JP2003156723A - 光導波路デバイス、光変調器、光変調器の実装構造および光導波路基板の支持部材 - Google Patents

光導波路デバイス、光変調器、光変調器の実装構造および光導波路基板の支持部材

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JP2003156723A JP2002219090A JP2002219090A JP2003156723A JP 2003156723 A JP2003156723 A JP 2003156723A JP 2002219090 A JP2002219090 A JP 2002219090A JP 2002219090 A JP2002219090 A JP 2002219090A JP 2003156723 A JP2003156723 A JP 2003156723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光導波路基板と、この光導波路基板を支持する
支持基体とを備える光導波路デバイスにおいて、光導波
路基板と支持基体との全体へのマイクロ波の基板放射モ
ードに起因する共振現象を抑制する。 【解決手段】デバイス1Aは、光導波路基板15Aと、
光導波路基板15Aを支持する支持基体8とを備えてい
る。光導波路基板15Aが、電気光学材料からなり、相
対向する一方の主面2aと対向面2bとを備えている基
板本体2、光導波路4A、4B、および光導波路に電気
信号を印加可能な電極3A、3B、3Cを備えている。
支持基体8のうち光導波路基板15Aに対向する対向面
8aを、導電層7Aによって被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路デバイ
ス、光変調器、光変調器の実装構造および光導波路基板
の支持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアの発展に伴い、通信のブ
ロードバンド化の需要が高まり、10Gb/sを超える
光伝送システムが実用化され、さらに高速化が期待され
ている。10Gb/s以上の電気信号(マイクロ波信
号)を光に変調するデバイスとして、ニオブ酸リチウム
光変調器、あるいは半導体電界吸収型変調器(EA変調
器)が使用されている。
【0003】ニオブ酸リチウム光変調器の場合、マッハ
ツェンダー型光導波路および進行波型電極から構成さ
れ、10Gb/s以上の高速光変調を可能にするための
重要条件としてマイクロ波と光波の速度整合条件を満た
す必要がある。このために、一般的に電極の厚みを大き
くしたり、さらには、基板と電極の間に低誘電率層を形
成することでマイクロ波の実効屈折率を下げ上記速度整
合条件を満足させている。
【0004】一方、速度整合を達成する方法として、光
導波路基板の厚さを例えば10μmと薄くする構造が考
えられる。しかし、光導波路部の基板厚みが、光導波路
のサイズ(半値全幅:1/e)と同程度になるため
に、このスポット形状が偏平化し例えばファイバとの結
合損失が増大したり、さらには薄型加工時の表面ラフネ
スによる伝搬損失が増大する問題があった。このため、
本出願人は、特開平10−133159号公報におい
て、進行波形光変調器の光導波路基板を2段構造とし、
光導波路の直下の肉厚部分と肉薄部分を設け、この肉薄
部分の厚さを例えば10μmに薄くすることを開示し
た。これによって、光挿入損失の劣化を改善でき、また
酸化珪素からなるバッファ層を形成することなしに高速
光変調が可能であり、さらには駆動電圧Vπと電極の長
さLとの積(Vπ・L)を小さくできるので、有利であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】更に、本発明者は、光
導波路基板を薄型化すると共に、光導波路基板の裏面側
に別体の補強基板を接合し、機械的強度を付与すること
を開示した。(特願2001−101729明細書)。
本発明で用いる薄い光導波路基板のみの光変調器では、
従来の数100〜数mmの厚い基板を用いた光変調器で
観測される基板共振による透過特性(S 21)の損失
(リップル)の問題を回避できる。
【0006】しかし、薄い光導波路基板を別体の補強基
板に接合した場合には、マイクロ波のS21リップル
が,目的とする周波数帯域以下の領域に出現することが
判明してきた。
【0007】10Gb/s以上のマイクロ波信号を光変
調器の電力に給電する場合、光導波路基板を保持する補
強基板の幅あるいは厚みが、このマイクロ波の波長と同
程度のサイズになるため、共振現象によるマイクロ波の
透過損失が生ずる。このような透過損失は、いわゆるリ
ップルとして現れる。光変調器の使用可能な周波数帯域
は、リップルの生ずる周波数以下に制限される。従っ
て、例えば光変調器の仕様が40Gb/sである場合に
は、少なくとも40GHz以下の周波数帯域において、
基板の共振現象によるリップルを抑制する必要がある。
【0008】この共振現象は、光導波路基板のマイクロ
波信号が補強基板に漏洩して補強基板での共振現象が発
生したものと考えられる。
【0009】本発明の課題は、光導波路基板と、この光
導波路基板を支持する支持基体とを備える光導波路デバ
イスであって、光導波路基板と支持基体との全体へのマ
イクロ波の基板放射モードに起因する共振現象を抑制で
きるようにすることである。
【0010】また、本発明の課題は、補強基板の共振現
象に起因するマイクロ波の透過特性のリップルを高周波
側へと移行させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、光導波路基板
と、この光導波路基板を支持する支持基体とを備える光
導波路デバイスであって、光導波路基板が、電気光学材
料からなる基板本体、光導波路、および光導波路に電気
信号を印加可能な電極を備えており、光導波路デバイス
が、支持基体のうち光導波路基板に対向する対向面の少
なくとも一部を被覆する導電層を備えていることを特徴
とする、光導波路デバイスに係るものである。また、本
発明は、前記の支持基体と導電層とを備える支持部材に
係るものである。
【0012】また、本発明は、前記デバイスを備えてい
る光変調器であって、前記光導波路中を伝搬する光を変
調するための電圧を電極によって印加することを特徴と
する、光変調器に係るものである。
【0013】また、本発明は、前記光変調器と、この光
変調器を固定するための筐体と、電極に対して高周波電
気信号を供給するための高周波コネクタを備えているこ
とを特徴とする、光変調器の保持構造に係るものであ
る。
【0014】本発明者は、光導波路基板と、この光導波
路基板を支持する支持基体とを備える光導波路デバイス
において、前述のように例えば20〜45GHzにおい
てリップルが生ずる原因について検討した。この結果、
補強用の支持基板の厚さを薄くすると、共振によるリッ
プルが若干高周波側にシフトすることがわかった。つま
り、基板放射モードに関して、光導波路基板が、別体の
支持基板と一体として働いていることを確認した。
【0015】更に、変調器基板(光導波路基板)と補強
基板(支持基板)との間に導電層を形成すると、不要波
(放射波)の基板厚み方向への侵入を補強基板表面でカ
ット(導電層で電界が零になる)でき、共振によるリッ
プルを高周波側にシフトさせることが可能なことを発見
した。これによって、高周波損失を飛躍的に改善でき、
光変調器の作動可能な周波数を高周波側へと移行させる
ことができる。
【0016】なお、光導波路基板のサイズを小さくする
ことで、光導波路基板の共振現象によるリップルを、高
周波帯域に移行させることが知られている(特許第26
69097号、特開平5−241115号公報)。しか
し、光導波路基板を支持基体上に担持する構造におい
て、支持基体内部への基板放射モードの存在に起因する
リップルを高周波帯域に移行させることは検討されてい
ない。
【0017】導電層の材質は、マイクロ波電界が実質的
に零になるような材料であることが好ましい。具体的に
は、導電層の材質の体積抵抗率は10−4Ω・cm以下
であることが好ましく、更には金、銀、銅などの導電率
の高い金属材料、特に貴金属が好ましい。
【0018】導電層の厚さは特に限定されないが、マイ
クロ波電界を低減するという観点からは 動作周波数で
のマイクロ波の表皮効果を考慮して設定すればよい。望
ましくは、ミリ波帯では0.05μm以上であることが
好ましい。またマイクロ波帯では、0.5μm以上であ
ることが望ましい。
【0019】本導電層は、焦電の影響を抑制することを
目的とする導電層ではなく、支持基体内部へのマイクロ
波電界の基板放射モードをカットするためのものであ
る。このため、導電層は、支持基体の対向面に連続層と
して形成することが好ましい。
【0020】特に、支持基体の対向面のうち、フィード
スルー部の少なくとも一部を被覆するように導電層を設
けることが好ましい。これは、フィードスルー部におい
て、電極から基板本体および支持基体へのマイクロ波放
射に起因する共振現象が著しいからである。特に好まし
くは、信号電極の端面およびこの信号電極と接地電極と
のギャップと基板本体の側面との間に間隙が設けられて
おり、導電層が対向面のうち少なくとも間隙下を被覆し
ている。こうした電極端面から基板本体側面までの間隙
において、マイクロ波の基板内放射が最も生じやすいか
らである。
【0021】また、フィードスルー部の他に、信号電極
および接地電極の曲がり部分、および信号電極、接地電
極の線幅のバラツキや、信号電極と接地電極とのギャッ
プのバラツキによってインピーダンス不整合部分が発生
する。こうした不整合部分においてもマイクロ波の基板
内放射が生ずるために、基板との間で共振現象が生じ、
S21特性にリップルが発生する可能性がある。支持基
体の対向面のほぼ全面にわたって導電層を形成すること
によって、こうした電極の曲がり、および電極線幅やギ
ャップ幅のバラツキに起因するリップルも効果的に抑制
できる。
【0022】支持基体の形状や寸法は特に限定されない
が、好ましくは平板形状である。
【0023】光導波路基板を構成する基板本体は、強誘
電性の電気光学材料、好ましくは単結晶からなる。こう
した結晶は、光の変調が可能であれば特に限定されない
が、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸
リチウム−タンタル酸リチウム固溶体、ニオブ酸カリウ
ムリチウム、KTP、GaAs及び水晶などを例示する
ことができる。
【0024】電極は、低抵抗でインピーダンス特性に優
れる材料であれば特に限定されるものではなく、金、
銀、銅などの材料から構成することができる。
【0025】支持基体の材質に制限はないが、望ましく
は、基板本体の線熱膨張係数と支持基体の線熱膨張係数
との差を±50%以下とすることによって、環境温度が
変化したときの光変調の度合いの変化を抑制することが
できる。この場合には、基板本体の材質と支持基体の材
質とは、同種であってもよく、異種であってもよい。
【0026】また、支持基体を、光導波路基板の電気光
学単結晶の誘電率以上の誘電率を有する材質によって形
成することができる。この場合には、支持基体を、基板
本体を構成する単結晶と同種の単結晶によって形成する
ことが特に好ましい。
【0027】支持基体を構成する材質、特に単結晶と、
基板本体を構成する材質、特に単結晶とが同種のもので
あるとは、基本組成(例えば全体の80mol%以上を
占める基本組成)が同一であれば足り、他の添加成分に
は異同があってもよい。
【0028】基板本体の表面(一方の主面)と電極との
間にはバッファ層を設けることができる。バッファ層
は、酸化シリコン、弗化マグネシウム、窒化珪素、及び
アルミナなどの公知の材料を使用することができる。
【0029】好適な実施形態においては、光導波路は、
基板本体の一方の主面側に形成されている。光導波路
は、基板本体の内部に内拡散法やイオン交換法によって
形成された光導波路、例えばチタン拡散光導波路、プロ
トン交換光導波路であってよい。電極は、基板本体の一
方の主面側に設けられているが、基板本体の一方の主面
に直接形成されていてよく、バッファ層の上に形成され
ていてよい。
【0030】光導波路基板と支持基体との接合方法は特
に限定されない。好適な実施形態においては、両者を接
着する。この場合には、接着剤の屈折率は、基板本体を
構成する電気光学材料の屈折率よりも低いことが好まし
い。また、接着剤の誘電率は、基板本体を構成する電気
光学材料の誘電率よりも低いことが望ましい。
【0031】接着剤の具体例は、前記の条件を満足する
限り特に限定されないが、エポキシ系接着剤、熱硬化型
接着剤、紫外線硬化性接着剤、ニオブ酸リチウムなどの
電気光学効果を有する材料と比較的近い熱膨張係数を有
するアロンセラミックスC(商品名、東亜合成社製)
(熱膨張係数13×10−6/K)を例示できる。
【0032】以下、適宜図面を参照しつつ、本発明を更
に詳細に説明する。
【0033】好適な実施形態においては、光導波路基板
のうち支持基体に対向する対向面と、導電層との間に、
接合層を介在させる。図1−図3はこの実施形態に係る
ものである。
【0034】光変調器1Aは、光導波路基板15Aと支
持基板8とを備えている。基板15A、8は平板形状を
している。基板本体2の一方の主面2a上には、所定の
電極3A、3B、3Cが形成されている。本例では、い
わゆるコプレーナ型(Coplanar waveguide:CPW電
極) の電極配置を採用しているが、電極の配置形態は特
に限定されない。本例では、隣接する電極の間に一対の
分岐光導波路4A、4Bが形成されており,各光導波路
に対して略水平方向に信号電圧を印加するようになって
いる。各光導波路4A、4Bは、平面的に見ると、いわ
ゆるマッハツェンダー型の光導波路を構成しているが、
この平面的パターンそれ自体は図示省略する。
【0035】支持基板8の対向面8a上に導電層7Aが
形成されている。導電層7Aは連続層として対向面8a
のほぼ全面を被覆している。導電層7Aと対向面2bと
の間に接合層6Aが介在しており、接合層6Aが基板8
と15Aとを接合している。20Aは支持部材である。
【0036】好適な実施形態においては、光導波路基板
に空間部を形成する。こうした空間部によって、マイク
ロ波の伝搬速度を向上させることができる。図2、図3
は、この実施形態に係るものである。
【0037】好適な実施形態においては、前記空間部と
して、支持基体の対向面に凹部を形成する。図2は、こ
の実施形態に係るものである。
【0038】図2の光導波路デバイス1Bにおいて、デ
バイス1Aと同じ構成部分には同じ符号を付け、その説
明を省略する。基板本体12の一方の主面12a側に電
極および光導波路が形成されている。基板本体12の対
向面12b側には凹部10が形成されている。この結
果、基板本体12は、2つの肉薄部分12dと、中央部
12cと、外側の2つの基部12eとを備えている。
【0039】支持基板18の底面18bは平坦である
が、上面18a側には凹部19が形成されている。そし
て、上面18aおよび凹部19の表面18cの全面にわ
たって導電層7Bが形成されている。そして、支持基板
18の上面18aと、基板本体12の底面12bとが、
接合層6Bによって接合されている。20Bは支持部材
である。
【0040】このようなデバイス1Bによれば、デバイ
ス全体の強度は、比較的に肉厚な支持基板18によって
主として保持できるので、デバイス全体に取り扱い可能
な強度を付与でき、基板本体12の反りも生じない。こ
れと共に、基板本体12は比較的に薄くし、支持基板1
8に設ける凹部19を充分に深くすることによって、電
極を伝搬するマイクロ波の伝搬速度を大きくすることが
できる。
【0041】本発明においては、支持基板の空間部ない
し凹部に、基板本体を構成する電気光学材料の誘電率よ
りも低い誘電率を有する低誘電率材料を収容することが
できる。この場合には、低誘電率材料が、基板本体12
に接触するように構成することが好ましい。これによっ
て、薄い基板本体を低誘電率材料によって補強すること
ができる。
【0042】低誘電率材料としては、ガラス、エポキシ
系、アクリル系などの有機系接着剤、あるいは半導体製
造用層間絶縁体、ポリイミドを例示できる。
【0043】図3に示すデバイス1Cにおいては、図2
に示した光導波路基板12と、図1に示した支持基板8
とを、接合層6Aによって接合している。
【0044】好適な実施形態においては、光導波路基板
の厚さを200μm以下とし、更に好ましくは100μ
m以下とする。また、光導波路基板に凹部を設ける場合
には、凹部の領域の厚さを100μm以下とすることが
好ましく、50μm以下、更には30μm以下とするこ
とが好ましい。
【0045】本発明は、いわゆる非対称コプレーナスト
リップライン(Asymmetric coplanar strip line:A−
CPS電極) 型の電極配置に対しても適用できる。ま
た、本発明は、いわゆる独立変調型の進行波形光変調器
に対しても適用できる。
【0046】凹部10、19は、エキシマレーザーを用
いたレーザーアブレーション加工やダイシング加工によ
って成形できる。
【0047】好適な実施形態においては、前記導電層に
よって、光導波路基板と支持基体とを接合する。こうし
た導電層は、導電性接合剤からなる。これによって一層
単純な構造を実現できる。
【0048】こうした導電性接合剤としては、カーボン
および銀ペースト、さらには異方導電性フィルムが例示
できる。
【0049】図4−図7は、この実施形態に係る各デバ
イスを示す図である。図4のデバイス1Dにおいては、
光導波路基板12と支持基板8とが、導電性接合層11
Aによって接合されている。20Cは支持部材である。
【0050】図5のデバイス1Eにおいては、光導波路
基板12と支持基板18とが接合されている。支持基板
18の上面18aおよび凹部19に露出する表面18c
を被覆するように、導電層11Bが形成されている。そ
して、光導波路基板12の対向面12bと支持基板18
の上面18aとが、導電性接合剤11Bによって接合さ
れている。20Dは支持部材である。
【0051】図6のデバイス1Fにおいては、光導波路
基板2の対向面2bと、支持基板8の表面8aとが、導
電層11Aによって接合されている。
【0052】本発明に係る光変調器の保持構造は、光変
調器と、光変調器を固定するための筐体と、電極に対し
て高周波電気信号を供給するための高周波コネクタを備
えている。筐体や高周波コネクタの形態は特に限定され
ない。
【0053】特に好適な実施形態においては、本保持構
造をパッケージに実装する場合に、VERTICAL
CONTACT COAXIALタイプ(垂直接触同軸
タイプ)の高周波コネクタを使用する。この形態の利点
について説明する。
【0054】KコネクタやVコネクタを使用する場合に
は、光導波路基板の側面から同軸ピンをコンタクトさせ
る。このため、プローバとは異なり、同軸ピンの場合に
は、同軸ピンからの放射波が支持基体側に結合し易くな
り、支持基体における基板共振の影響が顕著になってい
た。
【0055】図7は、こうした通常のコネクタを利用し
た実施形態に係るものである。本発明の光変調器、例え
ば光変調器1Bが、筐体22の台座21の表面21a上
に設置されている。そして、筐体22には外部のコネク
タ23が取り付けられている。コネクタ23の先端部2
4には同軸ピン25が設けられている。
【0056】上記のVERTICAL CONTACT
COAXIALタイプのコネクタを実施した例を図1
0に示す。図10においては、光変調器1が、筐体22
の台座21の上に設置されている。光変調器1の両側の
端面に、それぞれ光ファイバアレイ26によって光ファ
イバ27が接続されている。そして、筐体22には例え
ば一対のコネクタ28が設けられており、コネクタ28
の同軸ピンが電極に対して上方から結合されている。従
って、同軸ピンからの放射波は光導波路基板の上面側か
ら放射され、基板側面からの放射波がほとんどない。そ
して、基板上層からの放射波は、本発明の導電層によっ
て支持基体の表面でカットできるために、本発明の効果
が大きい。
【0057】これによって、CPW プローバと同様のコン
タクトが可能となるため、不要波(放射波)の基板厚み
方向への侵入を防ぎ、共振によるリップルを高周波側に
シフトできる。
【0058】好適な実施形態においては、導電層が対向
面のうちフィードスルー部下の領域の少なくとも一部を
被覆する。図11〜図14は、この実施形態に係るもの
である。図11は、光導波路デバイス1Gを概略的に示
す平面図であり、図12は図11のフィードスルー部の
拡大図であり、図13は、図11のデバイスのXIII
−XIII線断面図であり、図14は、図11のXIV
−XIV線断面図である。
【0059】基板本体12、支持基体18は平板形状を
している。基板本体12の一方の主面2aには、いわゆ
るマッハツェンダー型の光導波路4A、4B、4Cが設
けられている。そして、一対の接地電極3Aと3Cとの
間に信号電極3Bが設けられている。
【0060】支持基板18の対向面18a側に凹面18
cが形成されている。凹面18cは好ましくは滑らかな
湾曲面である。基板本体12の形態は、図2の基板本体
12とほぼ同じである。支持基体18の対向面18aと
基板本体12の基部12eとの間に接合層6Bが介在し
ており、接合層6Bが基板本体12と支持基体18とを
接合している。20Dは支持部材である。
【0061】本例では電極3A、3B、3Cに一対のフ
ィードスルー部32A、32Bが設けられている。各フ
ィードスルー部において、信号電極の端部30は幅が広
がっており、また信号電極の端部30と接地電極3A、
3Cとのギャップ5a、5bも幅が広がっている。これ
は、外部コネクタの電極の特性インピーダンスとの整合
を図るためである。
【0062】本例においては、信号電極30の端面30
aおよび信号電極30と接地電極3A、3Cとのギャッ
プ5a、5bと、基板本体12の側面12fとの間に、
間隙33が設けられている。そして、導電層31A、3
1Bが、対向面18aのうち間隙33下の領域を被覆す
る。これによって、信号電極および接地電極端部と外部
コネクタへの接続部分における基板内放射によるリップ
ルを低減できる。
【0063】導電層は、対向面のうち、間隙33の直下
の領域を被覆していることが好ましい。しかし、図12
に示す31Aのように、間隙33の周囲も被覆している
ことが一層好ましい。具体的には、ギャップ5a、5b
の大きさをGとしたとき、導電層31Aの外周縁と間隙
33の外周縁との間隔を2G以上とすることが好まし
く、3G以上とすることが一層好ましい。これによっ
て、電極と外部コネクタとの接続部分における基板内放
射を一層効果的に抑制できる。
【0064】好適な実施形態においては、支持基体の幅
方向の一対の側面にそれぞれ側面導電層が形成されてお
り、これら一対の側面導電層が電気的に接続されてい
る。これによって前記リップルの発生率が一層低くなっ
た。
【0065】図15、図16は、この実施形態に係るも
のである。図15は、本発明の光導波路デバイス1Hを
示す平面図であり、図16は、図15のXVI−XVI
線断面図である。
【0066】本例において、基板本体12、支持基体1
8は、図2のものと同じである。本例では、支持基体1
8の両側面18f、18g上、および、基板本体12の
両側面12f、12gを被覆するように、側面導電層3
6A、36Bが形成されている。側面導電層36A、3
6Bは、底面18b上の電気接続部35によって電気的
に接続されている。
【0067】側面導電層の材質は特に限定されないが、
この材質の体積抵抗率は10−4Ω・cm以下であるこ
とが好ましく、更には金、銀、銅などの導電率の高い金
属材料、特に貴金属が好ましい。
【0068】側面導電層の厚さは特に限定されないが、
マイクロ波電界を低減するという観点からは 動作周波
数でのマイクロ波の表皮効果を考慮して設定すればよ
い。望ましくは、ミリ波帯では0.05μm以上である
ことが好ましい。またマイクロ波帯では、0.5μm以
上であることが望ましい。
【0069】一対の側面導電層の電気的接続方法は限定
されない。例えば接続部35を基板本体12上に設ける
ことができる。また、対向面上の導電層7Bによって各
側面導電層を電気的に接続することも可能である。更
に、ボンディングワイーによって一対の側面導電層を接
続することも可能である。
【0070】
【実施例】(実施例1)図1に示す光変調器1Aを製造
した。具体的には、Xカットした3インチウエハー(L
iNbO単結晶)を使用し、チタン拡散プロセスとフ
ォトリソグラフィー法とによって、ウエハーの表面にマ
ッハツェンダー型の光導波路4A、4Bを形成した。光
導波路のサイズは、例えば1/eで10μmとでき
る。次いで、メッキプロセスにより、CPW電極3A、
3B、3Cを形成した。中心電極3Bとグランド電極3
A、3Cとのギャップを40μmとし、電極の厚みを3
0μmとし、電極長を40mmとした。
【0071】次に、研磨定盤に研磨ダミー基板を固定
し、その上に変調器用の基板本体を、電極面を下向きに
して貼り付けた。次に、横型研磨、ラップおよびポリッ
シング(CMP)にて15μm厚みまで変調器用の基板
本体2を薄型加工した。次いで、平板状の支持基板8の
対向面8aに、Auからなる導電層7Aを厚さ1μm成
膜し、図1のように変調器基板に接着固定した。接着固
定用の樹脂は、樹脂厚100μmのフィルム樹脂を使用
した。光導波路の端面(光ファイバーへの接続部)を端
面研磨し、ダイシングにてウエハーを切断し、各チップ
を得た。チップの幅を4.4mmとし、デバイス1Aの
全厚さを1mmとした。
【0072】1.55μm用偏波保持光ファイバー、あ
るいは1.3μmシングルモードファイバーを保持した
単芯ファイバーアレイをそれぞれ作製し、前者を入力側
に後者を出力側として光変調器チップ1Aに結合し、光
ファイバーと光導波路とを調芯し、紫外線硬化型樹脂に
よって接着した。
【0073】次いで、ベクトルネットワークアナライザ
でS21特性を測定した。使用したプローブは、Cascad
e 製CPWプローブ「ACP 50−250」とした。この
結果を図8(実線)に示す。この結果、マイクロ波実効
屈折率nm=2.4であった。また、測定周波数領域で
リップルがない周波数特性を示した。
【0074】(実施例2)図2に示すデバイス1Bを製
造した。まず、実施例1と同様にして、xカットニオブ
酸リチウム基板上に、Ti拡散導波路およびCPW電極
を形成した。電極構造は実施例1と同じである。次に、
研磨定盤に研磨ダミー基板を貼り付け、その上に変調器
用の基板本体を、電極面を下向きにして貼り付けた。横
型研磨、ラップおよびポリッシング(CMP)にて15
μm厚みまで変調器用の基板本体を薄型加工した。次い
で、エキシマレーザーにより、グランド電極近傍の基板
本体の厚みが10μmになるように加工し、溝10を形
成した。一方、幅0.3mmおよび深さ0.1mmの溝
19が形成されている支持基板18の対向面18a、1
8cに、金からなる厚さ1μmの導電層7Bを成膜し
た。支持基板18を光導波路基板15Bに接着固定し、
光導波路の光ファイバーへの接続部を端面研磨し、ダイ
シングにてウエハーを切断し、各チップを得た。接着固
定用の樹脂は、樹脂厚100μmのエポキシ系フィルム
樹脂を使用した。チップ1Bの幅を4.4mmとし、チ
ップ1Bの全厚さを1mmとした。
【0075】ベクトルネットワークアナライザでS21
特性を測定した。使用したプローブは、Cascade 製CP
Wプローブ「ACP 50−250」とした。この結果を図
9に示す。この結果、マイクロ波実効屈折率nm=2.
19であった。また、測定周波数領域でリップルがない
周波数特性を示した。
【0076】次に、図10に示すように、本光変調器1
Bを、VERTICALCONTACT COAXIA
Lタイプのコネクタを用いて実装した。次いで、、ベク
トルネットワークアナライザでS21特性を測定した。
この結果、プローブ測定と全く同様のS21特性を示
し、測定周波数領域でリップルがない周波数特性を示し
た。
【0077】(実施例3)図3に示す光変調器1Cを製
造した。実施例2と同様にして、光導波路基板15Cを
製造した。次いで、平板状の支持基板8の表面に、金か
らなる導電層7A(厚さ1μm)を成膜し、光変調器用
の基板本体12を接着固定し、光変調器1Cを得た。光
導波路の光ファイバーへの接続部を端面研磨し、ダイシ
ングにてウエハーを切り出し、各チップを得た。接着固
定用の樹脂は、樹脂厚100μmのエポキシ系フィルム
樹脂を使用した。チップ1Cの幅を4.4mmとし、チ
ップ1Cの全厚さを1mmとした。
【0078】実施例1と同様にしてS21特性を測定し
た。この結果、測定周波数領域でリップルがない周波数
特性を示した。
【0079】(実施例4)図4に示すデバイス1Dを製
造した。まず、実施例2と同様にして光導波路基板15
Cを製造した。次いで、光導波路基板15Cの底面を、
平板状の支持基板8の表面8aに対して、Agペースト
で接着固定し、光変調器1Dを得た。
【0080】次いで、光導波路の光ファイバーへの接続
部を端面研磨し、ダイシングにてウエハーを切り出し、
各チップを得た。接着固定用の樹脂は、樹脂厚100μ
mのフィルム樹脂を使用した。チップ1Dの幅を4.4
mmとし、チップ1Dの全厚さを1mmとした。
【0081】実施例1と同様にしてS21特性を測定し
た。この結果、測定周波数領域でリップルがなく、損失
のない周波数特性を示した。
【0082】(実施例5)図5に示す光変調器1Eを製
造した。具体的には、実施例2と同様にして、光導波路
基板15Cを製造した。また、実施例2と同様にして、
支持基板18の表面18aに溝19を形成した。次い
で、光導波路基板15Cの底面を、支持基板18の上面
18aに対して、Agペーストで接着固定し、光変調器
1Eを得た。
【0083】次いで、光導波路の光ファイバーへの接続
部を端面研磨し、ダイシングにてウエハーを切り出し、
各チップを得た。接着固定用の樹脂は、樹脂厚100μ
mのフィルム樹脂を使用した。チップ1Eの幅を4.4
mmとし、チップ1Bの全厚さを1mmとした。
【0084】実施例1と同様にしてS21特性を測定し
た。この結果、測定周波数領域でリップルのない周波数
特性を示した。
【0085】(比較例1)実施例1と同様にして、光導
波路基板15Aを製造した。そして、平板状の支持基板
8の表面8aに、導電層を設けることなしに、光変調器
用の基板本体2を接着固定し、光変調器を得た。接着固
定用の樹脂は、樹脂厚100μmのフィルム樹脂を使用
した。
【0086】次いで、光導波路の光ファイバーへの接続
部を端面研磨し、ダイシングにてウエハーを切り出し、
各チップを得た。接着固定用の樹脂は、樹脂厚100μ
mのフィルム樹脂を使用した。チップ1Eの幅を4.4
mmとし、チップ1Bの全厚さを1mmとした。
【0087】実施例1と同様にしてS21特性を測定し
た。この結果を図8(破線)に示す。fr=25GHz
でリップルが発生し、周波数特性が劣化した。
【0088】(実施例6)図11〜図14に示す光変調
器を製造した。具体的には、実施例2と同様にして光導
波路基板12を製造した。次いで、図11、12、14
に示すように、コネクタ接続部直下の領域において、支
持基板18の対向面に導電層31A(厚さ1μm)を成
膜した。導電層31Aの形状は長方形とし、長さはW+
2G以上とし、幅は基板側面12fから電極30の端面
の直下に到達するまでとした。具体的には、G=40μ
m、W=500μmの場合、導電層31Aの長さを58
0μmとし、幅を150μmとした。コプレーナ電極の
入出力部の領域にAuを設けた。
【0089】次いで、光導波路基板の基板本体12と支
持基体18とを接着固定し、光変調器1Gを得た。光導
波路4Cの光ファイバーへの接続部を端面研磨し、ダイ
シングにてウエハーを切り出し、各チップを得た。接着
固定用の樹脂6Bは、樹脂厚100μmのエポキシ系フ
ィルム樹脂を使用した。チップの幅を4.4mmとし、
チップの全厚さを1mmとした。
【0090】また、Vコネクタ用ガラスビーズの同軸ピ
ンを、信号電極に直接に接続し、接地電極はパッケージ
と導通をとった。ベクトルネットワークアナライザでS
21特性を測定した。測定周波数領域においてリップル
が観測されなかった。しかし、コプレーナ線路の曲がり
部、および線路内の線幅およびギャップ幅などのバラツ
キによるインピーダンス不整合部によって、マイクロ波
信号が放射し、基板との間で共振現象が生じ、S21特
性がリップルが発生する場合があった。
【0091】(実施例7)図15、図16に示す光変調
器1Hを製造した。具体的には、実施例2と同様にし
て、光導波路基板12を製造した。次いで、平板状の支
持基板18の対向面18aに、金からなる導電層7B
(厚さ1μm)を成膜し、光変調器用の基板本体12を
接着固定し、光変調器1Hを得た。光導波路4Cの光フ
ァイバーへの接続部を端面研磨し、ダイシングにてウエ
ハーを切り出し、各チップを得た。接着固定用の樹脂6
Bは、樹脂厚100μmのエポキシ系フィルム樹脂を使
用した。チップの幅を4.4mmとし、チップの全厚さ
を1mmとした。
【0092】次いで、基板本体12、接着固定用樹脂6
B、および支持基板18の両側面のエッジ部にカーボン
ペーストを塗布し、側面導電層36A、36Bを成膜し
た。また、カーボンペーストを支持基板18の底面18
bに塗布し、導電性接続部35を形成した。
【0093】また、Vコネクタ用ガラスビーズの同軸ピ
ンを信号電極に直接に接続し、接地電極はパッケージと
導通をとった。ベクトルネットワークアナライザでS2
1特性を測定した。測定周波数領域においてリップルが
観測されなかった。この場合、基板本体、支持基体の各
側面部上の導電膜を短絡させることにより、リップルの
発生率がさらに低下した。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
導波路基板と、この光導波路基板を支持する支持基体と
を備える光導波路デバイスにおいて、光導波路基板と支
持基体との全体へのマイクロ波の基板放射モードに起因
する共振現象を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明例の光導波路デバイス1Aを概略的に示
す正面図である。
【図2】他の実施形態に係る光導波路デバイス1Bを概
略的に示す正面図である。
【図3】更に他の実施形態に係る光導波路デバイス1C
を概略的に示す正面図である。
【図4】更に他の実施形態に係る光導波路デバイス1D
を概略的に示す正面図である。
【図5】更に他の実施形態に係る光導波路デバイス1E
を概略的に示す正面図である。
【図6】更に他の実施形態に係る光導波路デバイス1F
を概略的に示す正面図である。
【図7】光変調器をV コネクタに取り付けた状態を概略
的に示す図である。
【図8】本発明の実施例1および比較例1において,S
21の周波数特性を示すグラフである。
【図9】本発明の実施例2におけるS21の周波数特性
を示すグラフである。
【図10】光変調器をVERTICAL CONTAC
T COAXIALタイプのコネクタに取り付けた状態
を概略的に示す図である。
【図11】他の実施形態に係る光導波路デバイス1Gを
概略的に示す平面図であり、信号電極3B、接地電極3
A、3C、ギャップ5a、5b、5、間隙33および導
電層31A、31Bの平面的位置関係を示す。
【図12】図11において、デバイスのフィードスルー
部の周辺の拡大図である。
【図13】図11のデバイスのXIII−XIII線断
面図である。
【図14】図11のデバイスのXIV−XIV線断面図
である。
【図15】更に他の実施形態に係る光導波路デバイス1
Hを概略的に示す平面図であり、基板本体12の側面1
2f、12g上に各導電層36B、36Aが形成されて
いる。
【図16】図15のデバイス1HのXVI−XVI線断
面図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H 光
導波路デバイス 2、12 基板本体 2
a、12a 基板本体の一方の主面 2b 12
b 基板本体の対向面 3A、3B、3C 電極
4A、4B 光導波路 5 ギャップ 5
a、5b フィードスルー部におけるギャップ
6A、6B 接合層 7A、7B導電層
8、18 支持基板 8a、18a、18c 支
持基板の対向面 10 光導波路基板の凹部
11A、11B 導電性の接合層 15A、
15B、15C 光導波路基板 19 支持基板
の凹部(空間部) 20A、20B、20C、2
0D 支持部材 30 信号電極5の端部(入出力部) 31A、
31B 導電層 32A、32B フィードスルー部 33 間隙
36A、36B 側面導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 謙治 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 三冨 修 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA01 KA04 NA02 QA03 RA08 TA11 2H079 AA02 AA12 BA01 BA03 CA05 DA03 DA22 EA05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路基板と、この光導波路基板を支持
    する支持基体とを備える光導波路デバイスであって、 前記光導波路基板が、電気光学材料からなる基板本体、
    光導波路、および前記前記光導波路に電気信号を印加可
    能な電極を備えており、前記光導波路デバイスが、前記
    支持基体のうち前記光導波路基板に対向する対向面の少
    なくとも一部を被覆する導電層を備えていることを特徴
    とする、光導波路デバイス。
  2. 【請求項2】前記光導波路基板と前記導電層との間に介
    在する接合層を備えていることを特徴とする、請求項1
    記載のデバイス。
  3. 【請求項3】前記導電層によって、前記光導波路基板と
    前記支持基体とが接合されていることを特徴とする、請
    求項1記載のデバイス。
  4. 【請求項4】前記光導波路基板の最大厚さが200μm
    以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    一つの請求項に記載のデバイス。
  5. 【請求項5】前記光導波路基板のうち前記支持基体に対
    向する対向面側に凹部が形成されていることを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載のデバ
    イス。
  6. 【請求項6】前記支持基体に空間部が形成されているこ
    とを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの請求項
    に記載のデバイス。
  7. 【請求項7】前記空間部に、前記電気光学材料の誘電率
    よりも低い誘電率を有する低誘電率材料が収容されてい
    ることを特徴とする、請求項6記載のデバイス。
  8. 【請求項8】前記電極を外部の端子と接続するフィード
    スルー部を備えており、前記導電層が前記支持基体の前
    記対向面のうち前記フィードスルー部下の領域の少なく
    とも一部を被覆することを特徴とする、請求項1〜7の
    いずれか一つの請求項に記載のデバイス。
  9. 【請求項9】前記電極が信号電極と接地電極とを備えて
    おり、前記信号電極の端面およびこの信号電極と前記接
    地電極とのギャップと前記基板本体の側面との間に間隙
    が設けられており、前記導電層が前記支持基体の前記対
    向面のうち少なくとも前記間隙下を被覆していることを
    特徴とする、請求項8記載のデバイス。
  10. 【請求項10】前記基板本体の幅方向の一対の側面にそ
    れぞれ側面導電層が形成されており、これら一対の側面
    導電層が電気的に接続されていることを特徴とする、請
    求項1〜9のいずれか一つの請求項に記載のデバイス。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれか一つの請求項
    に記載の光導波路デバイスを備えている保持構造であっ
    て、前記光導波路デバイスを固定するための筐体と、前
    記電極に対して高周波電気信号を供給するための高周波
    コネクタを備えていることを特徴とする、光導波路デバ
    イスの保持構造。
  12. 【請求項12】前記コネクタが、垂直接触同軸型のコネ
    クタであることを特徴とする、請求項11記載の構造。
  13. 【請求項13】前記電極と前記コネクタを接続する平面
    形マイクロ波線路を備えていることを特徴とする、請求
    項11または12記載の構造。
  14. 【請求項14】請求項1〜10のいずれか一つの請求項
    に記載の光導波路デバイスを備えている光変調器であっ
    て、前記光導波路中を伝搬する光を変調するための電圧
    を前記電極によって印加することを特徴とする、光変調
    器。
  15. 【請求項15】電気光学材料からなる基板本体、光導波
    路、および前記光導波路に電気信号を印加可能な電極を
    備える光導波路基板を支持するための支持部材であっ
    て、 前記光導波路基板に対向する対向面を備える支持基体、
    および前記対向面の少なくとも一部を被覆する導電層を
    備えていることを特徴とする、光導波路基板の支持部
    材。
  16. 【請求項16】前記導電層上に接合層を備えていること
    を特徴とする、請求項15記載の支持部材。
  17. 【請求項17】前記導電層が、前記光導波路基板を前記
    支持基体に対して接合するための接合層として機能し得
    ることを特徴とする、請求項15記載の支持部材。
  18. 【請求項18】前記支持基体に空間部が形成されている
    ことを特徴とする、請求項15〜17のいずれか一つの
    請求項に記載の支持部材。
  19. 【請求項19】前記空間部に、前記電気光学材料の誘電
    率よりも低い誘電率を有する低誘電率材料が収容されて
    いることを特徴とする、請求項18記載の支持部材。
  20. 【請求項20】前記光導波路基板が、前記電極を外部の
    端子と接続するフィードスルー部を備えており、前記導
    電層が前記対向面のうち前記フィードスルー部下の領域
    の少なくとも一部を被覆することを特徴とする、請求項
    15〜19のいずれか一つの請求項に記載の支持部材。
  21. 【請求項21】前記電極が信号電極と接地電極とを備え
    ており、前記信号電極の端面およびこの信号電極と前記
    接地電極とのギャップと前記基板本体の側面との間に間
    隙が設けられており、前記導電層が前記対向面のうち少
    なくとも前記間隙下を被覆していることを特徴とする、
    請求項20記載の支持部材。
  22. 【請求項22】前記支持基体の幅方向の一対の側面にそ
    れぞれ側面導電層が形成されており、これら一対の側面
    導電層が電気的に接続されていることを特徴とする、請
    求項15〜21のいずれか一つの請求項に記載の支持部
    材。
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