JP2003158448A - 多光軸光電センサ - Google Patents

多光軸光電センサ

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JP2003158448A
JP2003158448A JP2001354590A JP2001354590A JP2003158448A JP 2003158448 A JP2003158448 A JP 2003158448A JP 2001354590 A JP2001354590 A JP 2001354590A JP 2001354590 A JP2001354590 A JP 2001354590A JP 2003158448 A JP2003158448 A JP 2003158448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光同期式の同期をより一層確実に取得可能な
ように構成する。 【解決手段】 本発明の多光軸光電センサ1は、検出エ
リア9に向けて光を照射すべく予め決められたタイミン
グで順次点灯される複数の投光素子4a〜4dと、これ
ら複数の投光素子4a〜4dと対をなすように設けら
れ、前記検出エリアからの光を受ける複数の受光素子7
a〜7dとを備えたものにおいて、投光サイクルの開始
時に発光させる一の投光素子4a〜4dを、投光サイク
ルを1回または複数回またはランダムな回数実行する毎
に、変更するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対をなすように設
けられた複数の投光素子及び受光素子を備えてなる多光
軸光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば透過型で光同期式の多光軸光電セ
ンサは、複数の投光素子を備えた投光装置と、これらと
対をなす複数の受光素子を備えた受光装置とが対向する
ように独立に配置されて構成されている。そして、各投
光素子及び受光素子間に形成された複数の光軸の遮光状
態を検出することにより、所定の検出エリア内において
物体の侵入を検出している。
【0003】このような構成の多光軸光電センサにおい
て、投光装置及び受光装置間での光同期式による同期の
取得は、次のようにして行われる。まず、投光装置に
は、全投光素子の発光を一巡させる投光サイクルの開始
時に発光させる一つの投光素子(以下、識別用投光素子
と称す)の発光時間(以下、識別用発光時間と称す)、
及び、各投光素子を順次発光させるための投光タイミン
グが予め設定されている。また、受光装置には、前記識
別用発光時間と略等しい値になるようにして、識別用投
光素子と対をなす受光素子(以下、識別用受光素子と称
す)の受光時間(以下、識別用受光時間と称す)が予め
設定されている。
【0004】次に、投光サイクルの開始時において、受
光装置では、識別用受光素子の出力のみが有効化されて
おり、投光装置では、識別用投光素子を識別用発光時間
だけ発光させることにより光信号(以下、識別光と称
す)が出射される。続いて、受光装置では、識別用受光
素子にて識別光が受光信号として検出され、検出された
受光信号を計時した検出時間が識別用受光時間と一致し
た場合に、投光装置との同期がとられる。
【0005】このようにして投光装置及び受光装置間の
同期が取得されると、引き続き、投光装置では、投光タ
イミングに従って各投光素子から光信号(以下、検出光
と称す)が順次出射され、受光装置では、投光タイミン
グに同期させて、発光する投光素子と対をなす受光素子
の出力のみが順次有効化され、有効化された受光素子か
ら出力される受光信号の検出が行われる。そして、各光
軸の遮光状態を検出することにより、検出エリア内にお
ける物体の侵入の検出が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、同期を取得するための投光素子及び受光素
子、即ち、同期取得用の光軸が決まっているので、その
光軸が何らかの物体により遮光されたり、上記光軸が外
乱光の影響を受けたりすると、同期を取得することがで
きなくなるという問題点があった。尚、同期取得用の光
軸を2つ備えた構成も、従来から考えられているが、こ
の構成の場合も、上記2つの同期取得用の光軸が固定さ
れているので、これら2つの光軸が同時に遮光されてし
まうと、同様な問題点が生じる。
【0007】そこで、本発明の目的は、光同期式の同期
をより一層確実に取得可能なように構成した多光軸光電
センサを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多光軸光電セン
サは、検出エリアに向けて光を照射すべく予め決められ
たタイミングで順次点灯される複数の投光素子と、これ
ら複数の投光素子と対をなすように設けられ、前記検出
エリアからの光を受ける複数の受光素子と、一の投光素
子を投光サイクルの開始時に発光させるための識別用発
光時間及び各投光素子を以後順次発光させるための検出
用発光時間に基づいて各投光素子を隣接順に所定の投光
タイミングで繰り返し発光させる投光回路と、前記一の
投光素子と対をなし予め出力が有効化された受光素子が
受光状態となった後に非受光状態となるまでの受光時間
が前記識別用発光時間に対応した所定の識別用受光時間
と一致する度に、前記投光タイミングに同期させて前記
各投光素子の対となる受光素子の出力を有効化する有効
化手段と、有効化された受光素子から出力される受光信
号を検出することに基づいて前記検出エリアにおける遮
光状態を検出する遮光状態検出手段とを備えたものにお
いて、前記投光回路は、前記投光サイクルの開始時に発
光させる一の投光素子を、前記投光サイクルを1回また
は複数回またはランダムな回数実行する毎に、変更する
ように構成されている。
【0009】上記構成によれば、投光サイクルの開始時
に発光させる一の投光素子を、投光サイクルを1回また
は複数回またはランダムな回数実行する毎に、変更した
ので、ある一の投光素子の光軸が遮光されたり外乱光の
影響を受けたりすることがあっても、変更した一の投光
素子の光軸が遮光されたり外乱光の影響を受けたりする
確率はかなり低くなる。即ち、一の投光素子を変更する
毎に、同期を取得する確率が急激に高くなる。従って、
同期をより一層確実に取得可能となる。
【0010】また、上記構成の場合、前記投光回路は、
前記投光サイクルの開始時に発光させる一の投光素子を
変更するに際して、前記複数の投光素子を所定の順序で
1個ずつ前記一の投光素子とするように構成することが
好ましい。更に、前記投光回路は、前記投光サイクルの
開始時に発光させる一の投光素子を変更するに際して、
前記複数の投光素子の中から1個をランダムに選択して
これを前記一の投光素子とするように構成されているこ
とがより一層好ましい構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照しながら説明する。まず、図1は多光軸光電セ
ンサ1の電気的構成を示すブロック図である。この図1
に示すように、多光軸光電センサ1は、投光回路である
例えば投光装置2と、この投光装置2に対向するように
配置された受光装置3とから構成されている。
【0012】投光装置2は、複数の投光素子である例え
ば4個のLED4a〜4dと、これらLED4a〜4d
を駆動する駆動回路5a〜5dと、LED4a〜4dを
駆動回路5a〜5dを介して駆動制御する投光側CPU
(central processing unit)6を備えて構成されてい
る。投光側CPU6は、LED4a〜4d用の同期用光
信号Psa〜Psdと、LED4a〜4d用の検出用光
信号Pa〜Pdとをそれぞれ駆動回路5a〜5dへ与え
ることにより、LED4a〜4dを発光制御するように
構成されている。上記各光信号Psa〜Psd、Pa〜
Pd並びにLED4a〜4dの発光制御の詳細について
は、後述する。
【0013】次に、受光装置3の構成について説明す
る。受光装置3には、投光装置2のLED4a〜4dと
対をなす4個の受光素子である例えばPD(フォトダイ
オード)7a〜7dが備わっている。この構成の場合、
投光装置2と受光装置3とを対向させて配置することに
よって、それぞれ対をなすLED4a〜4d及びPD7
a〜7d間に、物体検出用の光軸8a〜8dが形成され
るように構成されている。そして、これらの光軸8a〜
8dによって、物体の侵入を検出するための検出エリア
9が形成されている。
【0014】また、各PD7a〜7dの出力端子は、受
光アンプ10a〜10dの入力端子に接続されている。
受光アンプ10a〜10dは、PD7a〜7dから出力
される受光信号を増幅する。受光アンプ10a〜10d
の出力端子は、制御端子に与えられる制御信号によって
入出力間がオンオフするアナログスイッチ11a〜11
dの入力端子に接続されている。アナログスイッチ11
a〜11dの出力端子は、共通に接続されて、所定の基
準電圧との大小を比較するコンパレータ12の入力端子
に接続されている。
【0015】コンパレータ12は、増幅された受光信号
と所定の基準電圧との大小比較を行ない、受光信号が基
準電圧よりも大きいときにハイレベルを出力し、それ以
外のときにロウレベルを出力するように構成されてい
る。これにより、受光信号の波形は、コンパレータ12
によって矩形状に整形される。
【0016】コンパレータ12の出力端子は、受光装置
3全体の電気的な制御を行うための受光側CPU13に
設けられた受光信号検出端子に接続されている。この受
光用CPU13に設けられたPD選択端子は、シフトレ
ジスタ14の入力端子に接続され、シフトレジスタ14
の4つの出力端子は、アナログスイッチ11a〜11d
の制御端子に接続されている。この場合、受光側CPU
13は、シフトレジスタ14を制御することによって、
LED4a〜4dが検出光を発光するのに同期させなが
らLED4a〜4dと対をなすPD10a〜10dの出
力を有効化させるための制御信号を生成するように構成
されている。
【0017】また、受光用CPU13の出力端子は、出
力回路15に接続されている。上記受光用CPU13に
は、各光軸8a〜8dの遮光状態(即ち、検出エリア9
内への物体の侵入)を検出するための遮光状態検出手段
としての機能が備わっている。この場合、受光側CPU
13では、遮光状態検出手段によって、検出された受光
信号の計数が行われ、この計数値と検出光を受光するた
めのPD7a〜7dの個数(4個)との比較が行われ
る。
【0018】そして、前記計数値と前記個数とが一致し
た場合には、全ての光軸が遮光されていないと判定さ
れ、更に、この判定に基づいて、検出エリア9内への物
体の侵入無しとの判定がなされる。また、前記比較が一
致しない場合には、所定の光軸が遮光されたとの判定に
基づいて、検出エリア9内への物体の侵入有りとの判定
がなされる。そして、受光用CPU13の遮光状態検出
手段により検出された各光軸8a〜8dの遮光状態の結
果は、出力回路15に出力されるように構成されてい
る。
【0019】尚、本実施例の場合、受光側CPU13に
おいては、検出エリア9内への物体の侵入有りとの判定
が連続して所定回数だけなされた場合に、前記物体の侵
入有りとの判定結果が出力回路15へ出力されるように
構成されている。
【0020】また、上記出力回路15は、図示はしない
が、例えば前記検出結果に基づいて外部表示灯の点灯・
消灯を行ったり、前記検出結果を所定フォーマットに変
換して外部装置に出力するような用途に用いられる。そ
して、これらアナログスイッチ11a〜11d、シフト
レジスタ14及び受光側CPU13で有効化手段である
有効化回路16が構成され、また、PD7a〜7d、受
光アンプ10a〜10d、有効化回路16、コンパレー
タ12及び出力回路15で受光装置3が構成されてい
る。
【0021】次に、投光装置2の作用、即ち、投光動作
について、図2、図4、図5、図6も参照して説明す
る。投光装置2の4個のLED4a〜4dは、物体の侵
入を検出するための検出エリア9を横切って光信号を出
射するように構成されている(図1及び図4参照)。各
LED4a〜4dから出射される光信号は、物体17を
検出するために使用されると共に、投光装置2と受光装
置3との間の同期をとるためにも使用される。即ち、L
ED4a〜4dから出射される光信号は、検出光である
と共に、識別光でもある。
【0022】さて、投光装置2の投光側CPU6は、図
示しない発振回路から出力される基準クロックに基づい
て動作し、図示しないROMに書き込まれた投光制御プ
ログラムを読み出して実行することによって、投光装置
2全体の電気的な制御を行うように構成されている。
【0023】この投光側CPU6は、図2(a)〜
(d)に示すように、4種類の投光信号S1〜S4を順
次所定の投光タイミングで出力するように構成されてい
る。この場合、投光信号S1〜S4は、所定の投光サイ
クル(時刻T1から時刻T2までの時間tx)で繰り返
し出力されるように設定されており、図2には、5回分
の投光サイクル(即ち、5スキャン分)が示されてい
る。
【0024】本実施例の場合、第1回目の投光サイクル
(即ち、1スキャン目)においては、1光軸目のLED
4aから識別光及び検出光を出射するための識別用投光
信号Psa及び検出用投光信号Pa、並びに、他のLE
D4b〜4dからそれぞれ検出光を出射するための検出
用投光信号Pb〜Pdが、1回の投光サイクル内でそれ
ぞれ異なる所定の投光タイミングで出力されるように構
成されている。
【0025】そして、各検出用投光信号Pa〜Pdは、
パルス状に生成されている。これに対して、識別用投光
信号Psaは、検出用投光信号Pa〜Pdに比べて出力
期間が十分長くなると共に、例えば100kHzの周波
数でオンオフを繰り返すバースト状に生成されている。
ここで、上記1回の投光サイクル内における各投光信号
Psa、Pa〜Pdの投光タイミング及び各投光信号P
sa、Pa〜Pdの時間幅(即ち、発光時間)等の詳細
を、図5に示す。この場合、各検出用投光信号Pa〜P
dの時間幅は、全て等しく、例えば時間tpである。
【0026】次に、第2回目の投光サイクル(即ち、2
スキャン目)においては、図2に示すように、2光軸目
のLED4bから識別光及び検出光を出射するための識
別用投光信号Psb及び検出用投光信号Pb、並びに、
他のLED4a、4c、4dからそれぞれ検出光を出射
するための検出用投光信号Pa、Pc、Pdが、上記1
回目の投光サイクルと同じ投光タイミングで出力される
ように設定されている。即ち、本実施例においては、投
光サイクル毎に、識別光(同期用光信号)を出射するL
EDを変更するように構成されている。尚、識別用投光
信号Psbの時間幅は、時間tsであり、上記識別用投
光信号Psaの時間tsと同じ時間である。
【0027】従って、第3回目の投光サイクル(即ち、
3スキャン目)においては、図2に示すように、3光軸
目のLED4cから識別光及び検出光を出射するための
識別用投光信号Psc及び検出用投光信号Pc、並び
に、他のLED4a、4b、4dからそれぞれ検出光を
出射するための検出用投光信号Pa、Pb、Pdが、上
記1回目及び2回目の投光サイクルと同じ投光タイミン
グで出力されるように設定されている。尚、識別用投光
信号Pscの時間幅は、時間tsであり、上記識別用投
光信号Psa、Psbの時間tsと同じ時間である。
【0028】更に、第4回目の投光サイクル(即ち、4
スキャン目)においては、図2に示すように、4光軸目
のLED4dから識別光及び検出光を出射するための識
別用投光信号Psd及び検出用投光信号Pd、並びに、
他のLED4a、4b、4cからそれぞれ検出光を出射
するための検出用投光信号Pa、Pb、Pcが、上記1
回目、2回目及び3回目の投光サイクルと同じ投光タイ
ミングで出力されるように設定されている。尚、識別用
投光信号Psdの時間幅は、時間tsであり、上記識別
用投光信号Psa、Psb、Pscの時間tsと同じ時
間である。
【0029】そして、第5回目の投光サイクル(即ち、
5スキャン目)においては、図2に示すように、第1回
目の投光サイクルと同じ投光動作が実行される。これ以
降、第6、7、8回目の投光サイクルにおいては、図2
に示すように、第2、3、4回目の投光サイクルと同じ
投光動作が実行される。即ち、第1、2、3、4回目の
投光サイクルがこの順で繰り返し実行されるように構成
されている。
【0030】ここで、上記した投光装置2の投光動作を
実現するための(投光側CPU6の)制御内容を示した
ものが、図6のフローチャートであり、これについて簡
単に説明する。まず、図6のステップS1において、今
から実行する投光サイクルの回数(即ち、スキャン数)
を確認する。
【0031】そして、確認した投光サイクルの回数が、
1、5、9、……回目であるときには、第1回目の投光
サイクルを実行する。具体的には、ステップS2へ進
み、識別用投光信号Psaを出力してLED4aを発光
させる。そして、時間t1が経過したら、ステップS3
へ進み、検出用投光信号Paを出力してLED4aを発
光させる。この後、時間t2が経過したら、ステップS
4へ進み、検出用投光信号Pbを出力してLED4bを
発光させる。更にこの後、時間t2が経過したら、ステ
ップS5へ進み、検出用投光信号Pcを出力してLED
4cを発光させる。続いて、時間t2が経過したら、ス
テップS6へ進み、検出用投光信号Pdを出力してLE
D4dを発光させて、上記投光サイクルを完了するよう
になっている。
【0032】また、上記ステップS1において、確認し
た投光サイクルの回数が、2、6、10、……回目であ
るときには、第2回目の投光サイクルを実行する。具体
的には、ステップS7へ進み、識別用投光信号Psbを
出力してLED4bを発光させる。そして、時間t1が
経過したら、ステップS8へ進み、検出用投光信号Pa
を出力してLED4aを発光させる。この後、時間t2
が経過したら、ステップS9へ進み、検出用投光信号P
bを出力してLED4bを発光させる。更にこの後、時
間t2が経過したら、ステップS10へ進み、検出用投
光信号Pcを出力してLED4cを発光させる。続い
て、時間t2が経過したら、ステップS11へ進み、検
出用投光信号Pdを出力してLED4dを発光させて、
上記投光サイクルを完了するようになっている。
【0033】更に、上記ステップS1において、確認し
た投光サイクルの回数が、3、7、11、……回目であ
るときには、第3回目の投光サイクルを実行する。具体
的には、ステップS12へ進み、識別用投光信号Psc
を出力してLED4cを発光させる。そして、時間t1
が経過したら、ステップS13へ進み、検出用投光信号
Paを出力してLED4aを発光させる。この後、時間
t2秒が経過したら、ステップS14へ進み、検出用投
光信号Pbを出力してLED4bを発光させる。更にこ
の後、時間t2秒が経過したら、ステップS15へ進
み、検出用投光信号Pcを出力してLED4cを発光さ
せる。続いて、時間t2秒が経過したら、ステップS1
6へ進み、検出用投光信号Pdを出力してLED4dを
発光させて、上記投光サイクルを完了するようになって
いる。
【0034】更にまた、上記ステップS1において、確
認した投光サイクルの回数が、4、8、12、……回目
であるときには、第4回目の投光サイクルを実行する。
具体的には、ステップS17へ進み、識別用投光信号P
sdを出力してLED4dを発光させる。そして、時間
t1秒が経過したら、ステップS18へ進み、検出用投
光信号Paを出力してLED4aを発光させる。この
後、時間t2秒が経過したら、ステップS19へ進み、
検出用投光信号Pbを出力してLED4bを発光させ
る。更にこの後、時間t2秒が経過したら、ステップS
20へ進み、検出用投光信号Pcを出力してLED4c
を発光させる。続いて、時間t2秒が経過したら、ステ
ップS21へ進み、検出用投光信号Pdを出力してLE
D4dを発光させて、上記投光サイクルを完了するよう
になっている。
【0035】次に、受光装置3の作用、即ち、受光動作
について、図3、図7、図8、図9も参照して説明す
る。受光装置3では、各投光サイクルにおいて、4個の
LED4a〜4dのうちの1つから出力される識別光
を、PD7a〜7dのうちの対をなすものにて検出する
ことにより、投光装置2との同期を取得し、続いて、L
ED4b〜4dと対をなすPD7b〜7dにて順次検出
光を検出することにより、検出エリア9内における物体
の侵入の検出を行うようになっている。以下、1投光サ
イクルにおける受光動作について説明する。
【0036】まず、受光装置3が起動されると、図7の
ステップS101において、4個のアナログスイッチ1
1a〜11dに対して制御信号G1〜G4を与えてこれ
らをオンする。この場合、アナログスイッチ11a〜1
1dは、ハイレベルの制御信号G1〜G4が与えられる
と、オンされ、ロウレベルの制御信号G1〜G4が与え
られると、オフされるように構成されている。これによ
り、同期用光信号を4個のPD7a〜7dで受光する体
勢が整えられる。尚、アナログスイッチ11a〜11d
のオン時間(識別用受光時間)は、同期用光信号、即
ち、識別用投光信号Psa〜Psdの各投光時間tsと
ほぼ同じ時間に設定されている。
【0037】そして、ステップS102へ進み、受光信
号S(図1及び図3(k)参照)が検出されたか否かを
判断する。ここで、受光信号Sは、4個のPD7a〜7
dから出力される受光信号(を増幅した受光信号)D1
〜D4(図1及び図3(b)〜(e)参照)をオアした
信号である。
【0038】この状態で、例えばLED4aからバース
ト状の識別光が出射されると、この識別光はPD7aに
より受光され、受光信号Sが検出されることから、ステ
ップS102にて「YES」へ進み、同期用光信号有り
の処理(サブルーチン)を実行する(ステップS10
3)。この処理の詳細については、後述する。
【0039】一方、例えばLED4aから出射されたバ
ースト状の識別光が物体等により遮光されると、PD7
a及び他の3個のPD7b〜7dも受光しないため、受
光信号Sが検出されなくなることから、ステップS10
2にて「NO」へ進み、ts秒(図5参照)が経過した
か否かを判断する(ステップS104)。ここで、ts
秒が経過していない場合には、ステップS104にて
「NO」へ進み、ステップS102へ戻るように構成さ
れている。
【0040】また、ステップS104において、ts秒
が経過した場合には、「YES」へ進み、同期用光信号
が受光されなかったと判断し、同期用光信号無しの処理
(サブルーチン)を実行する(ステップS105)。こ
の処理の詳細については、後述する。
【0041】尚、上記ステップS102の受光信号Sの
検出の判断においては、受光信号Sがハイレベルである
か否かだけを判断するだけでなく、受光信号Sのハイレ
ベルの期間(即ち、Sのパルス幅の時間)が、時間ts
(即ち、識別用投光信号Psa〜Psdのパルス幅の時
間)とほぼ等しい場合だけ、同期用光信号を受光したと
判断するようになっている。これは、他の多光軸光電セ
ンサからの干渉光等による誤動作を防止するためであ
り、このために、同期用光信号の投光時間tsと、検出
用光信号の投光時間tp(図5参照)も明確に区別して
いる。
【0042】次に、同期用光信号有りの処理(サブルー
チン)について、図8も参照して説明する。この場合、
同期用光信号を検出したタイミングを基準として、4個
のPD7a〜7dによる受光動作を順次開始するように
構成されている。
【0043】まず、図8のステップS201において、
4個のアナログスイッチ11a〜11dをオフする(制
御信号G1〜G4をロウレベルにする)。続いて、ステ
ップS202へ進み、同期用光信号を検出したタイミン
グを基準として同期信号T(図3(f)参照)を出力す
る。そして、ステップS203へ進み、同期信号Tを基
準として、1番目の光軸のLED4aの投光タイミング
に合わせてアナログスイッチ11aだけをオンする(制
御信号G1をハイレベルにする)。この場合、アナログ
スイッチ11aのオン時間は、LED4aの投光時間
(図5に示す時間tp)とほぼ同じに設定している。
【0044】そして、ステップS204へ進み、受光信
号Sがハイレベルであるか否かを判断している。ここ
で、受光信号Sがハイレベルであれば、「YES」へ進
み、入光状態であると判断し(ステップS205)、受
光信号Sがハイレベルでなければ、「NO」へ進み、遮
光状態であると判断する(ステップS206)。この
後、アナログスイッチ11aをオフする(ステップS2
07)。
【0045】尚、入光状態/遮光状態の判断を、1スキ
ャン(投光サイクル)の検出結果だけで実行するように
構成したが、これに代えて、2スキャン(投光サイク
ル)以上の各検出結果の論理積によって判断するように
構成しても良い。このように構成すると、突発的なノイ
ズ等による悪影響によって生ずる誤検出を高い確率で防
止することができる。
【0046】続いて、ステップS208へ進み、同期信
号Tを基準として、2番目の光軸のLED4bの投光タ
イミングに合わせてアナログスイッチ11bだけをオン
する。この場合、アナログスイッチ11bのオン時間
は、LED4bの投光時間(図5に示す時間tp)とほ
ぼ同じに設定している。そして、ステップS209へ進
み、受光信号Sがハイレベルであるか否かを判断してい
る。ここで、受光信号Sがハイレベルであれば、「YE
S」へ進み、入光状態であると判断し(ステップS21
0)、受光信号Sがハイレベルでなければ、「NO」へ
進み、遮光状態であると判断する(ステップS21
1)。この後、アナログスイッチ11bをオフする(ス
テップS212)。
【0047】尚、入光状態/遮光状態の判断を、1スキ
ャン(投光サイクル)の検出結果だけで実行するように
構成したが、これに代えて、2スキャン(投光サイク
ル)以上の各検出結果の論理積によって判断するように
構成しても良い。
【0048】続いて、ステップS213へ進み、同期信
号Tを基準として、3番目の光軸のLED4cの投光タ
イミングに合わせてアナログスイッチ11cだけをオン
する。この場合、アナログスイッチ11cのオン時間
は、LED4cの投光時間(図5に示す時間tp)とほ
ぼ同じに設定している。そして、ステップS214へ進
み、受光信号Sがハイレベルであるか否かを判断してい
る。ここで、受光信号Sがハイレベルであれば、「YE
S」へ進み、入光状態であると判断し(ステップS21
5)、受光信号Sがハイレベルでなければ、「NO」へ
進み、遮光状態であると判断する(ステップS21
6)。この後、アナログスイッチ11cをオフする(ス
テップS217)。
【0049】ここで、図4に示すように、例えば上記3
番目の光軸が物体により遮光されたとすると、図3
(d)に示すように、PD7cの受光信号D3がロウレ
ベルとなると共に、図3(k)に示すように、受光信号
Sのうちの上記3番目の光軸の受光に対応する期間がロ
ウレベルとなる。
【0050】尚、入光状態/遮光状態の判断を、1スキ
ャン(投光サイクル)の検出結果だけで実行するように
構成したが、これに代えて、2スキャン(投光サイク
ル)以上の各検出結果の論理積によって判断するように
構成しても良い。
【0051】続いて、ステップS218へ進み、同期信
号Tを基準として、4番目の光軸のLED4dの投光タ
イミングに合わせてアナログスイッチ11dだけをオン
する。この場合、アナログスイッチ11dのオン時間
は、LED4dの投光時間(図5に示す時間tp)とほ
ぼ同じに設定している。そして、ステップS219へ進
み、受光信号Sがハイレベルであるか否かを判断してい
る。ここで、受光信号Sがハイレベルであれば、「YE
S」へ進み、入光状態であると判断し(ステップS22
0)、受光信号Sがハイレベルでなければ、「NO」へ
進み、遮光状態であると判断する(ステップS22
1)。この後、アナログスイッチ11dをオフする(ス
テップS222)。
【0052】尚、入光状態/遮光状態の判断を、1スキ
ャン(投光サイクル)の検出結果だけで実行するように
構成したが、これに代えて、2スキャン(投光サイク
ル)以上の各検出結果の論理積によって判断するように
構成しても良い。
【0053】そして、ステップS223へ進み、時間t
3秒が経過したか否か、即ち、1回の投光サイクル完了
したか否かを判断する。ここで、上記時間t3秒が経過
すれば、ステップS223にて「YES」へ進み、同期
用光信号有りの処理(サブルーチン)を完了し、メイン
ルーチン(図7のステップS101)へ戻り、次のスキ
ャン(投光サイクル)の受光動作を繰り返し実行するよ
うになっている。
【0054】次に、同期用光信号無しの処理(サブルー
チン)について、図9も参照して説明する。何らかの原
因で同期用光信号を受光できなかった場合は、投光装置
2と受光装置3との間の同期をとれないので、次回以降
のスキャン(投光サイクル)にて同期がとれるまで待機
状態となるように構成されている。
【0055】具体的には、図9のステップS301にお
いて、4個のアナログスイッチ11a〜11dをオフす
る。そして、1スキャン(投光サイクル)の受光動作
(検出動作)に要する時間tx秒(図5参照)が経過す
るのを待つ(ステップS302)。この時間txは、次
の式で表される時間である。
【0056】tx=t1+tp×4+t2×3+t3 そして、上記時間tx秒が経過したら、同期用光信号無
しの処理(サブルーチン)を完了し、メインルーチン
(図7のステップS101)へ戻り、次のスキャン(投
光サイクル)の受光動作を繰り返し実行するように構成
されている。
【0057】さて、このような構成の本実施例の多光軸
光電センサ1において、例えば、図4に示すように、3
番目の光軸が物体17により遮光された状態で、検出動
作が開始されると、1回目の投光サイクル(スキャン)
では、1番目の光軸(LED4a及びPD7aの対)が
同期取得用光軸となり、LED4aからの同期用光信号
をPD7aが受光することにより、同期が取得される。
そして、3番目の光軸が物体により遮光されているの
で、図3(d)に示すように、PD7cの受光信号D3
がロウレベルとなると共に、図3(k)に示すように、
受光信号Sのうちの上記3番目の光軸の受光に対応する
期間がロウレベルとなる。これにより、検出エリア9内
に上記物体が侵入していることが検出される。
【0058】続いて、2回目の投光サイクル(スキャ
ン)においては、2番目の光軸(LED4b及びPD7
bの対)が同期取得用光軸となり、LED4bからの同
期用光信号をPD7bが受光することにより、同期が取
得される。そして、3番目の光軸が物体17により遮光
されているので、図3(d)に示すように、PD7cの
受光信号D3がロウレベルとなると共に、図3(k)に
示すように、受光信号Sのうちの上記3番目の光軸の受
光に対応する期間がロウレベルとなる。
【0059】そして、3回目の投光サイクル(スキャ
ン)においては、3番目の光軸(LED4c及びPD7
cの対)が同期取得用光軸となる。この場合、LED4
cからの同期用光信号は物体17により遮光されること
から、該同期用光信号をPD7cが受光できない。従っ
て、同期をとることができない。このため、この3回目
の投光サイクルでは、検出動作が実行されない。即ち、
図3(d)に示すように、PD7cの受光信号D3がロ
ウレベルとなると共に、図3(g)〜(j)に示すよう
に、LED4a〜4dから検出用光信号を受光する期
間、アナログスイッチ11a〜11dはオフされ、そし
て、図3(k)に示すように、受光信号Sのうちの上記
3回目の投光サイクルに対応する期間がロウレベルとな
る。
【0060】次に、4回目の投光サイクル(スキャン)
においては、4番目の光軸(LED4d及びPD7dの
対)が同期取得用光軸となり、LED4dからの同期用
光信号をPD7dが受光することにより、同期が取得さ
れる。そして、3番目の光軸が物体17により遮光され
ているので、図3(d)に示すように、PD7cの受光
信号D3がロウレベルとなると共に、図3(k)に示す
ように、受光信号Sのうちの上記3番目の光軸の受光に
対応する期間がロウレベルとなる。以下、上述した1〜
4回目の投光サイクルを繰り返すようになっている。
【0061】上記した構成の本実施例によれば、投光サ
イクルの開始時に発光させる1個のLED4a〜4d
(一の投光素子)を、投光サイクルを1回実行する毎
に、変更したので、ある1個のLED4a〜4dの光軸
が物体等により遮光されたり、外乱光の影響を受けたり
することがあっても、変更した1個のLED4a〜4d
の光軸が遮光されたり、外乱光の影響を受けたりする確
率はかなり低くなる。即ち、同期取得用の光軸のLED
4a〜4dを変更する毎に、同期を取得する確率が急激
に高くなる。従って、同期をより一層確実に取得可能と
なる。
【0062】例えば、図5に示すように、3番目の光軸
が物体17で遮光されているような場合、本実施例によ
れば、3番目の光軸以外の光軸で同期を取得する投光サ
イクルのときに、同期を確実にとることができる。これ
に対して、3番目の光軸を同期取得用の光軸として固定
している従来構成の場合には、3番目の光軸の遮光状態
が続く限り、同期をとることができない。
【0063】また、本実施例の場合、各投光サイクルに
おいて、同期取得用の光軸は1つであるから、即ち、同
期取得のために発光させるLED4a〜4dの個数は、
1個であるから、無駄な電力消費を最小限に少なくする
ことができる。ちなみに、全てのLEDを同期取得のた
めに発光させる構成が考えられるが、この構成では、消
費電力が大きくなるという問題点がある。
【0064】尚、上記実施例においては、投光サイクル
毎に同期取得用光軸を、1番目の光軸(LED4a及び
PD7aの対)から4番目の光軸(LED4d及びPD
7dの対)まで順番に変更していくように構成したが、
これに限られるものではなく、投光サイクル毎に同期取
得用光軸をランダムに変更していくように構成しても良
い。
【0065】また、同期取得用光軸を投光サイクルを1
回実行する毎に変更するように構成したが、これに代え
て、投光サイクルを2回、または、3回以上実行する毎
に変更するように構成しても良いし、また、投光サイク
ルをランダムな回数実行する毎に変更するように構成し
ても良い。更に、投光サイクルをランダムな回数実行す
る毎に、同期取得用光軸をランダムに変更するように構
成しても良い。
【0066】更にまた、上記実施例では、多光軸光電セ
ンサ1の光軸の個数を4個としたが、これに限られるも
のではなく、光軸の個数を3個以下としても良いし、5
個以上としても良い。また、多光軸光電センサ1を複数
配設して、検出エリアを大きくするように構成しても良
い。
【0067】一方、上記実施例では、4個のLED4a
〜4dから出力する同期用投光信号Psa〜Psdのパ
ルス幅を同じ時間tsとしたが、これに代えて、4個の
LED4a〜4dから出力する同期用投光信号Psa〜
Psdのパルス幅を全て異なるように構成しても良い。
このように構成すると、各投光サイクルにおける同期取
得用光軸が4つの光軸8a〜8dの中のいずれであるか
を判別することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、投光サイクルの開始時に発光させる一の投光素子
を、投光サイクルを1回または複数回またはランダムな
回数実行する毎に、変更したので、同期をより一層確実
に取得することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多光軸光電センサのブ
ロック図
【図2】投光装置側の各信号のタイムチャート
【図3】受光装置側の各信号のタイムチャート
【図4】物体が光軸を遮光する様子を示す図
【図5】1回の投光サイクルを示す図
【図6】投光装置の投光制御を示すフローチャート
【図7】受光装置の受光制御を示すフローチャート
【図8】同期用光信号有りの処理(サブルーチン)を示
すフローチャート
【図9】同期用光信号無しの処理(サブルーチン)を示
すフローチャート
【符号の説明】
1は多光軸光電センサ、2は投光装置、3は受光装置、
4a〜4dはLED(投光素子)、6は投光側CPU、
7a〜7dはPD(受光素子)、8a〜8dは光軸、9
は検出エリア、11a〜11dはアナログスイッチ、1
2はコンパレータ、13は受光側CPU、15は出力回
路、16は有効化回路(有効化手段)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出エリアに向けて光を照射すべく予め
    決められたタイミングで順次点灯される複数の投光素子
    と、 これら複数の投光素子と対をなすように設けられ、前記
    検出エリアからの光を受ける複数の受光素子と、 一の投光素子を投光サイクルの開始時に発光させるため
    の識別用発光時間及び各投光素子を以後順次発光させる
    ための検出用発光時間に基づいて各投光素子を隣接順に
    所定の投光タイミングで繰り返し発光させる投光回路
    と、 前記一の投光素子と対をなし予め出力が有効化された受
    光素子が受光状態となった後に非受光状態となるまでの
    受光時間が前記識別用発光時間に対応した所定の識別用
    受光時間と一致する度に、前記投光タイミングに同期さ
    せて前記各投光素子の対となる受光素子の出力を有効化
    する有効化手段と、 有効化された受光素子から出力される受光信号を検出す
    ることに基づいて前記検出エリアにおける遮光状態を検
    出する遮光状態検出手段とを備えた多光軸光電センサで
    あって、 前記投光回路は、前記投光サイクルの開始時に発光させ
    る一の投光素子を、前記投光サイクルを1回または複数
    回またはランダムな回数実行する毎に、変更するように
    構成されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 【請求項2】 前記投光回路は、前記投光サイクルの開
    始時に発光させる一の投光素子を変更するに際して、前
    記複数の投光素子を所定の順序で1個ずつ前記一の投光
    素子とするように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の多光軸光電センサ。
  3. 【請求項3】 前記投光回路は、前記投光サイクルの開
    始時に発光させる一の投光素子を変更するに際して、前
    記複数の投光素子の中から1個をランダムに選択してこ
    れを前記一の投光素子とするように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の多光軸光電センサ。
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