方法におい
    て、 解像度で表現した画像データを構成する画素から形状情
    報と階調値の2値情報を抽出し、前記階調画像データを
    もとに前記2値情報に所定の演算処理を行って階調画素
    データを生成する第1の工程と、 前記階調画素データの形状情報からなる2値画像データ
    を生成し、前記階調画像データをもとにしきい値を決定
    し、このしきい値と前記階調画素データの階調値により
    前記2値画像データの出力を制御する第2の工程と、を
    含むことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記階調画素データに含まれる形状情報
    を論理演算して前記形状情報が図形の端部のものである
    か否かを判断し、前記形状情報が図形の端部のものであ
    るときには、前記第2の工程で生成される2値画像デー
    タの解像度を変更するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の工程で生成される2値画像デ
    ータの解像度を変更するか否かを任意に決定することを
    特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記階調画素データの階調値が所定の値
    以上になった場合にのみ、前記第2の工程で生成される
    2値画像データの解像度を変更することを特徴とする請
    求項4に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記階調値と任意に設定可能な設定値と
    を比較し、前記階調値が前記設定値より大きい場合にの
    み前記第2の工程で生成される2値画像データの解像度
    を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像処理
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の画像処理方法と従来の
    画像処理方法とを選択可能にしたことを特徴とする画像
    処理方法。
  9. 【請求項9】 複数の解像度で印刷可能にしたことを特
    徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 取得した画像データを所定の階調画像
    データ形式に変換して画像処理を行う画像処理装置にお
    いて、 2値形状情報及び階調値から成る階調画像データを記憶
    する階調画像データ記憶部と、 前記画像データの座標情報と演算コードから前記階調画
    像データ記憶部のデータを読み出す階調データ読出部
    と、 前記画像データの演算コード及び階調値と前記階調デー
    タ読出部で読み出した2値形状情報及び階調値から2値
    形状情報と階調値を求める階調画像データ作成部と、 前記階調画像データ記憶部の階調画像データを階調画像
    作成部で作成した2値形状情報及び階調値に更新するデ
    ータ書き込み部とを含むことを特徴とする画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 ビットマップ画像データを取得するズ
    ーム手段、フォントデータを取得するフォント描画手
    段、ベクタ形式データを取得するベクタ描画手段、印刷
    制御を行う印刷制御手段および印刷処理を行う印刷手段
    を備える画像処理装置において、 記憶手段、階調画素データ生成手段および2値化手段を
    備え、 前記記憶手段は、前記印刷手段で描画された画像データ
    および前記階調画素データ生成手段により生成されるデ
    ータを記憶し、 前記階調画素データ生成手段は、前記ズーム手段、フォ
    ント描画手段およびベクタ描画手段から取り込んだ座標
    データから階調解像度座標と形状解像度座標に変換する
    座標変換手段と、ここで変換された階調解像度座標をも
    とに前記記憶手段のアドレスを計算するアドレス計算手
    段と、データの論理演算を行う論理演算手段を備え、前
    記アドレス計算手段により計算された前記階調解像度座
    標に対応する前記記憶手段のアドレスに格納されている
    前記印刷手段の解像度に対応した画像データを形成する
    画素の形状情報および階調値の2値情報を抽出し、これ
    ら2値情報を前記ズーム手段、フォント描画手段および
    ベクタ描画手段から取り込んだデータをもとに前記演算
    手段により所定の演算を実行して階調画素データを生成
    しこれを前記アドレス計算手段で計算された前記記憶手
    段のアドレスに格納し、 前記2値化手段は、前記ズーム手段、フォント描画手段
    およびベクタ描画手段から取り込んだ座標データから階
    調解像度座標と形状解像度座標に変換する座標変換手段
    と、ここで変換された階調解像度座標をもとに前記記憶
    手段のアドレスを計算するアドレス計算手段と、前記ズ
    ーム手段、フォント描画手段およびベクタ描画手段から
    取り込んだ座標データをもとにしきい値を設定するしき
    い値設定手段を備え、前記アドレス計算手段により計算
    された前記階調解像度座標に対応する前記記憶手段のア
    ドレスに格納されている前記階調画素データ生成手段に
    より生成された階調画素データを形成する形状情報およ
    び階調値の2値情報を抽出して前記形状情報からなる2
    値画像データを生成し、前記階調値と前記しきい値設定
    手段が設定したしきい値により前記2値画像データの出
    力を制御することを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記2値化手段は、前記階調画素デー
    タの形状情報を論理演算して前記形状情報が図形の端部
    のものであるか否かを判断するエッジ判定手段を備え、
    このエッジ判定手段により前記形状情報が図形の端部の
    ものであると判定された場合には、出力する前記2値画
    像データの解像度を変更するようにしたことを特徴とす
    る請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記2値化手段は、出力する前記2値
    画像データの解像度の変更の有無を決定する手段を備え
    たことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記2値化手段は、前記階調画素デー
    タの階調値と所定の設定値との大小を比較するコンパレ
    ータ手段を備え、前記階調値が前記任意の設定値よりも
    大きい場合に、出力する前記2値画像データの解像度の
    変更を行うようにしたことを特徴とする請求項12に記
    載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記2値化手段は、任意の値を設定す
    る手段を備え、この設定手段が設定した任意の値と前記
    階調値の大小を比較し、前記階調値が前記任意の設定値
    よりも大きい場合に、出力する前記2値画像データの解
    像度の変更を行うようにしたことを特徴とする請求項1
    4に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記2値化手段はOR論理回路を備
    え、さらに前記階調画素データ生成手段の座標変換手
    段、前記2値化手段の座標変換手段および前記OR論理
    回路を制御し、従来の画像処理への切換えを可能とする
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項11に記載の
    画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記階調画素データ生成手段の座標変
    換手段および前記2値化手段の座標変換手段を制御し、
    複数の解像度での印刷を可能とする解像度制御手段を設
    けたことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 CPUと、プログラムが格納される記
    憶手段と、請求項8に記載の画像処理装置を含む画像処
    理システムであって、 前記記憶手段に格納されているプログラムに基づき前記
    CPUが前記画像処理装置を制御し、処理すべき画像デ
    ータに最適な解像度を選択して画像処理を行うことを特
    徴とする画像処理システム。
  19. 【請求項19】 CPUと、プログラムが格納される記
    憶手段と、請求項11に記載の画像処理装置を含む画像
    処理システムであって、 前記記憶手段に格納されているプログラムに基づき前記
    CPUが前記画像処理装置を制御し、前記画像処理装置
    が有する記憶手段の容量により処理可能な最大の解像度
    を決定し画像処理を行うことを特徴とする画像処理シス
    テム。
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