JP2003152955A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003152955A
JP2003152955A JP2001347141A JP2001347141A JP2003152955A JP 2003152955 A JP2003152955 A JP 2003152955A JP 2001347141 A JP2001347141 A JP 2001347141A JP 2001347141 A JP2001347141 A JP 2001347141A JP 2003152955 A JP2003152955 A JP 2003152955A
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Yoshinori Nakahira
好則 中平
Masaru Tsubooka
賢 坪岡
Kenji Tani
健次 谷
Giichi Kondo
義一 近藤
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリフルが発生した後に素早く連続読取作業
を再開できるようにし、作業時間を短時間化して装置の
稼働効率を向上する。 【解決手段】原稿から読み取った画像データを第1の圧
縮方式により圧縮して圧縮メモリ6bに格納し、圧縮す
ることなく1ページメモリ6aに格納する。画像読取中
に圧縮メモリ6bにメモリフルを発生すると、残原稿が
無い場合又は少ない場合は、1ページメモリ6a内の画
像データをより圧縮率の高い第2の圧縮方式によって圧
縮して圧縮メモリ6bに格納し、圧縮メモリ6bにメモ
リフルを生じた場合は、圧縮メモリ6b内の圧縮済みの
画像データについてバッファを用いて第2の圧縮方式に
よる再圧縮処理を行う(s10〜s12,s14〜s1
6)。残原稿が多い場合は、再圧縮処理を行った後に1
ページメモリ6a内の画像データを圧縮する(s17,
s18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキャナや複写
機のスキャナ部を構成する画像読取装置であって、読み
取った画像データを圧縮して圧縮メモリに蓄積的に記憶
する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャナや複写機のスキャナ部を構成す
る画像読取装置として、原稿から読み取った画像データ
をメモリに記憶した後にプリンタや複写機の画像形成部
に出力するようにしたものでは、所謂ページ物原稿の複
写作業のように単一の画像形成作業が多数枚の原稿につ
いての連続した読取作業を含む場合に必要なメモリ容量
が過大にならないようにすべく、読み取った画像データ
を圧縮処理してメモリに蓄積するようにしている。
【0003】このような画像データの圧縮処理において
は、使用する圧縮方式(アルゴリズム)が異なると画像
データの圧縮率も異なり、圧縮率が高くなるにしたがっ
てメモリに蓄積すべきデータ量は少なくなるが、画像形
成作業によって再現される画像の品質は低下するため、
所望の画質に応じてユーザが選択する圧縮方式は一定で
はなく、画像データの圧縮率も変化する。また、画像デ
ータの圧縮率が同一であっても、原稿が写真原稿である
か文字原稿であるか等の原稿種類に応じて圧縮処理後の
データ量が変化する。
【0004】これらのことから、原稿1枚当りの圧縮処
理後のデータ量は一義的に決定することができず、読取
作業の開始前に予め必要なメモリ容量を認識できない。
このため、比較的低い圧縮率で圧縮処理が行われる場合
や写真原稿のように元のデータ量の多い原稿について読
取作業を行う場合には、多数枚の原稿についての連続し
た読取作業の途中で、メモリの残り容量が無くなる所謂
メモリフルの状態になって読取作業を中止せざるを得な
い場合がある。
【0005】そこで、特開平8−65474号公報に
は、画像の読取作業中にメモリオーバーフロー(メモリ
フル)が発生した場合に、画像データの圧縮率がより高
い圧縮方式に変更して読取作業をやり直すようにした構
成が開示されている。また、特開平8−84229号公
報には、画像の読取作業中にメモリのニアフル(メモリ
フル)が発生した場合に、符号化(圧縮)処理後の画像
データをページ単位で復号化し、解像度を低くして再符
号化(再圧縮)処理を行うことにより、メモリの空き容
量を増やして読取作業を継続できるようにした構成が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−65474号公報に開示された構成では、複数枚の
原稿についての連続読取作業中にメモリフルを発生した
場合には、常に、最初の原稿から読取作業がやり直され
るため、既に画像データが読み取られた原稿についても
再度読取作業が行われることになり、作業時間が長時間
化して装置の稼働効率が低下する問題がある。また、特
開平8−84229号公報に開示された構成では、再圧
縮処理に際して残りの原稿量が考慮されていないため、
メモリに既に格納されている圧縮済みの画像データの全
てについて再圧縮処理を行うことになり、残りの原稿量
が少ない場合にはメモリ内に無駄な空き容量を形成する
ための不要な再圧縮処理が行われ、この構成によって
も、作業時間が長時間化して装置の稼働効率が低下する
問題がある。
【0007】この発明の目的は、連続読取作業中に圧縮
処理後の画像データを記憶するメモリにおいてメモリフ
ルが発生した場合に、既に画像の読取作業が完了した原
稿についての再読取作業や、不要な空き容量を形成する
ための圧縮済み画像データの再圧縮処理を行わないよう
にし、メモリフルが発生した後に素早く連続読取作業を
再開することができ、作業時間を短時間化して装置の稼
働効率を向上できる画像読取装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。 (1)ページ毎に原稿から読み取った画像データを順次
圧縮処理して圧縮メモリに蓄積的に格納する画像読取装
置において、所定の圧縮方式による圧縮処理時に1ペー
ジ分の画像データを圧縮処理することなく記憶するペー
ジメモリを備え、圧縮メモリがメモリフルの状態になっ
た際に、ページメモリに格納されている画像データ、及
び、原稿の残り枚数に応じたページ数の圧縮メモリ内の
画像データを、前記所定の圧縮方式より圧縮率の高い別
の圧縮方式によって圧縮処理して圧縮メモリに格納する
画像処理部を設けたことを特徴とする。
【0009】この構成においては、圧縮処理中の画像デ
ータを含む1ページ分の画像データが圧縮処理されるこ
となくページメモリに格納され、圧縮済みの画像データ
を記憶する圧縮メモリがメモリフルになると、ページメ
モリに格納されている圧縮処理前の画像データと、圧縮
メモリに格納されている圧縮済みの画像データのうち原
稿の残り枚数に応じたページ数分の画像データと、がそ
れまで実行されていた圧縮方式よりも圧縮率の高い圧縮
方式で圧縮処理されて圧縮メモリに格納される。したが
って、圧縮メモリにメモリフルを発生した時に圧縮処理
されていた画像データを含むために一部の画像データの
みしか圧縮メモリに格納できなかったページについて
は、ページメモリに記憶されている1ページ分の画像デ
ータを用いてよりデータ量の少ない状態に圧縮され、既
に画像の読取作業が完了した原稿についての再読取作業
が行われることがない。これとともに、圧縮メモリに格
納されている圧縮済みの画像データが残りの原稿から読
み取った画像データを圧縮処理後に格納するために必要
十分な空き容量を圧縮メモリ内に形成できる量だけ再圧
縮処理され、不要な空き容量を形成するための圧縮済み
画像データの再圧縮処理が行われることがない。
【0010】(2)前記画像処理部は、原稿の残り枚数
に応じたページ数の圧縮メモリ内の画像データの圧縮処
理時に、圧縮メモリ内の画像データを1ページ毎にペー
ジメモリに展開した後、ページメモリ内の画像データを
前記別の圧縮方式により圧縮処理して圧縮メモリに格納
することを特徴とする。
【0011】この構成においては、圧縮済みの画像デー
タを記憶する圧縮メモリがメモリフルになった際の圧縮
メモリ内の圧縮済みの画像データの再圧縮処理が、ペー
ジメモリを用いて1ページ毎に行われる。したがって、
圧縮メモリ内の圧縮済みの画像データの再圧縮処理がペ
ージ単位に行われ、原稿の残り枚数に応じた空き容量を
圧縮メモリ内に形成するための再圧縮処理が圧縮方式の
種類に拘わらず正確に行われる。
【0012】(3)前記画像処理部は、ページ毎の原稿
の読取処理の開始前に、圧縮メモリに次の1ページ分の
圧縮処理後の画像データの格納領域が存在しない場合
に、圧縮メモリ内の画像データを、前記別の圧縮方式に
よって圧縮処理して圧縮メモリに格納することを特徴と
する。
【0013】この構成においては、圧縮メモリ内の画像
データについての再圧縮処理が選択的に実行され、ペー
ジ毎の原稿の読取処理の開始前に、圧縮メモリ内に次の
原稿の画像データを圧縮して格納するための空き領域が
確保される。したがって、圧縮メモリには常にページメ
モリ内に記憶されている1ページ分の画像データ圧縮し
て格納するための空き領域が存在しており、既にページ
メモリに記憶されている圧縮処理されていない画像デー
タを圧縮メモリに格納した後に、ページメモリを用いた
圧縮メモリ内の1ページ毎の画像データについての再圧
縮処理が行われ、ページメモリ内の圧縮処理されていな
い画像データが再圧縮処理時に復元される画像データに
よって上書きされることがない。
【0014】(4)前記画像処理部は、原稿の残り枚数
に応じたページ数の圧縮メモリ内の画像データの圧縮処
理時に、圧縮メモリ内の1ページ毎の画像データを複数
に分割して順次前記別の圧縮方式により圧縮処理して圧
縮メモリに格納することを特徴とする。
【0015】この構成においては、圧縮済みの画像デー
タを記憶する圧縮メモリがメモリフルになった際の圧縮
メモリ内の圧縮済みの画像データの再圧縮処理が、1ペ
ージ毎の画像データを複数に分割したそれぞれについて
順次行われる。したがって、圧縮メモリ内の圧縮済みの
画像データの再圧縮処理において、圧縮済みの画像デー
タを一旦復元する際にも1ページ分のメモリを必要とせ
ず、画像処理部の入出力部に備えられるバッファ等が用
いられる。このため、再圧縮処理に先だってページメモ
リが記憶する画像データについて予め圧縮処理を行って
おく必要がない。
【0016】(5)前記画像処理部は、圧縮メモリがメ
モリフルの状態になった際に、読取処理中の原稿に係る
圧縮メモリ内の画像データを削除することを特徴とす
る。
【0017】この構成においては、圧縮メモリにメモリ
フルを発生した際に、圧縮メモリに途中まで格納された
画像データが削除される。したがって、圧縮メモリの空
き容量の一部が不要な画像データによって浪費されるこ
とがない。
【0018】(6)前記画像処理部は、圧縮率の異なる
複数種類の圧縮方式を備えたことを特徴とする。
【0019】この構成においては、画像データを圧縮処
理する際の圧縮方式として、圧縮率の異なる複数種類の
圧縮方式が予め準備されている。したがって、原稿の種
類や再圧縮回数に応じて最適な圧縮方式が選択される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る画像読取装置の構成を示すブロック図である。画像読
取装置10は、走査部1、画像データ入力部2、画像処
理部3、中央処理ユニット4、操作基板ユニット5、画
像メモリ6及び画像データ出力部7を備えている。
【0021】走査部1は、原稿の画像面における反射光
を受光して受光量に応じた電気信号を出力する光電変換
素子(以下、CCDという。)1aを備え、CCD1a
の出力信号を画像データ入力部2に出力する。画像デー
タ入力部2は、走査部1から入力された出力信号をディ
ジタルデータに変換し、画像データとして画像処理部3
に供給する。
【0022】画像処理部3は、画像データ入力部2から
供給された画像データを所定の画像処理を施した後に画
像メモリ6に一旦格納し、所定のタイミングで画像デー
タ出力部7に供給する。この画像処理部3は、圧縮率の
異なる複数種類の圧縮方式を備えている。複数種類の圧
縮方式は、圧縮処理のアルゴリズムが互いに異なるも
の、又は、圧縮処理のアルゴリズムが同一であって圧縮
処理後の画像データの解像度が互いに異なるものであっ
てもよい。
【0023】画像データ出力部7は、画像処理部3から
供給された画像データを図示しないプリンタ等の画像形
成装置に出力する。画像処理部3の動作は、中央処理ユ
ニット4によって制御される。中央処理ユニット4は、
操作基板ユニット5におけるユーザによる処理条件の設
定操作の内容に基づいて、走査部1、画像データ入力部
2、画像処理部3及び画像データ出力部7の動作を制御
する。
【0024】画像メモリ6は、1ページメモリ6a及び
圧縮メモリ6bを備えている。1ページメモリ6aは、
この発明のページメモリである。画像処理部3は、画像
データ入力部2から供給された画像データを1ページメ
モリ6a及び圧縮メモリ6bに格納する。
【0025】即ち、図2に示すように、走査部1は、例
えば、自動原稿送り装置(以下、ADFという。)11
を介して原稿を1枚ずつ原稿読取位置に給送し、CCD
1aを介して原稿毎に1ページ分の画像の読取処理を実
行する。CCD1aは、主走査方向において原稿の画像
面の略全面に対向しており、主走査方向に直交する副走
査方向において原稿の画像面を相対的に走査し、主走査
方向の一端側から他端側に向かって受光量に応じた電気
信号をシリアルに出力する。画像処理部3は、1ページ
分の画像データをそのまま1ページメモリ6a内に格納
するとともに、所定の圧縮方式を用いて圧縮処理した圧
縮済みの画像データを圧縮メモリ6bに格納する。
【0026】走査部1における原稿画像の読取作業は、
操作基板ユニット5におけるスタートキーの操作によっ
て開始され、ADF11に複数枚の原稿がセットされて
いる場合には、スタートキーの1回の操作によってAD
F11にセットされている全ての原稿に対する画像の読
取作業が1回の連続読取作業として実行される。この1
回の読取作業によって読み取られた全ての画像データが
圧縮処理されて圧縮メモリ6bに格納される。一方、1
ページメモリ6aには、現在画像が読み取られている1
枚の原稿内の全ての画像データである1ページ分の画像
データが、原稿が交換される毎に更新して格納される。
したがって、ADF11に1度に多数枚の原稿がセット
された場合には、全ての原稿についての画像の読取作業
が完了する前、即ち、1回の読取作業の途中で、圧縮メ
モリ6b内の空き容量がなくなり、所謂メモリフルの状
態になる場合がある。
【0027】図3は、上記画像読取装置の第1の処理手
順を示すフローチャートである。この例では、圧縮メモ
リ6bにおけるメモリフルの発生時に、1ページメモリ
6aを使用することなく圧縮メモリ6b内に格納されて
いる圧縮済みの画像データの再圧縮処理を行う。ADF
11に複数枚の原稿がセットされてスタートキーが操作
されると、画像読取装置10の中央処理ユニット4は、
走査部1のADF11を動作させて1枚ずつの原稿の画
像の読取を開始する(s1)。原稿画像の読取中におい
て画像処理部3は、画像データ入力部2を介して走査部
1から供給される画像データを圧縮処理することなく1
ページメモリ6aに格納するとともに、第1の圧縮方式
によって圧縮処理して圧縮メモリ6bに格納する。
【0028】この間に、画像処理部3は、圧縮メモリ6
bの状態をチェックしており、圧縮メモリ6bにメモリ
フルを発生したか否かの判別を行う(s2)。圧縮メモ
リ6bにメモリフルを発生することなく1枚の原稿の画
像の読取が終了すると、中央処理ユニット4は、ADF
11に画像を読み取っていない残原稿があるか否かの判
別を行い(s3,s4)、ADF11にセットされた全
ての原稿についてs1〜s3の処理を繰り返し実行する
(s4→s1)。なお、画像処理部3は、各原稿から読
み取られた画像データをそのままの状態で更新的に1ペ
ージメモリ6aに格納する。したがって、1ページメモ
リ6aには、最大で原稿1枚分の画像データが格納され
る。一方、画像処理部3は、各原稿から読み取られた画
像データを圧縮して蓄積的に圧縮メモリ6bに格納す
る。これにより、圧縮メモリ6bには、理想的には、A
DF11にセットされた全ての原稿の圧縮済み画像デー
タが格納される。
【0029】何れかの原稿についての画像読取動作中に
圧縮メモリ6bにメモリフルを発生した場合には、画像
処理部3は、圧縮メモリ6bに対する圧縮処理後の画像
データの格納を停止し(s5)、1ページメモリ6aに
対する圧縮処理していない画像データの格納のみを継続
する。圧縮メモリ6aにメモリフルを発生した際に画像
読取動作の対象となっていた原稿についての画像読取動
作が完了し、その原稿から読み取った画像データを1ペ
ージメモリ6a内に格納し終えると、中央処理ユニット
4は、画像処理部3を介して、その原稿についての圧縮
済みの画像データを圧縮メモリ6bから破棄する(s
6,s7)。
【0030】次いで、中央処理ユニット4は、ADF1
1における残原稿量をチェックし(s8)、残原稿が無
い場合、即ち、圧縮メモリ6bにおけるメモリフルを発
生した原稿がADF11にセットされた最後の原稿であ
った場合には、画像処理部3を介して、図4に示すよう
に、1ページメモリ6aに格納されている未圧縮の画像
データを第1の圧縮方式よりも圧縮率の高い第2の圧縮
方式によって圧縮して圧縮メモリ6bに格納する(s9
→s10)。この圧縮処理が圧縮メモリ6bにメモリフ
ルを発生することなく完了終了すると、中央処理ユニッ
ト4は読取処理を終了する(s11)。
【0031】この圧縮処理中において、圧縮メモリ6b
にメモリフルを生じた場合には、1ページメモリ6aに
格納されている画像データの圧縮処理を終了するととも
に、この圧縮処理によって圧縮メモリ6bに書き込んだ
圧縮済みの画像データを圧縮メモリ6bから削除し、圧
縮メモリ6b内に既に格納されている圧縮済みの画像デ
ータを第2の圧縮方式によって圧縮して圧縮メモリ6b
に格納する再圧縮処理を行う(s12)。
【0032】この再圧縮処理では、画像処理部3又は画
像メモリ6に一般的に設けられている図示しないバッフ
ァが用いられる。即ち、この状態では、圧縮メモリ6b
には、単一又は複数枚の原稿の画像データが第1の圧縮
方式によって圧縮処理されて格納されているが、画像処
理部3は、圧縮メモリ6bに格納されている何れかの原
稿1枚分の圧縮済み画像データを、例えば、1ライン毎
等の複数の小データに分割して1つの小データずつ読み
出し、読み出した小データを第1の圧縮方式に対応した
解凍方式により復元してバッファ内に展開する。この
後、画像処理部3は、バッファ内に展開された小データ
の画像データを第2の圧縮方式で圧縮して圧縮メモリ6
b内に格納する。この再圧縮処理により、圧縮メモリ6
b内における空き容量が増加する。
【0033】なお、第2の圧縮方式が第1の圧縮方式と
同一のアルゴリズムによる圧縮処理を行うものであっ
て、圧縮後の画像データの解像度がより低いものである
場合には、画像処理部3は、再圧縮処理において第1の
圧縮方式により比較的高解像度に圧縮された画像データ
を例えば数ライン毎に削除する処理を行う。
【0034】1枚の原稿の圧縮済み画像データについて
の再圧縮処理が終了すると、中央処理ユニット4は、画
像処理部3を介して1ページメモリ6a内の画像データ
を第2の圧縮処理によって圧縮して圧縮メモリ6bに格
納する(s12→s10)。s12の処理によって増大
した圧縮メモリ6b内の空き容量が1ページメモリ6a
内に格納されている画像データのデータ量に比較して十
分でない場合には、s13の処理中にも圧縮メモリ6b
にメモリフルを発生する可能性がある。このため、中央
処理ユニット4は、1ページメモリ6a内の画像データ
の全てを圧縮して圧縮メモリ6bに格納することができ
るまで、対象となる1枚分の原稿の画像データを順次変
更しつつ再圧縮処理を繰り返し行う(s12→s1
0)。
【0035】s9の判別において、ADF11に残原稿
が存在する場合には、中央処理ユニット4は、残原稿量
の多少を判別し(s13)、例えば、残原稿が1枚のみ
の場合のように、残原稿量が比較的少ない場合には、s
10〜s12の同様の処理を実行し、必要に応じて圧縮
メモリ6b内の圧縮済み画像データを再圧縮処理して、
1ページメモリ6a内の未圧縮の画像データを第2の圧
縮方式によって圧縮して圧縮メモリ6b内に格納する
(s14〜s16)。1ページメモリ6a内の画像デー
タの全てを圧縮メモリ6b内に格納し終えると、中央処
理ユニット4は、最後の原稿についての読取動作を開始
する(s15→s1)。
【0036】s13の判別において、画像の読取を終え
ていない残原稿が複数枚存在する場合には、中央処理ユ
ニット4は、先に圧縮メモリ6bに格納されている圧縮
済み画像データの再圧縮処理を行い(s17)、次に1
ページメモリ6a内の画像データの圧縮処理を行う(s
18)。この時、中央処理ユニット4は、残原稿量に応
じた枚数分の再圧縮処理を行う。即ち、単一の読取処理
時にADF11にセットされる複数枚の原稿の全てにつ
いて画像データのデータ量が略一定であることを前提と
して、第1の圧縮方式の圧縮率、第2の圧縮方式の圧縮
率及び残原稿量から、残りの全ての原稿の画像データを
格納できる空き容量を圧縮メモリ6b内に形成するため
に、何枚分の圧縮済み画像データを再圧縮すべきかを算
出し、算出した枚数分の画像データについて再圧縮処理
を実行する。
【0037】例えば、残原稿が2枚であり、第1の圧縮
方式の圧縮率が80%、第2の圧縮方式の圧縮率が60
%である場合には、原稿6枚分の圧縮済み画像データに
ついて再圧縮処理を行う。これによって、残原稿量に対
して著しい過不足のない空き容量を圧縮メモリ6b内に
作成することができ、圧縮メモリ6bに格納されている
圧縮済み画像データの全てについて再圧縮する場合に比
べて作業時間を短縮することができる。
【0038】図5は、上記画像読取装置の第2の処理手
順を示すフローチャートである。この例では、圧縮メモ
リにおけるメモリフルの発生時に、1ページメモリを使
用して圧縮メモリ内に格納されている圧縮済みの画像デ
ータの再圧縮処理を行う。ADF11に複数枚の原稿が
セットされてスタートキーが操作されると、画像読取装
置10の中央処理ユニット4は、走査部1のADF11
を動作させて1枚ずつの原稿の画像の読取を開始する
(s21)。原稿画像の読取中において画像処理部3
は、画像データ入力部2を介して走査部1から供給され
る画像データを圧縮処理することなく1ページメモリ6
aに格納するとともに、第1の圧縮方式によって圧縮処
理して圧縮メモリ6bに格納する。
【0039】この間に、画像処理部3は、圧縮メモリ6
bの状態をチェックしており、圧縮メモリ6bにメモリ
フルを発生したか否かの判別を行う(s22)。圧縮メ
モリ6bにメモリフルを発生することなく1枚の原稿の
画像の読取が終了すると、中央処理ユニット4は、AD
F11に画像を読み取っていない残原稿があるか否かの
判別を行う(s23,s24)。上記s21〜s24の
処理は、第1の例におけるs1〜s4の処理と同様であ
る。
【0040】s4において、ADF11に画像が読み取
られていない残原稿が存在する場合には、中央処理ユニ
ット4は、画像処理部3を介して圧縮メモリ6b内の空
き容量をチェックする(s25)。このとき、圧縮メモ
リ6bの空き容量が、上記第1の圧縮方式よりも圧縮率
の高い第2の圧縮方式によって圧縮処理した状態での次
の原稿の画像データの予想データ量よりも多い場合、即
ち、圧縮メモリ6bが次の原稿の画像データを格納でき
る状態にあれば、中央処理ユニット4は、s21に戻っ
て次の原稿についての画像の読取動作を実行する(s2
6→s21)。
【0041】圧縮メモリ6bの空き容量が、上記第1の
圧縮方式よりも圧縮率の高い第2の圧縮方式によって圧
縮処理した状態での次の原稿の画像データの予想データ
量よりも少ない場合には、中央処理ユニット4は、既に
第1の圧縮方式によって圧縮されて圧縮メモリ6bに格
納されている画像データを、画像処理部3を介して、よ
り圧縮率の高い第2の圧縮方式によって再圧縮処理する
(s27)。
【0042】この再圧縮処理では、一例として、単一の
読取処理時にADF11にセットされる複数枚の原稿の
全てについて画像データのデータ量が略一定であること
を前提として、現在の圧縮メモリ6bの空き容量、第1
の圧縮方式の圧縮率、及び、第2の圧縮方式の圧縮率か
ら、第2の圧縮方式によって圧縮処理した少なくとも1
枚の原稿の画像データを格納できる空き容量を圧縮メモ
リ6b内に形成するために、何枚分の圧縮済み画像デー
タを再圧縮すべきかを算出し、算出した枚数分の画像デ
ータについて再圧縮処理を実行する。なお、現在の圧縮
メモリ6bの空き容量、第1の圧縮方式の圧縮率、及
び、第2の圧縮方式の圧縮率に拘わらず、s27の処理
において常に一定の原稿枚数分の圧縮済み画像データに
対して再圧縮処理を行うようにしてもよい。
【0043】また、この再圧縮処理では、画像処理部3
は、図6(A)に示すように、圧縮メモリ6bに格納さ
れている原稿1枚分の圧縮済み画像データを第1の圧縮
方式に対応した解凍方式によって復元して1ページメモ
リ6aに格納した後、図6(B)に示すように、1ペー
ジメモリ6aから読み出した画像データを第2の圧縮方
式によって圧縮処理して圧縮メモリ6bに格納する。
【0044】上記のs25〜s26の処理により、1枚
の原稿の画像データについての読取処理が終了した際
に、圧縮メモリ6b内に少なくとも第2の圧縮方式で圧
縮処理した次の原稿に係る圧縮済み画像データを格納す
るために十分な空き容量が存在している状態で、次の画
像データの読取処理が行われる。
【0045】何れかの原稿の画像読取動作中に圧縮メモ
リ6bにメモリフルを発生した場合には、中央処理ユニ
ット4は、圧縮メモリ6bに格納されている画像データ
が再圧縮済みであるか否かをチェックし(s28)、圧
縮メモリ6bに格納している画像データの全てが既に再
圧縮済みであれば、操作基板ユニット5にエラーメッセ
ージの表示データを出力して処理を終了する。
【0046】圧縮メモリ6b内に再圧縮処理を受けてい
ない画像データが存在する場合には、中央処理ユニット
4は、圧縮メモリ6bに対する圧縮済み画像データの格
納を停止し(s29)、読取動作中の原稿1枚分の画像
データを1ページメモリ6a内に格納し終えた後、圧縮
メモリ6b内のメモリフルを発生した圧縮済み画像デー
タを削除し(s30,s31)、ADF11における残
原稿量をチェックする(s32)。このs29〜s32
の処理は、第1の例におけるs5〜s8の処理と同様で
ある。
【0047】ADF11に残原稿が無い場合には、中央
処理ユニット4は、画像処理部3を介して、1ページメ
モリ6a内の画像データを第2の圧縮方式によって圧縮
処理して圧縮メモリ6bに格納する(s34)。上述の
ように、s25〜s27の処理により、圧縮メモリ6b
には常に第2の圧縮方式によって圧縮処理した原稿1枚
分の画像データを格納する空き領域が存在しており、s
31の処理によってメモリフルを生じた画像データが破
棄された圧縮メモリ6bに、第2の圧縮方式によって圧
縮処理された1枚分の画像データを確実に格納すること
ができる。
【0048】ADF11に残原稿が存在する場合には、
中央処理ユニット4は、残原稿量が例えば1枚等の少量
であるか否かを判別する(s35)。残原稿量が少量で
ある場合には、中央処理ユニット4は、1ページメモリ
6a内の画像データを第2の圧縮方式によって圧縮処理
して圧縮メモリ6bに格納した後(s36)、圧縮メモ
リ6b内の空き容量をチェックし(s37)、空き容量
が第2の圧縮方式により圧縮処理した少なくとも原稿1
枚分の画像データのデータ量以上であれば次の原稿の読
取動作を開始する(s38→s21)。
【0049】一方、圧縮メモリ6bの空き容量が第2の
圧縮方式により圧縮処理した原稿1枚分の画像データの
データ量未満である場合には、中央処理ユニット4は画
像処理部3を介して圧縮メモリ6b内の圧縮済み画像デ
ータの再圧縮処理を行う(s39)。この再圧縮処理
は、s27における再圧縮処理と同様に、圧縮メモリ6
b内の第1の圧縮方式による圧縮済み画像データを原稿
1枚分ずつ復元して1ページメモリ6a内に一旦格納
し、1ページメモリ6a内の画像データを第2の圧縮方
式により圧縮処理して圧縮メモリ6bに格納する。
【0050】上記のs36〜s39の処理により、圧縮
メモリ6bにメモリフルを発生した後、圧縮メモリ6b
内に少なくとも第2の圧縮方式で圧縮処理した次の原稿
に係る圧縮済み画像データを格納するために十分な空き
容量が存在している状態で、次の画像データの読取処理
が再開される。
【0051】s35において、ADF11における残原
稿量が複数枚であると判断した場合には、中央処理ユニ
ット4は、先ず、1ページメモリ6a内の画像データの
圧縮処理を行い(s40)、次に圧縮メモリ6bに格納
されている圧縮済み画像データの再圧縮処理を行う(s
41)。この時、中央処理ユニット4は、残原稿量に応
じた枚数分の再圧縮処理を行う。ここでの再圧縮処理も
s27及びs39における再圧縮処理と同様にして行わ
れる。
【0052】上述のように、新たな原稿の読取動作が開
始される前に、s27,s39,s41の処理によっ
て、圧縮メモリ6b内に少なくとも第2の圧縮方式で圧
縮処理した次の原稿に係る圧縮済み画像データを格納す
るために十分な空き容量が確保される。このため、圧縮
メモリ6bにメモリフルを発生した際に、メモリフルを
発生した画像データについて予め1ページメモリ6aに
格納されている未圧縮の画像データをより高い圧縮率で
圧縮処理して圧縮メモリ6bに格納した後に、必要に応
じて圧縮メモリ6bに格納されている圧縮済み画像デー
タの再圧縮処理が1ページメモリ6aを用いて行われ、
未だ圧縮メモリ6bに圧縮済み画像データが格納されて
いない原稿についての未圧縮画像データが1ページメモ
リ6aにおいて再圧縮処理時に復元された画像データに
よって上書きされてしまうことがなく、この原稿につい
て再読取処理を行う必要がない。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0054】(1)圧縮処理中の画像データを含む1ペ
ージ分の画像データを圧縮処理することなくページメモ
リに格納し、圧縮済みの画像データを記憶する圧縮メモ
リがメモリフルになると、ページメモリに格納されてい
る圧縮処理前の画像データと、圧縮メモリに格納されて
いる圧縮済みの画像データのうち原稿の残り枚数に応じ
たページ数分の画像データと、をそれまで実行していた
圧縮方式よりも圧縮率の高い圧縮方式で圧縮処理して圧
縮メモリに格納することにより、圧縮メモリにメモリフ
ルを発生した時に圧縮処理されていた画像データを含む
ために一部の画像データのみしか圧縮メモリに格納でき
なかったページについて、ページメモリに記憶されてい
る1ページ分の画像データを用いてよりデータ量の少な
い状態に圧縮することができ、既に画像の読取作業が完
了した原稿についての再読取作業を不要にすることがで
きる。これとともに、圧縮メモリに格納されている圧縮
済みの画像データのうち残りの原稿から読み取った画像
データを圧縮処理後に格納するために必要十分な空き容
量を圧縮メモリ内に形成できる量の画像データのみ再圧
縮処理することができ、不要な空き容量を形成するため
の圧縮済み画像データの再圧縮処理を不要にして作業の
短時間化、及び、装置の稼働効率の向上を実現すること
ができる。
【0055】(2)圧縮済みの画像データを記憶する圧
縮メモリがメモリフルになった際の圧縮メモリ内の圧縮
済みの画像データの再圧縮処理を、ページメモリを用い
て1ページ毎に行うことにより、圧縮メモリ内の圧縮済
みの画像データの再圧縮処理をページ単位に行うことが
でき、原稿の残り枚数に応じた空き容量を圧縮メモリ内
に形成するための再圧縮処理を、圧縮方式の種類に拘わ
らず正確に行うことができる。
【0056】(3)圧縮メモリ内の画像データについて
の再圧縮処理を選択的に実行し、ページ毎の原稿の読取
処理の開始前に、圧縮メモリ内に次の原稿の画像データ
を圧縮して格納するための空き領域を確保することによ
り、圧縮メモリに常にページメモリ内に記憶されている
1ページ分の画像データ圧縮して格納するための空き領
域を存在させておくことができる。これによって、既に
ページメモリに記憶されている圧縮処理されていない画
像データを圧縮メモリに格納した後に、ページメモリを
用いた圧縮メモリ内の1ページ毎の画像データについて
の再圧縮処理を行うことができ、ページメモリ内の圧縮
処理されていない画像データが再圧縮処理時に復元され
る画像データによって上書きされることを防止でき、同
一の原稿についての再読取処理を不要にして作業時間の
短縮、及び、装置の稼働効率の向上を実現することがで
きる。
【0057】(4)圧縮済みの画像データを記憶する圧
縮メモリがメモリフルになった際の圧縮メモリ内の圧縮
済みの画像データの再圧縮処理を、1ページ毎の画像デ
ータを複数に分割したそれぞれについて順次行うことに
より、圧縮メモリ内の圧縮済みの画像データの再圧縮処
理において、圧縮済みの画像データを一旦復元する際に
1ページ分のメモリを必要とせず、画像処理部の入出力
部に備えられるバッファ等を用いることができる。この
ため、再圧縮処理に先だってページメモリが記憶する画
像データについて予め圧縮処理を行う必要がなく、ま
た、ページ毎の原稿の読取処理の開始前に圧縮メモリ内
に次の原稿の画像データを圧縮して格納するための空き
領域を確保する必要もなく、処理手順を簡略化して作業
をより短時間化することができる。
【0058】(5)圧縮メモリにメモリフルを発生した
際に、圧縮メモリに途中まで格納された画像データを削
除することにより、圧縮メモリの空き容量の一部が不要
な画像データによって浪費されることを防止することが
でき、圧縮メモリの容量を有効に活用することができ
る。
【0059】(6)画像データを圧縮処理する際の圧縮
方式として、圧縮率の異なる複数種類の圧縮方式を予め
準備しておくことにより、原稿の種類や再圧縮回数に応
じて最適な圧縮方式を選択して圧縮処理を実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像読取装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】上記画像読取装置における1ページメモリ及び
圧縮メモリに対する画像データの格納状態を示す図であ
る。
【図3】上記画像読取装置の第1の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】上記画像読取装置の圧縮メモリにメモリフルを
発生した後に、メモリフルに係る画像データを圧縮メモ
リに格納する状態を示す図である。
【図5】上記画像読取装置の第2の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】上記画像読取装置の第2の処理手順における再
圧縮処理時の1ページメモリ及び圧縮メモリに対する画
像データの格納状態を示す図である。
【符号の説明】
1−走査部 3−画像処理部 4−中央処理ユニット 6−画像メモリ 6a−1ページメモリ 6b−圧縮メモリ 10−画像読取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 健次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 近藤 義一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BA01 BB02 CA01 CA21 CB25 DC20 EA07 EB01 5C072 AA01 BA05 EA05 UA08 UA11 XA01 5C073 BC04 CA02 CE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ページ毎に原稿から読み取った画像データ
    を順次圧縮処理して圧縮メモリに蓄積的に格納する画像
    読取装置において、 所定の圧縮方式による圧縮処理時に1ページ分の画像デ
    ータを圧縮処理することなく記憶するページメモリを備
    え、圧縮メモリがメモリフルの状態になった際に、ペー
    ジメモリに格納されている画像データ、及び、原稿の残
    り枚数に応じたページ数の圧縮メモリ内の画像データ
    を、前記所定の圧縮方式よりも圧縮率の高い別の圧縮方
    式によって圧縮処理して圧縮メモリに格納する画像処理
    部を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理部は、原稿の残り枚数に応じ
    たページ数の圧縮メモリ内の画像データの圧縮処理時
    に、圧縮メモリ内の画像データを1ページ毎にページメ
    モリに展開した後、ページメモリ内の画像データを前記
    別の圧縮方式により圧縮処理して圧縮メモリに格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理部は、ページ毎の原稿の読取
    処理の開始前に、圧縮メモリに次の1ページ分の圧縮処
    理後の画像データの格納領域が存在しない場合に、圧縮
    メモリ内の画像データを、前記別の圧縮方式によって圧
    縮処理して圧縮メモリに格納することを特徴とする請求
    項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記画像処理部は、原稿の残り枚数に応じ
    たページ数の圧縮メモリ内の画像データの圧縮処理時
    に、圧縮メモリ内の1ページ毎の画像データを複数に分
    割して順次前記別の圧縮方式により圧縮処理して圧縮メ
    モリに格納することを特徴とする請求項1に記載の画像
    読取装置。
  5. 【請求項5】前記画像処理部は、圧縮メモリがメモリフ
    ルの状態になった際に、読取処理中の原稿に係る圧縮メ
    モリ内の画像データを削除することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】前記画像処理部は、圧縮率の異なる複数種
    類の圧縮方式を備えたことを特徴とする請求項1乃至5
    の何れかに記載の画像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8035842B2 (en) 2006-07-10 2011-10-11 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method for changing storage methods of image data based on available storage capacity

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8035842B2 (en) 2006-07-10 2011-10-11 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method for changing storage methods of image data based on available storage capacity

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