JP2013186200A - 光モジュール、及び光送信器 - Google Patents

光モジュール、及び光送信器 Download PDF

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【課題】特性が向上される偏波多重方式の半導体光素子及びそれを備える光モジュールの提供。
【解決手段】本発明に係る光モジュールは、電気光学効果を有するとともに焦電性である第1の基板と、前記第1の基板の表面に形成される、光導波路と、前記第1の基板の表面端部に設けられ、前記光導波路の端部と光ファイバの端部との接合を補強するための、補強部材と、を備える、光モジュールであって、前記補強部材の接合側の端面は、前記第1の基板の接合側の端面に及ぶとともに、前記補強部材の材料は、前記第1の基板の材料と熱膨張係数が略等しく、電気伝導性が前記第1の基板の材料より高い、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気光学効果を有するとともに焦電性である基板を備え、該基板の表面に光導波路が形成される、光モジュールに関し、特に、該基板の光導波路の端部に補強部材が設けられる、光モジュールの特性向上に関する。
光ファイバを用いた光通信系において、電気光学効果を有する基板の表面に光導波路が形成される、光モジュールが用いられる。光ファイバの端部と光導波路の端部との結合方法は多数存在する。例えばレンズによる結合などと比較して、コスト低減、素子サイズ軽減、工程の簡素化などの観点より、光ファイバの端部と光導波路の端部とを直接結合させる方法が望ましい。
基板の表面に形成される光導波路の端部と、光ファイバの端部との、結合をより強いものとするために、基板の端部に、光導波路の端部を覆って、補強部材が設けられる。さらに、チップを洗浄したり、表面を被覆させたり、チップを検査する際に、該補強部材は、固定するための端部とすることが出来るので、チップ操作性をより簡単にするという利点もある。温度変化などに対応するために、典型的には、該補強部材は該基板と同じ材料で形成される。補強部材などの一般的な固定部品を用いて光ファイバを光導波路に接合する技術が、非特許文献1に記載されている。
"Fiber Attachment for Guided Wave Devices",Journal of LightWave Technology,862頁,Vol.6,No.6,1988年6月 "Single and Practical Technique for Attaching Single-Mode Fibers toLithium Niobate Waveguides",Electron Lett.,974頁,Vol.20,No.23,1984年11月
高い電気光学効果が得られる基板材料として、例えば、ニオブ酸リチウム(Lithium Niobate:以下、LNと記す)、タンタル酸リチウム(Lithium Tantalate:以下、LTと記す)、又は、ニオブ酸タンタル酸リチウム(Lithium Niobate-Tantalate:以下、LNTと記す)などが適しているが、これらは、焦電性(Pyroelectric)物質であり、温度変化によって、誘電分極が変動し、表面電荷が変動する。なお、LN基板の端部にLN補強部材が設けられ、光導波路と光ファイバとを結合する技術が、非特許文献2に開示されており、LN補強部材がLN基板の表面に設けられることにより、安定性が向上している。焦電性物質では、周りの双極子モーメントによって、電荷が静的に分離する。温度変化によって、該双極子モーメントが変化し、電荷が移動する。この静的電荷及び移動電荷によって、素子製造過程や素子駆動過程において、電界が生じ、そして、変動する。例えば、素子製造過程においては、この電荷によって素子表面にホコリなどの異物が付着するなどの問題が生じる。
補強部材のサイズは光モジュール全体のサイズに対して小さいので、補強部材によって光モジュールの特性が影響を受けることについて従来あまり注目されていなかった。しかし、本発明者は、補強部材の接合側の表面に異物が付着してしまうことなどにより、光ファイバとの接合の度合いが低下し、それによる光モジュールの特性が受ける影響は無視できないことに注目した。
本発明は、かかる課題を鑑みてなされてものであり、本発明の目的は、焦電性の基板上に形成される光導波路の端部に補強部材が設けられる光モジュールであって、補強部材により特性が向上される光モジュールの提供とする。
(1)上記課題を解決するために、本発明に係る光モジュールは、電気光学効果を有するとともに焦電性である第1の基板と、前記第1の基板の表面に形成される、光導波路と、前記第1の基板の表面端部に設けられ、前記光導波路の端部と光ファイバの端部との接合を補強するための、補強部材と、を備える、光モジュールであって、前記補強部材の接合側の端面は、前記第1の基板の接合側の端面に及ぶとともに、前記補強部材の材料は、前記第1の基板の材料と熱膨張係数が略等しく、電気伝導性が前記第1の基板の材料より高い、ことを特徴とする。
(2)上記(1)に記載の光モジュールであって、前記第1の基板の材料は、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、又はニオブ酸タンタル酸リチウムのいずれかであり、前記補強部材の材料は、ブラックニオブ酸リチウム、ブラックタンタル酸リチウム、又はブラックニオブ酸タンタル酸リチウム、のいずれかであってもよい。
(3)上記(1)に記載の光モジュールであって、前記第1の基板の材料及び前記補強部材の材料は、ニオブ酸リチウム及びブラックニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム及びブラックタンタル酸リチウム、又は、ニオブ酸タンタル酸リチウム及びブラックニオブ酸タンタル酸リチウム、のいずれかの組み合わせであってもよい。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の光モジュールであって、前記光導波路は、LN変調器として機能してもよい。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の光モジュールであって、前記光導波路の端部と、エポキシ又は直接貼り合わせによって、端部が結合される、光ファイバを、さらに備えてもよい。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の光モジュールであって、前記補強部材の少なくとも一の側面及び該側面に対応する前記第1の基板の側面に、導電性膜が被覆してもよい。
(7)上記(6)に記載の光モジュールであって、前記第1の基板の前記表面とは反対側の面に配置されるとともに、前記補強部材の材料によって形成される、第2の基板を、さらに備えてもよい。
(8)本発明に係る光送信器は、上記(6)又は(7)に記載の光モジュールと、該光モジュールを、導電性の接着材によって固定して搭載する、導電性のパッケージと、を備える、光送信器であって、前記補強部材は、前記パッケージと電気的に接続されてもよい。
本発明により、焦電性の基板上に形成される光導波路の端部に補強部材が設けられる光モジュールであって、補強部材により特性が向上される光モジュールが提供される。
本発明の実施形態に係る光モジュールの斜視模式図である。 本発明の実施形態に係る光モジュールの断面図である。 本発明の実施形態に係る光送信器の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光モジュールの電荷分布を示す模式図である。 参考例に係る光モジュールの電荷分布を示す模式図である。
以下に、図面に基づき、本発明の実施形態を具体的かつ詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、以下に示す図は、あくまで、実施形態の実施例を説明するものであって、図の大きさと本実施例記載の縮尺は必ずしも一致するものではない。また、以下の実施の形態では、特に必要なときを除き、同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る光モジュール1の斜視模式図である。当該実施形態に係る光モジュール1は、LN基板を備え、該LN基板の表面に光導波路3が形成されている。該光モジュール1は、例えばLN変調器などの外部変調器であり、外部より入力側に入力される連続(CW)光を変調し、光信号として出力側へ出力する。すなわち、光導波路3はLN変調器として機能している。なお、LN変調器は、マッハツェンダー干渉計の一つである。光モジュール1の光導波路3の入力側の端部及び出力側の端部には、光ファイバ50の端部がそれぞれ結合されている。そして、LN基板の表面の入力側及び出力側の端部には、ファセットブロック9(facet-block)がそれぞれ設けられている。ファセットブロック9は、光導波路3の端部と光ファイバ50の端部との接合を補強するための、補強部材である。ファセットブロック9の接合側(入力側及び出力側)の端面は、LN基板の接合側(入力側及び出力側)の端面に、それぞれ及んでいる。ファセットブロック9の端面及びLN基板の端面に、光ファイバ50の端面が接合されるので、ファセットブロック9の端面とLN基板の端面とで、実質的に共通する平面を形成しているのが望ましい。なお、LN基板及びファセットブロック9の入力側及び出力側の端面に、導電性を有する無反射膜(AR膜)(図示せず)が被覆している。
なお、図1には、光導波路3が図示されているが、実際には、光導波路3の上方に、該光導波路3の所定の領域に電圧を印加するための進行波型の電極(図示せず)が形成されており、電極のパターン形状によりRF回路を構成している。光導波路及び電極の形状により、光モジュール1は、光強度変調器、位相変調器、スクランブラなど様々なLN変調器として用いることが出来る。また、本発明に係る光モジュール1は、LN変調器といった外部変調器に最適であるが、これに限定されることはなく、本発明は光導波路を備える光モジュールに広く適用できるのは言うまでもない。
図2は、当該実施形態に係る光モジュール1の断面図である。図2は、光モジュール1の光導波路3に沿った断面の一部を示している。第1LN基板2の上表面に、チタン(Ti)を所定の形状に熱拡散させることにより、光導波路3が形成されている。さらに、第1LN基板2の上表面全体に、酸化シリコン層4(SiO)とシリコン層5(Si)層が、順に積層されている。ここで、シリコン層5は、多結晶シリコン(Poly−Si)又は、P(燐)がドープされたSiなどによって形成されており、シリコン層5は導電性を有する。さらに、シリコン層5の上表面に、所定の形状の電極6が形成されている。電極6は、例えば、Ti、金(Au)、及びAuのメッキが、シリコン層5の上表面より順に積層されることにより、形成される。なお、酸化シリコン層4は、電極6に変調信号を印加する際に、変調信号の進行速度を、光導波路3を伝搬する光の進行速度と合わせるとともに、インピーダンス整合をとるバッファ層である。
光モジュール1において、LN基板は、第1の基板である第1LN基板2と、第2の基板である第2LN基板7を含み、第1LN基板2と第2LN基板7は、非導電性のエポキシ8によって接合されている。同様に、ファセットブロック9は、第1LN基板2の端部であって、シリコン層5の上表面に、非導電性のエポキシ10によって固定されている。ファセットブロック9と第1LN基板2とで、光導波路3の端部を挟んでいる。
LN基板の入力側の端面及びファセットブロック9の入力側の端面と、ファセットブロック9の上側の表面とに、導電性を有するAR膜11が被覆している。また、第2LN基板7の下側の表面に、多結晶シリコン又は、PがドープされたSiからなるシリコン層12が形成されている。ここで、変調器は、LN基板(第1LN基板2(光導波路3を含む)、酸化シリコン層4、シリコン層5、電極6、第2LN基板7、及びエポキシ8)と、ファセットブロック9と、エポキシ10、AR膜11、及びシリコン層12とを含んでいる。
説明を簡単にするために図1には示していないが、実際には、光ファイバ50の端部には、例えばガラス中空管であるフェルール51が配置され、光ファイバ50が挿入される。光ファイバ50の端面及びフェルール51の端面が、非導電性のエポキシ13により、変調器の入力側の端面(第1LN基板2の端面及びファセットブロック9の端面)と接合される。ここで、エポキシ13は、典型的には、10〜20μm程度の膜厚の薄膜である。同様に、変調器の出力側の端面にも、フェルール51に挿入される光ファイバ50が接合される。なお、光ファイバ50は、例えばファイバピッグテイルと呼ばれるタイプである。当該実施形態に係る光モジュール1は、変調器と、該変調器に接合される光ファイバ50及びフェルール51とを含んでいる。
当該実施形態に係る光モジュール1の特徴は、第1LN基板2の材料が焦電性を有するLNであり、ファセットブロック9の材料が、ブラックLN(以下、BLNと記す)であることになる。なお、BLNは、通常のLNから酸素除去された物質であり、例えば真空中、窒素ガス中、不活性ガス中のいずれかの環境下で、450℃〜750℃の温度によりLNをアニール処理することによって、LNより酸素を除去することができる。LNより酸素を除去することにより、LNの色が透明から不透明な黒色に変化し、BLNはLNより高い電気伝導性を有する。BLNの抵抗率は、例えば、室温25℃において、9×10〜1×1013(Ohm・cm)といった広い範囲のいずれかであれば望ましく、少なくとも、通常のLNの抵抗率(典型的には1.3×1014(Ohm・cm)より低ければよい。すなわち、少なくとも、通常のLNより電気伝導性が高ければよい。さらに、LNの抵抗率より1/100以下(100倍以上の電気伝導性)を有しているのが望ましい。なお、BLNは、酸素除去されたLNに限定される必要はなく、Fe(鉄)などが添加されたLNなどであってもよい。なお、本明細書において、「導電性を有する」物質とは、良導体に限定されることなく、LNなどの焦電性の物質より電気伝導性が高い物質をいい、抵抗率が1×1013(Ohm・cm)より低い物質であればよい。
LNという物質は、XカットとZカットという2つの異なる結晶カットのいずれかで用いられることが一般的である。電気光学係数が最も大きいのは、z結晶軸方向に沿う場合である。Zカットは、z結晶軸方向がウェハ表面に垂直な方向となる場合であり、Xカットは、z結晶軸方向がウェハ表面の面内に含まれる場合である。BLN及び通常のLNは、ともに、x結晶軸方向及びy結晶軸方向の熱膨張係数が16×10−6(℃−1)であり、z結晶軸方向の熱膨張係数が5×10−6(℃−1)である。
さらに、当該実施形態に係る光モジュール1の両側面に、シリコン層14が被覆している。ここで、シリコン層14は、多結晶シリコンやPを不純物としてドープしたSiなどからなり、導電性を有している。シリコン層14は、導電性膜の一例として挙げており、導電性を有する他の物質によって形成されていてもよい。光モジュール1がパッケージ15に搭載されて、光送信器として用いられる。
図3は、当該施形態に係る光送信器の側面図である。光モジュール1において、光導波路3の両側の側面がシリコン層14によって被膜されており、光モジュール1は、例えばステンレススチールなどの導電性のパッケージ15に、導電性の接着材16によって固定される。
ファセットブロック9の側面は、該側面に対応する第1LN基板2の側面に及んでおり、同様に、第2LN基板7の側面は、第1LN基板2の該側面に及んでいる。前述の通り、光モジュール1の側面に導電性膜であるシリコン層14が被覆しており、ファセットブロック9の側面と、第1LN基板2の側面と、及び第2LN基板7の側面とが、シリコン層14を介して、互いに電気的により接続されるために、これら側面で実質的に共通する平面を形成しているのが望ましい。しかし、電気的な接続が確保出来ていればこれに限定されなくてもよい。前述の通り、第2LN基板7の下側の表面にシリコン層12が形成されており、ファセットブロック9は、パッケージ15と電気的に接続されている。
次に当該実施形態に係る光モジュール1及び光送信器の効果について説明するが、その前に、参考例に係る光モジュール101について考察する。
図5は、参考例に係る光モジュール101の電荷分布を示す模式図である。参考例に係る光モジュール101では、ファセットブロック109が、焦電性物質であるLNで形成されている点が、当該実施形態に係る光モジュール1と異なっている。通常のLNは、典型的には、4分間で40℃の温度低下させる場合に、焦電効果により、2(kV/cm)の表面電界が発生する。
参考例に係る光モジュール101において、LN基板は、第1LN基板102と、非導電性のエポキシ108によって第1LN基板102に接合される第2LN基板107からなり、光導波路103は、第1LN基板102の上表面に形成され、ファセットブロック109が非導電性のエポキシ110を介して第1LN基板102の上表面の端部に固定されている。なお、ここでは、説明を簡単にするため図示していないが、第1の実施形態と同様に、参考例に係る光モジュール101は、LN変調器であり、酸化シリコン層、シリコン層、電極、AR膜などを備えている。
第1LN基板102は、焦電性物質であるLNで形成されているので、誘電分極により、図の縦方向に延びる双極子モーメント131が生じ、図の上側が正に下側が負に分極している。これにより、エポキシ108は非導電性であるので、エポキシ108の上側の領域125は負に帯電し、下側の領域126は正に帯電する。第2LN基板107は、同様にLNで形成されているので、誘電分極により図の縦方向に延びる双極子モーメント132が生じている。
ファセットブロック109は焦電性物質であるLNで形成されているので、誘電分極により双極子モーメント133が生じる。しかし、LN基板(第1LN基板102及び第2LN基板107)において、誘電分極が基板全体に生じているのに対して、ファセットブロック109は、LN基板の端部に配置されている。よって、ファセットブロック109に生じる双極子モーメント133は、図に示す通り斜め方向に延びており、図の横成分を有している。なお、エポキシ110は非導電性であるので、エポキシ110の領域124のうち上側の領域は負に帯電し、下側の領域は正に帯電している。
ファセットブロック109に双極子モーメント133が生じていることにより、ファセットブロック109の表面に電界が生じ、ホコリなど帯電した異物がファセットブロック109の表面に付着する可能性が生じる。
図5に示す通り、ファセットブロック109の接合側の端面の上側の領域121Aには、正に帯電した異物が、下側の領域121Bには、負に帯電した異物が付着しやすい。同様に、ファセットブロック109の上面の領域122には正に帯電した異物が、ファセットブロック109の接合側と反対側の表面の上側の領域123Aには、正に帯電した異物が、下側の領域123Bには負に帯電した異物が、それぞれ付着しやすい。
ファセットブロック109の接合側の端面(領域121A,121B)に異物が付着してしまうと、前述の通り、光ファイバとの接合の度合いが低下し、光モジュール101の特性が低下してしまう。さらに、素子製造工程や素子駆動時において発生する電界によって、アーク放電が生じて、光モジュール101を損傷してしまう可能性が生じる。例えば、ファセットブロック109の領域123Aと第1LN基板102の上表面との間に生じる電界130によって、アーク放電する場合がありえる。
光モジュール101は、LN変調器であるが、光モジュール101をLN変調器として駆動する時に、ファセットブロック109の表面と第1LN基板102の上表面との間に生じる様々な電界によって、変調器を駆動するための電圧が変動(ドリフト)する可能性もある。以上述べた問題は、当該実施形態に係る光モジュール1では抑制される。
図4は、当該実施形態に係る光モジュール1の電荷分布を示す模式図である。図5に示す光モジュール101と同様に、当該実施形態に係る光モジュール1では、第1LN基板2及び第2LN基板7は、焦電性物質であるLNで形成されているので、双極子モーメント31,32がそれぞれ生じている。また、図5と同様に、エポキシ8の上側の領域25は負に帯電し、下側の領域26は正に帯電している。
当該実施形態に係る光モジュール1のファセットブロック9は、BLNで形成されており、参考例に係るファセットブロック109と比較して、電気伝導性が高く、焦電性が抑制されている。よって、参考例に係るファセットブロック109と異なり、当該実施形態に係るファセットブロック9には、誘電分極による双極子モーメントの発生が抑制される。双極子モーメントの発生が抑制されていることにより、ファセットブロック9の表面に発生する電界が抑制され、異物がファセットブロック9の表面に付着する可能性が低減する。特に、ファセットブロック9の接合側の端面の領域21及び反対側の端面の領域23に付着する異物が抑制される。エポキシ10は非導電性であるので、下側の領域24は正に帯電するが、ファセットブロック9によって打ち消されるため、図3には、ファセットブロック9の表面である領域21,22,23には、異物を図示していない。
ファセットブロック9の表面に、ともに導電性を有するAR膜11やシリコン層14が被膜している。また、第1LN基板2には、導電性を有するシリコン層5が形成され、さらに、シリコン層5の上側に電極6が形成されている。よって、ファセットブロック9より、AR膜11やシリコン層14を介して、第1LN基板2上のシリコン層5及び電極6に電荷が移動し、さらに、外部の回路に接続される電極6から外部へ移動する。参考例に係る電気モジュール101において、LNで形成されるファセットブロック109の表面に、導電性のあるAR膜やシリコン層が被覆していたとしても、ファセットブロック109に帯電する電荷がAR膜やシリコン層を介して外部へ移動することは限られている。参考例と比較して、当該実施形態の光モジュールにおいて補強部材の表面に帯電する電荷は抑制されており、本発明は顕著な効果を有している。すなわち、本発明において、補強部材を電気伝導性が高い物質とすることにより、焦電性の物質で形成される補強部材を用いる場合と比べて、光モジュールの焦電効果が抑制されることとなる。
当該実施形態に係る光送信器は、光モジュール1と、光モジュールを、導電性の接着材16によって固定して搭載する、導電性のパッケージ15と、を備えることにより、本発明の効果はさらに高まる。光モジュール1の両側面にシリコン層14といった導電性膜が被覆することにより、また、光モジュール1の接合側の端面にAR膜11が被覆することにより、シリコン層12及び接着材16を介して、ファセットブロック9はパッケージ15と電気的に接続される。よって、ファセットブロック9より、AR膜11又はシリコン層14を介して、光モジュール1の底面に電荷が移動し、さらに、シリコン層12及び接着材16を介して、パッケージ15へ電荷が移動し、さらに、パッケージ15より外部へ電荷が移動する。当該実施形態の光送信器において補強部材の表面に帯電する電荷はさらに抑制されており、本発明はさらに顕著な効果を有している。
当該実施形態に係る光モジュール1又は光送信器では、ファセットブロック9をBLNで形成することにより、参考例に係る光モジュール101では発生する可能性があった様々な問題が抑制される。ファセットブロック9の接合側の端面(領域21)に付着する異物が抑制されることにより、図2に示す光ファイバ50の端面及びフェルール51の端面と、変調器の端面(第1LN基板2の端面及びファセットブロック9の端面)との接合の度合いが向上される。なお、一般に、フェルール51と変調器とは、非導電性のエポキシで結合されるのが一般的である。非導電性のエポキシは、導電性のエポキシよりも、粘性がより低く、より均一に表面上に広がるので、接着力を高めつつ接合層を薄くすることが出来、さらに、光ファイバ50から光導波路3へ伝搬する光の特性への影響も小さいからである。光ファイバ50との接合の度合いが向上し安定性が高まるという観点に加えて、接合の度合いが向上することにより、一定の接合強度を得るために、エポキシ13の層厚をさらに薄くすることが可能である。よって、エポキシ13における光損失なども抑制され、光モジュール1の特性はさらに向上される。なお、ここでは、光ファイバと変調器とをエポキシによって接合しているが、光ファイバと変調器とを直接貼り合わせによって接合してもよい。
また、ファセットブロック9を形成するBLNは、焦電性が抑制される物質であることにより、素子製造工程や素子駆動時において発生する電界が抑制され、電界によって生じるアーク放電が抑制され、光モジュール1が損傷される可能性が低減される。これにより、光モジュール1の特性が向上するとともに、歩留まりが向上する。
光ファイバを用いた光学系において、連続(CW)光を変調することにより伝送する信号光信号に変換する外部変調器は、重要な光デバイスである。変調器の構造により、チャープ特性などの様々なパラメータや、様々な光変調方法などを利用することにより、高速で低ノイズの光通信が可能となる。2つに(又は2つ以上に)分岐する光導波路を用いた外部変調器の一例が、LN変調器であり、LNといった電気光学物質の熱拡散された領域を光が伝搬する干渉計となっている。LN変調器上に設けられる誘電性の光導波路の近傍に配置される電極は進行波型の電極であり、該電極に変調信号を印加することにより、光導波路を伝搬する光を変調して光信号とすることが出来る。ファセットブロック9がBLNで形成されていることにより、光モジュール1をLN変調器として駆動する時、光モジュール1の焦電効果は抑制されており、温度変化による電荷移動が抑制され、変調器を駆動するための電圧が変動(ドリフト)するのが抑制される。
なお、当該実施形態にかかる光モジュール1では、第1の基板(第1LN基板2)がLNで形成され、ファセットブロック9がBLNで形成されるとしている。通常のLNはLiNbOを指すが、これに限定されることはなく、LiNbOやLiNbといった化学量論的(stoichiometric)なLNであってもよい。すなわち、本明細書においてLNとは化学量論的なものも含んでいるし、以下に説明するLTやLNTなどの他の物質についても同様である。第1の基板の材料は、焦電性のある物質であればよく、LNに限定されることはない。電気光学効果を有し焦電性がある物質を第1の基板に用いる場合に、本発明は適用することが出来る。例えば、第1の基板の材料が、LNの他、LTであってもよいし、LNTでもよい。同様に、ファセットブロック(補強部材)の材料が、BLNの他、ブラックLT(以下、BLTと記す)であってもいいし、ブラックLNT(以下、BLNT)であってもよい。さらに、第1の基板がLNで形成される場合は、ファセットブロックがBLNで形成されるのが望ましく、第1の基板がLTで形成される場合は、ファセットブロックがBLTで形成されるのが望ましく、第1の基板がLNTで形成される場合は、ファセットブロックがBLNTで形成されるのが望ましい。ここで、第1の基板の材料及び補強部材の材料を、LN及びBLN、LT及びBLT、又は、LNT及びBLNTのいずれかの組み合わせが望ましいとしたのは、熱膨張係数が実質的に同一とみなせるほど近いからである。光モジュールが温度変化するときに、異なる熱膨張係数を有していると、温度変化によって、光モジュールに応力がかかり、亀裂が生じるなど、光モジュールの特性の低下を招くとともに歩留まりが低下する可能性がある。よって、補強部材の熱膨張係数は、第1の基板の熱膨張係数に近い値であるのが望ましい。逆に、補強部材の材料が、第1の基板の材料と熱膨張係数が略等しいのであれば、それぞれの材料は上記組み合わせに限定されることはなく、補強部材の材料に第1の基板の材料より電気伝導性が高く焦電性が抑制される物質を選択することが出来る。ここで、本明細書において、「熱膨張係数が略等しい」とは、補強部材の材料の熱膨張係数が、第1の基板の材料の熱膨張係数に対して、±10%の差の範囲にあることをいい、さらに、±5%の差の範囲にあるのが望ましい。
なお、ここでは、光モジュール1の両側面に、導電性膜が被覆しているとしたが、ファセットブロック9から外部へ電荷がより移動しやすくするためである。しかし、電荷が十分に移動する場合は、一方の側面にのみ導電性膜が被覆していてもよいし、さらに、AR膜のみで電荷が十分に移動する場合は、光モジュール1のいずれの側面にも導電性膜が被覆していなくてもよい。
また、当該実施形態に係る光モジュール1は、第1の基板である第1LN基板2の表面に上記各層を形成することにより製造工程における加工を容易にし、製品完成後の駆動の安定性の観点により、第2の基板である第2LN基板7を接合しLN基板を厚くしている。ここで、第2の基板として、第2LN基板7の代わりに、BLNで形成される基板としてもよい。すなわち、第2の基板が、第1の基板の上表面とは反対側の面(下面)に配置されるとともに、補強部材の材料によって形成されてもよい。第2の基板をBLNで形成される基板とし、第1の基板の下面に接合することにより、図4に示す双極子モーメント32の発生が抑制され、光モジュールの焦電効果がさらに抑制され、変調器として駆動する時に、温度変化により変調器を駆動するための電圧が変動するのがさらに抑制される。第2の基板をBLNで形成される基板とすることにより、補強部材よりパッケージ15への電荷がさらに移動しやすくなり、光送信器において補強部材の表面に帯電する電荷はさらに抑制することとなり、本発明はさらに顕著な効果を有している。
なお、補強部材と同様に、第2の基板の材料は、BLNの他、BLTであってもいいし、BLNTであってもよい。さらに、第1の基板がLNで形成される場合は、第2の基板がBLNで形成されるのが望ましく、第1の基板がLTで形成される場合は、第2の基板がBLTで形成されるのが望ましく、第1の基板がLNTで形成される場合は、第2の基板がBLNTで形成されるのが望ましい。すなわち、第1の基板の材料と第2の基板の材料は、LN及びBLN、LT及びBLT、又は、LNT及びBLNTのいずれかの組み合わせが望ましいが、第2の基板の材料が、第1の基板の材料と熱膨張係数が略等しく、第1の基板の材料より電気電伝導性が高ければ、第2の基板の材料を広く選択することが出来る。すなわち、第2の基板は、補強部材の材料によって形成されていればよい。
以上、本発明に係る光モジュール及び光送信器について説明した。本発明は、上記に説明した光モジュール及び光送信器に限定されることなく、電気光学効果を有するとともに焦電性である基板を備え、該基板の表面に光導波路が形成される、光モジュール又はそれを備える光送信器であって、該基板の光導波路の端部に補強部材が設けられる場合に広く適用することが出来る。
1 光モジュール、2 第1LN基板、3 光導波路、4 酸化シリコン層、5 シリコン層、6 電極、7 第2LN基板、8 エポキシ、9 ファセットブロック、10 エポキシ、11 AR膜、12 シリコン層、13 エポキシ、14 シリコン層、15 パッケージ、16 接着材、21,22,23,24,25,26 領域、31,32 双極子モーメント、50 光ファイバ、51 フェルール、101 光モジュール、102 第1LN基板、103 光導波路、107 第2LN基板、108 エポキシ、109 ファセットブロック、110 エポキシ、121A,121B,122,123A,123B,124,125,126 領域、130 電界、131,132,133 双極子モーメント。

Claims (8)

  1. 電気光学効果を有するとともに焦電性である第1の基板と、
    前記第1の基板の表面に形成される、光導波路と、
    前記第1の基板の表面端部に設けられ、前記光導波路の端部と光ファイバの端部との接合を補強するための、補強部材と、
    を備える、光モジュールであって、
    前記補強部材の接合側の端面は、前記第1の基板の接合側の端面に及ぶとともに、
    前記補強部材の材料は、前記第1の基板の材料と熱膨張係数が略等しく、電気伝導性が前記第1の基板の材料より高い、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  2. 請求項1に記載の光モジュールであって、
    前記第1の基板の材料は、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、又はニオブ酸タンタル酸リチウムのいずれかであり、
    前記補強部材の材料は、ブラックニオブ酸リチウム、ブラックタンタル酸リチウム、又はブラックニオブ酸タンタル酸リチウム、のいずれかである、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  3. 請求項1に記載の光モジュールであって、
    前記第1の基板の材料及び前記補強部材の材料は、ニオブ酸リチウム及びブラックニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム及びブラックタンタル酸リチウム、又は、ニオブ酸タンタル酸リチウム及びブラックニオブ酸タンタル酸リチウム、のいずれかの組み合わせである、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の光モジュールであって、
    前記光導波路は、LN変調器として機能する、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光モジュールであって、
    前記光導波路の端部と、エポキシ又は直接貼り合わせによって、端部が結合される、光ファイバを、
    さらに備える、光モジュール。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光モジュールであって、
    前記補強部材の少なくとも一の側面及び該側面に対応する前記第1の基板の側面に、導電性膜が被覆する、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  7. 請求項6に記載の光モジュールであって、
    前記第1の基板の前記表面とは反対側の面に配置されるとともに、前記補強部材の材料によって形成される、第2の基板を、さらに備える、
    ことを特徴とする、光モジュール。
  8. 請求項6又は7に記載の光モジュールと、
    該光モジュールを、導電性の接着材によって固定して搭載する、導電性のパッケージと、を備える、光送信器であって、
    前記補強部材は、前記パッケージと電気的に接続される、
    ことを特徴とする、光送信器。
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