JP2003153235A - 情報提供クライアント装置、蓄積情報配信サーバ装置、情報蓄積機器装置、およびデジタルチャンネル情報配信システム - Google Patents

情報提供クライアント装置、蓄積情報配信サーバ装置、情報蓄積機器装置、およびデジタルチャンネル情報配信システム

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JP2003153235A
JP2003153235A JP2001348934A JP2001348934A JP2003153235A JP 2003153235 A JP2003153235 A JP 2003153235A JP 2001348934 A JP2001348934 A JP 2001348934A JP 2001348934 A JP2001348934 A JP 2001348934A JP 2003153235 A JP2003153235 A JP 2003153235A
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正樹 竹内
Akihiro Azuma
晃弘 東
Junichi Shirakawa
淳一 白川
Hiroyuki Nakamura
宏之 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットにおけるコンテンツの効率的
な流通を実現することのできるデジタルチャンネル情報
配信システムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク6上の公開ページを紹介す
るために、情報作成者はクライアント機器3にて、アク
セス情報や概要等を記載したデジタルチャンネル情報を
作成し、蓄積情報配信サーバ2に投稿する。蓄積情報配
信サーバ2は、家庭内等にある情報蓄積機器1にデジタ
ルチャンネル情報を配信する。情報蓄積機器1は、配信
されたデジタルチャンネル情報を蓄積する。情報利用者
は、情報利用機器4を用いて、情報蓄積機器1に蓄積さ
れたデジタルチャンネル情報を見て、その概要等から必
要とする情報を探し出す。デジタルチャンネル情報に記
載されたアクセス情報から、ネットワーク上の公開ペー
ジへアクセスして必要とする情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報提供クライア
ント装置、蓄積情報配信サーバ装置、情報蓄積機器装
置、およびデジタルチャンネル情報配信システムに関
し、特に、効率的にコンテンツの流通を行なうことので
きる情報提供クライアント装置、蓄積情報配信サーバ装
置、情報蓄積機器装置、およびデジタルチャンネル情報
配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のネットワークインフラの急速な発
展に伴い、それに応じたさまざまなネットワークサービ
スが拡大しつつある。特に常時接続、ブロードバンド
(広帯域)がネットワーク環境を大きく変化させようと
している。
【0003】ネットワークの常時接続環境が構築される
ことにより、ユーザは、家庭内の情報家電機器から、時
間を気にすることなくネットワークに接続することが可
能になり、外出先からでも家庭内の情報機器にアクセス
できるような環境が構築される。さらにブロードバンド
環境の普及により、大容量の情報のやり取りを高負荷な
くできるようになりつつある。
【0004】ネットワーク時代とも言える昨今では、P
C(Personal Computer)、携帯電話、PDA(Persona
l Digital Assistants)、家電機器などさまざまな機器
がネットワーク機能を有し、それぞれの機器に対応した
ネットワークサービスが同じインターネット環境の上で
提供されている。このようなブロードバンドの普及に伴
い、これまで放送網を利用して配信されていたテレビ映
像さえもインターネット網を利用して配信することが可
能になりつつある。つまり、インターネットという環境
を利用すれば、すべてのデジタルデータを扱うことが可
能になる。
【0005】このようなブロードバンド環境の整備に伴
って、ビデオオンデマンドシステムが提案されている。
ビデオオンデマンドシステムとは、ネットワーク上のセ
ンタが保有する映像コンテンツを、ネットワークを介し
て家庭内のユーザが番組を選択し、選択した時点から映
像の視聴を行なうことができるシステムである。ビデオ
オンデマンドシステムでは、映像送出装置が、記憶装置
から読出した圧縮符号化されたビデオ情報を時分割によ
り複数のユーザ端末に送出し、ユーザ端末が受信したビ
デオ情報を伸張して映像化する。特開平8−46949
号公報においては、一定の長さに区切られたビデオ情報
を分担して格納する複数の記録装置と、各々複数のユー
ザ端末に対して記憶装置からのビデオ情報を送出する複
数の映像送出装置と、相互に異なる記憶装置と映像送出
装置との組を同時に複数組接続して記録装置に格納され
ているビデオ情報を映像送出装置に伝送するネットワー
クとを備えることで、一定の長さに区切られて複数の記
憶装置に分担して格納されたビデオ情報をネットワーク
により複数の映像送出装置に同時に伝送できるビデオオ
ンデマンドシステムについて開示されている。特開平8
−46949号公報において開示されているビデオオン
デマンドシステムでは、多くのビデオ情報を多くのユー
ザ端末に対して送出することができる。
【0006】また、テレビ放送が従来のアナログ放送か
らデジタル放送に移行しつつあり、それに伴い、蓄積装
置を利用する新しいサーバ型放送サービスも提案されて
いる(平成13年度NHK技術公開展示資料参考)。こ
のようなサーバ型放送サービスにおいては、デジタル放
送やインターネットでサービスされる番組や各種情報
を、視聴者の好みに応じて蓄えておく大容量の蓄積装置
のホームサーバを使うことによって、見たい番組や情報
をいつでもすぐに取出して視聴することができるように
なる。これに伴って、ホームサーバに蓄積されている過
去数ヶ月間に放送された番組や関連情報に基づき、現在
放送されている番組と連動しながらの番組視聴を楽しむ
新しい視聴方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなオンデマンドサービスを利用する場合、ユーザ
は、サービスを利用するために専用のSTB(セットト
ップボックス)を購入するなどの用意が必要となる。オ
ンデマンドサービス専用のSTBには、ネットワークに
接続する機能、およびオンデマンドサービスを快適に利
用できる仕組み(例えば送られてきたエンコード(符号
化)された映像をデコード(解読)する仕組みなど)が
予め用意されているためである。
【0008】また、ユーザはオンデマンドサービスのメ
ニューにより視聴したい映像コンテンツを選択すること
で視聴可能ではあるが、そのオンデマンドサービスにす
べての視聴したい映像コンテンツが含まれているとは限
らず、例えば別のオンデマンドサービスのコンテンツを
視聴したい場合であってもユーザは視聴することができ
ないという問題があった。
【0009】また、テレビのデジタル放送に伴うサーバ
型放送サービスにおいては、放送されたコンテンツデー
タを好みの情報に基づいて蓄積して視聴する形態ではあ
るが、蓄積された大容量のコンテンツ全てが必ずしもユ
ーザに視聴されるコンテンツとは限らず、蓄積装置に無
駄な大容量のコンテンツが蓄積されてしまう問題も考え
られる。
【0010】またさらに、現在では、インターネットの
普及によりさまざまなコンテンツがインターネット上に
公開されている。ブラウザ機能を備える情報機器からで
あれば、URL(Uniform Resource Locator)を入力す
ることでさまざまなサイトにアクセスすることが可能で
ある。しかし、無作為に増大しているコンテンツの中か
ら目的のコンテンツを探すために、ポータルサイトに接
続し、ポータルサイトのカテゴリ毎の分類にしたがって
目的の情報のあるサイトにアクセスする方法もあり、ま
た、キーワードによって検索して目的の情報を入手する
方法もある。しかしながらこのような方法では、目的の
コンテンツを入手することが難しいといった問題があ
る。また、有用な情報が公開されているにもかかわら
ず、ポータルサイト主導の情報収集となってしまうとい
う問題もある。すなわち、インターネットを利用して
も、情報公開者が見てもらいたいと思っている人には情
報が見てもらえないという問題があり、逆に情報を見た
いと思っている人に明確な情報がもたらされないといっ
た問題がある。
【0011】本発明は、これらの問題に鑑みてなされた
ものであり、インターネットにおけるコンテンツの効率
的な流通を実現することのできる、情報提供クライアン
ト装置、蓄積情報配信サーバ装置、情報蓄積機器装置、
およびデジタルチャンネル情報配信システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、情報提供クライアント
装置は、ネットワーク上において公開するコンテンツを
蓄積する公開コンテンツ蓄積手段と、公開コンテンツに
関する情報であるデジタルチャンネル情報を作成する作
成手段と、作成手段で作成されたデジタルチャンネル情
報を、ネットワークを介して蓄積情報配信サーバ装置へ
送信する送信手段とを備える。
【0013】本発明の他の局面に従うと、蓄積情報配信
サーバ装置は、デジタルチャンネル情報を、ネットワー
クを介して情報提供クライアント装置から受信する受信
手段と、受信手段で受信したデジタルチャンネル情報を
蓄積する蓄積手段と、蓄積手段で蓄積されたデジタルチ
ャンネル情報を、ネットワークを介して情報蓄積機器装
置へ配信する配信手段とを備える。
【0014】また、上述の蓄積手段は、受信手段によっ
て受信したデジタルチャンネル情報を、分類して蓄積す
ることが望ましい。
【0015】本発明の他の局面に従うと、情報蓄積機器
装置は、ネットワーク上で配信されるデジタルチャンネ
ル情報を、蓄積情報配信サーバ装置から受信する受信手
段と、受信した前記デジタルチャンネル情報を蓄積する
蓄積手段と、蓄積手段で蓄積されたデジタルチャンネル
情報を、ネットワークを介して情報利用機器装置へ出力
する出力手段とを備える。
【0016】本発明の他の局面に従うと、デジタルチャ
ンネル情報配信システムは、複数の情報提供クライアン
ト装置と、少なくとも1つの蓄積情報配信サーバ装置
と、複数の情報蓄積機器装置と、複数の情報利用機器装
置とが互いにネットワークによって接続されているシス
テムであって、情報提供クライアント装置は、複数のコ
ンテンツを蓄積可能なコンテンツ蓄積手段と、蓄積され
たコンテンツをネットワーク上へ公開する公開手段と、
コンテンツを紹介する情報であるデジタルチャンネル情
報を作成する作成手段と、蓄積情報配信サーバ装置に作
成されたデジタルチャンネル情報を送信する送信手段と
を備え、蓄積情報配信サーバ装置は、複数の情報提供ク
ライアント装置から送信されたデジタルチャンネル情報
を受信する受信手段と、受信した複数のデジタルチャン
ネル情報を蓄積する蓄積手段と、蓄積した複数のデジタ
ルチャンネル情報を情報蓄積機器装置へ配信する配信手
段とを備え、情報蓄積機器装置は、蓄積情報配信サーバ
装置から配信された複数のデジタルチャンネル情報を受
信する受信手段と、受信した複数のデジタルチャンネル
情報を蓄積する蓄積手段と、蓄積したデジタルチャンネ
ル情報を情報利用機器装置へ出力する出力手段とを備
え、情報利用機器装置は、情報蓄積機器装置から出力さ
れたデジタルチャンネル情報を入力する入力手段と、入
力したデジタルチャンネル情報を表示する表示手段と、
表示したデジタルチャンネル情報に基づいて、情報提供
クライアント装置の公開手段が公開しているコンテンツ
を受信するコンテンツ受信手段とを備える。
【0017】また、上述の情報利用機器装置は、デジタ
ルチャンネル情報の検索条件を入力する検索条件入力手
段と、入力した検索条件を情報蓄積機器装置へ出力する
検索条件出力手段をさらに備え、上述の情報蓄積機器装
置は、情報利用機器装置から出力された前記検索条件を
入力する検索条件入力手段と、入力した検索条件に基づ
いて、蓄積手段に蓄積されているデジタルチャンネル情
報を検索する検索手段とをさらに備え、情報蓄積機器装
置の出力手段は、検索手段によって抽出されたデジタル
チャンネル情報を、情報利用機器装置へ出力し、検索条
件を蓄積情報配信サーバ装置へ送信することなく、情報
利用機器装置の利用者が所望するデジタルチャンネル情
報を検索することができることが望ましい。
【0018】また、デジタルチャンネル情報配信システ
ムは、蓄積情報配信サーバとネットワークによって接続
され、情報利用機器装置と通信可能な複数のサービスサ
ーバ装置をさらに備え、情報蓄積機器装置は、出力手段
による情報利用機器装置へのデジタルチャンネル情報の
出力の履歴を記憶する履歴情報記憶手段と、記憶した履
歴情報を情報配信サーバ装置へ送信する履歴情報送信手
段とをさらに備え、蓄積情報配信サーバ装置は、情報蓄
積機器装置から送信された履歴情報を受信する履歴情報
受信手段と、受信した履歴情報を記憶する履歴情報記憶
手段と、記憶した履歴情報を、サービスサーバ装置へ、
要求に応じて送信する履歴情報送信手段とをさらに備
え、サービスサーバ装置は、蓄積情報配信サーバ装置か
ら送信された履歴情報を受信する履歴情報受信手段と、
コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、履歴情報
受信手段によって受信した履歴情報に基づいてコンテン
ツ蓄積手段に蓄積されているコンテンツを検索する検索
手段と、検索手段で抽出されたコンテンツを情報利用機
器装置へ送信する送信手段とを備え、情報利用機器装置
のコンテンツ受信手段は、サービスサーバ装置の送信手
段で送信されたコンテンツを受信することが望ましい。
【0019】また、上述の情報利用機器装置は、デジタ
ルチャンネル情報に対する要求情報を作成する要求情報
作成手段と、作成された要求情報を蓄積情報配信サーバ
装置へ送信する要求情報送信手段とをさらに備え、上述
の蓄積情報配信サーバ装置は、情報利用機器装置から送
信された要求情報を受信する要求情報受信手段と、受信
した要求情報を、対応する情報提供クライアント装置へ
送信する要求情報送信手段とをさらに備えることが望ま
しい。
【0020】また、上述の情報提供クライアント装置の
作成手段によって作成されたデジタルチャンネル情報
は、少なくとも1つの検索情報キーワードと、デジタル
チャンネル情報の公開日時情報と、公開コンテンツの概
要を示す概要情報と、公開コンテンツの公開サイトにア
クセスするためのアドレス情報とを含み、情報蓄積機器
装置の検索手段は、蓄積手段に蓄積されているデジタル
チャンネル情報を、検索条件入力手段によって入力され
た検索条件とデジタルチャンネル情報に含まれている検
索情報キーワード、および現在日時情報とデジタルチャ
ンネル情報に含まれているデジタルチャンネル情報の公
開日時情報とに基づいて検索し、情報利用機器装置の表
示手段は、デジタルチャンネル情報に含まれている公開
コンテンツの概要情報を表示し、コンテンツ受信手段
は、デジタルチャンネル情報に含まれているアドレス情
報に基づいて公開サイトにアクセスし、公開コンテンツ
を受信することが望ましい。
【0021】また、上述の情報提供クライアント装置の
作成手段によって作成されたデジタルチャンネル情報
は、日時情報と公開コンテンツの公開サイトにアクセス
するためのアドレス情報とが対応付けられた日時アドレ
ス情報を含み、情報利用機器装置のコンテンツ受信手段
は、現在日時情報と日時アドレス情報とに基づいて公開
サイトにアクセスして公開コンテンツを受信することが
望ましい。
【0022】また、上述の情報提供クライアント装置の
作成手段によって作成されたデジタルチャンネル情報
は、検索情報キーワード情報と公開コンテンツの公開サ
イトにアクセスするためのアドレス情報とが対応付けら
れたキーワードアドレス情報を含み、情報利用機器装置
のコンテンツ受信手段は、情報蓄積機器装置の検索条件
入力手段で入力された検索条件と、キーワードアドレス
情報とに基づいて公開サイトにアクセスして公開コンテ
ンツを受信することが望ましい。
【0023】また、上述の情報提供クライアント装置の
作成手段によって作成されたデジタルチャンネル情報に
含まれる、公開コンテンツの概要を示す概要情報は画像
情報であり、情報利用機器装置の表示手段は、画像情報
を一覧表示することが望ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発
明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同
一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。
それらの名称および機能も同じである。したがってそれ
らについての詳細な説明は繰返さない。
【0025】図1は、本実施の形態におけるデジタルチ
ャンネル配信システムの構成の1つを示す図である。
【0026】図1を参照して、デジタルチャンネル配信
システムは、ネットワーク6に接続されて配信される情
報を蓄積する情報蓄積機器1と、情報蓄積機器1にデジ
タルチャンネル情報を配信する蓄積情報配信サーバ2
と、蓄積情報配信サーバ2に作成したデジタルチャンネ
ル情報を送信するクライアントの持つクライアント機器
3と、情報蓄積機器1に蓄積された情報を利用する情報
利用機器4とを含む。
【0027】デジタルチャンネル情報は、主に、蓄積情
報配信サーバ2で管理する情報に必要な情報であって、
ネットワーク6上に公開されている各種コンテンツのア
クセス先を含む概要情報である。
【0028】図1に示される情報蓄積機器1は、家庭内
等に備えられるPC等であって、ネットワーク6に接続
する接続機能と、デジタルチャンネル情報を蓄積可能な
蓄積装置とを備える。具体的には、PC等のような情報
機器にデジタルチャンネル情報を受信できる機能を持た
せた機器であってものでもよい。
【0029】情報利用機器4は、情報蓄積機器1の蓄積
情報を参照できる表示装置を持った機器であればよい。
また、情報利用機器4と情報蓄積機器1とは、一体化し
た機器であってもよい。さらに情報利用機器4は、情報
蓄積機器1に対応した特定機種に限定されるものではな
い。
【0030】クライアント機器3は、デジタルチャンネ
ル情報を作成する機能を備える。ネットワーク6上に公
開可能なコンテンツを提供可能な条件を備える個人、会
社等がクライアント機器3を用いてコンテンツを作成
し、蓄積情報配信サーバ2に送信する。
【0031】ネットワーク6は通信網を表わし、有線、
無線を問わず、通信機能を利用して情報のやり取り可能
な仕組みを意味する。例えば、デジタル放送におけるデ
ータ放送として、本発明のデジタルチャンネル情報が配
信されてくるようなやり取りや、携帯電話等のモバイル
端末にWWWサーバの情報を自動的に届けるPUSH型の
情報配信として配信されてくるようなやり取りも含む。
なおネットワーク6を用いて、1つの機器において、1
つのインフラに限定されず複数のインフラを用いるよう
な場合も考えられる。
【0032】なお、ここでいうコンテンツとは、映像、
画像、音声、テキスト、WEB上のHTML(Hyper Te
xt Markup Language)等のページ、書籍などを含むデジ
タル情報やアナログ情報を含む。
【0033】さらに、デジタルチャンネル配信システム
は、図1に示されるクライアント機器3に替えて、ユー
ザが情報を入手することができるサービスサーバ5を含
む場合も考えられる。
【0034】図2は、本実施の形態におけるデジタルチ
ャンネル配信システムの他の形態を示す図である。
【0035】図2を参照して、他の形態におけるデジタ
ルチャンネル配信システムは、図1に示されるクライア
ント機器3に替えて、蓄積情報配信サーバ2と利用者情
報をやり取りするサービスサーバ5を含む。
【0036】サービスサーバ5は、コンビニエンススト
ア、駅などに設置されている情報端末や、交差点などに
設置されている交差点情報端末や、携帯端末などに情報
を配信する街角端末などを含む。これらのサービスサー
バ5は、情報コンテンツを所有している。ユーザは、携
帯端末をサービスサーバ5に接続させる、サービスサー
バ5付近を車両で通過する際に自動的に送信される、情
報利用機器4を用いてサービスサーバ5にアクセスした
りするなどの方法によって、コンテンツ情報を入手する
ことができる。
【0037】図2に示されるデジタルチャンネル配信シ
ステムでは、情報利用機器4でサービスサーバ5のコン
テンツを利用する際に、情報蓄積機器1に蓄積された利
用者情報を活用することで、情報利用機器4に最適なコ
ンテンツを提供することができる。
【0038】なお、図2に示されるデジタルチャンネル
配信システムは、図1に示されるデジタルチャンネル配
信システムに基づいて、サービスサーバ5との連携を含
めたシステムであるため、以下においては、主に図1に
示されるデジタルチャンネル配信システムについて説明
を行ない、必要に応じてサービスサーバ5を含める場合
の説明を行なう。
【0039】図3は、情報蓄積機器1の構成の1つを示
す、機能ブロック図である。図3に機能が示される情報
蓄積機器1は、一般的なPCなどから構成される。
【0040】図3を参照して、情報蓄積機器1は、ネッ
トワーク6を介して配信される情報のやり取りを行なう
通信部10と、通信に関する各種制御を行なう通信判断
部11と、配信されてきたデジタルチャンネル情報を蓄
積するデジタルチャンネル情報蓄積部12と、デジタル
チャンネル情報に関してユーザが要求する情報を蓄積す
る要求情報蓄積部13と、CPU(Central Processing
Unit)などから構成され、情報蓄積機器1全体の制御
を行なう制御部14と、制御部14からの制御命令に従
い蓄積情報機器1で作成したユーザの個人情報の内、蓄
積情報配信サーバ2に送信する情報を蓄積する送信情報
蓄積部15と、制御部14による各種制御情報等を画面
やスピーカや情報利用機器4などの出力機器に出力する
出力部16と、情報蓄積機器1に対して各種情報を入力
する入力部17と、入力された情報を解析し制御部14
に制御命令を要求する要求部18とを含む。
【0041】なお、図3に示される情報蓄積機器1の機
能は、情報蓄積機器1の内部に予め組込まれていてもよ
いし、機能を実現するための別機器を既存の機器に接続
することで実現されてもよいし、PC等の汎用コンピュ
ータにソフトウエアを追加することによって実現されて
もよい。
【0042】また、入力部17と、出力部16とは、情
報蓄積機器1に情報利用機器4が含まれている場合、入
力部17と出力部16との少なくとも一方が情報利用機
器4に含まれる機能であってもよい。
【0043】図4は、情報利用機器4の構成の1つを示
す、機能ブロック図である。図4に機能が示される情報
利用機器4は、PCや、PDAや、携帯電話など、情報
を利用する手段を備え、また、情報のやり取りを行なう
手段を備える機器である。
【0044】図4を参照して、情報利用機器4は、情報
蓄積機器1やサービスサーバ5などと情報のやり取りを
行なう手段である通信手段20を介して、情報のやり取
りを行なう通信部21と、通信に関する各種制御を行な
う通信判断部22と、CPUなどからなり、情報利用機
器4全体の制御を行なう制御部23と、情報利用機器4
固有の情報を蓄積し、各種通信における認証等を行なう
ための認証情報蓄積部24と、情報利用機器4の利用状
態に従い、制御部23等が情報利用機器4の利用状態を
蓄積する嗜好情報蓄積部25と、制御部23による各種
制御情報等を画面やスピーカ等の出力機器に出力する出
力部26と、各種情報の入力を行なう入力部27と、入
力部27より入力された情報を解析し、制御部23など
に制御命令を要求する要求部28とを含む。
【0045】通信手段20は、有線に配線を接続する手
段、無線による通信手段、メモリカード等の記憶媒体に
よる情報のやり取りなどが含まれる。
【0046】入力部27は、キーボードやボタン、タッ
チパネルのような物理的ボタンや、マイクや、CCDカ
メラや、スキャンなどから構成される。したがって、入
力部27における入力手段は、物理的ボタンを押下また
はタッチすることによる入力手段や、音声による入力、
画像入力など、情報を入力可能な全ての手段が含まれ
る。
【0047】さらに図5は、蓄積情報配信サーバ2の構
成の1つを示す、機能ブロック図である。
【0048】図5を参照して、蓄積情報配信サーバ2
は、ネットワーク6を介して情報蓄積機器1とデジタル
チャンネル情報等の情報の送受信を行なう情報蓄積機器
通信部30と、情報蓄積機器1との通信の各種制御を行
なう情報蓄積機器通信判断部31と、デジタルチャンネ
ル配信システムに登録している情報蓄積機器1の情報を
蓄積する情報蓄積機器情報蓄積部32と、情報蓄積機器
1からデジタルチャンネルに関する要求情報を蓄積する
要求情報蓄積部33と、クライアント機器3で作成され
たデジタルチャンネル情報を投込む情報投込み部34
と、デジタルチャンネル情報を投込む際のクライアント
機器3の認証を行なう投込み認証部35と、投込まれた
デジタルチャンネル情報を振分ける情報振分け部36
と、情報振分け部36で振分けられたデジタルチャンネ
ル情報を蓄積するデジタルチャンネル情報蓄積部37
と、蓄積情報配信サーバ2全体の制御を行なう制御部3
8と、サービスサーバ5との通信を行なうサービスサー
バ通信部39とを含む。
【0049】なお、図5においては、蓄積情報配信サー
バ2は1つの機器である機能ブロック図を示して説明を
行なっているが、蓄積情報配信サーバ2は2つ以上の複
数の機器から構成されていてもよい。例えば、蓄積情報
配信サーバ2は、ある特定範囲の地域毎に設置されるサ
ーバであってもよいし、プロバイダ毎に配置されるサー
バであってもよい。また、図5に示される機能的な構成
の一部分が、他の蓄積情報配信サーバ2によって機能し
ている場合であってもよい。例えば、蓄積情報機器情報
蓄積部32に蓄積される利用者の情報のみが別の機器に
よって管理されている場合であってもよい。
【0050】次に図6は、クライアント機器3の構成の
1つを示す、機能ブロック図である。クライアント機器
3は、デジタルチャンネル情報を作成して蓄積情報配信
サーバ2に提供し、ネットワーク6上に公開されたコン
テンツを知らせることが可能な、蓄積情報配信サーバ2
以外の機器である。具体的には、デジタルチャンネル情
報作成ソフトウエアがインストールされているPCや、
WEB等にアクセスすることで情報を入力してデジタル
チャンネル情報を作成できるCGI(Common Gateway I
nterface)等を備えるPCなどが考えられる。また、P
Cに限定されることなく、これらの機能を備えたスキャ
ナ等のスキャンニング機能や、カメラ等の撮影などによ
る画像入力機能や、およびタブレット等によって手書き
の文字等を入力する入力機能などと、蓄積情報配信サー
バ2に情報を提供できるような機能とを組合せた機能を
備えるその他の機器であってもよい。
【0051】図6を参照して、クライアント機器3は、
ネットワーク6を介して情報のやり取りを行なう通信部
40と、通信部40における通信の各種制御を行なう通
信判断部41と、デジタルチャンネル情報を作成する情
報作成部42と、情報作成部42にて作成されたデジタ
ルチャンネル情報を所定のフォーマットに変換するデジ
タルチャンネル情報変換部43と、ユーザが作成したデ
ジタルチャンネル情報を保存したり、蓄積情報配信サー
バ2へ配信した情報を蓄積するデジタルチャンネル情報
蓄積部44と、蓄積情報配信サーバ2へ配信した情報を
蓄積しているデジタルチャンネル情報蓄積部44と、蓄
積情報配信サーバ2から通信部40および通信判断部4
1を介して受信したデジタルチャンネル情報に対する要
求情報を蓄積する要求情報蓄積部45と、クライアント
機器3全体の制御を行なう制御部46と、各種情報の入
力および出力を行なう入出力部47と、情報作成部42
等において作成されたコンテンツを提供する情報提供部
48とを含む。
【0052】また、図7は、サービスサーバ5の構成の
1つを示す、機能ブロック図である。
【0053】図7を参照して、サービスサーバ5は、ネ
ットワーク6を介して情報のやり取りを行なう通信部5
0と、通信部50における通信の各種制御を行なう通信
判断部51と、サービスサーバ5が提供するコンテンツ
を蓄積するサービスサーバコンテンツ蓄積部52と、ユ
ーザが情報利用機器4等を用いてサービスサーバ5を利
用するためにアクセスするアクセス部53と、サービス
サーバ5全体の制御を行なう制御部54と、ユーザに最
適なコンテンツを提供するために、サービスサーバコン
テンツ蓄積部52より情報のフィルタリングを行なう情
報フィルタリング部55と、ユーザに情報を提供するサ
ービスサーバコンテンツ提供部56とを含む。
【0054】ここでサービスサーバ5が提供するサービ
スサーバコンテンツとは、例えば、当該サービスサーバ
5がコンビニエンスストアに設置されている場合には、
当該コンビニエンスストアの商品紹介等、コンビニエン
スストアがユーザに提供したいと考えるコンテンツであ
る。すなわち、サービスサーバ5は、設置される状況に
応じた、さまざまなサービスの内容をサービスサーバコ
ンテンツとして提供する。
【0055】以下に、上述のデジタルチャンネル配信シ
ステムにおいて配信されるデジタルチャンネル情報の具
体例を挙げつつ、デジタルチャンネル配信システムにお
ける情報の配信方法について説明を行なう。
【0056】図8は、デジタルチャンネル情報の具体例
の1つの構成を示す図である。図8を参照して、デジタ
ルチャンネル情報は、情報作成者がクライアント機器3
等を用いて作成した情報の部分(図8の(A))と、蓄
積情報配信サーバ2において作成された情報の部分(図
8の(B))と、情報蓄積機器1において作成された情
報の部分(図8の(C))と、その他の機器等において
作成された情報の部分(図8の(D))との少なくとも
1つから構成される。またさらに、主なデジタルチャン
ネル情報は、上述の構成要素のうち、蓄積情報配信サー
バ2より配信される情報((A)+(B))と、情報利
用者が情報蓄積機器1や情報利用機器4を用いて、配信
された情報に付加した情報((C)+(D))とから構
成される。なお、情報蓄積機器1のみが、(A)〜
(D)に示された情報の全てを記録する。
【0057】さらに、図8に示された、デジタルチャン
ネル情報の各部分の構成について説明を行なう。
【0058】図9は、蓄積情報配信サーバ2より配信さ
れるデジタルチャンネル情報の具体例を示す図である。
なお、図9に示されるジタルチャンネル情報は、図8に
おいて(A)+(B)に示される情報である。
【0059】図9を参照して、デジタルチャンネル情報
は、情報作成者がクライアント機器3等を用いて作成し
た情報にC−IDコマンドと、C−PICコマンドと、
C−DATEコマンドと、S−LIMITコマンドと、
E−LIMITコマンドと、TITLEコマンドと、A
DDコマンドと、KEY−ORコマンドとを、蓄積情報
配信サーバ2において作成された情報にS−IDコマン
ドと、S−DATEコマンドとを含む。
【0060】C−IDコマンドは、クライアント機器3
において作成されるチャンネルID(Identity)を表わ
すコマンドである。チャンネルIDは、予めデジタルチ
ャンネル情報配信システムを通じて情報を提供したいユ
ーザが、デジタルチャンネル情報を作成するためのツー
ルやクライアント機器3等を用いて、図8の(A)に示
されるデジタルチャンネル情報を作成した時点で発行さ
れる番号である。図9で示される例においては、前12
桁の数字が利用者番号としてユーザ毎に割振られる固有
の番号、後4桁がデジタルチャンネル情報に固有の番号
である。
【0061】C−PICコマンドは、ユーザがクライア
ント機器3を用いて作成したネットワーク上の公開ペー
ジを明示的に見せるために作成されたチャンネル画像で
ある。チャンネル画像は、情報蓄積機器1に蓄積され、
情報利用機器4で検索等を行ない、抽出されたデジタル
チャンネル情報をあたかもチャンネルのように見せるた
めに用いられる。ここでは、ユーザがクライアント機器
3を用いて作成した画像であるものとして説明を行なっ
ているが、明示的にチャンネルとして表現可能なもので
あればその他のものであっても構わない。例えば、動画
像、撮影した写真、デジタルデータの一部分、アイコ
ン、HTML等によって表現できるものであってもよ
い。また、画像等がない場合でも、予め情報蓄積機器1
に保存されているような、所定のジャンル別のアイコン
等であってもよい。
【0062】C−DATEコマンドは、デジタルチャン
ネル情報が作成された日時を示すコマンドである。
【0063】S−LIMITコマンドは、デジタルチャ
ンネル情報として情報蓄積機器1に保存されている情報
を、情報利用機器4によって検索等行なったときに公開
を開始する日時を示すコマンドである。
【0064】E−LIMITコマンドは、上記の公開を
終了する日時を示すコマンドである。
【0065】これらのC−DATEコマンド、S−LI
MITコマンド、およびE−LIMITコマンドを用い
ることにより、情報蓄積機器1に無作為に情報を投込む
のではなく、ある期間のみ情報を提供することが可能に
なる。
【0066】TITLEコマンドは、デジタルチャンネ
ル情報の明確な意図を表現したタイトルを示すコマンド
である。公開しているネットワーク上のサイトの名前や
伝えたいことを簡略にまとめたものである。
【0067】ADDコマンドは、デジタルチャンネル情
報において紹介している公開サイトのアドレス等のアク
セス先である。図9に示される具体例においては、公開
サイトのアドレスを記入しているが、ネットワークに公
開している画像や動画等に直接アクセスすることも可能
である。
【0068】KEYーORコマンドは、デジタルチャン
ネル情報に関するキーワードであり、情報蓄積機器1に
蓄積されているデジタルチャンネル情報から情報利用機
器4を利用してデジタルチャンネル情報の検索等を行な
う時に利用されるキーワードとなる。なお、図9に示さ
れる具体例においては、当該キーワードのコマンドとし
てKEY−ORと記入されており、キーワードの論理和
を意味しているものであるが、このコマンドは、KEY
−ORに限定されるものではない。例えばKEY−AN
Dと記入して、キーワードの論理積を意味するようなも
のであったり、論理和、論理積の複数の組合せであって
もよい。このように、デジタルチャンネル情報に複雑な
キーワードを設定することが可能であれば、ネットワー
ク上で情報の公開を行なうユーザである情報作成者は、
自らの意図するユーザのみに情報を公開することが可能
にある。また、広く情報を提供したい場合には、簡易な
キーワードを設定することで実現される。具体的には、
特定野球チームの特定選手のファンであるユーザが、そ
の選手の情報を公開しているような場合に、デジタルチ
ャンネル情報のキーワードとして、「野球&○○チーム
&○○○選手」と設定することで、同じ野球チームの同
じ選手のファンのみが当該サイトに到達するような公開
の仕方も実現することができる。つまり、デジタルチャ
ンネル情報によって、情報作成者と、情報利用機器4を
用いた情報利用者との、PtoP(Peer to Peer)のコ
ミュニケーションを実現することができる。また、ビジ
ネスにおいても、デジタルチャンネル情報を媒体として
広告を提供する場合に、情報利用機器4を用いた情報利
用者が検索等を行なって情報を探すため、広告を本当に
必要としているユーザのみに提供することが可能にな
る。
【0069】なお、デジタルチャンネル情報において、
(A)部分の情報には、上述以外のコマンドが含まれて
いても構わない。これらのコマンドは、デジタルチャン
ネル配信システムに登録されている情報蓄積機器1にお
いて解析が可能である。また、例えば、デジタルチャン
ネル情報を配信する際に、コマンドの追加項目等の情報
も付加されて配信されることによって、情報蓄積機器1
においてコマンドの追加等を容易に行なうことが可能で
ある。つまり、用途に応じてデジタルチャンネル情報で
表現される情報も変化させることが可能である。また、
情報作成者もクライアント機器3やツールソフトウエア
を用いて、容易にバージョンアップを図ることができ
る。
【0070】また、情報作成者がクライアント機器3等
を用いて作成した情報の部分である(A)部分は、情報
作成者がネットワーク上に公開するコンテンツを作成し
た際に、自動的にクライアント機器3等にフォーマット
が送信されてきて、そのフォーマットに基づいて作成さ
れるものであってもよい。また、コンテンツの作成に伴
なって自動的に作成されるものであってもよい。また、
情報作成者が作成したコンテンツをネットワーク上に公
開する際に、(A)部分の情報が作成されていないと、
当該コンテンツが自動的に公開されない仕組みであって
もよい。
【0071】さらに、蓄積情報配信サーバ2において作
成された(B)部分の情報に含まれるS−IDコマンド
は、情報作成者が蓄積情報配信サーバ2にデジタルチャ
ンネル情報を投稿したときに、デジタルチャンネル情報
に自動的に付加される情報であって、蓄積情報配信サー
バ2が追加する情報を示すコマンドである。図9におい
ては番号で示されるこの情報によって、配信する蓄積情
報配信サーバ2が、デジタルチャンネル情報を配信した
情報蓄積機器1の情報等を管理している。
【0072】S−DATEコマンドは、データを配信し
た日時を示すコマンドである。なお、図9に示される具
体例においては、(B)部分の情報に上記2つのコマン
ドが含まれる例が示されているが、(A)部分の情報に
含まれるコマンドと同様に、用途に応じてさまざまなコ
マンドを追加することが可能である。
【0073】さらに図10は、時間によってアクセス先
が変わる、デジタルチャンネル情報の具体例を示す図で
ある。
【0074】図10に示されるデジタルチャンネル情報
は、さらに、ADD−T1コマンドと、ADD−T2コ
マンドと、T1コマンドと、T2コマンドとを含む。
【0075】これらのコマンドによって、T1コマンド
指定する時間の間は、ADD−T1コマンドで指定する
サイトが有効になり、デジタルチャンネル情報を情報利
用機器4で選択すると、その時間だけ、ADD−T1コ
マンドで指定されたサイトにアクセスすることができ
る。同様に、T2コマンドで指定する時間の間は、AD
D−T2コマンドで指定するサイトが有効になり、その
サイトにアクセスすることができる。また、それ以外の
時間は、ADDコマンドで指定されるサイトにアクセス
することができる。
【0076】このような、時間別のアクセス先を、情報
作成者が設定することで、例えば、その時間のみ指定し
たストリーミングの生放送を見ることや、それ以外はト
ップのサイトにアクセスできるようになことが可能にな
る。また例えば、複雑なタイムスケジュールをコマンド
で指定しておくことで、インターネット上のストリーミ
ングサイトを、テレビ放送を視聴するのと同様の感覚
で、リアルタイムに視聴することができる。
【0077】なお、図10に示された時間別のアクセス
先を示すコマンドは、情報作成者がクライアント機器3
等を用いて入力することで設定されるものであってもよ
いし、公開コンテンツの作成時に自動的に所定のフォー
マット等がクライアント機器3等に送信され、当該フォ
ーマットに沿った入力を行なうことで、自動的に設定さ
れるものであってもよい。
【0078】また図11は、情報利用機器4から指定さ
れる検索キーワードによってアクセス先が変わる、デジ
タルチャンネル情報の具体例を示す図である。
【0079】図11に示されるデジタルチャンネル情報
は、さらに、ADD−K1コマンドと、ADD−K2コ
マンドと、KEY−AND−K1コマンドと、KEY−
AND−K2コマンドとを含む。
【0080】これらのコマンドによって、ユーザが情報
利用機器4を用いてキーワード検索を行なった場合、K
EY−ORコマンドに指定されているキーワードに合致
したときは、ADDコマンドに指定されているサイトに
アクセスすることができる。また、KEY−AND−K
1コマンドに指定されているキーワードに合致したとき
は、ADD−K1コマンドに指定されているサイトにア
クセスすることができる。さらに、KEY−AND−K
2コマンドに指定されているキーワードに合致したとき
は、ADD−K2コマンドに指定されているサイトにア
クセスすることができる。
【0081】このような、キーワード別のアクセス先
を、情報作成者が設定することで、情報作成者が情報を
公開したいと思うユーザに限定して情報を公開すること
ができる。また、情報を利用したいユーザも、目的とす
るサイトにアクセスするのが容易になる。
【0082】なお、図11に示されたキーワード別のア
クセス先を示すコマンドもまた、情報作成者がクライア
ント機器3等を用いて入力することで設定されるもので
あってもよいし、公開コンテンツの作成時に自動的に所
定のフォーマット等がクライアント機器3等に送信さ
れ、当該フォーマットに沿った入力を行なうことで、自
動的に設定されるものであってもよい。
【0083】なお、デジタルチャンネル情報は、図9〜
図11において示されたデジタルチャンネル情報に限定
されるものではない。例えば、図10および図11にお
いて示された、時間別およびキーワード別のアクセス先
の制御が組合わされ、情報利用機器4を利用しているユ
ーザに対して、より最適なコンテンツを提供するデジタ
ルチャンネル情報を提供することも可能になる。
【0084】また、デジタルチャンネル情報に含まれる
コマンド等についても、図9〜図11に示されたコマン
ドのみに限定されるものではなく、上述以外にさまざま
なパターンのコマンドが考えられる。
【0085】またこのように、デジタルチャンネル配信
システムにおいてデジタルチャンネル情報を用いること
によって、情報蓄積機器1において、さまざまな応用を
行なうことが考えられる。
【0086】なお、図8において説明された、情報蓄積
機器1において作成された情報(C)、およびその他の
機器等において作成された情報(D)等については、必
要に応じて、後に詳しい説明を行なう。
【0087】さらに図12は、情報作成者がクライアン
ト機器3を用いて行なう、デジタルチャンネル情報の作
成処理、および蓄積情報配信サーバ2へのデジタルチャ
ンネル情報の投稿処理を示すフローチャートである。図
12のフローチャートに示される処理は、クライアント
機器3の制御部46が、図6には図示されない記憶装置
等に記憶されているプログラムを実行することによって
実現される。図12のフローチャートに表わされる処理
が実行されることで、情報作成者は、クライアント機器
3の情報提供部48にてネットワーク上で公開している
コンテンツを、広く一般に知らしめるためにデジタルチ
ャンネル情報を作成することができる。
【0088】図12を参照して、まず、情報作成者によ
って、クライアント機器3のデジタルチャンネル作成ツ
ールにおける入出力部47より、デジタルチャンネル情
報が作成され、入力される(S1)。ステップS1にお
いては、情報作成者がクライアント機器3の入出力部4
7より入力することで作成されてもよいし、クライアン
ト機器3が自動的に受信した所定のフォーマットに沿っ
て入力することで作成されてもよいし、当該コンテンツ
に基づいて、自動的に作成されるものであってもよい。
これらの様々な形態で、ステップS1において作成され
たデジタルチャンネル情報は、以下のステップにおい
て、同様に処理が進められる。
【0089】ステップS1で作成されたデジタルチャン
ネル情報は、制御部46を介して、情報作成部42にお
いて、デジタルチャンネル情報としての必要条件を満た
してるか否かが判断される(S2)。ここで判断される
必要条件として、例えば、デジタルチャンネル情報を作
成する場合に、情報提供部48における情報の有無や、
デジタルチャンネル蓄積部44に蓄積されている前回作
成のデジタルチャンネル情報からの更新の有無や、追加
のデジタルチャンネル情報であるか否か等の、デジタル
チャンネル作成および変更に伴う不具合が発生しないた
めの条件である。
【0090】ステップS2において、上述の必要条件が
満たされていないと判断された場合には(S2で「N
G」)、入出力部47に通知し、ステップS1に戻っ
て、再度デジタルチャンネル情報の作成および入力を行
なう。
【0091】ステップS2において、上述の必要条件が
満たされていると判断された場合には(S2で「O
K」)、ステップS1で入力された情報は、デジタルチ
ャンネル情報変換部43においてデジタルチャンネル情
報に変換される(S3)。
【0092】さらにステップS3で変換されたデジタル
チャンネル情報は、デジタルチャンネル蓄積部44に蓄
積される(S4)。
【0093】入出力部47から、蓄積情報配信サーバ2
への投稿の指示を受取ると(S5)、指示は、デジタル
チャンネル蓄積部44を介して通信判断部41に伝えら
れる。指示に基づき、通信判断部41は、通信部40を
介して蓄積情報配信サーバ2の情報投込み部34に、ス
テップS4で蓄積されたデジタルチャンネル情報を送信
する。その際に、蓄積情報配信サーバ2から要求情報を
受信する(S6)。
【0094】ステップS6において、蓄積情報配信サー
バ2から受信する情報がない場合は(S6で「受信情報
なし」)、本プログラムは終了する。
【0095】ステップS6において、蓄積情報配信サー
バ2から受信する情報がある場合は(S6で「受信情報
あり」)、要求情報蓄積部45に受信した情報を蓄積す
る(S7)。
【0096】ステップS7で蓄積された情報に基づき、
入出力部47に対して受信情報の通知が行なわれ(S
8)、以上で本プログラムの処理が終了する。
【0097】ステップS6で受信する情報は、情報蓄積
機器1において作成されたものであり、蓄積情報配信サ
ーバ2の要求情報蓄積部33に蓄積されている。この情
報は、クライアント機器3によって作成されたデジタル
チャンネル情報に対して、情報蓄積機器1および情報利
用機器4等から送信された要求情報である。情報作成者
は、この要求情報に基づいて、クライアント機器3の情
報提供部48で公開しているコンテンツの改良や、新た
な要求に応じたコンテンツの提供を行なうことが可能で
ある。また、クライアント機器3において、自動的にコ
ンテンツの改良等が行なわれてもよい。また、デジタル
チャンネル情報は、要求毎に変更することも可能である
が、必ずしもその都度変更する必要はない。ただし、情
報作成者側においてコンテンツの変更を行なったことを
通知したい場合には、デジタルチャンネル情報を変更す
ることで情報蓄積機器1に更新情報を通知することが可
能である。また、自動的に更新情報が通知されてもよ
い。具体的には、デジタルチャンネル情報に、変更した
ことを伝えるコマンドを挿入することで通知する方法な
どがある。また、情報蓄積機器1側で、チャンネルID
に基づいて、デジタルチャンネル情報の(B)部分に更
新情報を付加することによっても、コンテンツの変更を
判断することが可能である。
【0098】さらに図13は、クライアント機器3より
デジタルチャンネル情報が投込まれたときの、蓄積情報
配信サーバ2の処理を示すフローチャートである。図1
3のフローチャートに示される処理は、蓄積情報配信サ
ーバ2の制御部38が、図5には図示されない記憶装置
等に記憶されているプログラムを実行することによって
実現される。
【0099】図13を参照して、ネットワーク6を介し
てクライアント機器3から送信されたデジタルチャンネ
ル情報は、情報投込み部34において受信される(S1
1)。
【0100】またステップS11でデジタルチャンネル
情報を受信する際に、情報を投稿した情報作成者の認証
を、投込み認証部35において行なう(S12)。ここ
での認証処理は、デジタルチャンネル情報を作成した情
報作成者が、デジタルチャンネル配信サービスを受けて
いるユーザであるか否か、投稿されたでデジタルチャン
ネル情報にウイルス等が含まれていないかなどの認証を
行なう処理である。
【0101】ステップS12において、投稿した情報作
成者が認証されない場合は(S12で「NG」)、クラ
イアント機器3に対して認証失敗の通知を行ない、本プ
ログラムが終了する。
【0102】ステップS12において認証される場合は
(S12で「OK」)、蓄積情報配信サーバ2にアクセ
スしている情報作成者に通知情報があるか否かを、要求
情報蓄積部33より判断する(S13)。ステップS1
3においてその有無が判断される通知情報とは、情報蓄
積機器1もしくは情報利用機器3においてデジタルチャ
ンネル情報の紹介する公開サイトについて、情報作成者
に対する要求情報を含む情報である。この要求情報につ
いて、ここでは形式は限定されるものではなく、クライ
アント機器3を利用する情報作成者が理解できる形式で
あればどのような形式であってもよい。
【0103】ステップS13において、通知情報がある
場合は(S13で「有」)、クライアント機器3に対し
て通知情報を送信する(S14)。
【0104】ステップS14での通知情報の送信が完了
すると、情報振分け部36において、投稿されたデジタ
ルチャンネル情報の振分けを行なう(S15)。ステッ
プS13において、通知情報がない場合にも(S13で
「無」)、ステップS15へ進み、振分け処理を行な
う。
【0105】ステップS15において振分けられたデジ
タルチャンネル情報は、前回に投稿されたデジタルチャ
ンネル情報に対して変更がなされたデジタルチャンネル
情報であるか、あるいは情報作成者が新たな公開コンテ
ンツを紹介する新規なデジタルチャンネル情報であるか
の判断がなされる(S16)。ステップS16では、図
9のデジタルチャンネル情報の具体例に示されるチャン
ネルIDを示すコマンドであるC−IDコマンドを確認
することで、上記の判断が可能である。
【0106】ステップS16において、新規のデジタル
チャンネル情報であると判断された場合は(S16で
「新規」)、蓄積情報配信サーバ2において、サーバI
Dの発行が行なわれる(S17)。ステップS17で発
行されるサーバIDは、図9に図示されるS−IDコマ
ンドによって示される。
【0107】ステップS17でサーバIDが発行された
新規のデジタルチャンネル情報は、デジタルチャンネル
情報蓄積部37に蓄積され、配信されるタイミングまで
蓄積される(S19)。
【0108】ステップS16において、更新されたデジ
タルチャンネル情報であると判断された場合は(S16
で「更新」)、デジタルチャンネル情報の整理が行なわ
れる(S18)。ステップS18で行なわれる整理と
は、前回配信されたデジタルチャンネル情報のサーバI
Dに対して更新コマンド等を付加する等の処理が含まれ
る。
【0109】ステップS18でデジタルチャンネル情報
の整理が完了すると、ステップS19に進み、整理され
たデジタルチャンネル情報もまた、デジタルチャンネル
情報蓄積部37に蓄積され、配信されるタイミングまで
蓄積される。以上で本プログラムが終了する。
【0110】なお、ステップS15における振分け処理
は、蓄積情報配信サーバ2が配信する情報蓄積機器1を
分類するために自動的に振分ける処理である。分類方法
としては、情報作成者毎に独自のジャンル分けによる分
類や、例えば個人のホームページ、動画系、広告系、お
よびコンテンツダウンロード系などの公開サイトの内容
による分類や、情報作成者毎に配信する地域、年代、性
別などをコマンド等で指定しておくことができるような
分類などが考えられる。
【0111】このような分類を行なうことで、例えば、
地域に密着した広告を他の地域に配信する場合は効果が
減退する可能性があるという問題や、また情報蓄積機器
1に対しても無駄なデジタルチャンネル情報になる可能
性があるという問題などを解決することができる。
【0112】また、振分け処理は、蓄積情報配信サーバ
2毎に配信先を変更する処理のみに限定されず、デジタ
ルチャンネル情報に特定の命令コマンドを入力する処理
が含まれてもよい。具体的には、図9に示された、デジ
タルチャンネル情報の蓄積情報配信サーバ2が作成した
情報である(B)部分に含まれているコマンドで指定さ
れた条件を満たしていない利用者の情報蓄積機器1に
は、当該サイトを表示させない等の命令のコマンドを入
力する処理などが考えられる。
【0113】本発明におけるデジタルチャンネル配信シ
ステムにおいては、一方的に家庭内等にある情報蓄積機
器1に対してデジタルチャンネル情報が多数配信され
る。また、情報蓄積機器1のユーザの嗜好情報は、情報
蓄積機器1より取得することが可能である。そのため、
情報蓄積機器1から取得したユーザの嗜好情報に基づい
て、嗜好に対応した広告を表示または非表示させる命令
のコマンドをデジタルチャンネル情報に付加し、条件を
追加することで、情報作成者の意図に合致したユーザに
広告を提供することを可能にするという効果を得ること
ができる。すなわち、デジタルチャンネル情報に付加す
ることで、情報作成者と情報利用者とを密接に結びつけ
ることができる。
【0114】また、このようなデジタルチャンネル情報
を広告等に用いる場合は、配信するデジタルチャンネル
情報の数によって課金方法を変えるデジタルチャンネル
配信システムが考えられる。すなわち、従来の広告配信
システムにおいては、情報作成者が配信を希望する広告
数に従って、広告配信を行なう事業者に対して広告料を
支払うシステムが一般的であった。しかし、本発明にお
けるデジタルチャンネル配信システムを利用すること
で、情報作成者が、デジタルチャンネル情報にコマンド
を追加し配信を希望する条件を増加させ(条件を絞
り)、上述の広告の効果を得るほど、広告料が高くなる
ようなシステムを実現することができる。
【0115】さらに図14は、蓄積情報配信サーバ2お
よび情報蓄積機器1において行なわれる、デジタルチャ
ンネル情報の配信および蓄積処理を示すフローチャート
である。図14のフローチャートに示される処理は、蓄
積情報配信サーバ2の制御部38が、図5には図示され
ない記憶装置等に記憶されているプログラムを実行する
ことによって実現される。
【0116】図14を参照して、まず蓄積情報配信サー
バ2において、デジタルチャンネル情報配信命令に従っ
て、デジタルチャンネル情報蓄積部37に振分けられて
蓄積されているデジタルチャンネル情報に対して、デジ
タルチャンネル情報配信の準備を行なう(S21)。上
述のデジタルチャンネル情報配信命令には、所定時刻に
配信する命令、所定数のデジタルチャンネル情報が蓄積
されたときに配信する命令、ネットワーク回線の混雑状
況に応じて最適な状況のときに配信する命令等が考えら
れる。また、ネットワーク回線の混雑を回避するため
に、情報蓄積機器1毎に配信する時間を変化させる命令
も考えられる。
【0117】ステップS21におけるデジタルチャンネ
ル情報配信命令に応じて、デジタルチャンネル情報蓄積
部37に振分けられて蓄積されているデジタルチャンネ
ル情報より、配信するデジタルチャンネル情報を参照
し、情報蓄積機器情報蓄積部32に蓄積されている情報
蓄積機器1の情報に基づいて、配信するデジタルチャン
ネル情報の配信先である情報蓄積機器1を選定する(S
22)。なお、デジタルチャンネル情報蓄積部37およ
び情報蓄積機器情報蓄積部32における情報の詳細につ
いては後に説明を行なう。
【0118】ステップS22において当該デジタルチャ
ンネル情報の配信先として情報蓄積機器1が選定される
と、情報蓄積機器通信判断部31は、デジタルチャンネ
ル情報の配信判断を行なう(S23)。ステップS23
における配信判断は、例えばネットワーク6の通信状況
に対して配信するデジタルチャンネル情報が適切である
か否か等、配信を行なう側から送信可能か否かの判断で
ある。
【0119】ステップS23で、当該デジタルチャンネ
ル情報の配信が不適切であると判断されると(S23で
「NG」)、本プログラムは終了する。
【0120】ステップS23で、当該デジタルチャンネ
ル情報の配信が適切であると判断されると(S23で
「OK」)、ステップS22で選定された情報蓄積機器
1に当該デジタルチャンネル情報を配信する(S2
4)。ステップS24における配信処理は、配信する情
報蓄積機器1が複数である場合、全ての情報蓄積機器1
に一斉に配信する方法であってもよいし、時間毎に順次
各情報蓄積機器1に配信する方法であってもよい。以上
で、蓄積情報配信サーバ2における、デジタルチャンネ
ル情報の配信処理は終了する。
【0121】引続いて、ステップS24で配信されたデ
ジタルチャンネル情報は、ネットワーク6を介して、情
報蓄積機器1の通信部10にて受信される(S25)。
このために、情報蓄積機器1は、常時電源が入っている
状態であることが望ましい。
【0122】ステップS25で受信されたデジタルチャ
ンネル情報は、要求部18において解析される(S2
6)。ステップS26における解析処理は、受信したデ
ジタルチャンネル情報にウイルス等が付加されていない
か、情報蓄積機器1で利用できる情報であるか等の判断
を行なうための解析処理である。
【0123】ステップS26における解析の結果、当該
デジタルチャンネル情報にウイルスが付加されている
等、不適切なデジタルチャンネル情報であった場合は
(S26で「NG」)、ウイルスを除去したり、受信し
たデジタルチャンネル情報を除去するなどの処理を行な
い、本プログラムを終了する。また情報蓄積機器1が利
用することができないデジタルチャンネル情報であった
場合も、蓄積情報配信サーバ2に通知するなどの処理を
行ない、本プログラムを終了する。
【0124】ステップS26における解析の結果、当該
デジタルチャンネル情報にウイルス等の付加もなく、ま
た、情報蓄積機器1で利用できる、適切なデジタルチャ
ンネル情報であった場合は(S26で「OK」)、デジ
タルチャンネル情報蓄積部12に蓄積される(S2
7)。以上で本プログラムは終了する。
【0125】図15は、蓄積情報配信サーバ2のデジタ
ルチャンネル情報蓄積部37の構成の具体例を示す図で
ある。デジタルチャンネル情報蓄積部37には、投稿さ
れたデジタルチャンネル情報が自動的に分類されて蓄積
される。
【0126】デジタルチャンネル情報は、クライアント
機器3から配信の要求のある第1のデジタルチャンネル
情報と、配信の要求のない第2のデジタルチャンネル情
報との、2つのタイプに大分される。蓄積情報配信サー
バ2の情報振分け部36は、上述の大分された2つの分
類を、情報作成者毎にデジタルチャンネル情報を振分け
る際に用いて分類し、配信の要求のない第2のデジタル
チャンネル情報はデジタルチャンネル情報蓄積部12に
蓄積される。受信したデジタルチャンネル情報を、上述
の第2のデジタルチャンネル情報であるとして分類する
場合は、当該デジタルチャンネル配信システムに当該デ
ジタルチャンネル情報の作成者が登録した登録情報や、
当該デジタルチャンネル情報に含まれているコマンドや
キーワード等に基づいて分類することができる。
【0127】図15を参照して、上述の配信の要求のな
い第2のデジタルチャンネル情報は、コンテンツの内容
によって分類することができる。例えば、個人ホームペ
ージ、動画コンテンツ、広告およびコンテンツダウンロ
ード等に分類することができる。また、分類の仕方は、
上述のコンテンツの内容による分類に限定されず、時間
による分類や、同時配信するデジタルチャンネル情報毎
の分類であってもよい。これらのデジタルチャンネル情
報は、チャンネルIDやサーバIDを発行する際に、管
理が容易になるように振分け作業をすることによって分
類される。
【0128】さらに、配信先を限定したデジタルチャン
ネル情報は、別の領域に分類される。この場合、デジタ
ルチャンネル情報を投稿した情報作成者毎に、デジタル
チャンネル情報に配信条件を付加して蓄積される。
【0129】このように条件を付加して蓄積すること
で、本デジタルチャンネル配信システムにおいては、配
信条件が限定され、デジタルチャンネル情報の配信先が
限定される。このため、目的の利用者だけに情報を提供
することが可能であり、例えば、成人向けの内容を含む
コンテンツを紹介するデジタルチャンネル情報である場
合は、子供のいる家庭には配信しないようにする、など
の限定を行なうことができる。この結果、広告を配信す
る広告事業者のイメージアップにつながるといった効果
を得ることもできる。
【0130】さらに図16は、蓄積情報配信サーバ2の
蓄積情報機器情報蓄積部32の構成の具体例を示す図で
ある。
【0131】図16を参照して、蓄積情報機器情報蓄積
部32には、デジタルチャンネル情報配信システムを利
用している蓄積情報機器毎に情報が管理されている。管
理情報は、情報蓄積機器情報と、情報蓄積機器利用者情
報と、嗜好情報とを含む。これらの管理情報は、蓄積情
報配信サーバ2からデジタルチャンネル情報を配信する
場合、情報蓄積機器1から情報がアップロードされる場
合、およびサービスサーバ5が嗜好情報を利用する場合
等に用いられる。
【0132】情報蓄積機器情報は、デジタルチャンネル
情報を配信する際に必要な情報であり、ネットワーク6
上のアドレスや蓄積容量などの、配信に必要な機器情報
である。
【0133】情報蓄積機器利用者情報は、デジタルチャ
ンネル配信システムに登録されてる利用者の情報であ
り、利用者の住所、連絡先、年齢、職業、家族構成、お
よび生年月日などの、登録の際に必要とされる情報であ
る。
【0134】嗜好情報は、情報蓄積機1で作成された利
用履歴等に基づく情報であり、サービスサーバ5を利用
する際に用いられる情報である。
【0135】このように蓄積されている情報に基づい
て、蓄積情報配信サーバ2からは適当な情報蓄積サーバ
1にデジタルチャンネル情報が配信される。情報利用者
は、情報利用機器4を用いて情報蓄積機器1に蓄積され
ているデジタルチャンネル情報を利用し、所望するコン
テンツの情報を得ることができる。
【0136】図17は、情報利用機器4を用いて、情報
蓄積機器1に蓄積されているデジタルチャンネル情報を
利用する処理について示すフローチャートである。図1
7のフローチャートに示される処理は、情報利用機器4
の制御部23が、図4には図示されない記憶装置等に記
憶されているプログラムを実行することによって実現さ
れる。なお、情報利用機器4は、前述の如く、情報蓄積
機器1と一体型であっても分離型であってもよく、その
形態はここでは限定されない。
【0137】図17を参照して、情報利用機器4は、入
力部27より入力された利用者の指示によって、デジタ
ルチャンネル配信システムを利用するためのアプリケー
ションを起動する(S31)。ステップS31において
起動されるアプリケーションは、PCのアプリケーショ
ンとしてインストールされているアプリケーションであ
っても、ブラウザを起動して利用できるWEBベースで
作成されたアプリケーションであってもよい。また、デ
ジタルチャンネル配信システム用の専用端末や、他の情
報機器にデジタルチャンネル情報ボタンなどの専用ボタ
ンがついている機器等で起動されるアプリケーションで
あってもよい。
【0138】ステップS31においてアプリケーション
が起動されると、通信判断部22および通信部21を介
して、情報蓄積機器1のデジタルチャンネル情報蓄積部
12にアクセス可能であるか否かを判断する(S3
2)。
【0139】ステップS32において、アクセス不可能
であると判断された場合(S32で「NG」)、原因の
解析処理などを行ない、解析された原因を出力部26に
通知して、本プログラムを終了する。また、解析された
原因が、情報蓄積機器1の電源が入っていないためつな
がらない等の原因であり、当該原因が解消される場合に
は、ステップS31に戻り、アプリケーションの起動を
再度行なってもよい。
【0140】ステップS32において、アクセス可能で
あると判断された場合(S32で「OK」)、情報利用
機器4の認証情報蓄積部24の情報に基づき、機器の認
証を行なう(S33)。ステップS33における機器の
認証とは、情報利用機器4を用いて情報を利用しようと
する情報利用者が、情報蓄積機器1に利用を許可されて
いるユーザであるか否かの認証である。具体的には、情
報利用者が初めて情報利用機器4を用いて情報蓄積機器
1にアクセスする場合、デジタルチャンネル配信システ
ムの情報蓄積機器1のIDとパスワード等を入力する。
情報蓄積機器1からはアクセスした情報利用機器1に対
してアクセスIDが発行され、情報利用機器4の認証情
報蓄積部24に蓄積される。当該情報利用者が、情報利
用機器4を用いて次回アクセスする場合は、ステップS
33に示される認証処理として、情報利用機器4は、認
証情報蓄積部24に蓄積されているアクセスIDを用い
て、当該情報利用者の認証を行なう。
【0141】ステップS33において情報利用者の認証
に失敗した場合は(S33で「NG」)、本プログラム
を終了する。
【0142】ステップS33において情報利用者の認証
に成功した場合は(S33で「OK」)、情報蓄積機器
1に認証完了が伝えられ、アプリケーション選択画面が
出力部26に表示される(S34)。ステップS34で
出力部26に表示されるアプリケーション選択画面につ
いては、後に具体例を挙げ、説明を行なう。
【0143】ステップS34で出力部26に表示された
アプリケーション選択画面に表示された情報に基づい
て、情報利用者は、入力部27から、選択したチャンネ
ルを入力する(S35)。
【0144】ステップS35で入力されたチャンネルに
基づいたデジタルチャンネル情報が出力部26に表示さ
れる。表示されたデジタルチャンネル情報が、情報利用
者の目的とする情報であるか否かが情報利用者によって
判断され、入力部27から入力される(S36)。
【0145】ステップS35で選択されたデジタルチャ
ンネル情報が情報利用者の目的とするものではないとス
テップS36において判断された場合は(S26で「N
O」)、ステップS35に戻り、再度チャンネルの選択
を行なって入力する。
【0146】ステップS35で選択されたデジタルチャ
ンネル情報が情報利用者の目的とするものではあるとス
テップS36において判断された場合は(S26で「Y
ES」)、情報利用者から、目的とするデジタルチャン
ネルを入力されることで(S37)、情報利用者が目的
とする情報の公開サイトにアクセスできる(S38)。
以上で、本プログラムが終了する。
【0147】図18は、デジタルチャンネル情報選択時
の画面イメージの内、デジタルチャンネル情報を利用す
るアプリケーション起動時の画面の具体例を示す図であ
る。図18に示される画面は、図17のステップS34
で、情報利用機器4の情報利用者が認証された後に、情
報利用機器4の出力部26に表示される。
【0148】図18を参照して、起動画面には、5つの
アプリケーションボタンが表示され、それぞれ、生活
系、音楽系、映像系、コミュニティおよびキーワード入
力が示される。これらのボタンには、予め複数のキーワ
ードおよびコマンドが、図8の(A)に示されるデジタ
ルチャンネル情報と同様に含まれており、そのアプリケ
ーションボタンを選択することによって、情報蓄積機器
1のデジタルチャンネル情報蓄積部12に蓄積されてい
る複数のデジタルチャンネル情報より、関連するデジタ
ルチャンネル情報を抽出することが可能になる。
【0149】図18に示されるアプリケーションボタン
は、予めアプリケーションに含まれている場合や、デジ
タルチャンネル情報と同様に蓄積情報配信サーバ2から
配信される場合などが考えられる。なお、図18におい
ては、アプリケーションボタンが5つ含まれる画面が図
示されているが、アプリケーションボタンの数や表示の
仕方については限定されない。
【0150】図17のステップS35において、表示さ
れたアプリケーションボタンの中から情報利用者が所望
するチャンネルを選択することによって、当該アプリケ
ーションボタンに関連付けられているデジタルチャンネ
ル情報が表示される。
【0151】また、先に述べた如く、蓄積情報配信サー
バ2は、デジタルチャンネル情報蓄積部37において、
デジタルチャンネル情報の内容やキーワード等を用いて
デジタルチャンネル情報を振分け蓄積しており、それら
のデジタルチャンネル情報の内容やキーワード等を用い
て、さらにアプリケーションボタンを作成し、デジタル
チャンネル情報として情報蓄積機器1に配信することが
可能である。従って、図17のステップS35において
は、表示されたアプリケーションボタンよりキーワード
入力を選択し、キーワード等によるデジタルチャンネル
情報の抽出を行なってもよい。
【0152】ここで、キーワード等は、入力する情報利
用者によってさまざまな単語等が発生する可能性がある
ため、アプリケーションボタンに予め固定したキーワー
ドを含ませておくと、デジタルチャンネル情報の更新等
によって、アプリケーションボタンを用いて抽出できる
デジタルチャンネル情報が減少してしまうおそれがあ
る。例えば、情報利用機器4等の機器のソフトウエアの
アップグレード情報をデジタルチャンネル情報として配
信しても、アプリケーションボタンにその新しい情報が
反映されないため、情報利用者が気付かない可能性もあ
る。これは、情報利用者にとっては不都合なことである
ため、アプリケーションボタンもデジタルチャンネル情
報として配信され、最新のデジタルチャンネル情報に対
応可能であることが望ましい。また、蓄積情報配信サー
バ2側が伝えたい情報がある場合に、アプリケーション
ボタンをデジタルチャンネル情報として配信することも
可能になる。さらにアプリケーションボタンは、情報利
用者がキーワード等を入力して作成することが可能であ
ってもよい。
【0153】図19は、デジタルチャンネル情報選択時
の画面イメージの内、キーワード入力画面の具体例を示
す図である。図19に示される画面は、図18に示され
るアプリケーション起動時の画面において、キーワード
入力を選択した場合に、情報利用機器4の出力部26に
表示される。
【0154】図19を参照して、探したい情報に関連す
る語句をキーワードとして所定の入力個所に入力し、検
索ボタンを押下する(図7の上段)。すると、情報蓄積
機器1のデジタルチャンネル情報蓄積部12より、キー
ワードに該当するデジタルチャンネル情報が抽出され、
所定のチャンネル表示の個所に表示される(図7の中
段)。ここで表示されるチャンネルは、図9に示される
チャンネル画像である。図17のステップS35におい
て、情報利用者は、抽出されたデジタルチャンネル情報
のチャンネルから所望するチャンネルを選択し、その紹
介情報等を表示させる(図7の下段)。紹介情報等を参
考にし、図17のステップS37において情報利用者
は、チャンネル情報を選択しデジタルチャンネルを押下
する。これによって、図17のステップS38において
は、デジタルチャンネル情報が提供するコンテンツサイ
トの表示やアプリケーションのインストール等が開始す
る。
【0155】このようにデジタルチャンネル情報にさま
ざまな制御情報を含ませることによって、情報作成者が
情報を提供することを意図する情報利用者のみにコンテ
ンツを紹介することが可能にある。また、デジタルチャ
ンネルが増加した場合であっても、情報利用者は、既存
のポータルサイトのようなサイトにアクセスして不必要
な情報等を得ることなく、必要とする情報のみを効率的
に取得することが可能になる。
【0156】また、図20は、情報利用機器4および情
報蓄積機器1で作成された情報を蓄積情報配信サーバ2
にアップロードする処理を示すフローチャートである。
図20に示される処理は、情報蓄積機器1の制御部14
および蓄積情報配信サーバ2の制御部38が、図3およ
び図5には図示されない記憶装置等に記憶されているプ
ログラムを実行することによって実現される。なお、こ
こでアップロードする情報とは、情報利用者がデジタル
チャンネル情報に関する公開された情報に対する要求等
の情報を付加した情報、および情報利用機器4の利用履
歴等の情報である。
【0157】図20を参照して、まず、情報蓄積機器1
において、デジタルチャンネル情報が配信されたタイミ
ングまたは所定のタイミングになると、送信命令を発す
る(S41)。
【0158】ステップS41で発せられた送信命令によ
って、要求情報蓄積部13および送信情報蓄積部15に
蓄積情報配信サーバ2に送信する情報があるか否かを判
断する(S42)。
【0159】ステップS42において、蓄積情報配信サ
ーバ2に送信する情報がないと判断された場合には(S
42で「無」)、情報蓄積機器1におけるプログラムは
終了する。
【0160】ステップS42において、蓄積情報配信サ
ーバ2に送信する情報があると判断された場合には(S
42で「有」)、送信する情報の内容を確認する(S4
3)。ステップS43で行なわれる確認処理は、以下の
2種類の処理である。第1の処理は、情報が要求情報蓄
積部13に蓄積されている情報である場合の処理であっ
て、チャンネルIDおよびサーバIDの確認処理であ
る。第2の処置は、情報が送信情報蓄積部15に蓄積さ
れている情報である場合の処理であって、前回送信した
利用履歴等の情報から更新があったか否かの確認や、送
信する蓄積情報配信サーバ2の送信先等の確認などの処
理である。
【0161】ステップS43における確認処理が終了す
ると、通信判断部11は、蓄積情報配信サーバ2に情報
を送信する(S44)。これで情報蓄積機器1における
プログラムは終了する。
【0162】続いて、蓄積情報配信サーバ2の情報蓄積
機器通信部30において、ネットワーク6を介して、情
報蓄積機器1から送信されたアップロード情報が受信さ
れる(S45)。
【0163】ステップS45で受信したアップロード情
報は、引続いて、情報蓄積機器通信判断部31において
情報の内容が解析される(S46)。
【0164】ステップS46において、受信した情報が
デジタルチャンネル情報に関する要求情報であると解析
された場合は(S46で「要求情報」)、要求情報蓄積
部33に蓄積される(S47)。
【0165】ステップS47において要求情報蓄積部3
3に蓄積された情報は、チャンネルIDとサーバIDと
に基づいて、情報作成者に対して通知するためのプログ
ラムを作成して待機する(S48)。
【0166】ステップS46において、受信した情報が
機器の履歴情報等であると判断された場合は(S46で
「機器(履歴)情報等」)、情報蓄積機器情報蓄積部3
2に情報が蓄積される(S49)。以上で本プログラム
が終了する。
【0167】図20のフローチャートに示される処理を
行ないアップロードする、公開された情報に対する要求
は、情報利用者が、デジタルチャンネル情報のアクセス
先である公開サイトを見ていて抱く要求や、公開してい
るコンテンツを利用したい等の要望、情報作成者が作成
している他の公開サイトを見たい等の要求等の、デジタ
ルチャンネル情報の作成者に伝えたい情報である。
【0168】図21は、デジタルチャンネル情報に対す
る要求の具体例を示す図である。図21に示されるデジ
タルチャンネル情報に対する要求は、情報蓄積機器1の
要求情報蓄積部13に蓄積されている。
【0169】図21に示される具体例においては、公開
サイトにおいて、情報作成者の作成した音楽データ視聴
サイトに対する要望が要求欄に示される。さらに、チャ
ンネルIDおよびサーバIDが示される。これらの情報
は、ネットワーク6を介して、蓄積情報配信サーバ2に
送信され、さらにデジタルチャンネル情報作成者のクラ
イアント機器3に送信される。
【0170】なお、図21に示される要求欄には、テキ
スト情報以外の、画像、映像、音楽などの情報を付加す
ることが可能である。また図21の要求欄に示される要
求は、具体的に情報利用者が入力することで付加されて
もよいし、公開サイトに付加されたアンケート等に解答
することで自動的に付加されてもよい。このように、情
報利用者から情報作成者に対して要求情報を送信するこ
とで、情報利用者と情報作成者とのより一層のPtoP
のコミュニケーションが促進される。
【0171】図22は、情報蓄積機器1から送信される
利用履歴等の情報の具体例を示す図である。
【0172】さまざまな形態である情報利用機器4の利
用履歴は、情報利用機器4の嗜好情報蓄積部25に蓄積
される。さらに情報利用機器4毎の利用履歴は、情報蓄
積機器1にまとめられ、送信情報蓄積部15に蓄積され
る。図22は、情報蓄積機器1の送信情報蓄積部15に
蓄積された利用履歴情報であり、各情報利用機器4で利
用されたアプリケーション毎に分類され、キーワードに
よる利用頻度のランキング形式で示された利用履歴情報
である。このように、利用履歴情報がネットワーク6を
介して情報蓄積機器1から蓄積情報配信サーバ2に送信
されることで、情報利用者の嗜好を的確に把握すること
が可能になり、情報利用者の嗜好にあったデジタルチャ
ンネル情報を配信することができる。
【0173】なお、図23は、図2に示されるデジタル
チャンネル配信システムにおけるサービスサーバ5の動
作を示すフローチャートである。図23のフローチャー
トに示される処理は、サービスサーバ5の制御部54
が、図7には図示されない記憶装置に記憶されているプ
ログラムを実行することによって実現される。
【0174】図2に示されるデジタルチャンネル配信シ
ステムにおいてもまた、図20のフローチャートに示さ
れるアップロードの処理によって、情報利用機器4の利
用履歴情報等が蓄積情報配信サーバ2の情報蓄積機器情
報蓄積部32に蓄積されているものとする。
【0175】図23を参照して、情報利用者が、情報利
用機器4を用いて、コンビニエンスストア、駅、街頭等
に設置されたサービスサーバ5のアクセス部53にアク
セスすると(S51)、サービスサーバ5ではアクセス
した情報利用機器4の認証を行なう(S52)。ステッ
プS52では、当該情報利用機器4が、認証用の情報
を、サービスサーバ5以外のデジタルチャンネル配信シ
ステムのネットワーク6上の機器に存在させているか否
かの認証を行なう。
【0176】ステップS52において、ネットワーク6
上に当該情報利用機器4の認証用の情報がないと判断さ
れた場合は(S52で「情報無」)、サービスサーバ5
において情報利用機器4を判断して(S58)、サービ
スサーバ5の提供するサービス(コンテンツ)を情報利
用機器4に提供する(S57)。
【0177】ステップS52において、ネットワーク6
上に当該情報利用機器4の認証用の情報があると判断さ
れた場合は(S52で「情報有」)、認証情報蓄積部2
4より蓄積情報配信サーバ2のサイトへのアクセスに関
する情報を入手する(S53)。通信判断部51は、ス
テップS53で入手した情報に基づいて蓄積情報配信サ
ーバ2のサイトへアクセスする(S54)。
【0178】ステップS54において蓄積情報配信サー
バ2のサイトへアクセスすると、情報利用機器4の嗜好
情報蓄積部25に蓄積している嗜好情報および蓄積情報
配信サーバ2に蓄積されている利用履歴等を含む嗜好情
報より、当該情報利用機器4の嗜好情報のみを、サービ
スサーバ5の情報フィルタリング部55に一時的に取得
する(S57)。
【0179】ステップS57で取得した嗜好情報に基づ
いて、サービスサーバコンテンツ蓄積部52より、当該
情報利用機器4に最適なコンテンツをフィルタリングす
る(S56)。
【0180】ステップS56でフィルタリングされた、
当該情報利用機器4に最適なコンテンツのみ、当該情報
利用機器4に提供する(S57)。
【0181】以上で本プログラムを終了する。デジタル
チャンネル配信システムにおけるサービスサーバ5が上
述の如く動作することによって、情報利用者は、情報利
用機器4を用いて、サービスサーバ5が提供している多
数のコンテンツの中から最適なサービスをすぐに利用す
ることが可能になる。
【0182】なお、上述の図23のフローチャートに示
される処理においては、情報利用機器4がサービスサー
バ5にアクセスしてサービスサーバ5のコンテンツを利
用する場合の処理について述べられているが、PUSH
型配信のように、情報利用機器4がサービスサーバ5に
近づいたときに自動的にフィルタリングされた情報が送
信されてくるような形態であってもよい。
【0183】上述のように、本実施の形態におけるデジ
タルチャンネル配信システムにおいては、各情報作成者
が作成したネットワーク上の公開ページを紹介するため
に、各情報作成者が作成した、あるいは自動的に作成さ
れたデジタルチャンネル情報を、情報蓄積機能を備える
機器に配信する。このため、情報作成者は、情報を必要
としている情報利用者に対して、広く情報を伝えること
が可能になる。情報蓄積機能を備える機器は、配信され
たデジタルチャンネル情報を蓄積する。情報利用者は、
情報利用端末を用いて、情報蓄積機能を備える機器から
情報を得る。このように、手元にある情報蓄積機能を備
える機器に大量に蓄積されておれば、必要とする情報を
容易に探し出すことができる。また、デジタルチャンネ
ル情報に情報作成者のアピールしたい情報を含ませるこ
とができ、情報利用者は、デジタルチャンネルを参照す
るだけで容易に概要を理解することができる。その上、
デジタルチャンネル情報を提供するため、URL等を入
力して目的のサイトにたどり着くような煩雑さが解消さ
れる。つまり、本実施の形態におけるデジタルチャンネ
ル配信システムは、コンテンツの流通のサポートを行な
うため、インターネット上に公開されている様々なコン
テンツの有効な伝達およびコミュニケーションを実現さ
せることができる。特に常時接続、ブロードバンドとい
う状況下でのPtoP型のコンテンツ流通の形態を容易
にすることができる。
【0184】また、既存のインターネットにおけるポー
タルサイトは、資本力のある企業や個人が所有する情報
の宣伝には適しているが、上記に該当しない者の所有す
る情報の宣伝には様々な問題があり、必ずしも公平性が
確立しているとは言えなかった。しかし、本発明におけ
るデジタルチャンネル配信システムを用いることによっ
て、公平性の担保される情報の宣伝を行なうことが可能
になる。
【0185】さらに、デジタルチャンネル情報を、情報
利用機器において、情報のチャンネルとして利用するこ
とが可能であり、情報利用者は、効率的に情報を取得す
ることができる。例えば、ネットワーク上の映像の再
生、URLへのジャンプ、およびアプリケーションのイ
ンストールなど、情報利用者は、容易に目的とするサイ
トに到達することができる。
【0186】また、蓄積情報配信サーバは、デジタルチ
ャンネル情報を情報蓄積機器に配信することと、情報蓄
積機器の登録情報等を管理することとを機能の主目的と
し、コンテンツ等の管理を行なう必要がない。また、情
報利用機器からの集中アクセス等がない。このため、蓄
積情報配信サーバにかかる負荷は大幅に軽減される。
【0187】また、本発明のデジタルチャンネル配信シ
ステムを用いて、情報作成者が作成したデジタルチャン
ネル情報に画像等の明示的に表現されるものが含まれて
いる場合その画像等を収集する等の、新たな利用方法を
実施することができる。例えば、従来、紙などで作成さ
れていたカードを、デジタルチャンネル情報によって電
子化することで、そのカードの収集を行なう情報利用者
が増えることが考えられる。従って、情報提供者が多額
の費用を投じて情報発信を行なう従来の情報提供方法
を、誰もが気軽に情報を提供できる方法に転換すること
が可能になる。
【0188】さらに、デジタルチャンネル情報の中にさ
まざまなコマンドを挿入しておくことで、情報作成者が
意図する情報のみを情報利用者に提供することが可能に
なる。また、情報蓄積機器は、映画等のように大容量の
コンテンツを蓄積する必要がなくなる。このため、ネッ
トワークの負荷も情報蓄積機器の負荷も軽減される。
【0189】また、このデジタルチャンネル配信システ
ムにおいては、情報を公開する情報作成者と、その情報
を利用したい情報利用者とが、デジタルチャンネル情報
を介して直接意思交換を行なうことが可能になり、同じ
嗜好を持つ者同士のコミュニケーションの成立が可能で
ある。
【0190】また、デジタルチャンネル情報にキーワー
ド等を入力しておくことで、情報利用者が意図する情報
を、情報利用者に容易に提供することができる。またそ
のキーワードを利用して、情報利用者の嗜好情報を情報
利用機器に蓄積することが可能になる。つまり、デジタ
ルチャンネル情報によって、個人の嗜好データベースを
容易に作成することが可能である。
【0191】さらに、上述のデジタルチャンネル配信シ
ステムが行なう情報配信方法を、プログラムとして提供
することもできる。このようなプログラムは、コンピュ
ータ読取り可能なプログラムである。
【0192】プログラムは、コンピュータに付属するフ
レキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMお
よびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プロ
グラム製品として提供することもできる。あるいは、コ
ンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体に
て記録させて、プログラムを提供することもできる。ま
た、ネットワークを介したダウンロードによって、プロ
グラムを提供することもできる。
【0193】提供されるプログラム製品は、ハードディ
スクなどのプログラム格納部にインストールされて実行
される。
【0194】なお、プログラム製品は、プログラム自体
と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0195】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるデジタルチャンネル配
信システムの構成の1つを示す図である。
【図2】 本実施の形態におけるデジタルチャンネル配
信システムの他の形態を示す図である。
【図3】 情報蓄積機器1の構成の1つを示す、機能ブ
ロック図である。
【図4】 情報利用機器4の構成の1つを示す、機能ブ
ロック図である。
【図5】 蓄積情報配信サーバ2の構成の1つを示す、
機能ブロック図である。
【図6】 クライアント機器3の構成の1つを示す、機
能ブロック図である。
【図7】 サービスサーバ5の構成の1つを示す、機能
ブロック図である。
【図8】 デジタルチャンネル情報の具体例の1つの構
成を示す図である。
【図9】 蓄積情報配信サーバ2より配信されるデジタ
ルチャンネル情報の具体例を示す図である。
【図10】 時間によってアクセス先が変わる、デジタ
ルチャンネル情報の具体例を示す図である。
【図11】 情報利用機器4から指定される検索キーワ
ードによってアクセス先が変わる、デジタルチャンネル
情報の具体例を示す図である。
【図12】 情報作成者がクライアント機器3を用いて
行なう、デジタルチャンネル情報の作成処理、および蓄
積情報配信サーバ2へのデジタルチャンネル情報の投稿
処理を示すフローチャートである。
【図13】 クライアント機器3よりデジタルチャンネ
ル情報が投込まれたときの、蓄積情報配信サーバ2の処
理を示すフローチャートである。
【図14】 蓄積情報配信サーバ2および情報蓄積機器
1において行なわれる、デジタルチャンネル情報の配信
および蓄積処理を示すフローチャートである。
【図15】 蓄積情報配信サーバ2のデジタルチャンネ
ル情報蓄積部37の構成の具体例を示す図である。
【図16】 蓄積情報配信サーバ2の蓄積情報機器情報
蓄積部32の構成の具体例を示す図である。
【図17】 情報利用機器4を用いて、情報蓄積機器1
に蓄積されているデジタルチャンネル情報を利用する処
理について示すフローチャートである。
【図18】 デジタルチャンネル情報選択時の画面イメ
ージの内、デジタルチャンネル情報を利用するアプリケ
ーション起動時の画面の具体例を示す図である。
【図19】 デジタルチャンネル情報選択時の画面イメ
ージの内、キーワード入力画面の具体例を示す図であ
る。
【図20】 情報利用機器4および情報蓄積機器1で作
成された情報を蓄積情報配信サーバ2にアップロードす
る処理を示すフローチャートである。
【図21】 デジタルチャンネル情報に対する要求の具
体例を示す図である。
【図22】 情報蓄積機器1から送信される利用履歴等
の情報の具体例を示す図である。
【図23】 サービスサーバ5の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 情報蓄積機器、2 蓄積情報配信サーバ、3 クラ
イアント機器、4 情報利用機器、5 サービスサー
バ、6 ネットワーク、10 情報蓄積機器の通信部、
11 情報蓄積機器の通信判断部、12 デジタルチャ
ンネル情報蓄積部、13 情報蓄積機器の要求情報蓄積
部、14 情報蓄積機器の制御部、15送信情報蓄積
部、16 情報蓄積機器の出力部、17 情報蓄積機器
の入力部、18 情報蓄積機器の要求部、20 通信手
段、21 情報利用機器の通信部、22 情報利用機器
の通信判断部、23 情報利用機器の制御部、24 認
証情報蓄積部、25 嗜好情報蓄積部、26 情報利用
機器の出力部、27 情報利用機器の入力部、28 情
報利用機器の要求部、30 情報蓄積機器通信部、31
情報蓄積機器通信判断部、32 情報蓄積機器情報蓄
積部、33 蓄積情報配信サーバの要求情報蓄積部、3
4 情報投込み部、35 投込み認証部、36情報振分
け部、37 デジタルチャンネル情報蓄積部、38 蓄
積情報配信サーバの制御部、39 サービスサーバ通信
部、40 クライアント機器の通信部、41 クライア
ント機器の通信判断部、42 情報作成部、43 デジ
タルチャンネル情報変換部、44 デジタルチャンネル
情報蓄積部、45 クライアント機器の要求情報蓄積
部、46 クライアント機器の制御部、47 クライア
ント機器の入出力部、48 情報提供部、50 サービ
スサーバの通信部、51サービスサーバの通信判断部、
52 サービスサーバコンテンツ蓄積部、53アクセス
部、54 サービスサーバの制御部、55 情報フィル
タリング部、56 サービスサーバコンテンツ提供部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 淳一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中村 宏之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK34 KK35 ND20 5C052 AB02 AB04 5C064 BA07 BC18 BC23 BC25 BD02 BD07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上において公開するコンテ
    ンツを蓄積する公開コンテンツ蓄積手段と、 前記公開コンテンツに関する情報であるデジタルチャン
    ネル情報を作成する作成手段と、 前記作成手段で作成された前記デジタルチャンネル情報
    を、前記ネットワークを介して蓄積情報配信サーバ装置
    へ送信する送信手段とを備える、情報提供クライアント
    装置。
  2. 【請求項2】 デジタルチャンネル情報を、ネットワー
    クを介して情報提供クライアント装置から受信する受信
    手段と、 前記受信手段で受信した前記デジタルチャンネル情報を
    蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段で蓄積された前記デジタルチャンネル情報
    を、前記ネットワークを介して情報蓄積機器装置へ配信
    する配信手段とを備える、蓄積情報配信サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄積手段は、前記受信手段によって
    受信した前記デジタルチャンネル情報を、分類して蓄積
    する、請求項2に記載の蓄積情報配信サーバ装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上で配信されるデジタルチ
    ャンネル情報を、蓄積情報配信サーバ装置から受信する
    受信手段と、 前記受信した前記デジタルチャンネル情報を蓄積する蓄
    積手段と、 前記蓄積手段で蓄積された前記デジタルチャンネル情報
    を、前記ネットワークを介して情報利用機器装置へ出力
    する出力手段とを備える、情報蓄積機器装置。
  5. 【請求項5】 複数の情報提供クライアント装置と、少
    なくとも1つの蓄積情報配信サーバ装置と、複数の情報
    蓄積機器装置と、複数の情報利用機器装置とが互いにネ
    ットワークによって接続されているシステムであって、 前記情報提供クライアント装置は、 複数のコンテンツを蓄積可能なコンテンツ蓄積手段と、 前記蓄積されたコンテンツをネットワーク上へ公開する
    公開手段と、 前記コンテンツを紹介する情報であるデジタルチャンネ
    ル情報を作成する作成手段と、 前記蓄積情報配信サーバ装置に前記作成されたデジタル
    チャンネル情報を送信する送信手段とを備え、 前記蓄積情報配信サーバ装置は、 複数の前記情報提供クライアント装置から送信されたデ
    ジタルチャンネル情報を受信する受信手段と、 前記受信した複数のデジタルチャンネル情報を蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積した複数のデジタルチャンネル情報を前記情報
    蓄積機器装置へ配信する配信手段とを備え、 前記情報蓄積機器装置は、 前記蓄積情報配信サーバ装置から配信された複数のデジ
    タルチャンネル情報を受信する受信手段と、 前記受信した複数のデジタルチャンネル情報を蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積したデジタルチャンネル情報を前記情報利用機
    器装置へ出力する出力手段とを備え、 前記情報利用機器装置は、 前記情報蓄積機器装置から出力されたデジタルチャンネ
    ル情報を入力する入力手段と、 前記入力したデジタルチャンネル情報を表示する表示手
    段と、 前記表示したデジタルチャンネル情報に基づいて、前記
    情報提供クライアント装置の公開手段が公開しているコ
    ンテンツを受信するコンテンツ受信手段とを備える、デ
    ジタルチャンネル情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記情報利用機器装置は、 デジタルチャンネル情報の検索条件を入力する検索条件
    入力手段と、 前記入力した検索条件を前記情報蓄積機器装置へ出力す
    る検索条件出力手段をさらに備え、 前記情報蓄積機器装置は、前記情報利用機器装置から出
    力された前記検索条件を入力する検索条件入力手段と、 前記入力した検索条件に基づいて、前記蓄積手段に蓄積
    されているデジタルチャンネル情報を検索する検索手段
    とをさらに備え、 前記情報蓄積機器装置の前記出力手段は、前記検索手段
    によって抽出されたデジタルチャンネル情報を、前記情
    報利用機器装置へ出力し、前記検索条件を前記蓄積情報
    配信サーバ装置へ送信することなく、前記情報利用機器
    装置の利用者が所望するデジタルチャンネル情報を検索
    することができる、請求項5に記載のデジタルチャンネ
    ル情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記蓄積情報配信サーバと前記ネットワ
    ークによって接続され、前記情報利用機器装置と通信可
    能な複数のサービスサーバ装置をさらに備え、 前記情報蓄積機器装置は、 前記出力手段による前記情報利用機器装置へのデジタル
    チャンネル情報の出力の履歴を記憶する履歴情報記憶手
    段と、 前記記憶した履歴情報を前記情報配信サーバ装置へ送信
    する履歴情報送信手段とをさらに備え、 前記蓄積情報配信サーバ装置は、 前記情報蓄積機器装置から送信された履歴情報を受信す
    る履歴情報受信手段と、 前記受信した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、 前記記憶した履歴情報を、前記サービスサーバ装置へ、
    要求に応じて送信する履歴情報送信手段とをさらに備
    え、 前記サービスサーバ装置は、 前記蓄積情報配信サーバ装置から送信された前記履歴情
    報を受信する履歴情報受信手段と、 コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、 前記履歴情報受信手段によって受信した履歴情報に基づ
    いて前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されているコンテン
    ツを検索する検索手段と、 前記検索手段で抽出されたコンテンツを前記情報利用機
    器装置へ送信する送信手段とを備え、 前記情報利用機器装置のコンテンツ受信手段は、前記サ
    ービスサーバ装置の送信手段で送信されたコンテンツを
    受信する、請求項5または6に記載のデジタルチャンネ
    ル情報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記情報利用機器装置は、 デジタルチャンネル情報に対する要求情報を作成する要
    求情報作成手段と、 前記作成された要求情報を前記蓄積情報配信サーバ装置
    へ送信する要求情報送信手段とをさらに備え、 前記蓄積情報配信サーバ装置は、 前記情報利用機器装置から送信された要求情報を受信す
    る要求情報受信手段と、 前記受信した要求情報を、対応する情報提供クライアン
    ト装置へ送信する要求情報送信手段とをさらに備える、
    請求項5〜7のいずれかに記載のデジタルチャンネル情
    報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記情報提供クライアント装置の作成手
    段によって作成されたデジタルチャンネル情報は、少な
    くとも1つの検索情報キーワードと、デジタルチャンネ
    ル情報の公開日時情報と、公開コンテンツの概要を示す
    概要情報と、公開コンテンツの公開サイトにアクセスす
    るためのアドレス情報とを含み、 前記情報蓄積機器装置の検索手段は、前記蓄積手段に蓄
    積されているデジタルチャンネル情報を、前記検索条件
    入力手段によって入力された検索条件と前記デジタルチ
    ャンネル情報に含まれている検索情報キーワード、およ
    び現在日時情報と前記デジタルチャンネル情報に含まれ
    ているデジタルチャンネル情報の公開日時情報とに基づ
    いて検索し、 前記情報利用機器装置の表示手段は、前記デジタルチャ
    ンネル情報に含まれている公開コンテンツの概要情報を
    表示し、 前記コンテンツ受信手段は、前記デジタルチャンネル情
    報に含まれている前記アドレス情報に基づいて公開サイ
    トにアクセスし、前記公開コンテンツを受信する、請求
    項5〜8のいずれかに記載のデジタルチャンネル情報配
    信システム。
  10. 【請求項10】 前記情報提供クライアント装置の作成
    手段によって作成されたデジタルチャンネル情報は、日
    時情報と公開コンテンツの公開サイトにアクセスするた
    めのアドレス情報とが対応付けられた日時アドレス情報
    を含み、 前記情報利用機器装置のコンテンツ受信手段は、現在日
    時情報と前記日時アドレス情報とに基づいて前記公開サ
    イトにアクセスして前記公開コンテンツを受信する、請
    求項5〜9のいずれかに記載のデジタルチャンネル情報
    配信システム。
  11. 【請求項11】 前記情報提供クライアント装置の作成
    手段によって作成されたデジタルチャンネル情報は、検
    索情報キーワード情報と公開コンテンツの公開サイトに
    アクセスするためのアドレス情報とが対応付けられたキ
    ーワードアドレス情報を含み、 前記情報利用機器装置のコンテンツ受信手段は、前記情
    報蓄積機器装置の検索条件入力手段で入力された検索条
    件と、前記キーワードアドレス情報とに基づいて前記公
    開サイトにアクセスして前記公開コンテンツを受信す
    る、請求項5〜10のいずれかに記載のデジタルチャン
    ネル情報配信システム。
  12. 【請求項12】 前記情報提供クライアント装置の作成
    手段によって作成されたデジタルチャンネル情報に含ま
    れる、前記公開コンテンツの概要を示す概要情報は画像
    情報であり、 前記情報利用機器装置の表示手段は、前記画像情報を一
    覧表示する、請求項9に記載のデジタルチャンネル情報
    配信システム。
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