JP2003155696A - たばこ用巻紙 - Google Patents

たばこ用巻紙

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JP2003155696A JP2001352198A JP2001352198A JP2003155696A JP 2003155696 A JP2003155696 A JP 2003155696A JP 2001352198 A JP2001352198 A JP 2001352198A JP 2001352198 A JP2001352198 A JP 2001352198A JP 2003155696 A JP2003155696 A JP 2003155696A
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克己 諸貫
Masahiro Hori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のたばこ用巻き紙と比較して、副流煙を減
少し、灰の飛散を防ぐ、優れたたばこ用巻紙を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】パルプを主成分とするたばこ用巻紙におい
て、該たばこ用巻紙中に下記一般式[1]で示されるハイ
ドロタルサイト類を含有する。 一般式 〔M2+ 1−x3+ x(OH)x+〔An−
x/n・mHO〕x− [1](M2+:Mg2+,M
2+,Fe2+,Co2+,Ni2+,Cu2+,Z
2+などの2価金属。 M3+:Al3+,Fe3+,Cr3+,Co3+,I
3+などの3価金属。An−:OH,F,C
,Br,NO ,C0 2−,SO 2−,F
e(CN) 3−,CHCOO,シュウ酸イオン,サ
リチン酸イオンなどのn価のアニオン。 xは,0<x≦0.33の範囲にある。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副流煙が少なく、
かつ灰が固化して周囲に飛散しないたばこを製造するた
めのたばこ用巻紙に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこの喫煙に際しては、たばこ本体を
通じて喫煙者により吸引される主流煙及び火が付いたた
ばこの先端から立ち上る副流煙が発生する。副流塩は周
囲の喫煙していない人に不快感を与えると同時に健康に
影響を与える恐れがある。 更に、灰は風で飛散し周辺
を汚染する。このため、たばこ用巻紙の必要特性として
は、喫味に影響を与えないこと、適度の燃焼速度を有す
ること、煙草の葉が透けて見えないこと(不透明度)、
自動巻き適性(引っ張り強度)等と並んで、近年、副流
煙を減少させることがますます重要になってきている。
【0003】そこで、従来より、たばこの副流煙を低減
するため古くから多くの改良が提案されている。たとえ
ば、特開昭48−9000号公報、特開昭48−616
99号公報,特開昭58−183082号公報、特開昭
63−87967号公報,特開平2−99699号公
報、特開平2−501075号公報、特開平3−332
99号公報、特開平3−43068号公報、特開平3−
151868号公報、特開平3−180597号公報、
特開平3−500553号公報,特開平5−23692
9号公報,特開平10−81号公報、特開平11−12
4800号公報等に充填材、添加剤等について様々な提
案がされているが、これらの提案には確かに効果のある
ものが認められるが、製造方法が難しく、たばこの味を
損なったり、コストアップになったりと問題が多く、い
まだに十分なたばこ用巻紙が見出されていないのが現実
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は特にコストア
ップすることなく、副流煙を減少し、灰の飛散を防ぐ、
優れたたばこ用巻紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の発明を包
含する。(1)パルプを主成分とするたばこ用巻紙におい
て、該たばこ用巻紙中に下記一般式[1]で示されるハイ
ドロタルサイト類を含有したたばこ用巻紙。 一般式 〔M2+ 1−x3+ x(OH)x+〔An−
x/n・mHO〕x− [1]( M2+ : Mg2+
Mn2+,Fe2+,Co2+,Ni2+,Cu2+
Zn2+などの2価金属。 M3+ : Al3+,Fe3+,Cr3+,Co3+
In3+などの3価金属An− : OH,F,C
,Br,NO ,C0 2−,SO ,F
e(CN) 3−,CHCOO,シュウ酸イオン,サ
リチン酸イオンなどのn価のアニオン。 xは,0<x≦0.33の範囲にある。)
【0006】(2)前記一般式〔1〕において M2+:Mg2+、M3+:Al3+、An―:CO
2− である(1)記載のたばこ用巻紙。
【0007】(3)前記ハイドロタルサイトと共に軽質
炭酸カルシウムを含有し、その配合率の合計がたばこ用
巻紙の10〜40重量%である(1)又は(2)のいず
れかに記載のたばこ用巻紙。
【0008】(4)前記ハイドロタルサイトと軽質炭酸
カルシウムの配合比が3/7〜7/3である(1)〜
(3)のいずれかに記載のたばこ用巻紙。
【0009】(5)前記たばこ用巻紙の固有多孔度が5
0コレスタ以上である(1)〜(4)のいずれか1項に
記載のたばこ用巻紙。
【0010】(6)前記パルプの50質量%以上が亜麻
パルプである(1)〜(5)に記載のたばこ用巻紙。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるパルプは、特
に限定されず、通常用いられる製紙用パルプが適応で
き、針葉樹、広葉樹のサルファイトパルプ、クラフトパ
ルプ、ソーダパルプ等のケミカルパルプ、セミケミカル
パルプ、メカニカルパルプ等の木材パルプ、あるいはこ
うぞ、みつまた、麻、ケナフ、バガスなどの非木材パル
プ、古紙を利用して製造される脱墨パルプのいずれでも
よい。これらのパルプは未晒パルプ、晒パルプいずれで
もよいが製造における環境面を考えて分子状塩素を使用
しないECF漂白を行ったパルプが好ましい。しかしな
がら、通気度を確保しやすく、引っ張り強度を高くする
ことができ、喫味が良好である点では中でも、亜麻パル
プが好ましく、使用されるパルプの50質量%以上が亜
麻パルプであることが好ましい。
【0012】上記パルプはワイヤー法によるカナダ標準
法(ただし、パルプ懸濁液の濃度を0.1%とする)に
準じたろ水度で100〜200mlが好ましい。ろ水度
が100ml未満である場合には引っ張り強度が不足し
て作業性が悪くなる傾向があり、200mlを超えると
必要な通気度がえられず、副流煙の減少効果が十分でな
い。
【0013】本発明に用いられるハイドロタルサイト類
とは 一般式 〔M2+ 1−x3+ x(OH)x+〔An−
x/n・mHO〕x−[1] (ここで,M2+ : Mg2+,Mn2+,Fe2+
Co2+,Ni2+,Cu2+,Zn2+などの2価金
属。 M3+: Al3+,Fe3+,Cr3+,Co3+
In3+などの3価金属 An− : OH,F,Cl,Br,NO
C0 2−,SO ,Fe(CN) 3−,CH
OO,シュウ酸イオン,サリチン酸イオンなどのn価
のアニオン。 xは,0<x≦0.33の範囲にある。)で表され、白
色であること、有害イオンを含まないことからM2+
Mg2+、M3+:Al3+、An―:CO 2−が特
に好ましい。
【0014】前記ハイドロタルサイトとは前記一般式で
示される層状化合物である。以下、M2+:Mg2+
3+:Al3+、An―:CO 2−でその構造、性
質を説明する。Mg(OH)に類似のプラスに荷電し
た基本層〔Mg1−xAlx(OH)x+と、マイナ
ス荷電した中間層〔(COx/2・mHO〕x−
とからなる層状構造である。単位層は、実質的に酸素イ
オン層の積み重なりから成り立っている。基本層ではM
gがAlによって最大Mg:Al=2:1のモル比まで
置換され、その置換量に依存してプラス荷電量が決ま
る。このプラス荷電を中間層のCO 2−が中和して結
晶全体として電気的中性を保ち中間層のCO 2−が占
めた残りのスペースは、HO(結晶水)で満たされて
いる。従って、CO 2−はイオン交換性であり、層間
水の脱離、吸収は可逆的に起こる。中間層のHOのサ
イトは、上下がプラス荷電の基本に挟まれていることか
らHO以外の極性物質も容易に入りうる。
【0015】この層間水は180度前後から脱離を始め
るため塩化ナトリウム等が示す潮解、風解現象に見られ
るベトツキはなく、見かけ上乾燥状態を保っている。ま
た、該物質は加熱により約300度で完全に脱水し、こ
の温度で放置すると極めて強い吸水性、吸着性を発現す
る。更に温度を上げていくと約300−400度で結晶
構造が破壊され無定型となる。更に加熱を続けると40
0−500度でOHと、中間層のCO 2−がほぼ同時
に脱離して、HOとCOをそれぞれ発生する。従っ
て、いわゆるふっ石水を含むゼオライト化合物とは比較
的似た性質があるが全く異なる物質である。
【0016】本発明はこの原理を用いている。すなわ
ち、たばこを吸引した際ハイドロタルサイトが急速加熱
され、水を放出し、この水が灰を固化するために作用
し、かつ複流煙を減少させるのではないかと推察される
が、理由は明確ではない。
【0017】本発明に用いるハイドロタルサイト類の含
有量については,対絶乾パルプあたり3〜30重量%,
好ましくは3〜20重量%が適当で,3重量%未満の場
合副流煙の減少効果、灰固着効果が得られず,また30
重量%を超えて含有量が多くなると不透明、引っ張り強
度などの紙質及び喫味が損なわれる恐れが有るため好ま
しくない。なお,本発明における含有量とはJIS P
8128に規定される紙中の灰分測定値である。
【0018】また,ハイドロタルサイト類は一般の填料
と同様にして含有させることが可能である。ハイドロタ
ルイサト以外の填料と一緒に配合する場合には紙質に影
響を与えない範囲で配合する。ハイドロタルサイト類と
併用する,その他の填料としては,当業界で通常良く用
いられる軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー、カ
オリン、シリカ、ゼオライトなどがあるが、紙の不透明
度を出し、かつ通気度を維持するだけでなく喫味の点か
ら軽質炭酸カルシウムが好ましい。ハイドロタルイサト
の総量で乾燥パルプ100質量部に対して10から40
質量%であることが好ましく、その添加比率としては3
/7〜7/3が好ましい。
【0019】本発明のたばこ用巻紙の通気度は30コレ
スタ単位以上であることが好ましく、より好ましくは3
0〜100コレスタ単位であり、更に好ましくは30〜
80コレスタ単位である。通気度が30コレスタ単位未
満であると喫煙者のとってニコチンタール量が増えると
ういう問題が生じるだけでなく、燃焼性が劣るため立ち
消えたり、燃焼速度の低下により副流煙が増加するだけ
でなく、ハイドロタルサイトの効果発現に影響を及ぼす
ため好ましくない。
【0020】また、従来公知な炭酸、蟻酸、酢酸、プロ
ピオン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、リ
ンゴ酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、などのアルカリ金属
塩、特にクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウを燃焼促
進剤としてパルプ絶乾1gに対して5〜100mg含有
せしめることが好ましい。
【0021】
【実施例】以下に本発明の技術的思想を実施例に基づい
て、具体的に説明するが、本発明は実施例に限定される
ものではない。以下の実施例および比較例における%は
特にこだわらない限り質量%を意味する。本発明で行う
各種測定試験の測定および評価方法は次の通りである。
【0022】(フリーネスの測定)亜麻パルプおよび巻
紙用木材パルプは通常の製紙用パルプと比較して、著し
く濾水性が悪く、カナダ標準法に準じたフリーネスの測
定は困難である。そこで、パルプスラリーの濃度をカナ
ダ標準法で規定される0.3%から0.1%に下げ、さ
らに測定器の濾水筒下部に取付けられた小穴のあいたプ
レートを80メッシュのメッシュプレートに変更して測
定し、この値をCSFとした。この測定方法は、1gワ
イヤー法として製紙業界の当業者に知られている。
【0023】(手抄シートの作成)フリーネスが150
〜250mlまで叩解された漂白済み亜麻パルプを用い、
無機填料の配合率が表2となるよう各種填料を添加し、
TAPPI標準型手抄機で米坪30g/m2のシートを作
成した後、15%クエン酸カリウム水溶液をパルプ絶乾
1gに対して固形分量で50mg含有させるよう塗布
し、テストサンプルを得、以下の試験に供した。
【0024】(通気度)米国FILTRONA社製通気
度計PPM100を用いて測定した。 コレスタ単位:100mmH2O条件下、1cm2当たり
1分間での空気通過流量をcm3で現す。
【0025】(手巻きたばこの作成)上述の手抄シー
ト、および市販たばこの刻み(マイルドセブン)を用
い、長さ60mm、円周25mm、巻重量0.80±
0.02gの手巻きたばこを作成し、以下の試験に供し
た。
【0026】(副流煙量)手巻きたばこの先端に着火
し、たばこを横に立てて自然燃焼させ、立ち上る副流煙
の量を目視で観察した。判定基準は、○:少ない、△:
やや少ない、×:多い、とした。
【0027】(燃焼速度)前項の自然燃焼状態で、たば
こが1cm燃焼する時間を測定した。好ましい燃焼速度
は100〜200秒/cmである。
【0028】(灰の固着性)前項の自然燃焼状態で、灰
の落下状態を目視で観察し、灰が落下せずに長く保持さ
れている程、良好と評価した。判定基準は、○:良好、
×:悪い、とした。
【0029】使用した無機填料についての詳細を表に示
し、更に実施例、比較例で作成したたばこ用巻紙につい
ての評価の結果を表2に示す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例1 漂白済み亜麻パルプをCSFろ水度150mlに叩解し、
配合比がハイドロタルサイト(DHT−4A、協和化学
工業社製):軽質炭酸カルシウム(PCX850、白石
工業社製)=35:65である填料を絶乾パルプ100
質量%に対して35重量%添加し、坪量30g/m2
手抄シートを作成して、各試験に供した。
【0032】実施例2 実施例1の配合比をハイドロタルサイト(DHT−4
A、協和化学工業社製):軽質炭酸カルシウム(PCX
850、白石工業社製)=50:50に変えて、30質
量%添加し、た以外は実施例1と同様にして各試験に供
した。
【0033】実施例3 実施例1の填料の添加量を15質量%に変えた以外は実
施例1と同様にして各試験に供した。
【0034】実施例4 実施例1において、ハイドロタルサイト(DHT−4
A、協和化学工業社製)のみ35質量%添加した以外は
実施例1と同様にして各試験に供した。
【0035】実施例5 実施例4のDHT−4Aを別のハイドロタルサイト(キ
ョーワド500、協和化学工業)に変えた以外は実施例
4と同様にして各試験に供した。
【0036】実施例6 実施例1の填料をハイドロタルサイト(キョーワード5
00、協和化学工業社製9:軽質炭酸カルシウム(PC
X850白石工業社製)=35:65の配合比で添加量
を8質量%にした以外は実施例1と同様にして各試験に
供した。
【0037】実施例7 実施例6のハイドロタルイサト(キョーワード500、
協和化学工業社製):軽質炭酸カルシウム(PCX85
0、白石工業社製)=65:35の配合比で添加量を5
0質量%にした以外は実施例1と同様にして各試験に供
した。
【0038】比較例1 軽質炭酸カルシウム(PCX850、白石工業社製)を
30質量%添加した以外は実施例1と同様にして、各試
験に供した。
【0039】比較例2 填料を酸化チタン(クロノスKA−20、チタン工業社
製):軽質炭酸カルシウム(PCX850、白石工業社
製)=40:60の配合比率で添加量30質量%にした
以外は実施例1と同様にして各試験に供した。
【0040】比較例3 填料を炭酸マグネシウム(神島化学工業社製):軽質炭
酸カルシウム(PCX850、白石工業社製)=40:
60の配合比率で添加量30質量%にした以外は実施例
1と同様にして、各試験に供した。
【0041】
【表2】
【0042】表2から明らかなように、本発明の実施例
では比較例と比べて、たばこ用巻紙として必要な燃焼速
度を保持し、喫味をも著しく損ねることなく、副流煙量
を低減することが可能となった。以下、表2に示した各
試験の評価結果について、具体的に説明する。
【0043】実施例1では、少量のハイドロタルサイト
を配合するだけでも、副流煙量の低減が確認できた。ま
た灰の固着性が高く、灰が黒色を呈した。実施例2で
は、ハイドロタルサイトの配合量を増やすと、ハイドロ
タルサイトが炭酸カルシウムと比べて微粒なため、実施
例1と比べると通気度が低くなり、燃焼速度がやや低下
するが、その他の物性値への影響は小さく、実施例1と
同様の効果が認められた。実施例3〜7では、実施例2
と同様に効果が認められた。
【0044】実施例1〜7と比較して、比較例1では、
ハイドロタルサイトが配合していないため、副流煙量が
多く、灰の固着性も劣っている。また灰は白っぽい。比
較例2では、比較例1と同様に副流煙量が多く、灰の固
着性も劣っている。また通気度が低いため、燃焼速度が
遅い。比較例3では、副流煙がやや低減する一方で、燃
焼時間が遅くなる。灰の固着性も劣る。以上、実施例で
は比較例と比べて、たばこ用巻紙として必要な燃焼速度
を保持し、、副流煙量を低減することが可能となった。
なお、実施例ではいずれも、喫味には問題無かった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルプを主成分とするたばこ用巻紙におい
    て、該たばこ用巻紙中に下記一般式[1]で示されるハイ
    ドロタルサイト類を含有したことを特徴とするたばこ用
    巻紙。 一般式 〔M2+ 1−x3+ x(OH)x+〔An−
    x/n・mHO〕x− [1]( M2+ : Mg2+
    Mn2+,Fe2+,Co2+,Ni2+,Cu2+
    Zn2+などの2価金属。 M3+ : Al3+,Fe3+,Cr3+,Co3+
    In3+などの3価金属An− : OH,F,C
    ,Br,NO ,C0 2−,SO ,F
    e(CN) 3−,CHCOO,シュウ酸イオン,サ
    リチン酸イオンなどのn価のアニオン。 xは,0<x≦0.33の範囲にある。)
  2. 【請求項2】前記一般式〔1〕において M2+:Mg2+、M3+:Al3+、An―:CO
    2− であることを特徴とする請求項1記載のたばこ用巻紙。
  3. 【請求項3】ハイドロタルサイトと共に軽質炭酸カルシ
    ウムを含有し、その配合率の合計がたばこ用巻紙の10
    〜40重量%であることを特徴とする請求項1又は2の
    いずれかに記載のたばこ用巻紙。
  4. 【請求項4】前記ハイドロタルサイトと軽質炭酸カルシ
    ウムの配合比が3/7〜7/3である請求項1〜3のい
    ずれかに記載のたばこ用巻紙。
  5. 【請求項5】前記たばこ用巻紙の固有多孔度が30コレ
    スタ以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のたばこ用巻紙。
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