JP2003153785A - 防水用床敷きマット - Google Patents

防水用床敷きマット

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JP2003153785A
JP2003153785A JP2001353625A JP2001353625A JP2003153785A JP 2003153785 A JP2003153785 A JP 2003153785A JP 2001353625 A JP2001353625 A JP 2001353625A JP 2001353625 A JP2001353625 A JP 2001353625A JP 2003153785 A JP2003153785 A JP 2003153785A
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JP
Japan
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water
sheet
cotton
absorbing
floor
Prior art date
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Application number
JP2001353625A
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English (en)
Inventor
Munehiro Sano
宗弘 佐野
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SANOTEC CO Ltd
Original Assignee
SANOTEC CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室などの出入り口などに敷き、風呂上がり
の濡れた足裏の水分を吸収するマットを低コストで提供
し、使い捨てにする。 【解決手段】 非透水性で、且つ床に対して滑り止め作
用を有する下面シート11と、透水性で水不溶性の上面
シート12と、上記下面シートと上面シートの間に介在
する吸水性高分子ポリマー14を含んだ綿状の中間吸水
層13で防水用床敷きマットを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室の出入口、
台所の流し台、トイレなどの床に敷き、風呂上がりの浴
室から出て来た濡れた足の水分など床を濡らす水分を吸
収して床が濡れるのを防ぐ吸水性の防水用床敷きマット
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような防水用床敷きマットとして分
厚い織物や、厚手のタオルからなるものが従来から使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマットは、
吸水して濡れると洗って乾燥し、足で踏んだ場合に足裏
の感触を心地良くしなければならないので、洗濯、乾燥
に手数がかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、低コ
ストで提供でき、濡れた都度、使い捨てるようにしたも
ので、本発明の防水用床敷きマットは、非透水性で、且
つ床に対して滑り止め作用を有する下面シートと、吸水
性の上面シートと、上記下面シートと上面シートの間に
介在する吸水性ポリマーを含んだ綿状の中間吸水層とか
らなることを特徴とする。吸水性の上面シートは乾式不
織布であり、中間吸水層は吸水性高分子ポリマーの粒子
を混入した綿状の吸水性粉砕パルプであり、非透水性
で、且つ床に対して滑り止め作用を有する下面シート
は、ポリエチレンシートと、その下に一体に設けられた
摩擦係数の大きい滑り止め層とからなることが好まし
い。そして、上記滑り止め層は、ポリエチレンシートの
下面に塗布されたアクリル系樹脂の発泡体、又はポリエ
チレンシートの下面に一体に接着されたゴムシートであ
ることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の防水用床敷きマット1
0は、いずれもほぼ同大の長方形の、非透水性で、且つ
床に対して滑り止め作用を有する下面シート11と、透
水性で水不溶性の上面シート12と、上記下面シート1
1と上面シート12との間に介在する吸水性高分子ポリ
マー14を含んだ綿状の中間吸水層13とからなり、綿
状の中間吸水層13は周縁部をホットメルトなどで接着
された袋状の下面シート11と上面シート12のなかに
収納されている。長方形の大きさは、一例として、長辺
が約70cm、短辺が約35cm、厚さは約5mm程度
である。
【0006】例えば、図1(b)に示すように、下面シ
ート11の幅(短辺)を上面シート12、綿状中間吸水
層13の短辺よりも少し広くし、下面シートの両側部1
1、11’を折り返して綿状中間吸水層13の両側部を
包み、上面シート13の両側部を下面シートの折り返し
た両側部11’、11’の上に重ねてホットメルトで接
着する。又、下面シート11と上面シート12の長さを
綿状中間層13よりも長くし、長方形の長辺の両端部で
は、図1(c)に示すように下面シート11の上面シー
ト12の両端部を重ねてホットメルトで接着する。必要
ならば、綿状中間吸水層13が上面シート12との間で
動くのを防止するため、下面シート、綿状中間吸水層、
上面シートを長手方向の複数、図では等間隔に3本の線
状にホットメルトによる接着線15で一体に接着しても
よい。
【0007】下面シート11は非透水性シート21、例
えばポリエチレンシートの下にアクリル系樹脂溶液を塗
布し、このアクリル系樹脂溶液を発泡させて形成した微
細な吸盤の密集体22でもよいし(図3a参照)、非透
水性シート21の下に接着して一体にしたゴムシート2
3でもよい(図3b参照)。
【0008】透過性で水不溶性の上面シート12は、例
えば乾式の不織布が好適である。
【0009】吸水性高分子ポリマーを含んだ綿状の中間
吸水層13は、紙シート25と、その上に限定の厚さで
供給された粉砕パルプや粉砕再生紙(以下、単に粉砕パ
ルプとも記す)の綿状層24とからなり、これを上下一
対のプレスロールの間に通して圧偏し、次いで上下一対
のエンボスロールに通して凹凸のエンボス加工を施した
ものが好ましく、図示の実施例では、その二層13a、
13bを上下に重ね、その際、吸水性高分子ポリマー1
4は、上下に重ねる前の下の層13bの粉砕パルプに上
から振り撒いて繊維間に含ませ、その後、上の層13a
を下の層13bの上に重ね、プレスロール、エンボスロ
ールの間に通してある。しかし、紙シート25の上に供
給する粉砕パルプの量を多くして綿状層24を厚くし、
その上に吸水性高分子ポリマーを振り撒いて綿状中間吸
水層を一層で構成してもよい。
【0010】従って、この発明の防水用床敷きマットの
断面は上から乾式の不織布からなる上面シート12、そ
の下が綿状の中間吸水層13、それから下面に微細な吸
盤の密集体22や、ゴムシート23を有するポリエチレ
ンシートなどの非透過性シート21からなる下面シート
11になる。尚、紙シート25は、その上に所定の厚さ
の粉砕パルプの綿状層24を形成するための支持層の役
目をする。
【0011】
【発明の効果】従って、脱衣室での風呂場への出入り口
の床の上に敷くと、風呂上がりの人が濡れた足で踏む
と、その水分を上面シート12を通じ吸水性高分子ポリ
マを含んだ綿状の中間吸水層13が吸水し、吸水した水
分は非透水性の下面シート11で遮られて床を濡らすこ
とがないと共に、下面シートの下面の微細な吸盤の密集
体やゴムシートによって滑らず、滑って転倒する危険は
ない。
【0012】一家のなかで、足に水虫などの病気を有す
る人と、水虫がない人で使い分けて家族全員が水虫にな
るのを予防したり、更には台所の流し台の前に敷いて垂
れる水を吸水したり、男子便器や洋式便器の前に敷いて
垂れる小水を吸水して床が濡れ、汚れるのを効果的に防
止することができる。そして、低コストで提供できるの
で、毎日、取り換え、使用済みのものは燃えるゴミとし
て処分することができるので手軽に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の防水用床敷きマットの斜視
図、(b)は(a)のb−b線での断面図、(c)は同
じくc−c線での断面図。
【図2】分解斜視図。
【図3】(a)は下面シートの一例の拡大断面図、
(b)は下面シートの他の一例の拡大断面図。
【符号の説明】
10 防水用床敷きマット 11 防水用床敷きマットの下面シート 11’下面シートの両側の折返し部 12 上面シート 13 綿状の中間吸水層 14 吸水性高分子ポリマーの粒子 21 非透過性の下面シート(ポリエチレンシート) 22 下面シートの下に形成した滑り止め用の吸盤の密
着性 23 下面シートの下に接着した滑り止め用のゴムシー
ト 24 中間吸水層の粉砕パルプからなる綿状層 25 綿状層を支持する紙シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非透水性で、且つ床に対して滑り止め作
    用を有する下面シートと、透水性で水不溶性の上面シー
    トと、上記下面シートと上面シートの間に介在する吸水
    性高分子ポリマーを含んだ綿状の中間吸水層とからなる
    ことを特徴とする防水用床敷きマット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の防水用床敷きマットに
    おいて、吸水性の上面シートは乾式不織布であり、中間
    吸水層は吸水性高分子ポリマーの粒子を混入した綿状の
    吸水性粉砕パルプであることを特徴とする防水用床敷き
    マット。
  3. 【請求項3】 請求項1と2のどれか1項に記載の防水
    用床敷きマットにおいて、非透水性で、且つ床に対して
    滑り止め作用を有する下面シートは、非透水性のポリエ
    チレンシートと、その下に一体に設けられた摩擦係数の
    大きい滑り止め層とからなることを特徴とする防水用床
    敷きマット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の防水用床敷きマットに
    おいて、滑り止め層はポリエチレンシートの下面に塗布
    されて発泡させられたアクリル系樹脂の発泡体であるこ
    とを特徴とする防水用床敷きマット。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の防水用床敷きマットに
    おいて、滑り止め層はポリエチレンシートの下面に一体
    に接着されたゴムシートであることを特徴とする防水用
    床敷きマット。
JP2001353625A 2001-11-19 2001-11-19 防水用床敷きマット Pending JP2003153785A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2402875A (en) * 2003-05-08 2004-12-22 Saul Roland Cutler A decorator's non-slip absorbent dust sheet
GB2411113A (en) * 2004-02-17 2005-08-24 Sarah Louise Brown A changing mat
WO2005087484A1 (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Welston Kurashiki Co., Ltd. 発泡樹脂成形体とその成形方法
JP2017104186A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 福植 成田 床面保護シート
JP2020005819A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 川幸産業株式会社 サウナ用マット

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