JP2003157068A - 文字表示装置 - Google Patents

文字表示装置

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JP2003157068A
JP2003157068A JP2002254765A JP2002254765A JP2003157068A JP 2003157068 A JP2003157068 A JP 2003157068A JP 2002254765 A JP2002254765 A JP 2002254765A JP 2002254765 A JP2002254765 A JP 2002254765A JP 2003157068 A JP2003157068 A JP 2003157068A
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JP
Japan
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characters
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Application number
JP2002254765A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Kunii
伸恭 國井
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003157068A publication Critical patent/JP2003157068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示文字桁数の限定された表示器に表示され
る表示データの内容を確実に把握でき、かつその表示内
容を容易に理解できるようにする。 【解決手段】 再生装置11により再生した表示データ
を表示制御用マイコン12に取り込み、その表示データ
が表示器13の桁以上のときは、所定文字ずつスクロー
ル動作させる。そして、表示データの単語間のブランク
が表示の先頭に至ったときは、スクロール動作を停止
し、所定時間ウェイトさせた後、表示したい文字が全て
表示終了するまで上記動作を繰返す。これによって表示
内容を読取り、理解することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字表示装置に係
り、特に限定された桁数の表示器に、この表示器の桁数
以上の文字情報を表示する文字表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16〜図18により従来の文字表示方
法について説明する。図16は表示すべき文字情報を示
す図であり、図17及び図18はこの文字情報を表示器
に表示した図である。
【0003】例えば、図16に示すように20桁に相当
する文字情報を、これより少ない桁数(例えば12桁)
の表示器に表示した場合、この表示器には、図17
(a)に示すように文字情報の途中までしか表示でき
ず、表示しようとするデータがどのような意味なのか理
解することが難しい。
【0004】そこで、従来においては、図17(a)に
示すように文字情報を表示器の桁数一杯に表示すべき文
字の途中までを一旦表示し、しかる後、表示できなかっ
た残りの文字を再び表示器に図17(b)に示す如く表
示する手法が採られていた。
【0005】または、図18(a)〜(c)に示すよう
に、表示器に表示される文字情報を右から左へ一定時間
毎にスクロールさせることにより、残りの文字を表示す
る手法が採られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文字表示装置においては、例えば、図17に示す表
示方法では、文字情報が分割表示されるため、ある単
語、例えば「THE」に相当する単語が前の表示と後の
表示にまたがった場合、前の文字を確実に記憶していな
いと、どのような単語であるのか解らず、後の表示も意
味の解らないものとなってしまう。
【0007】また、図18に示す表示手法にあっては、
全ての文字の表示内容を見ることができるが、文字がシ
フト表示している間、表示器を注視していなければなら
ず、表示文字を見逃した場合には文字情報の意味が理解
できなくなってしまう。
【0008】従って、ホームユースに利用する場合はそ
れ程の問題にならないが、カーオーディオやポータブル
用の表示器とした場合、表示器が大きく揺れ動くと、そ
の表示内容を正確に読み取ることは難しく、誤解釈する
ことが多い。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、表示文字桁数の限定された表示器に表示
される表示データの内容を確実に把握でき、かつその表
示内容を容易に理解できる文字表示装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、n桁の文字表示が可能な表
示器と、記録媒体を再生して表示データを読み取る再生
手段と、前記読み取られた表示データを処理して前記表
示器に表示する制御手段と、前記表示器に表示される表
示文字をシフトさせるシフトキーとを有し、前記制御手
段は、前記シフトキーを操作することにより表示文字を
所定文字ずつシフト処理する第4の処理手段と、前記シ
フトキーの操作時間を計測し、この計測時間からシフト
キーが所定時間以上操作し続けられていることを検出す
る検出手段と、前記検出手段の検出信号により前記表示
器に表示される表示データを先頭の表示に戻す第7の処
理手段を備えてなるものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、n桁の文字表示
が可能な表示器と、記録媒体を再生して表示データを読
み取る再生手段と、前記読み取られた表示データを処理
して前記表示器に表示する制御手段と、前記表示器に表
示される表示文字をシフトさせるシフトキーと、前記表
示器に表示される表示データを先頭の表示に戻す表示戻
しキーとを有し、前記制御手段は、前記シフトキーを操
作することにより表示文字を所定文字ずつシフト処理す
る第4の処理手段と、前記表示戻しキーを操作すること
により、前記表示器に表示される表示データを先頭の表
示に戻す処理を行う第8の処理手段を備えてなるもので
ある。
【0012】請求項3に記載の発明は、n桁の文字表示
が可能な表示器と、記録媒体を再生して表示データを読
み取る再生手段と、前記読み取られた表示データを処理
して前記表示器に表示する制御手段と、前記表示器に表
示される表示文字をシフトさせるシフトキーとを有し、
前記制御手段は、前記シフトキーを操作することにより
表示文字を所定文字ずつシフト処理する第4の処理手段
と、前記シフトキーの操作入力が所定時間ないことを検
出する検出手段と、前記検出手段の検出信号により前記
表示器に表示される表示データを先頭の表示に戻す第9
の処理手段を備えてなるものである。
【0013】請求項1の構成により、請求項1の構成に
より、シフトキーの操作により第4の処理手段が表示文
字を所定文字ずつシフト表示しているときに、シフトキ
ーが所定時間操作し続けられていることが検出手段によ
り検出されると、第7の処理手段が表示器への表示デー
タを先頭の表示に戻す。よって、表示データを必要なと
きにシフトキーの操作で再度先頭から表示器に表示させ
得る。
【0014】請求項2の構成により、第4の処理手段が
表示文字を所定文字ずつシフト表示しているときに先頭
表示戻しキーが操作されると、第8の処理手段が表示器
への表示データを先頭の表示に戻す。よって、先頭表示
戻しキーにより表示データを必要なときに再度先頭から
表示器に表示させ得る。
【0015】請求項3の構成により、シフトキーの入力
に応じて第4の処理手段が表示文字を所定文字ずつシフ
ト表示しているときに、シフトキーの入力が所定時間無
いことが検出手段により検出されると、第9の処理手段
が表示器に表示される表示データを先頭の表示に戻す。
よって、表示データを必要なときに再度先頭から表示器
に表示させ得る。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1〜図4によ
り本発明の第1の実施例について説明する。
【0017】図1は、第1の実施例における文字表示装
置の構成を示すブロック図である。この図1において、
11は記録媒体から音楽の曲名タイトル等の表示データ
(文字情報)を読み取る再生装置、12は再生装置11
で読み取られた表示データを後述するアルゴリズムにし
たがい整理し、解析して文字表示信号として表示器13
に出力する表示制御用マイコンであり、この表示制御用
マイコン12は、第1、第2、第3の処理手段を構成す
る。また、表示器13は、12桁の文字を表示できる構
成になっている。
【0018】次に、第1の実施例の動作を図2、図3に
示すフローチャートおよび図4を参照して説明する。
【0019】再生装置11で再生された表示データが表
示制御用マイコン12に取り込まれると、該マイコン1
2は、まず、ステップS1において表示したい表示デー
タの文字数が表示器13の桁数より少ないか否かを判定
する。ここで、例えば「WONDERFUL」のように
表示したい文字数が表示器13の桁数よりも少ない場合
は、図4(a)に示すように、表示データをその先頭か
らそのまま表示器13に表示する(ステップS2)。
【0020】また、表示したい表示データの文字数が表
示器13の桁数より多いと判定されたときは、ステップ
S3に進み、図4(b)に示すように、最初は表示器1
3の桁数分(12文字分)だけの文字を表示器13に表
示する。その後、図4(c)に示すように1文字ずつ右
から左へスクロールしながら表示動作を行う(ステップ
S4)。
【0021】そして新しく表示される表示データの単語
間のブランクをチエックし、このブランクが表示器13
の表示の先頭に至ったかを判定する(ステップS5)。
【0022】ここで、ブランクが表示の先頭に至ってい
ないと判定されたときはスクロール動作を続行し、表示
したい文字数が終了したかを判定する(ステップS
6)。表示したい文字の表示が終了しない場合はステッ
プS4に戻り、ステップS4以下の処理を繰返し実行す
る。そして、表示したい文字が図4(d)に示すように
表示器13に全て表示された時点では、表示データの表
示が完了する。
【0023】また、ステップS5においてブランクが表
示の先頭に至ったことが判定されると、ステップS7に
進み、スクロール(シフト)を停止して現在表示器13
に表示している文字を図4(e)に示すようにそのまま
所定時間ウェイト動作させる。そして、次のステップS
8においてウェイト動作が完了したかを判定し、ウェイ
ト動作が完了したならばステップS4に戻り、再びスク
ロール動作を開始する。
【0024】図3は、図2に示す表示処理を処理1と
し、この処理1が実行された後、ウェイト処理(ステッ
プS9)を実行し、表示したい文字が変更されたかを判
定する(ステップS10)。ここで、表示したい文字の
変更がない場合は処理1に戻る。また、表示したい文字
が変更されたことが判定されるとステップS11に進
み、メモリ等を更新して表示文字を変更し、処理1に移
行して再び処理1を実行する。
【0025】上述のような第1の実施例においては、再
生装置11で読み取られた表示データの文字数が表示器
13の桁数以上と判定されたときは、表示器13の桁数
分だけ表示文字の先頭から表示器13に表示し、その
後、表示文字の位置を1文字ずつスクロール動作させ、
そして、表示データの単語間のブランクが表示の先頭に
至ったときはスクロール動作を停止し、所定時間のウェ
イトさせた後、表示したい文字が全て表示完了するまで
上述動作を繰返す表示手法にしたので、表示器が揺れ動
く状態にあっても表示内容を容易に読み取り、理解する
ことができるほか、表示データの表示内容が確実に把握
できる。
【0026】(第2の実施例)図5〜図7により本発明
の第2の実施例について説明する。
【0027】図5は、第2の実施例における文字表示装
置の全体の構成を示すブロック図である。この図5にお
いて、21は記録媒体から音楽の曲名タイトル等の表示
データを読み取る再生装置、22は再生装置21で読み
取られた表示データを後述するアルゴリズムにしたがい
整理し、これを解析して文字表示信号として表示器23
に出力する表示制御用マイコンであり、この表示制御用
マイコン22には、シフト用キー24が接続されてい
る。また、表示器23は、12桁の文字を表示できる構
成になっており、さらに、この表示器23には、表示し
たい文字に続きがあるか否かを表示する報知用の表示
(インジケータ)23aが設けられている。
【0028】なお、表示制御用マイコン22は、第1、
第4、第5、第6の処理手段および判定手段を構成す
る。
【0029】次に、第2の実施例の動作を図6に示すフ
ローチャートおよび図7を参照して説明する。
【0030】再生装置21で再生した表示データが表示
制御用マイコン22に取り込まれると、該マイコン22
は、まず、ステップS21において表示したい表示デー
タの文字数が表示器23の桁数以上かを判定する。ここ
で、表示データの文字数が表示器23の桁数以内である
と判定されたときは、ステップS22において表示デー
タをそのまま表示する。また、表示したいデータが図7
(a)に示すように「BEWARE BOYFRIEN
D」なる16文字で構成され、表示器23の桁数以上で
あると判定されたときはステップS23に進み、図7
(b)に示すように文字数分だけを表示データの先頭か
ら表示器23に表示する。そして、図7(c)に示すよ
うに表示器23の表示部23aに「CHARACTER
CONTINUE」を点灯または点滅表示することに
より、続いて表示したい文字が残っていることを使用者
に報知する(ステップS24)。
【0031】次のステップS25では、シフトキー14
がオンされたかを判定する。ここで、シフトキー14が
オンされたことが判定されたときはステップS26に進
み、シフトキー14が押し続けられているかを判定す
る。シフトキー14が押し続けられていないと判定され
たとき、すなわち、シフトキー14をオンする毎に表示
器23に表示している文字を図7(d)に示すように右
から左へ1文字シフトさせる(ステップS27)。ま
た、シフトキー14が押し続けられていると判定された
ときはステップS28に進み、マイコン22内にソフト
的に構成されるタイマ(図示せず)がタイムアップした
かを判定する。ここで、タイムアップされていないとき
はステップS25に戻り、タイムアップされたときはス
テップS27に移行して1文字シフトさせる。その後、
ステップS29において押し続けタイマをセットし、全
ての表示したい表示データの文字が終了したか、すなわ
ち読み取られた表示データの最後尾の文字、例えば図7
(e)に示すように「BOYFRIEND」が表示器2
3に表示されたかを判定する(ステップS30)。
【0032】ここで、表示データの最後尾の文字が表示
器23に表示されていないと判定されたときはステップ
S25に戻り、このステップS25以下の処理を再度実
行する。また、最後尾の文字が表示器23に表示された
と判定された場合はステップS31に進み、残っている
文字があるという表示、すなわち、表示部23aの表示
を停止させる。
【0033】上述のような第2の実施例においては、表
示器23に表示したい表示データに残りの文字があるこ
とを表示部23aを、点灯または点滅させることで使用
者に報知する構成にしたから、表示データに続きがある
か否かを1目で確認することができ、表示情報を知りた
いときは的確に入手することができるほか、第1の実施
例と同様の効果が得られる。
【0034】なお、上記第2の実施例では、表示器23
に表示部23aを設け、この表示部23aにより表示デ
ータに残りの文字があるか否かを報知する場合について
述べたが、本発明はこれに限定されない。
【0035】例えば、図7(f)に示すように、表示器
23に表示される最後尾の文字を表示枠23bで囲み、
この表示枠23bを点灯または点滅させるようにしても
よい。
【0036】また、図7(g)に示すように表示器23
に表示される最後の文字を点滅させるか、あるいは図7
(h)に示すように表示器23に表示される文字全部を
点滅または反転表示させるようにしてもよい。
【0037】このような実施例にあっては、表示データ
の残りの有無を、表示器を利用して報知することができ
る。
【0038】(第3の実施例)図8〜図10により本発
明の第3の実施例について説明する。
【0039】図8は、第3の実施例における文字表示装
置の構成を示すブロック図である。この図8において、
31は記録媒体から音楽の曲名タイトル等の表示データ
を読み取る再生装置、32は再生装置31で再生した表
示データを後述するアルゴリズムにしたがい整理し解析
して文字表示信号として表示器33に出力する表示制御
用マイコンであり、この表示制御用マイコン32には、
表示送り等を行うスクロールキー(シフトキー)34お
よび表示を表示データの先頭に戻す表示戻しキー(DI
SP RETURN)35がそれぞれ接続され、これら
のキー34、35をオン操作したときのオン信号が表示
制御用マイコン32に入力される。
【0040】なお、この表示制御用マイコン32は、第
4、第7の処理手段および検出手段を構成する。
【0041】次に、第3の実施例の動作を図9に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0042】図9に示すアルゴリズムがスタートする
と、再生装置31で再生した表示データが表示制御用マ
イコン32に入力される(ステップS41)。表示デー
タを取り込んだマイコン32では、次のステップS42
において表示したい表示データの文字数が表示器33の
桁数よりも多いかを判定する。ここで、表示データの文
字数が表示器33の桁数以内であると判定された場合
は、表示データをそのまま表示器33に表示し(ステッ
プS43)、終了する。
【0043】また、表示データの文字数が表示器33の
桁数より多いと判定された場合は、ステップS44にお
いて、表示器33に表示できる文字数分だけを表示デー
タの先頭から表示器33に表示する。そして、次のステ
ップS45において、スクロールキー34のオン入力が
あったかを判定する。
【0044】ここで、否定判定された場合は、ステップ
S46に移行して表示戻しキー35のオン入力があるか
を判定する。オン入力がないことをマイコン32bが判
定するとステップS45に戻り、オン入力があった場合
は次のステップS47に移行して、表示器33の表示状
態を表示データの先頭から表示に戻す。その後、ステッ
プS45に戻る。
【0045】一方、マイコン32がステップS45にお
いて肯定判定したときは、次のステップS48に進み、
表示器33に表示される文字をスクロール動作させ、残
りの文字を表示器33に表示する。そして、次のステッ
プS49において、表示戻しキー35のオン入力がある
かを判定する。ここで、オン入力がない場合はステップ
S45に戻り、オン入力がある場合はステップS47に
移行して表示器33の表示を表示データの先頭からの表
示に戻す。
【0046】上述のような第3の実施例においては、表
示戻しキー35の操作により、表示器33に表示される
表示データの先頭の表示に戻すことができる構成にした
ので、表示データのスクロール動作途中あるいは全ての
表示データのスクロール動作が終了した時点であって
も、表示データを必要なときに再度先頭から表示するこ
とができ、これに伴い表示データの内容を確実に把握し
得るとともに表示内容の理解も容易になる。
【0047】図10は、第3の実施例の変形例を示すフ
ローチャートである。
【0048】図10に示すフローチャートにおいて、ス
テップS41〜S45は図9と同一であり、図9と異な
る点は、専用の先頭表示戻しキーを使用することなく、
スクロールキー34を用いて先頭表示戻しを可能にした
ものである。
【0049】すなわち、ステップS45において、スク
ロールキー34のオン入力があったことが判定される
と、ステップS50に進み、スクロールキー34が所定
時間以上オン操作し続けられているかを判定する。ここ
で、否定判定されたときはステップS51に進み、表示
器33に表示される文字を所定文字ずつスクロール動作
させ、ステップS45に戻る。また、スクロールキー3
4が所定時間以上押し続けられていることが判定される
と、ステップS52に進み、表示器33の表示を表示し
たいデータの先頭に戻す。
【0050】このような変形例においても第3の実施例
と同様な効果が得られるほか、先頭戻しキーを省略でき
る。
【0051】(第4の実施例)図11および図12によ
り本発明の第4の実施例について説明する。
【0052】図11は、第4の実施例における文字表示
装置の構成を示すブロック図である。この図11におい
て、41は記録媒体から音楽の曲名タイトル等の表示デ
ータを読み取る再生装置、42は再生装置41で再生し
た表示データを後述するアルゴリズムにしたがい整理解
析して文字表示信号として表示器43に出力する表示制
御用マイコンであり、この表示制御用マイコン42に
は、表示送りを行うスクロールキー(シフトキー)44
が接続されている。
【0053】なお、表示制御用マイコン42は、第4、
第9の処理手段および検出手段を構成する。
【0054】次に、第4の実施例の動作を図12に示す
フローチャートを参照して説明する。 図12に示すア
ルゴリズムがスタートすると、再生装置41で再生した
表示データが表示制御用マイコン42に入力される(ス
テップS61)。表示データを取り込んだマイコン42
では、次のステップS62において表示したい表示デー
タの文字数が表示器43の桁数よりも多いかを判定す
る。ここで、表示データの文字数が表示器43の桁数以
内であると判定された場合は、表示データをそのまま表
示器33に表示し(ステップS63)、終了する。
【0055】また、表示データの文字数が表示器43の
桁数よりも多いと判定された場合は、ステップS64に
おいて、表示器43に表示できる文字数分だけを表示デ
ータの先頭から表示器43に表示する。そして、次のス
テップS65において、スクロールキー44のオン入力
があったかを判定する。
【0056】ここで、否定判定されたときは、ステップ
S66に移行してスクロールキー44のオン入力無しの
状態が所定時間経過したかを判定し、この所定時間の間
スクロールキー44のオン入力状態を監視する。また、
スクロールキー44の入力無しの状態が所定時間経過し
たことを判定されると、次のステップS67において、
表示器43の表示を表示データの先頭から表示に戻す。
【0057】一方、ステップS65において肯定判定さ
れたときは、次のステップS68に進み、表示器43に
表示させる文字をスクロール動作させ、残りの文字を表
示器43に表示し、ステップS65に戻る。
【0058】上述のような第4の実施例においては、ス
クロールキーのオン入力無しの状態が所定時間経過する
と、スクロールされる表示データを先頭からの表示に戻
すようにしたから、表示データのスクロール途中あるい
は全ての表示データのスクロール動作が終了した時点で
あっても、表示データを必要なときに再度先頭から表示
することができ、これに伴い表示データの内容を確実に
把握し得るとともに表示内容の理解も容易になる。
【0059】(第5の実施例)図13〜図15により本
発明の第5の実施例について説明する。
【0060】図13は、第5の実施例における文字表示
装置の構成を示すブロック図である。この図13におい
て、51は記録媒体から音楽の曲名タイトル等の表示デ
ータを読み取る再生装置、52は再生装置51で再生し
た表示データを後述するアルゴリズムにしたがい整理し
解析して文字表示信号として表示器53に出力する表示
制御用マイコンである。
【0061】表示器53は、8桁の文字を表示する限定
された表示形態に構成され、さらに表示データの先頭を
表わす報知用の表示部53aを備える。なお、表示制御
用マイコン52は、第10、第11の処理手段および判
定手段を構成する。
【0062】次に、第5の実施例の動作を図14に示す
フローチャートおよび図15を参照して説明する。
【0063】図14に示すアルゴリズムがスタートする
と、再生装置51で再生した表示データが表示制御用マ
イコン52に読み込まれる(ステップS71)。表示デ
ータを読み込んだマイコン52では、表示データの文字
数をチェックし(ステップS72)、次のステップS7
3において表示したい表示データの文字数が表示器53
の桁数より多いかを判定する。
【0064】ここで、表示データの文字数が表示器53
の桁数以内であると判定されたときは、表示データをそ
のまま表示器53に表示する。その後、図15(a)に
示すように、表示器53内の表示部53aを点灯または
点滅させて、表示器53に表示されているデータが伝え
ようとする情報文字の先頭であることを表示し(ステッ
プS75)、終了する。
【0065】一方、ステップS73において、表示デー
タの文字数が表示器53の桁数よりも多いと判定された
ときは、ステップS76において、表示器53に表示で
きる文字数分だけを表示データの先頭から表示器53に
表示する。そして、次のステップS77において、図1
5(a)に示すように表示部53aを点灯または点滅さ
せて、表示器53に表示されているデータが伝えようと
する情報文字の先頭であることをインジケートする。
【0066】次に、表示データの残りの文字を表示器5
3の桁数に応じて表示器53に表示する(ステップS7
8)。その後、ステップS79において、表示器53に
表示される表示データは先頭文字でなくなるので、表示
部53aを消灯して先頭インジケートをオフする。
【0067】上述のような第5の実施例においては、表
示器に表示されている表示データが表示しようとする表
示データの先頭か否かを表示部53aによりインジケー
トする手法にしたので、表示処理を行っている時、また
は表示処理が終了した時に表示している表示データが表
示しようとする表示データの先頭か、途中かを容易に判
断することができる。これに伴い表示内容を確実に理解
し得る。
【0068】なお、上記第5の実施例では、表示器53
に表示部53aを設け、この表示部53aにより表示デ
ータの先頭をインジケートする場合について述べたが、
本発明はこれに限定されない。
【0069】例えば、図15(b)に示すように、表示
器53に表示される表示データの先頭の1文字を点滅さ
せるようにしてもよい。
【0070】また、図15(c)に示すように、表示器
53に表示される表示データの先頭の1文字を、表示全
体がポジティブ表示ならば“ネガ”表示に反転して、あ
るいはその逆の表示にしてもよい。
【0071】さらに、図15(d)に示すように、表示
器53に表示される文字全部を点滅または反転表示され
るようにしてもよい。
【0072】このような実施例にあっては、表示器を利
用して表示データの表示が先頭か否かを判断できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、シフトキーが所定時間以上操作し続けられて
いることを検出したときに、表示器の表示を表示データ
の先頭から表示できる構成にしたから、シフト途中、あ
るいは全ての表示データの表示が終了した時点であって
も、表示データを必要なときにシフトキーの操作だけで
再度先頭から表示することができ、表示データの内容を
確実に把握できる。
【0074】また、請求項2に記載の発明によれば、先
頭表示戻しキーの操作により、表示器に表示されるデー
タを先頭の表示に戻す構成にしたから、シフト途中、あ
るいは全ての表示データの表示が終了した時点であって
も、表示データを必要なときに再度先頭から表示器に表
示することができ、表示データの内容を確実に把握でき
る。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、シフトキ
ーのオン入力が所定時間継続していないことを検出した
ときに、表示器に表示される表示データを先頭の表示に
戻す構成にしたので、表示データを必要なときに再度先
頭から表示することができ、表示データの内容を確実に
把握し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における文字表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例における表示処理の動作手順を示
すフローチャートである。
【図3】第1の実施例における表示処理の動作手順を示
すフローチャートである。
【図4】第1の実施例における表示器の表示状態を示す
説明図である。
【図5】本発明の第2実施例における文字表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例における表示処理の動作手順を示
すフローチャートである。
【図7】第2の実施例における表示器の表示状態および
表示残り表示の他の実施例を示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例における文字表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施例における表示処理の動作手順を示
すフローチャートである。
【図10】第3の実施例の変形例における表示処理の動
作手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4の実施例における文字表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図12】第4の実施例における表示処理の動作手順を
示すフローチャートである。
【図13】本発明の第5の実施例における文字表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】第5の実施例における表示処理の動作手順を
示すフローチャートである。
【図15】第5の実施例における表示器の表示状態およ
び表示の先頭であることを表示する他の表示例を示す説
明図である。
【図16】従来における文字表示装置の表示データの一
例を示す説明図である。
【図17】従来の表示器に表示される表示データの表示
例を示す説明図である。
【図18】従来の表示器の表示状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 再生装置 12 表示制御用マイコン 13 表示器 21 再生装置 22 表示制御用マイコン 23 表示器 23a 表示部 31 再生装置 32 表示制御用マイコン 33 表示器 34 スクロールキー 35 先頭表示戻しキー 41 再生装置 42 表示制御用マイコン 43 表示器 44 スクロールキー 51 再生装置 52 表示制御用マイコン 53 表示器 53a 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n桁の文字表示が可能な表示器と、記録
    媒体を再生して表示データを読み取る再生手段と、前記
    読み取られた表示データを処理して前記表示器に表示す
    る制御手段と、前記表示器に表示される表示文字をシフ
    トさせるシフトキーとを有し、 前記制御手段は、前記シフトキーを操作することにより
    表示文字を所定文字ずつシフト処理する第4の処理手段
    と、前記シフトキーの操作時間を計測し、この計測時間
    からシフトキーが所定時間以上操作し続けられているこ
    とを検出する検出手段と、前記検出手段の検出信号によ
    り前記表示器に表示される表示データを先頭の表示に戻
    す第7の処理手段を備えてなる文字表示装置。
  2. 【請求項2】 n桁の文字表示が可能な表示器と、記録
    媒体を再生して表示データを読み取る再生手段と、前記
    読み取られた表示データを処理して前記表示器に表示す
    る制御手段と、前記表示器に表示される表示文字をシフ
    トさせるシフトキーと、前記表示器に表示される表示デ
    ータを先頭の表示に戻す表示戻しキーとを有し、 前記制御手段は、前記シフトキーを操作することにより
    表示文字を所定文字ずつシフト処理する第4の処理手段
    と、前記表示戻しキーを操作することにより、前記表示
    器に表示される表示データを先頭の表示に戻す処理を行
    う第8の処理手段を備えてなる文字表示装置。
  3. 【請求項3】 n桁の文字表示が可能な表示器と、記録
    媒体を再生して表示データを読み取る再生手段と、前記
    読み取られた表示データを処理して前記表示器に表示す
    る制御手段と、前記表示器に表示される表示文字をシフ
    トさせるシフトキーとを有し、 前記制御手段は、前記シフトキーを操作することにより
    表示文字を所定文字ずつシフト処理する第4の処理手段
    と、前記シフトキーの操作入力が所定時間ないことを検
    出する検出手段と、前記検出手段の検出信号により前記
    表示器に表示される表示データを先頭の表示に戻す第9
    の処理手段を備えてなる文字表示装置。
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