JP2003157823A - 二次電池およびその製造方法 - Google Patents
二次電池およびその製造方法Info
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Abstract
が高い二次電池を提供する。 【解決手段】 正極12と、負極13と、正極12と負
極13との間に配置されたセパレータ14とを含み、セ
パレータ14が、絶縁性の樹脂14aと樹脂14aに担
持された絶縁性の粒子14bとを備え、粒子14bが電
解液中においてイオン透過性を有する。
Description
次電池およびその製造方法に関する。
ン電池では、ポリエチレンやポリプロピレンといった高
分子からなる多孔性フィルム、または、これらを積層し
たものをセパレータとして用いていた。
タは、正負極間の電気的接触を防止するとともに、イオ
ンを通過させる機能を有する。また、正負極間で内部短
絡が生じた場合には、異常電流が流れたり内圧および温
度が急激に上昇したりするが、セパレータはこれらを抑
制して電池の安全性を高めるという機能を有する。ま
た、電池が何らかの原因で外部短絡を引き起こした場合
には、瞬間的に大電流が流れるため、ジュール熱によっ
て電池の温度が異常に上昇することがある。しかし、そ
のような場合には、セパレータの材料の融点付近でセパ
レータに形成された微細な空孔が閉塞し、電極間のイオ
ンの透過を阻止する。その結果、正負極間の電流が遮断
され、温度上昇が抑制される。
高分子からなる従来のセパレータでは、さらなる特性の
向上が求められていた。たとえば、多孔性高分子からな
るセパレータは、非水電解液中で膨潤する性質を有する
ため、電池を組み立てた後に電解液を注液すると、セパ
レータが膨潤することによって正極と負極との間でシワ
が生じてしまう。そのため、従来のセパレータを用いる
と、セパレータの厚さが場所によって異なり、正負極間
に流れる電流分布が不均一となる場合があった。
との間にセパレータを挿入するが、その際にシワが生じ
るために活物質の充填が難しくなる。そのため、従来の
セパレータでは、電池を安定して作製することが難し
く、歩留まりが低下する原因となっていた。
して釘さし試験や外部短絡試験を行った場合には、温度
上昇によってセパレータが中央部に収縮する。このた
め、試験条件によっては、セパレータが存在しなくなっ
た部分で正極と負極とが短絡する場合があった。
セパレータを用いた特性および信頼性が高い二次電池を
提供することを目的とする。
め、本発明の二次電池は、正極と、負極と、前記正極と
前記負極との間に配置されたセパレータとを含み、前記
セパレータが、絶縁性の樹脂と前記樹脂に担持された絶
縁性の粒子とを備え、前記粒子が電解液中においてイオ
ン透過性を有することを特徴とする。この二次電池によ
れば、特性および信頼性が高い二次電池が得られる。
および前記負極から選ばれる少なくとも1つの極板に密
着していてもよい。この構成によれば、電池を組み立て
る際にセパレータにシワが生じることを防止でき、ま
た、電池温度が上昇した際にセパレータが収縮すること
を抑制できる。したがって、この構成によれば、信頼性
が高く、生産性よく製造できる二次電池が得られる。
スからなり、前記粒子には微小孔が形成されていてもよ
い。微小孔が形成されたセラミックスからなる粒子は、
容易に製造できる。
5μm〜100μmの範囲内であってもよい。
極から選ばれる少なくとも1つの極板は、支持体と前記
支持体の一部に塗布された活物質とを含み、前記活物質
が塗布されずに前記支持体が露出している部分と前記セ
パレータとが密着していてもよい。この構成によれば、
極板がずれた場合でも正極と負極とが短絡することを防
止できる。
極と負極とを備える二次電池の製造方法であって、絶縁
性の樹脂材料と絶縁性の粒子とを含むペーストを作製す
る第1の工程と、前記正極および前記負極から選ばれる
少なくとも1つの極板に前記ペーストを塗布したのちに
前記樹脂材料を硬化させることによって、絶縁性の樹脂
と前記樹脂に担持された前記粒子とを含む絶縁性のシー
トを前記少なくとも1つの極板上に形成する第2の工程
とを含み、前記粒子が電解液中においてイオン透過性を
有することを特徴とする。この構成によれば、セパレー
タと極板とが密着した本発明の二次電池を容易に製造で
きる。
スからなり、前記粒子には微小孔が形成されていてもよ
い。
5μm〜100μmの範囲内であってもよい。
いて説明する。
二次電池について一例を説明する。実施形態1の二次電
池について断面図を図1に示す。なお、図1において、
正極12、負極13およびセパレータ14のハッチング
は簡略化して付されており、また、これら以外の部分の
ハッチングは省略する。
0は、ケース11と、ケース11内に封入された正極1
2、負極13、セパレータ14および電解液(図示せ
ず)と、安全弁を備える封口体15とを含む。ケース1
1および封口体15には、二次電池に一般的に使用され
ているものを用いることができる。電解液は、二次電池
の種類に応じて選択される。たとえば、リチウムイオン
二次電池の場合には、それらに一般的に用いられている
非水電解液、たとえば、エチレンカーボネート、ジメチ
ルカーボネート、エチルメチルカーボネート、プロピレ
ンカーボネートといった有機電解液を用いることができ
る。また、正極活物質に水酸化ニッケルを用いたアルカ
リ二次電池の場合には、水酸化カリウムや水酸化リチウ
ムなどを溶質とするアルカリ水溶液を用いることができ
る。
の一部拡大図を図2に示す。正極12と負極13とはセ
パレータ14を挟んで積層されている。正極12は、支
持体12aと支持体12aに支持された活物質を含有す
る層12bとを含む。負極13は、支持体13aと支持
体13aに支持された活物質を含有する層13bとを含
む。正極12および負極13は、二次電池の種類に応じ
てその二次電池に一般的に使用されているものを使用で
きる。たとえば、二次電池20がリチウムイオン二次電
池の場合には、リチウム含有複合酸化物を含む正極と、
リチウムを可逆的に吸蔵・放出する炭素材料を含む負極
とを用いることができる。また、二次電池20がニッケ
ル・水素二次電池の場合には、水酸化ニッケルを含む正
極と、水素吸蔵合金を含む負極とを用いることができ
る。また、二次電池20がニッケル・カドミウム二次電
池の場合には、水酸化ニッケルを含む正極と、カドミウ
ムを含む負極とを用いることができる。
樹脂14aに担持された絶縁性の粒子14bとを含む。
セパレータ14の厚さは、たとえば5μm〜100μm
程度(好ましくは、10μm〜40μmの範囲内)であ
る。また、セパレータ14中の粒子14bの割合は、た
とえば3体積%〜85体積%(好ましくは20体積%〜
80体積%)である。なお、図2では、粒子14bが平
面的に並んで配置されている場合を示しているが、粒子
14bの平均粒径がセパレータ14の厚さよりも小さい
場合には、粒子14bは必ずしも平面的には配置されな
い。
アミドイミド、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、
またはブチルイソシアネートを用いることができる。
過性を有する粒子であり、具体的には微小孔14hが形
成された粒子を用いることができる。電解液中において
は、微小孔14hに浸透した電解液を介してイオンが移
動する。たとえば、粒子14bとして、微小孔が形成さ
れたセラミックス粒子、樹脂ビーズ、真摯球、または、
液晶表示素子に用いられる樹脂製スペーサを用いること
ができる。粒子14bの平均粒径は、たとえば5μm〜
100μmの範囲内(好ましく10μm〜40μmの範
囲内)である。平均粒径を5μm以上とすることによっ
て、極板間のギャップを制御できる。平均粒径を100
μm以下とすることによって、内部抵抗が大きくなるこ
とを抑制できる。粒子14bに形成される微小孔の平均
直径は、たとえば0.02μm以上で平均粒径の9割以
下であることが好ましい。平均直径を0.02μmより
も大きくすることにょって、内部抵抗の上昇や、デンド
ライトによる特性の低下を防止できる。また、平均直径
を平均粒径の9割以下とすることによって、粒子14b
の強度の低下による歩留まり低下を防止できる。
粒子の作製方法について一例を説明する。まず、原材料
を高温で溶解させ、これを高速で吹き付けるとともに窒
素を噴霧することによって、微小孔が形成された素焼き
状セラミックスを形成する。このとき、原材料には、セ
ラミックスの材料として一般的な材料を用いることがで
きる。具体的には、ケイ酸、Al2O3、ThO2、Zr
O2、K2O・nTiO2、CaO・nSiO2、WC、T
iC、B4C、SiC、Si3N4、Ca5(F,Cl)P
3O12、またはこれらの混合物を用いることができる。
その後、この素焼き状セラミックスを攪拌機などを用い
て機械的に衝突させることによって、微小孔が形成され
た球状のセラミックス粒子が得られる。また、窒素を噴
霧する代わりに、ケイ酸塩や炭酸カルシウムを原材料中
に混入し、一般的なセラミックスの製造方法で焼成する
ことによっても、微小孔が形成された素焼き状セラミッ
クスを形成できる。
方法で製造される場合には、セパレータ14は、正極1
2および負極13から選ばれる少なくとも1つの極板に
密着している。正極12および負極13は、導電性の支
持体と支持体に支持された活物質とを含む。そして、セ
パレータ14が密着している極板の支持体のうち活物質
が塗布されずに露出している部分がある場合には、その
部分にもセパレータ14を密着させることが好ましい
(図3(b)参照)。これによって、振動などによって
正極と負極とがずれた場合においても正極と負極とが短
絡することを防止できる。
bがイオンを透過させるため、セパレータ14は従来の
セパレータと同様の機能を発揮する。また、電池の温度
が上昇した場合には、樹脂14aが溶融して粒子14b
の微小孔を埋めてしまうこと、および、粒子14b内の
電解液が気化することによって、正負極間の電流が遮断
される。このため、二次電池20によれば、安全性が特
に高い電池が得られる。
池20を製造することによって、セパレータ14が極板
に密着するため、セパレータにシワが生じることを防止
できる。また、この場合には、電池温度が上昇してもセ
パレータの収縮が抑制されるため、電池温度の上昇によ
る正極と負極の短絡を防止できる。
て図示したが、本発明は、セパレータを備える二次電池
に適用可能であり、角形やシート状など二次電池の形状
はどのような形状であってもよい。また、リチウムイオ
ン二次電池、ニッケル・水素二次電池およびニッケル・
カドミウム二次電池に限らず、セパレータを備える他の
二次電池に本発明を適用することができる。
二次電池の製造方法について、図3を参照しながら一例
を説明する。なお、実施形態1で説明した部分と同様の
部分については同一の符号を付して重複する説明を省略
する。
なる絶縁性の樹脂材料と、粒子14bとを含むペースト
を作製する(第1の工程)。具体的には、たとえば、樹
脂材料中に粒子14bを投入して混練すればよい。
aとなる樹脂材料21aと粒子14bとを含むペースト
21を極板22に塗布する。極板22は、正極12およ
び負極13から選ばれる少なくとも1つの極板である。
ペースト21は、必要に応じて極板22の両面に塗布す
る。ペースト21の塗布は、たとえば、コンマ・ロール
法やダイコート法、ロールコーター法によって行うこと
ができる。なお、極板22は支持体22aと支持体22
aに塗布された活物質を含有する層22bとを含むが、
支持体22aの一部に活物質が塗布されずに露出してい
る部分がある場合には、図3(a)に示すようにその部
分にもペースト21を塗布することが好ましい。
ト21中の樹脂材料を硬化させることによって、樹脂1
4aと樹脂14aに担持された粒子14bとを含むセパ
レータ14を極板22上に形成する(第2の工程)。樹
脂材料の硬化は、樹脂材料の種類に応じて選択され、た
とえば、熱硬化性樹脂の場合には加熱によって硬化させ
る。
板22と他の極板(極板22が正極である場合には負
極、極板22が負極である場合には正極)とを用いて、
公知の方法で二次電池を製造する。たとえば、セパレー
タ14が形成された極板22と他の極板とを渦巻き状に
巻回してケースに封入し、ケース内に電解液を注液して
封口することによって円筒形の二次電池を製造できる。
また、セパレータ14が形成された極板22と他の極板
とを交互に積層してケースに封入し、ケース内に電解液
を注液して封口することによって、角形の二次電池を製
造できる。
1で説明した本発明の二次電池を容易に製造できる。ま
た、実施形態2の製造方法では、セパレータと極板とが
ずれたり、セパレータにシワが生じたりしないため、歩
留まりよく二次電池を製造できる。
る際に樹脂のタックによって電極が引っかかって作業性
を落とす場合があったが、粒子14bを含むセパレータ
を用いることによって電極が引っかかることを防止でき
る。このため、実施形態2の製造方法によれば、生産性
よく二次電池を製造できる。
について実施例を用いてさらに詳細に説明する。まず、
比較例として、従来のセパレータを用いて二次電池を作
製した一例について説明する。
であるアセチレンブラック(AB)との混合粉末、およ
び結着剤であるポリフッ化ビニリデン(PVDF)を、
N−メチルピロリドン(NMP)溶液に加えて混合する
ことによって正極ペーストを作製した。このとき、質量
比でLiMn2O4:AB:PVDF=100:2.5:
4.0となるようにペーストを作製した。そして、この
正極ペーストを、支持体であるアルミ箔の両面に塗布し
たのち、乾燥および圧延を行い、所定の大きさに切断し
た。最後に、一部の活物質を剥離してその部分にアルミ
ニウム製のリードを取り付けることによって正極を作製
した。
FとをNMP溶液に加えて混合することによって負極ペ
ーストを作製した。このとき、質量比で人造黒鉛:PV
DF=100:9.0となるようにペーストを作製し
た。そして、この負極ペーストを、支持体である銅箔の
両面に塗布したのち、乾燥および圧延を行い、所定の大
きさに切断した。その後、正極と未対向となる部分の負
極活物質を剥離することによって、支持体である銅箔の
一部を露出させた。最後に、リード接続部の活物質を剥
離してその部分にニッケル製リードを取り付けることに
よって負極を作製した。
渦巻き状に巻回することによって極板群を形成した。セ
パレータには、ポリプロピレンとポリエチレンとを原料
とする多孔性のフィルム状セパレータを用いた。そし
て、極板群の上部と下部に絶縁板を取り付けて電池ケー
スに挿入した。次に、このケース内に電解液を注液し、
封口板で封口した。電解液には、エチレンカーボネート
とジメチルカーボネートとエチルメチルカーボネートと
を30:56:14の体積比で混合した溶媒に1.0m
ol/lのLiPF6を溶解したものを用いた。このよ
うにして作製した電池を以下、電池Aという。
を実施形態2の製造方法で製造した一例について説明す
る。
3μm程度となるように略均一に貫通孔(直径:0.9
μm程度)が形成されている球状(直径:18μm程
度)の素焼き状セラミックス粒子(粒子14bに相当)
を作製した。この素焼き状セラミックスは、Al2O3、
SiO2およびSiCの粉末を溶融して作製した。
ド樹脂材料とを、質量比で85:15となるように混合
することによってセラミックス粒子含有ペースト(ペー
スト21に相当)を作製した。このような質量比でペー
ストを作製することによって、樹脂材料を硬化させたの
ちのセラミックス粒子と樹脂との体積比を約8:2とす
ることができる。
極の両面に塗布した。このとき、活物質が塗布されない
で支持体が露出している部分にもペーストを塗布した。
負極には、比較例1で説明した負極を用いた。その後、
150℃で30分間熱処理することによって、ペースト
を乾燥および硬化させた。このようにして負極上に形成
されたセパレータ(セパレータ14に相当)を作製し
た。
とを重ねてコイル状に巻回することによって、極板群を
形成した。その後は、比較例1と同様の方法で本発明の
電池(以下、電池Bという)を作製した。
を測定した。また、60℃で保持したときの容量保持率
(保存特性)を測定した。測定結果を表1に示す。
池Aに比べて初期容量が大きく、保存特性が良好であっ
た。
行った結果、電池Aでは10個中8個でセパレータがず
れて電池として機能しなくなった。これに対して、電池
Bでは、10個中、セパレータがずれた電池はなかっ
た。
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
その製造方法によれば、特性および信頼性が高い二次電
池が得られる。さらに、本発明によれば、生産性および
歩留まりよく二次電池を製造できるため、コストダウン
を図ることができる。
解斜視図である。
す断面図である。
示す工程断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 正極と、負極と、前記正極と前記負極と
の間に配置されたセパレータとを含み、 前記セパレータが、絶縁性の樹脂と前記樹脂に担持され
た絶縁性の粒子とを備え、 前記粒子が電解液中においてイオン透過性を有すること
を特徴とする二次電池。 - 【請求項2】 前記樹脂が、前記正極および前記負極か
ら選ばれる少なくとも1つの極板に密着している請求項
1に記載の二次電池。 - 【請求項3】 前記粒子はセラミックスからなり、前記
粒子には微小孔が形成されている請求項1または2に記
載の二次電池。 - 【請求項4】 前記粒子の平均粒径が5μm〜100μ
mの範囲内である請求項1〜3のいずれかに記載の二次
電池。 - 【請求項5】 前記正極および前記負極から選ばれる少
なくとも1つの極板は、支持体と前記支持体の一部に塗
布された活物質とを含み、 前記活物質が塗布されずに前記支持体が露出している部
分と前記セパレータとが密着している請求項1〜4のい
ずれかに記載の二次電池。 - 【請求項6】 正極と負極とを備える二次電池の製造方
法であって、 絶縁性の樹脂材料と絶縁性の粒子とを含むペーストを作
製する第1の工程と、 前記正極および前記負極から選ばれる少なくとも1つの
極板に前記ペーストを塗布したのちに前記樹脂材料を硬
化させることによって、絶縁性の樹脂と前記樹脂に担持
された前記粒子とを含む絶縁性のシートを前記少なくと
も1つの極板上に形成する第2の工程とを含み、 前記粒子が電解液中においてイオン透過性を有すること
を特徴とする二次電池の製造方法。 - 【請求項7】 前記粒子はセラミックスからなり、前記
粒子には微小孔が形成されている請求項6に記載の二次
電池の製造方法。 - 【請求項8】 前記粒子の平均粒径が5μm〜100μ
mの範囲内である請求項6または7に記載の二次電池の
製造方法。
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