JP2003153658A - 海苔巻鮨の包装 - Google Patents

海苔巻鮨の包装

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JP2003153658A
JP2003153658A JP2002167871A JP2002167871A JP2003153658A JP 2003153658 A JP2003153658 A JP 2003153658A JP 2002167871 A JP2002167871 A JP 2002167871A JP 2002167871 A JP2002167871 A JP 2002167871A JP 2003153658 A JP2003153658 A JP 2003153658A
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sushi
sushi rice
sheet
pocket
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Junji Ichihara
淳史 市原
Akio Ichihara
昭夫 市原
Fumiko Ichihara
富美子 市原
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 鮨飯と海苔を防湿性シートで分離して包装
し、鮨飯のシート包装を解く操作、海苔のシート包
装を解く操作、鮨飯に海苔を巻きつける操作の3操作
を、1回の操作で、しかも、包装の内側で完了させる。 【解決手段】 ポケット部と鮨飯部と引片を有する外シ
ートと、ポケット部と引片を有する内シート、からなる
フイルム状シートのポケット部同士を剥離可能に貼り付
けて海苔を収容可能な大きさの海苔ポケットPを形成す
る。引片はポケット部の長さより短くする。鮨飯部の長
さは鮨飯の外周の略1周分とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海苔巻鮨の包装に関
し、より詳しくは、寿司飯と海苔を分離して包装し、喫
食に際して鮨飯に乾いた海苔を巻きつける海苔巻鮨の包
装並びに、海苔巻巻鮨に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海苔巻鮨の海苔を乾いた状態で保
存するために、鮨飯と海苔を防湿性のシートで分離して
包装し、喫食する際に包装を解いて鮨飯に海苔を巻きつ
ける方法が行われている。しかし、従来の方法による場
合,鮨飯からシートを剥がす操作、海苔の匂装を剥
がす操作、次いで、鮨飯を海苔の上に転がして鮨飯に
海苔を巻き付ける三段階の操作を要して煩雑であった。
特に、視覚障害者や手指の運動障害者には上記の操作は
不便であり、不可能な場合も少なくない。また、従来の
方法では、包装を解く際に鮨飯や海苔に直接手指が触れ
るので、海苔巻鮨が不潔になる不便があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、鮨
飯の包装を解く操作と、海苔の包装を解く操作と、鮨飯
に海苔を巻きつける操作の三段階の操作を同時に平行し
て行い、かつ、鮨飯や海苔に直接手を触れずに鮨飯に海
苔を巻きつけ、手が汚れていても清潔に扱えるようにし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に,本発明では、長短二枚の防湿性の細長いシートの間
に海苔を挟み、海苔を挟んだシートを鮨飯に巻き付けて
鮨飯を包装し、喫食に際して包装を解いて鮨飯に海苔を
巻き付けて海苔巻鮨を完成させるものである。
【0005】本発明は、長い外シートと短い内シートと
側面シートから構成される。外シートは、一端にポケッ
ト部を設け、中央部に鮨飯部を設け、他端に引片を設け
た、細長い防湿性フイルム状のシートである。内シート
は、一端にポケット部を設け、他端に引片を設けた、細
長い防湿性フイルム状のシートである。外シートは、内
シートに比べて鮨飯部の長さ分だけ長い。側面シートは
鮨飯の長軸方向の側面を覆う細長いシートである。
【0006】外シートのポケット部と内シートのポケッ
ト部の両側と端の三方の縁を重ねて貼り合わせた際に形
成される空隙である海苔ポケットは、鮨海苔を緩く収容
できる大きさとする。海苔ポケットは海苔の全体を覆う
大きさに形成しても良いし、海苔の一部が、海苔ポケッ
トの貼り合わせされていない間隙から僅かにはみ出る大
きさに形成してもよい。この方法により、外シートの引
片を引いて鮨飯を露出させた際に、鮨飯に海苔を確実に
付着させることができる。
【0007】外シートの鮨飯部の長さは、柱状に作った
鮨飯の略外周を覆う長さとする。このようにして鮨飯部
に載せた鮨飯に鮨飯部を巻きつけると、外シートの折返
部が内シートの折返部に重なるので、外シートの引片と
内シートの引片を重ね合わすことが出来る。
【0008】外シートのポケット部と内シートのポケッ
ト部の両側縁を貼り合わせて海苔ポケットを形成する
際、接着部は剥離可能に貼り合わせる。そのために、外
シートと内シートは、接着後に再び剥離可能な、例えば
ヒートシール性のフィルムや、ヒートシール性のラミネ
ートフィルムを使用すると便利である。ヒートシールの
代わりに、接着剤や粘着剤で接着することは構わない。
【0009】内シートの引片の長さは、内シートの引片
を折返部で折り返した際、引片の端がポケット部の表面
に位置するように定める。そのために引片の長さは、ポ
ケット部の長さより短くする。実際には、引片の長さは
2乃至数センチメートルが使い易い。また、外シートの
引片の長さと内シートの引片の長さは同様とする。内シ
ートの引片はポケット部の表面に折返部で折り返す。折
り返した引片の一部を内シートのポケット部の表面に剥
離可能に貼り付けてもよい。同様に、外シートの引片は
折返部で鮨飯部裏面に折り返す。引片の一部を鮨飯部裏
面に剥離可能に貼り付けてもよい。
【0010】側面シートは、柱状に固めた鮨飯Mの側面
を覆うための弁状のフイルム状シートである。側面シー
トは別個に作成したものを、外シートや内シートと遊離
して使用することもできるし、外シートや内シートに貼
り付けて使用することもできる。側面シートを設ける位
置は、外シートのポケット部や内シートのポケット部や
引片等の任意の部位に定めることができる。側面シート
は、外シートあるいは内シートの表側あるいは裏側のい
ずれの側にも取り付けることができる。また、側面シー
トは、外シートあるいは内シートと一体成形にすること
もできる。
【0011】上記のように構成した海苔巻鮨の包装で
は、海苔は海苔ポケットに収容されているので、内シー
トの引片を引っ張ってポケット部が剥がされて海苔ポケ
ットが開放されるまで海苔は防湿性に保たれる。また、
鮨飯は外シートの鮨飯部に包まれているので、外シート
の引片を引っ張って鮨飯部を鮨飯から剥がすまで、海苔
は鮨飯に接触しない。以上のように、この発明では、海
苔と鮨飯は、包装を解くまで防湿性に分離して保存され
る。
【0012】以上述べた構造により、この発明によれ
ば、内シートの引片を引っ張って海苔ポケットを開放
して海苔を露出させ、外シートの引片を引っ張って鮨
飯部を鮨飯から剥がして鮨飯を露出させ、外シートの
引片を引いて露出した鮨飯を露出した海苔の上に転がす
と、海苔は自然に鮨飯に巻き付く。しかも、上記の作
業は包装の内側で行われるので、海苔および鮨飯に手指
を直接触れることがなく、手指が汚れていても清潔に操
作することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1(a)〜(g)に示
す実施例では、外シート1はポケット部1Pに続いて鮨
飯部1Mを設け、鮨飯部1Mに続いて引片1bを設けた
細長いのフイルム状のシートである。内シート2はポケ
ット部2Pに続いて引片2bを設けた、細長いフイルム
状のシートである。外シート1と内シート2は、ポケッ
ト部1Pとポケット部2Pを連結部F1で連続した一体
成形としたものである。
【0013】図1(c)は内シート2を連結部F1で折
り返して外シート1に重ね、ポケット部2Pとポケット
部1Pの両側縁を接着部Xa、Xbで貼り合わせ、折り
畳んだ連結部F1を接着部Xcで貼り合せた平面図で、
図1(d)はその側面図を示す。図1(e)は内シート
2を外シート1に重ね、ポケット部2Pとポケット部1
Pの両側縁と連結部F1で貼り合せ、引片1を折返部K
1で折り返すと共に、引片2bを折返部K2で折り返し
た側面図を示す。折返部K1で折り返した外シート1の
引片1bは、鮨飯部1Pの裏面に剥離可能に貼り付けて
もよい。同様に、内シート2の引片2bを折返部K2で
折り返す。引片2bはポケット部2Pの表面に剥離可能
に貼り付けてもよい。貼り付けの方法は、ヒートシール
でも良いし,接着剤や粘着剤で軽く貼り付けてもよい。
【0014】外シートのポケット部1Pと内シートのポ
ケット部2Pの周辺を貼り合わせて形成される袋状の海
苔ポケットPは、海苔Nを収容できる大きさとする。引
片2bの折返部K2と外シート1の間隙から海苔ポケッ
トPに海苔Nを挿入することができる。なお、ポケット
部1Pに海苔Nを置いた後に、ポケット部2Pをポケッ
ト部1Pに貼り付けて海苔Nを封入してもよい。
【0015】外シート1の鮨飯部1Mの長さは、柱状に
固めた鮨飯Mの外周の長さと略同じ長さとする。
【0016】図1(f)は側面シート3の平面図で、図
3(g)は側面図である。側面シート3はフイルム状の
細長いシートで、幅は鮨飯Mの側面を覆うことができる
幅である。長さは図2(c)に示すように折り曲げて鮨
飯を覆う長さとする。
【0017】ここで使用法の内、包装の手順を説明す
る。ここで使用法の内、包装の手順を説明する。図2
(a)(b)(c)(d)は鮨飯Mを包装する手順を示
す図である。 図2(a)のように、鮨飯Mを鮨飯部1Mに載せて鮨
飯部1Mを被せる。 図2(b)のように、鮨飯Mを転がして折返部K1を
折返部K2に重ね、側面シート3をポケット部2Pの上
に置く。折返部K1と折返部K2の位置は厳密に合わな
くてもよい。 図2(c)のように、側面シート3を外シー1で覆わ
れた鮨飯Mに被せる。 図2(d)のように、鮨飯Mを転がして包装し、連結
部Fとポケット部1PをシールSで固定する。
【0018】次に、包装を解く手順を説明する。 図3(a)のように、シールSを外して包装を巻き戻
すと、側面シート3が露出する。 図3(b)のように、側面シート3を取り除くと、引
片1bと引片2bが現れる。 図3(c)のように、引片1bと引片2bを合わせて
同時に引くと,海苔Nを露出させる操作と、飯Mを露出
させる操作と、鮨飯Mに海苔Nを巻きつける操作が同時
に平行して行われて、包装の内側で海苔巻鮨が完成す
る。 なお、引片1bと引片2bは別々に引いても構わな
い。引片2bを引くとポケット部2Pがポケット部1P
から剥がされ、海苔ポケットPが開いて海苔Nが露出す
る。引片1bを引くと鮨飯Mの下部の一部が露出して海
苔Nが付着し、引き続き引片1bを引くと、鮨飯部1M
が剥がされるにつれて、鮨飯Mが転って海苔Nが鮨飯M
に巻き付く。
【0019】図4(a)(b)(c)に示す例は、外シ
ート12と内シート22を分離して作ったものである。
図4(b)は、分離して作った外シート12の遊離端F
12と内シート22の遊離端F22を、接着部Xc2で
貼り付けた平面図である。図4(c)は側面図である。
この例では、内シート22を外シート12に重ね、ポケ
ット部22Pとポケット部12Pの両側縁を(Xa2、
Xb2)で貼り合わせると共に、遊離端F12と遊離端
F22を貼り合せたものである。引片12を折返部K1
2で折り返すと共に、引片22を折返部K22で折り返
す。折返部K12で折り返した引片12bは鮨飯部12
Pの裏面に剥離可能に貼り付けるとよい。同様に、引片
22bを折返部K22で折り返す。引片22bはポケッ
ト部22Pの表面に剥離可能に貼り付けるとよい。
【0020】図5に示した実施例は、ポケット部13P
とポケット部23Pを接着部Xa3、接着部Xb3で強
く貼り付けたものである。この例では、引片23bを引
くとポケット部23Pは、接着部Xa3と接着部Xb3
が接着されたままで、接着部周辺が裂け、海苔ポケット
Pが開放され海苔が露出する。
【0021】図6(a)(b)に示す例では、細長い側
面シート34を内シート24のポケット部24Pに接着
部Xd4で貼り付けたものである。側面シート34は内
シート24のポケット部24P以外の引片24bに貼り
付けることもできる。あるいは外シート14のポケット
部14Pや引片14bあるいは鮨飯部14Mなどの任意
の部位に貼り付けることができる。側面シート34は、
接着部Xd4のように側面シート24Pの縁に貼り付け
てもよいし、中央部分を貼り付けてもよい。
【0022】図7の実施例は、外シート15のポケット
部15Pの両側に突出する側面シート35a(35b)
を一体成形で設けた平面図である。側面シート35a
(35b)は、外シートあるいは内シートの任意に部分
に一体成形で設けることもできる。
【0023】図8(a)(b)は、引片を外シートの鮨
飯部あるいは内シートのポケット部に貼り付ける例を示
すものである。図8(a)は、引片16bの両縁を接着
部Xe6で鮨飯部16Mに貼り付けたものである。図8
(b)は、引片17bの中程を接着部Xe7で鮨飯部1
7Mに貼り付けたものである。引片の貼り付け方法は、
ヒートシール、接着剤による接着、粘着剤による接着な
どの適当な方法で、容易に剥離できるよう軽く貼り付け
るものとする。
【0024】図9(a)(b)に示す実施例は、ポケッ
トPの長さを海苔Nより短くして、海苔Nの端を折返部
K28から突出させたものである。この例では、包装を
解く際に、鮨飯Mを覆っている引片18bが引かれて鮨
飯Mが露出すると、海苔Nの端が即座に鮨飯Mに接触し
て付着し、鮨飯Mを海苔Nに巻き付ける作業が確実に行
われる。この場合、予め鮨飯Mに海苔Nの端を接触させ
ておくこともできる。
【0025】図10(a)(b)(c)は外シートの引
片19bおよび、内シートの引片29bの形を弧状に形
成したものである。こうすること包装を解く際に、引片
19bと引片29bが掴みやすい。
【0026】全例において、外シートの引片および内シ
ートの引片を目立つ色に着色しておくと包装を解く際に
掴み易い。また、外シートと内シートを貼り付ける前
に、引片を、それぞれ鮨飯部あるいはポケット部に貼り
付けることもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。鮨飯Mは鮨飯部1Mに
包まれ、海苔Nは海苔ポケットPに包まれているので、
引片1bを引いて鮨飯Mの包みを解き、引片2bを引い
て海苔ポケットPを開放するまで鮨飯Mは海苔Nと接触
しないので、海苔Nは乾いたまま保たれる。引き片1b
は折返部K1で折り返えして鮨飯Mの下に巻き込まれて
いるので、引片1bを引くと、引片1bは折返部K1を
始点にして順次鮨飯Mから剥がされる。引き続いて引片
1bを引くと、引片1bに引かれて鮨飯Mがポケット部
1Pの方向に転がって移動する。また、引片2bを引く
と、ポケット部2Pが折返部K2で剥がれて海苔Nの端
が露出する。引き続いて引片2bを引くと、海苔ポケッ
トPが開放されて海苔Nの全長が露出する。従って、引
片2bを引いて海苔Nの端を露出させ、引片1bを引い
て鮨飯を露出させれば、海苔Nを鮨飯Mに順次円滑に巻
きつけることができる。引き片1bと引片2bの順に引
いても、鮨飯Mに海苔Nを巻きつけることができる。引
片1bと引片2bを合わせて同時に引くと、一回の操作
で、鮨飯Mを露出する作業と、海苔Nを露出させる作業
と、海苔Nを鮨飯Mに巻き付ける3通りの作業を同時に
行うことが可能である。なお、図9(a)(b)に示し
たように海苔Nの端が折返部K28から突出させておく
と、鮨飯Mと海苔Nの接触付着が円滑となる。図3
(a)(b)(c)に示すように、喫食に際して包装の
シールSを剥がすと側面シート3が露出し、引片1bの
端部1Eと引片2bの端部2Eがポケット部2Pの表面
に現れる。引片1bの端部1Eと引片2bの端部2Eを
白色や鮮やかな色に着色しておくと、シールSを外した
際に引片1bの端部1Eと引片2bの端部2Eが目だつ
ので確認し易い。本発明では、鮨飯の包装を解く作業
と、海苔の包装を解く作業と、鮨飯に海苔を巻きつける
作業の全てが包装の内部で行われるので、鮨飯や海苔に
手を触れずに鮨飯に海苔を巻きつけることができる。操
作は簡単であり、視覚や手指の運動が不自由であって
も、確実に容易に海苔巻鮨を完成させることが可能であ
る。本発明により、湿った食品と乾燥した食品を分離し
て保存し、喫食に際して包装を解き、出来立ての食品を
完成させることができる。鮨飯の代わりに飯を包めば俵
むすびやロールむすびになる。また、鮨飯の代わりにタ
レを付けた餅や団子や蒲鉾やハンペンやソーセージや卵
焼やチーズやアイスクリーム等の食材を使用することも
できる。また、海苔の代わりに、生春巻皮やクレープ皮
などの食材を利用することもできる。海苔ポケットに湿
った食品を封入し、鮨飯部に乾いた食品を包むこともで
きる。なお、海苔巻鮨の製造から喫食までの保存時間が
長くない場合、例えば、自家製の弁当、持ち帰りや出前
の鮨などの場合には、外シートのポケット部と内シート
のポケット部を貼り付けずに海苔を挟んで使用すること
ができる。同様に、製造後清潔に管理することが可能で
あれば、側面シートは省くこともできる。また、予め海
苔ポケットに海苔を入れて保存できるので、器械による
大量生産も可能である。本発明の海苔巻鮨の包装は、目
を閉じた手探りの状況でも取り扱うことが可能であり、
視覚障害や手指の運動障害がある場合でも利用し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明を展開した平面図である。 (b)本発明を展開した側面図である。 (c)内シートを外シートに重ねて接着部で貼りあわせ
た平面図である。 (d)内シートを外シートに重ねて接着部で貼りあわせ
た側面図である。 (e)引片1(引片2)を折返部K1(K2)で折り返
した側面図である。 (f)側面シートの平面図である。 (g)側面シートの側面図である。
【図2】(a)鮨飯部1Mに鮨飯Mを載せて、鮨飯部1
Mを被せた側面図である。 (b)折返部K1が折返部K2に重なるまで鮨飯Mを転
がし、側面シート3をポケット部2Pの表面に置いた斜
視図である。 (c)側面シート3を鮨飯Mに被せる正面図である。 (d)包装をシールSで固定した斜視図である。
【図3】(a)包装のシールSを外し、側面シート3を
露出させた斜視図。 (b)側面シート3を取り除き、引片1bと引片2bが
露出した斜視図。 (c)引片1bと引片2bを合わせて引っ張り、包装を
解きながら、鮨飯Mに海苔Nを巻きつけている断面を示
す模式図。
【図4】(a)分離して形成した外シートと内シートを
展開した平面図である。 (b)外シートと内シートを貼り合わせた平面図であ
る。 (c)外シートと内シートを貼り合わせた側面図であ
る。
【図5】引片23bを引いて、ポケット部23Pを破っ
て開放する斜視図である。
【図6】(a)側面シート34をポケット部24Pに貼
り付けた平面図である。 (b)側面シート34をポケット部24Pに貼り付けた
側面図である。
【図7】側面シートをポケット部15Pに一体成形で設
けた平面図である。
【図8】(a)引片を貼り付ける方法を示す平面図であ
る。 (b)引片を貼り付ける方法を示す平面図である。
【図9】(a)海苔ポケットと海苔の関係を示す平面図
である。 (b)海苔ポケットと海苔の関係を示す断面図である。
【図10】(a)実実施例を展開した平面図である。 (b)実施例の平面図である。 (c)実施例の側面図である。
【符号の説明】
1、 12 外シート 2、22 内シート 3、34、35a(35b) 側面シート 1b、2b、12b、13b、14b、15b、16
b、17b 引片 19b、22b、23b、24b、25b、28b、2
9b 引片 1E、2E、12E、13E、24E、15E、16
E、17E 端部 19E、22E、23E、24E、25E、28E、2
9E 端部 12F、22F 遊離端 F1、F5、F8、F9 連結部 G1、G2、G3、G4、G5、G6、G7、G9 鮨
飯部境界腺 K1、K2、K12、K13、K14、K15、K1
6、K17、K19、K22、K23、K24、K2
5、K28、K29 折返部 1M、12M,13M、14M、15M、16M、17
M、18M、19M 鮨飯部 M 鮨飯 N 海苔 1P,2P、12P,13P、14P、15P、16
P、17P、18P、19P、22P,23P、24
P、25P、28P、29P ポケット部 P 海苔ポケット S シール Xa、Xb、Xc、Xa2、Xb2、Xc2 接着部 Xd4、Xe6、Xe7 接着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/50 B65D 85/50 E (31)優先権主張番号 特願2001−319990(P2001−319990) (32)優先日 平成13年9月10日(2001.9.10) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 市原 昭夫 熊本県本渡市諏訪町6番22号 (72)発明者 市原 富美子 熊本県本渡市諏訪町6番22号 Fターム(参考) 3E035 AA09 AA10 BA08 BC02 CA07 CA08 3E067 AA16 AB13 AC01 BA31A BB14A BC04A CA05 EA03 EA24 EB22 EE21 FA01 FB08 FC01 GD10 3E086 AA02 AB01 AC02 AC15 AC22 AC36 AD13 BA02 BA15 BB02 CA02 4B023 LE16 LK12 LP18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.ポケット部(1P)に鮨飯部(1
    M)を延設し、前記鮨飯部(1M)に引片(1b)を延
    設したフイルム状の細長い外シート(1)と、b.ポケ
    ット部(2P)に引片(2b)を延設したフイルム状の
    細長い内シート(2)、より構成された海苔巻鮨の包
    装。
  2. 【請求項2】 ポケット部(1P)とポケット部(2
    P)の両側縁を重ね合わせた際に形成される海苔ポケッ
    ト(P)が、海苔(N)を収容できる大きさであること
    を特徴とする請求項1記載の海苔巻鮨の包装
  3. 【請求項3】 鮨飯部(1M)の長さが柱状の鮨飯
    (M)の外周と略同じ長さであることを特徴とする請求
    項1又は2記載の海苔巻鮨の包装。
  4. 【請求項4】 ポケット部(1P)の両側縁とポケット
    部(2P)の両側縁を剥離可能に貼り合わせたことを特
    徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の海苔
    巻鮨の包装。
  5. 【請求項5】 幅が鮨飯(M)の幅より広く、長さが鮨
    飯(M)の大部分を覆う大きさのフイルム状の側面シー
    ト(3)を組み合わせたことを特徴とする請求項1乃至
    4の内いずれか1項に記載の海苔巻鮨の包装。
  6. 【請求項6】 海苔ポケット(P)に海苔(N)を封入
    したことを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項
    に記載の海苔巻鮨の包装。
  7. 【請求項7】 湿気を含む食品を鮨飯部(1M)に配置
    したことを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1項
    に記載の海苔巻鮨の包装。
  8. 【請求項8】 鮨飯部(1M)に鮨飯(M)を配置した
    ことを特徴とする請求項7に記載の海苔巻鮨の包装。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の内いずれか1項に記載
    の海苔巻鮨の包装で鮨飯Mを包装した海苔巻鮨。
JP2002167871A 2001-05-05 2002-05-04 海苔巻鮨の包装 Pending JP2003153658A (ja)

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