JP2000089185A - ピロ電気効果による熱エラ―を低減する集積光素子 - Google Patents

ピロ電気効果による熱エラ―を低減する集積光素子

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JP2000089185A JP21311699A JP21311699A JP2000089185A JP 2000089185 A JP2000089185 A JP 2000089185A JP 21311699 A JP21311699 A JP 21311699A JP 21311699 A JP21311699 A JP 21311699A JP 2000089185 A JP2000089185 A JP 2000089185A
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ピー.ラーン ジョン
Christine E Geosling
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】温度変化にさらされた時に改善される性能を伴
う集積光素子を提供する。 【解決手段】光素子または集積光素子またはMIOC
は、上面12、+Z面14および−Z面16を有する。
素子は、リチウム ニオブ酸縁等の高い電子−光係数を
有する結晶から形成される。開示される光素子の部品を
方向付ける目的で、+Z結晶軸が+Z面から外側に伸
び、このZ軸は、それを横断して熱電気効果が示される
軸となる。上面はZ軸と直交している。上面上の入力導
波路18は、入力ポート20から光信号を受信し、この
信号を導波路ネットワークを介して、導波路ネットワー
クを出力ポートに接続する出力導波路26に通す。+Z
および−Z面の一部は、伝導性被覆物で少なくとも部分
的に被覆される。伝導パスが+Zおよび−Z面を結合し
て、光素子の温度変化と熱電気効果に起因して電荷差が
+Zおよび−Z面間に展開するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願】本出願は、ケネス・ダブリュ・シェーファ
ー(Kenneth W. Shafer )等による“熱電気効果による
集積光素子における熱エラーの減少方法および装置"に
関する1998年3月31日出願の仮特許出願60/0
80,260から形式化された優先権主張出願である。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積光素子または
デバイスの分野に関し、特に、たとえばリチウムニオブ
酸塩(LiNbO3 )基板上に形成される集積光回路を
有するもののような多機能集積光素子の分野に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】集積光
素子は、導波路を含み、“Y"、“Y−Y"もしくはスタ
ー分割器または結合器や、WDM(Wavelength Depende
nt Couplers ;波長依存結合器)や変調器等の機能を実
行するように設計される。多機能は、個別インターフェ
ース光結合と関連する損失およびエラーを除去する単一
デバイス上に組み込まれる。
【0004】デバイスは、通常、低コストかつ高信頼性
で多数の同一コンポーネントを形成するために、従来の
フォトマスク、真空蒸着、化学槽およびエッチング技術
を使用してリチウム ニオブ酸塩(LiNbO3 )の3
乃至4インチウェハ上に多数製作される。上述の機能の
多くを実行できるMIOC(Multifunction Integrated
Optical Chips or Components;多機能集積光素子また
はコンポーネント)または回路は、サニャック干渉計の
原理に頼る中および高精度光ファイバジャイロ(FOG
S)または回転センサ、あるいは、高安定性を必要とす
るマッハ=ゼンダーまたはミケルソン干渉計の原理に頼
るハイドロホン等の他の干渉計的光ファイバセンサの製
作に必要なものである。
【0005】FOGSの温度サイクル試験を実行してい
る間に観測された信号飽和に至った過渡効果の理由を調
べている間、発明者は、ふたがはずされたパッケージM
IOCの基部において放電またはアークを観測した。試
験MIOC素子は、リチウムニオブ酸塩(LiNb
3 )から作製されており、図1に示される関連技術デ
バイスとサイズが同じものであった。発明者は、この放
電を熱電気効果と関連付け、この幅のデバイスは、1℃
当たり100ボルト以上の素子の2mm幅をを横切る電
圧を発生するだろうと算出した。
【0006】観測された熱電気効果は、電荷差が温度変
化に起因してMIOC素子の表面を横切って発生したと
いう調査を受けて、FOGパワーヒステリシス問題にも
関連があるかもしれないことが認められた。ヒステリシ
ス問題は、それ自体、FOG計器が正または負の温度変
化に続いて負または正の温度変化がある間にまず使用さ
れるときに、FOG計器の送信パワーのわずかな変化と
して表われる。素子の表面を横切って発生する電荷差
は、素子の表面を横切る電荷漏洩に至る。時間および温
度依存効果は、計器の送信パワーのわずかなヒステリシ
スと、光を伝播するMIOC内の導波路の効率の一助と
なるように結合する。
【0007】最初の解決法として、伝導性ペイントまた
は伝導性エポキシ樹脂が、試験素子の側面に塗布され
た。使用された接着剤は、不十分な伝導体であった。し
かしながら、試験は、飽和またはヒステリシス効果に起
因して以前に不合格だった計器が、修正された場合の受
け入れ試験に合格することができたことを証明した。素
子の+および−Z面(側面)と脚の金属被覆からなる解
決法が、飽和またはアーク化効果に対する解決法として
提案された。単語“脚"は、ここで使用される場合複数
の脚であると理解されるだろう。
【0008】さらなる背景として、本出願において特徴
付けられるもののような集積光素子は、以下の関連米国
特許に見出されるもののいくつかと同じプロセスおよび
ステップを使用して形成される。たとえば、“高い電子
−光係数を有する多機能集積光素子を製作するプロセ
ス"として1991年11月26日に出願され、199
3年3月9日にチン・エル・チャン(Chin L. Chang )
博士等に発行された米国特許第5,193,136号、
“集積光素子およびそれに光ファイバを接続する方法"
として1989年12月18日に出願され、1991年
9月10日にチン・エル・チャン博士に発行された米国
特許第5,046,808号、“集積光素子およびLi
NbO3 に対してそれに光ファイバを取り付けるレーザ
溶発方法"として1993年6月21日に出願され、1
995年2月28日にチン・エル・チャン(Chin L. Ch
ang )博士等に発行された米国特許第5,393,37
1号、“電子−光導波路および位相変調器とその製作方
法"として1995年8月15日にチン・エル・チャン
(Chin L. Chang )博士等に発行された米国特許第5,
442,719号、および、“集積光素子への光ファイ
バの堅固な取り付け方法およびその製品"として198
9年2月13日に出願され、1990年12月11日に
ジー・パブラス(G. Pavlath)博士に発行された米国特
許第4,976,506号に見出される。本出願は、ロ
ーリー・エル・ガンプ(Lorrie L. Gampp )、グレゴリ
ー・エイ・ジマーマン(Gregory A. Zimmerman)、クリ
スチン・イー・ジョスリング(Christine E. Geosling
)およびジョン・ピー・ラーン(John P. Rahn)によ
る“MIOC(多機能集積光素子用の二用途入力電極構
造"、この内容は発行に依存する参照によりここに同様
に含まれる、に関する事件番号GCD98−22に基づ
く米国特許出願と同時出願中である。
【0009】上述の特許は各々、共通の譲受人、カルフ
ォルニア州ウッドランドヒルズのリトン システムズ社
を持っている。ここに引用された上述の特許は各々、集
積光素子または多機能集積光回路がどのようにして製作
されているかに関する背景情報を当業者に提供する目的
で、参照によりここに含まれる。
【0010】上述の特許に加えて、SPIE第460
巻,第43ページの案内された波オプトエレクトロンク
ス材料の処理(1984)に問題のものが出ている、0
7733,ニュージャージー州ホルムデルのAT&Tベ
ル研究所のジャネット レアジャッケル(Janet Lehr J
ackel )とキャサリン イー・ライス(Catherine E.Ri
ce )による“プロトン交換されたリチウム ニオブ酸
塩導波路における短期間および長期間安定性"と題する
先行文書があった。
【0011】この出願は、特に、熱電気効果に起因する
素子の表面を横切る電位差になる温度変化の結果とし
て、光変調器として機能するように形成された集積光素
子に生じるエラーの減少方法および装置に向けられてい
る。
【0012】素子の表面を横切る電位差を発生する電磁
場は、素子のバルク温度の何かの変化によって引き起こ
される。素子を横切る温度勾配は、熱電気効果による電
位差を発生するために必要とされない。この効果は、素
子の温度がある値から他の値へ、たとえば室温から華氏
100度へ変化する時はいつでも発生する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、米国特許第5,442,
719号に示されるようなリチウム ニオブ酸塩の基板
11上に形成され、+Z面14と、対向する側にある−
Z面16とに対して直交する上面12を有する光素子1
0の概略斜視図である。図4の断面図に示されるよう
に、+Z面および−Z面14,16の一部は、伝導性エ
ポキシ樹脂または金属等の伝導性被覆物15,17で少
なくとも部分的に被覆されている。
【0014】素子10は、高い電子−光係数を有する結
晶、たとえばリチウム ニオブ酸塩(LiNbO3 )か
ら形成されている。+Z面から外部に伸びる+Z結晶軸
と、上面12から上方へ伸びる+X軸と、長軸に沿って
右に伸びる+Y軸を示す結晶軸が示されている。Z軸
は、熱電気効果が現われる軸である。Y軸に沿った20
mmの長さ、Z軸に沿った2mmの幅およびX軸に沿っ
た1mmの厚さは、例示的なものであり、典型的な光素
子10のサイズがどんなものかを示すために提供されて
いるだけである。
【0015】図1の光素子は、偏向器、単一“Y"分割
器および変調器の機能を併せ持ち、従来の光ファイバジ
ャイロに使用されているかもしれないようなMIOC
(多機能集積光素子)を形成している。入力導波路18
は、入力面22上の入力ポート20から受光する。入力
導波路は、“Y"分岐24で、出力面30上の第1の出
力ポート28に接続された第1の出力導波路26と、出
力面3上の第2の出力ポート34に接続された第2の出
力導波路32に分岐している。入力および出力導波路
は、この場合には変調プレート38a、38bおよび3
8cを有する位相変調器と組み合わせられた“Y"分割
器からなる導波路ネットワークに接続するかまたは当該
導波路ネットワークを構成する。
【0016】図2は、図1の光素子の略平面図である。
図2は、電荷差が+Z面14および−Z面16間に展開
しないように+Zおよび−Z面を伝導性保護塊52a−
52dおよび50a−50dを介して接続した電動パス
40aおよび40bを示す。伝導性保護塊52a−52
dおよび50a−50dは、温度循環、またはそれぞれ
の脚に適用される金属被覆の品質の変化によって劣化す
るかもしれない伝導パス40aおよび40bの信頼性を
増すために使用される。
【0017】図3は、図2の側面図であり、光素子10
の上面12上の第1の脚46を位示す。伝導性保護塊5
0bは、第1の脚46の側面44bと−z面16上の伝
導性被覆物17間のギャップ53bを橋絡している。伝
導性保護塊50dは、第2の脚54の−z面上の伝導性
被覆物と−z面16上の伝導性被覆物17間のギャップ
53bを橋絡している。
【0018】図4は、図2の断面線4−4でとられた図
3の断面図である。伝導パス40aは、第1の脚46の
上面42上に形成されている。伝導パス40aは、第1
の脚46の側面44a,44bを覆って示されている。
第1の脚46の底面47は、上面42の下で平行になっ
ている。底面47は、光素子10の上面12に接合され
ている。
【0019】図4は、伝導保護塊50aが、脚46の左
端上の伝導性被覆物40aから+Z面14上の伝導性被
覆物15までの伝導パスを提供していることを示す。伝
導塊50bは、脚46の右側部上の伝導性被覆物40a
から光素子の−z面16上の伝導性被覆物までの伝導パ
スを提供すると共に、第1の脚46の側面44bと−Z
面16上の伝導性被覆物17間のギャップ53bを橋絡
している。
【0020】光素子の+Z面上の伝導性被覆物15と−
Z面上の伝導性被覆物17は、好適には金属である。再
び図3を参照すると、第1の脚46は、光素子10の入
力面22と同平面となるように整列された突合せ面49
を有する。第2の脚54は、光素子10の出力面30と
同平面となるように整列された突合せ面56を有する。
【0021】図5は、入力面22および対応する入力ポ
ート20(図示しない)と同平面となるように整列され
た突合せ面49を有する第1の脚46と、出力面30お
よび対応する導波路第1および第2の出力ポート28,
34と同平面となるように整列された突合せ面56を有
する第2の脚54の組み合わせを示す。各ケースにおい
て、第1の脚突合せ面49または第2の脚突合せ面56
と対応する光素子10の端部との整列は、ピグテール5
8,60,62のような光ファイバピグテールを、前に
参照したパブラスの米国特許第4,975,506号に
開示されているような各入力または出力ポートに接合す
るための、各入力または出力面22,30と共に拡張ま
たは拡大された面を提供する。
【0022】図5の実施例では、各脚と、光素子の+Z
面および−Z面上の伝導性被覆物40a,40bは、好
適には、真空蒸着またはスパッタリングでその上に蒸着
された金属である。脚は、好適には、リチウム ニオブ
酸塩結晶のウェハをスライスすることにより形成され
る。好適な実施例では、各脚は、その各+Z軸が光素子
の+Z軸と対向する方向に整列されるように、光素子上
に配置されている。
【0023】図6は、パッケージデバイスの平面図であ
る。このパッケージデバイスは、典型的には、密封容器
66と、そこから伸びる光ピグテール58,60,62
と、位相変調器36の電極38a,38bおよび38c
(図示しない)等の内部回路(図示しない)を駆動する
ために側面から伸びる電気接点とからなる。
【0024】図7は、密封容器66に内蔵された光素子
10を示すために線7−7でとられた図6の側断面図で
ある。光素子の+Z面および−Z面は、金属等の伝導性
被覆物で被覆されている。光素子の底面は、保護容器6
6の取付面に伝導性接着剤72で接合されている。接着
剤72は、光素子10のそれぞれの下部縁に沿って+Z
面14および−Z面16上の金属被覆との直接接触を構
成することができる。この接着剤は、+Zおよび−Z面
間の電荷を放電させるために十分に伝導性を有するよう
にブレンドされている。
【0025】上述の他の実施例では、金属被覆された
脚、伝導性塊および伝導性接着剤72または伝導性エポ
キシ樹脂は、+Z面上の伝導性被覆物を−Z面状の伝導
性被覆物に導通接続する手段として提案されている。ま
た、2つの面を互いにまたは共通の端子に接続する電気
リード線または金フライングリード線が、+Z面上の伝
導性被覆物を−Z面上の伝導性被覆物に導通接続する手
段を提供することを求められている。
【0026】図2,3,4および5は、フライングリー
ド線を接合することができる接点パッドの一例として伝
導性保護塊50cと組み合わせられる接合パッド76を
示している。変調器プレート38aに至る回路トレース
78が図2に示されている。接点パッド82a,82
b,82cは、変調器駆動回路に接続されている。+Z
面の伝導性被覆物15を、−Z面上の伝導性被覆物17
と、図2に示されるように変調器パッド82aへの塊5
0c、パッド76およびトレース78を介して変調回路
とに接続すると、伝導性被覆物が静電荷を浮遊させたり
収集したりするののが防止される。
【0027】実際上、変調器パッド82aおよび82c
は、互いに接続され、第1の信号源から駆動されるよう
に第1の接合パッドから光素子を出る。第1の信号源と
位相がずれている第2の信号源が、パッド82bを駆動
する。第2のパッドは、パッド82bに接続されてい
る。試験は、これが伝導性被覆物を接地して飽和問題を
なくすために受け入れ可能であることを示した。
【0028】上面、+Z面、−Z面を有する光素子であ
って、高い電子−光係数を有すると共に、少なくとも1
つの導波路入力ポートを備えた少なくとも1つの入力面
を有する光素子を製作するプロセスまたは方法は、1.
+Zおよび−Z面の少なくとも一部を伝導性被覆物で被
覆するステップと、2.+Z面上の導電性被覆物を−Z
面上の伝導性被覆物に導通接続するステップとからな
る。
【0029】この方法は、さらに、+Zおよび−Z面の
少なくとも一部を伝導性被覆物で被覆することにより、
より詳細には、真空蒸着を使用して+Zおよび−Z面を
金属被覆するステップにより特徴付けられる。また、こ
の方法またはプロセスは、底面と、第1および第2の側
面と、上面とを有するようにリチウム ニオブ酸塩から
なる少なくとも1つの脚を形成し、次いで、真空蒸着を
使用して脚の第1および第2の側面と上面とを金属被覆
することにより高められる。次いで、脚は位置決めさ
れ、脚の底面が、光素子の上面に接合される。足の表面
は金属被覆され、+Z面上の金属被覆から−Z面上の金
属被覆まで導通ブリッジが形成される。
【0030】伝導性接着剤からなる伝導性保護塊は、脚
の表面上の金属被覆を+Z面上の金属被覆と−Z面上の
金属被覆とに導通接続するように配置される。これらの
伝導性保護塊は、たとえ金属が、脚と素子間の接合線
で、また高い応力になることがある素子の鋭い角で破損
しても、連続性が維持されるということを保証すること
にある。
【0031】図8aは、ウェハがサイの目に切られる前
の、ウェハ上の多数の光素子を示す。まず、リチウム
ニオブ酸塩からなる脚片74a,74b,74c,74
dが、ウェハとその上の光素子の+Z軸方向に基づいて
要求される方向を持つように、各リチウム ニオブ酸塩
(LiNbO3 )片の+Z軸を向くように気を付けなが
ら、ウェハを横切って列の配置状態に接合される。
【0032】次いで、ウェハは、78a,78b等の進
路に沿ってスライスされ、各々がその表面に取り付けら
れた2つの脚を有する光素子の縦列に分離される。次い
で、光素子は、細長い片として、すなわち個々の光素子
にスライスされた後マスクされ、マスクを通して光素子
の上面より上の位置からの金属の真空蒸着を可能にす
る。
【0033】金属は、各脚の上面と、光素子および脚の
側面とを覆うと共に、足の側面と光素子の金属被覆され
た側面との間のギャップに充填するように蒸着される。
【0034】好適な伝導層は、変調器電極38a−38
cおよびパッド76、82a−82cに使用されるのと
同一タイプの真空蒸着またはスパッタリングされた金属
である。最初にチタニウムで次に金属からなる複合層が
使用されることもある。プロセスに関して、脚の上部を
横断する伝導パス40aつまり帯金は、ウェハが以下の
プロセスまたは方法で特徴付けられるように脚の形に切
られる前に、ウェハの高さに置いても良い。
【0035】ウェハの平面図である図8aを参照する
と、上面、+Z面、−Z面を有する光素子の2列は、結
晶ウェハ上に形成され、結晶材料は、高い電子−光係数
を有する。各光素子は、少なくとも1つの入力面と、少
なくとも1つの導波路入力ポートとを備えている。この
方法は以下のステップからなる。すなわち、 1.従来方法を使用してリチウム ニオブ酸塩(LiN
bO3 )からなるウェハ上に複数の光素子を形成するス
テップ、 2.脚の製作に使用するための寸法にされた断面を有す
るリチウム ニオブ酸塩(LiNbO3 )からなる脚片
を形成するステップ、 3.その+Z軸が光素子の+Z軸方向に対向している脚
片を、ウェハをサイの目に切る前に、ウェハの表面上に
光素子の縦列を横断する列のアレイ状態に位置決めして
接合するステップ、 4.ダイアモンド鋸または他の手段を使用して光素子の
縦列を切り、図8bに示されるような光素子の縦列片を
形成するステップ、鋸で切られた光素子の縦列片は、露
出した光素子縁と、同平面関係で露出した脚側面とを有
する、 5.光素子縁および脚側面を露出させかつ光素子の上面
および突合せ面を遮蔽するように光素子の縦列変をマス
クするステップ、 6.露出した光素子縁と露出した脚の側面を金属被覆し
て、露出した光素子縁間に伝導パスまたはブリッジを形
成するステップ、 7.金属被覆された光素子の縦列片をサイの目に切っ
て、個々の光素子を形成するステップ。
【0036】図8bは、ウェハのスライスを示す。脚片
74a−74dが接合された後にウェハをスライスする
のは、図4に示される脚の側面と光素子の表面間の段を
除去するプロセスステップである。
【0037】脚が個々に取り付けられた場合、各脚の幅
(約2mm)は、典型的に、光素子の幅よりわずかに小
さい。脚の幅と光素子の幅のわずかな差は、図4に誇張
された仕方で示される段を生じる。
【0038】図9は、図8bの9−9のような断面線に
沿ってとられた断面図であり、金属被覆される被覆物が
どのように脚、光素子の側面を覆い、脚の上部と光素子
の側面間のギャップを橋絡するかを示す。脚と光素子の
側面の金属被覆が、十分に均一にかつ信頼できるように
展開されている場合は、伝導性保護塊の使用は除去して
も良い。
【0039】図10は、脚の上部を横断する伝導パス4
0aが省略され、伝導パス40cが基板11の底部を横
断して配置される他の配置を示す。+Zおよび−Z面
は、脚の使用がない場合でさえ、基板11の底面の金属
被覆で互いに短絡される。
【0040】各脚は、ノーランド83H等の接着剤を使
用して光素子の上面に接合される。接着剤の層は、2ミ
クロンくらいの厚さにすることができる。接着剤の層
は、ある例では脚の側面に達せず、脚の下にわずかなギ
ャップ53a,53bを残しても良い。ギャップ53
a,53bは、図4において脚の左縁および右縁の下に
示される。スライスおよびサイの目に切る前にウェハ上
に脚片74a−74dを置くと、各々個別の脚の下によ
り均一な接合線が生じる。正しい極性を持つように脚を
整列して光素子上に接合することは、ウェハに脚片を接
合し、次いでウェハをスライスしかつサイの目に切るこ
とによって、より経済的に制御される。
【0041】伝導層のこの最初の選択は、熱蒸着または
スパッタリングのどちらかにより蒸着された金属であ
る。しかしながら、高抵抗力スパッタリングされたパラ
ジュウム−金やグラファイトペイント等の他の被覆物を
使用しても良い。
【0042】本発明が開示され詳細に説明されたが、こ
れは、単なる一例としての例示のつもりであり、制限と
とられるべきものではないことが理解されるべきであ
る。本発明の精神と範囲は、付随の請求項の言葉によっ
てのみ制限されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的なデバイス寸法を示す“Y結合器および
変調器"MIOCの略斜視図である。
【図2】“Y結合器および変調器"MIOCの略平面図
であり、左側脚の左側面が素子の左端部と同平面にある
ことを示すと共に伝導性塊を示す。
【図3】図2の概略“Y結合器および変調器"MIOC
の側面図である。
【図4】図2の線4−4でとられた図2の概略“Y結合
器および変調器"MIOCの断面図である。
【図5】図3の“Y結合器および変調器"MIOCの略
斜視図であり、素子の+Z軸に関連する脚の+Z軸の軸
方向を示す。
【図6】パッケージ光素子デバイスの略平面図である。
【図7】線7−7にそってとられた図6のパッケージ光
素子の略側断面図であり、光素子は接着剤中に設置され
ている。
【図8】8aは、リチウム ニオブ酸塩(LiNb
3 )からなる円形ウェハ上に形成されたMIOCデバ
イスの縦列と、スライス線78a,78bでスライスす
るための準備状態にあるMIOCデバイス上に配置さ
れ、ウェハに接合されているリチウム ニオブ酸塩(L
iNbO3 )からなる横列片の略平面図である。8b
は、スライス9a,9bおよび断面線9−9を示す。
【図9】MIOC片の側面のスライスおよび金属被覆後
に断面線9−9でとられた図8bの拡大略断面図であ
る。
【図10】MIOC片の基板の側面および底面のスライ
スおよび金属被覆後に断面線9−9でとられた図8bの
拡大略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンリー シー.アッビンク アメリカ合衆国.91361 カリフォルニア, ウエストレイク ヴィレッジ,フォールヴ ュー ロード 1884 (72)発明者 ジョン ピー.ラーン アメリカ合衆国.91361 カリフォルニア, ウエスト ヒルズ,ギルモア ストリート 22420 (72)発明者 クリスティン イー.ジオスリング アメリカ合衆国.91302 カリフォルニア, カラバサス,ギャリレー ストリート 22445 (72)発明者 グレゴリー エー.ツィマーマン アメリカ合衆国.84040 ユタ,レイトン, イースト 1975 ノース 2243

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 +Z面および−Z面に直交する上面を有
    する光素子であって、高い電子−光係数を有する結晶か
    らなり、+Z軸が前記+Z面から外側へ伸び、前記+/
    −Z軸が、この軸を横切って熱電気効果が示される軸で
    ある光素子と、 入力ポートから光信号を受信し、該信号を導波路ネット
    ワークに結合するように接続された、前記上面上の少な
    くとも第1の入力導波路と、 導波路ネットワークを出力ポートに接続する前記上面上
    の少なくとも第1の出力導波路と、 伝導性被覆物で少なくとも部分的に被覆されている前記
    +Zおよび−Z面の一部と、 電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開するのを防止す
    るために前記+Zおよび−Z面を接続する伝導パスとか
    らなる集積光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 少なくとも第1の脚を含み、該第1の脚は、 光素子の上面に結合された底面と、光素子に結合され、
    前記+Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記
    伝導性被覆物までの伝導パスを提供する伝導面とを備え
    ている集積光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の集積光素子において、前
    記+Z面上の前記伝導性被覆物と前記−Z面上の前記伝
    導性被覆物は、金属被覆面である集積光素子。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 光素子の上面に結合された底面と、少なくとも導波路入
    力ポートを備えた前記入力面と同平面になるように整列
    されるか、または、光素子の導波路出力ポートを備えた
    前記出力面と同平面になるように整列される突合せ面と
    を有する少なくとも第1の脚を含み、 前記突合せ面は、光ファイバピグテールをそれぞれの入
    力または出力ポートに接合するために、対応する前記入
    力または出力面と共に拡張された面を提供し、 前記脚は、光素子に結合され、前記+Z面上の前記伝導
    性被覆物から前記−Z面の前記伝導性被覆物までの伝導
    パスを提供する伝導面を備えている集積光素子。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 少なくとも第1および第2の脚を含み、各脚は、光素子
    の上面に結合された底面を有し、 前記少なくとも第1の脚が、光素子の前記入力ポートを
    有する前記入力面と同平面になるように整列された突合
    せ面を有するか、または、第2の脚が、光素子の前記導
    波路出力ポートを備えた前記出力面と同平面になるよう
    に整列された別の突合せ面を有し、それぞれの突合せ面
    は、光ファイバピグテールをそれぞれの入力または出力
    ポートに接合するために、対応する前記入力または出力
    面と共に拡張された面を提供し、 各脚は、光素子に結合され、前記+Z面上の前記伝導性
    被覆物から前記−Z面の前記伝導性被覆物までの伝導パ
    スを提供する伝導面を備えている集積光素子。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の集積光素子において、各
    脚の伝導面は、光素子に結合された金属被覆面であり、
    前記+Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記
    伝導性被覆物までの伝導パスを提供する集積光素子。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 光素子の前記上面に結合された底面と、少なくとも導波
    路入力ポートを備えた前記入力面または光素子の導波路
    出力ポートを備えた前記出力面と同平面になるように整
    列された突合せ面とを有する少なくとも第1の脚を含
    み、 前記脚は、光素子に結合された金属被覆面を有し、前記
    +Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記伝導
    性被覆物までの伝導パスを提供し、 前記突合せ面は、光ファイバピグテールをそれぞれの入
    力または出力ポートに接合するために、対応する前記入
    力または出力面と共に拡張された面を提供する集積光素
    子。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 少なくとも第1および第2の脚を含み、各脚は、光素子
    の上面に結合された底面を有し、 前記少なくとも第1の脚が、光素子の導波路入力ポート
    を備えた光素子の前記入力面と同平面になるように整列
    された突合せ面を有するか、または、第2の脚が、光素
    子の導波路出力ポートを備えた光素子の前記出力面と同
    平面になるように整列された別の突合せ面を有し、それ
    ぞれの突合せ面は、光ファイバピグテールをそれぞれの
    入力または出力ポートに接合するために、対応する前記
    入力または出力面と共に拡張された面を提供し、 各脚は、光素子に結合された金属被覆面を有し、前記+
    Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記伝導性
    被覆物までの伝導パスを提供する集積光素子。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の集積光素子において、さ
    らに、 少なくとも第1および第2の脚を含み、各脚は、光素子
    の上面に結合された底面を有し、前記第1および第2の
    脚は、リチウム ニオブ酸塩結晶から作られており、 前記少なくとも第1の脚が、光素子の前記入力面と同平
    面になるように整列された突合せ面を有するか、また
    は、第2の脚が、光素子の前記出力面と同平面になるよ
    うに整列された別の突合せ面を有し、 各脚は、光素子に結合された金属被覆面を有し、前記+
    Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記伝導性
    被覆物までの伝導パスを提供する集積光素子。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の集積光素子において、
    さらに、 少なくとも第1および第2の脚を含み、各脚は、光素子
    の上面に結合された底面を有し、前記第1および第2の
    脚は、リチウム ニオブ酸塩結晶から作られており、各
    脚は、光素子の+Z軸方向に対向するように整列された
    +Z軸を有し、 前記少なくとも第1の脚が、光素子の前記入力面と同平
    面になるように整列された突合せ面を有するか、また
    は、第2の脚が、光素子の前記出力面と同平面になるよ
    うに整列された別の突合せ面を有し、 各脚は、光素子に結合された金属被覆面を有し、前記+
    Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記伝導性
    被覆物までの伝導パスを提供する集積光素子。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の集積光素子において、 光素子は、リチウム ニオブ酸塩結晶から作られてお
    り、前記結晶の+Z軸は、前記+Z面と実質的に垂直な
    方向に伸びるように方向付けられており、光素子の少な
    くとも+Zおよび−Z面は、伝導性被覆物を形成するよ
    うに金属被覆されており、 さらに、少なくとも第1および第2の脚を含み、各脚
    は、光素子の上面に結合された底面を有し、 前記第1および第2の脚は、リチウム ニオブ酸塩結晶
    から作られており、 各脚は、光素子の+Z軸方向に対向するように整列され
    た各+Z軸を有し、 前記少なくとも第1の脚が、光素子の前記入力面と同平
    面になるように整列された突合せ面を有するか、また
    は、第2の脚が、光素子の前記出力面と同平面になるよ
    うに整列された別の突合せ面を有し、 各脚は、光素子に結合された金属被覆面を有し、前記+
    Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面の前記伝導性
    被覆物までの伝導パスを提供し、 少なくとも1つの伝導性塊が、前記+Z面または−Z面
    から前記脚の金属被覆面までの伝導パスを提供するよう
    に配置されている集積光素子。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の集積光素子において、 光素子は、リチウム ニオブ酸塩結晶から作られてお
    り、前記結晶の+Z軸は、前記+Z面と実質的に垂直な
    方向に伸びるように方向付けられており、光素子の少な
    くとも+Zおよび−Z面は、伝導性被覆物を形成するよ
    うに金属被覆され、さらに、光素子は、前記上面に対向
    しかつ平行関係にある底面を含み、素子の前記底面は、
    保護容器内の取付面に接着剤で接合されており、前記接
    着剤は、それぞれの下部縁に沿って前記+Z面および−
    Z面上の金属被覆との直接接触を形成しており、前記接
    着剤は、前記+Z面および−Z面間に電荷差が展開する
    のを防止するのに十分な伝導性になるように特徴付けら
    れている集積光素子。
  13. 【請求項13】 上面、+Z面および−Z面を有する光
    素子であって、高い電子−光係数を有する結晶から形成
    された光素子と、 導波路ネットワークの第1の導波路に接続された少なく
    とも1つの導波路入力ポートを有する少なくとも1つの
    入力面と、 導波路ネットワークの第2の導波路に接続された少なく
    とも1つの導波路出力ポートを有する少なくとも1つの
    出力面と、 前記上面の真下にある底面と、 電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開するのを防止す
    るために前記+Zおよび−Z面を接続する伝導パスを提
    供する手段とからなる集積光素子。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の集積光素子におい
    て、光素子は、さらに、 前記+Z面から外側に伸びる+Z結晶軸を含み、+Z
    面、−Z面は、伝導性被覆物で被覆された少なくとも一
    部を有し、 電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開するのを防止す
    るために前記+Zおよび−Z面を接続する伝導パスを提
    供する手段は、さらに、 光素子の前記上面に結合された底面と、脚上の伝導面と
    を有する少なくとも第1の脚を含み、前記脚上の伝導面
    は、光素子に結合され、前記+Z面上の前記伝導性被覆
    物から前記−Z面上の前記伝導性被覆物までの伝導パス
    を提供する集積光素子。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の集積光素子におい
    て、光素子の+Z面および−Z面は金属被覆されてお
    り、光素子は、さらに、 前記+Z面から外側に伸びる+Z結晶軸を備えるように
    特徴付けられており、 +Z面および−Z面を接続するように伝導パスを提供す
    る手段は、さらに、 保護容器内の取付面と、 前記取付面と光素子の底面間に位置し、+Z面および−
    Z面の直接接触を形成する伝導性接着剤とを含み、前記
    接着剤は、電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開する
    のを防止するのに十分な伝導性になるように特徴付けら
    れている集積光素子。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の集積光素子におい
    て、光素子は、さらに、 前記+Z面から外側に伸びる+Z結晶軸を含み、+Z面
    および−Z面は、伝導性被覆物で被覆されたそれらの面
    の少なくとも一部を有し、 電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開するのを防止す
    るために前記+Zおよび−Z面を接続する伝導パスを提
    供する手段は、さらに、 光素子の前記上面に結合された底面と、光素子の前記+
    Z面上の前記伝導性被覆物から前記−Z面上の前記伝導
    性被覆物までの伝導パスを提供する脚上の伝導面とを有
    する少なくとも第1の脚と、 前記+Z面上の前記伝導性被覆物と前記脚上の伝導面間
    のギャップにまたがるように配置された伝導性塊とを含
    む集積光素子。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の集積光素子におい
    て、光素子は、さらに、 前記+Z面から外側に伸びる+Z結晶軸を含み、+Z面
    および−Z面は、伝導性被覆物で被覆されたそれらの面
    の少なくとも一部を有し、 電荷差が前記+Zおよび−Z面間に展開するのを防止す
    るために前記+Zおよび−Z面を接続する伝導パスを提
    供する手段は、さらに、 各面が導通リード線の取付に適する金属被覆パッドを備
    えた前記+Z面および−Z面上の伝導性被覆物と、 前記+Z面上の前記金属被覆パッドに電気的に接合され
    た第1の端部と、前記−Z面上の前記金属被覆パッドに
    電気的に接合された第2の端部とを有するリード線とを
    含む集積光素子。
  18. 【請求項18】 上面、+Z面および−Z面を有する光
    素子であって、高い電子−光係数を有すると共に少なく
    とも1つの導波路入力ポートを備えた少なくとも1つの
    入力面を有する結晶から形成される光素子の製造方法に
    おいて、 前記+Z面および−Z面の少なくとも一部に伝導性被覆
    物を被覆するステップと、 前記+Z面上の前記伝導性被覆物を前記−Z面上の前記
    伝導性被覆物に導通接続するステップとからなる光素子
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の光素子の製造方法に
    おいて、前記+Z面および−Z面の少なくとも一部に伝
    導性被覆物を被覆するステップは、さらに、前記+Z面
    および−Z面を真空蒸着を使用して金属被覆するステッ
    プを含み、 前記+Z面上の前記伝導性被覆物を前記−Z面上の前記
    伝導性被覆物に導通接続するステップは、さらに、 底面と、第1および第2の側面と、上面とを持つように
    リチウム ニオブ酸塩からなる少なくとも1つの脚を形
    成するステップと、 前記脚の前記第1および第2の側面と上面とを真空蒸着
    を使用して金属被覆するステップと、 前記脚の前記底面を光素子の前記上面上に位置決めして
    接合するステップと、 前記脚の前記面上の金属被覆を、前記+Z面上の金属被
    覆および前記−Z面上の金属被覆に導通接続するように
    伝導性塊を配置するステップとからなり、 前記脚の前記面の金属被覆は、前記+Z面上の前記金属
    被覆から前記−Z面上の前記金属被覆までの導通ブリッ
    ジを形成している光素子の製造方法。
  20. 【請求項20】 上面、+Z面および−Z面を有する光
    素子であって、高い電子−光係数を有すると共に少なく
    とも1つの導波路入力ポートを備えた少なくとも1つの
    入力面を有する結晶から形成される光素子の製造方法に
    おいて、 リチウム ニオブ酸塩(LiNbO3 )からなるウェハ
    上に従来方法を使用して複数の光素子を形成するステッ
    プと、 脚の製作に使用するためのサイズにされた断面を有する
    リチウム ニオブ酸塩(LiNbO3 )からなる細長い
    片を形成するステップと、 前記ウェハをサイの目に切る前に、その+Z軸が光素子
    の前記+Z軸方向に対向している前記細長い片を、前記
    ウェハの表面上の光素子の縦列を横断する列のアレイ状
    態で、位置決めして接合するステップと、 前記光素子の縦列をサイの目に切って、露出した光素子
    縁と露出した脚側面とを有する光素子の縦列の細長い片
    を形成するステップと、 前記光素子縁および前記脚側面を露出しかつ前記光素子
    の前記上面を遮蔽するように、前記光素子縦列の細長い
    片をマスクするステップと、 前記露出した光素子縁および前記露出した脚側面を金属
    被覆して、前記露出した光素子縁間に導通ブリッジを形
    成するステップと、 前記金属被覆された光素子縦列の細長い片をサイの目に
    切って、個々の光素子を形成するステップとからなる光
    素子の製造方法。
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