JP2003153391A - 可変の音響インピーダンスを有する超音波変換器ウェハー - Google Patents

可変の音響インピーダンスを有する超音波変換器ウェハー

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JP2003153391A JP2002221970A JP2002221970A JP2003153391A JP 2003153391 A JP2003153391 A JP 2003153391A JP 2002221970 A JP2002221970 A JP 2002221970A JP 2002221970 A JP2002221970 A JP 2002221970A JP 2003153391 A JP2003153391 A JP 2003153391A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ICに変換器アレイを配置することは多大な
パッケージング効率となる。IC及び回路ボードの基板
による音響エネルギーの所望でない側音の伝播を削除若
しくは排除する一方で、集積回路若しくは回路ボードに
直接的に超音波変換器アレイの素子を接続する方法を提
供する。 【解決手段】 可変の音響特質を有するウェハーであ
る。ウェハーは、基板上に超音波変換器、ICが形成す
る基板として使用されるかもしれないし、又は回路ボー
ドとして使用されるかもしれない。ウェハーに形成され
る超音波変換器は、圧電セラミック変換器素子若しくは
MUT素子を含むかもしれない。超音波変換器のための
集積された制御回路類が形成されるところのウェハーの
音響インピーダンスを制御することによって、ウェハー
の音響インピーダンスは超音波変換器の音響インピーダ
ンスの要求と整合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に超音波変
換器に関し、より詳細には可変の音響インピーダンスを
有する超音波変換器ウェハー若しくは基板に関する。か
かる超音波変換器は、例えば、医学分野の画像化の応用
における超音波画像化システムを含むことができる。
【0002】
【従来の技術】超音波変換器は非常に利用可能であり、
特に、非侵入性の医学的な診断画像化において有用であ
る。超音波変換器は、一般的に、圧電気素子若しくは微
細に機械加工された超音波変換器(MUT)素子の何れ
かに形成される。圧電気素子は一般的に、変換器アレイ
を形成するために配列されている複数の素子を伴う、ジ
ルコニウム酸チタン酸鉛(PZTとして略される)など
の圧電気セラミックからなる。MUTは、本質的に、シ
リコン基板上のエッジ周辺にサポートされている柔軟な
膜からなる、適応性のある超音波変換器に帰着する、既
知の半導体製造技術を用いて形成される。接触物質を電
極の形態で膜、若しくは膜の一部、シリコン基板の穴の
底面に適用することにより、次いで適切な電圧を電極の
信号に適用することにより、MUTは適切な超音波の波
が生成されるように活性化される。同様にして、電気的
なバイアスがかけられる場合、MUTの膜は反射した超
音波エネルギーを捕獲すること、及び受信信号を生成す
る、エネルギーを電気的にバイアスされた膜に移動に転
送することによって超音波信号を受取るために使用され
るかもしれない。
【0003】変換器素子は、追加的な制御電子を含有し
ているハウジングに可能なようにアセンブルされ、電子
回路ボードの形態で、超音波プローブを形成する組合せ
で、変換器アセンブリを形成する制御回路を伴って組み
合わせられるかもしれない。バルク波圧電素子(bul
k wave piezoelectric elem
ents)若しくはMUTの何れかを有し、様々な音響
整合層、背面層、及び非整合層を含む超音波プローブ
は、身体の組織により超音波信号を送信し受信するため
に使用されるかもしれない。
【0004】過去において、圧電セラミック変換器素子
若しくはMUT素子などの電気制御回路に対する音響セ
ンサーを接続することは制御回路に対する変換器配列の
各素子を接続する多くの個々のワイヤーの使用を要求し
た。非常に多くの素子を有する大きな変換器アレイの場
合、大きな配線引き具が要求された。不運にして、大き
な配線引き具は超音波プローブのバルク及びコストを増
大する。人体内で使用されるように設計される超音波プ
ローブにおいて、超音波プローブと関連するケーブルの
全体の大きさを削減することが望ましい。プローブ及び
ケーブルの大きさを縮減する一つの手法は、集積回路
(IC)アセンブリ若しくは回路ボードに変換器コント
ロールエレクトロニクスを提供することである。変換器
アレイに近接するICは多くの小さな変換器素子から伝
達し受信するために使用され、また信号を多重化するた
めに使用されるかもしれない。それによりかさばって高
価なケーブルを削減するか若しくは排除することは、一
般的に超音波プローブ素子をコントロールエレクトロニ
クスに接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ICに変換器アレイを
配置することは多大なパッケージング効率となるが、し
かしながら、IC上の基板物質がすべての変換器素子と
接触して形成するために、基板物質により変換器素子間
に音響エネルギーの所望でない接続を頻繁に引き起こ
す。
【0006】したがって、IC及び回路ボードの基板に
よる音響エネルギーの所望でない側音の伝播を削減若し
くは排除する一方で、集積回路若しくは回路ボードに直
接超音波変換器アレイの素子を接続する方法を有するこ
とが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は可変の音響特質
を有するウェハーを導く。ウェハーは、超音波変換器、
ICをその上に形成する基板として使用されるか、もし
くは回路ボードとして使用される。ウェハー上に形成さ
れた超音波変換器は圧電セラミック変換器素子若しくは
MUT素子を含むかもしれない。超音波変換器が形成さ
れるための集積された制御回路でのウェハーの音響イン
ピーダンスを制御することによって、ウェハーの音響イ
ンピーダンスは音響変換器の音響インピーダンスの要求
に整合することができる。さらに、内部空間を加えるこ
とによって、ウェハーはウェハーによる音響エネルギー
の側音の伝播を削減するか、若しくは排除する。
【0008】本発明の他のシステム、方法、特質及び利
点は、添付図及び詳細な記載の説明において当業者に明
らかとなるであろう。記載の範囲内に含まれるすべての
追加的なシステム、方法、特質及び利点は本発明の範囲
内であり、請求項により保護されることが意図されてい
る。
【0009】請求項で定義される本発明は、添付図に関
してより理解できる。図での構成部分は互いに関係する
大きさである必要はなく、代わりに本発明の原理を明ら
かに例証することを強調する。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて記載される本発明は、集積
回路(IC)が形成できる基板に接続される圧電及び微
細な機械加工の超音波変換器(MUT)素子に適用可能
である。
【0011】図1は超音波変換器100の斜視図であ
る。例証する目的のみにおいて、超音波変換器100は
圧電物質を用いて構成される、アレイとして言及される
複数の素子を含んでいる。しかしながら、超音波変換器
100は添付の図3A及び3Bに関して記載されるよう
にMUT素子を使用して組み立て可能である。複数の素
子の典型的な一つは参照番号110によって与えられ
る。集合的な複数の変換器素子110は、超音波センサ
ーを含んでいる。均一な間隔で例示されているが、変換
器素子110は例証されているように間隔が置かれる必
要はない。変換器素子110は、一つ以上の整合層(下
記に記載される)を含み、集積回路(IC)(図1では
示されてはいない)に付加される。パッケージング効率
を最大化するために、IC上に変換器素子110を組み
立てることが望ましい。ICは本発明の態様と一致して
構成される音響的に可変なウェハー145に組み立てら
れる。ウェハー145は、例えば、シリコン(Si)を
使用して組み立て可能であるか、若しくは代替として、
制限しないが、例えば、ゲルマニウム(Ge)などの他
の基板物質を使用して組み立てできる。下記に記載のよ
うに、音響的に可変なウェハー145に二つのウェハー
構成部分を共に接合することによって形成される。二つ
のウェハー構成部分はまた、個々のウェハーとして呼ば
れる。
【0012】第一ウェハー構成部分130は、例えば、
ダイシングソーを備えた溝を方形切断により成形される
か、若しくは第一ウエハー構成部分130上のパターン
を生成する物質を削除するために選択的にエッチングす
ることによって形成される。パターンはウェハー上に形
成されるであろう変換器アレイの特異的な適用及び形態
において最適化できる。一つの実施態様において、パタ
ーンは複数のポスト及び空間を含む。第二ウェハー構成
部分122は、好ましくは超薄ウェハーであり、第一ウ
ェハー構成部分130に接合している。第一ウェハー構
成部分130及び第二ウェハー構成部分122は、適切
な剛さを有する音響的に可変なウェハー145を形成
し、IC、MUT、若しくはトレース及びバイアスを伴
う回路ボードに続いて処理するために有用である。さら
に詳細に下記に説明されるように、音響的に可変なウェ
ハー145内のポスト若しくは空間上に変換器アレイ素
子を位置することは、各変換器素子110により経験さ
れる音響インピーダンスを変化する。
【0013】ICは音響的に可変なウェハー145上に
形成される。音響的に可変なウェハー145は可変のイ
ンピーダンスを有して構成され、第二ウェハー構成部分
122に接合される、第一ウェハー構成部分130とし
てここで呼ばれる音響的に可変な基板を含んでいる。下
記に記載のように、例えば、第一ウェハー構成部分13
0は可変な音響インピーダンスを可能にする、例えば、
ワッフル型の構造を含んでいる。第一ウェハー構成部分
130に適用されるパターンはまた、音響的に可変なウ
ェハー145内の音響エネルギーの側音の伝播を削減す
る。ICは音響的に可変なウェハー145の表面に形成
できる。さらに、ICに代わって、音響的に可変なウェ
ハー145はトレースを伴う回路ボードを含むかもしれ
ないが、活発な回路類はない。一般的に、第一ウェハー
構成部分130が形成される物質は第二ウェハー構成部
分122が形成される物質と同一である。オプションと
して、背面140は第一ウェハー構成部分130の背後
に適用できる。背面140は音響吸収物質として作用す
る。
【0014】本発明の態様と一致し、下記の詳細な記載
において、第一ウェハー構成部分130は、下記でポス
トと呼ばれる多くのサポート素子を定義する多くの穴を
含んでいる。局所と同様に、平均的なアレイ素子110
より下の音響的に可変なウェハー145の音響インピー
ダンスは大きさ、質量、形状、位置、及び穴のほかのパ
ラメーターを変更することによって制御できる。さら
に、第一ウェハー構成部分130内の穴は、音響エネル
ギーの伝播、若しくは波、音響的に可変なウェハー14
5による側音の移動を削減するか若しくは排除する。こ
の整列は、個々の変換器素子110間の音響エネルギー
の接続を削減する。音響的に可変なウェハー145の音
響インピーダンスを変化することによって、音響的に可
変なウェハー145の音響インピーダンスは変換器素子
110の音響インピーダンスと整合することができる。
さらに、第一ウェハー構成部分130に穴を追加するこ
とによって、変換器素子110間の音響エネルギーの側
音のクロスカップリングは著しく削減されるか若しくは
排除される。さらに、変換器素子110の音響インピー
ダンスに整合する音響的に可変なウェハー145の必要
な音響インピーダンスを変化することによって、超音波
変換器110のバンド幅は減少できる。
【0015】図2Aは図1の変換器100の一部分の断
面の概略図である。変換器100は複数の変換器素子1
10を含み、その各々は第一整合層111、第二整合層
112、及び圧電素子115を含んでいる。二つの整合
層111及び112を有して示されているが、変換器1
00は、所望の適用に依存して、一つの整合層のみでな
ることができるか若しくは整合層を伴わないでなること
ができる。当業者に周知であるような整合層は、画像化
される組織の音響インピーダンスに対して圧電素子11
5の音響インピーダンスが整合するように支援する。圧
電素子115は、変換器の特質に整合する所望のインピ
ーダンスに依存してすべてのPZTセラミックを使用し
て組み立てられるか、若しくは合成圧電物質を使用して
組み立てできる。
【0016】変換器素子110、及び特に圧電素子11
5は接合ライン118に沿ってIC120と接合され
る。説明する目的において、下記の記載は、IC120
が音響的に可変なウェハー145の表面で組み立てられ
ることを仮定する。音響的に可変なウェハー145は、
第一ウェハー構成部分130に第二ウェハー構成部分1
22を接合することによって組み立てられる。第二ウェ
ハー構成部分122は、好ましくは“ミクロン”として
しばしば呼ばれる厚さである200マイクロメートル
(μm)以下のオーダーであり、周知の接合技術として
知られている、例えば、陽極結合若しくは融合結合を用
いて第一ウェハー構成部分130に結合できる。
【0017】多くの異なる方法論はIC120に圧電素
子115を結合するために使用でき、それらの多くは同
一の日付で出願して、出願番号XXXXX(事件整理番
号10004001)を割り当てられる、“Syste
m for Attaching an Acoust
ic Element to an Integrat
ed Circuit”という発明の名称が付けられた
一般にアサインされる米国特許出願で開示される。
【0018】本発明と一致して、第一ウェハー構成部分
130は複数の柱若しくはポスト132を定義する、複
数の穴134を含んでいる。好ましくは、穴はダイシン
グソーを用いて第一ウェハー構成部分130に切り込む
か、若しくは当業者に周知であるエッチング技術を用い
て第一ウェハー構成部分130に化学的にエッチングす
る。好ましくは、穴134はおよそ50乃至100マイ
クロメートル(μm)の幅で250乃至450μmの深
さで形成される。しかしながら、音響的に可変なウェハ
ー145の望ましい音響的特質に依存して、他の穴の大
きさが可能である。
【0019】図2Aに示される実施例において、各変換
器素子110はポスト132の一つの上に存在する。穴
134の物理的な特質を変化することによって、したが
って第一ウェハー構成部分130の音響特質及び音響的
に可変なウェハー145は変化できる。この手法におい
て、全体の超音波変換器100の音響特質は変化でき、
これによって制御できる。第一ウェハー構成部分130
の音響インピーダンスは素子110の音響インピーダン
スと整合するように設計できる。
【0020】本発明の別の態様と一致して、第一ウェハ
ー構成部分130内の穴134は、音響的に可変なウェ
ハー145により側音に移動する音響波の伝播を削減す
るか若しくは除外する。この手法において、音響的に可
変なウェハー145により素子110間の音響エネルギ
ーの接続は著しく削除されるか若しくは排除される。
【0021】穴134が第一ウェハー構成部分130に
形成された後に、第二ウェハー構成部分122はライン
125に沿って第一ウェハー構成部分130に接続さ
れ、したがって音響的に可変なウェハー145を形成す
る。この実施例において、第二ウェハー構成部分122
及び第一ウェハー構成部分130の両者はシリコンであ
る。したがって、第二ウェハー構成部分122は、例え
ば、陽極結合を使用して第一ウェハー構成部分130に
接続できる。代替として、融合結合、若しくは当業者が
周知の他の技術を使用して第二ウェハー構成部分122
を第一ウェハー構成部分130に接続できる。これは、
穴134の形態により定義される音響インピーダンスを
有する音響的に可変なウェハー145の結果となる。
【0022】第二ウェハー構成部分122が第一ウェハ
ー構成部分130に接合後、IC120は従来のIC組
み立て方法を用いて第二ウェハー構成部分122の露出
している表面に形成される。プロファイルにおいて、I
C120は音響的に可変なウェハー145の厚さと比較
して非常に薄い。IC120の形成後、圧電素子115
を形成する物質は、既に記載のようにライン118に沿
ってIC120の表面に接合される。次いで、整合層1
12及び111は圧電素子115上に適用され、次い
で、変換器素子110は、例えば、方形切断若しくはエ
ッチングにより形成される。
【0023】超音波変換器100の所望の特性に依存し
て、第一ウェハー構成部分130に第二ウェハー構成部
分122を組み立てることに先だって、穴134は空気
若しくは不活性ガスで満たすことができる。代替とし
て、第二ウェハー構成部分122は真空内で第一ウェハ
ー構成部分130に接合でき、その結果、穴134内の
ガスは周辺エリアの圧力よりも低くできる。
【0024】下記に続く議論は第一ウェハー構成部分1
30の音響インピーダンスにおける一つの手法を例証
し、したがって、音響的に可変なウェハー145は変換
器素子110の音響インピーダンスと整合するために変
化できる。シリコンはおよそ19Mrayls(Mra
ylは音響インピーダンスを測定する単位である)の音
響インピーダンスを有し、圧電セラミック(各圧電素子
115の物質が形成される)はおよそ33Mrayls
の音響インピーダンスを有していると仮定する。音響的
に可変なウェハー145(シリコン)の音響インピーダ
ンスが圧電素子115(圧電セラミック)の音響インピ
ーダンスと整合することが望ましいことを仮定する。圧
電セラミックのインピーダンスの削減は、およそ19M
raylsの音響インピーダンスを有する圧電セラミッ
ク及び様々なポリマーの合成物を使用することによって
行なわれる。これは、圧電素子115とIC120間の
インターフェイス118での反射を防御する。本発明の
態様にしたがって、シリコンインターフェイス(第二ウ
ェハー構成部分122が、第一ウェハー構成部分130
に接合する表面125)の背面で音響の反射を防ぐこと
は、音響的に可変なウェハー145がポスト132及び
穴134を定義することで定義され、その結果、第一ウ
ェハー構成部分130の音響インピーダンスは圧電素子
115の音響インピーダンスと整合する。
【0025】音響背面140は、音響的に可変なウェハ
ー145により移動する音響エネルギーを吸収するため
に、第一ウェハー構成部分130の背面に付加される。
【0026】図2Bは図2Aの超音波変換器の代替とな
る実施態様を例示する断面の概略図である。超音波変換
器100に関する前述の記載と同様に、超音波変換器1
50は圧電素子115上の第一整合層111及び第二整
合層112を含んでいる。圧電素子115は圧電セラミ
ックであるか、若しくは既に記載のような圧電合成物質
である。第一整合層111、第二整合層112及び圧電
素子115は変換器素子110を含んでいる。各変換器
素子110は前述に記載と同様の手法でIC120に付
加されている。
【0027】図2Aに関する前述の記載と同様な手法に
おいて、第一ウェハー構成部分160は方形切断、エッ
チング若しくは他の当業者に周知の技術の何れかによっ
てそこに形成される複数の穴164を有する。穴164
は複数のポスト162を定義する。しかしながら、図2
Bに記載の実施態様において、各変換器素子110は1
つの穴164の上に位置する。既に言及したように、穴
164の各々は空気、不活性ガスで満たされ、若しくは
真空で形成され、このように真空若しくはガスが背面に
存在する超音波変換器150を作り出す。ガスが背面に
存在する超音波変換器150は高い効率で幅広いバンド
幅の操作を提供する。前述に記載と同様に、穴164は
第一ウェハー構成部分160の音響インピーダンスを変
化するために設計でき、したがって、音響的に可変なウ
ェハー165の音響インピーダンスはまた、音響的に可
変なウェハー165により音響エネルギーの伝達を側音
で削除若しくは排除する。
【0028】図3Aは、微細な機械加工された超音波変
換器(MUT)素子を含有し、本発明の態様と一致して
構成された変換器200を例示する断面の概略図であ
る。超音波変換器200は複数のMUT210が形成さ
れる音響的に可変なウェハー250を有している。各M
UT素子は複数のMUTセル(示されていない)を含ん
でいる。音響的に可変なウェハー250は、MUT21
0が形成される基板を形成する、第一ウェハー構成部分
230及び第二ウェハー構成部分220を含んでいる。
第二ウェハー構成部分220は前述に記載の第二ウェハ
ー構成部分122と同様であり、シリコン若しくは他の
半導体基板物質であるかもしれない。
【0029】本発明の態様と一致して、第二ウェハー構
成部分220の接合に先だって、穴234は第一ウェハ
ー構成部分230に形成され、示された構造を有する音
響的に可変なウェハー250に帰着する。各穴234は
エッチングされるか若しくは第一ウェハー構成部分23
0に切り込まれることができ、好ましくはおよそ50乃
至100マイクロメートル(μm)幅及び250乃至4
50μmの深さである穴234を作り出す。
【0030】第一ウェハー構成部分230に穴234の
形成後、第二ウェハー構成部分220はライン225に
沿って第一ウェハー構成部分230に接合され、したが
って音響的に可変なウェハー250を形成する。音響的
に可変なウェハー250がこのように形成された後、当
業者にとって周知のようにMUT素子210は音響的に
可変なウェハー250の表面上に組み立てられる。第一
ウェハー構成部分230はシリコン若しくは超音波変換
器200の望ましい音響性能に依存する任意の他の基板
の何れかである得る。第二ウェハー構成部分220は、
例えば、陽極結合若しくは融合結合を用いて第一ウェハ
ー構成部分230に接合される。さらに、この実施例に
おいて、他のシリコンとシリコンの接合技術が使用でき
る。
【0031】前述に記載のように、音響分離を提供し、
音響的に可変なウェハー250で移動している音響エネ
ルギーを側音で多大に削減若しくは排除するために、穴
234は空気、ガスで満たされ、真空となることができ
る。これは音響カップリングを多大に削減し、このよう
してMUT素子210間の音響のクロストークを削減す
る。図3Aに示されているように、各MUT素子210
は一つのポスト234上に位置する。穴234の大き
さ、形状、位置、及び質量を変更することにより、第一
ウェハー構成部分230の音響インピーダンス、及び特
に各ポスト232の音響インピーダンスは、MUT変換
器素子の音響インピーダンスが背面物質の範囲と整合す
るために設計できる。既に記載したように、背面240
は音響的に可変なウェハーにより移動する音響エネルギ
ーを吸収するために第一ウェハー構成部分に適用でき
る。
【0032】図3Bは図3Aの超音波変換器200の代
替となる実施態様255を例示する断面の概略図であ
る。図3Bに示されているように、第一ウェハー構成部
分260は複数のポスト262を定義する複数の穴26
4を含んでいる。しかしながら、この実施態様におい
て、各MUT素子210は一つの穴264上に位置して
いる。
【0033】本発明の原理から逸脱せず既に記載のよう
に多くの修正及び変化が本発明になされることは当業者
にとって明らかであるだろう。例えば、本発明は圧電セ
ラミック及びMUT変換器素子を備えて使用できる。さ
らに、本発明は、例えば、シリコン及びゲルマニウムを
含有している異なる基盤物質に適用可能である。すべて
のこのような修正及び変化は、ここに含まれるように意
図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェハーに形成される超音波変換器アレイの斜
視図である。
【図2A】図1の変換器の一部の断面の概略図である。
【図2B】図2Aの超音波変換器の代替となる実施態様
を例示する断面の概略図である。
【図3A】微細な機械加工された超音波変換器(MU
T)素子を含有し、本発明の態様と一致して構成された
変換器を例示する断面の概略図である。
【図3B】図3Aの超音波変換器の代替となる実施態様
を例示する断面の概略図である。
【符号の説明】
100 超音波変換器 110 変換器素子 122 第二ウェハー構成部分 130 第一ウェハー構成部分 140 背面 145 音響的に可変なウェハー 111 第一整合層 112 第二整合層 115 圧電素子 118 接合ライン 120 IC 125 接合する表面 132 ポスト 134 穴 150 超音波変換器 160 第一ウェハー構成部分 162 ポスト 164 穴 165 音響的に可変なウェハー 200 超音波変換器 210 MUT 220 第二ウェハー構成部分 225 ライン 230 第一ウェハー構成部分 232 ポスト 240 背面 250 音響的に可変なウェハー 255 超音波変換器200の代替となる実施態様 260 第一ウェハー構成部分 262 ポスト 264 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド ジー ミラー アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01845,ノース アンドーヴァー,キング ストン ストリート 3 Fターム(参考) 2G047 CA01 DB02 EA04 EA10 GA02 GB02 GB17 GB29 GB35 GB36 4C301 EE04 EE07 EE11 GA03 GB02 GB18 GB19 GB22 GB36 GB37 5D019 AA25 BB19 EE02 FF04 HH03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素子を有する超音波センサーと、
    及びウェハーに形成される集積回路からなり、前記ウェ
    ハーは穴が前記ウェハーの音響インピーダンスを変化す
    るような複数のポストを定義する複数の前記穴を含有
    し、前記集積回路が前記超音波センサーに接合されるこ
    とを特徴とする超音波変換器。
  2. 【請求項2】 前記超音波センサーは微細な機械加工の
    超音波変換器(MUT)を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の変換器。
  3. 【請求項3】 前記超音波センサーの各素子は複数の前
    記ポストの1つの上に位置されることを特徴とする請求
    項1に記載の変換器。
  4. 【請求項4】 前記超音波センサーの各素子は複数の前
    記穴の1つの上に位置されることを特徴とする請求項1
    に記載の変換器。
  5. 【請求項5】 前記穴は前記ウェハーで移動する音響エ
    ネルギーを側音で削減するように設計されることを特徴
    とする請求項1に記載の変換器。
  6. 【請求項6】 前記穴は前記ウェハーの前記音響インピ
    ーダンスを前記変換器素子の前記音響インピーダンスに
    整合することを可能にするように設計されることを特徴
    とする請求項1に記載の変換器。
  7. 【請求項7】 前記ウェハーは、 複数の前記穴を含有する第一ウェハー構成部分と;及び
    前記ウェハーが可変の音響インピーダンスを有するよう
    に前記第一ウェハー構成部分に接合する第二ウェハー構
    成部分、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載
    の変換器。
  8. 【請求項8】 超音波変換器を形成するための方法であ
    って、該方法は、 穴が前記第一ウェハー構成部分の前記音響インピーダン
    スを定義し、前記穴が複数のポストを定義するように、
    前記第一ウェハー構成部分に複数の前記穴を形成する段
    階と;前記第一ウェハー構成部分に前記第二ウェハー構
    成部分を接合する段階と;前記第二ウェハー構成部分の
    表面に集積回路を形成する段階と;複数の素子を有する
    超音波センサーを形成する段階と;及び前記超音波セン
    サーを前記集積回路に接合する段階、からなることを特
    徴とする方法。
  9. 【請求項9】 前記穴が前記第一ウェハー構成部分の前
    記音響インピーダンスを変化するように複数のポストを
    定義する複数の穴を有する第一ウェハー構成部分と;及
    びウェハーが可変の音響インピーダンスを有するように
    前記第一ウェハー構成部分に接合する第二ウェハー構成
    部分、からなることを特徴とするウェハー。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至7の何れか一に記載の超
    音波変換器からなる超音波画像化システム。
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