JP2897693B2 - 画像データの記憶方法、その記憶装置および画像形成装置 - Google Patents

画像データの記憶方法、その記憶装置および画像形成装置

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JP2897693B2 JP17645995A JP17645995A JP2897693B2 JP 2897693 B2 JP2897693 B2 JP 2897693B2 JP 17645995 A JP17645995 A JP 17645995A JP 17645995 A JP17645995 A JP 17645995A JP 2897693 B2 JP2897693 B2 JP 2897693B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等の入力
手段からの画像データを圧縮して蓄積した後、圧縮され
た任意の画像データを読み出して伸張し、当該伸張され
た画像データに基づき画像出力あるいは形成を行なう画
像データ記憶方法、その記憶装置および画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機には、電子RD
H(Electronic Recirculating Document Handler)と
呼ばれる機能が盛り込まれるようになった。かかる電子
RDHは、複数枚数から成る原稿を仕分した状態で任意
の部数だけ複写動作を行なうものであり、最初の1部に
ついては、原稿をスキャナ等により1枚ずつ読み取っ
て、画像出力部が当該画像データに基づき画像形成をす
るとともに、記憶装置が当該画像データを記憶する一
方、次の2部目以降については、それぞれ、記憶した画
像データを読み取った順番で読み出し、読み出した画像
データに基づいて画像形成を行なうことにより実現され
る。このため、電子RDHを行なうには、画像データを
記憶するための大容量の記憶装置が必要である。かかる
記憶装置には、周知のように種々のものがあるが、電子
RDH機能を有するディジタル複写機には、記憶容量あ
たりの単価が低いハードディスクが用いられている。
【0003】ここで、スキャナ等の画像入力部から出力
される画像データの転送速度(あるいは画像出力部によ
り供給される画像データの転送速度)をmとし、記憶装
置へのアクセス速度をnとすると、m/n倍の速度差が
生じる。かかる速度差は、通常は、m>nである。ま
た、画像出力部において画像形成が開始されると、その
動作は停止させることはできない。したがって、記憶装
置へのデータ転送のために、読込動作を記憶動作に合わ
せて間欠的に駆動することはできない。
【0004】そこで、従来では、かかる速度差を吸収す
るために、読み取った画像データを、記憶装置へのアク
セス速度で書き込めるようなデータ量となるまで圧縮す
ることが行なわれている。ここで、圧縮データをそのま
ま記憶装置には転送できないので、圧縮を行なう圧縮装
置と記憶装置との間に、アクセス速度がハードディスク
よりも圧倒的に高いバッファメモリを介挿して、圧縮デ
ータを頁単位で一時的に格納させ、圧縮データを所定頁
分だけ格納したならば、記憶装置に、同期をとって転送
して記憶させるようになっている。一方、所望の頁に対
応する圧縮データを記憶装置から読み出して、画像出力
部に画像データを転送する際にも、同様な速度差が発生
する。かかる速度差を吸収すべく、前述のバッファメモ
リに、記憶装置から読み出した圧縮データを1頁分格納
し、その時点にて伸張処理を行なって順次復号化し、復
号化された画像データにしたがって画像形成を画像出力
部により行なうようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述のバッファ
メモリには、同期合わせを良好に行なう必要がある点
や、原稿サイズの相違や圧縮率の変動等によって1頁分
の圧縮データの容量にも差が生じる点などを考慮する
と、ある程度の容量を有し、なおかつ、記憶装置の入力
・出力のそれぞれに対応して専用に設けるのが望まし
い。特に、画像入力部の読取動作、画像出力部の画像形
成動作と同期させる点を考えれると、多数頁分のデータ
を一度に格納できれば、記憶装置へのデータ転送待機時
間を大幅に短縮することが可能となる。しかしながら、
容量増加は、装置全体のコスト高を直接的に招致するの
で、必要最小限で済ますのが現状において要求されてい
る。また、容量にある程度余裕ある場合、確かに、記憶
装置へのアクセス頻度は減少するものの、その容量を超
えるほどに画像データが発生したときには、画像データ
の欠落を防止すべく、超える手前時点において、当該画
像データを記憶装置に転送開始しなければならない。す
なわち、バッファメモリの容量増加という策は、記憶装
置へのデータ転送待機時間を短縮する点を根本的には解
決できないのである。
【0006】また、バッファメモリに格納されたデータ
を記憶装置に転送する場合には、次のデータを格納する
のに備えなければならない。ここで、記憶装置としてハ
ードディスクを用いるのであれば、データの転送には、
所定の規格(例えば、SCSI(Small Computer Seste
m Interface)規格など)のプロトコルに準拠しなけれ
ばならない。かかるプロトコルにおいて、記憶装置への
転送は、一般に、転送すべきデータ量が定まっていない
とできない。したがって、1頁分の圧縮データが格納さ
れないと、記憶装置への転送が開始できないので、画像
入力部および画像出力部の動作と同期して記憶装置との
アクセスを行なうのが困難となる。以上の理由から、バ
ッファメモリの容量を増加させれば、複写動作を高速に
行なうのが可能となって、複写物の生産性は向上する
が、コスト高を招致し、反対に、バッファメモリの容量
を減少させれば、コストを低く抑えることができるが、
複写動作が低速となり、複写物の生産性は低下する、と
いう相反するという問題があった。
【0007】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、バッファメモリの容量
増加を図ることなく、複写物の生産性を向上させた画像
データの記憶方法、画像データの記憶装置、およびその
装置構成の主要部が同一である画像形成装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、画像入力手
段により読み取った画像データを、圧縮手段により圧縮
した後、転送速度に上限を有する第1の記憶手段に転送
して記憶する一方、必要に応じて前記第1の記憶手段か
ら圧縮された画像データを任意に読み出すとともに、伸
張手段により伸張した後、当該画像データを画像出力手
段に出力する画像データの記憶方法において、画像デー
タを、入力順に前記圧縮手段により圧縮し、前記第1の
記憶手段よりも転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手
段に格納する第1の過程と、圧縮された1頁分の画像
ータを任意に分割しブロックのデータが所定のブロッ
ク数分、前記第2の記憶手段に格納されると、当該ブロ
ックのデータを、前記第1の記憶手段に転送して記憶さ
せる第2の過程と、転送された複数ブロックのデータを
頁単位で管理し、読み出しの際には、指定された頁に対
応するブロックのデータを読み出す第3の過程とを具備
することを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明にあっては、画像入
力手段により読み取った画像データを、圧縮手段により
圧縮した後、転送速度に上限を有する第1の記憶手段に
転送して記憶する一方、必要に応じて前記第1の記憶手
段から圧縮された画像データを任意に読み出すととも
に、伸張手段により伸張した後、当該画像データを画像
出力手段に出力する画像データの記憶装置において、画
像データを、入力順に前記圧縮手段により圧縮して格納
する第2の記憶手段であって、前記第1の記憶手段より
も転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手段と、圧縮さ
れた1頁分の画像データを任意に分割しブロックのデ
ータが所定のブロック数分、前記第2の記憶手段に格納
されると、当該ブロックのデータを、前記第1の記憶手
段に転送して記憶させる書込制御手段と、転送された複
数ブロックのデータを頁単位で管理し、読み出しの際に
は、指定された頁に対応するブロックのデータを前記第
1の記憶手段から読み出す読出制御手段とを具備するこ
とを特徴としている。請求項3に記載の発明にあって
は、請求項2に記載の発明において、前記書込制御手段
は、前記第2の記憶手段に格納されたデータ量が所定量
となる毎に、当該所定量のデータを1ブロックとして前
記第1の記憶手段に転送して記憶させることを特徴とす
る請求項2記載の画像データの記憶装置。請求項4に記
載の発明にあっては、請求項2または3に記載の発明に
おいて、前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手段、
るいは前記書込制御手段は、それぞれ、前記画像入力手
段および前記画像出力手段に同期して、記憶、格納、転
送、あるいは管理を行なうことを特徴としている。請求
項5に記載の発明にあっては、請求項2に記載の発明に
おいて、前記読出制御手段は、読み出したブロックのデ
ータを、前記第2の記憶手段に格納させ前記第2の記
憶手段は、格納したデータを、伸張した場合のデータ量
が確定する毎に、当該データ量のデータを前記伸張手段
に転送することを特徴としている。請求項6に記載の発
明にあっては、請求項5に記載の発明において、前記第
1の記憶手段、前記第2の記憶手段、前記書込手段、あ
るいは前記読出制御手段は、それぞれ、前記画像入力手
段および前記画像出力手段に同期して、記憶、格納、転
送、管理、あるいは読出を行なうことを特徴としてい
る。
【0010】請求項に記載の発明にあっては、画像入
力手段により読み取った画像データを、圧縮手段により
圧縮した後、転送速度に上限を有する第1の記憶手段に
転送して記憶する一方、必要に応じて前記第1の記憶手
段から圧縮された画像データを任意に読み出すととも
に、伸張手段により伸張した後、当該画像データを画像
出力手段に出力する画像データの記憶装置において、画
像データを、入力順に前記圧縮手段により圧縮して格納
する第2の記憶手段であって、前記第1の記憶手段より
も転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手段と、前記第
2の記憶手段に格納されたデータを任意に分割してブロ
ック化し、ブロック毎に、前記第1の記憶手段に転送し
て記憶させる書込制御手段と、圧縮された1頁分の画像
データを任意に分割しブロックのデータが所定のブロ
ック数分、前記第2の記憶手段に格納されると、当該ブ
ロックのデータを、前記第1の記憶手段に転送して記憶
させる書込制御手段と、転送された複数ブロックのデー
タを頁単位で管理し、読み出しの際には、指定された頁
に対応するブロックのデータを前記第1の記憶手段から
読み出して、前記第2の記憶手段に格納させる読出制御
手段とを備え、前記第2の記憶手段は、格納したデータ
を、伸張した場合のデータ量が確定する毎に、当該デー
タ量を前記伸張手段に転送し、前記画像出力手段は、前
記伸張手段により伸張された画像データに基づき画像形
成を行なうことを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、第1の過
程では、画像データが、入力順に前記圧縮手段により圧
縮されて第2の記憶手段に格納され、第2の過程では、
圧縮された1頁分の画像データを任意に分割しブロッ
のデータが所定のブロック数分、前記第2の記憶手段
に格納されると、当該ブロックのデータが第1の記憶手
段に転送して記憶され、第3の過程では、転送された複
数ブロックのデータが頁単位で管理される一方、読み出
しの際には、指定された頁に対応するブロックのデータ
が、第1の記憶手段から読み出される。このため、第2
の記憶手段においては、1頁分のデータが格納されるま
で転送待機をする必要がなく、ブロックが揃った時点で
第1の記憶手段に転送することできるので、転送待機時
間を短縮することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、第2の記
憶手段は、画像データを、入力順に前記圧縮手段により
圧縮して格納し、書込制御手段は、圧縮された1頁分の
画像データを任意に分割しブロックのデータが所定の
ブロック数分、前記第2の記憶手段に格納されると、当
該ブロックのデータを、前記第1の記憶手段に転送して
記憶させ、読出制御手段は、転送された複数ブロックの
データを頁単位で管理する一方、読み出しの際には、指
定された頁に対応するブロックのデータを、第1の記憶
手段から読み出す。このため、第2の記憶手段において
は、1頁分のデータが格納されるまで転送待機をする必
要がなく、ブロックが揃った時点で第1の記憶手段に転
送することできるので、転送待機時間を短縮することが
できる。さらに、請求項3に記載の発明によれば、書込
制御手段は、第2の記憶手段に格納されたデータ量が所
定量となる毎に、当該所定量のデータを1ブロックとし
て第1の記憶手段に転送して記憶させるので、第2の記
憶手段における格納と、第1の記憶手段への転送とが並
行して行なわれる。この結果、第2の記憶手段において
格納されるデータ量そのものは、少ない。したがって、
第2の記憶手段として必要とされる容量を少なくするこ
とができる。請求項5に記載の発明によれば、読出制御
手段が、指定された1頁分の画像を構成する複数ブロッ
クのデータを、第1の記憶手段から、記憶された順番に
読み出して第2の記憶手段に格納させ、第2の記憶手段
は、格納したデータを、伸張した場合のデータ量が確定
する毎に、当該データ量のデータを伸張手段に転送し、
伸張手段は、転送されたデータを伸張した後、当該画像
データを画像出力手段に出力するので、第1の記憶手段
からの読出と、第2の記憶手段への格納とが並行して行
なわれる。さらに、第1の記憶手段からデータの読出
は、ブロック毎に行なわれる。したがって、第1の記憶
手段に記憶されたデータを読み出す際においても、第2
の記憶手段として必要とされる容量を少なくすることが
でき、しかも、転送待機時間を短縮することができる。
また、請求項4または6に記載の発明によれば、各部の
動作を画像入力手段および画像出力手段に同期して行な
うことができる。
【0013】請求項に記載の発明によれば、第2の記
憶手段において、1頁分のデータが格納されるまで転送
待機をする必要がなく、ブロックが揃った時点で第1の
記憶手段に転送することできる。さらに、第2の記憶手
段における格納と、第1の記憶手段への転送とが並行し
て行なわれるので、第2の記憶手段において格納される
データ量そのものは、少ない。したがって、転送待機時
間を短縮して、しかも、第2の記憶手段として必要とさ
れる容量を少なくして、画像形成を行なうことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の
構成を示すブロック図である。この図に示すように、本
実施形態は、画像入力部10と、画像記憶部20と、画
像出力部30とに大別される。画像入力部10は、スキ
ャナ等により構成され、原稿を1頁ずつ読み取って画像
データを出力するものであり、また、画像出力部30
は、例えばレーザ光によって、1頁分の画像を形成す
る。このため、画像出力部30は、画像形成中にあって
は、その形成動作を一時停止できない。また、画像読取
の際には、その読取動作に同期して画像形成も行なうの
で、結局、画像入力部10についても、その読取動作を
一時停止できない。すなわち、画像入力部10および画
像出力部30は、お互いに一時停止することなく、同期
させる必要がある。SYNCは、そのための同期信号であ
る。
【0015】さて、画像記憶部20は、次の各部により
構成される。まず、符号21はラインバッファであり、
実際には、8ライン分の画像データを記憶する2つのバ
ッファによって、いわゆるピンポンバッファを構成す
る。次に、符号22は画像圧縮伸張部であり、画像デー
タを圧縮する一方、圧縮されたデータを元の画像データ
に伸張する。なお、この画像圧縮伸張部22において用
いられる圧縮・伸張アルゴリズムには、例えば、JPE
G(Joint Photographic Experts Group)において勧告
されている静止画用のものが用いられる。かかるアルゴ
リズムは、画像データを小さな圧縮率で圧縮して、これ
を伸張(復号)すると画像の画質は高く保つことができ
るが、大きな圧縮率で圧縮して、伸張すると画像の画質
は低くなるという非可逆性を有する。
【0016】ここで、圧縮・伸張時におけるラインバッ
ファ21および画像圧縮伸張部22の動作について簡単
に説明する。画像入力部10から出力された画像データ
を圧縮する場合に、ラインバッファ21のうち一方のバ
ッファは、当該画像データを格納してブロックスキャン
変換する一方、他方のバッファは、変換したブロックの
順に画像データを画像圧縮伸張部22に供給する。次
に、1ブロック分(すなわち8ライン分)の画像データ
が画像圧縮伸張部22により圧縮されると、バッファの
接続を切り換えて、他方のバッファが、画像入力部10
からの画像データを格納してブロックスキャン変換する
一方、一方のバッファが、変換したブロックの順に画像
データを画像圧縮伸張部22に供給する。以下、この動
作が繰り返して行なわれる。このような構成により、一
時停止することなく画像入力部10から同期信号SYNCに
同期して供給される画像データを、連続して圧縮できる
ようになっている。
【0017】反対に、圧縮データを画像圧縮伸張部22
により伸張し、画像出力部30に出力する場合、一方の
バッファは、画像圧縮伸張部22により伸張された画像
データを格納する一方、他方のバッファは、格納したデ
ータを、画像出力装置30に同期して読み出し供給す
る。次に、1ブロック分の画像データが画像出力装置3
0に供給されると、バッファの接続を切り換えて、他方
のバッファが、画像圧縮伸張部22により伸張された画
像データを格納する一方、一方のバッファが、格納した
データを、画像出力装置30に同期して読み出して供給
する。以下、この動作が繰り返して行なわれる。このよ
うな構成により、伸張した画像データを、画像出力部3
0に一時停止することなく連続して、かつ同期信号SYNC
に同期して供給できるようになっている。
【0018】次に、符号23はバッファメモリであり、
画像圧縮伸張部22により圧縮されたデータをストレー
ジユニット25に転送する際に、あるいはストレージユ
ニット25に記憶されたデータを画像圧縮伸張部22に
転送する際に、当該データを、ブロック化して一時的に
格納するものである。また、ストレージユニット25と
しては、従来と同様に、大容量のデータを記憶すること
が可能であって、比較的安価なハードディスクが用いら
れる。符号24は記憶制御部であり、ストレージユニッ
ト25の転送手順を制御する。符号26は制御部であ
り、システムバス27を介して各部を制御する。符号2
8はデータバスであり、画像データあるいは圧縮された
データがこのバスを介して転送される。
【0019】ところで、ストレージユニット25の転送
手順は、SCSI規格に基づいて行なわれる。このた
め、バッファメモリ23およびストレージユニット25
間におけるデータ転送速度は、約3Mバイト/s程度で
ある。一方、画像圧縮伸張部22は、同期信号SYNCに同
期して動作し、バッファメモリ23は、ストレージユニ
ット22とは異なり、純電子的にデータの格納・読出を
するので、画像入力部10あるいは画像出力部30〜バ
ッファメモリ23の間の転送速度は、約30Mバイト/
s程度となる。したがって、両者には、約10倍程度の
速度差が存在する。この速度差を吸収すべく、制御部2
6は、画像圧縮伸張部22に対し、画像入力部10から
の画像データを1/10以下とする圧縮処理を行なうよ
うに制御を行なう。さらに、制御部26は、原稿サイズ
などが変化しても、画像入力部10および画像出力部3
0間に転送される画像データが、バッファメモリ23お
よびストレージユニット25間に圧縮して転送するとき
に、オーバーフローが生じない程度の圧縮率にて圧縮さ
れるように、画像圧縮伸張部22に対し圧縮処理の制御
も行なう。
【0020】次に、本実施形態の動作について説明す
る。まず、画像入力部10から出力された画像データ
が、バッファメモリ23に格納されるまでの工程につい
て説明する。図2は、当該工程を示すフローチャートで
ある。はじめにステップSa1において、制御部26
は、圧縮された画像データをバッファメモリ23に格納
すべき格納位置を設定する。ここで、バッファメモリ2
3は、画像データを連続して増加するアドレス位置にて
記憶する。
【0021】続いて、ステップSa2において、画像入
力部10が、原稿を1枚読み込んで、その画像データを
出力し、次に、ステップSa3において、画像圧縮伸張
部22が画像データの圧縮を行なう。そして、制御部2
6は、設定された格納位置にて、圧縮された画像データ
の格納を行なうとともに(ステップSa4)、制御部2
6は、データを格納した終了位置を保持する(ステップ
Sa5)。そして、制御部26は、ステップSa6にお
いて、原稿の入力が終了したか否かを判別する。
【0022】この判別結果が「No」であれば、制御部
26は、ステップSa7において、保持していた終了位
置の次の位置を、データの格納位置として設定する。一
方、判別結果が「Yes」であれば、制御部26は、こ
の動作を終了させる。すなわち、画像入力部10による
画像読込、画像圧縮伸張部22により圧縮処理、および
バッファメモリ23でのデータの格納は、互いに同期し
て行なわれるため、画像入力部10におけるデータ入力
終了は、当該画像データが圧縮されて、バッファメモリ
23において格納が終了したことを意味するので、制御
部26は、画像入力部10におけるデータ入力終了によ
り、かかる格納動作を終了させるのである。このよう
に、画像入力部10から出力された画像データは、その
読取動作に同期して圧縮され、バッファメモリ23に順
次格納されることとなる。
【0023】次に、バッファメモリ23に格納されたデ
ータがストレージユニット25に記憶されるまでの工程
について説明する。図3は、当該工程を示すフローチャ
ートである。この工程は、図2に示したバッファメモリ
23への格納動作と並行して行なわれる読取動作であっ
て、ストレージユニット25への転送動作を示すもので
ある。また、ストレージユニット25への転送は、記憶
制御部24の制御により行なわれるが、記憶制御部24
は、制御部26の制御下に置かれる。はじめに、制御部
26は、ステップSb1において、格納された圧縮デー
タをストレージユニット25に転送する際のブロックサ
イズを設定する。バッファメモリ23およびストレージ
ユニット25間における圧縮データの転送は、本実施形
態では、1頁分に相当する圧縮データをブロック毎に区
切って細分化して行なわれる。このため、ステップSb
1において、その際のブロックの容量(サイズ)が設定
されるのである。なお、ブロックサイズは、ラインバッ
ファ22における8ライン分の1ブロックとは無関係で
あり、格納時毎に設定するものでも、また、ある一定値
であっても良い。本実施形態においては、このブロック
サイズがSCSI規格における1回の転送容量となる。
【0024】次に、制御部26は、ステップSb2にお
いて、バッファメモリ23から圧縮データを読み出す読
出位置を、先の工程における格納位置に設定する。これ
は、格納した圧縮データを直ちに読み出すことができる
ようにするための措置である。この後、制御部26は、
ステップSb3において、設定されたブロックサイズ
が、格納位置から読出位置を引いた差よりも小さいか否
かを判別する。この判別結果が「No」であれば、格納
位置が読出位置よりもブロックサイズ分先行していない
ことを示すので、読出位置が格納位置を追い越すおそれ
がある。このため、再び処理手順がステップSb3に戻
る。これにより、読出位置は、格納位置よりも常に、1
ブロックサイズ分以上遅延することになる。
【0025】一方、ステップSb2における判別結果が
「Yes」となると、制御部26は、次のステップSb
4において、1ブロックサイズ分の圧縮データを、現時
点における読出位置から読み出してストレージユニット
25に転送し、記憶させる。そして、制御部26は、ス
テップSb5において、当該1ブロックサイズ分の圧縮
データの転送が終了したか否かを判別する。この判別結
果が「No」であれば、その転送を完全に行なうべく、
処理手順が再びステップSb5に戻る。また、当該1ブ
ロックサイズ分の圧縮データの転送が終了し、ステップ
Sb5における判別結果が「Yes」となると、制御部
26は、ステップSb6において、バッファメモリ23
から読み出すべき圧縮データをすべて読み出したか否か
を判別する。制御部26は、読み出したのであれば、か
かる転送工程において以下に処理は不要となるので、当
該工程を終了させる一方、読み出していないのであれ
ば、次のブロックに相当する圧縮データを読み出すべ
く、ステップSb7において、読出位置を、1ブロック
サイズ分だけシフトさせる。この際、読出位置が格納位
置よりも先行しないように、処理手順を再びステップS
b3に戻す。
【0026】そして、制御部26が、ステップSb3〜
Sb7の処理を繰り返し実行する結果、バッファメモリ
23に格納された圧縮データは、その格納位置から1ブ
ロックサイズ分以上遅れた位置から、1ブロックサイズ
毎に区切られて読み出され、転送されて、ストレージユ
ニット25に記憶されることとなる。すなわち、本実施
形態は、圧縮データをバッファメモリ23に1頁分格納
した後、ストレージユニット25に転送開始するのでは
なく、圧縮データを1ブロックサイズ分格納したなら
ば、その分を直ちにストレージユニット25に転送する
のである。このため、バッファメモリ23は、少ない容
量でも、その機能を発揮することができ、さらに、転送
に要する時間をも短縮化することができる。
【0027】さて、ストレージユニット25は、1頁分
の圧縮データを、ブロックサイズ毎に転送された複数ブ
ロックで記憶することになる。ここで、ストレージユニ
ット25においては、ブロック番号が、転送されたブロ
ックの順番で付与され、これらのブロックは、制御部2
6によって頁単位で管理される。例えば、図5に示すよ
うに、原稿Aに対応する圧縮データは、ブロック(1)
〜(4)にて連続して記憶され、同様に原稿Bに対応す
る圧縮データは、ブロック(5)〜(17)にて、原稿
Cに対応する圧縮データは、ブロック(17)〜(2
0)にてそれぞれ記憶される。なお、1頁分の圧縮デー
タ容量は原稿サイズなどにより異なるので、ブロック数
も当然に異なる。
【0028】一方、このように記憶された圧縮データ
は、読出の際には、所望の原稿の頁を指定することによ
り、当該頁に対応するブロックが番号の若い順番で、ブ
ロック毎に読み出される。そこで、次にストレージユニ
ット25に記憶された圧縮データがバッファメモリ23
を介して画像圧縮伸張部22に転送されるまでの工程に
ついて説明する。図4は、当該工程を示すフローチャー
トである。この工程は、図3に示したバッファメモリ2
3への格納動作後に行なわれるものであり、ストレージ
ユニット25からの読取、バッファメモリ23への格
納、およびバッファメモリ23から画像圧縮伸張部22
までの転送を示す。
【0029】はじめに、制御部26は、読み出した圧縮
データをバッファメモリ23に格納すべき格納位置を設
定し(ステップSc1)、指定された頁に対応するブロ
ック番号を読出ブロック番号として設定し(ステップS
c2)、さらに、バッファメモリ23から圧縮データを
読み出すべき読出位置を、設定された格納位置にシフト
させる(ステップSc3)。
【0030】次に、制御部26は、ステップSc4にお
いて、1ブロックサイズの圧縮データを格納する分だけ
の領域がバッファメモリ23に存在するか否かを判別す
る。領域が存在しない場合、処理手順は、再びステップ
Sc4に戻り、当該領域が確保されるまで循環し続け
る。さて、当該領域が存在する場合、ステップSc4の
判別結果は「Yes」となって、制御部26は、ステッ
プSc5において、ストレージユニット25から、設定
された読出ブロック番号の圧縮データを読み出してバッ
ファメモリ23に転送し、次のステップSc6におい
て、転送された圧縮データを、バッファメモリ23に、
設定された格納位置にて格納する。
【0031】次に、制御部26は、ステップSc7にお
いて、バッファメモリ23に格納した圧縮データを伸張
した場合のデータサイズが確定したか否かを判別する。
確定しないのであれば、処理手順は後述するステップS
c10にスキップする一方、確定したのであれば、制御
部26は、確定した分の圧縮データを、画像圧縮伸張部
22に転送し(ステップSc8)、格納した次の圧縮デ
ータを読み出すべく、バッファメモリ23の読出位置を
シフトさせる(ステップSc9)。
【0032】そして、制御部26は、ステップSc10
において、ストレージユニット25からのバッファメモ
リ23への圧縮データの転送、およびバッファメモリ2
3から画像圧縮伸張部22への圧縮データの転送が、双
方ともに終了したかを判別する。終了したのであれば、
転送すべきデータはすべて転送したので、この工程は終
了する一方、終了していないのであれば、次のステップ
Sc11、Sc12の処理が行なわれる。すなわち、制
御部26は、次のブロックに属する圧縮データを格納す
べく、バッファメモリ23の格納位置を、1ブロックサ
イズ分だけシフトさせ(ステップSc11)、次のブロ
ックに対応する圧縮データを読み出すべく、読出ブロッ
ク番号を次の番号に設定する(ステップSc12)。バ
ッファメモリ23への転送は、バッファメモリ23に格
納領域が存在しないとできないので、ステップSc12
の処理後には、処理手順がステップSc4に戻る。
【0033】そして、制御部26が、ステップSc4〜
Sc12の処理を繰り返し実行する結果、ストレージユ
ニット25に記憶された圧縮データは、バッファメモリ
23に格納領域が存在する限り、ブロック番号の順番で
格納される一方で、格納された圧縮データは、伸張後の
データサイズが確定する毎に、画像圧縮伸張部22に転
送される。画像圧縮伸張部22に転送された圧縮データ
は、伸張されて、元の画像データに復号化される。この
後、当該画像データは、前述したように、ラインバッフ
ァ21を介して同期信号SYNCに同期して画像出力部30
に供給され、画像出力部30は、当該画像データにした
がって画像形成を行なう。
【0034】このように、本実施形態によれば、ストレ
ージユニット25から圧縮データを読み出して伸張する
場合であって、ストレージユニット25からの読出速度
と、画像出力部30への転送速度とが大幅に相違する場
合であっても、伸張した画像データに基づいて画像形成
を行なうことができる。しかも、ストレージユニット2
5からの読出の際には、格納領域が存在し、かつ指定さ
れた1頁分の圧縮データのうち、最初のブロックに相当
するものがバッファメモリ23に格納された時点から、
バッファメモリ23から画像圧縮伸張部22への転送が
開始されるので(ステップSc5)、1頁分の圧縮デー
タのすべてをバッファメモリ23に格納するまで転送待
機する必要がなく、それだけ転送待機時間を短縮するこ
とができる。
【0035】なお、上述した実施形態におけるラインバ
ッファ22は、画像データの形式変換を主目的として設
けられるものであるから、画像入力部10から出力され
るデータの形式と、画像圧縮伸張部22に要求されるデ
ータ形式とが一致し、かつ、画像圧縮伸張部22により
伸張されたデータ形式と、画像出力部30に要求される
データ形式とが一致する場合には、敢えて設ける必要は
ない。また、本実施形態では、圧縮・伸張アルゴリズム
としてJPEG方式を用いたが、本願はこれに限られな
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。1頁分のデータが格納されるま
で転送待機をする必要がなく、ブロックが揃った時点で
転送することができるので、転送待機時間を短縮するこ
とが可能となる(請求項1、2)。 格納と、転送とが並行して行なわれるので、第2の記憶
手段として必要とされる容量を少なくすることが可能と
なる(請求項3、4)。 すでに記憶されたデータを読み出す際においても、第2
の記憶手段として必要とされる容量を少なくすることが
でき、しかも、転送待機時間を短縮することが可能とな
る(請求項5、6)。 転送待機時間を短縮して、しかも、第2の記憶手段とし
て必要とされる容量を少なくして、画像形成を行なうこ
とが可能となる(請求項)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態において、画像入力部から出力さ
れた画像データがバッファメモリに格納されるまでの工
程を示すフローチャートである。
【図3】 同実施形態において、バッファメモリに格納
された符号化データがストレージユニットに記憶される
までの工程を示すフローチャートである。
【図4】 同実施形態において、ストレージユニットに
記憶された符号化データがバッファメモリを介して画像
圧縮伸張部に転送されるまでの工程を示すフローチャー
トである。
【図5】 ストレージユニットの記憶状態を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10……画像入力部(画像入力手段)、 22……画像圧縮伸張手段(圧縮手段、伸張手段)、 23……バッファメモリ(第2の記憶手段)、 25……ストレージユニット(第1の記憶手段)、 26……制御部(書込制御手段、読出制御手段、 30……画像出力部(画像出力手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/60 H04N 1/21 H04N 1/41 - 1/419

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段により読み取った画像デー
    タを、圧縮手段により圧縮した後、転送速度に上限を有
    する第1の記憶手段に転送して記憶する一方、必要に応
    じて前記第1の記憶手段から圧縮された画像データを任
    意に読み出すとともに、伸張手段により伸張した後、当
    該画像データを画像出力手段に出力す る画像データの記憶方法において、画像データを、入力
    順に前記圧縮手段により圧縮し、前記第1の記憶手段よ
    りも転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手段に格納す
    る第1の過程と、圧縮された1頁分の画像 データを任意に分割しブロッ
    のデータが所定のブロック数分、前記第2の記憶手段
    に格納されると、当該ブロックのデータを、前記第1の
    記憶手段に転送して記憶させる第2の過程と、 転送された複数ブロックのデータを頁単位で管理し、読
    み出しの際には、指定された頁に対応するブロックのデ
    ータを読み出す第3の過程とを具備することを特徴とす
    る画像データの記憶方法。
  2. 【請求項2】 画像入力手段により読み取った画像デー
    タを、圧縮手段により圧縮した後、転送速度に上限を有
    する第1の記憶手段に転送して記憶する一方、必要に応
    じて前記第1の記憶手段から圧縮された画像データを任
    意に読み出すとともに、伸張手段により伸張した後、当
    該画像データを画像出力手段に出力する画像データの記
    憶装置において、 画像データを、入力順に前記圧縮手段により圧縮して格
    納する第2の記憶手段であって、前記第1の記憶手段よ
    りも転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手段と、圧縮された1頁分の画像 データを任意に分割しブロッ
    のデータが所定のブロック数分、前記第2の記憶手段
    に格納されると、当該ブロックのデータを、前記第1の
    記憶手段に転送して記憶させる書込制御手段と、 転送された複数ブロックのデータを頁単位で管理し、読
    み出しの際には、指定された頁に対応するブロックのデ
    ータを前記第1の記憶手段から読み出す読出制御手段
    を具備することを特徴とする画像データの記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記書込制御手段は、前記第2の記憶手
    段に格納されたデータ量が所定量となる毎に、当該所定
    量のデータを1ブロックとして前記第1の記憶手段に転
    送して記憶させることを特徴とする請求項2記載の画像
    データの記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手
    段、あるいは前記書込制御手段は、それぞれ、前記画像
    入力手段および前記画像出力手段に同期して、記憶、格
    納、転送、あるいは管理を行なうことを特徴とする請求
    項2または3記載の画像データの記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記読出制御手段は、読み出したブロッ
    クのデータを、前記第2の記憶手段に格納させ 前記第2の記憶手段は、格納したデータを、伸張した場
    合のデータ量が確定する毎に、当該データ量のデータを
    前記伸張手段に転送することを特徴とする請求項2記載
    の画像データの記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手
    段、前記書込手段、あるいは前記読出制御手段は、それ
    ぞれ、前記画像入力手段および前記画像出力手段に同期
    して、記憶、格納、転送、管理、あるいは読出を行なう
    ことを特徴とする請求項5記載の画像データの記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 画像入力手段により読み取った画像デー
    タを、圧縮手段により圧縮した後、転送速度に上限を有
    する第1の記憶手段に転送して記憶する一方、必要に応
    じて前記第1の記憶手段から圧縮された画像データを任
    意に読み出すとともに、伸張手段により伸張した後、当
    該画像データを画像出力手段に出力する画像データの記
    憶装置において、 画像データを、入力順に前記圧縮手段により圧縮して格
    納する第2の記憶手段であって、前記第1の記憶手段よ
    りも転送速度の上限が緩やかな第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に格納されたデータを任意に分割し
    てブロック化し、ブロック毎に、前記第1の記憶手段に
    転送して記憶させる書込制御手段と、圧縮された1頁分の画像 データを任意に分割しブロッ
    のデータが所定のブロック数分、前記第2の記憶手段
    に格納されると、当該ブロックのデータを、前記第1の
    記憶手段に転送して記憶させる書込制御手段と、 転送された複数ブロックのデータを頁単位で管理し、読
    み出しの際には、指定された頁に対応するブロックのデ
    ータを前記第1の記憶手段から読み出して、前記第2の
    記憶手段に格納させる読出制御手段と を備え、前記第2の記憶手段は、格納したデータを、伸
    張した場合のデータ量が確定する毎に、当該データ量を
    前記伸張手段に転送し、 前記画像出力手段は、前記伸張手段により伸張された画
    像データに基づき画像形成を行なうことを特徴とする画
    像形成装置。
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