JP2003155567A - 膜形成方法、膜、素子、アルキルシリコン化合物、及び膜形成装置 - Google Patents

膜形成方法、膜、素子、アルキルシリコン化合物、及び膜形成装置

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JP2003155567A JP2001350485A JP2001350485A JP2003155567A JP 2003155567 A JP2003155567 A JP 2003155567A JP 2001350485 A JP2001350485 A JP 2001350485A JP 2001350485 A JP2001350485 A JP 2001350485A JP 2003155567 A JP2003155567 A JP 2003155567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SiとCとを含む組成の膜、特に結晶性のS
iC化合物やアモルファスSiCいずれにも属さないS
iとCとを任意の割合で含む混合膜を安全に形成できる
技術を提供することである。 【解決手段】 SiとCとを含む組成の膜を設ける方法
であって、加熱された熱フィラメントを有する反応室内
にアルキルシリコン化合物の蒸気を存在させることによ
り、反応室内に配置された基体上にSiとCとを含む組
成の膜を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SiとCとを含む
組成の膜を形成する為の膜形成方法、膜形成装置、及び
これに用いられる材料、並びに得られた膜や素子に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、CとSiとを含
む膜はSiHと炭化水素ガスとを用い、通常の化学気
相成長(CVD)方法により作成されて来た。尚、この
ようにして得られた膜は、SiC化合物であるか、若し
くはアモルファスSiCであった。これは、X線分析か
ら得られるピークが、前者は、結晶性のシャープなもの
であること、後者は、アモルファス特有のブロードなも
のであることから確認できる。
【0003】ところで、近年、ULSIで用いられるS
i−C系薄膜の作成は、配線間の層間絶縁膜に代表され
る如く、SiとCとの組成を如何に制御するかが大きな
鍵となっている。
【0004】そして、結晶性のSiC化合物やアモルフ
ァスSiCいずれにも属さないSiとCとを任意の割合
で含む混合膜を得ようとすると、従来のSiHと炭化
水素ガスとを用いた通常の化学気相成長方法では、殆ど
不可能であった。
【0005】特に、SiHは発火性が有り、場合によ
っては爆発などの危険もある。
【0006】そこで、アルキルシリコン化合物を用い、
CVDにより、結晶性のSiC化合物やアモルファスS
iCいずれにも属さないSiとCとを任意の割合で含む
混合膜を得ようとすることが試みられているが、未だ、
成功したとの報告は知らない。
【0007】特に、膜を形成させようとする基体を10
00℃以下の温度に保持したまま、結晶性のSiC化合
物やアモルファスSiCいずれにも属さないSiとCと
を任意の割合で含む混合膜を形成したとの報告は全く無
い。
【0008】尚、1000℃以下、特に800℃以下の
温度に保持した基体上に、結晶性のSiC化合物やアモ
ルファスSiCいずれにも属さないSiとCとを任意の
割合で含む混合膜を形成することが重要なのは、基体が
ULSI等に用いられるものである場合、言うまでも無
いことである。
【0009】従って、本発明が解決しようとする第1の
課題は、SiとCとを含む組成の膜、特に結晶性のSi
C化合物やアモルファスSiCいずれにも属さないSi
とCとを任意の割合で含む混合膜を安全に形成できる技
術を提供することである。
【0010】本発明が解決しようとする第2の課題は、
SiとCとを含む組成の膜、特に結晶性のSiC化合物
やアモルファスSiCいずれにも属さないSiとCとを
任意の割合で含む混合膜をCVDで安全に形成できる技
術を提供することである。
【0011】本発明が解決しようとする第3の課題は、
SiとCとを含む組成の膜、特に結晶性のSiC化合物
やアモルファスSiCいずれにも属さないSiとCとを
任意の割合で含む混合膜をCVDにより低廉なコストで
形成できる技術を提供することである。
【0012】本発明が解決しようとする第4の課題は、
SiとCとを含む組成の膜、特に結晶性のSiC化合物
やアモルファスSiCいずれにも属さないSiとCとを
任意の割合で含む狙い通りの混合膜を再現性良く形成で
きる技術を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、SiとC
とを含む組成の膜を設ける方法であって、加熱された熱
フィラメントを有する反応室内にアルキルシリコン化合
物の蒸気を存在させることにより、反応室内に配置され
た基体上にSiとCとを含む組成の膜を設けることを特
徴とする膜形成方法によって解決される。
【0014】特に、Si:C=0.0000001:9
9.9999999〜99.9999999:0.00
00001の重量割合でSiとCとを含む膜を設ける方
法であって、800〜3000℃に加熱された熱フィラ
メントを有する反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸
気を存在させることにより、反応室内に配置された基体
上にSi:C=0.0000001:99.99999
99〜99.9999999:0.0000001の重
量割合でSiとCとを含む膜を設けることを特徴とする
膜形成方法によって解決される。
【0015】又、SiとCとを含む組成の膜を設ける為
の装置であって、反応室と、前記反応室内に設けられた
熱フィラメントと、前記反応室内にアルキルシリコン化
合物の蒸気を導入するアルキルシリコン化合物蒸気導入
機構とを具備することを特徴とするSiとCとを含む組
成の膜を設ける装置によって解決される。
【0016】又、SiとCとを含む組成の膜を設ける為
の装置であって、反応室と、前記反応室内に設けられた
熱フィラメントと、前記熱フィラメントから1cm以上
離れた位置に膜が形成される基体を保持する基体保持機
構と、前記反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸気を
導入するアルキルシリコン化合物蒸気導入機構とを具備
することを特徴とするSiとCとを含む組成の膜を設け
る装置によって解決される。
【0017】特に、Si:C=0.0000001:9
9.9999999〜99.9999999:0.00
00001の重量割合でSiとCとを含む膜を設ける為
の上記装置であって、熱フィラメントを800〜300
0℃に加熱する加熱機構を更に具備することを特徴とす
るSiとCとを含む組成の膜を設ける装置によって解決
される。
【0018】又、上記の膜形成方法によって形成されて
なることを特徴とするSiとCとを含む組成の膜によっ
て解決される。
【0019】又、SiとCとを含む組成の混合膜であっ
て、X線回折により、28°付近にブロードなSi(1
11)のピークが観測され、全体にアモルファスでは無
く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピークは観
測されず、結晶性のSiCでも無いことを特徴とする膜
によって解決される。
【0020】特に、Si:C=0.0000001:9
9.9999999〜99.9999999:0.00
00001の重量割合でSiとCとを含む混合膜であっ
て、X線回折により、28°付近にブロードなSi(1
11)のピークが観測され、全体にアモルファスでは無
く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピークは観
測されず、結晶性のSiCでも無いことを特徴とする膜
によって解決される。
【0021】更には、上記いずれかの膜であって、絶縁
膜として用いられることを特徴とする膜によって解決さ
れる。
【0022】又、上記組成の膜が設けられてなることを
特徴とする素子によって解決される。
【0023】又、上記の膜形成方法に用いられることを
特徴とするアルキルシリコン化合物によって解決され
る。
【0024】本発明においては、SiとCとを任意の割
合で含む混合膜、特にX線回折により、28°付近にブ
ロードなSi(111)のピークが観測され、全体にア
モルファスでは無く、かつ、SiC結晶で見られるシャ
ープなピークは観測されず、結晶性のSiCでも無い混
合膜を設けるものである。
【0025】本発明においては、化学気相成長方法によ
り膜が形成される。
【0026】本発明において、熱フィラメントは、遷移
金属の群の中から選ばれる一つ又は二つ以上の金属元
素、特に融点が1200℃以上のものからなることが望
ましい。特に、W,Ta,Ti,Zr,Hf,V,N
b,Cr,Mo,Mn,Tc,Re,Fe,Ru,O
s,Co,Rh,Ir,Ni,Pd,Ptの群の中から
選ばれる一つ又は二つ以上の金属元素、中でもW及び/
又はTa製のものが望ましい。
【0027】本発明において、膜が形成される基体は熱
フィラメントから1cm以上離れて配置されていること
が好ましい。特に、2cm以上、更には10cm以上離
れて配置されていることが好ましい。尚、上限値は20
0cm、すなわち200cm以下であることが好まし
い。特に、100cm以下、更には30cm以下しか離
れていないことが好ましい。
【0028】本発明において、膜が形成される基体は8
00℃以下、特に650℃以下の温度で保持されること
が好ましい。下限値に格別な制約は無いが、必要以上に
低くする必要は無い。この点から、室温以上であれば良
い。
【0029】これに対して、加熱される熱フィラメント
は、好ましくは800〜3000℃に加熱であるが、更
に好ましくは1500℃以上である。又、2500℃以
下であることが更に好ましい。この温度制御はフィラメ
ントに通電する電流(電力)を制御することで簡単に実
現できる。
【0030】本発明で用いられるアルキルシリコン化合
物はSiH4−x(但し、Rはアルキル基、xは
0,1,2又は3)で表される化合物である。中でも、
ジメチルシラン、モノメチルシラン、トリメチルシラ
ン、テトラメチルシラン、モノエチルシラン、ジエチル
シラン、トリエチルシラン、及びテトラエチルシランの
群の中から選ばれる一つ又は二つ以上の化合物である。
特に、ジメチルシランが好ましい。
【0031】本発明で用いる物質は、アルキルシリコン
化合物のみでも良い。しかし、好ましくは、アルキルシ
リコン化合物の蒸気以外にも水素ガスが用いられる。特
に、アルキルシリコン化合物の蒸気と水素ガスとが、加
熱された熱フィラメントを有する反応室内に同時に導入
されることが好ましい。
【0032】すなわち、アルキルシリコン化合物が熱フ
ィラメントに接触すると、図1に示される如く、先ず、
熱的に安定なアルキルシリコン化合物がクラッキングを
起こし、熱的に不安定な化学種に変化し、この不安定な
化学種、例えばSiH,CHが低温の基体上で分解
し、シリコン及びカーボン元素が所定の割合からなる混
合膜が堆積し、目的とする膜が簡単に得られるようにな
るのである。
【0033】特に、アルキルシリコン化合物と水素ガス
とが併用された場合、アルキルシリコン化合物が熱フィ
ラメントに接触すると、先ず、熱的に安定なアルキルシ
リコン化合物がクラッキングを起こし、熱的に不安定な
化学種に変化し、この不安定な化学種、例えばSiH
は、図1の場合と同様に、低温の基体上で分解する一
方、一部のCHは水素ガスと反応して安定なCH
なり、残りのCHが分解し、シリコン及びカーボン元
素が所定の割合からなる混合膜が堆積し、目的とする膜
が簡単に得られるようになるのである(図2参照)。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明になる膜形成方法は、Si
とCとを含む組成の膜を設ける方法であって、加熱され
た熱フィラメントを有する反応室内にアルキルシリコン
化合物の蒸気を存在させることにより、反応室内に配置
された基体上にSiとCとを含む組成の膜を設ける方法
である。特に、Si:C=0.0000001:99.
9999999〜99.9999999:0.0000
001の重量割合でSiとCとを含む膜を設ける方法で
あって、800〜3000℃に加熱された熱フィラメン
トを有する反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸気を
存在させることにより、反応室内に配置された基体上に
Si:C=0.0000001:99.9999999
〜99.9999999:0.0000001の重量割
合でSiとCとを含む膜を設ける方法である。特に、本
発明の膜形成方法は、SiとCとを任意の割合で含む混
合膜を設ける方法である。又、化学気相成長方法により
膜が形成される方法である。又、アルキルシリコン化合
物の蒸気以外にも水素ガスが、加熱された熱フィラメン
トを有する反応室内に導入される方法である。特に、ア
ルキルシリコン化合物の蒸気と水素ガスとが、加熱され
た熱フィラメントを有する反応室内に同時に導入される
方法である。
【0035】本発明になる膜は、上記の膜形成方法によ
って形成されてなるSiとCとを含む組成の膜である。
この膜は、特に、結晶性のSiC化合物やアモルファス
SiCいずれにも属さないSiとCとを任意の割合で含
む混合膜である。更には、X線回折により、28°付近
にブロードなSi(111)のピークが観測され、全体
にアモルファスでは無く、かつ、SiC結晶で見られる
シャープなピークは観測されず、結晶性のSiCでも無
い混合膜である。
【0036】本発明になる素子、例えばLSI等の半導
体素子は、上記のSiとCとを含む組成の膜が設けられ
てなる素子である。
【0037】本発明になるアルキルシリコン化合物は、
上記の膜形成方法に用いられるアルキルシリコン化合物
である。
【0038】本発明になる膜形成装置は、SiとCとを
含む組成の膜を設ける為の装置であって、反応室と、前
記反応室内に設けられた熱フィラメントと、前記反応室
内にアルキルシリコン化合物の蒸気を導入するアルキル
シリコン化合物蒸気導入機構とを具備する。又、Siと
Cとを含む組成の膜を設ける為の装置であって、反応室
と、前記反応室内に設けられた熱フィラメントと、前記
熱フィラメントから1cm以上離れた位置に膜が形成さ
れる基体を保持する基体保持機構と、前記反応室内にア
ルキルシリコン化合物の蒸気を導入するアルキルシリコ
ン化合物蒸気導入機構とを具備する。特に、Si:C=
0.0000001:99.9999999〜99.9
999999:0.0000001の重量割合でSiと
Cとを含む膜を設ける為の上記装置であって、熱フィラ
メントを800〜3000℃に加熱する加熱機構を更に
具備する。
【0039】本発明において、熱フィラメントは、特
に、遷移金属の群の中から選ばれる一つ又は二つ以上の
金属元素からなる。中でも、W,Ta,Ti,Zr,H
f,V,Nb,Cr,Mo,Mn,Tc,Re,Fe,
Ru,Os,Co,Rh,Ir,Ni,Pd,Ptの群
の中から選ばれる一つ又は二つ以上の金属元素、特に融
点が1200℃以上の金属、これらの中でもW及び/又
はTa製のものである。又、膜が形成される基体は熱フ
ィラメントから1cm以上離れて配置されている。特
に、2cm以上、更には10cm以上離れて配置されて
いることが好ましい。尚、上限値は200cm、すなわ
ち200cm以下であることが好ましい。特に、100
cm以下、更には30cm以下しか離れていないことが
好ましい。膜が形成される基体は800℃以下、特に6
50℃以下の温度で保持されることが好ましい。下限値
に格別な制約は無いが、必要以上に低くする必要は無
い。この点から、室温以上であれば良い。加熱される熱
フィラメントは、好ましくは800〜3000℃に加熱
であるが、更に好ましくは1500℃以上である。又、
2500℃以下であることが更に好ましい。この温度制
御はフィラメントに通電する電流(電力)を制御するこ
とで簡単に実現できる。
【0040】本発明において、アルキルシリコン化合物
はSiH4−x(但し、Rはアルキル基、xは0,
1,2又は3)で表される化合物である。中でも、ジメ
チルシラン、モノメチルシラン、トリメチルシラン、テ
トラメチルシラン、モノエチルシラン、ジエチルシラ
ン、トリエチルシラン、及びテトラエチルシランの群の
中から選ばれる一つ又は二つ以上の化合物である。特
に、ジメチルシランが好ましい。
【0041】以下、更に詳しく説明する。
【0042】図3は本発明に用いられる装置の要部(C
VDチャンバー)概略図、図4は図3の反応装置が組み
込まれたCVD装置の概略図である。
【0043】図3中、1は反応室、2は反応室1内に設
けられた遷移金属製の渦巻状のフィラメントである。こ
のフィラメント2には所定の電流が通電され、所定の温
度に加熱されるよう構成されている。3は基板ホルダで
あり、この基板ホルダ3によって基板4を保持するよう
構成されている。尚、この基板ホルダ3の設置位置は、
保持された基板4とフィラメント2との最近接間距離が
2〜100cm、特に10〜30cmとなるような位置
である。5は基板4を所定の温度に加熱する為のヒータ
ーである。6は原料(アルキルシリコン化合物)ガス導
入機構である。すなわち、原料ガス導入機構6で導入さ
れた原料ガスはフィラメント2の中央部を通って基板4
側に到達できるように構成されている。
【0044】上記装置を用いて、シリコン及びカーボン
元素の混合膜を作成したので、その具体例を以下に示
す。
【0045】
【実施例1】原料ガス導入機構6により(CH
iHを10sccmの流量で、又、Hを10scc
mの流量で反応室1内に送り込んだ。
【0046】この時、W製のフイラメント2は2000
℃となるように通電されている。又、Si製の基板4は
440℃となるようヒーター5で加熱されている。そし
て、フイラメント2と基板4との最短距離は20cmに
設定されている。
【0047】このようにして、基板4の(111)面上
にCVDにより膜が形成された。
【0048】この膜の組成を調べると、SiとCとから
なり、その重量割合はSi:C=80.3:19.7で
あった。
【0049】又、この膜のX線による分析結果が図5に
示される。これによれば、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無いことが判る。かつ、SiC結晶で見られるシャー
プなピークは観測されず、結晶性のSiCでも無いこと
も判る。尚、このことは、本発明の膜がCをかなり含む
為に、Si母相の格子が歪んだことに起因すると考えら
れる。
【0050】
【実施例2】実施例1において、基板4の温度を685
℃にした以外は実施例1に準じて行った。
【0051】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=52.9:47.1であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0052】
【実施例3】実施例1において、基板4の温度を200
℃にした以外は実施例1に準じて行った。
【0053】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=81.8:18.2であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0054】
【実施例4】実施例1において、基板4の温度を400
℃にした以外は実施例1に準じて行った。
【0055】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=94.6:5.4であり、又、X
線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0056】
【実施例5】実施例1において、基板4の温度を750
℃にした以外は実施例1に準じて行った。
【0057】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=49.2:50.8であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0058】
【比較例1〜5】実施例1〜5において、フィラメント
2に電流を流さなかった以外は実施例1〜5に準じて行
った。
【0059】これらの膜は、殆どSiによるものであっ
た。しかも、本発明が目的とする全体にアモルファスで
は無く、かつ、X線におけるSiC結晶で見られるシャ
ープなピークが有って、結晶性のSiCでも無いと言う
特徴は見られないものであった。
【0060】
【実施例6】実施例1において、原料ガス導入機構6に
より、10sccmの流量で(CH SiHを、
又、20sccmの流量でHを反応室1内に送り込ん
だ以外は実施例1に準じて行い、基板4の(100)面
上にCVDにより膜を形成した。
【0061】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=85.4:14.6であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0062】尚、水素ガスを導入しなかった場合に形成
された膜は、その重量割合がSi:C=72.5:2
7.5であった。
【0063】すなわち、水素ガスをも導入することによ
ってC量を少なく制御できる。
【0064】
【実施例7】実施例1において、原料ガス導入機構6に
より、10sccmの流量で(CH SiHを、
又、20sccmの流量でHを反応室1内に送り込む
と共に、フィラメント2の温度を1900℃、基板4の
温度を410℃にした以外は実施例1に準じて行い、基
板4の(100)面上にCVDにより膜を形成した。
【0065】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=75.3:24.7であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0066】尚、水素ガスを導入しなかった場合に形成
された膜は、その重量割合がSi:C=73.6:2
6.4であった。
【0067】すなわち、水素ガスをも導入することによ
ってC量を少なく制御できる。
【0068】
【実施例8】実施例1において、原料ガス導入機構6に
より、10sccmの流量で(CH SiHを、
又、20sccmの流量でHを反応室1内に送り込ん
だ以外は実施例1に準じて膜を形成した。
【0069】この膜の組成はSiとCとからなり、その
重量割合はSi:C=89.8:10.2であり、又、
X線回折により調べた処、28°付近にブロードなSi
(111)のピークが観測され、全体にアモルファスで
は無く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピーク
は観測されず、結晶性のSiCでも無かった。
【0070】すなわち、水素ガスをも導入することによ
ってC量を少なく制御できる。
【0071】
【実施例9】実施例1〜実施例5において、フィラメン
トをTa製のものとした以外は同様に行った。
【0072】その結果、同様な膜が得られた。
【0073】
【実施例10】実施例9において、フィラメントをT
i,Zr,Hf,V,Nb,Cr,Mo,Mn,Tc,
Re,Fe,Ru,Os,Co,Rh,Ir,Ni,P
d,Pt製のものとし、そして各々のフィラメントの融
点に応じて制御された電流を流した以外は同様に行っ
た。
【0074】その結果、同様な膜が得られた。
【0075】
【実施例11】実施例1〜実施例5において、フイラメ
ント2と基板4との最短距離を10cmに設定した以外
は同様に行った。
【0076】その結果、同様な膜が得られた。
【0077】
【実施例12】実施例1〜実施例5において、フイラメ
ント2と基板4との最短距離を30cmに設定した以外
は同様に行った。
【0078】その結果、同様な膜が得られた。
【0079】
【実施例13】実施例1において、フイラメント2と基
板4との最短距離を5cmに設定した以外は同様に行っ
た。
【0080】その結果、同様な膜が得られた。但し、実
施例1の膜と比べると、実施例1の方が膜厚の面内均一
性、及び組成均一性において優れていた。
【0081】
【実施例14】実施例1において、フイラメント2と基
板4との最短距離を100cmに設定した以外は同様に
行った。
【0082】その結果、同様な膜が得られた。但し、実
施例1と比べると、実施例1の方が高速成膜性において
優れていた。
【0083】
【実施例15】実施例1〜実施例5において、フイラメ
ント2の温度を1500℃に設定した以外は同様に行っ
た。
【0084】その結果、同様な膜が得られた。
【0085】
【実施例16】実施例1〜実施例5において、フイラメ
ント2の温度を2500℃に設定した以外は同様に行っ
た。
【0086】その結果、同様な膜が得られた。
【0087】
【実施例17】実施例1において、フイラメント2の温
度を800℃に設定した以外は同様に行った。
【0088】その結果、同様な膜が得られた。但し、実
施例1と比べると、実施例1の方が高速成膜性において
優れていた。
【0089】
【実施例18】実施例1において、フイラメント2の温
度を3000℃に設定した以外は同様に行った。
【0090】その結果、同様な膜が得られた。但し、実
施例1の膜と比べると、実施例1の方が表面平坦性にお
いて優れていた。
【0091】
【実施例19】実施例1において、ジメチルシランの代
わりに、モノメチルシラン、トリメチルシラン、テトラ
メチルシラン、モノエチルシラン、ジエチルシラン、ト
リエチルシラン、テトラエチルシランを用いた以外は同
様に行った。
【0092】その結果、同様な膜が得られた。但し、実
施例1の膜と比べると、実施例1の方が組成再現性にお
いて優れていた。
【0093】
【発明の効果】結晶性のSiC化合物やアモルファスS
iCいずれにも属さないSiとCとを任意の割合で含む
混合膜をCVDで安全に、かつ、低廉なコストで、しか
も再現性良く形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する説明図
【図2】本発明の原理を説明する説明図
【図3】反応装置の要部概略図
【図4】CVD装置全体の概略図
【図5】形成された膜のX線のチャート
【符号の説明】
1 反応室 2 フィラメント 3 基板ホルダ 4 基板 5 ヒーター 6 原料ガス導入機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 英明 山梨県北都留郡上野原町上野原8154−217 株式会社トリケミカル研究所内 (72)発明者 下山 紀男 山梨県北都留郡上野原町上野原8154−217 株式会社トリケミカル研究所内 Fターム(参考) 4G046 MA14 MB03 MC02 MC04 MC06 4K030 AA06 AA09 BA36 BA48 BB01 CA04 FA17 JA03 JA06 JA10 KA49 LA15 5F045 AA03 AB06 AC07 AC08 AC09 AC18 AD12 AD13 AD14 AD15 AD16 AD17 AD18 AF03 BB04 BB07 CB05 DP05 EE12 EE13 EK07 EK08 EK24 EK26 GB11 5F058 BA20 BC20 BF02 BF22 BF36 BG01 BG02 BG03 BG04 BJ01 BJ02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiとCとを含む組成の膜を設ける方法
    であって、 加熱された熱フィラメントを有する反応室内にアルキル
    シリコン化合物の蒸気を存在させることにより、反応室
    内に配置された基体上にSiとCとを含む組成の膜を設
    けることを特徴とする膜形成方法。
  2. 【請求項2】 Si:C=0.0000001:99.
    9999999〜99.9999999:0.0000
    001の重量割合でSiとCとを含む膜を設ける方法で
    あって、 800〜3000℃に加熱された熱フィラメントを有す
    る反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸気を存在させ
    ることにより、反応室内に配置された基体上にSi:C
    =0.0000001:99.9999999〜99.
    9999999:0.0000001の重量割合でSi
    とCとを含む膜を設けることを特徴とする膜形成方法。
  3. 【請求項3】 SiとCとを任意の割合で含む混合膜を
    設ける方法であることを特徴とする請求項1又は請求項
    2の膜形成方法。
  4. 【請求項4】 化学気相成長方法により膜が形成される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの膜形成
    方法。
  5. 【請求項5】 熱フィラメントは融点が1200℃以上
    の遷移金属の群の中から選ばれる一つ又は二つ以上の金
    属元素からなることを特徴とする請求項1〜請求項4い
    ずれかの膜形成方法。
  6. 【請求項6】 熱フィラメントがW,Ta,Ti,Z
    r,Hf,V,Nb,Cr,Mo,Mn,Tc,Re,
    Fe,Ru,Os,Co,Rh,Ir,Ni,Pd,P
    tの群の中から選ばれる一つ又は二つ以上の金属元素か
    らなることを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかの
    膜形成方法。
  7. 【請求項7】 膜が形成される基体は熱フィラメントか
    ら1cm以上離れて配置されることを特徴とする請求項
    1〜請求項6いずれかの膜形成方法。
  8. 【請求項8】 膜が形成される基体は800℃以下の温
    度で保持されることを特徴とする請求項1〜請求項7い
    ずれかの膜形成方法。
  9. 【請求項9】 アルキルシリコン化合物はSiH
    4−x(但し、Rはアルキル基、xは0,1,2又は
    3)で表される化合物であることを特徴とする請求項1
    〜請求項8いずれかの膜形成方法。
  10. 【請求項10】 アルキルシリコン化合物がジメチルシ
    ラン、モノメチルシラン、トリメチルシラン、テトラメ
    チルシラン、モノエチルシラン、ジエチルシラン、トリ
    エチルシラン、及びテトラエチルシランの群の中から選
    ばれる一つ又は二つ以上の化合物であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項9いずれかの膜形成方法。
  11. 【請求項11】 アルキルシリコン化合物の蒸気以外に
    も水素ガスが、加熱された熱フィラメントを有する反応
    室内に導入されることを特徴とする請求項1〜請求項1
    0いずれかの膜形成方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項11いずれかの膜形
    成方法によって形成されてなることを特徴とするSiと
    Cとを含む組成の膜。
  13. 【請求項13】 SiとCとを含む組成の混合膜であっ
    て、 X線回折により、28°付近にブロードなSi(11
    1)のピークが観測され、全体にアモルファスでは無
    く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピークは観
    測されず、結晶性のSiCでも無いことを特徴とする
    膜。
  14. 【請求項14】 Si:C=0.0000001:9
    9.9999999〜99.9999999:0.00
    00001の重量割合でSiとCとを含む混合膜であっ
    て、 X線回折により、28°付近にブロードなSi(11
    1)のピークが観測され、全体にアモルファスでは無
    く、かつ、SiC結晶で見られるシャープなピークは観
    測されず、結晶性のSiCでも無いことを特徴とする
    膜。
  15. 【請求項15】 請求項12〜請求項14いずれかの膜
    であって、絶縁膜として用いられることを特徴とする
    膜。
  16. 【請求項16】 請求項12〜請求項15いずれかの膜
    が設けられてなることを特徴とする素子。
  17. 【請求項17】 請求項1〜請求項11いずれかの膜形
    成方法に用いられることを特徴とするアルキルシリコン
    化合物。
  18. 【請求項18】 SiとCとを含む組成の膜を設ける為
    の装置であって、 反応室と、 前記反応室内に設けられた熱フィラメントと、 前記反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸気を導入す
    るアルキルシリコン化合物蒸気導入機構とを具備するこ
    とを特徴とするSiとCとを含む組成の膜を設ける装
    置。
  19. 【請求項19】 SiとCとを含む組成の膜を設ける為
    の装置であって、 反応室と、 前記反応室内に設けられた熱フィラメントと、 前記熱フィラメントから1cm以上離れた位置に膜が形
    成される基体を保持する基体保持機構と、 前記反応室内にアルキルシリコン化合物の蒸気を導入す
    るアルキルシリコン化合物蒸気導入機構とを具備するこ
    とを特徴とするSiとCとを含む組成の膜を設ける装
    置。
  20. 【請求項20】 Si:C=0.0000001:9
    9.9999999〜99.9999999:0.00
    00001の重量割合でSiとCとを含む膜を設ける為
    の装置であって、 熱フィラメントを800〜3000℃に加熱する加熱機
    構を具備することを特徴とする請求項18又は請求項1
    9のSiとCとを含む組成の膜を設ける装置。
  21. 【請求項21】 化学気相成長方法によりSiとCとを
    含む組成の膜を設ける為の装置であることを特徴とする
    請求項18〜請求項20いずれかのSiとCとを含む組
    成の膜を設ける装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012121114A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Hitachi Metals Ltd 耐摩耗性と摺動特性に優れた被覆部材およびその製造方法
US10435813B2 (en) 2015-02-12 2019-10-08 Showa Denko K.K. Epitaxial growth method for silicon carbide
JP2020525648A (ja) * 2017-06-27 2020-08-27 ペーエスツェー テクノロジーズ ゲーエムベーハー 炭化ケイ素を含む繊維および発泡体の製造方法、およびその使用
KR102525767B1 (ko) * 2021-11-11 2023-04-27 오씨아이 주식회사 고순도 SiC 결정체의 제조방법

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