JP2003156534A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003156534A
JP2003156534A JP2001355439A JP2001355439A JP2003156534A JP 2003156534 A JP2003156534 A JP 2003156534A JP 2001355439 A JP2001355439 A JP 2001355439A JP 2001355439 A JP2001355439 A JP 2001355439A JP 2003156534 A JP2003156534 A JP 2003156534A
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iddq
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JP2001355439A
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Minoru Uchida
実 内田
Kazuo Hibi
一夫 日比
Akio Hayakawa
秋夫 早川
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験阻害要因を発生させずに様々な論理状態
を作り出すことが出来て、診断率の高いIDDQ試験を
容易に実施することのできる半導体集積回路を提供する
ことにある。 【解決手段】 回路停止時に集積回路の各部に発生され
るフローティング状態等の試験阻害要因を個別に且つ強
制的に解除する阻害要因解除回路と、上記阻害要因解除
回路に当該回路をアクティブにするIDDQモード信号
12を供給して試験モードを発生させる試験モード発生
回路5とを備えた半導体集積回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
の試験技術に関し、具体的にはIDDQ試験が実施され
る半導体集積回路全般に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の試験方法として、電源
端子間に流れる静止電流から回路の欠陥を検出するID
DQ試験と呼ばれるものがある。IDDQ試験では、半
導体集積回路の回路状態を決定するレジスタに適切な値
をセットすることで所望の回路状態を発生させ、この回
路状態において電源端子間に流れる静止電流を測定して
標準値と比較することで、回路の構造欠陥を検出するこ
とが出来る。
【0003】このような試験方法によれば、論理検証や
タイミング検証などでは検出されず、バーン・イン後や
実使用の場面で障害を起す恐れのある欠陥を検出するこ
とが出来たり、タイミングなどの微細な特性に影響を及
ぼすような構造欠陥を検出することが出来るなど、信頼
性の高い回路検証を行えるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】IDDQ試験において
は、例えば回路にフローティングとなる箇所が生じた場
合に、この箇所がIDDQ試験の電流パスから切り離さ
れてしまうため当該箇所の構造欠陥が検出することが出
来なくなるほか、このフローティングの箇所の電位のば
らつきが周辺回路の論理状態に影響して、IDDQ試験
で測定される電流値にばらつきを生じさせてしまい、正
しい試験判定が行えないと云った問題を生じさせる。ま
た、電源端子間に貫通電流を流してしまうような箇所が
ある場合には、IDDQ試験自体が行えなくなる。
【0005】また、IDDQ試験において構造欠陥の診
断率を向上させるには、構造検証に有効な論理状態を数
多く作る必要があり、例えば、フローティングノードや
貫通電流を流してしまう箇所が除去できるからといって
内部回路の大部分が構造検証に適さない回路状態で試験
を行ったのでは、内部回路の大部分において有効な診断
が行なえない。
【0006】そのため、上記のフローティングノードや
貫通電流を流してしまう箇所のような試験阻害要因が発
生する集積回路についてIDDQ試験を行う場合には、
回路状態を決定する各種レジスタに適切な値を設定し
て、試験阻害要因の発生がなく、且つ、回路の構造検証
に有効な様々な論理状態を作る必要があり、このような
テストパターンの作成には多大な工数が必要になるとい
う問題があった。
【0007】この発明の目的は、試験阻害要因を発生さ
せずに様々な論理状態を作り出すことが出来て、有効な
IDDQ試験を容易に実施することのできる半導体集積
回路を提供することにある。この発明の前記ならびにそ
のほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述
および添附図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、回路停止時に集積回路の各部に
発生される試験阻害要因(フローティングノードや電源
端子間に貫通電流や定常電流を流す箇所など)を個別に
且つ強制的に除去する阻害要因除去回路と、上記阻害要
因除去回路に当該回路をアクティブにする試験モード信
号を供給して試験モードを発生させる試験モード発生手
段とを備えた半導体集積回路である。
【0009】望ましくは、上記試験モードを解除するた
めの試験モードリセット信号を外部から入力するリセッ
ト信号入力端子と、上記試験モードリセット信号をクロ
ック信号に同期させて同期リセット信号を生成する同期
化回路とを備え、上記同期リセット信号により試験モー
ド信号の供給が停止され、且つ、試験モードの発生に伴
い停止された回路動作が再開されるように構成すると良
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例の半導
体集積回路においてIDDQモードの発生と解除を行う
部分を示した回路図である。この実施例の半導体集積回
路は、例えば、ワンチップマイクロコンピュータなど、
複数の機能回路が内蔵されて比較的高速に動作する大規
模集積回路であり、図1の回路はこの半導体集積回路に
おいてIDDQモードの発生と解除とを行うように半導
体集積回路内に設けられるものである。
【0011】図1において、2はIDDQモードを解除
するIDDQモードリセット信号、2Aは強制的にID
DQモードに遷移させる強制IDDQモード信号3はマ
スタクロック、5はIDDQモードの発生制御を行うC
PU(Central Processing Unit)、4はCPU5に供
給される動作クロックをIDDQモード信号12に応じ
て遮断する論理ゲート、11はIDDQモードの状態が
設定されるモード設定レジスタ、12は試験阻害要因を
除去して各回路の状態をIDDQモードに遷移させるI
DDQモード信号、13はIDDQモードへの遷移を外
部に通知するIDDQモード通知信号、6と7はIDD
Qモードをリセットさせるモードリセット信号2をクロ
ック信号に同期させるための同期型フリップフロップ、
9と9aは同期されたリセット信号からパルス信号を生
成する立下り微分回路、14は内部コマンドに基づくI
DDQモードの発生と外部から強制IDDQモード信号
に基づくIDDQモードの発生と両方を可能とするため
の論理ゲートである。
【0012】上記モードリセット信号2の入力端子、マ
スタクロック3の入力端子、および、モード通知信号1
3の出力端子は、半導体ウェハに対するプローブ試験に
おいてプローブを介して試験装置から信号の入出力が可
能な端子であれば良く、パッケージング後にリードピン
に接続されて外部に導かれる外部端子である必要はな
い。
【0013】CPU5は、IDDQモードの発生制御の
ために専用に設けられたものでも良いし、例えばエミュ
レーション制御など半導体集積回路の他の機能制御を担
うCPUと兼用した構成でも良い。CPU5は、所定の
制御コードに従ってIDDQモードの発生タイミングを
検出し、該タイミングを検出した場合にIDDQモード
セットコマンド8を出力して半導体集積回路の状態をI
DDQモードへ遷移させる。このIDDQモードへ遷移
させるタイミングは、上記の制御コードをユーザがプロ
グラムすることで種々のタイミングに設定することが可
能であり、例えば、他の機能回路の状態を示す信号をC
PU5に入力させて、この信号に基づき他の機能回路が
所定状態になった場合にIDDQモードに遷移させるよ
うに構成したり、クロック信号をカウントしてそのカウ
ント値に応じてIDDQモードに遷移させるように構成
することが出来る。
【0014】ここで、先ず、図2〜図5に基づいて上記
IDDQモード信号12の出力先について説明する。図
2は、集積回路中のバス線に生じる試験阻害要因を除去
する回路の一例を示す回路図である。同図において、4
6は半導体集積回路中に設けられたデータバスなどのバ
ス線、31〜33はバス接続された回路のデータ線、3
4〜36はバスを占有した回路からバス線46への信号
出力を許可する出力イネーブル信号、43〜45は1本
のバス線46に複数のデータ線31〜33を接続させる
ためのトライステートバッファ、39〜41はトライス
テートバッファ43〜45の状態を出力イネーブル信号
34〜36とIDDQモード信号12により決定させる
論理ゲート、37はバス線46の値を任意の値に設定す
るために試験時等に使用されるバス値設定レジスタ、4
2はバス線46とバス値設定レジスタ37とを接続・遮
断するトライステートバッファである。
【0015】バスにおいては、信号転送タイミングに
は、1つのバス線46には1本のデータ線が接続される
ように制御されるが、信号転送サイクルの区切りとなる
期間においてはバス線46から全てのデータ線31〜3
3…が遮断されてバス線46がフローティング状態にな
る場合や、バス線46に2本以上のデータ線31〜33
が接続されてバス線46でコンフリクト状態が発生する
場合がある。
【0016】そして、このようにバス線46においてフ
ローティング状態やコンフリクト状態が発生しているタ
イミングに回路を停止してIDDQ試験を行おうとする
と、フローティング状態の場合にはバス線46における
構造欠陥の検出が出来なくなったり、バス線46の電位
のばらつきが他の回路の論理状態を不安定にさせてID
DQ試験で正しい判定が得られないなどの問題が生じ
る。また、コンフリクト状態の場合にはバス線46に接
続されている回路の状態により、バス線を介して貫通電
流が流れてしまう可能性があり、それによりIDDQ試
験が実施できないという問題が生じる。
【0017】そこで、図2の回路では、上記フローティ
ング状態やコンフリクト状態のような試験阻害要因を除
去するための阻害要因除去回路として、バス値設定レジ
スタ37、IDDQモード信号12が入力されるトライ
ステートバッファ42、論理ゲート39〜41等の回路
が付加されている。
【0018】このような回路によれば、IDDQモード
が開始されてIDDQモード信号12がハイレベルにさ
れると、出力イネーブル信号34〜36がアサートされ
た状態でバス線46と導通されているデータ線31〜3
3が存在するときでも、論理ゲート39〜41の出力が
ロウレベルにされてトライステートバッファ43〜45
が遮断状態にされるので、バス線46と全てのデータ線
31〜33とが遮断されて、コンフリクト状態の発生が
回避される。また、同時に、トライステートバッファ4
2がオープンにされるので、バス線46の電位はバス値
設定レジスタ37の値に強制的に固定されて、バス線4
6がフローティング状態になることが回避される。
【0019】図3は、集積回路中のプルアップ回路に生
じる試験阻害要因を除去する回路の一例を示す回路図で
ある。このプルアップ回路は、例えばレベルシフト回路
や差動入力回路などに備わるような、所定ノード51の
電位をプルアップ或いはプルダウンする回路であり、通
常動作時には電源電圧VCCとノード51との間に定常
電流が流れるようにされるものである。
【0020】図3のプルアップ回路は、電源電圧VCC
から所定電位を生成するためのプルアップ抵抗50と、
プルアップ制御信号47をゲートに受けてプルアップ回
路の動作/非動作を制御するスイッチMOSFET Q
50と、阻害要因除去回路として上記プルアップ制御信
号47の信号パス上に設けられ該上記プルアップ制御信
号47とIDDQモード信号12とを2入力とする論理
ゲート49とを備えたものである。
【0021】そして、IDDQ試験時にプルアップノー
ド51の電位がプルアップされ、電源電圧VCCからプ
ルアップノード51にリーク電流が流れるような構成の
場合には、このリーク電流がIDDQ試験の試験阻害要
因となるので、IDDQモード信号12によりスイッチ
MOSFET Q50をオフしてこのリーク電流を停止
させる。
【0022】また、IDDQ試験時にスイッチMOSF
ET Q50がオフされ、且つ、プルアップノード51
へ電位を供給するトランジスタがオフ状態にされて、プ
ルアップノード51がフローティング状態にされるよう
な構成の場合には、このフローティング状態がIDDQ
試験の試験阻害要因となるので、IDDQモード信号1
2によりスイッチMOSFET Q50をオンにして、
プルアップノード51を電源電圧VCCに固定する。
【0023】図4は、実施例の半導体集積回路において
同期型モジュールに供給されるクロック信号をIDDQ
モード信号12により停止させる方式の一例を示す回路
図である。同図において、30は半導体集積回路に設け
られた例えば割込みコントローラ、DMAC(Direct M
emory Access Controller)、或いはバスコントローラ
などのクロック同期型のモジュール回路である。また、
26はスタンバイ信号27に基づきマスタクロック3の
供給を停止してモジュール回路30の動作を停止させる
ための論理ゲート、28はIDDQモード信号12に基
づきマスタクロック3の供給を停止してモジュール回路
30の動作を停止させるための論理ゲートである。
【0024】IDDQ試験の際には半導体集積回路の動
作は停止させる必要があるので、上記モジュール回路3
0のクロック入力部の構成において、上記論理ゲート2
8を通過したゲートッドクロック29を動作クロックと
して各同期型モジュール回路30に供給するように構成
することで、それを可能としている。
【0025】図5は、集積回路中に設けられた非同期型
モジュールをIDDQ試験時に停止させる方式を示す回
路図である。同図において、55〜57は半導体集積回
路に設けられた例えば非同期のメモリ回路や演算器、或
いはデコーダ回路などの非同期型のモジュール回路であ
る。非同期型のモジュール回路55〜57には、論理動
作の停止制御が可能なものと、停止制御の行われないも
のとがある。また、停止制御可能なものであっても、停
止させた場合に内部回路の状態がリセットされるなど回
路状態が一意な論理状態に固定されるものと、一意な論
理状態に固定されることなく停止されるものとがある。
【0026】従って、論理動作の停止制御の行われない
非同期モジュール回路55の場合には、IDDQモード
信号12をモジュール回路55に入力させて、IDDQ
モード信号12により論理動作を停止させるように構成
される。
【0027】また、停止制御が可能で停止されたときに
一意な論理状態に固定されない非同期モジュール56の
場合には、停止制御を行う制御信号53の信号パス上に
該制御信号53とIDDQモード信号12とを2入力と
した論理ゲート(OR回路)58を設け、IDDQモー
ド信号12によっても同様の停止制御がなされるように
構成される。
【0028】また、停止制御が可能で停止されたときに
一意な論理状態(例えばリセット状態)に固定される非
同期モジュール57の場合には、一意な論理状態では有
効なIDDQ試験が行えないので、モジュール単位での
停止制御は行わずに、非同期モジュール57の内部回路
に試験阻害要因の発生する箇所があれば、この箇所に直
接IDDQモード信号12を入力してこの試験阻害要因
が除去されるように構成される。
【0029】以上、図2〜図5に示したようなIDDQ
試験用に回路を停止させる回路や試験阻害要因を除去す
る回路を既存の機能回路に適宜付加することで、IDD
Qモードに遷移してIDDQモード信号12が出力され
た場合に、集積回路の動作が自動的に停止されるととも
に、集積回路の何れかの箇所で発生される試験阻害要因
が除去されるようになっている。
【0030】次に、図1のIDDQモード発生回路によ
り実現されるIDDQモードへの遷移処理と解除処理に
ついて説明する。図1のIDDQモード発生回路では、
内部コマンドに基づきIDDQモードを発生させる場合
と、外部信号に基づきIDDQモードを発生させる場合
と2種類の場合が可能である。以下、この2つの場合に
分けてそれぞれ説明する。
【0031】図6は、内部コマンドに基づきIDDQモ
ードを発生する場合の回路動作を説明するタイムチャー
トである。内部コマンドに基づきIDDQモードへ遷移
させる場合には、先ず、CPU5が実行するプログラム
にIDDQモードへ遷移させたいタイミングを組み込ん
でおくとともに、例えば試験装置により電源電圧やマス
タクロック3を半導体集積回路に供給してこの集積回路
を動作させる。
【0032】そして、半導体集積回路の動作中にプログ
ラムに組み込まれたIDDQモードへの遷移タイミング
がCPU5により検出されると、CPU5からIDDQ
モードセットコマンド8が設定レジスタ11に出力され
る。すると、次のクロックで設定レジスタ11にIDD
Qモードの値が格納されて、設定レジスタ11から論理
ゲート14を通過してIDDQモード信号12が出力さ
れ、半導体集積回路の各部へ供給される。
【0033】それにより、例えば、図2や図3に示した
ようなフローティングノードや貫通電流が流れるような
箇所にIDDQモード信号12が出力されて、これらの
試験阻害要因が除去される。
【0034】また、例えば、図4の同期型モジュール回
路30の周辺では、上記IDDQモード信号12により
同期型モジュール回路30へ供給されるゲーテッドクロ
ック29が遮断され、これら同期型のモジュール回路3
0が動作途中の論理状態のまま停止される。
【0035】また、例えば、図5の非同期型のモジュー
ル回路55〜57の周辺では、各モジュール回路55,
56の特性に適宜合わせた停止制御がなされたり、或い
は、モジュール回路57の内部の試験阻害要因が直接除
去されたりする。
【0036】また、図1に示すように、上記のIDDQ
モード信号12は、IDDQモードを発生させたCPU
5にクロックを供給している論理ゲート4にも入力され
るので、次のタイミングからCPU5へ供給されるゲー
テッドクロックが停止されてCPU5の動作も停止され
る。
【0037】また、IDDQ試験モードの発生ととも
に、外部の試験装置へモード通知信号13が出力される
ので、試験装置はこのモード通知信号13を受け取っ
て、IDDQ試験モードの発生を認識することが出来
る。そして、それにより、試験装置において半導体集積
回路へのマスタクロック3の供給が停止され、IDDQ
電流の測定が行なわれる。すなわち、半導体ウェハの1
ブロックの集積回路ごとに電源バスに流れる微小電流が
測定される。この測定結果は、後に基準値と比較されて
異常がないか検証される。そして、IDDQ電流の測定
が完了したら、集積回路へのマスタクロック3の供給が
再び開始され、さらに、モードリセット信号2が試験装
置から入力される。
【0038】モードリセット信号2が入力されると、こ
の信号は同期化フリップフロップ6,7によりマスタク
ロック3に同期され、さらに、微分回路9,9aにより
パルス化されてモード設定レジスタ11のリセット端子
に入力される。それにより、モード設定レジスタ11が
リセットされると、設定レジスタ11の出力もロウレベ
ルにリセットされてIDDQモード信号12がネゲート
される。また、IDDQモードの解除とともにモード通
知信号13もロウレベルにされて、外部の試験装置にI
DDQモードの解除が行われたことが通知される。
【0039】上記のようなIDDQモードの解除は、I
DDQモード信号12が出力されていた集積回路の各部
において次のように作用される。すなわち、図2や図3
でフローティング状態や貫通電流が生じる状態などの試
験阻害要因を除去した箇所では、IDDQモード信号1
2がネゲートされることで、IDDQモード発生前の論
理状態に戻される。
【0040】また、図4の同期型のモジュール回路30
では、IDDQモード信号12がネゲートにされること
でゲーテッドクロック29の供給が再開され、それによ
りIDDQモードの発生時に停止した状態から動作が再
開される。また、図5の非同期型のモジュール回路55
〜57では、IDDQモード信号12がネゲートされる
ことで、IDDQモード発生時に停止された論理状態で
動作が再開される。つまり、IDDQモードが解除され
ると、半導体集積回路ではIDDQモードの発生前の状
態から動作が再開されることになる。
【0041】従って、半導体集積回路の一連の動作の中
の複数の動作ポイントにおいてIDDQ試験を行いたい
場合などには、この動作ポイントでIDDQモードが発
生されるようにCPU5の制御コードをプログラムして
おくことで、指定された各々の動作ポイントにおいて半
導体集積回路の動作を一時的に停止させてIDDQ試験
を連続的に行っていくことが可能となる。
【0042】図7には、外部信号に基づきIDDQモー
ドを発生する場合の回路動作を説明するタイムチャート
を示す。外部信号に基づきIDDQモードを発生させる
場合には、図7に示すように、マスタクロック3が供給
されて半導体集積回路が動作している状態において、所
定の入力端子に試験装置等から強制IDDQモード信号
2Aを入力する。なお、モードリセット信号2と強制I
DDQモード信号2Aの入力端子は1つに兼用されてい
るが、該端子への入力信号は、IDDQモードが発生さ
れてない状態では強制IDDQモード信号2Aとなり、
CPU5によりIDDQモードが発生されている状態で
はモードリセット信号2として作用される。
【0043】強制IDDQモード信号2Aが入力される
と、この信号は同期化フリップフロップ6,7でラッチ
され且つ同期化されるとともに論理ゲート14を介して
IDDQモード信号12をアサートする。そして、それ
により、上述の場合と同様に、導体集積回路の動作が停
止され且つ試験阻害要因が除去されてIDDQモードが
発生される。また、モード通知信号13が出力されて、
外部の試験装置等にIDDQモードに遷移したことが通
知される。
【0044】外部の試験装置等ではIDDQモードの発
生を確認したら、マスタクロック3の供給を停止してI
DDQ試験を行う。そして、IDDQ試験の測定が完了
したら、再びマスタクロック3の供給を開始して、強制
IDDQモード信号2Aをネゲートする。すると、この
ネゲート信号が同期化フリップフロップ6,7により同
期化されて論理ゲート14に伝わることで、IDDQモ
ード信号12がマスタクロック3に同期してネゲートさ
れる。それにより、IDDQモードが解除されてIDD
Qモードの開始前の状態から回路動作が再開される。ま
た、モード通知信号13もロウレベルにされるので、外
部の試験装置等によりIDDQモードの解除を確認する
ことが出来る。
【0045】次に、外部試験装置により実行される上記
実施例の半導体集積回路を対象とした試験処理について
説明する。図8は、実施例の半導体集積回路を対象とし
たIDDQ試験の処理手順を示すフローチャート、図9
はそのIDDQ試験ルーチンの処理手順を示すフローチ
ャートである。外部試験装置は、例えば、任意のタイミ
ングで強制的にIDDQ試験を開始できるようにプログ
ラム可能に構成されている。従って、試験処理が開始さ
れると、先ず、外部試験装置は設定された試験タイミン
グが否か判別する。
【0046】そして、試験タイミングであればステップ
S2に移行して、強制IDDQモード信号2Aをアサー
トし、半導体集積回路の状態を試験装置主導で強制的に
IDDQモードにする。そして、続くステップS3でモ
ード通知信号13がIDDQモードを示す“1”になる
まで確認を行い、IDDQモードへの遷移が確認された
らステップS4にてIDDQ試験ルーチンを実行する。
IDDQ試験ルーチンは、図9に示すように、順次、マ
スタクロック3の供給停止(ステップS10)、IDD
Q電流の測定処理(ステップS11)、マスタクロック
3の供給再開(ステップS12)とを行うものである。
【0047】そして、IDDQ試験ルーチンが終わった
ら、ステップS5で強制IDDQモード信号2Aをネゲ
ートして半導体集積回路のIDDQモードを解除して半
導体集積回路の動作を再開させる。
【0048】一方、ステップS1の判別処理で強制ID
DQモードの開始タイミングでないと判別された場合に
は、続くステップS6において、半導体集積回路のモー
ド通知信号13を確認して半導体集積回路でIDDQモ
ードへの遷移がなされてないか判別を行なう。そして、
上記ステップS1,S6の判別処理の結果がともに「N
O」の場合には、何れかで「YES」の判定結果が出る
まで、これらステップS1,S6の判別処理を繰り返
す。
【0049】その結果、ステップS6において内部コマ
ンドに基づくIDDQモードへの遷移があったと判別さ
れた場合には、次のステップS7で図9のIDDQ試験
ルーチンを実行する。そして、試験ルーチンが終了した
ら、ステップS8で半導体集積回路にIDDQモードリ
セット信号2を出力して、半導体集積回路のIDDQモ
ードを解除して半導体集積回路の動作を再開させる。
【0050】そして、IDDQモードの解除(ステップ
S5,S8)の後に、ユーザ設定されたIDDQ試験が
全て完了したか否か確認して、完了していなければステ
ップS1に戻り、完了していれば試験処理を終了する。
【0051】以上のような外部試験装置の処理により、
試験装置に設定されたタイミングと、半導体集積回路内
に設定されているタイミング又は論理状態においてID
DQ試験が連続的に実施される。
【0052】ところで、IDDQ試験では、半導体集積
回路の論理状態を所定のテストパターンに固定した状態
でIDDQ電流の測定を行なうが、このテストパターン
により検出できる構造欠陥の箇所や種類が異なってくる
ので、多種多様な構造欠陥を有効に検出できるように複
数の有効なテストパターンを作成することが重要とされ
る。
【0053】次に、IDDQ試験に必要なテストパター
ンの作成工程について、上記実施例の半導体集積回路を
試験対象とした場合と、従来の半導体集積回路を試験対
象とした場合とを比較しながら説明を行なう。図10に
は、実施例の半導体集積回路を試験対象とした場合のI
DDQ試験のテストパターンの作成工程フローを、図1
1には、従来の半導体集積回路を用いたIDDQ試験に
おけるテストパターンの作成工程フローを、それぞれ示
す。
【0054】従来の半導体集積回路を試験対象としてい
る場合には、集積回路内部の論理状態を考慮せずにID
DQ試験を実施しようとすると、フローティングノード
や貫通電流又は定常電流などの試験阻害要因が発生し
て、有効なIDDQ試験が行なえない場合が生じる。従
って、従来のテストパターンの作成工程(図11)で
は、先ず、半導体集積回路の詳細な論理調査を実施して
(ステップS30)、クロック停止時のクロック位相や
バスの状態などが回路の論理状態に与える影響、或い
は、集積回路に内蔵されているトライステートバッファ
やプルダウン/プルアップ回路の使用状況など、試験阻
害要因が発生しそうな箇所について調査を行なう必要が
ある。
【0055】そして、上記論理調査で得られた情報に基
づき試験阻害要因が発生しないような試作パターンを作
成して(ステップS31)、別の方法で予め良品と確認
された集積回路にこの試作パターンを適用して試験装置
にてIDDQ電流を試験測定する(ステップS32)。
そして、正常にIDDQ電流が止まるかの確認を行なう
(ステップS33)。
【0056】その結果、IDDQ電流が止まっていれ
ば、論理調査が正しく行なわれたと判断して正式なテス
トパターンの作成に着手するが、IDDQ電流が止まら
なければ、集積回路の論理調査が不十分であるとして、
再びステップS30の論理調査から繰返し実施する。
【0057】IDDQ試験に用いるテストパターンにお
いては、様々な構造欠陥が検出できるように、集積回路
内のレジスタ群に設定する値を工夫して、IDDQ試験
の診断率が高くなるように集積回路に有効な論理状態を
発生させることが望まれる。しかし、従来の集積回路を
対象とした場合には、レジスタの設定値によっては周辺
回路の論理状態が様々に変化してしまい、論理動作を把
握することが難しくなるため、結果としてフローティン
グノードなどの試験阻害要因を発生させてしまうと云っ
たことが多々生じる。従って、従来のテストパターンの
作成工程(ステップS34)では、高診断率化と試験阻
害要因の抑止との両方を考慮しながらテストパターンの
作成を行なう必要がある。
【0058】正式なテストパターンが作成されたら、順
次、このテストパターンのIDDQ診断率の算出(ステ
ップS35)と、良品の集積回路を用いたIDDQ電流
の試験測定(ステップS36)と、正常にIDDQ電流
が止まるかの確認(ステップS37)とを行なう。そし
て、IDDQ電流が止まれば正式なテストパターンとし
てリリース(ステップS39)されるが、IDDQ電流
が止まらなければ、論理調査が不十分だったと判断され
て、ステップS30の論理調査からの処理に戻るか、或
いは、ステップS34のテストパターンの作成からの処
理に戻るかして、上述の処理が繰返し実施される。
【0059】一方、実施例の半導体集積回路を試験対象
としているテストパターンの作成工程(図10)では、
IDDQモードを発生させることで試験阻害要因の発生
を抑えることが出来るので、従来のステップS30〜3
3の集積回路の論理調査や、該調査結果を確認するため
の試作パターンの作成、および、その試験測定を行なう
必要がなくなり、いきなり正式なテストパターンの作成
処理(ステップS40)から開始することか出来る。
【0060】さらに、このテストパターンの作成処理
(ステップS40)では、試験阻害要因の発生を抑える
考慮が不要なので、IDDQ試験の診断率を向上させる
ことだけ考慮してテストパターンを作成することが出来
る。そして、正式なテストパターンが作成されたら、順
次、このテストパターンについてのIDDQ診断率の算
出(ステップS41)と、良品の集積回路を用いたID
DQ電流の試験測定(ステップS42)と、正常にID
DQ電流が止まるか否かの確認(ステップS43)とを
行なう。
【0061】その結果、IDDQ電流が止まれば正式な
テストパターンとしてリリース(ステップS45)さ
れ、何らかの間違いがあってIDDQ電流が止まらなけ
ればIDDQモードの発生回路自体に論理不良があると
判断される(ステップS44)。
【0062】このように、この実施例の半導体集積回路
を用いることで、IDDQ試験のテストパターンの作成
工数を大幅に削減することが出来るとともに、IDDQ
試験に有効なテストパターンも容易に作成することが出
来るという効果が得られる。
【0063】また、この実施例の半導体集積回路によれ
ば、CPU5が実行するプログラムにより、半導体集積
回路の一連の動作中における所定の動作ポイントにおい
て、自発的にIDDQモードを発生させてIDDQ試験
可能な状態にすることが出来るとともに、IDDQモー
ドの解除とともに集積回路の動作を停止させたときとほ
ぼ同様の状態から再び開始させることが出来るので、半
導体集積回路に一連の動作を実行させつつ、その中の幾
つかの動作ポイントにおいて連続的にIDDQ試験を行
うことが可能であり、多様な論理状態においてIDDQ
試験を行う場合に有効である。
【0064】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、I
DDQ試験の阻害要因が発生される箇所として図2のバ
スや図3のプルアップ回路を示したが、これらは例示に
すぎず、同様の試験阻害要因は集積回路によって様々な
箇所に発生されるものである。また、これらの試験阻害
要因を除去する方式も種々の変更が可能である。
【0065】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるワンチ
ップマイクロコンピュータに本発明を適用した場合を説
明したがこの発明はそれに限定されるものでなく、ID
DQ試験が有効なテスト法とされるような大規模の半導
体集積回路に広く利用することができる。
【0066】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、試験モー
ドへ移行することで阻害要因除去回路により集積回路の
各部に発生される試験阻害要因が自動的に除去されるの
で、IDDQ試験のテストパターンを作成する際に、試
験阻害要因の発生を考慮せずにIDDQ試験の診断率の
ことだけ考慮して、テストパターンを作成することが出
来る。従って、テストパターンの作成工程を大幅に削減
できるとともに、診断率の高いテストパターンを容易に
作成することが出来るという効果がある。
【0067】また、集積回路内部で生成されるコマンド
信号に基づき試験モードを発生できるようにすること
で、集積回路の一連の動作中に所望の動作ポイントで試
験モードに移行させることが出来るので、多様なテスト
パターンを容易に実現させられるという効果がある。
【0068】また、試験モードを解除するリセット信号
をクロック信号に同期させて、この同期したリセット信
号に基づき試験モードの解除や停止させていた回路の動
作の再開を行わせたりすることで、集積回路の一連の動
作中に試験モードを発生させてIDDQ試験を行った場
合でも、試験後に再び停止させた状態から再び集積回路
を動作させることが出来るので、集積回路の一連の動作
中の複数の動作ポイントで試験を行う場合に有効という
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の半導体集積回路においてID
DQモードの発生と解除を行う部分を示した回路図であ
る。
【図2】集積回路中のバス線に生じる試験阻害要因を除
去する回路の一例を説明する回路図である。
【図3】集積回路中のプルアップ回路に生じる試験阻害
要因を除去する回路の一例を説明する回路図である。
【図4】実施例の半導体集積回路において同期型モジュ
ールに供給されるクロック信号をIDDQモード信号に
より停止させる方式の一例を説明する回路図である。
【図5】集積回路中に設けられた非同期型モジュールを
IDDQ試験時に停止させる方式を説明する回路図であ
る。
【図6】内部コマンドに基づきIDDQモードを発生す
る場合の図1の回路の動作例を説明するタイムチャート
である。
【図7】外部信号に基づきIDDQモードを発生する場
合の図1の回路の動作例を説明するタイムチャートであ
る。
【図8】実施例の半導体集積回路を対象としたIDDQ
試験の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図8の試験処理の中で実行されるIDDQ試験
ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】実施例の半導体集積回路を対象としたIDD
Q試験におけるテストパターンの作成工程の一例を示す
フローチャートである。
【図11】従来の半導体集積回路を対象としたIDDQ
試験におけるテストパターンの作成工程の一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2 IDDQモードリセット信号 2A 強制IDDQモード信号 3 マスタクロック 4 論理ゲート 5 CPU 6,7 同期化フリップフロップ 11 モード設定レジスタ 12 IDDQモード信号 13 IDDQモード通知信号 28 論理ゲート 30 同期型の論理モジュール 31〜33 データ線 37 バス値設定レジスタ 39〜41 論理ゲート 42〜45 トライステートバッファ 46 バス線 49 論理ゲート 50 プルアップ抵抗 Q50 スイッチMOSFET 51 プルアップノード 55〜57 非同期型の論理モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 実 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 日比 一夫 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 早川 秋夫 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 2G003 AA02 AA07 AB02 AB05 AH04 AH05 2G132 AA00 AD01 AG01 AK07 AL09 AL11 5F038 DF01 DF04 DF17 DT02 DT04 DT10 DT15 DT18 EZ20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路停止時に集積回路の各部に発生され
    る試験阻害要因を個別に且つ強制的に除去する阻害要因
    除去回路と、上記阻害要因除去回路に当該回路をアクテ
    ィブにする試験モード信号を供給して試験モードを発生
    させる試験モード発生手段とを備えたことを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記試験モード発生手段は、内部回路に
    より生成されるコマンド信号に基づいて回路動作中に上
    記試験モードを発生するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 試験モードの発生を外部に通知する通知
    信号出力端子を備えていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 上記試験モードの発生に伴って同期型回
    路に供給されるクロック信号を停止するクロック停止手
    段を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 上記試験モードを解除するための試験モ
    ードリセット信号を外部から入力するリセット信号入力
    端子と、上記試験モードリセット信号をクロック信号に
    同期させて同期リセット信号を生成する同期化回路とを
    備え、 上記同期リセット信号に基づいて、試験モード信号の供
    給が停止され、且つ、試験モードの発生に伴い停止され
    た回路動作が再開されるように構成されていることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体集積回
    路。
JP2001355439A 2001-11-21 2001-11-21 半導体集積回路 Withdrawn JP2003156534A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064618A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Renesas Electronics Corp 半導体装置及びその試験方法
JP2013518285A (ja) * 2010-01-29 2013-05-20 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 静止電流(iddq)指示および試験装置および方法

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