JP2003154839A - キャビンの構造 - Google Patents
キャビンの構造Info
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
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Abstract
ダクト部品を用いずにダクトを形成し、部品点数を減少
させ、コスト削減することができる空気調和機を取り付
けるキャビンの構造を提案する。 【解決手段】 走行機体の運転部を覆うキャビン12の
天井をインナールーフ42及びアウタールーフ41で構
成し、前記空気調和機30及びインナールーフ42とア
ウタールーフ41との間を空気導入用ダクト60とし、
該空気導入用ダクト60の前面を、空気調和機30上面
からアウタールーフ41に向けて設けられたリブ30a
で構成し、側面をアウタールーフ41に形成された凹部
41aの下面に貼設されシール部材62で構成し、下面
をインナールーフ42、空気調和機30、及び、インナ
ールーフ42と空気調和機30とに架設されるプレート
64で構成した。
Description
ンの構成に関し、特に、キャビンに配置するエアコンや
換気扇等の空気調和機の構成、空気調和機から吐出する
エアーを導くダクト、及び、空気調和機にエアーを導入
するダクトの構成に関する。
で覆い、該キャビンにエアコンや換気扇等の空気調和機
を設ける技術は公知となっている。この技術は、キャビ
ンの天井を覆うルーフを室内側に配置されるインナール
ーフと、このインナールーフの上方に位置されるアウタ
ールーフとから構成しており、インナールーフとアウタ
ールーフとの間に空気調和機を配設している。該空気調
和機は、キャビンのフレームにステーを取り付け、該ス
テーに支持固定していた。そして、該空気調和機にエア
ーを導入するダクトは、インナールーフとアウタールー
フとの間にダクト部品を設けたり、又は、インナーフレ
ームとアウターフレームの間にシール部材を配設し、天
井空間全体をダクトとていた。また、空気調和機から吐
出するエアーを導くダクトは、略長方形のダクトを空気
調和機から吹き出し口まで延出させており、該吹き出し
口は、ダクトの側部に設けられていた。
和機は、取付専用の部品であるステーで空気調和機をキ
ャビンに固定していたので、部品点数が多くなり、取付
作業が煩雑になり、作業効率が悪かった。また、空気調
和機にエアーを導入するダクトにおいては、別途ダクト
を設ける場合は、ダクトを配置するために構造が複雑と
なっコストアップとなっていた。また、インナールーフ
とアウタールーフの間にシール部材を配設し、天井空間
全体をダクトとした場合は、インナールーフの全周にシ
ール部材を貼設するので、シール性が悪く、隙間ができ
てしまう不具合があり、又、シール部材も大きなものと
なっていた。
トにおいては、ダクトを通ったエアーは平行に流れるの
で、ダクト側部に設けた吹き出し口からエアーが素直に
吹き出さず、風量が小さく、また、乱流による圧損が大
きいという不具合があった。
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
転部を覆うキャビンに空気調和機を配置する構成におい
て、空気調和機をキャビンのルーフ前部左右中央に設
け、該空気調和機を横方向及び縦方向に広げて薄く構成
し、前記キャビンの天井をインナールーフ及びアウター
ルーフで構成し、前記空気調和機及びインナールーフと
アウタールーフとの間を空気導入用ダクトとし、該空気
導入用ダクトを幅広く構成したものである。
トの前面は、空気調和機上面からアウタールーフに向け
て設けられた突出部で構成され、側面は、アウタールー
フに形成された溝の下面に貼設されたシール部材で構成
され、下面は、インナールーフ、空気調和機、及び、イ
ンナールーフと空気調和機とに架設されるプレートで構
成されるものである。
及び左右後部に吹き出し口を設け、空気調和機と該吹き
出し口とを連通する空気吐出用ダクト、及び、空気調和
機のキャビンへの取付部を、空気調和機に一体的に設け
たものである。
記空気調和機の周囲の一部に凹部を設け、該凹部に空気
調和機用操作部材を配置するものである。
トの上下面を略水平方向に、室内側面を斜めに形成し、
下方よりインナールーフを下面と斜面に沿って取り付け
るとともに、空気吐出用ダクトとインナールーフとの間
にシール部材を介装するものである。
る。図1は本発明のキャビンを装備したトラクタの側面
図、図2はキャビン上部の空気導入用ダクトを示す平面
断面図、図3はキャビン上部の空気導入用ダクトを示す
側面断面図、図4はキャビン上部の空気導入用ダクトを
示す正面断面図、図5はキャビン上部の空気調和機を示
す平面断面図、図6はキャビン上部の空気調和機を示す
側面断面図、図7はキャビン上部の空気調和機を示す底
面断面図、図8は吹き出し口を示す断面図、図9は吹き
出し口を示す斜視図、図10は吹き出し口を示す側面
図、図11は吹き出し口を示す平面図である。
を装備したトラクタの全体構成について説明する。エン
ジンフレーム1にフロントアクスルケースを介して前輪
2・2が支承され、該エンジンフレーム1の後部にクラ
ッチハウジングを介してミッションケース6が配置さ
れ、該ミッションケース6の両側にリアアクスルケース
を介して後輪3・3が支承されている。該ミッションケ
ース6の後部にトップリンク、ロワーリンク等からなる
作業機装着装置を介して作業機を装着できるようにして
いる。また、該ミッションケース6の前下部に前輪駆動
出力軸が前方に突出されて、ユニバーサルジョイント、
伝動軸等を介して前輪2・2を駆動できるようにしてい
る。
ン5が載置され、該エンジン5はボンネット4によって
覆われている。該ボンネット4の後部にはダッシュボー
ド11が配置され、該ダッシュボード11上に操作パネ
ル18や操向ハンドル19が配置され、その後方に座席
15が配置され、これらダッシュボード11や座席15
等の運転部はキャビン12によって覆われる構成として
いる。該キャビン12はキャビンフレームとして前支柱
13をエンジンフレーム1より、後支柱14をミッショ
ンケース6よりそれぞれ立設して、上部にはフレーム3
2・32・32・32(図2)を配設して、天井はアウ
タールーフ41により覆い、前面はフロントガラス、側
面はドア50・50、後面は後面ガラスよって覆ってい
る。また、後支柱14の下部には方向指示器9が設けら
れている。
て説明する。図2、図3に示すように、前記キャビン1
2の天井部は、インナールーフ42、アウタールーフ4
1、及びフレーム32・32・32・32等により構成
している。該フレーム32・32・32・32は、前記
前・後支柱13・13・14・14の上部間に矩形状に
架設されている。そして、キャビン12の上部前部中央
には空気調和機30が設けられている。該空気調和機3
0は、該インナールーフ42とアウタールーフ41の間
に配置され、該インナールーフ42の前部には空気調和
機30を収納するための凹部42aが形成されている。
なお、該空気調和機30は本実施例ではエアコンの室内
ユニットとしているが、換気扇等であってもよい。
2及び図4を用いて説明する。図2に示すように、キャ
ビン12の天井部の後部中央には、空気導入口61が設
けられ、該空気導入口61から空気調和機30の吸入側
に空気導入用ダクト60が連通しており、空気導入口6
1からのエアーを空気調和機30に送っている。なお、
空気導入口61の配置や個数は限定されるものではな
く、キャビン後端に空気導入口を配設し、キャビン外部
からエアーを導入することもできる。また、空気導入口
をキャビン内部からと外部からとの二個所設け、該空気
導入口間に切換手段等を設けて、外気と内気とを切り換
えてエアーを導入することもできる。
ーフ42及び空気調和機30の上面、アウタールーフ4
1下面、シール部材62等で構成されている。該シール
部材62は、空気調和機30前端部から左右両側方へ延
出して、空気調和機30の両側から空気導入口61の両
側に向けて後方へ延出して、平面視略U字状に形成さ
れ、インナールーフ42及び空気調和機30と、アウタ
ールーフ41と、の間に介装されている。このようにし
て、該空気導入用ダクト60の幅をできるだけ大きく形
成し、空気導入用ダクト60内部の上下間隔は小さくし
て室内高を高くしつつ平面断面積を大きくして、エアー
の流速を遅くし、空気調和機30の後述するブロワ71
へのゴミ吸い込みを少なくしている。
0の前端面は、空気調和機30より立ち上げたリブ30
aにより形成されている。該リブ30aは、空気調和機
30上面から上方に突設しており、該リブ30a上端を
前記シール部材62に嵌入し、空気導入用ダクト60の
前面を形成している。また、シール部材62前方のアウ
タールーフ41とフレーム32の間にもシール63を配
置して、キャビン外からの水の浸入を防ぐと共に、空気
の漏れをなくしている。
れないように、プレート64が空気調和機30上面とイ
ンナールーフ42の後部上面42bに設けられている。
図2及び図3に示すように、空気調和機30後部上面に
は、リブ30bが突設しており、該リブ30b及びイン
ナールーフ上面42bにプレート64を載置し、空気調
和機30及びインナールーフ42に固定している。この
ように、空気調和機30とインナールーフ42にプレー
ト64を固定することで、空気調和気30とインナール
ーフ42との隙間をなくすことができる。また、図4に
示すように、前記アウタールーフ41に凹部41a・4
1aを左右両側に形成して、剛性をアップし雨水をガイ
ドしている。該凹部41a・41a下面は水平に形成さ
れており、前記シール部材62が凹部41aの裏面に貼
設されている。このように、該凹部41a・41aを設
けて裏面にシール部材62を設けることで、水平部分に
シール部材62を装着することができ、シール性を向上
させ、シール部材62のはがれによる空気漏れをなく
し、また、シール部材62を薄くできコスト低減化も図
っている。また、該凹部41a・41aを設けること
で、組立時にシール部材62の貼り付け位置がわかり易
く、組立作業の効率化を図ることもできる。
縦方向に広げて薄く構成することで、高さの限られたキ
ャビンでも視界を良くする事ができる。また、空気導入
用ダクト60前面をリブ30aで構成し、側面をシール
部材62構成し、下面をインナールーフ42、空気調和
機30及びプレート64で構成しているので、インナー
ルーフ42とアウタールーフ41との間の狭い空間で
も、空気導入用ダクト60を形成することができ、ダク
ト部品が不要で、また、空気導入口61以外からのエア
ーの流入を防ぐことができ、空気導入用ダクト60内部
にゴミ等の流入を減らすことができる。
る。図5乃至図7に示すように、該空気調和機30は、
空気調和機本体、及び、空気吐出用ダクト40、吹き出
し口73・74、取付部30c等からなり、該空気調和
機本体は、エバポレータ等が配設されている熱交換器7
2とブロワ71とから構成されている。
は、複数の吹き出し口が設けられ、該吹き出し口から、
空気調和機本体からのエアーをキャビン12内部に送っ
ている。本実施例ではフロントガラスの曇り止め等のた
めに空気調和機30前部に開口したデフロスター用吹き
出し口73と、オペレーターに風を当てるために空気調
和機30左右後部(キャビン12の前後中央部両側)に
開口したオペレーター用吹き出し口74が設けられてい
る。なお、該デフロスター用吹き出し口73とオペレー
ター用吹き出し口74には風向を変更できる風向体49
・49が設けられて、例えばオペレーター用吹き出し口
74からは側面ガラス、つまりドア50に向かって風を
吹き出させるようにすることもできる。また、吹き出し
口の個数及び配置は、限定されるものではない。なお、
デフロスター用吹き出し口73は、フロントガラスの曇
り止め用としてだけでなく、ヒータ時の足元への吹き出
し用としても使用することもできる。
・73・73は、空気調和機30前端下部に配設され、
空気調和機本体からのエアーを、ダクト等を配設せず直
接デフロスター用吹き出し口73に送っている。一方、
前記オペレーター用吹き出し口74・74は空気調和機
30左右後部に配置され、空気吐出用ダクト40を介し
て、空気調和機本体からのエアーをオペレーター用吹き
出し口74に送っている。そして、該空気吐出用ダクト
40は、図5に示すように、空気調和機30本体のエア
ー吐出口部分より二股に分かれて、左右両側方へ曲げて
から後方へ曲げて左右両側のフレーム32に沿って後方
へ延出して、平面視略U字状に構成しており、空気調和
機30に一体的に成形されている。
3、オペレーター用吹き出し口74及び空気吐出用ダク
ト40を空気調和機30と一体化としたので、エアーの
流れの方向を変える時の圧損を減らす形状に成形するこ
とができ、ダクト形状の簡略化を行うことができる。ま
た、該デフロスター用吹き出し口73は、空気調和機3
0本体のエアー吐出口部分の前方に配置しているので、
別途ダクトを設ける必要がなく、部品点数を減らし、コ
スト削減を図ることができる。
央及び左右両側には、取付部30c・30c・30cが
一体的に成形されており、該取付部30c・30c・3
0cをキャビン12のフレーム32・32・32に載置
し、固定手段で空気調和機30をキャビン12に固定し
ている。このように構成することで、空気調和機30を
直接フレーム32・32・32に固定することができ、
ステー等の取付用の部品が不要となり、コスト削減が図
れる。また、部品点数を減らすことで、天井部のスペー
スを広く使うこともできる。
ついて、図5乃至図7を用いて説明する。操作パネル6
5は、空気調和機30後方に設けられており、該空気調
和機30の後部には平面視において空気調和機30外周
の一部(後部)に凹部30dが形成され、該凹部30d
に操作パネル65を配置している。該操作パネル65の
操作部65aは、キャビン12内部のインナールーフ4
2に設けられており、オペレーターがキャビン内で、空
気調和機30の操作ができるようにしている。また、図
5の矢印に示すように、前記凹部30dは、ブロワ71
の吹き出しエアー前方に配置しており、凹部30dの内
壁を利用して、ブロワ71からのエアーを方向変換し、
熱交換器72に送っている。このように、空気調和機3
0に凹部30dを設け、該凹部30dに操作パネル65
を配設することで、省スペースで空気調和機30と操作
パネル65を配置することができ、インナールーフ42
のふくらみ(凹凸)を最小限に抑えることができる。
て、図8乃至図11を用いて説明する。図5に示すよう
に、前記空気吐出用ダクト40後端には、オペレーター
用吹き出し口74・74が設けられ、空気調和機本体か
らのエアーを、オペレーター用吹き出し口74・74に
送っている。図8に示すように、該空気吐出用ダクト4
0は、断面視において略台形状に構成され、上水平面が
アウタールーフ41に、下水平部がインナールーフ42
に当接するように形成され、下方に向く斜面にオペレー
ター用吹き出し口74と同形の取付孔42c・42cが
開口されて、該斜面にシール部材66を介してインナー
ルーフ42が装着される。インナールーフ42の取付孔
42cは、インナールーフ傾斜部42dに設けられてお
り、該空気吐出用ダクト40のオペレーター用吹き出し
口74・74が設けられている斜面(インナールーフ4
2との係合面)は、インナールーフ42の傾斜部42d
に沿う形状としている。そして、前記風向体49は、該
傾斜部42dに対して垂直に装着されている。
クト40にインナールーフ42を後から取付ける場合、
インナールーフ42を下からアウタールーフ41側に押
しつけて、風向体49のフックを有する取付部を斜め方
向から指し込むだけで簡単に取り付けることができ、取
付作業の効率化を図ることができる。また、空気吐出用
ダクト40のインナールーフ42との係合面にシール部
材66を着設しているので、インナールーフ42を取り
付ける時にこすれ等が生じるがシール部材66によって
剥がれが起こらないのである。
該空気吐出用ダクト40のオペレーター用吹き出し口7
4において、空気吐出用ダクト40の内面におけるエア
ー上流側の側部下面(本実施例では前方の側部下面)
に、凸部40aを形成している。該凸部40aはオペレ
ーター用吹き出し口74と反対側の内面に構成され、流
れに沿う流線型としている。このように、空気吐出用ダ
クト40内部に凸部40aを形成することで、図10、
図11の矢印に示すように、空気吐出用ダクト40前部
からのエアーが、凸部40aに沿って流れるようにな
り、該凸部40aがガイドとなっていったん上向きに方
向を変え、空気吐出用ダクト40上面にあったって、そ
の後、オペレーター用吹き出し口74・74へ略垂直方
向に流れ出るので、エアーが乱流にならずにオペレータ
ー用吹き出し口74・74に流れることができる。
以下に示すような効果を奏する。
転部を覆うキャビンに空気調和機を配置する構成におい
て、空気調和機をキャビンのルーフ前部左右中央に設
け、該空気調和機を横方向及び縦方向に広げて薄く構成
し、前記キャビンの天井をインナールーフ及びアウター
ルーフで構成し、前記空気調和機及びインナールーフと
アウタールーフとの間を空気導入用ダクトとし、該空気
導入用ダクトを幅広く構成したので、高さの限られたキ
ャビンでも室内高を高くし居住空間を大きくして視界を
良くする事ができる。また、空気導入用ダクト内部の断
面積を大きく、エアーの流速を遅くし、空気調和機への
ゴミ吸い込みを少なくすることができる。
トの前面は、空気調和機上面からアウタールーフに向け
て設けられた突出部で構成され、側面は、アウタールー
フに形成された溝の下面に貼設されたシール部材で構成
され、下面は、インナールーフ、空気調和機、及び、イ
ンナールーフと空気調和機とに架設されるプレートで構
成されるので、インナールーフ42とアウタールーフ4
1との間の狭い空間でも、空気導入用ダクトを形成する
ことができ、別途ダクト部品が不要で、また、シール部
材等の剥がれによる隙間からのエアーの流入を防ぐこと
ができ、空気導入用ダクト内部にゴミ等の流入を減らす
ことができる。
及び左右後部に吹き出し口を設け、空気調和機と該吹き
出し口とを連通する空気吐出用ダクト、及び、空気調和
機のキャビンへの取付部を、空気調和機に一体的に設け
たので、空気吐出用ダクト内部のエアーの流れの方向を
変える時の圧損を減らす形状に成形可能で、又、空気吐
出用ダクトの形状の簡略化を行うことができる。
記空気調和機の周囲の一部に凹部を設け、該凹部に空気
調和機用操作部材を配置するので、省スペースで空気調
和機と空気調和機用操作部材を配置することができ、イ
ンナールーフのふくらみ(凹凸)を最小限に抑えること
ができる。
トの上下面を略水平方向に、室内側面を斜めに形成し、
下方よりインナールーフを下面と斜面に沿って取り付け
るとともに、空気吐出用ダクトとインナールーフとの間
にシール部材を介装するので、インナールーフを下から
押し付けて固定することができて簡単に取り付けること
ができ、取付作業の効率化を図ることができる。また、
空気吐出用ダクトのインナールーフとの係合面にシール
部材を着設しているので、インナールーフを取り付ける
時にこすれ等が生じるがシール部材によって剥がれが起
こらないのである。
図。
面図。
面図。
面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 走行機体の運転部を覆うキャビンに空気
調和機を配置する構成において、空気調和機をキャビン
のルーフ前部左右中央に設け、該空気調和機を横方向及
び縦方向に広げて薄く構成し、前記キャビンの天井をイ
ンナールーフ及びアウタールーフで構成し、前記空気調
和機及びインナールーフとアウタールーフとの間を空気
導入用ダクトとし、該空気導入用ダクトを幅広く構成し
たことを特徴とするキャビンの構造。 - 【請求項2】 前記空気導入用ダクトの前面は、空気調
和機上面からアウタールーフに向けて設けられた突出部
で構成され、側面は、アウタールーフに形成された溝の
下面に貼設されたシール部材で構成され、下面は、イン
ナールーフ、空気調和機、及び、インナールーフと空気
調和機とに架設されるプレートで構成されることを特徴
とする請求項1に記載のキャビン構造。 - 【請求項3】 前記空気調和機前部及び左右後部に吹き
出し口を設け、空気調和機と該吹き出し口とを連通する
空気吐出用ダクト、及び、空気調和機のキャビンへの取
付部を、空気調和機に一体的に設けたことを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のキャビンの構造。 - 【請求項4】 平面視において、前記空気調和機の周囲
の一部に凹部を設け、該凹部に空気調和機用操作部材を
配置することを特徴とする請求項1から請求項3のいず
れか一つに記載のキャビンの構造。 - 【請求項5】 前記空気吐出用ダクトの上下面を略水平
方向に、室内側面を斜めに形成し、下方よりインナール
ーフを下面と斜面に沿って取り付けるとともに、空気吐
出用ダクトとインナールーフとの間にシール部材を介装
することを特徴とする請求項3記載のキャビンの構造。
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Cited By (1)
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2001
- 2001-11-20 JP JP2001354869A patent/JP3943375B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7155070B2 (ja) | 2019-06-25 | 2022-10-18 | 株式会社クボタ | 作業車両 |
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JP3943375B2 (ja) | 2007-07-11 |
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