JP2003154273A - メタクリル酸製造用触媒の製造方法、メタクリル酸製造用触媒、および、メタクリル酸の製造方法 - Google Patents
メタクリル酸製造用触媒の製造方法、メタクリル酸製造用触媒、および、メタクリル酸の製造方法Info
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メタクロレインを分子状酸素により気相接触
酸化してメタクリル酸を高収率で製造できる触媒、その
製造方法、および、この触媒を用いたメタクリル酸の製
造方法を提供する。 【解決手段】 本発明では、アンモニウムを含まないモ
リブデン化合物を含み、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物を含ま
ない溶液またはスラリー(A液)と、アンモニアおよび
/またはアンモニア化合物を含む溶液またはスラリー
(B液)とを調製し、これらを混合してAB混合液を調
製し、このAB混合液と製造される触媒に含まれるモリ
ブデン以外の元素(酸素を除く)の化合物とを混合して
得られる触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを乾燥・
焼成してメタクリル酸製造用触媒を製造する。
酸化してメタクリル酸を高収率で製造できる触媒、その
製造方法、および、この触媒を用いたメタクリル酸の製
造方法を提供する。 【解決手段】 本発明では、アンモニウムを含まないモ
リブデン化合物を含み、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物を含ま
ない溶液またはスラリー(A液)と、アンモニアおよび
/またはアンモニア化合物を含む溶液またはスラリー
(B液)とを調製し、これらを混合してAB混合液を調
製し、このAB混合液と製造される触媒に含まれるモリ
ブデン以外の元素(酸素を除く)の化合物とを混合して
得られる触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを乾燥・
焼成してメタクリル酸製造用触媒を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタクロレインを
分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造
する際に使用する触媒(以下、メタクリル酸製造用触媒
という。)の製造方法、製造される触媒、および、この
触媒を用いたメタクリル酸の製造方法に関する。
分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造
する際に使用する触媒(以下、メタクリル酸製造用触媒
という。)の製造方法、製造される触媒、および、この
触媒を用いたメタクリル酸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているメタクリル酸製造用触
媒の製造方法のうち、触媒成分元素を含む2種類以上の
混合溶液を混合して製造する方法としては、例えば、特
開平4−182450号公報、特開平5−31368号
公報、特開平6−86932号公報、特開平7−185
354号公報、特開平8−157414号公報、特開平
8−196908号公報等に開示されている。例えば、
特開平5−31368号公報には、モリブデン、バナジ
ウム、リンおよびアンチモン等の第4成分Xを含む均一
溶液と、アンモニア水と、セシウム等のその他の触媒成
分元素を含む均一溶液とを混合し、この混合溶液を乾燥
することによって触媒を調製するメタクリル酸製造用触
媒の製造方法が開示されている。これにより、第4成分
X(特に、アンチモン)の溶解性が向上し、触媒性能の
再現性、安定性に優れ、長寿命の触媒が得られるとして
いる。
媒の製造方法のうち、触媒成分元素を含む2種類以上の
混合溶液を混合して製造する方法としては、例えば、特
開平4−182450号公報、特開平5−31368号
公報、特開平6−86932号公報、特開平7−185
354号公報、特開平8−157414号公報、特開平
8−196908号公報等に開示されている。例えば、
特開平5−31368号公報には、モリブデン、バナジ
ウム、リンおよびアンチモン等の第4成分Xを含む均一
溶液と、アンモニア水と、セシウム等のその他の触媒成
分元素を含む均一溶液とを混合し、この混合溶液を乾燥
することによって触媒を調製するメタクリル酸製造用触
媒の製造方法が開示されている。これにより、第4成分
X(特に、アンチモン)の溶解性が向上し、触媒性能の
再現性、安定性に優れ、長寿命の触媒が得られるとして
いる。
【0003】また、特開平9−290162号公報に
は、全ての触媒原料を水に溶解あるいは懸濁させた溶液
について、アンモニウムの含有量がモリブデン12原子
に対し17〜100モルの範囲、かつ、そのpHが6.
5〜13の範囲とする酸化触媒の製造方法が開示されて
いる。pHの調整は、硝酸またはアンモニア水等の添加
により行われている。
は、全ての触媒原料を水に溶解あるいは懸濁させた溶液
について、アンモニウムの含有量がモリブデン12原子
に対し17〜100モルの範囲、かつ、そのpHが6.
5〜13の範囲とする酸化触媒の製造方法が開示されて
いる。pHの調整は、硝酸またはアンモニア水等の添加
により行われている。
【0004】しかしながら、このような従来の触媒原料
の混合方法やpH調整方法を用いて製造された触媒は、
メタクリル酸収率の点で工業用触媒として必ずしも十分
ではなく、さらなる触媒性能の向上が望まれている。
の混合方法やpH調整方法を用いて製造された触媒は、
メタクリル酸収率の点で工業用触媒として必ずしも十分
ではなく、さらなる触媒性能の向上が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メタクロレ
インを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸
を高収率で製造できる触媒、その製造方法、および、こ
の触媒を用いたメタクリル酸の製造方法を提供すること
を目的とする。
インを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸
を高収率で製造できる触媒、その製造方法、および、こ
の触媒を用いたメタクリル酸の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の本発明により解決できる。 下記式(1)で表される組成を有する、メタクロレイ
ンを気相接触酸化してメタクリル酸を製造するための触
媒の製造方法であって、(i) アンモニウムを含まないモ
リブデン化合物を含み、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物を含ま
ない溶液またはスラリー(A液)を調製する工程と、(i
i) アンモニアおよび/またはアンモニア化合物を含む
溶液またはスラリー(B液)を調製する工程と、(iii)
A液とB液とを混合して、AB混合液を調製する工程
と、(iv) AB混合液と製造される触媒に含まれるモリ
ブデン以外の元素(酸素を除く)の化合物とを混合し
て、触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを調製する工
程と、(v) この触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを
乾燥・焼成する工程とを含むことを特徴とするメタクリ
ル酸製造用触媒の製造方法。
下の本発明により解決できる。 下記式(1)で表される組成を有する、メタクロレイ
ンを気相接触酸化してメタクリル酸を製造するための触
媒の製造方法であって、(i) アンモニウムを含まないモ
リブデン化合物を含み、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物を含ま
ない溶液またはスラリー(A液)を調製する工程と、(i
i) アンモニアおよび/またはアンモニア化合物を含む
溶液またはスラリー(B液)を調製する工程と、(iii)
A液とB液とを混合して、AB混合液を調製する工程
と、(iv) AB混合液と製造される触媒に含まれるモリ
ブデン以外の元素(酸素を除く)の化合物とを混合し
て、触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを調製する工
程と、(v) この触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを
乾燥・焼成する工程とを含むことを特徴とするメタクリ
ル酸製造用触媒の製造方法。
【0007】
PaMobVcCudXeYfZgOh (1)
(式中、P、Mo、V、CuおよびOは、それぞれリ
ン、モリブデン、バナジウム、銅および酸素を示し、X
はアンチモン、ビスマス、砒素、ゲルマニウム、ジルコ
ニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステンお
よびホウ素からなる群より選ばれた少なくとも1種類の
元素を示し、Yは鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タ
ンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セ
リウムおよびランタンからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム、セ
シウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示す。a、b、c、d、e、f、gお
よびhは各元素の原子比率を表し、b=12のときa=
0.5〜3、c=0.01〜3、d=0.01〜2、e
=0〜3、f=0〜3、g=0.01〜3であり、hは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素の原子比
率である。) B液が、製造される触媒に含まれる元素(酸素を除
く)の単体あるいは化合物を含まない前記のメタクリ
ル酸製造用触媒の製造方法。 B液中に含まれるアンモニウムの量が、A液中に含ま
れるモリブデン原子12モルに対して、6〜17モルで
ある前記またはのメタクリル酸製造用触媒の製造方
法。 前記〜のいずれかの方法により製造されるメタク
リル酸製造用触媒。 前記のメタクリル酸製造用触媒の存在下で、メタク
ロレインを分子状酸素により気相接触酸化するメタクリ
ル酸の製造方法。
ン、モリブデン、バナジウム、銅および酸素を示し、X
はアンチモン、ビスマス、砒素、ゲルマニウム、ジルコ
ニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステンお
よびホウ素からなる群より選ばれた少なくとも1種類の
元素を示し、Yは鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タ
ンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セ
リウムおよびランタンからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム、セ
シウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示す。a、b、c、d、e、f、gお
よびhは各元素の原子比率を表し、b=12のときa=
0.5〜3、c=0.01〜3、d=0.01〜2、e
=0〜3、f=0〜3、g=0.01〜3であり、hは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素の原子比
率である。) B液が、製造される触媒に含まれる元素(酸素を除
く)の単体あるいは化合物を含まない前記のメタクリ
ル酸製造用触媒の製造方法。 B液中に含まれるアンモニウムの量が、A液中に含ま
れるモリブデン原子12モルに対して、6〜17モルで
ある前記またはのメタクリル酸製造用触媒の製造方
法。 前記〜のいずれかの方法により製造されるメタク
リル酸製造用触媒。 前記のメタクリル酸製造用触媒の存在下で、メタク
ロレインを分子状酸素により気相接触酸化するメタクリ
ル酸の製造方法。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の上記式(1)で表される
組成を有する、メタクロレインを気相接触酸化してメタ
クリル酸を製造するための触媒の製造方法は、前述の通
り、(i) アンモニウムを含まないモリブデン化合物を含
み、それ以外の製造される触媒に含まれる元素(酸素を
除く)の単体あるいは化合物を含まない溶液またはスラ
リー(A液)を調製する工程と、(ii) アンモニアおよ
び/またはアンモニア化合物を含む溶液またはスラリー
(B液)を調製する工程と、(iii) A液とB液とを混合
して、AB混合液を調製する工程と、(iv) AB混合液
と製造される触媒に含まれるモリブデン以外の元素(酸
素を除く)の化合物とを混合して、触媒前駆体を含む溶
液またはスラリーを調製する工程と、(v) この触媒前駆
体を含む溶液またはスラリーを乾燥・焼成する工程とを
含むものである。本発明においては、アンモニウムを含
まないモリブデン化合物を含み、それ以外の製造される
触媒に含まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合
物を含まない溶液またはスラリー(A液)と、アンモニ
アおよび/またはアンモニア化合物を含む溶液またはス
ラリー(B液)とを混合する工程を含むことが必須であ
る。本発明により製造されるメタクリル酸製造用触媒
は、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化す
る際に使用され、高収率が得られる。
組成を有する、メタクロレインを気相接触酸化してメタ
クリル酸を製造するための触媒の製造方法は、前述の通
り、(i) アンモニウムを含まないモリブデン化合物を含
み、それ以外の製造される触媒に含まれる元素(酸素を
除く)の単体あるいは化合物を含まない溶液またはスラ
リー(A液)を調製する工程と、(ii) アンモニアおよ
び/またはアンモニア化合物を含む溶液またはスラリー
(B液)を調製する工程と、(iii) A液とB液とを混合
して、AB混合液を調製する工程と、(iv) AB混合液
と製造される触媒に含まれるモリブデン以外の元素(酸
素を除く)の化合物とを混合して、触媒前駆体を含む溶
液またはスラリーを調製する工程と、(v) この触媒前駆
体を含む溶液またはスラリーを乾燥・焼成する工程とを
含むものである。本発明においては、アンモニウムを含
まないモリブデン化合物を含み、それ以外の製造される
触媒に含まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合
物を含まない溶液またはスラリー(A液)と、アンモニ
アおよび/またはアンモニア化合物を含む溶液またはス
ラリー(B液)とを混合する工程を含むことが必須であ
る。本発明により製造されるメタクリル酸製造用触媒
は、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化す
る際に使用され、高収率が得られる。
【0009】本発明の製造方法により得られる触媒の性
能が向上するメカニズムについては明らかではないが、
モリブデン化合物を含むAB混合液を特定の条件で調製
することにより、触媒としたときにメタクリル酸が高収
率で得られる結晶構造が形成されるためと推定される。
能が向上するメカニズムについては明らかではないが、
モリブデン化合物を含むAB混合液を特定の条件で調製
することにより、触媒としたときにメタクリル酸が高収
率で得られる結晶構造が形成されるためと推定される。
【0010】なお、ここでいう「アンモニウム」とは、
NH4 +基だけでなくNH3をも含み、アンモニウムの量
とは、含まれるNH4 +基およびNH3の総量のことをい
う。また、アンモニア化合物とは、アンモニウムを含有
する化合物のことをいう。
NH4 +基だけでなくNH3をも含み、アンモニウムの量
とは、含まれるNH4 +基およびNH3の総量のことをい
う。また、アンモニア化合物とは、アンモニウムを含有
する化合物のことをいう。
【0011】以下、本発明のメタクリル酸製造用触媒の
製造方法について、さらに詳しく説明する。
製造方法について、さらに詳しく説明する。
【0012】<A液の調製>A液は、アンモニウムを含
まないモリブデン化合物を溶媒に溶解あるいは懸濁させ
て調製する。A液には、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物、つま
り、他の触媒原料が含まれないようにする。
まないモリブデン化合物を溶媒に溶解あるいは懸濁させ
て調製する。A液には、それ以外の製造される触媒に含
まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは化合物、つま
り、他の触媒原料が含まれないようにする。
【0013】ここで、「アンモニウムを含まない」と
は、一般的な分析手法(例えばキェールダール法)にお
いて定量限界以下であることを意味し、原料に含まれる
モリブデン100質量部に対して0.01質量部以下の
ごくわずかのアンモニウムを含んでいてもかまわない。
は、一般的な分析手法(例えばキェールダール法)にお
いて定量限界以下であることを意味し、原料に含まれる
モリブデン100質量部に対して0.01質量部以下の
ごくわずかのアンモニウムを含んでいてもかまわない。
【0014】用いるモリブデン化合物としてはアンモニ
ウムを含まなければ特に限定されず、例えば、三酸化モ
リブデン、モリブデン酸等が挙げられる。モリブデン化
合物は1種を用いても、2種以上を併用してもよい。
ウムを含まなければ特に限定されず、例えば、三酸化モ
リブデン、モリブデン酸等が挙げられる。モリブデン化
合物は1種を用いても、2種以上を併用してもよい。
【0015】A液の溶媒としては、水を用いることが好
ましい。
ましい。
【0016】A液中の溶媒の量は特に限定されないが、
通常、A液に含まれるモリブデンと溶媒の含有比(質量
比)は1:0.1〜1:100であることが好ましい。
通常、A液に含まれるモリブデンと溶媒の含有比(質量
比)は1:0.1〜1:100であることが好ましい。
【0017】A液の状態は特に制限されず、モリブデン
化合物(触媒原料)が完全に溶媒に溶解した溶液であっ
ても、一部または全量が溶媒に懸濁したスラリーであっ
てもよい。
化合物(触媒原料)が完全に溶媒に溶解した溶液であっ
ても、一部または全量が溶媒に懸濁したスラリーであっ
てもよい。
【0018】なお、A液は、通常、常温で攪拌して調製
すればよいが、必要に応じて100℃程度まで加熱して
調製してもかまわない。
すればよいが、必要に応じて100℃程度まで加熱して
調製してもかまわない。
【0019】<B液の調製>B液は、アンモニアおよび
/またはアンモニア化合物を溶媒に溶解あるいは懸濁さ
せて調製する。B液には、アンモニアおよびアンモニア
化合物の他に、モリブデン以外の製造される触媒に含ま
れる元素(酸素を除く)の化合物も全量でなければ含ん
でいてもかまわないが、これらを含まないことが好まし
い。
/またはアンモニア化合物を溶媒に溶解あるいは懸濁さ
せて調製する。B液には、アンモニアおよびアンモニア
化合物の他に、モリブデン以外の製造される触媒に含ま
れる元素(酸素を除く)の化合物も全量でなければ含ん
でいてもかまわないが、これらを含まないことが好まし
い。
【0020】用いるアンモニアおよびアンモニア化合物
としては特に限定されず、例えば、アンモニア(アンモ
ニア水)、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、
硝酸アンモニウム等が挙げられる。アンモニアおよび/
またはアンモニア化合物は1種を用いても、2種以上を
併用してもよい。
としては特に限定されず、例えば、アンモニア(アンモ
ニア水)、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、
硝酸アンモニウム等が挙げられる。アンモニアおよび/
またはアンモニア化合物は1種を用いても、2種以上を
併用してもよい。
【0021】B液の溶媒としては、水を用いることが好
ましい。
ましい。
【0022】B液中の溶媒の量は特に限定されないが、
通常、B液に含まれるアンモニアおよびアンモニウム基
と溶媒の含有比(質量比)は1:0.1〜1:100で
あることが好ましい。
通常、B液に含まれるアンモニアおよびアンモニウム基
と溶媒の含有比(質量比)は1:0.1〜1:100で
あることが好ましい。
【0023】B液の状態は特に制限されず、アンモニア
および/またはアンモニア化合物が完全に溶媒に溶解し
た溶液であっても、一部または全量が溶媒に懸濁したス
ラリーであってもよい。
および/またはアンモニア化合物が完全に溶媒に溶解し
た溶液であっても、一部または全量が溶媒に懸濁したス
ラリーであってもよい。
【0024】なお、B液は、通常、常温で攪拌して調製
すればよいが、アンモニアが蒸散しない範囲の温度領域
で用いるのが好ましい。
すればよいが、アンモニアが蒸散しない範囲の温度領域
で用いるのが好ましい。
【0025】<AB混合液の調製>次いで、上記のよう
にして調製したA液とB液とを混合し、AB混合液を調
製する。
にして調製したA液とB液とを混合し、AB混合液を調
製する。
【0026】A液とB液の混合方法は特に限定されず、
例えば、A液が入った容器にB液を加える方法、B液が
入った容器にA液を加える方法、容器にA液とB液とを
同時に流し込む方法等の任意の方法が利用できる。混合
は、通常、攪拌しながら行い、AB混合液はできるだけ
均一であることが好ましい。
例えば、A液が入った容器にB液を加える方法、B液が
入った容器にA液を加える方法、容器にA液とB液とを
同時に流し込む方法等の任意の方法が利用できる。混合
は、通常、攪拌しながら行い、AB混合液はできるだけ
均一であることが好ましい。
【0027】A液とB液の混合比は、高いメタクリル酸
収率の触媒が得られるので、B液中のアンモニウムの量
が、A液中のモリブデン原子12モルに対して、6モル
以上、特に7モル以上であることが好ましく、また、1
7モル以下、特に15モル以下であることが好ましい。
収率の触媒が得られるので、B液中のアンモニウムの量
が、A液中のモリブデン原子12モルに対して、6モル
以上、特に7モル以上であることが好ましく、また、1
7モル以下、特に15モル以下であることが好ましい。
【0028】なお、AB混合液の状態は特に制限され
ず、溶液であってもスラリー(懸濁液)であってもよ
い。
ず、溶液であってもスラリー(懸濁液)であってもよ
い。
【0029】AB混合液は、通常、常温で調製すればよ
いが、必要に応じて100℃程度まで加熱して調製して
もかまわない。また、得られたAB混合液に対して、適
宜、加熱処理等の操作を施してもよい。加熱処理の温度
は100℃までが好ましいが、必要に応じてオートクレ
ーブ等を用いて100℃以上にすることもできる。な
お、加熱時間は適宜決めればよい。
いが、必要に応じて100℃程度まで加熱して調製して
もかまわない。また、得られたAB混合液に対して、適
宜、加熱処理等の操作を施してもよい。加熱処理の温度
は100℃までが好ましいが、必要に応じてオートクレ
ーブ等を用いて100℃以上にすることもできる。な
お、加熱時間は適宜決めればよい。
【0030】<AB混合液とモリブデン以外の元素の触
媒原料との混合>次いで、調製したAB混合液と、製造
される触媒に含まれるモリブデン以外の元素(酸素を除
く)の化合物(触媒原料)とを混合し、触媒前駆体を含
む溶液またはスラリー(懸濁液)を調製する。
媒原料との混合>次いで、調製したAB混合液と、製造
される触媒に含まれるモリブデン以外の元素(酸素を除
く)の化合物(触媒原料)とを混合し、触媒前駆体を含
む溶液またはスラリー(懸濁液)を調製する。
【0031】用いるモリブデン以外の元素の触媒原料と
しては特に限定されず、各元素の硝酸塩、炭酸塩、水酸
化物等を適宜選択して使用することができる。例えば、
リン原料としては、正リン酸、五酸化リン、リン酸アン
モニウム等、バナジウムの原料としては、五酸化バナジ
ウム、メタバナジン酸アンモニウム等、セシウムの原料
としては硝酸セシウム、炭酸セシウム、水酸化セシウム
等を用いることができる。触媒成分の原料は各元素に対
して1種を用いても、2種以上を併用してもよい。
しては特に限定されず、各元素の硝酸塩、炭酸塩、水酸
化物等を適宜選択して使用することができる。例えば、
リン原料としては、正リン酸、五酸化リン、リン酸アン
モニウム等、バナジウムの原料としては、五酸化バナジ
ウム、メタバナジン酸アンモニウム等、セシウムの原料
としては硝酸セシウム、炭酸セシウム、水酸化セシウム
等を用いることができる。触媒成分の原料は各元素に対
して1種を用いても、2種以上を併用してもよい。
【0032】これらの触媒原料は、AB混合液にそのま
ま加えてもよいし、溶液や懸濁液の状態で加えてもよ
い。溶液や懸濁液の溶媒としては、水を用いることが好
ましい。溶媒の量は特に制限されず、適宜決めればよ
い。
ま加えてもよいし、溶液や懸濁液の状態で加えてもよ
い。溶液や懸濁液の溶媒としては、水を用いることが好
ましい。溶媒の量は特に制限されず、適宜決めればよ
い。
【0033】混合方法は特に限定されず、例えば、AB
混合液が入った容器にモリブデン以外の触媒原料を順次
加えていく方法、モリブデン以外の触媒原料が入った容
器にAB混合液を加える方法、容器にAB混合液とモリ
ブデン以外の触媒原料とを同時に流し込む方法等の任意
の方法が利用できる。混合は、通常、攪拌しながら行
う。
混合液が入った容器にモリブデン以外の触媒原料を順次
加えていく方法、モリブデン以外の触媒原料が入った容
器にAB混合液を加える方法、容器にAB混合液とモリ
ブデン以外の触媒原料とを同時に流し込む方法等の任意
の方法が利用できる。混合は、通常、攪拌しながら行
う。
【0034】AB混合液とモリブデン以外の元素の触媒
原料とを混合する際の溶液の温度は特に限定されない
が、100℃以下であることが好ましい。また、得られ
た触媒前駆体を含む溶液またはスラリーに対して、適
宜、加熱処理等の操作を施してもよい。加熱処理の温度
100℃までが好ましいが、必要に応じてオートクレー
ブ等を用いて100℃以上にすることもできる。なお、
加熱時間は適宜決めればよい。
原料とを混合する際の溶液の温度は特に限定されない
が、100℃以下であることが好ましい。また、得られ
た触媒前駆体を含む溶液またはスラリーに対して、適
宜、加熱処理等の操作を施してもよい。加熱処理の温度
100℃までが好ましいが、必要に応じてオートクレー
ブ等を用いて100℃以上にすることもできる。なお、
加熱時間は適宜決めればよい。
【0035】<乾燥・焼成>次いで、このようにして得
られた全ての触媒原料を含む溶液またはスラリーを乾燥
し、触媒前駆体の乾燥物を得る。
られた全ての触媒原料を含む溶液またはスラリーを乾燥
し、触媒前駆体の乾燥物を得る。
【0036】乾燥方法としては種々の方法を用いること
が可能であり、例えば、蒸発乾固法、噴霧乾燥法、ドラ
ム乾燥法、気流乾燥法等を用いることができる。乾燥に
使用する乾燥機の機種や乾燥時の温度、時間等は特に限
定されず、乾燥条件を適宜変えることによって目的に応
じた触媒前駆体の乾燥物を得ることができる。
が可能であり、例えば、蒸発乾固法、噴霧乾燥法、ドラ
ム乾燥法、気流乾燥法等を用いることができる。乾燥に
使用する乾燥機の機種や乾燥時の温度、時間等は特に限
定されず、乾燥条件を適宜変えることによって目的に応
じた触媒前駆体の乾燥物を得ることができる。
【0037】このようにして得られた触媒前駆体の乾燥
物は、必要により粉砕した後、成形せずにそのまま次の
焼成を行ってもよいが、通常は成形品を焼成する。
物は、必要により粉砕した後、成形せずにそのまま次の
焼成を行ってもよいが、通常は成形品を焼成する。
【0038】成形方法は特に限定されず、公知の乾式お
よび湿式の種々の成形法が適用できるが、シリカ等の担
体などを含めずに成形することが好ましい。具体的な成
形方法としては、例えば、打錠成形、プレス成形、押出
成形、造粒成形等が挙げられる。成形品の形状について
も特に限定されず、例えば、円柱状、リング状、球状等
の所望の形状を選択することができる。
よび湿式の種々の成形法が適用できるが、シリカ等の担
体などを含めずに成形することが好ましい。具体的な成
形方法としては、例えば、打錠成形、プレス成形、押出
成形、造粒成形等が挙げられる。成形品の形状について
も特に限定されず、例えば、円柱状、リング状、球状等
の所望の形状を選択することができる。
【0039】なお、成形に際しては、公知の添加剤、例
えば、グラファイト、タルク等を少量添加してもよい。
えば、グラファイト、タルク等を少量添加してもよい。
【0040】そして、このようにして得られた触媒前駆
体の乾燥物またはその成形品を焼成し、メタクリル酸製
造用触媒を得る。
体の乾燥物またはその成形品を焼成し、メタクリル酸製
造用触媒を得る。
【0041】焼成方法や焼成条件は特に限定されず、公
知の処理方法および条件を適用することができる。焼成
の最適条件は、用いる触媒原料、触媒組成、調製法等に
よって異なるが、通常、空気等の酸素含有ガス流通下お
よび/または不活性ガス流通下で、200〜500℃、
好ましくは300〜450℃で、0.5時間以上、好ま
しくは1〜40時間で行う。ここで、不活性ガスとは、
触媒の反応活性を低下させないような気体のことをい
い、具体的には、窒素、炭酸ガス、ヘリウム、アルゴン
等が挙げられる。
知の処理方法および条件を適用することができる。焼成
の最適条件は、用いる触媒原料、触媒組成、調製法等に
よって異なるが、通常、空気等の酸素含有ガス流通下お
よび/または不活性ガス流通下で、200〜500℃、
好ましくは300〜450℃で、0.5時間以上、好ま
しくは1〜40時間で行う。ここで、不活性ガスとは、
触媒の反応活性を低下させないような気体のことをい
い、具体的には、窒素、炭酸ガス、ヘリウム、アルゴン
等が挙げられる。
【0042】<メタクリル酸の製造方法>次に、本発明
のメタクリル酸の製造方法について説明する。本発明の
メタクリル酸の製造方法は、上記のようにして得られる
本発明の触媒の存在下でメタクロレインを分子状酸素に
より気相接触酸化してメタクリル酸を製造するものであ
る。
のメタクリル酸の製造方法について説明する。本発明の
メタクリル酸の製造方法は、上記のようにして得られる
本発明の触媒の存在下でメタクロレインを分子状酸素に
より気相接触酸化してメタクリル酸を製造するものであ
る。
【0043】反応は、通常、固定床で行なう。また、触
媒層は1層でも2層以上でもよく、担体に担持させたも
のであっても、その他の添加成分を混合したものであっ
てもよい。
媒層は1層でも2層以上でもよく、担体に担持させたも
のであっても、その他の添加成分を混合したものであっ
てもよい。
【0044】上記のような本発明の触媒を用いてメタク
リル酸を製造する際には、メタクロレインと分子状酸素
とを含む原料ガスを触媒と接触させる。
リル酸を製造する際には、メタクロレインと分子状酸素
とを含む原料ガスを触媒と接触させる。
【0045】原料ガス中のメタクロレイン濃度は広い範
囲で変えることができるが、1〜20容量%、特に3〜
10容量%であることが好ましい。
囲で変えることができるが、1〜20容量%、特に3〜
10容量%であることが好ましい。
【0046】分子状酸素源としては空気を用いることが
経済的であるが、必要ならば純酸素で富化した空気等も
用いることができる。原料ガス中の分子状酸素濃度はメ
タクロレイン1モルに対して0.4〜4モル、特に0.
5〜3モルであることが好ましい。
経済的であるが、必要ならば純酸素で富化した空気等も
用いることができる。原料ガス中の分子状酸素濃度はメ
タクロレイン1モルに対して0.4〜4モル、特に0.
5〜3モルであることが好ましい。
【0047】原料ガスは、メタクロレインおよび分子状
酸素源を、窒素、炭酸ガス等の不活性ガスで希釈したも
のであってもよい。
酸素源を、窒素、炭酸ガス等の不活性ガスで希釈したも
のであってもよい。
【0048】原料ガスの接触時間は通常1.5〜15秒
であり、好ましくは2〜5秒である。
であり、好ましくは2〜5秒である。
【0049】また、原料ガスには水蒸気を加えてもよ
い。水の存在下で反応を行なうと、より高収率でメタク
リル酸が得られる。原料ガス中の水蒸気の濃度は、容量
で0.1〜50%、特に1〜40%であることが好まし
い。
い。水の存在下で反応を行なうと、より高収率でメタク
リル酸が得られる。原料ガス中の水蒸気の濃度は、容量
で0.1〜50%、特に1〜40%であることが好まし
い。
【0050】また、原料ガス中には、低級飽和アルデヒ
ド等の不純物を少量含んでいてもよいが、その量はでき
るだけ少ないことが好ましい。
ド等の不純物を少量含んでいてもよいが、その量はでき
るだけ少ないことが好ましい。
【0051】メタクリル酸製造反応の反応圧力は常圧か
ら数気圧まで用いられる。反応温度は230〜450
℃、特に250〜400℃であることが好ましい。
ら数気圧まで用いられる。反応温度は230〜450
℃、特に250〜400℃であることが好ましい。
【0052】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0053】実施例および比較例中の「部」は質量部を
意味する。触媒の組成は触媒成分の原料仕込み量から求
め、反応原料ガスおよび生成物の分析はガスクロマトグ
ラフィーを用いて行った。
意味する。触媒の組成は触媒成分の原料仕込み量から求
め、反応原料ガスおよび生成物の分析はガスクロマトグ
ラフィーを用いて行った。
【0054】なお、メタクロレインの反応率、生成した
メタクリル酸の選択率、メタクリル酸の単流収率は以下
のように定義される。
メタクリル酸の選択率、メタクリル酸の単流収率は以下
のように定義される。
【0055】
メタクロレインの反応率(%)=(B/A)×100
メタクリル酸の選択率(%)=(C/B)×100
メタクリル酸の単流収率(%)=(C/A)×100
ここで、Aは供給したメタクロレインのモル数、Bは反
応したメタクロレインのモル数、Cは生成したメタクリ
ル酸のモル数である。
応したメタクロレインのモル数、Cは生成したメタクリ
ル酸のモル数である。
【0056】[実施例1]純水400部に三酸化モリブデ
ン100部を加えて攪拌し、A液を調製した。A液中の
アンモニウムの量をキェールダール法で測定したとこ
ろ、定量限界以下であった。
ン100部を加えて攪拌し、A液を調製した。A液中の
アンモニウムの量をキェールダール法で測定したとこ
ろ、定量限界以下であった。
【0057】A液を常温で攪拌しながらB液である29
重量%アンモニア水35.0部を加え、AB混合液を調
製した。そして、このAB混合液を60℃で加熱攪拌
し、三酸化モリブデンを溶解した。B液中のアンモニウ
ムの量は、A液中のモリブデン原子12モルに対して1
0.3モルであった。
重量%アンモニア水35.0部を加え、AB混合液を調
製した。そして、このAB混合液を60℃で加熱攪拌
し、三酸化モリブデンを溶解した。B液中のアンモニウ
ムの量は、A液中のモリブデン原子12モルに対して1
0.3モルであった。
【0058】次いで、AB混合液に、五酸化バナジウム
4.74部、85重量%リン酸7.34部を順次加えて
1時間攪拌し、溶解した。この溶液に、硝酸銅2.34
部を純水10部に溶解した溶液、硝酸セリウム2.51
部を純水10部に溶解した溶液、硝酸セシウム11.8
5部を純水40部に溶解した溶液を加えて15分間攪拌
し、スラリーを得た。
4.74部、85重量%リン酸7.34部を順次加えて
1時間攪拌し、溶解した。この溶液に、硝酸銅2.34
部を純水10部に溶解した溶液、硝酸セリウム2.51
部を純水10部に溶解した溶液、硝酸セシウム11.8
5部を純水40部に溶解した溶液を加えて15分間攪拌
し、スラリーを得た。
【0059】このようにして得られたスラリーを101
℃まで加熱し、攪拌しながら蒸発乾固した。そして、得
られた固形物を130℃で16時間乾燥し、加圧成形後
粉砕して7.5〜20メッシュ部分を分取し、空気流通
下、375℃にて10時間焼成して触媒を得た。得られ
た触媒の組成は、P1.1Mo12V0.9Cu0.2Ce0.1Cs
0.05であった。
℃まで加熱し、攪拌しながら蒸発乾固した。そして、得
られた固形物を130℃で16時間乾燥し、加圧成形後
粉砕して7.5〜20メッシュ部分を分取し、空気流通
下、375℃にて10時間焼成して触媒を得た。得られ
た触媒の組成は、P1.1Mo12V0.9Cu0.2Ce0.1Cs
0.05であった。
【0060】この触媒を反応管に充填し、メタクロレイ
ン5%、酸素10%、水蒸気30%、窒素55%(容量
%)の混合ガスを、常圧下、反応温度285℃、接触時
間3.6秒で通じてメタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。なお、表1中のアンモニウム比率は、A
液中のモリブデン原子12モルに対する比率(モル)で
ある。
ン5%、酸素10%、水蒸気30%、窒素55%(容量
%)の混合ガスを、常圧下、反応温度285℃、接触時
間3.6秒で通じてメタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。なお、表1中のアンモニウム比率は、A
液中のモリブデン原子12モルに対する比率(モル)で
ある。
【0061】[実施例2]実施例1において、B液として
29重量%アンモニア水27.2部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して8モルとなるように変更した以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
29重量%アンモニア水27.2部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して8モルとなるように変更した以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
【0062】[実施例3]実施例1において、B液として
29重量%アンモニア水51.0部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して15モルとなるように変更した以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
29重量%アンモニア水51.0部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して15モルとなるように変更した以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
【0063】[実施例4]実施例1において、B液として
29重量%アンモニア水13.6部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して4モルとなるように変更した以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
29重量%アンモニア水13.6部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して4モルとなるように変更した以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
【0064】[実施例5]実施例1において、B液として
29重量%アンモニア水68.0部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して20モルとなるように変更した以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
29重量%アンモニア水68.0部を用い、B液中のア
ンモニウムの量をA液中のモリブデン原子12モルに対
して20モルとなるように変更した以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
【0065】[比較例1]実施例1において、B液を加え
なかった以外は、実施例1と同様にして触媒を得、メタ
クリル酸を合成した。その結果を表1に示す。
なかった以外は、実施例1と同様にして触媒を得、メタ
クリル酸を合成した。その結果を表1に示す。
【0066】[比較例2]実施例1において、A液として
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液を加えなかった以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液を加えなかった以外は、実施例1と同
様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果
を表1に示す。
【0067】[比較例3]実施例1において、A液に実施
例1と同量の硝酸セシウムを純水に溶解した溶液を加
え、この溶液にB液を加えてAB混合液を得、AB混合
液には硝酸セシウムを加えなかった以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
例1と同量の硝酸セシウムを純水に溶解した溶液を加
え、この溶液にB液を加えてAB混合液を得、AB混合
液には硝酸セシウムを加えなかった以外は、実施例1と
同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成した。その結
果を表1に示す。
【0068】[比較例4]実施例3において、A液として
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液として29重量%アンモニア水16.
0部(B液中のアンモニウムの量はA液中のモリブデン
原子12モルに対して4.7モル)を用いた以外は、実
施例3と同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成し
た。その結果を表1に示す。
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液として29重量%アンモニア水16.
0部(B液中のアンモニウムの量はA液中のモリブデン
原子12モルに対して4.7モル)を用いた以外は、実
施例3と同様にして触媒を得、メタクリル酸を合成し
た。その結果を表1に示す。
【0069】[実施例6]純水400部に三酸化モリブデ
ン100部を加えて攪拌し、A液を調製した。A液中の
アンモニウムの量をキェールダール法で測定したとこ
ろ、定量限界以下であった。
ン100部を加えて攪拌し、A液を調製した。A液中の
アンモニウムの量をキェールダール法で測定したとこ
ろ、定量限界以下であった。
【0070】A液を常温で攪拌しながらB液である炭酸
アンモニウム38.9部を純水80部に溶解した溶液を
加え、AB混合液を調製した。B液中のアンモニウムの
量は、A液中のモリブデン原子12モルに対して14モ
ルであった。
アンモニウム38.9部を純水80部に溶解した溶液を
加え、AB混合液を調製した。B液中のアンモニウムの
量は、A液中のモリブデン原子12モルに対して14モ
ルであった。
【0071】次いで、AB混合液に、85重量%リン酸
8.01部、メタバナジン酸アンモニウム4.74部、
60重量%砒酸水溶液4.11部、酸化ゲルマニウム
0.61部を順次加えて80℃で3時間攪拌した。この
溶液に、硝酸第二銅1.40部を純水10部に溶解した
溶液、硝酸第二鉄1.17部を純水10部に溶解した溶
液、硝酸セシウム14.67部を純水30部に溶解した
溶液を滴下して15分間攪拌し、スラリーを得た。
8.01部、メタバナジン酸アンモニウム4.74部、
60重量%砒酸水溶液4.11部、酸化ゲルマニウム
0.61部を順次加えて80℃で3時間攪拌した。この
溶液に、硝酸第二銅1.40部を純水10部に溶解した
溶液、硝酸第二鉄1.17部を純水10部に溶解した溶
液、硝酸セシウム14.67部を純水30部に溶解した
溶液を滴下して15分間攪拌し、スラリーを得た。
【0072】このようにして得られたスラリーを101
℃まで加熱し、攪拌しながら蒸発乾固した。そして、得
られた固形物を130℃で16時間乾燥し、加圧成形後
粉砕して7.5〜20メッシュ部分を分取し、空気流通
下、380℃にて5時間焼成して触媒を得た。得られた
触媒の組成は、P1.2Mo12V0.7Cu0.1Fe0.05As
0.3Ge0.1Cs1.3であった。
℃まで加熱し、攪拌しながら蒸発乾固した。そして、得
られた固形物を130℃で16時間乾燥し、加圧成形後
粉砕して7.5〜20メッシュ部分を分取し、空気流通
下、380℃にて5時間焼成して触媒を得た。得られた
触媒の組成は、P1.2Mo12V0.7Cu0.1Fe0.05As
0.3Ge0.1Cs1.3であった。
【0073】この触媒を用いて、反応温度を290℃に
変更した以外は実施例1と同じ反応条件でメタクリル酸
を合成した。その結果を表1に示す。
変更した以外は実施例1と同じ反応条件でメタクリル酸
を合成した。その結果を表1に示す。
【0074】[比較例5]実施例6において、A液として
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液として純水50部に炭酸アンモニウム
10.28部を加えて溶解した溶液(B液中のアンモニ
ウムの量はA液中のモリブデン原子12モルに対して
3.7モル)を用いた以外は、実施例6と同様にして触
媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果を表1に示
す。
純水200部にパラモリブデン酸アンモニウム122.
7部を加えて60℃で溶解した溶液(A液中のアンモニ
ウムの量はモリブデン原子12モルに対して10.3モ
ル)を用い、B液として純水50部に炭酸アンモニウム
10.28部を加えて溶解した溶液(B液中のアンモニ
ウムの量はA液中のモリブデン原子12モルに対して
3.7モル)を用いた以外は、実施例6と同様にして触
媒を得、メタクリル酸を合成した。その結果を表1に示
す。
【0075】
【表1】
【0076】本発明の方法により製造した実施例1〜6
の触媒を用いた場合、B液を用いずに製造した比較例1
の触媒、アンモニウムを含むA液を用いて製造した比較
例2、4、5の触媒、Csを含むA液を用いて製造した
比較例3の触媒と比べて、高いメタクリル酸単流収率が
得られた。
の触媒を用いた場合、B液を用いずに製造した比較例1
の触媒、アンモニウムを含むA液を用いて製造した比較
例2、4、5の触媒、Csを含むA液を用いて製造した
比較例3の触媒と比べて、高いメタクリル酸単流収率が
得られた。
【0077】
【発明の効果】本発明の製造方法により得られるメタク
リル酸製造用触媒の存在下でメタクロレインを分子状酸
素により気相接触酸化することにより、メタクリル酸を
高収率で製造することができる。
リル酸製造用触媒の存在下でメタクロレインを分子状酸
素により気相接触酸化することにより、メタクリル酸を
高収率で製造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 竹田 明男
広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ
ン株式会社中央技術研究所内
Fターム(参考) 4G069 AA02 AA08 BB06A BB06B
BC06B BC23B BC27B BC31B
BC43B BC54B BC59B BC66B
BD07B CB17 DA06 EA02Y
FB04 FB06
4H006 AA02 AA05 AC46 BA02 BA05
BA08 BA09 BA11 BA12 BA13
BA14 BA15 BA16 BA19 BA31
BA34 BA35 BA60 BA81 BE30
BS10
4H039 CA65 CC30
Claims (5)
- 【請求項1】 下記式(1)で表される組成を有する、
メタクロレインを気相接触酸化してメタクリル酸を製造
するための触媒の製造方法であって、(i) アンモニウム
を含まないモリブデン化合物を含み、それ以外の製造さ
れる触媒に含まれる元素(酸素を除く)の単体あるいは
化合物を含まない溶液またはスラリー(A液)を調製す
る工程と、(ii) アンモニアおよび/またはアンモニア
化合物を含む溶液またはスラリー(B液)を調製する工
程と、(iii) A液とB液とを混合して、AB混合液を調
製する工程と、(iv) AB混合液と製造される触媒に含
まれるモリブデン以外の元素(酸素を除く)の化合物と
を混合して、触媒前駆体を含む溶液またはスラリーを調
製する工程と、(v) この触媒前駆体を含む溶液またはス
ラリーを乾燥・焼成する工程とを含むことを特徴とする
メタクリル酸製造用触媒の製造方法。 PaMobVcCudXeYfZgOh (1) (式中、P、Mo、V、CuおよびOは、それぞれリ
ン、モリブデン、バナジウム、銅および酸素を示し、X
はアンチモン、ビスマス、砒素、ゲルマニウム、ジルコ
ニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステンお
よびホウ素からなる群より選ばれた少なくとも1種類の
元素を示し、Yは鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タ
ンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セ
リウムおよびランタンからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム、セ
シウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくと
も1種類の元素を示す。a、b、c、d、e、f、gお
よびhは各元素の原子比率を表し、b=12のときa=
0.5〜3、c=0.01〜3、d=0.01〜2、e
=0〜3、f=0〜3、g=0.01〜3であり、hは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素の原子比
率である。) - 【請求項2】 B液が、製造される触媒に含まれる元素
(酸素を除く)の単体あるいは化合物を含まないことを
特徴とする請求項1に記載のメタクリル酸製造用触媒の
製造方法。 - 【請求項3】 B液中に含まれるアンモニウムの量が、
A液中に含まれるモリブデン原子12モルに対して、6
〜17モルであることを特徴とする請求項1または2に
記載のメタクリル酸製造用触媒の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造されるメタクリル酸製造用触媒。 - 【請求項5】 請求項4に記載のメタクリル酸製造用触
媒の存在下で、メタクロレインを分子状酸素により気相
接触酸化するメタクリル酸の製造方法。
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-
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