JP2003153868A - 個人疾患検知システム、個人疾患検知方法、媒体、及びプログラム - Google Patents

個人疾患検知システム、個人疾患検知方法、媒体、及びプログラム

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JP2003153868A
JP2003153868A JP2001355107A JP2001355107A JP2003153868A JP 2003153868 A JP2003153868 A JP 2003153868A JP 2001355107 A JP2001355107 A JP 2001355107A JP 2001355107 A JP2001355107 A JP 2001355107A JP 2003153868 A JP2003153868 A JP 2003153868A
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真司 田中
信幸 ▲よし▼池
Nobuyuki Yoshiike
Shigeyuki Inoue
茂之 井上
Kazuhiko Hashimoto
和彦 橋本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者などの人体が精神及び/または行動に
障害を持っている状態か、または前記障害を持っていな
い状態かを人手に頼らず自動的に判定することは出来な
い。 【解決手段】 室内に設置され、所定の時間間隔の間に
前記室内で人体が移動した距離である移動頻度を検出す
る撮影手段1及び判定手段7と、室内に設置され、被使
用装置及び/または道具の使用頻度を少なくとも検知す
る開閉センサ9及び判定手段7と、検出された前記移動
頻度と検出された前記使用頻度とに基づいて、人体が精
神及び/または行動に障害を持っている状態か、または
障害を持っていない状態かを判定する判定手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の疾患を非侵
襲に検知する個人疾患検知システム、個人疾患検知方
法、第1装置、第2装置、第3装置、媒体、及びプログ
ラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化社会の到来という背景のも
とに高齢者の介護が注目されている。特に、痴呆症の患
者や徘徊を伴う高齢者の介護は大変重要視され、さまざ
まな技術の提案がなされている。
【0003】例えば、高齢者の行動を追跡し、異常行動
を行った場合に本人や外部に通報するような手段があれ
ば、介護の観点からは非常に有用であると考えられる。
また、高齢者に限らず人の行動を計測し、解析すること
で、たとえばその人の行動パターンを取得することが出
来るような手段があれば、照明や空調を快適に制御した
り、安全に動作させたりすることが可能となり、人の生
活に大変有効になると考えられる。
【0004】さらに、人に限らず、動物や機械において
も行動を計測することは有効であり、動物の場合は今ま
でわからなかった生態の研究に用いることが可能であ
り、機械においても状態や動作を計測することができれ
ば、効率よく、安全に稼動させることができ、生産活動
などの観点から大変有効である。
【0005】そのためには、人体や物体の行動や運動を
把握する上で、「誰が(何が)」「どこで」「何を」行
うかを捕らえる必要がある。つまり、室内における個人
や特定物体を同定し、その同定した個人や特定物体の室
内における位置を検出し、動作や姿勢を検出する必要が
ある。
【0006】まず、「誰が(何が)」について説明す
る。すなわち、従来の個人や特定物体を同定する方法に
は、RF−IDを用いた方法やCCD画像からの画像認
識による方法がある。
【0007】RF−IDは特定周波数の電波を使用し、
人体や物などの移動体に取り付けられたタグ(トランス
ポンダともいう。以下タグと呼ぶ)と、コンピュータな
どの上位機器に接続されたアンテナ(リーダーともい
う。以下アンテナと呼ぶ)との間で双方向通信を行うこ
とにより、タグの識別情報をアンテナで受信し対象物を
自動的に識別するシステムである。
【0008】このシステムにはタグの読み取り距離によ
って大きく2つに分類できる。
【0009】1つは低周波を用いた近距離タイプであ
り、タグとアンテナの読み取り距離が52cm前後以下
のものである。この場合、タグをアンテナにかざした
り、タグをズボンの端に縫込み、床設置のアンテナで読
み取るのが一般的である。
【0010】もう1つは、タグに電池を内蔵させ、電波
にマイクロ波を用いた遠距離タイプであり、タグとアン
テナの読み取り距離が1mを超えるようなものである。
この場合、タグを体の一部や物体の一部に携帯させるこ
とにより、アンテナの近傍を通過した際に、タグやアン
テナを意識することなく、タグ情報を読み取ることが可
能である。
【0011】CCD画像からの画像認識による方法は、
出入り口を通過する人体や物体をCCDカメラにより撮
影し、人体の顔面や物体の形状やマークなどの特微量を
画像認識により抽出し、あらかじめ登録されている固有
の特微量と照合することにより、個人や特定の物体の同
定を行うものである。
【0012】次に、「どこで」について説明する。すな
わち、室内での人体や物体の位置を特定する従来の方法
として、CCD画像から人体や物体の位置を抽出する方
法や二次元の赤外線センサによって得られた温度分布情
報から人体や物体の位置を抽出する方法などがある。こ
れ以外にも非常に大きな建物内の場合であれば、PHS
などを用いて複数の基地局からの電波の強度からおおよ
その位置を特定する方法が提案されている。
【0013】最後に、「何を」について説明する。すな
わち、人体や物体の動作や姿勢を検出する従来の方法
は、古くは万歩計(登録商標)や水銀スイッチなどを用
いて静止状態と動作状態を判別する方法が提案されてい
る。最近では、種々の加速度センサやジャイロセンサ
(角加速度センサ)が高性能化し、それらを用いて、人
体の歩行状態、身体の傾き、歩く方向等を検出する方法
が提案されている。
【0014】また一方で、家電機器に開閉センサなどの
使用状況を把握するためのセンサを取り付け、家電機器
の使用状況を把握する方法が提案されている。
【0015】このように、従来から人体や物体の行動や
運動を把握する上で、「誰が(何が)」「どこで」「何
を」のそれぞれの部分について様々な提案がなされてき
た。
【0016】一方、高齢者が精神の異常や痴呆症などに
陥った場合には、何度も冷蔵庫の扉を開閉したり、夜間
に徘徊するなどの特徴的な症状が知られている。
【0017】そして、高齢者の介護者または家族などの
周囲の人が高齢者がこのような特徴的な行動をとるよう
になったことに気づいたときは、高齢者を医師に診察し
てもらう。そして、例えば高齢者がアルツハイマー病や
痴呆症であると診断された場合などには、その診断結果
に基づいて、介護者、家族、及び医師が協力してその高
齢者の治療及び介護を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「誰が
(何が)」「どこで」「何を」のそれぞれの部分につい
ては様々な技術が提案されてきてはいるが、これらの技
術は、その技術単体で使用することだけを考慮したに過
ぎない。
【0019】従って、高齢者が精神の異常や痴呆症など
に陥ったことは介護者や家族、医師などによって見つけ
られるものであり、高齢者が精神の異常や痴呆症などに
陥ったことを人手に頼らず自動的に検知する手段は現在
まで提案されてこなかった。
【0020】すなわち、高齢者などの人体が精神及び/
または行動に障害を持っている状態か、または前記障害
を持っていない状態かを人手に頼らず自動的に判定する
ことは出来ないという課題がある。
【0021】本発明は、上記課題を考慮し、高齢者など
の人体が精神及び/または行動に障害を持っている状態
か、または前記障害を持っていない状態かを人手に頼ら
ず自動的に判定することが出来る個人疾患検知システ
ム、個人疾患検知方法、第1装置、第2装置、第3装
置、媒体、及びプログラムを提供することを目的とする
ものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、室内に設
置され、所定の時間間隔の間に前記室内で人体が移動し
た距離である移動頻度を検出する第1装置と、前記室内
に設置され、被使用装置及び/または道具の使用頻度を
少なくとも検知する第2装置と、検出された前記移動頻
度と検出された前記使用頻度とに基づいて、前記人体が
精神及び/または行動に障害を持っている状態か、また
は前記障害を持っていない状態かを判定する第3装置と
を備えた個人疾患検知システムである。
【0023】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記第3装置は、検出された前記移動頻度が第1の
所定の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対
応する前記使用頻度が第2の所定の値より大きい場合、
前記人体が精神及び/または行動に障害を持っている状
態であると判定する第1の本発明の個人疾患検知システ
ムである。
【0024】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記人体が精神及び/または行動に障害を持ってい
る状態であるとは、夜間徘徊をしている状態であること
であり、前記第3装置は、夜間における所定の時間帯に
おいて、検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値
より大きくかつ、その検出された移動頻度に対応する前
記使用頻度が前記第2の所定の値より大きいことを検知
した場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると
判定する第2の本発明の個人疾患検知システムである。
【0025】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記道具とは、家具または前記室内の入り口のドア
であり、前記第2装置は、前記家具の開閉を検知する開
閉センサまたは前記室内の入り口のドアの開閉を検知す
る開閉センサを有し、前記第2装置は、その開閉センサ
の検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する第1ま
たは2の本発明の個人疾患検知システムである。
【0026】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記第2装置
は、前記家電製品の開閉を検知する開閉センサを有し、
前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用し
て、前記使用頻度を検出する第1または2の本発明の個
人疾患検知システムである。
【0027】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記第2装置
は、前記家電製品の電源オンまたは電源オフを検知する
電源センサを有し、前記第2装置は、その電源センサの
検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する第1また
は2の本発明の個人疾患検知システムである。
【0028】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記人体は複数人存在し、前記第1装置は、前記室
内に居る前記人体がいずれの個人であるかをも識別し、
前記第3装置は、その識別された個人について前記判定
を行う第1〜6の本発明のいずれかの個人疾患検知シス
テムである。
【0029】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で
人体が移動した距離である移動頻度を検出する移動頻度
検出手段を備え、前記室内に設置され、被使用装置及び
/または道具の使用頻度を少なくとも検知する第2装置
が検出した前記移動頻度と検出された前記使用頻度とに
基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
っている状態か、または前記障害を持っていない状態か
を判定する第3装置によって、前記判定が行われる第1
装置である。
【0030】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記第3装置は、検出された前記移動頻度が第1の
所定の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対
応する前記使用頻度が第2の所定の値より大きい場合、
前記人体が精神及び/または行動に障害を持っている状
態であると判定する第8の本発明の第1装置である。
【0031】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であるとは、夜間徘徊をしている状態である
ことであり、前記第3装置は、夜間における所定の時間
帯において、検出された前記移動頻度が前記第1の所定
の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対応す
る前記使用頻度が前記第2の所定の値より大きいことを
検知した場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であ
ると判定する第9の本発明の第1装置である。
【0032】なお、本発明は、前記道具とは、家具また
は前記室内の入り口のドアであり、前記第2装置は、前
記家具の開閉を検知する開閉センサまたは前記室内の入
り口のドアの開閉を検知する開閉センサを有し、前記第
2装置は、その開閉センサの検知結果を利用して、前記
使用頻度を検出する第8または9の本発明の第1装置で
あってもよい。
【0033】さらに、本発明は、前記被使用物とは、家
電製品であり、前記第2装置は、前記家電製品の開閉を
検知する開閉センサを有し、前記第2装置は、その開閉
センサの検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する
第8または9の本発明の第1装置であってもよい。
【0034】さらに、本発明は、前記被使用物は、家電
製品であり、前記第2装置は、前記家電製品の電源オン
または電源オフを検知する電源センサを有し、前記第2
装置は、その電源センサの検知結果を利用して、前記使
用頻度を検出する第8または9の本発明の第1装置であ
ってもよい。
【0035】さらに、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記人体は複数人存在し、前記移動頻度検出手
段は、前記室内に居る前記人体がいずれの個人であるか
をも識別し、前記第3装置は、その識別された個人につ
いて前記判定を行う第8〜10の本発明のいずれかの第
1装置である。
【0036】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、室内に設置され、被使用装置及び/または道具
の使用頻度を少なくとも検知する使用頻度検出手段を備
え、前記室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室
内で人体が移動した距離である移動頻度を検出する第1
装置によって検出された前記移動頻度と、検出された前
記使用頻度とに基づいて、前記人体が精神及び/または
行動に障害を持っている状態か、または前記障害を持っ
ていない状態かを判定する第3装置によって前記判定が
行われる第2装置である。
【0037】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記第3装置は、検出された前記移動頻度が第
1の所定の値より大きくかつ、その検出された移動頻度
に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より大きい場
合、前記人体が精神及び/または行動に障害を持ってい
る状態であると判定する第12の本発明の第2装置であ
る。
【0038】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であるとは、夜間徘徊をしている状態である
ことであり、前記第3装置は、夜間における所定の時間
帯において、検出された前記移動頻度が前記第1の所定
の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対応す
る前記使用頻度が前記第2の所定の値より大きいことを
検知した場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であ
ると判定する第13の本発明の第2装置である。
【0039】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記道具とは、家具または前記室内の入り口の
ドアであり、前記使用頻度検出手段は、前記家具の開閉
を検知する開閉センサまたは前記室内の入り口のドアの
開閉を検知する開閉センサを有し、前記使用頻度検出手
段は、その開閉センサの検知結果を利用して、前記使用
頻度を検出する第12または13の本発明の第2装置で
ある。
【0040】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記使用
頻度検出手段は、前記家電製品の開閉を検知する開閉セ
ンサを有し、前記前記使用頻度検出手段は、その開閉セ
ンサの検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する第
12または13の本発明の第2装置である。
【0041】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記使用
頻度検出手段は、前記家電製品の電源オンまたは電源オ
フを検知する電源センサを有し、前記使用頻度検出手段
は、その電源センサの検知結果を利用して、前記使用頻
度を検出する第12または13の本発明の第2装置であ
る。
【0042】なお、本発明は、前記人体は複数人存在
し、前記第1装置は、前記室内に居る前記人体がいずれ
の個人であるかをも識別し、前記第3装置は、その識別
された個人について前記判定を行う第12〜17のいず
れかに記載の第2装置であってもよい。
【0043】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室
内で人体が移動した距離である移動頻度を検出する第1
装置によって検出された前記移動頻度と、前記室内に設
置され、被使用装置及び/または道具の使用頻度を少な
くとも検知する第2装置によって検出された前記使用頻
度とに基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障
害を持っている状態か、または前記障害を持っていない
状態かを判定する判定手段を備えた第3装置である。
【0044】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記前記判定手段は、検出された前記移動頻度
が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された移動
頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より大き
い場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であると判定する第18の本発明の第3装置
である。
【0045】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であるとは、夜間徘徊をしている状態である
ことであり、前記前記判定手段は、夜間における所定の
時間帯において、検出された前記移動頻度が前記第1の
所定の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対
応する前記使用頻度が前記第2の所定の値より大きいこ
とを検知した場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態
であると判定する第19の本発明の第3装置である。
【0046】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、前記道具とは、家具または前記室内の入り口の
ドアであり、前記第2装置は、前記家具の開閉を検知す
る開閉センサまたは前記室内の入り口のドアの開閉を検
知する開閉センサを有し、前記第2装置は、その開閉セ
ンサの検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する第
18または19の本発明の第3装置である。
【0047】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記第2
装置は、前記家電製品の開閉を検知する開閉センサを有
し、前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用
して、前記使用頻度を検出する第18または19の本発
明の第3装置である。
【0048】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記被使用物とは、家電製品であり、前記第2
装置は、前記家電製品の電源オンまたは電源オフを検知
する電源センサを有し、前記第2装置は、その電源セン
サの検知結果を利用して、前記使用頻度を検出する第1
8または19の本発明の第3装置である。
【0049】また、第24の本発明(請求項24に対
応)は、前記人体は複数人存在し、前記第1装置は、前
記室内に居る前記人体がいずれの個人であるかをも識別
し、前記第3装置は、その識別された個人について前記
判定を行う第18〜23の本発明のいずれかの第3装置
である。
【0050】また、第25の本発明(請求項25に対
応)は、室内で、所定の時間間隔の間に前記室内で人体
が移動した距離である移動頻度を検出する移動頻度検出
ステップと、前記室内で、被使用装置及び/または道具
の使用頻度を少なくとも検知する使用頻度検出ステップ
と、検出された前記移動頻度と検出された前記使用頻度
とに基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害
を持っている状態か、または前記障害を持っていない状
態かを判定する判定ステップとを備えた個人疾患検知方
法である。
【0051】また、第26の本発明(請求項26に対
応)は、前記判定ステップは、検出された前記移動頻度
が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された移動
頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より大き
い場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であると判定する第25の本発明の個人疾患
検知方法である。
【0052】また、第27の本発明(請求項27に対
応)は、前記人体が精神及び/または行動に障害を持っ
ている状態であるとは、夜間徘徊をしている状態である
ことであり、前記前記判定ステップは、夜間における所
定の時間帯において、検出された前記移動頻度が第1の
所定の値より大きくかつ、その検出された移動頻度に対
応する前記使用頻度が第2の所定の値より大きいことを
検知した場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であ
ると判定する第26の本発明の個人疾患検知方法であ
る。
【0053】また、第28の本発明(請求項28に対
応)は、前記人体が複数人存在する場合、前記移動頻度
検出ステップは、前記室内に居る前記人体がいずれの個
人であるかをも識別し、前記判定ステップは、その識別
された個人について前記判定を行う第25〜27の本発
明のいずれかの個人疾患検知方法である。
【0054】また、第29の本発明(請求項29に対
応)は、第1の本発明の個人疾患検知システムの、室内
に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で人体が移
動した距離である移動頻度を検出する第1装置と、前記
室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使用頻
度を少なくとも検知する第2装置と、検出された前記移
動頻度と検出された前記使用頻度とに基づいて、前記人
体が精神及び/または行動に障害を持っている状態か、
または前記障害を持っていない状態かを判定する第3装
置との全部または一部としてコンピュータを機能させる
ためのプログラムを担持した媒体であって、コンピュー
タにより処理可能である媒体である。
【0055】また、第30の本発明(請求項30に対
応)は、第1の本発明の個人疾患検知システムの、室内
に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で人体が移
動した距離である移動頻度を検出する第1装置と、前記
室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使用頻
度を少なくとも検知する第2装置と、検出された前記移
動頻度と検出された前記使用頻度とに基づいて、前記人
体が精神及び/または行動に障害を持っている状態か、
または前記障害を持っていない状態かを判定する第3装
置との全部または一部としてコンピュータを機能させる
ためのプログラムである。
【0056】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0057】(第1の実施の形態)図1に、本発明の第
1の実施の形態における個人疾患検知システムの概略構
成図を示す。
【0058】本実施の形態の個人疾患検知システムは、
撮影手段1、判定手段7、電波発信手段2、電波受信手
段3、センサ信号処理手段4、個人情報端末5、基地局
6、及び開閉センサ9とから構成される。
【0059】また、基地局6及び開閉センサ9はともに
判定手段7にケーブルなどにより接続されている。ま
た、電波受信手段3とセンサ信号処理手段4とは、個人
情報端末5に内蔵されている。ここで、基地局6と判定
手段7との接続や、開閉センサ9と判定手段7との接続
はケーブルなどによる有線接続であるとして説明した
が、これに限らず、無線により通信を行うものであって
も構わない。
【0060】また、個人情報端末5には、電波受信手段
3とセンサ信号処理手段4以外にスイッチや歩数計など
の他の情報を処理する検出手段を同時に内蔵していても
よい。
【0061】撮影手段1は、撮影検知エリア8を撮影
し、撮影した画像を判定手段7に出力するCCDカメラ
である。
【0062】判定手段7は、撮影手段1から断続的に入
力されてくる撮影画像と、基地局6から入力されてくる
人体のID情報と開閉センサ9から送られてくる信号と
を用いて、撮影手段検知エリア8内に人体が存在する場
合、その人体を検知し、その人体が誰であるかを特定
し、その人体が痴呆症などの精神及び/または行動の障
害をもっているかどうかを判定する手段である。
【0063】基地局6は、個人情報端末5から無線で送
られてくる個人IDを受信し、判定手段7にその受信し
た個人IDを通知する手段である。
【0064】個人情報端末5は、高齢者などのそれぞれ
の人体毎が所持し、個人情報端末毎5に固有の個人情報
端末番号(個人ID)を発信する手段である。
【0065】電波発信手段2は、個人情報端末5が受信
するための電波を発信し、電波発信手段2が発信する電
波の到達範囲に個人情報端末5が進入してきたときに、
個人情報端末5内の電波受信手段によってその発信した
電波が受信される手段である。
【0066】個人情報端末5を構成する電波受信手段3
は、電波発信手段2が発信する電波を受信する手段であ
る。
【0067】個人情報端末5を構成するセンサ信号処理
手段4は、電波発信手段2から発信される電波のパター
ンを解析し、どの電波発信手段2の近傍に個人情報端末
5が存在しているかどうか逐次判定し、いずれかの電波
発信手段2の近傍に存在している場合には、電波発信手
段2の番号(位置ID)を作成する手段である。
【0068】基地局6は、個人情報端末5から送られて
くる個人IDおよび位置IDを受信し、判定手段7に出
力する手段である。
【0069】開閉センサ9は、撮影手段検知エリア8内
に設置されている冷蔵庫の扉の開閉を検知し、判定手段
7に冷蔵庫の扉の開閉状態を通知する手段である。
【0070】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0071】撮影手段1は、撮影手段検知エリア8に示
す領域を撮影しており、撮影した画像を断続的に判定手
段7に出力する。
【0072】判定手段7は、撮影手段1から出力された
画像を入力して、入力された画像に対してまず、画像処
理を施す。すなわち、判定手段7は、入力された現在の
画像と前回に入力された前回の入力画像との差分を抽出
することによって、移動している人体が存在する候補領
域を抽出する。その後抽出した領域を時系列的に結合す
ることにより、人体が移動した軌跡を抽出する。
【0073】一方、開閉センサ9は、冷蔵庫の扉の開け
閉めが行われた場合、その開け閉めを検出し、判定手段
7にその開閉状態を通知する。
【0074】また、個人情報端末5は、人体に所持され
ており、個人情報端末5毎に固有の個人情報端末番号
(個人ID)を持っている。そして、この個人情報端末
番号は、人体が誰であるかを特定するために利用され
る。
【0075】電波発信手段2は電波を発信し、電波発信
手段2の検知範囲に個人情報端末5が進入してきたとき
に、個人情報端末5の電波受信手段3が受信する。電波
発信手段2から発信される電波は電波発信手段2毎ごと
にパターン化されている。
【0076】従って電波受信手段3は、電波発信手段2
で発信された電波を受信するとセンサ信号処理手段4に
出力する。そして、センサ信号処理手段4は、電波受信
手段3で受信された信号のパターンを解析し、どの電波
発信手段2の近傍に個人情報端末5が存在しているかど
うかを逐次判定し、存在している場合、電波発信手段2
の番号(位置ID)を作成する。なお、電波発信手段2
の電波到達距離は人間が個人情報端末5を所持する場合
に確実に受信することが出来、かつ複数の電波発信手段
2が存在する場合に誤検知をしないようにするため約1
メートルから2メートル程度であることが望ましい。
【0077】また電波発信手段2と撮影手段検知エリア
8は、判定手段7が確実に個人情報端末5から送られて
くる情報を利用出来るように、隣接して存在しているこ
とが望ましい。
【0078】センサ信号処理手段4が、個人情報端末5
が電波発信手段2の近傍に存在していると判定した時、
個人情報端末5は、基地局6に個人IDおよび位置ID
を送信する。基地局6は、個人情報端末5から送信され
てきた個人ID及び位置IDを受信すると、判定手段7
に出力する。
【0079】そして、判定手段7は、基地局6から個人
ID及び位置IDを受け取ると、撮影手段検知エリア8
内に存在する人体の特定を行う。
【0080】図2に、本実施の形態の個人疾患検知シス
テム内に人体10が存在する場合を示すものである。図
2では、人体が検知エリアの入り口に設置された電波発
信手段2を通って、室内の領域である撮影手段検知エリ
ア8に入室する場合を示している。
【0081】人体が電波発信手段2を通過すると、個人
情報端末2内の電波受信手段3は、電波発信手段2が発
信する電波を受信し、センサ信号処理手段4に出力す
る。そして、センサ信号処理手段4は、電波受信手段3
から出力された信号のパターンを解析することによって
位置IDを検出し、検出した位置IDと個人情報端末5
が予め保持している個人IDとは、ともに基地局6に送
信される。さらに、基地局6は、送信された個人IDと
位置IDとを判定手段7に送信する。
【0082】判定手段7は、上述したように、撮影手段
1と接続されているので、判定手段7に個人IDおよび
位置IDが基地局6から入力された場合に、検知エリア
内で抽出された人体の個人IDを同定することができ、
同時に撮影手段1からの画像を解析することにより人体
の軌跡を追跡することができる。
【0083】図2では、検知エリア内に開閉センサ9を
装備した冷蔵庫11を設置しており、例えば入室した人
体が痴呆症などの行動異常に陥った場合などには、冷蔵
庫11の近くに行き、何度も冷蔵庫の開閉を行うなどの
特徴のある行動をとる。このような場合、判定手段7
は、基地局6から送られてくる個人IDを利用して、冷
蔵庫の開閉を行っている人体を同定することができる。
すなわち、判定手段7は、個人IDと人体の個人名など
の個人IDとを対応付けるテーブルを持っているものと
する。
【0084】図3に、本実施の形態の個人疾患検知シス
テムにおける人体が痴呆症などによる行動異常に陥って
いるかどうかを判定する方法の一例を示す。
【0085】図3の例では、行動異常に陥った人体が検
知エリア8内を徘徊し、冷蔵庫11を何度も開閉した場
合、人体が行動の異常に陥っていると判定する。
【0086】図3の開閉センサ使用状況20は、10秒
間の間の冷蔵庫の扉の状態を示すものであり、この10
秒間に冷蔵庫11の開閉が5回行われている。また、総
活動距離21は、この10秒間の間に人体がどれだけの
距離を移動したかを示すものである。総活動距離21
は、撮影手段1で撮影された画像に上述した画像処理を
施すことにより求められたものである。
【0087】すなわち、判定手段7は、開閉センサ9の
動作1セット(ON−OFF)ごとに開閉回数をカウン
トし、同時に撮影手段1により撮影された画像をもとに
判定手段7により総活動距離21を求める。判定手段7
は、これらを一定時間例えば10秒間ごとにそれぞれあ
らかじめ定めたしきい値と比較し、両方の判定結果とも
しきい値を上回った場合には、行動の異常として判定す
る。
【0088】図3の例では、開閉センサ使用状況20に
ついてのしきい値は回数カウントしきい値22に示すよ
うに3回であり、総活動距離21のしきい値は、しきい
値23に示すように、15メートルとなっている。開閉
センサ使用状況20に示すように、この10秒間の間に
開閉センサ20は5回開閉しているので、回数カウント
しきい値22より大きい。また、この10秒間の間の総
活動量21は、しきい値23を超えている。従って、図
3の場合には、判定手段7は人体が行動異常に陥ってい
ると判定する。
【0089】また、判定手段7は、開閉センサ使用状況
20が回数カウントしきい値22より小さい場合または
総活動距離21がしきい値23より小さい場合には、人
体が行動異常に陥っているとは判定しない。
【0090】このように本実施の形態の個人疾患検知シ
ステムは、冷蔵庫11の開閉の頻度及び人体の移動頻度
がともに所定の値を超えた場合に、その人体が行動異常
に陥っているすなわち、その人体が精神及び/または行
動に障害を持っている状態であると判定し、そうでない
場合には、障害を持っていない状態であると判定する。
【0091】このように本実施の形態の個人疾患検知シ
ステムは、自動的に人体が精神及び/または行動に障害
を持っている状態か否かを判定することが出来る。
【0092】つまり、このようにCCDカメラなどの撮
影手段1により人体の軌跡を検出するするとともに、開
閉センサ9などにより家電機器の使用状況を検知する手
段を併用することにより、使用者の痴呆および行動の障
害による行動の支離滅裂化を検出することが出来るよう
になる。
【0093】また、RF−IDなどの特定周波数の電波
を用いて電波発信場所の近傍であることを検知する電波
発信手段2及び電波受信手段3からの個人ID及び位置
IDと、CCDカメラなどの撮影手段1で撮影された画
像とを利用することによって室内への人体や物体の入退
室を正確に捉え、かつ「誰が」入室したかを同定するこ
とが出来る。そして、さらに、その同定された「誰が」
「どこに」行動しているかをも知ることが出来る。
【0094】また、開閉センサ9などの家電機器仕様状
況を検知する手段の動作状況により、「誰が」「どの」
家電機器を使用しているかをも判定することが出来る。
そこで、例えば10秒間などの一定時間の間、開閉セン
サが異常な回数だけ反応した状況になった場合には、使
用者の精神および行動が支離滅裂化したと判定し、精神
および行動の異常と判定する。
【0095】つまり、本実施の形態の個人疾患検知シス
テムは、人体に対して非侵襲で、痴呆症などの精神およ
び行動の障害を検知することが出来る。
【0096】なお、本実施の形態では、開閉センサ9
は、冷蔵庫11に設置され、冷蔵庫11の扉の開け閉め
が行われた場合にその開け閉めを検出するとして説明し
たが、これに限らない。
【0097】図3に示す冷蔵庫11の代わりにエアコン
に電源センサを使用した場合の判定手段7の判定方法を
示す。
【0098】人体がエアコンの電源のオンオフをする度
に電源センサはそのオンオフ状況を判定手段7に通知す
る。なお、このような電源センサとしては、エアコンの
リモコンの電源オンオフボタンの圧力を検知する圧力セ
ンサや、エアコンへ供給される電流の大小を計測する電
流計などを用いることが出来る。
【0099】図4の例では、電源センサ使用状況24に
示すように、10秒間の間にエアコンの電源のオンオフ
が5回行われており、この回数は、回数カウントしきい
26の3回より多い。また、総活動距離25は、上記実
施の形態と同様にしきい値27より大きい。従って判定
手段7は、図4の場合には、人体が行動異常に陥ってい
ると判定する。
【0100】また、図5に、図3に示す冷蔵庫11の代
わりに、テレビに電源・チャンネルセンサを使用した場
合に判定手段7の判定方法を示す。
【0101】電源・チャンネルセンサは、人体がテレビ
の電源をオンオフしたりチャンネルを切り換えたりする
毎にその状況を判定手段7に通知する。なお、このよう
な電源・チャンネルセンサとしては、テレビのリモコン
の操作ボタンの下部に圧力センサを配置することにより
実現することが出来る。
【0102】図5の例では、電源・チャンネルセンサ使
用状況28に示すように9回電源のオンオフやチャンネ
ルの切り換えが行われており、この回数は、変更カウン
トしきい値30である8回より多い。また、総活動距離
29は、上記実施の形態と同様にしきい値31より大き
い。従って、判定手段7は、図5の場合には、人体が行
動異常に陥っていると判定する。
【0103】このように、電子レンジ、洗濯機などの、
使用時に開閉する部分がある家電機器に設置され、これ
らの家電機器の開閉を検出しても構わない。また、開閉
センサ9は、これらの家電機器の電源のオンオフを検出
する電源センサであっても構わない。さらに、エアコン
やテレビなどに対する操作を検知するセンサであっても
構わない。
【0104】開閉センサ9を設置する家電機器は冷蔵
庫、洗濯機、電子レンジなどが考えられるが、特に家電
機器にとどまらず、収納庫の扉などでもよい。また、電源
センサを設置する家電機器は、前記機器のほかテレビ、
ビデオなどのAV機器、上述したテレビやエアコンなど
でもよい。
【0105】また、この判定結果にさらに時刻(夜間な
ど)の情報を参照することにより、人体が痴呆症に特有
の夜間徘徊状態であるかどうかも判定することが出来
る。図6に時刻の情報を参照した場合の判定手段7の判
定方法の一例を示す。
【0106】判定手段7は、深夜の24時から翌朝の6
時までの計測時間帯32で、10秒間に開閉センサ使用
状況33が回数カウントしきい値35を超え、この10
秒間の間に総活動距離34がしきい値36を超えた場合
に、人体が夜間徘徊状態に陥っていると判定する。ま
た、そうでない場合には、人体が夜間徘徊状態に陥って
いるとは判定しない。
【0107】このように、本実施の形態によれば、CC
Dカメラなどの撮影手段1により人体の軌跡を検出する
のとともに、開閉センサ9などの家電機器使用状況を検
知する手段を併用して使用者の痴呆および行動の障害等
による行動の支離滅裂化を検出することにより判定する
ことにより、過去に有効な方法が存在していなかった痴
呆症などの精神および行動の障害を非侵襲で検知するこ
とが可能になる。
【0108】なお、本実施の形態の個人疾患検知システ
ムを患者の担当医が使用するパソコンなどの端末とネッ
トワーク経由により接続することによりよりグローバル
なサポートシステムを構築することも可能である。
【0109】なお、本実施の形態の撮影手段1、判定手
段7は本発明の第1装置の例であり、本実施の形態の開
閉センサ9、判定手段7は本発明の第2装置の例であ
り、本実施の形態の冷蔵庫、エアコン、テレビ、家具な
どは本発明の被使用装置及びまたは道具の例であり、本
実施の形態の総活動距離は本発明の移動頻度の例であ
り、本実施の形態の開閉センサ使用状況20は本発明の
使用頻度の例であり、本実施の形態の電源センサ使用状
況24は本発明の使用頻度の例であり、本実施の形態の
電源・チャンネルセンサ使用状況28は本発明の使用頻
度の例であり、本実施の形態のしきい値23は本発明の
第1の所定の値の例であり、本実施の形態の回数カウン
トしきい値22は本発明の第2の所定の値の例であり、
本実施の形態のしきい値27は本発明の第1の所定の値
の例であり、本実施の形態の回数カウントしきい値26
は本発明の第2の所定の値の例であり、本実施の形態の
しきい値31は本発明の第1の所定の値の例であり、本
実施の形態の回数カウントしきい値30は本発明の第1
の所定の値の例であり、本実施の形態のしきい値36は
本発明の第1の所定の値の例であり、本実施の形態の回
数カウントしきい値35は本発明の第2の所定の値の例
である。
【0110】さらに、本実施の形態では、開閉センサ使
用状況20は、10秒間の間に冷蔵庫を開閉した回数で
あるとして説明したが、これに限らず、20秒間や15
秒間などの間に冷蔵庫を開閉した回数であっても構わな
い。同様に、電源センサ使用状況24、電源・チャンネ
ル使用状況28、総活動距離なども10秒間にかぎらず
20秒間や15秒間の間の値であってもよい。要するに
これらは所定の時間間隔の間における値でありさえすれ
ばよい。
【0111】なお、本発明は、上述した本発明の個人疾
患検知システムの全部または一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムであって、コンピュータと協
働して動作するプログラムである。
【0112】さらに、本発明は、上述した本発明の第1
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムである。
【0113】さらに、本発明は、上述した本発明の第2
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムである。
【0114】さらに、本発明は、上述した本発明の第3
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムである。
【0115】さらに、本発明は、上述した本発明の個人
疾患検知方法の全部または一部のステップ(または、工
程、動作、作用等)の動作をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムであって、コンピュータと協働し
て動作するプログラムである。
【0116】さらに、本発明は、上述した本発明の個人
疾患検知システムの全部または一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コン
ピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プ
ログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行
する媒体である。
【0117】さらに、本発明は、上述した本発明の第1
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムを担持した媒体であり、コンピュータによ
り読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前
記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であ
る。
【0118】さらに、本発明は、上述した本発明の第2
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムを担持した媒体であり、コンピュータによ
り読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前
記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であ
る。
【0119】さらに、本発明は、上述した本発明の第3
装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムを担持した媒体であり、コンピュータによ
り読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前
記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であ
る。
【0120】さらに、本発明は、上述した本発明の個人
疾患検知方法の全部または一部のステップ(または、工
程、動作、作用等)の動作をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュ
ータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログ
ラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する
媒体である。
【0121】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)、本発明の一部のステップ(ま
たは、工程、動作、作用等)とは、それらの複数の手段
またはステップの内の、幾つかの手段またはステップを
意味し、あるいは、一つの手段またはステップの内の、
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0122】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0123】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0124】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0125】また、本発明のデータ構造としては、デー
タベース、データフォーマット、データテーブル、デー
タリスト、データの種類などを含む。
【0126】また、記録媒体としては、ROM等が含ま
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。
【0127】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良
い。
【0128】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0129】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明は、高齢者などの人体が高齢者などの人体が
精神及び/または行動に障害を持っている状態か、また
は前記障害を持っていない状態かを人手に頼らず自動的
に判定することが出来る個人疾患検知システム、個人疾
患検知方法、第1装置、第2装置、第3装置、媒体、及
びプログラムを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の個人疾患検知シス
テムの概略構成を示す図
【図2】本実施の形態の人体10が存在する場合の個人
疾患検知システムの概略構成を示す図
【図3】本実施の形態の判定手段の判定方法の一例を示
す図
【図4】本実施の形態の判定手段の判定方法の別の一例
を示す図
【図5】本実施の形態の判定手段の判定方法の上記例と
は別の例を示す図
【図6】本実施の形態の判定手段が夜間徘徊を判定する
場合の判定方法を示す図
【符号の説明】
1 撮影手段 2 電波発信手段 3 電波受信手段 4 センサ信号処理手段 5 個人情報端末 6 基地局 7 判定手段 8 撮影手段検知エリア 9 開閉センサ 10 人体 11 冷蔵庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 茂之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 橋本 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA24 AA25 BB12 BB13 BB20 BB74 DD06 DD24 DD30 EE05 EE12 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG09 GG11 GG29 GG30

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設置され、所定の時間間隔の間に
    前記室内で人体が移動した距離である移動頻度を検出す
    る第1装置と、 前記室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使
    用頻度を少なくとも検知する第2装置と、 検出された前記移動頻度と検出された前記使用頻度とに
    基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態か、または前記障害を持っていない状態か
    を判定する第3装置とを備えた個人疾患検知システム。
  2. 【請求項2】 前記第3装置は、検出された前記移動頻
    度が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された移
    動頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より大
    きい場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態であると判定する請求項1記載の個人疾患
    検知システム。
  3. 【請求項3】 前記人体が精神及び/または行動に障害
    を持っている状態であるとは、夜間徘徊をしている状態
    であることであり、 前記第3装置は、夜間における所定の時間帯において、
    検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値より大き
    くかつ、その検出された移動頻度に対応する前記使用頻
    度が前記第2の所定の値より大きいことを検知した場
    合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると判定す
    る請求項2記載の個人疾患検知システム。
  4. 【請求項4】 前記道具とは、家具または前記室内の入
    り口のドアであり、 前記第2装置は、前記家具の開閉を検知する開閉センサ
    または前記室内の入り口のドアの開閉を検知する開閉セ
    ンサを有し、 前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項1または2に記載の
    個人疾患検知システム。
  5. 【請求項5】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記第2装置は、前記家電製品の開閉を検知する開閉セ
    ンサを有し、 前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項1または2に記載の
    個人疾患検知システム。
  6. 【請求項6】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記第2装置は、前記家電製品の電源オンまたは電源オ
    フを検知する電源センサを有し、 前記第2装置は、その電源センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項1または2に記載の
    個人疾患検知システム。
  7. 【請求項7】 前記人体は複数人存在し、 前記第1装置は、前記室内に居る前記人体がいずれの個
    人であるかをも識別し、 前記第3装置は、その識別された個人について前記判定
    を行う請求項1〜6のいずれかに記載の個人疾患検知シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 室内に設置され、所定の時間間隔の間に
    前記室内で人体が移動した距離である移動頻度を検出す
    る移動頻度検出手段を備え、 前記室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使
    用頻度を少なくとも検知する第2装置が検出した前記移
    動頻度と検出された前記使用頻度とに基づいて、前記人
    体が精神及び/または行動に障害を持っている状態か、
    または前記障害を持っていない状態かを判定する第3装
    置によって、前記判定が行われる第1装置。
  9. 【請求項9】 前記第3装置は、検出された前記移動頻
    度が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された移
    動頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より大
    きい場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態であると判定する請求項8記載の第1装
    置。
  10. 【請求項10】 前記人体が精神及び/または行動に障
    害を持っている状態であるとは、夜間徘徊をしている状
    態であることであり、 前記第3装置は、夜間における所定の時間帯において、
    検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値より大き
    くかつ、その検出された移動頻度に対応する前記使用頻
    度が前記第2の所定の値より大きいことを検知した場
    合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると判定す
    る請求項9記載の第1装置。
  11. 【請求項11】 前記人体は複数人存在し、 前記移動頻度検出手段は、前記室内に居る前記人体がい
    ずれの個人であるかをも識別し、 前記第3装置は、その識別された個人について前記判定
    を行う請求項8〜10のいずれかに記載の第1装置。
  12. 【請求項12】 室内に設置され、被使用装置及び/ま
    たは道具の使用頻度を少なくとも検知する使用頻度検出
    手段を備え、 前記室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で
    人体が移動した距離である移動頻度を検出する第1装置
    によって検出された前記移動頻度と、検出された前記使
    用頻度とに基づいて、前記人体が精神及び/または行動
    に障害を持っている状態か、または前記障害を持ってい
    ない状態かを判定する第3装置によって前記判定が行わ
    れる第2装置。
  13. 【請求項13】 前記第3装置は、検出された前記移動
    頻度が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された
    移動頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より
    大きい場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を
    持っている状態であると判定する請求項12記載の第2
    装置。
  14. 【請求項14】 前記人体が精神及び/または行動に障
    害を持っている状態であるとは、夜間徘徊をしている状
    態であることであり、 前記第3装置は、夜間における所定の時間帯において、
    検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値より大き
    くかつ、その検出された移動頻度に対応する前記使用頻
    度が前記第2の所定の値より大きいことを検知した場
    合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると判定す
    る請求項13記載の第2装置。
  15. 【請求項15】 前記道具とは、家具または前記室内の
    入り口のドアであり、 前記使用頻度検出手段は、前記家具の開閉を検知する開
    閉センサまたは前記室内の入り口のドアの開閉を検知す
    る開閉センサを有し、 前記使用頻度検出手段は、その開閉センサの検知結果を
    利用して、前記使用頻度を検出する請求項12または1
    3に記載の第2装置。
  16. 【請求項16】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記使用頻度検出手段は、前記家電製品の開閉を検知す
    る開閉センサを有し、 前記前記使用頻度検出手段は、その開閉センサの検知結
    果を利用して、前記使用頻度を検出する請求項12また
    は13に記載の第2装置。
  17. 【請求項17】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記使用頻度検出手段は、前記家電製品の電源オンまた
    は電源オフを検知する電源センサを有し、 前記使用頻度検出手段は、その電源センサの検知結果を
    利用して、前記使用頻度を検出する請求項12または1
    3に記載の第2装置。
  18. 【請求項18】 室内に設置され、所定の時間間隔の間
    に前記室内で人体が移動した距離である移動頻度を検出
    する第1装置によって検出された前記移動頻度と、 前記室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使
    用頻度を少なくとも検知する第2装置によって検出され
    た前記使用頻度とに基づいて、前記人体が精神及び/ま
    たは行動に障害を持っている状態か、または前記障害を
    持っていない状態かを判定する判定手段を備えた第3装
    置。
  19. 【請求項19】 前記判定手段は、検出された前記移動
    頻度が第1の所定の値より大きくかつ、その検出された
    移動頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値より
    大きい場合、前記人体が精神及び/または行動に障害を
    持っている状態であると判定する請求項18記載の第3
    装置。
  20. 【請求項20】 前記人体が精神及び/または行動に障
    害を持っている状態であるとは、夜間徘徊をしている状
    態であることであり、 前記判定手段は、夜間における所定の時間帯において、
    検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値より大き
    くかつ、その検出された移動頻度に対応する前記使用頻
    度が前記第2の所定の値より大きいことを検知した場
    合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると判定す
    る請求項19記載の第3装置。
  21. 【請求項21】 前記道具とは、または家具または前記
    室内の入り口のドアであり、 前記第2装置は、前記家具の開閉を検知する開閉センサ
    または前記室内の入り口のドアの開閉を検知する開閉セ
    ンサを有し、 前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項18または19に記
    載の第3装置。
  22. 【請求項22】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記第2装置は、前記家電製品の開閉を検知する開閉セ
    ンサを有し、 前記第2装置は、その開閉センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項18または19に記
    載の第3装置。
  23. 【請求項23】 前記被使用物とは、家電製品であり、 前記第2装置は、前記家電製品の電源オンまたは電源オ
    フを検知する電源センサを有し、 前記第2装置は、その電源センサの検知結果を利用し
    て、前記使用頻度を検出する請求項18または19に記
    載の第3装置。
  24. 【請求項24】 前記人体は複数人存在し、 前記第1装置は、前記室内に居る前記人体がいずれの個
    人であるかをも識別し、 前記第3装置は、その識別された個人について前記判定
    を行う請求項18〜23のいずれかに記載の第3装置。
  25. 【請求項25】 室内で、所定の時間間隔の間に前記室
    内で人体が移動した距離である移動頻度を検出する移動
    頻度検出ステップと、 前記室内で、被使用装置及び/または道具の使用頻度を
    少なくとも検知する使用頻度検出ステップと、 検出された前記移動頻度と検出された前記使用頻度とに
    基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態か、または前記障害を持っていない状態か
    を判定する判定ステップとを備えた個人疾患検知方法。
  26. 【請求項26】 前記判定ステップは、検出された前記
    移動頻度が第1の所定の値より大きくかつ、その検出さ
    れた移動頻度に対応する前記使用頻度が第2の所定の値
    より大きい場合、前記人体が精神及び/または行動に障
    害を持っている状態であると判定する請求項25記載の
    個人疾患検知方法。
  27. 【請求項27】 前記人体が精神及び/または行動に障
    害を持っている状態であるとは、夜間徘徊をしている状
    態であることであり、 前記判定ステップは、夜間における所定の時間帯におい
    て、検出された前記移動頻度が前記第1の所定の値より
    大きくかつ、その検出された移動頻度に対応する前記使
    用頻度が前記第2の所定の値より大きいことを検知した
    場合、前記人体が夜間徘徊をしている状態であると判定
    する請求項26記載の個人疾患検知方法。
  28. 【請求項28】 前記人体が複数人存在する場合、前記
    移動頻度検出ステップは、前記室内に居る前記人体がい
    ずれの個人であるかをも識別し、 前記判定ステップは、その識別された個人について前記
    判定を行う請求項25〜27のいずれかに記載の個人疾
    患検知方法。
  29. 【請求項29】 請求項1記載の個人疾患検知システム
    の、室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で
    人体が移動した距離である移動頻度を検出する第1装置
    と、 前記室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使
    用頻度を少なくとも検知する第2装置と、 検出された前記移動頻度と検出された前記使用頻度とに
    基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態か、または前記障害を持っていない状態か
    を判定する第3装置との全部または一部としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラムを担持した媒体であ
    って、コンピュータにより処理可能である媒体。
  30. 【請求項30】 請求項1記載の個人疾患検知システム
    の、室内に設置され、所定の時間間隔の間に前記室内で
    人体が移動した距離である移動頻度を検出する第1装置
    と、 前記室内に設置され、被使用装置及び/または道具の使
    用頻度を少なくとも検知する第2装置と、 検出された前記移動頻度と検出された前記使用頻度とに
    基づいて、前記人体が精神及び/または行動に障害を持
    っている状態か、または前記障害を持っていない状態か
    を判定する第3装置との全部または一部としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラム。
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