JP2003158441A - 水晶振動子とこれを用いた水晶発振器 - Google Patents

水晶振動子とこれを用いた水晶発振器

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JP2003158441A JP2001355414A JP2001355414A JP2003158441A JP 2003158441 A JP2003158441 A JP 2003158441A JP 2001355414 A JP2001355414 A JP 2001355414A JP 2001355414 A JP2001355414 A JP 2001355414A JP 2003158441 A JP2003158441 A JP 2003158441A
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crystal
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output electrode
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Yoji Nagano
洋二 永野
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水晶振動子を実装する際に方向性の注意が不要
であると共に、水晶振動子の出力電極パッドと水晶発振
器の信号出力電極パッド間においてカップリング現象の
生じない水晶振動子とこれを用いた水晶発振器を提供す
る 【解決手段】水晶振動子32の外部底面には、出力電極
パッドとして水晶振動素子に導通したX1電極パッド3
4及びX2電極パッド35、ダミー電極パッド36、接
地電極パッド37を備えている。一方、セラミックパッ
ケージ33の上面には、水晶振動子32の出力電極パッ
ドに対応して、X1電極パッド38、X2電極パッド3
9及び接地電極パッド40からなる入力電極パッドを備
えており、セラミックパッケージ33の外部底面には、
信号出力電極パッド41、制御電圧電極パッド42、接
地電極パッド43及び直流印加電極パッド44からなる
入出力電極パッドを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水晶振動子とこれを
用いた水晶発振器に関し、特にセラミックパッケージに
水晶振動素子を気密封止した水晶振動子と、この水晶振
動子を発振回路及び温度補償回路等を構成する回路素子
を搭載したセラミックパッケージの開口部に固定した構
造の水晶発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動素子をセラミックパッケージ内
に搭載し、蓋により機密封止した構造の水晶振動子、及
びこの水晶振動子を発振回路、温度補償回路と接続して
構成する水晶発振器は、各種通信機器の規準周波数発生
源等として広く使用されている。図5は、従来の水晶発
振器の断面図の一例である。同図は、下部のセラミック
パッケージ1内に発振回路、温度補償回路等を構成する
回路素子2を搭載し、一方、上部セラミックパッケージ
3には、水晶振動素子4を搭載すると共に、蓋5を用い
て水晶振動素子4を封入することにより水晶振動子6を
組み立てた後、水晶振動子6をセラミックパッケージ1
の上部に固定して一体化した構造である。水晶振動子6
の外部底面には、水晶振動素子4に形成した励振電極に
導通する出力電極パッド7を備えており、セラミックパ
ッケージ1の上面には回路素子2と導通する入力電極パ
ッド8を備えており、セラミックパッケージ1の外部底
面には水晶発振器の入出力電極パッド9を備えている。
【0003】図6は、従来の水晶発振器の外観図の一例
であり、(a)は、水晶振動子と回路素子を搭載したセ
ラミックパッケージを分解した分解図を、(b)は、水
晶振動子の上面から透視した出力電極パッドの配置図
を、(c)は、水晶発振器の上面から透視した入出力電
極パッドの配置図を示す。同図に示すように、水晶振動
子6の外部底面には、出力電極パッドとして水晶振動素
子に導通したX1電極(X1)パッド10、X2電極
(X2)パッド11及び接地電極(G)パッド12を備
えている。一方、セラミックパッケージ1の上面には、
水晶振動子6の出力電極パッドに対応して、X1電極パ
ッド13、X2電極パッド14及び接地電極パッド15
からなる入力電極パッドを備えており、セラミックパッ
ケージ1の外部底面には、信号出力電極(OUT)パッ
ド16、制御電圧電極(VCON)パッド17、接地電
極(G)パッド18及び直流印加電極(VCC)パッド
19からなる入出力電極パッドを備えている。尚、従来
の水晶振動子の出力電極パッドの配置は、図6(b)に
示す如く水晶振動子の励振電極に導通したX1電極パッ
ド10とX2電極パッド11とを互いに対角線上に配置
しているため、セラミックパッケージに水晶振動子を搭
載する際に、180°回転してもX1電極パッド10と
X2電極パッド11が入れ替わるだけで搭載方向を気に
しなくてもよいようになっている。
【0004】近年、水晶発振器の低背化が進み、セラミ
ックパッケージの高さ寸法も小さくすることが望まれて
いるが、この高さ寸法を小さくすると、図6(b)、
(c)に示す如く、水晶振動子のX1電極パッド10と
水晶発振器の信号出力電極パッド16とがパッケージ1
を挟んで対向して設けられているため、両者間において
カップリング現象が生じて水晶発振器の発振周波数に影
響を与えるという問題が発生していた。同様カップリン
グ現象が生ずる。
【0005】そこで、このカップリング現象を防止する
方法として、特開2000−341043号にその手段
が提示されている。その手段の概要は、水晶発振器の信
号出力電極パッドと対向していた水晶振動子のX1電極
パッドの位置を、水晶発振器の直流印加電極パッドと対
向する位置に変更して、水晶振動子の励振電極と水晶発
振器の信号出力電極パッドとのカップリング現象を防い
だものである。
【0006】図7に、従来のカップリング現象防止手段
を備えた水晶発振器の外観図を示す。(a)は、水晶振
動子と回路素子を搭載したセラミックパッケージを分解
した分解図を、(b)は、水晶振動子の上面から透視し
た出力電極パッドの配置図を、(c)は、水晶発振器の
上面から透視した入出力電極パッドの配置図を示す。従
って同図に示すように、水晶発振器の信号出力電極(O
UT)パッド28は、水晶振動子の接地電極(G)パッ
ド24と対向し、一方、水晶振動子のX2電極(X2)
パッド23は制御電圧電極(VCON)パッド29と、
X1電極(X1)パッド22は水晶発振器の直流印加電
極(VCC)パッド31と夫々対向しており、水晶発振
器の制御電圧は、極めて直流電圧に近いものであり、カ
ップリング現象により水晶発振器の発振周波数に影響を
与えることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カップリング現象防止手段を備えた水晶振動子とこれを
用いた水晶発振器は、次のような問題を抱えていた。水
晶振動子のX1電極パッド、及びX2電極パッドは、水
晶振動素子に形成された励振電極対から導出された電極
パッドであり、極性は無い。そこで、従来の水晶振動子
の出力電極パッドの配置は、図6(b)に示した、従来
の水晶振動子の電極パッドを上面から透視した配置図の
如く、X1電極パッド10とX2電極パッド11は、対
角線上に設けられており、水晶振動子を実装する際に方
向性に注意することなく180°回転してX1電極パッ
ドとX2電極パッドが入れ替わっても問題とならない。
【0008】一方、従来のカップリング現象防止手段
は、図7(b)に示した、カップリング防止手段を備え
た水晶振動子の電極パッドを上面から透視した配置図の
如く、水晶振動子のX1電極パッド22とX2電極パッ
ド23とを片側に配置しており、水晶振動子を実装する
際に方向性の注意が必要である。この水晶振動子を水晶
メーカーで水晶発振器として組み立てる際は、方向性を
注意すればよいが、水晶振動子を単体で一般ユーザに販
売する場合には、従来の水晶振動子の電極パッド配置の
如く方向性に注意することなく実装できることが望まし
い。そこで本発明は、上述したような問題を解決するた
めになされたものであって、水晶振動子を実装する際に
方向性の注意が不要であると共に、水晶振動子の出力電
極パッドと水晶発振器の信号出力電極パッド間において
カップリング現象の生じない水晶振動子とこれを用いた
水晶発振器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わる水晶振動子とこれを用いた水晶発振器
は、以下の構成をとる。請求項1記載の水晶振動子は、
パッケージの凹部内底部に水晶振動素子を搭載して蓋に
て気密封止した水晶振動子にあって、前記パッケージの
外部底面には、前記水晶振動素子に形成した励振電極か
ら導出して互いに対角線上に位置する一対の出力電極パ
ッド及び接地電極パッドとを備えており、前記出力電極
パッドは、所定の電極パッドに比べて小さく形成した出
力電極パッドと該出力電極パッドを囲むよう形成したダ
ミー電極パッドからなるよう構成する。
【0010】請求項2記載の水晶振動子は、パッケージ
凹部内底部に発振回路、温度補償回路等を構成する回路
素子を搭載しており、請求項1記載の水晶振動子を該パ
ッケージ開口部に固定して一体化した構造の水晶発振器
にあって、前記パッケージの外部底面には、入出力電極
パッドを備えており、前記パッケージ開口部には、前記
水晶振動子の出力電極パッド及び接地電極パッドに対応
する位置に入力電極パッドと接地電極パッドとを備えて
おり、該入力電極パッドのサイズは、前記水晶振動子に
備えた出力電極パッドのサイズに合わせ小さくするよう
構成する。
【0011】請求項3記載の水晶振動子は、パッケージ
の凹部内底部に水晶振動素子を搭載して蓋にて気密封止
した水晶振動子にあって、前記パッケージの外部底面に
は、前記水晶振動素子に形成した励振電極と導通した一
対の出力電極パッドと接地電極バッドとを備えており、
前記出力電極パッドをパッケージの対向する2辺のほぼ
中央に、前記接地電極パッドをパッケージ四隅にそれぞ
れ配置するよう構成する。
【0012】請求項4記載の水晶振動子は、パッケージ
凹部内底部に発振回路、温度補償回路等を構成する回路
素子を搭載しており、請求項3記載の水晶振動子を該パ
ッケージ開口部に固定して一体化した構造の水晶発振器
にあって、前記パッケージの外部底面には、入出力電極
パッドを備えており、前記パッケージ開口部には、前記
水晶振動子の出力電極パッドと接地電極パッドに対応す
る位置に入力電極パットと接地電極パッドとを備えるよ
う構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る水晶振
動子とこれを用いた水晶発振器の第一の実施例を示す外
観図であり、(a)は、水晶振動子と回路素子を搭載し
たセラミックパッケージを分解した分解図を、(b)
は、水晶振動子の上面から透視した出力電極パッドの配
置図を、(c)は、水晶発振器の上面から透視した入出
力電極パッドの配置図を示す。本発明に係わる水晶発振
器は、上部セラミックパッケージに水晶振動素子を搭載
すると共に、蓋を用いて水晶振動素子を封入することに
より水晶振動子32を組み立てた後、下部のセラミック
パッケージ33内に発振回路、温度補償回路等を構成す
る回路素子を搭載し、更に前記水晶振動子32をセラミ
ックパッケージ33の上部に固定して一体化した構造で
ある。
【0014】そこで、図1に示す如く、水晶振動子32
の外部底面には、出力電極パッドとして水晶振動素子に
導通したX1電極(X1)パッド34及びX2電極(X
2)パッド35、ダミー電極パッド36、接地電極
(G)パッド37を備えている。一方、セラミックパッ
ケージ33の上面には、水晶振動子32の出力電極パッ
ドに対応して、X1電極パッド38、X2電極パッド3
9及び接地電極(G)パッド40からなる入力電極パッ
ドを備えており、セラミックパッケージ33の外部底面
には、信号出力電極(OUT)パッド41、制御電圧電
極(VCON)パッド42、接地電極(G)パッド43
及び直流印加電極(VCC)パッド44からなる入出力
電極パッドを備えている。
【0015】本第一の実施例の特徴は、水晶振動子の励
振電極から導出されたX1電極パッド34及びX2電極
パッド35、及びセラミックパッケージ33の上面に備
えたX1電極パッド38及びX2電極パッド39の形状
を共に小さくしたことにある。又、水晶振動子に設けた
電極パッド36は、ダミー電極でありその機能について
は後述する。一般に、二つの電極パッド間で形成される
結合容量は、 C=ε・S/d (ここで、εは誘電率でセラミック
では9程度である。) で表記され、電極パッドの面積Sに比例すると共に、二
つの電極間の距離dに反比例する。従って、X1電極パ
ッド34と信号出力電極パッド41間において生ずるカ
ップリング現象は、電極パッドの形状を小さくしたこと
により低下する。
【0016】図2は、本発明に係わる水晶振動子の第一
の実施例を示す外観図であり、(a)は、水晶振動子を
裏面から観た全体図を示し、(b)は、X1電極パッド
の拡大図を示す。本水晶振動子は、セラミックパッケー
ジに水晶振動素子を搭載して蓋を用いて水晶振動素子を
封入した構造で、同図に示すように、水晶振動子の外形
寸法としては5mm×4mm程度のものが商品化されて
おり、出力電極パッドの寸法は、1.5mm×1mm程
度である。本実施例においては、(b)に示した拡大図
の如く、X1電極パッド34(或いはX2電極パッド3
5)の形状については、カップリング現象を低下させる
ため従来の電極パッドの1/10程度に小さくすると共
に、0.1〜0.2mmの間隙を設けてダミー電極パッ
ド36を配置した。このダミー電極パッドは、後述する
ように水晶振動子を単品で使用してプリント配線基板等
に搭載する際に必要となる。又、現在用いられているチ
ップコンデンサの外形寸法は、0.6mm×0.3mm
程度であり、これを固定する電極パッドの間隔は0.1
mm〜0.2mmとされていることから、電極パッド間
の間隔は0.1mm〜0.2mm以上あれば、リフロー
時にハンダブリッジが発生して短絡する等の現象は生じ
ない。
【0017】次に、本発明に係わる水晶振動子を、単品
でプリント配線基板に搭載して使用する場合のハンダ接
続方法を説明する。図3は、本発明に係わる第一の実施
例である水晶振動子を通常のプリント配線基板にハンダ
接続する際の状態図である。同図を説明すると、プリン
ト配線基板45に設けた水晶振動子32を固定するラン
ド46は、水晶振動子に備えたX1電極パッド34(或
いはX2電極パッド35)とダミー電極パッド36を包
含する面積を備えており、リフローによりハンダ接続す
る際は両者の電極パッドが共にハンダ47で接合される
ため、ダミー電極パッドを備えることにより機械的強度
が保持される。一方、本発明に係わる水晶振動子は、X
1電極パッドとX2電極パッドが対角線上に配置されて
おり、水晶振動子を取り付ける際に、方向性に対する注
意が不要であり、自動マウンタ等で水晶振動子をプリン
ト配線基板等に搭載する際に有効である。
【0018】図4は、本発明に係る水晶振動子とこれを
用いた水晶発振器の第二の実施例を示す外観図であり、
(a)は、水晶振動子と回路素子を搭載したセラミック
パッケージを分解した分解図を、(b)は、水晶振動子
の上面から透視した出力電極パッドの配置図を、(c)
は、水晶発振器の上面から透視した入出力電極パッドの
配置図を示す。本発明に係わる水晶発振器は、上部セラ
ミックパッケージに水晶振動素子を搭載すると共に、蓋
を用いて水晶振動素子を封入することにより水晶振動子
48を組み立てた後、下部のセラミックパッケージ49
内に発振回路、温度補償回路等を構成する回路素子を搭
載し、更に前記水晶振動子48をセラミックパッケージ
49の上部に固定して一体化した構造である。
【0019】そこで、図4に示すように、水晶振動子4
8の外部底面には、出力電極パッドとして水晶振動素子
に導通したX1電極パッド50及びX2電極パッド5
1、接地電極(G)パッド52を備えている。一方、セ
ラミックパッケージ49の上面には、水晶振動子48の
出力電極パッドに対応して、X1電極(X1)パッド5
3、X2電極(X2)パッド54及び接地電極(G)パ
ッド55からなる入力電極パッドを備えており、セラミ
ックパッケージ49の外部底面には、信号出力電極(O
UT)パッド56、制御電圧電極(VCON)パッド5
7、接地電極(G)パッド58及び直流印加電極(V
CC)パッド59からなる入出力電極パッドを備えてい
る。
【0020】本実施例の特徴は、水晶振動子48の出力
電極としてX1電極パッド50とX2電極パッド51
を、水晶振動子底面の対向する2辺の中央に対向するよ
うに配置したことにある。従って、本発明に係わる水晶
振動子は、実装する際に方向性の注意が不要となると共
に、水晶発振器を構成する場合においては、信号出力電
極パッド56と、X1電極パッド50或いはX2電極パ
ッド51が対向して配置されることは無く、カップリン
グ現象は生じない。尚、以上実施例として水晶振動子、
水晶発振器について説明したが、本発明は、これに限る
ものではなく、圧電振動子、圧電発振器一般に適応可能
である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述したように、請求項1記戴
の発明は、この水晶振動子を用いて水晶発振器を構成す
る場合、水晶振動子のX1電極パッド及びX2電極パッ
ドとして小さな面積のパッドを配置したため、水晶発振
器の信号出力電極パッドとのカップリング現象を減少さ
せる。又、水晶振動子を単品で使用する際は、ダミー電
極パッドを含めてハンダ接続が可能となり機械的強度が
保持されると共に、X1電極パッドとX2電極パッドが
対角線上に配置されているため、水晶振動子を実装する
際に方向性の注意が不要となり、水晶振動子を使用する
上で大きな効果が発揮される。
【0022】請求項2記載の発明は、水晶振動子を固定
接続するX1電極パッド及びX2電極パッドとして、セ
ラミックパッケージ上面の所定の位置に小さな面積のパ
ッドを配置したため、信号出力電極パッドとのカップリ
ング現象を減少させることが出来、水晶発振器の性能向
上に大きな効果が発揮される。
【0023】請求項3記載の発明は、この水晶振動子を
用いて水晶発振器を構成する場合、水晶振動子のX1電
極パッド及びX2電極パッドを水晶振動子裏面の端面中
央に配置したため、水晶発振器の信号出力電極パッドと
のカップリング現象を防止する。又、水晶振動子を単品
で使用する際は、X1電極パッドとX2電極パッドが水
晶振動子の端面中央に対向して配置されているため、水
晶振動子を実装する際に方向性の注意が不要となり、水
晶振動子を使用する上で大きな効果が発揮される。
【0024】請求項4記載の発明は、水晶振動子を固定
接続するX1電極パッド及びX2電極パッドを、セラミ
ックパッケージ上面の端面中央に配置したため、信号出
力電極パッドとのカップリング現象を防止することが出
来、水晶発振器の性能向上に大きな効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水晶振動子とこれを用いた水晶発
振器の第一の実施例を示す外観図である。
【図2】本発明に係わる水晶振動子の第一の実施例を示
す外観図である。
【図3】本発明に係わる第一の実施例である水晶振動子
をプリント配線基板にハンダ接続する際の状態図であ
る。
【図4】本発明に係る水晶振動子とこれを用いた水晶発
振器の第二の実施例を示す外観図である。
【図5】従来の水晶発振器の断面図の一例である。
【図6】従来の水晶発振器の外観図の一例である。
【図7】従来のカップリング現象防止手段を備えた水晶
発振器の外観図を示す。
【符号の説明】
1・・下部セラミックパッケージ、 2・・回路素子、
3・・上部セラミックパッケージ、 4・・水晶振動素
子、5・・蓋、 6・・水晶振
動子、7・・出力電極パッド、 8・・入力
電極パッド、9・・入出力電極パッド、 10・
・X1電極パッド、11・・X2電極パッド、
12・・接地電極パッド、13・・X1電極パッド、
14・・X2電極パッド、15・・接地電極
パッド、 16・・信号出力電極パッド、17
・・制御電圧電極パッド、 18・・接地電極パッ
ド、19・・直流印加電極パッド、 20・・水晶
振動子、21・・セラミックパッケージ、 22・・
X1電極パッド、23・・X2電極パッド、
24・・接地電極パッド、25・・X1電極パッド、
26・・X2電極パッド、27・・接地電極パ
ッド、 28・・信号出力電極パッド、29・
・制御電圧電極パッド、 30・・接地電極パッ
ド、31・・直流印加電極パッド、 32・・水晶
振動子、33・・セラミックパッケージ、 34・・
X1電極パッド、35・・X2電極パッド、
36・・ダミー電極パッド、37・・接地電極パッド、
38・・X1電極パッド、39・・X2電極
パッド、 40・・接地電極パッド、41・・
信号出力電極パッド、 42・・制御電圧電極パッ
ド、43・・接地電極パッド、 44・・直流
印加電極パッド、45・・プリント配線基板、
46・・ランド、47・・ハンダ、
48・・水晶振動子、49・・セラミックパッケージ、
50・・X1電極パッド、51・・X2電極パッ
ド、 52・・接地電極パッド、53・・X1
電極パッド、 54・・X2電極パッド、55
・・接地電極パッド、 56・・信号出力電極
パッド、57・・制御電圧電極パッド、 58・・
接地電極パッド、59・・直流印加電極パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージの凹部内底部に水晶振動素子を
    搭載して蓋にて気密封止した水晶振動子にあって、 前記パッケージの外部底面には、前記水晶振動素子に形
    成した励振電極から導出して互いに対角線上に位置する
    一対の出力電極パッド及び接地電極パッドとを備えてお
    り、 前記出力電極パッドは、所定の電極パッドに比べて小さ
    く形成した出力電極パッドと該出力電極パッドを囲むよ
    う形成したダミー電極パッドからなることを特徴とする
    水晶振動子。
  2. 【請求項2】パッケージ凹部内底部に発振回路、温度補
    償回路等を構成する回路素子を搭載しており、請求項1
    記載の水晶振動子を該パッケージ開口部に固定して一体
    化した構造の水晶発振器にあって、 前記パッケージの外部底面には、入出力電極パッドを備
    えており、 前記パッケージ開口部には、前記水晶振動子の出力電極
    パッド及び接地電極パッドに対応する位置に入力電極パ
    ッドと接地電極パッドとを備えており、 該入力電極パッドのサイズは、前記水晶振動子に備えた
    出力電極パッドのサイズに合わせ小さくしたことを特徴
    とする水晶発振器。
  3. 【請求項3】パッケージの凹部内底部に水晶振動素子を
    搭載して蓋にて気密封止した水晶振動子にあって、 前記パッケージの外部底面には、前記水晶振動素子に形
    成した励振電極と導通した一対の出力電極パッドと接地
    電極バッドとを備えており、前記出力電極パッドをパッ
    ケージの対向する2辺のほぼ中央に、前記接地電極パッ
    ドをパッケージ四隅にそれぞれ配置したことを特徴とす
    る水晶振動子。
  4. 【請求項4】パッケージ凹部内底部に発振回路、温度補
    償回路等を構成する回路素子を搭載しており、請求項3
    記載の水晶振動子を該パッケージ開口部に固定して一体
    化した構造の水晶発振器にあって、 前記パッケージの外部底面には、入出力電極パッドを備
    えており、 前記パッケージ開口部には、前記水晶振動子の出力電極
    パッドと接地電極パッドに対応する位置に入力電極パッ
    トと接地電極パッドとを備えたことを特徴とする水晶発
    振器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007104075A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装用の水晶発振器
JP2008035141A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Kyocera Kinseki Corp 圧電発振器
JP2009117495A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Ngk Spark Plug Co Ltd パッケージ
CN101091312B (zh) * 2005-11-02 2011-12-28 松下电器产业株式会社 电子部件组件

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