JP2003156930A - トナー搬送ローラの製造方法、トナー搬送ローラおよびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
トナー搬送ローラの製造方法、トナー搬送ローラおよびこれを用いた画像形成装置Info
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Abstract
は、印刷初期や、多量の印刷を繰り返し行った際などに
おいてもトナーのボタ落ちや画像不良の発生がなく、良
質な画像を得ることのできるトナー搬送ローラの製造方
法、トナー搬送ローラおよびそれを用いた画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 軸2と、軸2の外周に一体成形により設
けられたポリウレタンフォーム層3とを備えるトナー搬
送ローラ10の製造方法である。原料成分を、筒型1の
中心線上に軸2が貫設された状態にて筒型1内に注入
し、発泡、硬化させて、軸2とポリウレタンフォーム層
3とを一体化する工程を含む。軸2と一体化させたポリ
ウレタンフォーム層3を脱型した後、ポリウレタンフォ
ーム層3の外周面に対するクラッシング処理と、ポリウ
レタンフォーム層3の二次キュア処理との双方を行う。
Description
(以下、単に「ローラ」とも称する)の製造方法に関
し、特には、複写機やプリンター等の画像形成装置にお
いて、感光体や紙等の画像形成体にトナー(現像剤)を
搬送してその表面に可視画像を形成する現像ローラに対
しトナーを供給するために用いるトナー搬送ローラ(以
下、単に「ローラ」とも称する)の製造方法、この方法
により得られるトナー搬送ローラ、および、このトナー
搬送ローラを用いた画像形成装置に関する。
真方式の画像形成装置等における現像部には、静電潜像
を保持する画像形成体と、この画像形成体に当接して表
面に担持したトナーを付着させることにより静電潜像を
可視画像化する現像ローラと、この現像ローラにトナー
を供給するためのトナー搬送ローラ(トナー供給ローラ
および不要トナー剥ぎ取りのためのクリーニングローラ
を含む)とが設けられており、トナーを、トナー収容部
からトナー搬送ローラおよび現像ローラを介して画像形
成体まで搬送する一連のプロセスにより、画像形成が行
われる。
うには、トナーの薄層が現像ローラ表面上にムラなく均
一に形成され、担持されていることが必要である。従っ
て、かかる現像機構においては、現像ローラ自体のトナ
ー保持性能等に加え、トナー搬送ローラの性能、特には
表面性能が重要となってくる。即ち、トナー搬送ローラ
には、現像ローラに当接して、摩擦帯電、トナーの供給
および掻き取りを行うことにより、現像ローラ表面上に
均一なトナー層を形成することが要求される。
えたトナー搬送ローラを得るために、従来より、様々な
検討が重ねられてきている。近年では、かかるトナー搬
送ローラとして、金軸上に網目状の表面構造を有する弾
性発泡体を積層することで、トナーの搬送性と現像ロー
ラ上の不要トナーの除去とに寄与できるよう工夫された
ものが好ましく使用されており、この目的に対し適切な
弾性発泡体として、柔軟性や強度面等から、一般に、ウ
レタンフォームが好適に使用されている。
ーム製ローラの製造方法としては、例えば、ウレタンフ
ォームを金軸と一体で筒状型内で発泡成形して、金軸周
囲に網目状ウレタンフォーム層を設け、このローラ表面
を研磨あるいはピーリング等により円柱状に削り落とす
ことでフォームの網目をローラ表面とする方法が公知で
ある。しかし、この方法においては、研磨により表面性
が悪化してしまう場合があり、優れた表面性能を有する
ローラを得ることができるものではなかった。
ローラの表面性を悪化させるような後加工を要しないウ
レタンフォーム製ローラの製造方法として、成形品が最
終形状となる型において芯金とウレタンフォームとを一
体成形し、さらに、ポリウレタン配合や成形型、プロセ
ス等の改良によりフォームのセル径、セル数および開口
率を制御することで、良好な表面特性、ひいては良質な
画像を得る方法が種々提案されている。
は、最終ロール形状を呈する成形キャビティ内で芯金と
軟質ポリウレタンスポンジ層とが一体成形されてなり、
表面のスキン層が、所定の開口径を有する開口部を所定
の割合で有するトナー供給ロールが提案されている。ま
た、特開平10−221945号公報には、最終形状を
与える成形キャビティ内での発泡成形により芯金の周り
に軟質ポリウレタンスポンジ層が一体的に形成され、該
軟質ポリウレタンスポンジ層が、所定の物性値を有し、
かつ、所定の開口径の独立開口セルを所定の割合で有す
る独立気泡型の発泡体構造を有するトナー供給ロールが
記載されており、さらに、特開平11−38749号公
報には、芯金と、所定の硬度を有し、かつ、所定の開口
径を有する開口部を所定の割合で有する軟質ポリウレタ
ンフォーム層とからなり、該ポリウレタンフォーム層の
外周面に所定の凹凸表面構造が形成されているトナー供
給ロールが記載されている。
報記載の方法においては、印刷初期や、多量の印刷を繰
り返し行った際に発生するトナーのボタ落ちや画像不良
を完全に抑制することはできず、トナー搬送ローラとし
ての要求特性を十分満足しているとは言えなかった。
して、良好な表面特性を有し、実機搭載時、特には、印
刷初期や、多量の印刷を繰り返し行った際などにおいて
もトナーのボタ落ちや画像不良の発生がなく、良質な画
像を得ることのできるトナー搬送ローラの製造方法、ト
ナー搬送ローラおよびそれを用いた画像形成装置を提供
することにある。
に、本発明は、以下の通りである。 (1)軸と、該軸の外周に一体成形により設けられたポ
リウレタンフォーム層とを備えるトナー搬送ローラの製
造方法であって、原料成分を、筒型の中心線上に軸が貫
設された状態にて該筒型内に注入し、発泡、硬化させ
て、前記軸とポリウレタンフォーム層とを一体化する工
程を含むトナー搬送ローラの製造方法において、前記軸
と一体化させたポリウレタンフォーム層を脱型した後、
該ポリウレタンフォーム層の外周面に対するクラッシン
グ処理と、該ポリウレタンフォーム層の二次キュア処理
との双方を行うことを特徴とするトナー搬送ローラの製
造方法である。
記クラッシング処理として、前記ポリウレタンフォーム
層に物理的圧迫を加える製造方法である。
記クラッシング処理として、前記ポリウレタンフォーム
層にエアーの吹き付けを行う製造方法である。
造方法において、前記二次キュア処理を、45〜300
℃にて30秒〜8時間で行う製造方法である。
造方法により製造されたことを特徴とするトナー搬送ロ
ーラである。
持させてトナーの薄膜を形成し、該トナー搬送ローラを
画像形成体に接触または近接させて、該画像形成体表面
にトナーを供給することにより可視画像を形成する画像
形成装置において、該トナー搬送ローラとして、前記
(5)のトナー搬送ローラを用いたことを特徴とする画
像形成装置である。
態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明
のトナー搬送ローラの製造方法においては、筒型とし
て、例えば、図1(イ)に示すような円筒状金型1を用
いることができ、この円筒状金型1内で、(ハ)に示す
ような最終形状のローラ10における軸2とポリウレタ
ンフォーム層3との一体成形を行う。具体的には、図1
(イ)に示すように、円筒状金型1の中心線上に軸2を
貫設した状態で、内部にポリウレタン材料を注入し、円
筒状金型1を密閉した後(図1(ロ))、発泡、硬化を
行えばよく、この一体成形の工程の条件等には特に制限
はない。
より軸2と一体化したポリウレタンフォーム層3を脱型
した後、このポリウレタンフォーム層3に対し、所定の
二工程からなる後加工を行う。かかる後加工を行うこと
により、ローラの外径寸法精度が向上するとともに、
フォームに残留する原料の不純物を減少させることが
できるため、トナー供給ローラの現像ローラへの面圧
(接触圧)が均等になり、かつ、トナー帯電圧が向上す
る。これにより、ボタ落ちや印刷画像の不良を生じない
良好なトナー搬送ローラを得ることができるものであ
る。
フォーム層3の外周面に対するクラッシング処理と、ポ
リウレタンフォーム層3を再度加熱する二次キュア処理
との双方を行う。これらの工程を行う順序は制限され
ず、いずれを先に行っても本発明の効果は得られるが、
これら二工程のうちの一方のみではなく、双方を行うこ
とが必要である。
はなく、物理的圧迫、エアー吹き付け等の公知の手法を
適宜用いることができ、これにより、トナー搬送ローラ
の外径寸法を良好に整えることができる。ポリウレタン
フォーム部材に対してクラッシングを行うことは公知で
あり、フォーム通気性を向上させるための公知の手段と
して、例えば、特開平9−274373号公報等に記載
されているが、本発明においては、かかるクラッシング
処理と二次キュア処理とを組み合わせることにより、従
来技術にはない優れた効果を得ることができ、トナー搬
送ローラに求められる要求性能を高度に満足し得る高性
能のトナー搬送ローラが実現できることを見出した。
で挟んだり、金属、ゴム等からなる一対の硬いローラ間
を通すなどにより、ポリウレタンフォーム層3の厚みが
5〜60%程度、好ましくは10〜25%となるよう押
しつぶすことにより行う。但し、この押しつぶしの割合
はポリウレタンフォーム層3の密度や硬度等により変動
する。板状体で挟んでクラッシング処理する場合の模式
図を図3に示す。この場合、ローラ10を板状体4で挟
んで図3(イ)の状態から垂直方向に圧迫を加え、図3
(ロ)のようにポリウレタンフォーム層を押しつぶした
状態で、上下の板状体4を、平行状態を維持したまま互
いに逆方向へ移動させて、クラッシングする。また、エ
アー吹き付けは、ローラを約500〜1000rpmの
速度で回転させ、ローラ表面から約3mmの距離に位置
させた径約1.5mmのエアーノズルをローラの軸方向
にゆっくりと移動させながら、約1.0MPaの高圧エ
アーをローラに対し略垂直方向から吹き付けることによ
り行うことができる。
0℃、より好ましくは80〜150℃の温度範囲で、3
0秒〜8時間、より好ましくは4分〜30分間にて行
う。この範囲よりも温度が低いかまたは時間が短いと、
本発明の効果を十分に得ることができず、一方、この範
囲よりも温度が高いかまたは時間が長いと、却ってロー
ラの表面製を損なう場合があり、いずれも好ましくな
い。この際の環境条件は制限されず、静置した状態で
も、送風を行ってもよく、また、減圧下で硬化させても
よい。
のポリウレタン材料としては、樹脂中にウレタン結合を
含むものであれば、特に制限はない。ポリオール成分と
しては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール、THF−アルキレンオキ
サイド共重合体ポリオール、ポリエステルポリオール、
アクリルポリオール、ポリオレフィンポリオール、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物、フォスフェー
ト系ポリオール、ハロゲン含有ポリオール等を好適に用
いることができる。
制限はなく、汎用であるTDI、MDI、粗製−MDI
(ポリメリックMDI)、および変性MDIだけでな
く、特殊なイソシアネートを用いても差し支えない。特
殊なイソシアネートとしては、例えば、1,5−ナフタ
レンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、トランスシ
クロヘキサン1,4ジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート(XDI)、水添−XDI、水添−MD
I、リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリ
イソシアネート、トリス(イソシアネートフェニール)
チオフェスフェート、テトラメチルキシレンジイソシア
ネート、リジンエステルトリイソシアネート、1,6,
11−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソ
シアネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,
3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロ
へプタントリイソシアネート、トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート等が挙げられ、これらも好適に用い
ることができる。
タン原料に加え、所望に応じて架橋剤、発泡剤(水、低
沸点物、ガス体等)、界面活性剤、触媒等を添加するこ
とができ、これにより所望に応じた層構造とすることが
できる。また、難焼剤や充填材、イオン導電剤や電子導
電剤等の導電剤、公知の充填剤や架橋剤等を適宜使用す
ることも可能である。イオン導電剤の例としては、テト
ラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、ド
デシルトリメチルアンモニウム(例えば、ラウリルトリ
メチルアンモニウム)、ヘキサデシルトリメチルアンモ
ニウム、オクタデシルトリメチルアンモニウム(例え
ば、ステアリルトリメチルアンモニウム)、ベンジルト
リメチルアンモニウム、変性脂肪酸ジメチルエチルアン
モニウムなどの過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸
塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エチル
硫酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸塩などのアンモニウ
ム塩、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属の
過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸
塩、ホウフッ化水素酸塩、トリフルオロメチル硫酸塩、
スルホン酸塩などが挙げられる。
ンブラック、アセチレンブラック等の導電性カーボン;
SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、
FT、MT等のゴム用カーボン;酸化処理を施したイン
ク用カーボン、熱分解カーボン、天然グラファイト、人
造グラファイト;酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の
導電性金属酸化物;ニッケル、銅、銀、ゲルマニウム等
の金属などを挙げることができる。
図1(ハ)に示すように、軸2の外周にポリウレタンフ
ォーム層3が一体成形された構造を有し、本発明の上記
製造方法により製造されてなるものである。かかるトナ
ー搬送ローラ10は、例えば、図2に概略的に示す非磁
性一成分系の現像装置に適用される。図示するように、
ローラ10は、現像ローラ12に当接して配置され、ト
ナー収容部内のトナー11を一旦現像ローラ12の表面
に担持させ、これを介して画像形成体13に搬送するこ
とにより、静電潜像の可視化を行う現像プロセスの一部
を構成する。尚、図中の14はクリーニング部、15は
クリーニングブレード、16はブレードを夫々示す。
表面に、内部から連通するセル開口部を有することが好
ましく、これによりトナーがフォーム内部から良好に供
給されて、トナー搬送量の不安定化の問題が解消される
ことになる。好ましくは、セル開口部の径が50〜40
0μmであり、また、開口部のポリウレタンフォーム層
3表面1cm2あたりの個数が100〜2000個であ
ることが好ましい。かかるセル開口部を有する構造を得
るためのポリウレタンフォーム層3の形成は、ポリウレ
タン配合と離型剤との組合せで従来技術に基づき行うこ
とができる。尚、本発明の上記2工程とかかるセル開口
部との関係については、二次キュア工程はセル開口には
基本的に寄与するものではないが、クラッシング工程に
おいては、ポリウレタンフォーム層3内部の未開口セル
を開口させてポリウレタンフォーム層3内部のセル開口
率を上げる効果を得ることができ、また、ポリウレタン
フォーム層3表面のセル開口率も若干上げることができ
る。
な非磁性一成分系の現像装置を備えるものであって、本
発明の上記トナー搬送ローラを用いたものであればよ
く、他の部材等の条件には特に制限はない。
明するが、本発明は、これらによりなんら限定されるも
のではない。実施例 図1(イ)に示すような、内径12mmの円筒状金型1
に、図示するようにして直径5mmの軸2をセットし、
下記表1に示す配合の軟質ポリウレタンフォーム発泡性
混合液を型内に注入し、発泡、硬化させて、軸2とポリ
ウレタンフォーム層3とを一体化させた。脱型後に得ら
れた軟質ウレタンフォーム製ローラ(図1(ハ))のポ
リウレタンフォーム層は密度0.07g/cm3の連通
セルフォームであり、ローラ表面全面も均一な連通口を
有していた。
んで、ポリウレタンフォーム層3の厚みが約15%程度
となるように均等に圧迫を加えた後、そのまま上下の板
を、平行状態を維持したまま、間でローラを転がすよう
にして互いに逆方向に移動させ、クラッシングした(図
3参照)。次いで、140℃ 20分の条件にてポリウ
レタンフォーム層の二次キュア処理を行って、実施例の
ローラを得た。
ないものを比較例1、クラッシング処理のみを行ったも
のを比較例2、二次キュア処理のみを行ったものを比較
例3として、夫々の条件にて各比較例のローラを得た。
得られた実施例および比較例のローラについて、初期お
よび5000枚印刷後の印刷画像を評価した。評価点と
してはトナーボタ落ちおよび濃度ムラの2点で行い、不
良が発生したものを×、問題が生じなかったものを○と
した。この結果を下記の表2に示す。
ー搬送ローラの製造方法によれば、良好な表面特性を有
し、実機搭載時、特には、印刷初期や、多量の印刷を繰
り返し行った際などにおいてもトナーのボタ落ちや画像
不良の発生がなく、良質な画像を得ることのできるトナ
ー搬送ローラを得ることができる。従って、かかる本発
明のトナー搬送ローラを用いた本発明の画像形成装置に
よれば、トナーのボタ落ちや画像不良の発生等がなく、
良好な画像を確実に得ることができる。
円筒状金型を示す斜視図である。 (ロ)(イ)に示す円筒状金型を密閉した状態を示す斜
視図である。 (ハ)本発明の一例のトナー搬送ローラを示す斜視図で
ある。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 軸と、該軸の外周に一体成形により設け
られたポリウレタンフォーム層とを備えるトナー搬送ロ
ーラの製造方法であって、原料成分を、筒型の中心線上
に軸が貫設された状態にて該筒型内に注入し、発泡、硬
化させて、前記軸とポリウレタンフォーム層とを一体化
する工程を含むトナー搬送ローラの製造方法において、 前記軸と一体化させたポリウレタンフォーム層を脱型し
た後、該ポリウレタンフォーム層の外周面に対するクラ
ッシング処理と、該ポリウレタンフォーム層の二次キュ
ア処理との双方を行うことを特徴とするトナー搬送ロー
ラの製造方法。 - 【請求項2】 前記クラッシング処理として、前記ポリ
ウレタンフォーム層に物理的圧迫を加える請求項1記載
のトナー搬送ローラの製造方法。 - 【請求項3】 前記クラッシング処理として、前記ポリ
ウレタンフォーム層にエアーの吹き付けを行う請求項1
記載のトナー搬送ローラの製造方法。 - 【請求項4】 前記二次キュア処理を、45〜300℃
にて30秒〜8時間で行う請求項1〜3のうちいずれか
一項記載のトナー搬送ローラの製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の
製造方法により製造されたことを特徴とするトナー搬送
ローラ。 - 【請求項6】 トナー搬送ローラ表面にトナーを担持さ
せてトナーの薄膜を形成し、該トナー搬送ローラを画像
形成体に接触または近接させて、該画像形成体表面にト
ナーを供給することにより可視画像を形成する画像形成
装置において、該トナー搬送ローラとして、請求項5記
載のトナー搬送ローラを用いたことを特徴とする画像形
成装置。
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