JP2003155276A - アミドオキシム類の製造方法 - Google Patents

アミドオキシム類の製造方法

Info

Publication number
JP2003155276A
JP2003155276A JP2001353786A JP2001353786A JP2003155276A JP 2003155276 A JP2003155276 A JP 2003155276A JP 2001353786 A JP2001353786 A JP 2001353786A JP 2001353786 A JP2001353786 A JP 2001353786A JP 2003155276 A JP2003155276 A JP 2003155276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
represented
general formula
atom
chemical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001353786A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Sugino
元昭 杉野
Shuichi Sugita
修一 杉田
Zuriyuu Chin
▲づ▼流 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001353786A priority Critical patent/JP2003155276A/ja
Publication of JP2003155276A publication Critical patent/JP2003155276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー写真用カプラー等として有用な1H−
ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールを
合成する上で重要な中間体であるアミドオキシムを、簡
便に、高収率で製造することができる合成方法を提供す
ることにある。 【解決手段】 下記工程で一般式(1)で表されるアミ
ド類から一般式(A)で表されるアミドオキシムを合成
する方法。 1、R2、R3、R4は水素原子、アルキル基、アリール
基、Xは水素原子、ハロゲン原子、または、酸素、硫黄
もしくは窒素原子で結合する有機基、R5はアルキル
基、R6はアルキル基、アリール基、X1はハロゲン原子
または−OSO26を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀カラ
ー写真用のカプラー等として有用な1H−ピラゾロ
〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾール類の合成中
間体であるN−ピラゾリルアミドオキシム類の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料においてはピラゾロン系カプラ
ーまたはピラゾロトリアゾール系カプラーがマゼンタカ
プラーとして一般的に用いられている。なかでも特開昭
59−171956号公報に記載の1H−ピラゾロ
〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールマゼンタカ
プラーは色調と形成される色素の堅牢性に優れているこ
とが知られている。このため、1H−ピラゾロ〔1,5
−b〕〔1,2,4〕トリアゾールの簡便かつ高収率の
合成方法は非常に重要である。この1H−ピラゾロ
〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールの合成方法
をとしては、特開昭60−197668号公報、同64
−6274号公報等に記載のN−ピラゾリルアミジン化
合物(a)にヒドロキシルアミン誘導体を作用させて得
られるアミドオキシム化合物(A)の脱水環化による下
記の合成方法が有用である。
【0003】
【化7】 また、上記アミドオキシム(A)を合成する方法とし
て、特開昭60−197668号公報、同60−215
687号公報、同61−145163号公報、同64−
6274号公報、特開平7−82252号公報、特開2
000−53648号公報等には、対応するニトリル化
合物とアルコールを塩化水素のような酸または塩基の存
在下で反応させて得られるイミデートとアミノピラゾー
ルを反応させN−ピラゾリルアミジンとし、ヒドロキシ
ルアミン誘導体と反応させることにより合成する下記の
方法が開示されている。
【0004】
【化8】 しかし、この方法では、イミデート合成の原料となる写
真用カプラーのような多種の機能を発現するための構造
修飾を施したニトリル化合物を得る際に、工程数がかか
る場合が多くコストアップにつながるという問題があっ
た。上記において、酸の存在下でイミデートを合成する
方法では、置換基の種類によって反応速度が大きく変わ
るため、イミデートを取り出す際に酸性ガスが拡散し安
全性等に問題があった。また、塩基の存在下でイミデー
トを合成する方法についても、用いるニトリル化合物は
電子吸引性の置換基を有している必要があり、置換基の
種類、立体的な大きさによって収率が大きく変動するた
め、合成可能なイミデートがかなり限定されてしまうと
いう問題点を有していた。また、特開2000−536
48号公報等にはアミド化合物と塩化チオニル、オキシ
塩化りん等のクロロ化剤より調製したクロロイミンとア
ミノピラゾールとの反応によりN−ピラゾリルアミジン
とし、これをヒドロキシルアミン誘導体と反応させるこ
とにより合成する下記の方法が開示されている。
【0005】
【化9】 この合成経路においても、クロロイミンの安定性が置換
基の影響を受けやすく合成可能な化合物が極めて限られ
ているという欠点を有しており、必ずしも満足できるも
のとはいえなかった。一方、イミデートの合成方法とし
て、J. Org. Chem., 34, 292(1969)に、アミド化合物と
クロロ炭酸エステル類との反応によりイミデートを合成
する方法が記載されている。しかし、この文献には、直
鎖または分岐の炭素だけからなるアルキル置換のイミデ
ートの合成についてのみ記載されているだけで、その他
の置換基を有するイミデートを合成することについての
記載はない。また、この方法で合成したイミデートとア
ミノピラゾールとを反応させたアミジン、さらにヒドロ
キシルアミン誘導体と反応させてアミドオキシム(A)
とする合成例についても報告例はない。また、Ann., 33
3, 289(1904)、J. Am. Chem. Soc., 70, 2115(1948)、C
hem. Ber., 98, 2754(1965)等にはアミド化合物と硫酸
エステルとの反応でイミデートのモノアルキル硫酸塩を
合成する方法、さらにアミン類と反応させ、アミジン類
を合成する方法が記載されているが、アミノピラゾール
と反応させたアミジン、さらにヒドロキシルアミン誘導
体と反応させてアミドオキシム(A)とする合成例につ
いての報告例はない。また、Tetrahedron Lett., 39, 4
263(1998)、J. Org. Chem., 61, 3715(1998)等には、ア
ミド化合物とスルホニル化剤の反応によりイミノスルホ
ネートを合成した例が記載されているが、芳香族アミン
と反応させ、アミジンを合成した例は報告されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、カラー写真用カプラー等として有用な1H−ピラゾ
ロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールを合成す
る上で重要な中間体であるアミドオキシムを、簡便に、
高収率で製造することができる合成方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、下記構成の合成
方法を用いることにより、アミドオキシムが収率よく合
成可能であることを見出した。 (1)一般式(1)で表されるアミド類に一般式(2)
で表されるクロロ炭酸エステルを作用させ、一般式
(3)で表されるイミデート誘導体を形成し、次いで、
一般式(4)で表されるアミノピラゾール類を反応させ
一般式(5)で表されるアミジン類を形成し、これをヒ
ドロキシルアミン誘導体と反応させて一般式(A)で表
されるアミドオキシムとすることを特徴とするアミドオ
キシム類の合成方法。
【0008】
【化10】 (上記一般式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)
及び(A)において、R 1、R2、R3、R4はそれぞれ独
立に水素原子、アルキル基、アリール基を表す。Xは水
素原子、ハロゲン原子、または、酸素、硫黄もしくは窒
素原子で結合する有機基を表す。) (2)一般式(1)で表されるアミド類に一般式(6)
で表される硫酸エステルを作用させ、一般式(3)で表
されるイミデート誘導体を形成し、次いで、一般式
(4)で表されるアミノピラゾール類を反応させ一般式
(5)で表されるアミジン類を形成し、これをヒドロキ
シルアミン誘導体と反応させて一般式(A)で表される
アミドオキシムとすることを特徴とするアミドオキシム
類の合成方法。
【0009】
【化11】 (上記一般式(1)、(3)、(4)、(5)及び
(A)において、R1、R2、R4はそれぞれ独立に水素
原子、アルキル基、アリール基を表す。Xは水素原子、
ハロゲン原子、または、酸素、硫黄もしくは窒素原子で
結合する有機基を表す。また、一般式(6)において、
5はアルキル基を表す。) (3)一般式(1)で表されるアミド類に一般式(7)
で表されるスルホニル化剤を作用させ、一般式(8)で
表されるイミノスルホネートを形成し、次いで、一般式
(4)で表されるアミノピラゾール類を反応させ一般式
(5)で表されるアミジン類を形成し、これをヒドロキ
シルアミン誘導体と反応させて一般式(A)で表される
アミドオキシムとすることを特徴とするアミドオキシム
類の合成方法。
【0010】
【化12】 (一般式(1)、(4)、(5)、(8)及び(A)に
おいて、R1、R2、R4はそれぞれ独立に水素原子、ア
ルキル基、アリール基を表す。Xは水素原子、ハロゲン
原子、または、酸素、硫黄もしくは窒素原子で結合する
有機基を表す。また、一般式(7)及び(8)におい
て、R6はアルキル基、アリール基を表し、X1はハロゲ
ン原子または−OSO26を表す。) (4)一般式(1)、(3)、(5)及び(A)におい
て、R1が一般式(1a)または(1b)で表される基
であることを特徴とする上記(1)に記載のアミドオキ
シム類の合成方法。
【0011】
【化13】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
し、nは0から4の整数を表す。) (5)一般式(1)、(3)、(5)及び(A)におい
て、R1が一般式(1a)または(1b)で表される基
であることを特徴とする上記(2)に記載の合成方法。
【0012】
【化14】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
し、nは0から4の整数を表す。) (6)一般式(1)、(5)、(8)及び(A)におい
て、R1が一般式(1a)または(1b)で表される基
であることを特徴とする上記(3)に記載の合成方法。
【0013】
【化15】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
し、nは0から4の整数を表す。)
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。先ず、本
発明で用いられる一般式(1)で表されるアミド類、一
般式(2)で表されるクロロ炭酸エステル、一般式
(3)で表されるイミデート誘導体、一般式(4)で表
されるアミノピラゾール類、一般式(5)で表されるア
ミジン類、一般式(6)で表される硫酸エステル、一般
式(7)で表されるスルホニル化剤、一般式(8)で表
されるイミノスルホネート及び本発明で合成される一般
式(A)で表されるアミドオキシムについて説明する。
これら一般式で表される化合物において、R1、R2で表
されるアルキル基としては、直鎖あるいは分岐のアルキ
ル基、シクロアルキル基、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチ
ル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、t−オクチ
ル基、ドデシル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル
基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基,アダマンチル
基等が挙げられるが、アルキル基としては炭素数1〜2
0のものが好ましい。アリール基としては、フェニル
基、ナフチル基が好ましい。
【0015】これらR1、R2で表されるアルキル基、ア
リール基は置換基を有していてもよく、これら置換基と
しては、具体的には、直鎖あるいは分岐のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、i−プロピル基、t−
ブチル基、n−ドデシル基、1−ヘキシルノニル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロプロピル基、
シクロヘキシル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル
基,アダマンチル基等)、アルケニル基(例えば、2−
プロピレン基、オレイル基等)、アリール基(例えば、
フェニル基、オルト−トリル基、オルト−アニシル基、
1−ナフチル基、9−アントラニル基等)、複素環基
(例えば、2−テトラヒドロフリル基、2−チオフェニ
ル基、4−イミダゾリル基、2−ピリジル基等)、ハロ
ゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
等)、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、カルボニル
基(例えば、アセチル基、トリフルオロアセチル基、ピ
バロイル基等のアルキルカルボニル基、ベンゾイル基、
ペンタフルオロベンゾイル基、3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンゾイル基等のアリールカルボニル
基等)、オキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基、n−ドデ
シルオキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、
フェノキシカルボニル基、2,4−ジ−t−アミルフェ
ノキシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基
等のアリールオキシカルボニル基、2−ピリジルオキシ
カルボニル基、1−フェニルピラゾリル−5−オキシカ
ルボニル基などの複素環オキシカルボニル基等)、カル
バモイル基(例えば、ジメチルカルバモイル基、4−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブチルアミノカ
ルボニル基等のアルキルカルバモイル基、フェニルカル
バモイル基、1−ナフチルカルバモイル基等のアリール
カルバモイル基)、アルコキシ基(例えば、メトキシ
基、2−エトキシエトキシ基等)、アリールオキシ基
(例えば、フェノキシ基、2,4−ジ−t−アミルフェ
ノキシ基、4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)
フェノキシ基等)、複素環オキシ基(例えば、4−ピリ
ジルオキシ基、2−ヘキサヒドロピラニルオキシ基
等)、カルボニルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、トリフルオロアセチルオキシ基、ピバロイルオキシ
基等のアルキルカルボニルオキシ基、ベンゾイルオキシ
基、ペンタフルオロベンゾイルオキシ基等のアリールオ
キシ基等)、ウレタン基(例えばN,N−ジメチルウレ
タン基等のアルキルウレタン基、N−フェニルウレタン
基、N−(p−シアノフェニル)ウレタン基等のアリー
ルウレタン基)、スルホニルオキシ基(例えば、メタン
スルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオ
キシ基、n−ドデカンスルホニルオキシ基等のアルキル
スルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p
−トルエンスルホニルオキシ基等のアリールスルホニル
オキシ基)、アミノ基(例えばジメチルアミノ基、シク
ロヘキシルアミノ基、n−ドデシルアミノ基等のアルキ
ルアミノ基、アニリノ基、p−t−オクチルアニリノ基
等のアリールアミノ基等)、スルホニルアミノ基(例え
ば、メタンスルホニルアミノ基、ヘプタフルオロプロパ
ンスルホニルアミノ基、n−ヘキサデシルスルホニルア
ミノ基等のアルキルスルホニルアミノ基、p−トルエン
スルホニルアミノ基、ペンタフルオロベンゼンスルホニ
ルアミノ等のアリールスルホニルアミノ基)、スルファ
モイルアミノ基(例えば、N,N−ジメチルスルファモ
イルアミノ基等のアルキルスルファモイルアミノ基、N
−フェニルスルファモイルアミノ基等のアリールスルフ
ァモイルアミノ基)、アシルアミノ基(例えば、アセチ
ルアミノ基、ミリストイルアミノ基等のアルキルカルボ
ニルアミノ基、ベンゾイルアミノ基等アリールカルボニ
ルアミノ基)、ウレイド基(例えば、N,N−ジメチル
アミノウレイド基等のアルキルウレイド基、N−フェニ
ルウレイド基、N−(p−シアノフェニル)ウレイド基
等のアリールウレイド基)、スルホニル基(例えば、メ
タンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基等
のアルキルスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等
のアリールスルホニル基)、スルファモイル基(例え
ば、ジメチルスルファモイル基、4−(2,4−ジ−t
−アミルフェノキシ)ブチルアミノスルホニル基等のア
ルキルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基等
のアリールスルファモイル基)、アルキルチオ基(例え
ば、メチルチオ基、t−オクチルチオ基等)、アリール
チオ基(例えば、フェニルチオ基等)、複素環チオ基
(例えば、1−フェニルテトラゾール−5−チオ基、5
−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−チオ基
等)等が挙げられる。R1は水素原子、アルキル基、ア
リール基を表すが、R1としては、一般式(1a)また
は(1b)で表される基が好ましい。
【0016】
【化16】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
し、nは0から4の整数を表す。) 一般式(1a)または(1b)で表される基において、
a1、Ra2で表されるアルキル基、アリール基として
は、上記R1の説明で示したアルキル基、アリール基が
挙げられる。また、Ra3、Rb1、Rb2で表される置換基
としては、上記R 1の説明で、R1で表されるアルキル
基、アリール基が有していてもよいとして示した置換基
が挙げられる。mが0であるということはRa3を有して
いないことを示し、nが0であるということはRb2を有
していないことを示す。
【0017】R3で表されるアルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、2−エチル
ヘキシル基、t−オクチル基、ドデシル基等が挙げられ
るが、アルキル基としては炭素数1〜10のものが好ま
しい。アリール基としては、フェニル基、トリル基、ク
ロロフェニル基、メトキシフェニル基、ニトロフェニル
基等が挙げられる。R4で表されるアルキル基、アリー
ル基は、上記R1、R2で表されるアルキル基、アリール
基と同義である。Xで表されるハロゲン原子としては、
例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられ
る。また、酸素、硫黄もしくは窒素原子で結合する有機
基としては、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、2−
エトキシエトキシ基等)、アリールオキシ基(例えば、
フェノキシ基、p−メチルフェノキシ基、o−クロロフ
ェノキシ基、2,4−ジ−t−アミルフェノキシ基、4
−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ基
等)、ヘテロ環基(例えば、1−ピラゾリル基、1−イ
ミダゾリル基、1,2,4−トリアゾール−1−イル基
等)、アシルオキシ基(例えば、アセトキシ基、ベンゾ
イルオキシ基等)、アルキルチオ基、アリールチオ基が
挙げられる。R5で表されるアルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、2−エチル
ヘキシル基、t−オクチル基、ドデシル基等が挙げられ
るが、アルキル基としては炭素数1〜20のものが好ま
しい。R6で表されるアルキル基としては、例えば、メ
チル基、トリフルオロメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、オクチル基等が挙げられ、アリール基と
しては、例えば、フェニル基、トリル基、クロロフェニ
ル基、メトキシフェニル基、フルオロフェニル基等が挙
げられる。X1で表されるハロゲン原子としては、例え
ば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられる。
【0018】次に、本発明で用いられる一般式(1)〜
(8)、(A)で表される化合物の具体例を示すが、本
発明の一般式(1)〜(8)、(A)で表される化合物
はこれらに限定されるものではない。
【0019】
【化17】
【0020】
【化18】
【0021】
【化19】
【0022】
【化20】
【0023】
【化21】
【0024】
【化22】
【0025】
【化23】
【0026】
【化24】
【0027】
【化25】
【0028】
【化26】
【0029】
【化27】
【0030】
【化28】
【0031】
【化29】
【0032】
【化30】
【0033】
【化31】
【0034】
【化32】
【0035】
【化33】
【0036】
【化34】
【0037】
【化35】
【0038】
【化36】
【0039】
【化37】
【0040】
【化38】 一般式(1)で表されるアミド類は対応するカルボン酸
クロライド、エステル、無水物とアミンの反応によって
容易に合成可能である。本発明において、一般式(1)
で表されるアミド類から一般式(3)で表されるイミデ
ート誘導体あるいは一般式(8)で表されるイミノスル
ホネートを合成する反応において一般式(1)で表され
るアミド類1モルに対して一般式(2)で表されるクロ
ロ炭酸エステルまたは一般式(6)で表される硫酸エス
テル、または一般式(7)で表されるスルホニル化剤を
0.7から5.0モルの範囲で加えることができ、0.
8から2.0モルの範囲がより好ましい。一般式(1)
で表されるアミド類から一般式(3)で表されるイミデ
ート誘導体あるいは一般式(8)で表されるイミノスル
ホネートを合成する際、反応は無溶媒で行ってもよく、
また、溶媒を用いて行ってもよい。用いることができる
溶媒としては、例えば、アセトニトリル、酢酸エチル、
トルエン、キシレン、ジオキサン、塩化メチレン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサン、シクロヘキサン等が挙げられる。用いる
溶媒の量は特に規定されないが、原料に対し、容量で1
〜10倍の範囲で用いることが好ましい。反応は−10〜
150℃で行うのが好ましく、0〜100℃で行うこと
がより好ましい。一般式(1)で表されるアミド類から
一般式(3)で表されるイミデート誘導体あるいは一般
式(8)で表されるイミノスルホネートを合成する反応
において、必要に応じて反応を促進させるために塩基を
加えてもよく、塩基は無機塩基でも、有機塩基でもよ
い。用いることができる無機塩基としては、例えば、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド
があ挙げられる。また、有機塩基としては、例えば、ト
リエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルベンジル
アミン等が挙げられる。塩基は一般式(1)で表される
アミド類1モル当り0.1から3.0モルの範囲で用い
ることができる。
【0041】本発明の合成方法で合成された一般式
(3)で表されるイミデート誘導体は、塩酸塩、モノア
ルキル硫酸塩等の塩を形成しているが、これらの塩は、
そのまま次工程に用いてもよく、また、必要に応じて、
塩基を作用させフリー化して用いてもよい。本発明の方
法で合成した一般式(3)で表されるイミデート誘導体
あるいは一般式(8)で表されるイミノスルホネート
は、一般式(4)で表されるアミノピラゾール類と反応
させることにより、一般式(5)で表されるアミジン類
へと誘導することができ、その際には、特開昭60−1
97688号公報、同61−145163号公報、同6
4−6274号公報等に記載の条件を用いることができ
る得られた一般式(5)で表されるアミジン類は単離せ
ず次工程へ用いてもよく、また、必要に応じ、再結晶、
カラムクロマトグラフィー等の手段を用いて単離精製を
行って用いてもよい。合成された一般式(5)で表され
るアミジン類は、特開昭60−197688号公報、同
61−145163号公報、同64−6274号公報等
に記載の条件を用い、ヒドロキシルアミンと反応させ、
一般式(A)で表されるアミドオキシムへと誘導するこ
とができる。本発明の方法で合成された一般式(A)で
表されるアミドオキシムは、従来公知の方法を用いて1
H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾー
ル類へと誘導することができる。
【0042】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。 実施例1 (例示化合物A−34の合成) (比較例1−1)4−ニトロ−2−クロロベンゾニトリ
ル18.3g(0.2モル)を180mlの塩化メチレ
ンに溶解し、1当量のメタノールを加え、その溶液に0
℃で乾燥塩化水素ガスを1当量吸収させ、冷蔵庫中で2
0日間放置したが、固体の析出はみられなかった。反応
液をTLCで調べたところ反応が進行しておらず、原料
のままであった。 (比較例1−2)N−メチル−4−ニトロ−2−クロロ
ベンズアミド42.9g(0.2モル)をトルエン14
0ml中、塩化チオニル29mlを加え4時間加熱還流
した。溶媒を減圧留去し、残渣に3−アミノ−5−t−
ブチルピラゾール30.6gをアセトニトリル180m
lに溶解した溶液中に滴下した。その後室温で3時間攪
拌した。アセトニトリルを減圧下で留去し、残渣をメタ
ノール200mlに溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩
20.8gと28%ナトリウムメトキシドメタノール溶
液57.7mlから調製したヒドロキシルアミンのメタ
ノール溶液を加え、40から50℃で2.5時間攪拌し
た。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチ
ル相を水洗したのち、酢酸エチルを留去してえられる残
渣をアセトニトリルで再結晶し、例示化合物A−34を
25.0g得た。収率は37%であった。
【0043】(本発明1−3)4−ニトロ−2−クロロ
ベンズアミド40.1g(0.2モル)にクロロギ酸メ
チル18.9g(0.2モル)を加え、30℃で攪拌し
た(次第に二酸化炭素が発生する)。30℃で攪拌を3
時間行い、生成したイミデート塩酸塩をろ取、ヘキサン
で洗浄し、乾燥した。収量は34.5g、収率79%で
あった。このイミデート塩酸塩を3−アミノ−t−ブチ
ルピラゾール24.2gを130mlのアセトニトリル
に溶解した溶液中に室温下で加え4時間攪拌した。アセ
トニトリルを減圧下で留去し、残渣をメタノール200
mlに溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩16.5gと
28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液45.7m
lから調製したヒドロキシルアミンのメタノール溶液を
加え、40から50℃で1.5時間攪拌した。反応液を
水にあけ、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル相を水洗し
たのち、酢酸エチルを留去して得られた残渣をアセトニ
トリルで再結晶し、例示化合物A−34を54.0g得
た。収率は80%であった。
【0044】(本発明1−4)4−ニトロ−2−クロロ
ベンズアミド40.1g(0.2モル)にトルエン16
0ml、硫酸ジメチル25.2gを加え、加熱還流を4
時間行った。トルエンを留去し、残渣に3−アミノ−5
−t−ブチルピラゾール30.6g、アセトニトリル1
50mlを加え、加熱還流を5時間行った。アセトニト
リルを減圧下で留去し、残渣をメタノール200mlに
溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩20.8gと28%
ナトリウムメトキシドメタノール溶液57.7mlから
調製したヒドロキシルアミンのメタノール溶液を加え、
40から50℃で1.5時間攪拌した。反応液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル相を水洗したの
ち、酢酸エチルを留去してえられる残渣をアセトニトリ
ルで再結晶し、例示化合物A−34を48.0gを得
た。収率は71%であった。
【0045】(本発明2−5)N−メチル−2−エチル
ヘキサン酸アミド42.9g(0.2モル)に塩化メチ
レン120ml中、0℃でp−トルエンスルホニルクロ
ライドを38.1g加え、0℃で5時間攪拌した。この
反応液中に3−アミノ−5−t−ブチルピラゾール3
0.6g、アセトニトリル150mlを加え、加熱還流
を5時間行った。アセトニトリルを減圧下で留去し、残
渣をメタノール200mlに溶解し、ヒドロキシルアミ
ン塩酸塩20.8gと28%ナトリウムメトキシドメタ
ノール溶液57.7mlから調製したヒドロキシルアミ
ンのメタノール溶液を加え、40から50℃で1.5時
間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、
酢酸エチル相を水洗したのち、酢酸エチルを留去してえ
られる残渣をアセトニトリルで再結晶し、例示化合物A
−34を52.3g得た。収率は76%であった。
【0046】実施例2 (例示化合物A−21の合成) (比較例2−1)2−(3−ペンタデシルフェノキシ)
プロピオニトリル35.8g(0.1モル)を1当量の
メタノールに溶解し、その溶液に0℃で乾燥塩化水素ガ
スを1当量吸収させ、冷蔵庫中で10日間放置した後、
析出したイミデート塩酸塩をろ取し、乾燥した。収量は
23.1g、収率は56%であった。このイミデート塩
酸塩を、3−アミノ−5−t−ブチルピラゾール8.6
gを90mlのアセトニトリルに溶解した溶液中に室温
下で加え、4時間攪拌した。次いで、アセトニトリルを
減圧下で留去した。残渣をメタノール95mlに溶解
し、ヒドロキシルアミン塩酸塩5.8gと28%ナトリ
ウムメトキシドメタノール溶液16.2mlから調製し
たヒドロキシルアミンのメタノール溶液を加え、40か
ら50℃で1.5時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢
酸エチルで抽出し、酢酸エチル相を水洗したのち、酢酸
エチルを留去してえられる残渣をアセトニトリルで再結
晶し例示化合物A−21を8.9グラム得た。収率は3
1%(トータル17%)であった。
【0047】(本発明2−2)2−(3−ペンタデシル
フェノキシ)プロピオンアミド37.5g(0.1モ
ル)にクロロギ酸メチル9.5g(0.1モル)を加
え、30℃で攪拌した(次第に二酸化炭素が発生す
る)。30℃で攪拌を3時間行い生成したイミデート塩
酸塩をろ取、ヘキサンで洗浄し、乾燥した。収量は3
4.2g、収率83%であった。このイミデート塩酸塩
を3−アミノ−t−ブチルピラゾール12.7gを90
mlのアセトニトリルに溶解した溶液中に室温下で加
え、4時間攪拌した。アセトニトリルを減圧下で留去
し、残渣をメタノール200mlに溶解し、ヒドロキシ
ルアミン塩酸塩8.7gと28%ナトリウムメトキシド
メタノール溶液24mlから調製したヒドロキシルアミ
ンのメタノール溶液を加え、40から50℃で1.5時
間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、
酢酸エチル相を水洗したのち、酢酸エチルを留去してえ
られる残渣をアセトニトリルで再結晶し、例示化合物A
−21を32.8g得た。収率は77%(トータル収率
64%)であった。
【0048】(本発明2−3)N−メチル−2−(3−
ペンタデシルフェノキシ)プロピオンアミド39.0g
(0.1モル)にトルエン160ml、12.6gの硫
酸ジメチルを加え、加熱還流を4時間行った。トルエン
を留去し、残渣に3−アミノ−5−t−ブチルピラゾー
ル15.3g、アセトニトリル150mlを加え、加熱
還流を5時間行った。アセトニトリルを減圧下で留去
し、残渣をメタノール200mlに溶解し、ヒドロキシ
ルアミン塩酸塩10.4gと28%ナトリウムメトキシ
ドメタノール溶液28.8mlから調製したヒドロキシ
ルアミンのメタノール溶液を加え、40から50℃で
1.5時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出し、酢酸エチル相を水洗したのち、酢酸エチルを留
去してえられる残渣をアセトニトリルで再結晶し、例示
化合物A−21を35.4g得た。収率は69%であっ
た。
【0049】(本発明2−4)N−メチル−2−エチル
ヘキサン酸アミド39.0g(0.1モル)に塩化メチ
レン120ml中、0℃でp−トルエンスルホニルクロ
ライドを19.1g加え、0℃で5時間攪拌した。この
反応液中に3−アミノ−5−t−ブチルピラゾール1
5.3g、アセトニトリル150mlを加え加熱還流を
5時間行った。次いで、アセトニトリルを減圧下で留去
し、残渣をメタノール200mlに溶解し、ヒドロキシ
ルアミン塩酸塩10.4gと28%ナトリウムメトキシ
ドメタノール溶液28.8mlから調製したヒドロキシ
ルアミンのメタノール溶液を加え、40から50℃で
1.5時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出し、酢酸エチル相を水洗したのち、酢酸エチルを留
去してえられる残渣をアセトニトリルで再結晶し、例示
化合物A−21を32.3g得た。収率は63%であっ
た。以上、実施例1及び2から明らかなように、本発明
のアミドオキシム類の合成方法によれば、一般式(A)
で表されるN−ピラゾリルアミドオキシム類を、従来公
知の合成方法に比較して効率よく合成できる。
【0050】
【発明の効果】本発明のアミドオキシム類の合成方法は
によれば、カラー写真用カプラー等として有用な1H−
ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールを
合成する上で重要な中間体であるアミドオキシムを、簡
便に、高収率で製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 403/12 C07D 403/12 403/14 403/14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表されるアミド類に一般
    式(2)で表されるクロロ炭酸エステルを作用させ、一
    般式(3)で表されるイミデート誘導体を形成し、次い
    で、一般式(4)で表されるアミノピラゾール類を反応
    させ一般式(5)で表されるアミジン類を形成し、これ
    をヒドロキシルアミン誘導体と反応させて一般式(A)
    で表されるアミドオキシムとすることを特徴とするアミ
    ドオキシム類の合成方法。 【化1】 (上記一般式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)
    及び(A)において、R 1、R2、R3、R4はそれぞれ独
    立に水素原子、アルキル基、アリール基を表す。Xは水
    素原子、ハロゲン原子、または、酸素、硫黄もしくは窒
    素原子で結合する有機基を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(1)で表されるアミド類に一般
    式(6)で表される硫酸エステルを作用させ、一般式
    (3)で表されるイミデート誘導体を形成し、次いで、
    一般式(4)で表されるアミノピラゾール類を反応させ
    一般式(5)で表されるアミジン類を形成し、これをヒ
    ドロキシルアミン誘導体と反応させて一般式(A)で表
    されるアミドオキシムとすることを特徴とするアミドオ
    キシム類の合成方法。 【化2】 (上記一般式(1)、(3)、(4)、(5)及び
    (A)において、R1、R2、R4はそれぞれ独立に水素
    原子、アルキル基、アリール基を表す。Xは水素原子、
    ハロゲン原子、または、酸素、硫黄もしくは窒素原子で
    結合する有機基を表す。また、一般式(6)において、
    5はアルキル基を表す。)
  3. 【請求項3】 一般式(1)で表されるアミド類に一般
    式(7)で表されるスルホニル化剤を作用させ、一般式
    (8)で表されるイミノスルホネートを形成し、次い
    で、一般式(4)で表されるアミノピラゾール類を反応
    させ一般式(5)で表されるアミジン類を形成し、これ
    をヒドロキシルアミン誘導体と反応させて一般式(A)
    で表されるアミドオキシムとすることを特徴とするアミ
    ドオキシム類の合成方法。 【化3】 (一般式(1)、(4)、(5)、(8)及び(A)に
    おいて、R1、R2、R4はそれぞれ独立に水素原子、ア
    ルキル基、アリール基を表す。Xは水素原子、ハロゲン
    原子、または、酸素、硫黄もしくは窒素原子で結合する
    有機基を表す。また、一般式(7)及び(8)におい
    て、R6はアルキル基、アリール基を表し、X1はハロゲ
    ン原子または−OSO26を表す。)
  4. 【請求項4】 一般式(1)、(3)、(5)及び
    (A)において、R1が一般式(1a)または(1b)
    で表される基であることを特徴とする請求項1に記載の
    アミドオキシム類の合成方法。 【化4】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
    アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
    の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
    し、nは0から4の整数を表す。)
  5. 【請求項5】 一般式(1)、(3)、(5)及び
    (A)において、R1が一般式(1a)または(1b)
    で表される基であることを特徴とする請求項2に記載の
    合成方法。 【化5】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
    アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
    の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
    し、nは0から4の整数を表す。)
  6. 【請求項6】 一般式(1)、(5)、(8)及び
    (A)において、R1が一般式(1a)または(1b)
    で表される基であることを特徴とする請求項3に記載の
    合成方法。 【化6】 (Ra1、Ra2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、
    アリール基を表し、Ra3は置換基を表す。mは0から5
    の整数を表す。Rb1、Rb2はそれぞれ独立に置換基を表
    し、nは0から4の整数を表す。)
JP2001353786A 2001-11-19 2001-11-19 アミドオキシム類の製造方法 Pending JP2003155276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353786A JP2003155276A (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アミドオキシム類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353786A JP2003155276A (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アミドオキシム類の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003155276A true JP2003155276A (ja) 2003-05-27

Family

ID=19165740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001353786A Pending JP2003155276A (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アミドオキシム類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003155276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106831617A (zh) * 2017-01-17 2017-06-13 广州市闻皓生物科技有限公司 一种Selinexor中间体的合成工艺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106831617A (zh) * 2017-01-17 2017-06-13 广州市闻皓生物科技有限公司 一种Selinexor中间体的合成工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003155276A (ja) アミドオキシム類の製造方法
EP0720981B1 (en) Cyclohexyloxycarbonylacetohydrazides and method for producing 1H-1,2,4-triazoles using the hydrazides
JP3505241B2 (ja) 1H−1,2,4−トリアゾール誘導体及び1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール誘導体
US5889163A (en) Method for producing azo dye compounds
JP4174093B2 (ja) トリアゾール誘導体ハロゲン化合物の製造方法
EP0679634B1 (en) Method for producing a 3-oxo-propionic acid amide compound and substituted acetyl compound used therein
EP0476659B1 (en) A 3(5)-Hydrazinopyrazole compound
JPH07109260A (ja) 5−アミノ−2−ニトロピリジン誘導体及び2,5−ジアミノ−3−ヒドロキシピリジン誘導体の製造方法
JP3274555B2 (ja) 1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール誘導体の製造方法
US6384219B1 (en) 1H-pyrrolo-[1,2-b][1,2,4,]triazole compound and its synthetic intermediate, and method of preparing a 1H-1,2,4-triazole-5-yl-acetic acid ester compound
JP2004175720A (ja) アミジン類、アミドオキシム類、1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾール類の合成方法
JP3896399B2 (ja) 3−オキソプロピオン酸アミド化合物の製造方法
JP3776962B2 (ja) 3−置換−3−オキソ−2−ハロプロピオン酸アミド化合物及び3−置換−3−オキソ−2−(5,5−ジメチルヒダントイン−3−イル)プロピオン酸アミド化合物の製造方法
JP2802698B2 (ja) 1−N−アルキル−〔1,2,4〕トリアゾール類及び1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール類の製造法
JP4402220B2 (ja) 1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,4]トリアゾール誘導体、及びその中間体
JP3020188B2 (ja) 1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール誘導体
JP2003261539A (ja) アミジン類及びアミドオキシム類の製造方法
JP2002069071A (ja) 5−スルホニルアミノメチル−1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール化合物及び5−アシルアミノメチル−1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール化合物の製造方法
JPH04275277A (ja) 5−アミノピラゾール類の製造方法
JP2000044551A (ja) 3−置換−3−オキソ−2−(2,4−オキサゾリジンジオン−3−イル)プロピオン酸アミド化合物の製造方法
JP3514512B2 (ja) ピラゾロアゾール系カプラーの製造方法
JPH0791271B2 (ja) 5―アミノ―4―ハロゲノ―1h―ピラゾール化合物の製造方法
JP2005104863A (ja) 3−アミノ−4−ヘテリル−2−ピラゾリン−5−オン類の製造方法
JPH07278455A (ja) 1H−イミダゾ〔1,2−b〕ピラゾール化合物の製造方法
JPH08104821A (ja) ヒダントイン置換アシルアセトアニリド化合物及びその製造方法