JP4722349B2 - 情報選択装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディスプレイ部に画面表示中の複数のメニュー項目をスクロール表示することで、これら複数のメニュー項目から所望のメニュー項目を選択することができる情報選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような従来の情報選択装置によれば、ディスプレイ部に画面表示中の複数のメニュー項目をスクロール表示する場合には、例えば別個のボタン、ジョイスティックやジョグダイヤルを操作することで、複数のメニュー項目を表示画面上にスクロール表示し、複数のメニュー項目から所望のメニュー項目を選択することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の情報選択装置によれば、ボタン、ジョイスティックやジョグダイヤルを操作することで、複数のメニュー項目を表示画面上にスクロール表示するようにしたが、例えば車載用に適用した場合、運転をしながら、このようなボタン、ジョイスティックやジョグダイヤルを操作する作業はユーザに大きな操作負担がかかる。
【0004】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のメニュー項目をスクロール表示するための操作負担を大幅に軽減することができる情報選択装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の情報選択装置は、表示画面上の所定方向毎に、複数のメニュー項目を含むグループ項目を画面表示する表示手段と、この表示手段の表示画面上でのタッチ動作の開始に応じて、タッチ開始位置及びタッチ開始時間を検出する開始検出手段と、前記表示画面上でのタッチ動作の終了に応じて、タッチ終了位置及びタッチ終了時間を検出する終了検出手段と、前記タッチ開始位置及び前記タッチ終了位置に基づいて、タッチ移動距離及びタッチ移動方向を算出する移動距離算出手段と、前記タッチ移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する移動距離判定手段と、この移動距離判定手段にて所定距離以上であると判断されると、前記タッチ開始位置に相当するメニュー項目から前記タッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目をスクロールするスクロール手段と、前記移動距離判定手段にて所定距離以上でないと判断されると、前記タッチ開始位置に相当するメニュー項目を選択する項目選択手段とを有するようにした。
【0006】
従って、本発明の情報選択装置によれば、タッチ操作によるタッチ移動距離及びタッチ移動方向を検出し、このタッチ移動距離が所定距離以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目をスクロールするようにした、つまり、ジョグダイヤルやジョイスティック等の操作を必要とすることなく、タッチ操作のみでメニュー項目をスクロール表示するようにしたので、ユーザの操作負担を著しく軽減することができる。
【0007】
また、本発明の情報選択装置は、前記移動距離判定手段にて所定距離以上であると判断されると、前記タッチ開始時間及び前記タッチ終了時間に基づいてタッチ継続時間を算出する継続時間算出手段と、前記タッチ移動距離及び前記タッチ継続時間に基づいて、タッチ移動速度を算出する移動速度算出手段と、前記タッチ移動速度が所定速度以上であるか否かを判定する移動速度判定手段とを有し、前記スクロール手段は、 前記移動速度判定手段にて所定速度以上であると判断されると、前記タッチ開始位置に相当するメニュー項目から前記タッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を特殊スクロールするようにした。
【0008】
従って、本発明の情報選択装置によれば、タッチ移動速度が所定速度以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を、複数個単位でスクロールする特殊スクロールするようにした、ユーザは、簡単なタッチ操作で、バリエーションに富んだスクロール表示を行うことができる。
【0009】
本発明の情報選択装置は、前記スクロール手段が、前記移動速度判定手段にて所定速度以上でないと判断されると、前記タッチ開始位置に相当するメニュー項目から前記タッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を通常スクロールするようにした。
【0010】
従って、本発明の情報選択装置によれば、タッチ移動速度が所定速度以上でないと判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を単数個単位でスクロールする通常スクロールするようにしたので、ユーザは、簡単なタッチ操作で、スクロール表示を行うことができる。
【0011】
本発明の情報選択装置は、前記表示画面上のタッチ動作の開始又は終了の検知を、前記表示手段の表示画面の外周縁に配置されたラインセンサで行うようにした。
【0012】
従って、本発明の情報選択装置によれば、タッチ動作の開始又は終了の検知をラインセンサで行うようにしたので、その製造コストが安くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の情報選択装置における実施の形態を示す車載用情報選択装置について説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示す車載用情報選択装置1は、様々な情報を画面表示するディスプレイ部11と、このディスプレイ部11の表示画面枠の外周縁に沿って配置され、操作手のタッチ動作の開始又は終了を検知するラインセンサ12と、様々な情報を記憶するメモリ部13と、この車載用情報選択装置1全体を制御するマイコン14とを有している。
【0016】
さらに、車載用情報選択装置1は、ラインセンサ12の抵抗値を測定する出力測定部15と、この出力測定部15の測定結果である抵抗値をパラメータ変換することでタッチ位置をマイコン14に出力するパラメータ変換部16とを有している。
【0017】
ディスプレイ部11は、複数のメニュー項目を含むグループ項目を、表示画面上の所定方向、例えば縦方向や横方向に画面表示するものである。
【0018】
マイコン14は、表示画面枠のラインセンサ12のタッチ動作の開始を検知すると、タッチ開始位置及びタッチ開始時間を検出する開始検出部21と、ラインセンサ12のタッチ動作の終了に応じて、タッチ終了位置及びタッチ終了時間を検出する終了検出部22と、タッチ開始位置及びタッチ終了位置に基づいて、タッチ移動距離及びタッチ移動方向を算出する移動距離算出部23と、タッチ移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する移動距離判定部24と、この移動距離判定部24にて所定距離以上であると判断されると、タッチ開始時間及びタッチ終了時間に基づいてタッチ継続時間を算出する継続時間算出部25と、タッチ移動距離及びタッチ継続時間に基づいて、タッチ移動速度を算出する移動速度算出部26と、タッチ移動速度が所定速度以上であるか否かを判定する移動速度判定部27と、この移動速度判定部27にて所定速度以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を特殊スクロールするスクロール制御部28と、移動距離判定部24にて所定距離以上でないと判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目を選択するメニュー項目選択部29とを有している。
【0019】
また、スクロール制御部28は、移動速度判定部27にて所定速度以上でないと判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を通常スクロールするようにしたものである。
【0020】
図2は第1の実施の形態に関わるディスプレイ部11とラインセンサ12との配置構成を示す説明図である。図2(A)は正面図、図2(B)は同断面図である。
【0021】
図2に示すようにディスプレイ部11は、様々な情報を画面表示する表示画面パネル11Aと、この表示画面パネル11Aを収容する筐体11Bとを有し、表示画面パネル11Aの外周縁、つまり表示画面枠11C上にラインセンサ12が配置してある。つまり、ラインセンサ12は、表示画面枠11C上に突出した状態となる。
【0022】
図3は同ラインセンサ12の原理構成を示す説明図である。
【0023】
このラインセンサ12は、その抵抗率が既知で均一の抵抗体12Aと、導体12Bとを非接触の状態で平行に配置されることで構成している。さらに、このラインセンサ12は、その一方の終端に外部接続電極15Cを接続すると共に、他方の終端に出力測定部15を接続している。出力測定部15は、ラインセンサ12の終端間の抵抗値(又は一定の電圧を印加したときに流れる電流値の変化)を測定する電流計15Aと、この測定値をデジタル変換するA/Dコンバータ15Bとで構成している。尚、通常の状態では、抵抗体12Aと導体12Bとは非接触状態であることから、ラインセンサ12の終端間の抵抗は無限大である。
【0024】
ユーザは、ディスプレイ部11の表示画面上のメニュー項目を選択する場合、その選択対象のメニュー項目に対応するラインセンサ12をタッチすることで、このタッチ位置に対応したメニュー項目を選択することになる。
【0025】
ラインセンサ12は、図3に示すように、ラインセンサ12上の特定箇所(タッチ位置)xに圧力(タッチ動作)が加えられると、この部分が変形すると同時に、このタッチ位置での抵抗体12Aと導体12Bとが接触することで、ラインセンサ12の終端間の抵抗値が変化(電流が変化)し、その抵抗値を電流計15Aで測定することになる。従って、原理上、ラインセンサ12のタッチ位置は、ラインセンサ12の終端間の抵抗値で認識することができることになる。つまり、ラインセンサ12の長さをL、抵抗体12A全体の抵抗値をr、その測定結果である抵抗値をr0とすると、タッチ位置は、x=L*(r0/r)で表わすことができる。
【0026】
では、このような原理構成のラインセンサ12と、このラインセンサ12をディスプレイ部11に配置した場合の関係について説明する。
【0027】
ラインセンサ12は、図2(A)に示すように、大きく分けて4つの検知範囲を有し、これら検知範囲は、表示画面の右側辺(A辺)を検知対象とする0からY1までの検知範囲と、表示画面の上側辺(B辺)を検知対象とするY1からX1までの検知範囲と、表示画面の左側辺(C辺)を検知対象とするX1からY2までの検知範囲と、表示画面の下側辺(D辺)を検知対象とするY2からX2までの検知範囲とで構成している。
【0028】
図4はラインセンサ12の出力測定部15の測定結果である抵抗値Rと、ラインセンサ12の検知位置との関係を示すパラメータ説明図である。
【0029】
パラメータ変換部16は、図4に示すパラメータに基づいて、出力測定部15の測定結果である抵抗値を入力し、この抵抗値に対応したタッチ位置を変換出力するものである。
【0030】
尚、請求項1記載の情報選択装置は車載用情報選択装置1、表示手段はディスプレイ部11、開始検出手段は開始検出部21、終了検出手段は終了検出部22、移動距離算出手段は移動距離算出部23、移動距離判定手段は移動距離判定部24、継続時間算出手段は継続時間算出部25、移動速度算出手段は移動速度算出部26、移動速度判定手段は移動速度判定部27、スクロール手段はスクロール制御部28、項目選択手段はメニュー項目選択部29に相当するものである。
【0031】
次に第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1の動作について説明する。図5はディスプレイ部11の表示画面上に表示中の複数のメニュー項目から所望のメニュー項目を選択する場合の動作状態を示す説明図である。
【0032】
図5に示す表示画面40には、表示画面40上の所定方向、つまり、左側(C辺)の縦方向に配置され、CD1〜CD6までのCDアルバムを任意選択するためのメニュー項目を含むCDアルバム選択項目41と、下側(D辺)の横方向に配置され、1〜7曲までのトラックを選択するためのメニュー項目を含むトラック選択項目42と、右側(A辺)の縦方向に配置され、音量アップ及び音量ダウンを選択するためのメニュー項目を含むボリューム選択項目43とを画面表示している。
【0033】
また、CDアルバム選択項目41は、CD1〜CD6までの6枚のCDアルバムを画面表示しているが、さらに、スクロール表示させることで、CD7〜CD60までを6枚単位で画面表示することで、CD1〜CD60までのメニュー項目から所望のメニュー項目を選択可能としている。
【0034】
さらに、スクロール表示には、通常スクロールと、特殊スクロールとがあり、通常スクロールとは、例えばCD1〜CD6のメニュー項目を画面表示中にCD7のメニュー項目を画面表示させたい場合に使用される機能であり、この機能を利用することで、CD7のメニュー項目を含むCD2〜CD7のメニュー項目を画面表示できるように、1メニュー単位で次のメニュー項目を画面表示させるようにした機能である。
【0035】
また、特殊スクロールとは、例えばCD1〜CD6のメニュー項目を画面表示中に、次段のCD7〜CD12のメニュー項目を画面表示させたい場合に使用される機能であり、この機能を利用することで、次段のメニュー項目をCD7〜CD12のメニュー項目を画面表示できるように、次段のメニュー項目を画面表示させるようにした機能である。
【0036】
図6は第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1のタッチ操作処理に関わるマイコン14の処理動作を示すフローチャートである。
【0037】
図6においてマイコン14は、図5に示すように複数のメニュー項目をディスプレイ部11に画面表示し(ステップS11)、ラインセンサ12のタッチ動作の開始を検知したか否かを判定する(ステップS12)。
【0038】
マイコン14の開始検出部21は、ラインセンサ12上のタッチ動作の開始を検知すると、出力測定部15及びパラメータ変換部16を通じて、そのタッチ動作開始の位置をタッチ開始位置として検出し、さらにタッチ開始時間を検出する(ステップS13)。尚、マイコン14は、タッチ開始位置を検出することで、例えばCDアルバム選択項目41、トラック選択項目42又はボリューム選択項目43を選択対象とするかが認識できる。
【0039】
さらに、マイコン14は、ラインセンサ12のタッチ動作の終了を検知したか否かを判定する(ステップS14)。尚、タッチ動作の終了とは、ステップS12にて継続中のタッチ動作の終了を言うものとする。
【0040】
マイコン14の終了検出部22は、ラインセンサ12上のタッチ動作の終了を検知すると、出力測定部15及びパラメータ変換部16を通じて、そのタッチ動作終了の位置をタッチ終了位置として検出し、さらにタッチ終了時間を検出する(ステップS15)。
【0041】
さらに、マイコン14の移動距離算出部23は、タッチ開始位置及びタッチ終了位置に基づいてタッチ移動距離及びタッチ移動方向を算出する(ステップS16)。
【0042】
さらに、マイコン14の移動距離判定部24は、タッチ移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する(ステップS17)。尚、所定距離とは、隣接のメニュー項目を選択するまでのタッチ移動距離に相当するものである。
【0043】
マイコン14の継続時間算出部25は、タッチ移動距離が所定距離以上であると判定されると、タッチ開始時間及びタッチ終了時間に基づいてタッチ継続時間を算出する(ステップS18)。
【0044】
さらに、移動速度算出部26は、ステップS16にて算出したタッチ移動距離及び、ステップS18にて算出したタッチ継続時間に基づいてタッチ移動速度を算出する(ステップS19)。
【0045】
マイコン14の移動速度判定部27は、タッチ移動速度が所定速度以上であるか否かを判定する(ステップS20)。
【0046】
マイコン14のスクロール制御部28は、タッチ移動速度が所定速度以上と判定されると、そのタッチ移動方向が正方向であるか否かを判定する(ステップS21)。尚、タッチ移動方向の正方向とは、例えば図5のCDアルバム選択項目41の場合、上から下方向に相当するものであり、図5のトラック選択項目42の場合、右から左方向に相当するものである。
【0047】
スクロール制御部28は、タッチ移動方向が正方向であると判断されると、次段のメニュー項目を画面表示するように特殊スクロールを実行し(ステップS22)、更なるタッチ動作を検出すべく、ステップS11に移行するものである。尚、正方向の特殊スクロールが実行されると、例えばCDアルバム選択項目41がCD1〜CD6を画面表示中の場合、CD7〜CD12のメニュー項目を画面表示するものとする。
【0048】
また、ステップS21にてタッチ移動方向が正方向でないと判断されると、逆方向と判断し、前段のメニュー項目を画面表示するように特殊スクロールを実行し(ステップS23)、ステップS11に移行する。
【0049】
尚、タッチ移動方向の逆方向とは、例えば図5のCDアルバム選択項目41の場合、下から上方向に相当するものであり、図5のトラック選択項目42の場合、左から右方向に相当するものである。また、逆方向の特殊スクロールが実行されると、例えばCDアルバム選択項目41がCD8〜CD13を画面表示中の場合、CD2〜CD7のメニュー項目を画面表示するものとする。
【0050】
また、ステップS20にてタッチ移動速度が所定速度以上でないと判断されると、スクロール制御部28は、タッチ移動方向が正方向であるか否かを判定する(ステップS24)。
【0051】
スクロール制御部28は、タッチ移動方向が正方向であると判断されると、次のメニュー項目を表示するように通常スクロールを実行し(ステップS25)、ステップS11に移行する。尚、正方向の通常スクロールが実行されると、例えばCDアルバム選択項目41がCD1〜CD6を画面表示中の場合、CD2〜CD7のメニュー項目を画面表示するものとする。
【0052】
スクロール制御部28は、タッチ移動方向が正方向でないと判断されると、前のメニュー項目を表示するように通常スクロールを実行し(ステップS26)、ステップS11に移行する。尚、逆方向の通常スクロールが実行されると、例えばCDアルバム選択項目41がCD5〜CD10を画面表示中の場合、CD4〜CD9のメニュー項目を画面表示するものとする。
【0053】
また、ステップS17にてタッチ移動距離が所定距離以上でないと判断されると、このタッチ開始位置に相当するメニュー項目を選択し(ステップS27)、さらなるメニュー項目のタッチ動作を検出するべく、ステップS11に移行する。
【0054】
尚、ステップS27にてメニュー項目が選択されると、マイコン14は、このメニュー項目に対応した制御内容をメモリ部13から読み出し、この制御内容に基づいて制御動作を実行するものである。
【0055】
第1の実施の形態によれば、ラインセンサ12上のタッチ操作によるタッチ移動距離及びタッチ移動方向を検出し、このタッチ移動距離が所定距離以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を特殊スクロールするようにした、つまり、ジョグダイヤルやジョイスティック等の操作を必要とすることなく、タッチ操作のみでメニュー項目を特殊スクロールするようにしたので、ユーザの操作負担を著しく軽減することができる。
【0056】
さらに、第1の実施の形態によれば、タッチ移動速度が所定速度以上でないと判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を通常スクロールするようにしたので、ユーザは、簡単なタッチ操作で、スクロールを行うことができる。
【0057】
つまり、第1の実施の形態によれば、CDアルバム選択項目41の所望メニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、CDアルバム選択項目41のメニュー項目を上から下方向(下から上方向)に通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、CDアルバム選択項目のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で行うことで実現することができる。
【0058】
また、トラック選択項目42の所望メニュー項目を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)にトラック選択項目42のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の横方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、トラック選択項目41のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の横方向のラインセンサ12上で実行することで実現するものである。
【0059】
また、ボリューム選択項目43の所望メニュー項目を選択する場合には、右側(A辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、ボリューム選択項目43のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、ボリューム選択項目43のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0060】
尚、上記第1の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0061】
(実施の形態2)
次に第2の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Aについて説明する。図7は第2の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Aのディスプレイ部11の表示画面を示す説明図である。尚、第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1と同一の構成については同一符号を付し、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0062】
第2の実施の形態に示す車載用情報選択装置1Aと第1の実施の形態に示す車載用情報選択装置1とが異なるところは、例えばハードディスク等にフォルダ単位で記録された複数枚のアルバムから所望の音楽曲を選択する所望音楽選択機能を備えた点にある。尚、車載用情報選択装置1Aは、ハードディスク等に膨大な数の音楽曲データが記憶されているものとする。
【0063】
図7に示す表示画面50上には、現在選択中のアルバム名を画面表示するアルバム名表示51と、現在選択中の曲名を画面表示する曲名表示52と、左側(C辺)の縦方向に配置され、例えばハードディスク等に記憶したフォルダ単位のアルバムを選択するためのメニュー項目を含むアルバム選択項目53と、下側(D辺)の横方向に配置され、アルバム内の音楽曲を選択するためのメニュー項目を含む曲選択項目54と、右側(A辺)の縦方向に配置され、アルバム選択項目53内のメニュー項目の配置順序に関わるソート条件を選択するためのメニュー項目を含むアルバムソート選択項目55と、上側(B辺)の横方向に配置され、曲選択項目54内のメニュー項目の配置順序に関わるソート条件を選択するためのメニュー項目を含む曲ソート選択項目56とを画面表示している。
【0064】
アルバム選択項目53は、ソート条件に基づく配置順序でアルバムのメニュー項目を配置し、5つまでのメニュー項目を画面表示し、画面表示できないメニュー項目は上下のスクロールで画面表示できるようにしている。
【0065】
さらに、曲選択項目54は、ソート条件に基づく配置順序で曲のメニュー項目を配置し、6つまでのメニュー項目を画面表示し、画面表示できないメニュー項目は左右のスクロールで画面表示できるようにしている。
【0066】
アルバムソート選択項目55は、再生履歴情報に基づいて、アルバム選択項目53内のメニュー項目の配置順序を新しい順にソートするメニュー項目(タイム)と、アルバム選択項目53内のメニュー項目の配置順序を50音順にソートするメニュー項目(50音)と、再生頻度回数に基づいて、アルバム選択項目53内のメニュー項目の配置順序を、その頻度回数が多い順にソートするメニュー項目(回数)とを有している。
【0067】
曲ソート選択項目56は、再生履歴情報に基づいて、曲選択項目54内のメニュー項目の配置順序を、新しい順にソートするメニュー項目(時間)と、曲選択項目54内のメニュー項目の配置順序を50音順にソートするメニュー項目(50音)と、再生頻度回数に基づいて、曲選択項目54内のメニュー項目の配置順序を、その頻度回数が多い順にソートするメニュー項目(回数)とを有している。
【0068】
第2の実施の形態によれば、図7に示すようにアルバム選択項目53から所望メニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、アルバム選択項目53のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、アルバム選択項目53のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で行うことで実現することができる。
【0069】
また、曲選択項目54の所望メニュー項目を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)に曲選択項目54のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、曲選択項目54のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現するものである。
【0070】
アルバムソート選択項目55から所望メニュー項目を選択する場合、右側(A辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、アルバムソート選択項目55のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、アルバムソート選択項目55のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0071】
また、曲ソート選択項目56の所望メニュー項目を選択する場合、上側(B辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)に曲ソート選択項目56のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に上側(B辺)の横方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、曲ソート選択項目56のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に上側(B辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0072】
尚、上記第2の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0073】
(実施の形態3)
次に第3の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Bについて説明する。図8は第3の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Bのディスプレイ部11の表示画面を示す説明図である。尚、第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1と同一の構成については同一符号を付し、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0074】
第3の実施の形態に示す車載用情報選択装置1Bと第1の実施の形態に示す車載用情報選択装置1とが異なるところは、例えば自車位置等を表示する地図画面を画面表示するナビゲーション機能を備えた点にある。
【0075】
尚、車載用情報選択装置1Bは、地図画面を表示するための地図情報等がメモリ部13に記憶されているものとする。
【0076】
図8に示す表示画面60上には、地図画面61と、左側(C辺)の縦方向に配置され、地図画面に表示中の地図情報の縮尺値を選択するためのメニュー項目を含む縮尺値選択項目62と、下側(D辺)の横方向に配置され、地図画面上の現在位置を中心にして横軸方向にブロック移動するためのメニュー項目を含む横軸移動選択項目63と、右側(A辺)の縦方向に配置され、地図画面上の現在位置を中心にして縦軸方向にブロック移動するためのメニュー項目を含む縦軸移動選択項目64とを画面表示している。
【0077】
横軸移動選択項目63は、左方向に2ブロック移動するメニュー項目(−2)と、左方向に1ブロック移動するメニュー項目(−1)と、現在位置を中心とするメニュー項目(0)と、右方向に1ブロック移動するメニュー項目(1)と、右方向に2ブロック移動するメニュー項目(2)とを有している。
【0078】
縦軸移動選択項目64は、上方向に2ブロック移動するメニュー項目(−2)と、上方向に1ブロック移動するメニュー項目(−1)と、現在位置を中心とするメニュー項目(0)と、下方向に1ブロック移動するメニュー項目(1)と、下方向に2ブロック移動するメニュー項目(2)とを有している。
【0079】
第3の実施の形態によれば、図8に示すように縮尺値選択項目62から所望のメニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、縮尺値選択項目62のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、縮尺値選択項目62のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0080】
また、横軸移動選択項目63の所望メニュー項目を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)に横軸移動選択項目63のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、横軸移動選択項目63のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0081】
縦軸移動選択項目64から所望メニュー項目を選択する場合、右側(A辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、横軸移動選択項目64のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上でタッチ動作することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、横軸移動選択項目64のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0082】
尚、上記第3の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0083】
(実施の形態4)
次に第4の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Cについて説明する。図9は第4の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Cのディスプレイ部11の表示画面を示す説明図である。尚、第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1と同一の構成については同一符号を付し、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0084】
第4の実施の形態に示す車載用情報選択装置1Cと第1の実施の形態に示す車載用情報選択装置1とが異なるところは、受信メールを受信し、この受信メールのテキスト文章を読み上げる機能を備えた点にある。尚、車載用情報選択装置1Cは、尚、車載用情報選択装置1Cは、受信用メールサーバに通信接続可能な通信接続手段を有し、この受信メールサーバからダウンロードした受信メールは、車載用情報選択装置1C内部のメモリ部13に記憶されるものとする。
【0085】
図9に示す表示画面70上には、現在選択中の読み上げ対象の受信メールのタイトル名を画面表示するタイトル名表示71と、現在選択中の読み上げ対象の受信メールの差出人名を画面表示する差出人名表示72と、現在選択中の読み上げ対象の受信メールのテキスト文章を画面表示するテキスト文章表示73と、左側(C辺)の縦方向に配置され、読み上げ対象の受信メールを選択するためのメニュー項目を含む受信メール選択項目74と、下側(D辺)の横方向に配置され、受信メール選択項目74内のメニュー項目の配置順序に関わるソート条件を選択するためのメニュー項目を含むソート選択項目75と、右側(A辺)の縦方向に配置され、選択した受信メールの読み上げ対象位置を選択するためのメニュー項目を含む読み上げ位置選択項目76とを画面表示している。
【0086】
受信メール選択項目74は、ソート条件に基づく配置順序で受信メールのメニュー項目を配置し、5個までのメニュー項目を画面表示し、画面表示できないメニュー項目は上下のスクロールで画面表示できるようにしている。
【0087】
ソート選択項目75は、受信着順に基づいて、受信メール選択項目74内のメニュー項目の配置順序を新着順にソートするメニュー項目(着順)と、受信メール選択項目74内のメニュー項目の配置順序を差出人の50音順にソートするメニュー項目(50音)と、受信メール選択項目74内のメニュー項目の配置順序を差出人毎にソートするメニュー項目(差出人)とを有している。
【0088】
読み上げ位置選択項目76は、現在選択した受信メールの文字数を規格化した表示バー上で、読み上げ対象の文章位置を選択するメニュー項目である。尚、読み上げ中は、その読み上げ位置を表示バー上で画面表示している。
【0089】
第4の実施の形態によれば、図9に示すように受信メール選択項目74から所望メニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、受信メール選択項目74のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、受信メール選択項目74のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0090】
また、ソート選択項目75の所望メニュー項目を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)にソート選択項目75のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、ソート選択項目75のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上でタッチ動作することで実現するものである。
【0091】
読み上げ位置選択項目76から所望メニュー項目を選択する場合、右側(A辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、読み上げ位置選択項目76のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、読み上げ位置選択項目76のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0092】
尚、上記第4の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0093】
(実施の形態5)
次に第5の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Dについて説明する。図10は第5の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Dのディスプレイ部11の表示画面を示す説明図である。尚、第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1と同一の構成については同一符号を付し、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0094】
第5の実施の形態に示す車載用情報選択装置1Dと第1の実施の形態に示す車載用情報選択装置1とが異なるところは、テキスト文章を画面表示する機能を備えた点にある。尚、このテキスト文章は、メモリ部13に記憶されるものとする。
【0095】
図10に示す表示画面80上には、現在選択中のテキスト文章を画面表示するテキスト表示81と、左側(C辺)の縦方向に配置され、テキスト文章を縦方向にスクロール表示させるためのメニュー項目を含むスクロール表示選択項目82と、右側(A辺)の縦方向に配置され、スクロール表示したテキスト文章を先頭位置に戻すためのメニュー項目を含むワンタッチ復帰項目83とを画面表示している。
【0096】
第5の実施の形態によれば、図10に示すようにスクロール表示選択項目82から所望のメニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、スクロール表示選択項目82のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、スクロール表示選択項目82のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0097】
また、ワンタッチ復帰項目83を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、このワンタッチ復帰項目83に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで実現することができる。
【0098】
尚、上記第5の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0099】
また、上記第5の実施の形態においては、タッチ移動速度に応じて、通常スクロール又は特殊スクロールを実行するようにしたが、そのタッチ移動速度と同一の速度で、テキスト表示81に表示中のテキスト文章をスクロールするようにしても良い。
【0100】
(実施の形態6)
次に第6の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Eについて説明する。図11は第6の実施の形態を示す車載用情報選択装置1Eのディスプレイ部11の表示画面を示す説明図である。尚、第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置1と同一の構成については同一符号を付し、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0101】
第6の実施の形態に示す車載用情報選択装置1Eと第1の実施の形態に示す車載用情報選択装置1とが異なるところは、インターネット接続機能を備えた点にある。尚、車載用情報選択装置1Eは、インターネットサーバに通信接続可能な通信接続手段を有しているものとする。
【0102】
図11に示す表示画面90上には、HTMLファイルを画面表示するHTML表示91と、左側(C辺)の縦方向に配置され、HTMLファイルのリンク先を選択するためのメニュー項目を含むリンク先選択項目92と、下側(D辺)の横方向に配置され、現在開いているHTMLファイル内のリンク情報を選択するためのメニュー項目を含むリンク画面選択項目93と、右側(A辺)の縦方向に配置され、現在選択されたHTMLファイルの表示画面の表示位置を選択するためのメニュー項目を含む画面選択項目94と、上側(B辺)の横方向に配置され、リンク先選択項目92内のメニュー項目の配置順序をソートするメニュー項目を含むソート選択項目95とを画面表示している。
【0103】
リンク先選択項目92は、ソート条件に基づく配置順序でリンク先のメニュー項目を配置し、5個までのメニュー項目を画面表示し、画面表示できないメニュー項目は上下のスクロールで画面表示できるようにしている。
【0104】
リンク画面選択項目93は、現在開いているHTMLファイル内のリンク情報をメニュー項目として順次画面表示し、例えば現在表示中のリンク情報を中心にして、前後2つ程度のリンク情報をメニュー項目とし、6個までのメニュー項目を画面表示し、画面表示できないメニュー項目は左右のスクロールで画面表示できるようにしている。
【0105】
画面選択項目94は、現在選択したリンク情報の表示画面の長さを規格化した表示バー上で、選択対象の表示位置を選択するメニュー項目である。
【0106】
ソート選択項目95は、アクセス時間に基づいて、リンク先選択項目92内のメニュー項目の配置順序を新しい順にソートするメニュー項目(時間)と、リンク先選択項目92内のメニュー項目の配置順序を50音順にソートするメニュー項目(50音)と、アクセス回数に基づいて、リンク先選択項目95内のメニュー項目の配置順序を、そのアクセス回数が多い順にソートするメニュー項目(回数)とを有している。
【0107】
第6の実施の形態によれば、図11に示すようにリンク先選択項目92から所望メニュー項目を選択する場合、左側(C辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、リンク先選択項目92のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、リンク先選択項目92のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に左側(C辺)の縦方向のラインセンサ12上で行うことで実現することができる。
【0108】
また、リンク画面選択項目93の所望メニュー項目を選択する場合、下側(D辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)にリンク画面選択項目93のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、リンク画面選択項目93のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に下側(D辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現するものである。
【0109】
画面選択項目94から所望メニュー項目を選択する場合、右側(A辺)の縦方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上を、タッチ移動距離が所定距離未満のタッチ動作をすることで、この所望メニュー項目を選択することができ、さらに、上から下方向(下から上方向)に、画面選択項目94のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、上から下方向(下から上方向)に、画面選択項目94のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を上から下方向(下から上方向)に右側(A辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0110】
また、ソート選択項目95の所望メニュー項目を選択する場合、上側(B辺)の横方向の、所望メニュー項目に対応するラインセンサ12上をタッチ動作することで、所望メニュー項目を選択することができ、さらに、左から右方向(右から左方向)にソート選択項目95のメニュー項目を通常スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度未満のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に上側(B辺)の横方向のラインセンサ12上で実行することで実現し、さらに、左から右方向(右から左方向)に、ソート選択項目95のメニュー項目を特殊スクロールする場合、そのタッチ移動距離が所定距離以上で、そのタッチ移動速度が所定速度以上のタッチ動作を左から右方向(右から左方向)に上側(B辺)の縦方向のラインセンサ12上で実行することで実現することができる。
【0111】
尚、上記第6の実施の形態においては、通常スクロールを1メニュー単位で次(前)のメニュー項目を画面表示する機能とし、特殊スクロールを次段(前段)のメニュー項目を画面表示する機能としたが、通常スクロールを、タッチ開始位置に相当するメニュー項目の次(前)のメニュー項目を選択する機能とし、特殊スクロール機能を、タッチ開始位置に相当するメニュー項目から所定個数後(所定個数前)のメニュー項目を選択する機能とするようにして良い。
【0112】
また、上記第6の実施の形態においては、タッチ移動速度に応じて、通常スクロール又は特殊スクロールを実行するようにしたが、画面選択項目94でタッチ動作を検出すると、そのタッチ移動速度と同一の速度で、HTML表示91に表示中の表示画面をスクロールするようにしても良い。
【0113】
尚、上記第1乃至第6の実施の形態に示す車載用情報選択装置によれば、表示画面枠上に配置したラインセンサ12を通じてタッチ位置を検出するようにしたが、表示画面上の所定方向毎に画面表示したメニュー項目へのタッチ動作を検知できるセンサを利用すれば、同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0114】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明の情報選択装置によれば、タッチ操作によるタッチ移動距離及びタッチ移動方向を検出し、このタッチ移動距離が所定距離以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目をスクロールするようにした、つまり、ジョグダイヤルやジョイスティック等の操作を必要とすることなく、タッチ操作のみでメニュー項目をスクロール表示するようにしたので、ユーザの操作負担を著しく軽減することができる。
【0115】
また、本発明の情報選択装置によれば、タッチ移動速度が所定速度以上であると判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を、複数個単位でスクロールする特殊スクロールするようにした、ユーザは、簡単なタッチ操作で、バリエーションに富んだスクロール表示を行うことができる。
【0116】
また、本発明の情報選択装置によれば、タッチ移動速度が所定速度以上でないと判断されると、タッチ開始位置に相当するメニュー項目からタッチ移動方向へと、表示画面上のメニュー項目を単数個単位でスクロールする通常スクロールするようにしたので、ユーザは、簡単なタッチ操作で、スクロール表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報選択装置における第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に関わるディスプレイ部11とラインセンサ12との配置構成を示す説明図である。
(A)同正面図
(B)同断面図
【図3】第1の実施の形態に関わるラインセンサの原理構成を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態に関わるラインセンサの出力測定部の測定結果である抵抗値Rと、ラインセンサの検知位置との関係を示すパラメータ説明図である。
【図5】第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【図6】第1の実施の形態を示す車載用情報選択装置のタッチ操作処理に関わるマイコンの処理動作を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【図8】第3の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【図9】第4の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【図10】第5の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【図11】第6の実施の形態を示す車載用情報選択装置のディスプレイ部の表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E 車載用情報選択装置(情報選択装置)
11 ディスプレイ部(表示手段)
12 ラインセンサ
21 開始検出部(開始検出手段)
22 終了検出部(終了検出手段)
23 移動距離算出部(移動距離算出手段)
24 移動距離判定部(移動距離判定手段)
25 継続時間算出部(継続時間算出手段)
26 移動速度算出部(移動速度算出手段)
27 移動速度判定部(移動速度判定手段)
28 スクロール制御部(スクロール手段)
29 メニュー項目選択部(項目選択手段)
Claims (2)
- 複数のメニュー項目を含むグループ項目中の一部のメニュー項目群を表示メニュー項目群として、表示画面の縦方向または横方向に並べて表示する表示手段と、
前記表示メニュー項目群内のメニュー項目が並べて表示された前記縦方向または横方向に沿って、前記表示画面の外周縁に配置されたラインセンサと、
前記ラインセンサへのタッチ動作の開始に応じて、タッチ開始位置及びタッチ開始時間を検出する開始検出手段と、
前記ラインセンサへのタッチ動作の終了に応じて、タッチ終了位置及びタッチ終了時間を検出する終了検出手段と、
前記タッチ開始位置及び前記タッチ終了位置に基づいて、タッチ移動距離及びタッチ移動方向を算出する移動距離算出手段と、
前記タッチ移動距離が予め定められた距離以上であるか否かを判定する移動距離判定手段と、
前記移動距離判定手段によって前記予め定められた距離以上であると判定された場合に、前記タッチ移動方向へと、表示画面のメニュー項目をスクロールするスクロール手段と、
前記移動距離判定手段によって前記予め定められた距離以上でないと判定された場合に、前記タッチ開始位置に相当するメニュー項目を選択する項目選択手段と、
前記移動距離判定手段によって前記予め定められた距離以上であると判定された場合に、前記タッチ開始時間及び前記タッチ終了時間に基づいてタッチ継続時間を算出する継続時間算出手段と、
前記タッチ移動距離及び前記タッチ継続時間に基づいて、タッチ移動速度を算出する移動速度算出手段と、
前記タッチ移動速度が予め定められた速度以上であるか否かを判定する移動速度判定手段とを有し、
前記スクロール手段は、前記移動速度判定手段によって前記予め定められた速度以上であると判定された場合に、前記タッチ移動方向に応じて、前記表示メニュー項目群の次段または前段の新たなメニュー項目群を前記表示メニュー項目群として表示し、前記移動速度判定手段によって前記予め定められた速度以上でないと判定された場合に、前記タッチ移動方向に応じて、前記表示メニュー項目群内のメニュー項目を1メニュー項目分スクロールする
情報選択装置。 - 前記移動距離判定手段は、前記タッチ移動距離が、前記予め定められた距離として、隣接するメニュー項目間の距離以上であるか否かを判定する請求項1に記載の情報選択装置。
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