JP2003152906A - プリペイド式移動通信システム、プリペイドカード番号入力方法 - Google Patents

プリペイド式移動通信システム、プリペイドカード番号入力方法

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JP2003152906A
JP2003152906A JP2001350199A JP2001350199A JP2003152906A JP 2003152906 A JP2003152906 A JP 2003152906A JP 2001350199 A JP2001350199 A JP 2001350199A JP 2001350199 A JP2001350199 A JP 2001350199A JP 2003152906 A JP2003152906 A JP 2003152906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャージ操作を効率良く行うことのできるプ
リペイド式移動通信システム、プリペイドカード番号入
力方法を実現する。 【解決手段】 チャージ処理に必要な情報である正当な
プリペイドカード番号だけをチャージサービスノード1
40において複数まとめて受付け、その番号に対するチ
ャージ処理結果を、移動通信端末110の利用者へ別途
通知する。こうすることにより、チャージ処理のための
利用者側での待ち時間を短縮し、利用者側でのチャージ
操作の効率化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリペイド式移動通
信システム、プリペイドカード番号入力方法に関し、特
に利用者が入手したプリペイドカードの料金に応じた通
信量とその通信量に対応する有効期限だけ移動通信端末
を通信可能とするプリペイド式移動通信サービス提供方
法と、利用者が入手したプリペイドカードの料金を移動
通信サービス利用料金へ補填するプリペイド式移動通信
サービス提供方法が適用されるプリペイド式移動通信シ
ステム、プリペイドカード番号入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイド式携帯電話機は、専用の端末
を購入し、それにプリペイドカードを組み合わせて使用
するものである。利用するにあたっては、まず、購入し
たカードに記載されているカード番号及び電話番号を、
端末を使ってチャージサービスノードに登録するチャー
ジ操作を行う必要がある。このチャージ操作を行うこと
により、カードで購入した度数分だけ発信可能となる。
【0003】一般に、プリペイド式携帯電話機には有効
期限がある。すなわち、最初に買ったときのまま、新た
にカードを追加しないで放っておくと、やがて有効期限
が切れ、電話をかけるだけでなく、受けることもできな
くなる。この有効期限は3種類ある。最初に訪れるのが
度数有効期限である。これは登録後しばらくしてくるも
ので、それまでに使い切らなかったカードの度数はすべ
て無効になる。追ってやってくるのが着信有効期限であ
る。度数を全部使い切ったり、上記の度数有効期限がき
て発信できなくなったりしても、しばらくの間は電話を
受けることだけなら可能である。
【0004】更に、その後に番号保持期限があり、上記
の着信有効期限が過ぎた後もわずかの期間は電話番号を
残しておくものである。この着信有効期限を過ぎると同
じ電話番号が使えなくなり、新たにカードを購入して登
録し直す必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリペ
イド式移動通信システムではプリペイドカード番号の入
力によるチャージ操作において、プリペイドカード番号
それぞれについて個別に入力及びチャージ処理を行い、
チャージ結果を確認していた。その場合、複数枚のプリ
ペイドカードについてチャージ操作をする時は、その操
作(プリペイドカード番号入力及びチャージ処理)をプ
リペイドカード番号毎に繰り返す必要がある。したがっ
て、チャージ操作に慣れたユーザにとっては、複数回の
操作が煩わしく、手間と待ち時間がかかるという欠点が
あった。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はチャージ操作
を効率良く行うことのできるプリペイド式移動通信シス
テム、プリペイドカード番号入力方法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
プリペイド式移動通信システムは、移動通信端末を利用
するためのプリペイドカードを用いてユーザが行うチャ
ージ操作後に、前記移動通信端末による通信を許可する
プリペイド式移動通信システムであって、前記チャージ
操作において入力されたプリペイドカード番号を複数ま
とめて受付ける受付け手段と、前記受付け手段によって
複数まとめて受付けたプリペイドカード番号に対応する
通信を許可する通信許可手段とを含むことを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項2によるプリペイド式移動
通信システムは、請求項1において、前記通信許可手段
は、前記受付け手段によって複数まとめて受付けたプリ
ペイドカード番号に対応する通信量を、前記移動通信端
末が通信可能な通信量として登録することを特徴とす
る。本発明の請求項3によるプリペイド式移動通信シス
テムは、請求項1又は2において、前記通信許可手段に
よる登録結果を前記移動通信端末に通知する手段を更に
含むことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4によるプリペイド式移動
通信システムは、請求項1〜3のいずれか1項におい
て、前記受付け手段によって複数まとめて受付けたプリ
ペイドカード番号に対応する料金を、前記移動通信端末
を利用するための料金として補填する料金補填手段を更
に含むことを特徴とする。本発明の請求項5によるプリ
ペイド式移動通信システムは、請求項4において、前記
料金補填手段による補填結果を前記移動通信端末に通知
する手段を更に含むことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6によるプリペイド式移動
通信システムは、請求項1〜5のいずれか1項におい
て、前記受付け手段による受付後に、前記移動通信端末
との通信を一旦切断する手段を更に含むことを特徴とす
る。本発明の請求項7によるプリペイドカード番号入力
方法は、移動通信端末を利用するためのプリペイドカー
ドを用いてユーザが行うチャージ操作後に、前記移動通
信端末による通信を許可するプリペイドカード番号入力
方法であって、前記チャージ操作において入力されたプ
リペイドカード番号を複数まとめて受付ける受付けステ
ップと、前記受付けステップにおいて複数まとめて受付
けたプリペイドカード番号に対応する通信を許可する通
信許可ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項8によるプリペイドカード
番号入力方法は、請求項7において、前記通信許可ステ
ップにおいては、前記受付けステップにおいて複数まと
めて受付けたプリペイドカード番号に対応する通信量
を、前記移動通信端末が通信可能な通信量として登録す
ることを特徴とする。本発明の請求項9によるプリペイ
ドカード番号入力方法は、請求項7又は8において、前
記通信許可ステップにおける登録結果を前記移動通信端
末に通知するステップを更に含むことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項10によるプリペイドカー
ド番号入力方法は、請求項7〜9のいずれか1項におい
て、前記受付けステップにおいて複数まとめて受付けた
プリペイドカード番号に対応する料金を、前記移動通信
端末を利用するための料金として補填する料金補填ステ
ップを更に含むことを特徴とする。本発明の請求項11
によるプリペイドカード番号入力方法は、請求項10に
おいて、前記料金補填ステップにおける補填結果を前記
移動通信端末に通知するステップを更に含むことを特徴
とする。
【0013】本発明の請求項11によるプリペイドカー
ド番号入力方法は、請求項7〜11のいずれか1項にお
いて、前記受付けステップにおける受付後に、前記移動
通信端末との通信を一旦切断するステップを更に含むこ
とを特徴とする。要するに本発明においては、チャージ
処理に必要な情報である正当なプリペイドカード番号だ
けを複数先行受付けし、その番号に対するチャージ処理
結果を別途利用者へ通知することにより、チャージ処理
のための利用者側での待ち時間を短縮し、利用者側での
チャージ操作の効率化を実現できるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号
が付されている。図1は本発明による移動通信システム
の実施の一形態を示すブロック図である。同図に示され
ている移動通信システム100は、移動通信端末110
と、基地局装置120と、加入者交換機130と、チャ
ージサービスノード140と、サービス制御ノード15
0と、利用者が入手するプリペイドカード160とを含
んで構成されている。
【0015】チャージサービスノード140は、図2に
示されているように、移動通信端末からの電文を受信す
る140aと、プリペイドカード番号の判定結果を作成
するプリペイドカード番号判定結果作成部140bと、
サービス制御ノードへの電文を作成する電文作成部14
0cと、サービス制御ノードへの電文を送信する電文送
信部140dと、移動通信端末切断処理を行う移動通信
端末切断処理部140eと、プリペイドカード番号の判
定を行うプリペイドカード番号判定部140fと、移動
通信端末への電文を送信する電文送信部140gと、プ
リペイドカード番号の処理状態を管理するプリペイドカ
ード番号状態管理部140hと、サービス制御ノードか
らの電文を受信する電文受信部140iと、プリペイド
カード番号を管理するデータベースからなるプリペイド
カード番号管理部140jと、サービス制御ノードから
のチャージ結果を判定するチャージ結果判定部140k
と、チャージ規制が行われているか否かを判定するチャ
ージ規制判定部140mとを含んで構成されている。
【0016】以上の構成により、チャージサービスノー
ド140は、発行済みの各プリペイドカードについて、
プリペイドカード番号、通信量、通信量の有効期限、使
用状態を予め管理している。チャージサービスノード1
40は、サービス制御ノード150から通知された移動
通信端末110の電話番号に対応し、前回の移動通信端
末110からの接続時にチャージ処理申込みのあったプ
リペイドカード番号があれば、そのプリペイドカード番
号の処理状況(「チャージ処理済み」又は「チャージ処
理異常」)を移動通信端末110へ通知し、当該移動通
信端末110がチャージ規制されているか否かを判定す
る。
【0017】ここで、チャージ規制とは、移動通信端末
110から所定期間内(例えば1日の間)に不正なプリ
ペイドカード番号が何度か通知された場合に、その移動
通信端末110を所定期間だけ使用不可にすることをい
う。不正なプリペイドカード番号とは、チャージサービ
スノード140に未登録の番号、使用済みの番号などを
いう。チャージサービスノード140は、チャージ規制
された移動通信端末110の電話番号を管理しており、
サービス制御ノード150から通知された移動通信端末
110の電話番号とこの管理している電話番号とを照合
して、移動通信端末110がチャージ規制されているか
否かを判定する。
【0018】サービス制御ノード150は、図3に示さ
れているように移動通信端末からの電文を受信する電文
受信部250aと、サービス提供可否を判定するサービ
ス提供可否判定部250bと、チャージサービスノード
への電文を作成する電文作成部250cと、チャージサ
ービスノードへの電文を送信する電文送信部250d
と、チャージサービスノードからの電文を受信する電文
受信部250eと、通信量及び有効期限の設定を行う通
信量・有効期限設定部250fと、通信量及び有効期限
の設定結果を作成する通信量・有効期限設定結果作成部
250gとを含んで構成されている。以上の構成によ
り、サービス制御ノード150は、プリペイド式移動通
信サービスを受けることが可能な各移動通信端末110
の電話番号、通信量、通信量の有効期限を予め管理して
いる。この通信量が有効期限内であれば、移動通信端末
110はプリペイド式移動通信サービスを受けることが
でき、この通信量は通話時間に応じて減算される。
【0019】かかる構成からなる本システムにおいて、
利用者がプリペイド式移動通信サービスの通信量を登録
する場合、当該利用者によって入手されたプリペイドカ
ード160のプリペイドカード番号に対応する通信量を
サービス制御ノード150に設定する必要がある。以下
にその設定時の処理を説明する。移動通信端末110
は、利用者の所定の操作に応じて、チャージサービスノ
ード140へ電話をかけて当該移動通信端末110の電
話番号と、プリペイドカード160が有するプリペイド
カード番号を基地局装置120及び加入者交換機130
を介してチャージサービスノード140へ送信する。
【0020】サービス制御ノード150は、チャージサ
ービスノード140を介して移動通信端末110の電話
番号を受信すると、この電話番号と管理している電話番
号とを照合して、移動通信端末110に対しプリペイド
式移動通信サービスを提供することが可能か否かを判定
する。移動通信端末110に対し、プリペイド式移動通
信サービスを提供することができない場合には、サービ
ス制御ノード150は、移動通信端末110との通信を
強制的に切断する。一方、移動通信端末110に対し、
プリペイド式移動通信サービスを提供できる場合には、
サービス制御ノード150は、移動通信端末110との
通信の接続先をチャージサービスノード140に切り替
えるとともに、移動通信端末110の電話番号とサービ
ス制御ノード150で保持する通信量とその通信量の有
効期限をチャージサービスノード140へ通知する。従
ってこれ以降、移動通信端末110とチャージサービス
ノード140との間で通信が行われることになる。
【0021】ところで、移動通信端末110がチャージ
規制されている場合には、チャージサービスノード14
0は、移動通信端末110との通信を強制的に切断す
る。一方、移動通信端末110がチャージ規制されてい
ない場合には、チャージサービスノード140は、移動
通信端末110からプリペイドカード番号の通知を受け
付け、そのプリペイドカード番号の番号形式(桁数、構
成文字)が正当なものであるか否かの判定、そのプリペ
イドカード番号が正当なもの(登録済みでかつ未使用)
であるか否かの判定を行う。
【0022】この判定の結果、正当な番号であれば、そ
の旨をチャージサービスノード140から移動通信端末
110へ通知し、次のプリペイドカード番号の入力を受
け付け同様にカード番号の正当性チェックを行う。繰り
返し受け付け可能なプリペイドカード番号の数は予め規
定しても良いし、規定しなくても良い。移動通信端末1
10から所定期間内(例えば1日の間)に不正なプリペ
イドカード番号が何度か通知された場合は、その移動通
信端末110を所定期間だけ使用不可にする。移動通信
端末110からチャージサービスノード140へのカー
ド番号入力の完了が通知されたら、一旦、移動通信端末
110とチャージサービスノード140との接続をす
る。
【0023】次に、チャージサービスノード140は、
サービス制御ノード150から通知された通信量の有効
期限が過ぎていなければ、サービス制御ノード150か
ら通知された通信量に正当な扱いとされた全てのプリペ
イドカード番号に対応する通信量を加算したものとその
通信量の有効期限をサービス制御ノード150へ通知す
る。そして、チャージサービスノード140は、そのプ
リペイドカード番号を「チャージ処理中」の状態として
保持する。
【0024】サービス制御ノード150から通知された
通信量の有効期限が過ぎていれば、正当な扱いとされた
全てのプリペイドカード番号に対応する通信量とその通
信量の有効期限とをサービス制御ノード150へ通知す
る。そして、チャージサービスノード140は、そのプ
リペイドカード番号を「チャージ処理中」の状態として
保持する。サービス制御ノード150は、予め管理する
移動通信端末110の電話番号に対応する通信量、通信
量の有効期限に対し、チャージサービスノード140か
ら通知された通信量は上書きし、通信量の有効期限を加
算し、その結果をチャージサービスノード140に通知
する。その結果が正常であれば、チャージサービスノー
ド140は「チャージ処理中」であったプリペイドカー
ド番号の状態を「チャージ処理済み」に変更し、異常で
あれば「チャージ処理異常」に変更する。
【0025】また、サービス制御ノード150からの通
知結果が正常の場合のみ、チャージサービスノード14
0が保持するプリペイドカードのデータベース上も該当
のプリペイドカードを使用済みとする。これにより、移
動通信端末110はプリペイド式移動通信サービスを受
けることが可能となる。チャージサービスノード140
で保持する予め移動通信端末110より入力されたプリ
ペイドカード番号についてのサービス制御ノード150
へのチャージ処理結果は図4に示されているように保持
される。
【0026】同図においては、移動通信端末の番号、プ
リペイドカードの番号、及び、サービス制御ノード又は
料金システムへのチャージ結果を登録項目としている。
同図を参照すると、「090−1111−2222」を
電話番号とする移動端末に関しては、プリペイドカード
番号「123…89」、「234…78」及び「345
…67」について「チャージ処理済み」である。また、
「090−3333−4444」を電話番号とする移動
端末に関しては、プリペイドカード番号「456…7
6」及び「567…99」について「チャージ処理異
常」である。さらに、「090−5555−6666」
を電話番号とする移動端末に関しては、プリペイドカー
ド番号「456…55」及び「567…66」について
「チャージ処理中」である。以上のように、チャージ結
果が登録される。
【0027】次に、移動通信端末110からチャージサ
ービスノード140へ接続があると、チャージサービス
ノード140は、保持しているその移動通信端末110
に対応する先行入力されたプリペイドカード番号のサー
ビス制御ノード150へのチャージ処理結果を通知す
る。チャージ処理結果が「チャージ処理中」であれば、
利用者はしばらく時間を置いて移動通信端末110から
チャージサービスノード140へ接続しチャージ処理結
果を確認する。
【0028】プリペイド式移動通信サービスを利用した
通信時の処理は以下のようになる。移動通信端末110
からの発呼信号は、基地局装置120及び加入者交換機
130を介してサービス制御ノード150へ送られる。
サービス制御ノード150は、この発呼信号に含まれる
移動通信端末110の電話番号に対応付けられた通信量
及び有効期限を特定する。次に、サービス制御ノード1
50は、通話量の有効期限が経過している場合には、例
えば通信できない旨のアナウンス音声を移動通信端末1
10に送信する。一方、サービス制御ノード150は、
有効期限が経過していない場合には、通信開始以降、通
話量を減算する処理を行う。
【0029】図5は、図1に示されているプリペイド式
移動通信システムにおいて、プリペイドカード番号に対
応する通信量をサービス制御ノード150に設定する処
理のシーケンス図である。なお、同図は、移動通信端末
110からチャージサービスノード140ヘプリペイド
カード番号が送信される場合の例である。移動通信端末
110は、利用者の所定の操作に応じて、サービス制御
ノード150へ電話をかけて当該移動通信端末110の
電話番号を送信する(ステップS1)。サービス制御ノ
ード150は、この送信された電話番号に基づいて、移
動通信端末110に対し、プリペイド式移動通信サービ
スを提供することが可能か否かを判定する(ステップS
2)。移動通信端末110に対し、プリペイド式移動通
信サービスを提供することができない場合には、サービ
ス制御ノード150は、移動通信端末110との通信を
強制的に切断する。これにより、一連の処理が終了す
る。
【0030】一方、移動通信端末110に対し、プリペ
イド式移動通信サービスを提供することができる場合に
は、サービス制御ノード150はその移動通信端末11
0の電話番号に対応する通信量とその通信量の有効期限
をチャージサービスノード140へ送信する(ステップ
S3)。チャージサービスノード140は、サービス制
御ノード150から通知された移動通信端末110の電
話番号に対応し、前回の移動通信端末110からの接続
時にチャージ処理申込みのあったプリペイドカー下番号
があれば、そのプリペイドカード番号の処理状況(「チ
ャージ処理済み」又は「チャージ処理異常」)を移動通
信端末110へ通知し、その移動通信端末110の電話
番号がチャージ規制されているか否かを判定する(ステ
ップS4)。移動通信端末110がチャージ規制されて
いる場合には、チャージサービスノード140は、移動
通信端末110との通信を強制的に切断する。これによ
り一連の処理が終了する。
【0031】一方、移動通信端末110がチャージ規制
されていない場合には、移動通信端末110はチャージ
サービスノード140へプリペイドカード番号を送信す
る(ステップS5)。チャージサービスノード140
は、移動通信端末110からのプリペイドカード番号を
複数まとめて受け付け、そのプリペイドカード番号の番
号形式(桁数、構成文字)が正当なものであるか否かの
判定、そのプリペイドカード番号が正当なもの(登録済
みでかつ未使用)であるか否かの判定を行う(ステップ
S6)。
【0032】この判定の結果、正当な番号であれば、そ
の旨をチャージサービスノード140から移動通信端末
110へ通知し(ステップS7)、次のプリペイドカー
ド番号の入力を受け付け同様にカード番号の正当性チェ
ックを行う(ステップS6)。繰り返し受け付け可能な
プリペイドカード番号の数は予め規定しても良いし、規
定しなくても良い。移動通信端末110から所定期間内
(例えば1日の間)に不正なプリペイドカード番号が何
度か通知された場合は、その移動通信端末110を所定
期間だけ使用不可にする。移動通信端末110からチャ
ージサービスノード140へのカード番号入力の完了が
通知されたら(ステップS8)、一旦、移動通信端末1
10とチャージサービスノード140との接続を切断す
る(ステップS9)。このステップS9において移動通
信端末との接続を一旦切断するので、それ以降の処理で
システム負荷等により時間を要しても、移動通信端末と
の接続パスの保留(利用者の待ち時間)を無くすことが
できる。
【0033】次に、チャージサービスノード140は、
サービス制御ノード150から通知された通信量の有効
期限が過ぎていなければ、サービス制御ノード150か
ら通知された通信量に正当な扱いとされた全てのプリペ
イドカード番号に対応する通信量を加算したものとその
通信量の有効期限とをサービス制御ノード150へ通知
し、チャージサービスノード140は、そのプリペイド
カード番号を「チャージ処理中」の状態として保持す
る。サービス制御ノード150から通知された通信量の
有効期限が過ぎていれば、正当な扱いとされた全てのプ
リペイドカード番号に対応する通信量とその通信量の有
効期限とをサービス制御ノード150へ通知し、チャー
ジサービスノード140は、そのプリペイドカード番号
を「チャージ処理中」の状態として保持する(ステップ
S10)。
【0034】サービス制御ノード150は、予め管理す
る移動通信端末110の電話番号に対応する通信量、通
信量の有効期限に対し、チャージサービスノード140
から通知された通信量は上書きし、通信量の有効期限を
加算し、その結果をチャージサービスノード140に通
知する(ステップS11)。その結果が正常であれば、
チャージサービスノード140は「チャージ処理中」で
あったプリペイドカード番号の状態を「チャージ処理済
み」に変更し、異常であれば「チャージ処理異常」に変
更する(ステップS12)。また、サービス制御ノード
150からの通知結果が正常の場合のみ、チャージサー
ビスノード140が保持するプリペイドカードのデータ
ベース上も該当のプリペイドカードを使用済みとする
(ステップS13)。これにより、移動通信端末110
はプリペイド式移動通信サービスを受けることが可能と
なる。
【0035】次に、移動通信端末110からチャージサ
ービスノード140へ接続があると(前述のステップS
3)、チャージサービスノード140は、保持している
その移動通信端末110に対応する先行入力されたプリ
ペイドカード番号のサービス制御ノード150へのチャ
ージ処理結果を通知する(前述のステップS4)。チャ
ージ処理結果が「チャージ処理中」であれば、利用者は
しばらく時間を置いて移動通信端末110からチャージ
サービスノード140へ接続しチャージ処理結果を確認
する。
【0036】以上説明したプリペイド式移動通信システ
ムでは、チャージ操作において入力されたプリペイドカ
ード番号を複数まとめて受付け、この複数まとめて受付
けたプリペイドカード番号に対応する通信を許可してい
るので、チャージ操作の効率化が図れる。図6は、本発
明によるプリペイド式移動通信システムの他の実施形態
を示すブロック図である。同図に示されている移動通信
システム200は、移動通信端末210と、基地局装置
220と、加入者交換機230と、チャージサービスノ
ード240と、サービス制御ノード250と、利用者が
入手するプリペイドカード260と、料金システム27
0とを含んで構成されている。
【0037】チャージサービスノード240は、図7に
示されているように、移動通信端末からの電文を受信す
る240aと、プリペイドカード番号の判定結果を作成
するプリペイドカード番号判定結果作成部240bと、
料金システムへの電文を作成する電文作成部240c
と、料金システムへの電文を送信する電文送信部240
dと、移動通信端末切断処理を行う移動通信端末切断処
理部240eと、プリペイドカード番号の判定を行うプ
リペイドカード番号判定部240fと、移動通信端末へ
の電文を送信する電文送信部240gと、プリペイドカ
ード番号の処理状態を管理するプリペイドカード番号状
態管理部240hと、サービス制御ノードからの電文を
受信する電文受信部240iと、チャージ規制が行われ
ているか否かを判定するチャージ規制判定部240j
と、プリペイドカード番号を管理するデータベースから
なるプリペイドカード番号管理部240kと、料金シス
テムからのチャージ結果を判定するチャージ結果判定部
240mと、料金システムからの電文を受信する電文受
信部240nとを含んで構成されている。
【0038】以上の構成により、チャージサービスノー
ド240は、発行済みの各プリペイドカードについて、
プリペイドカード番号、プリペイドカード番号に対応す
る料金、使用状態を予め管理している。チャージサービ
スノード240は、サービス制御ノード150から通知
された移動通信端末110の電話番号に対応し、前回の
移動通信端末110からの接続時にチャージ処理申込み
のあったプリペイドカード番号があれば、そのプリペイ
ドカード番号の処理状況(「チャージ処理済み」又は
「チャージ処理異常」)を移動通信端末110へ通知
し、当該移動通信端末210がチャージ規制されている
か否かを判定する。
【0039】チャージ規制とは、移動通信端末210か
ら所定期間内(例えば1日の間)に不正なプリペイドカ
ード番号が何度か通知された場合に、その移動通信端末
210を所定期間だけ使用不可にすることをいう。不正
なプリペイドカード番号とは、チャージサービスノード
240に未登録の番号、使用済みの番号などをいう。チ
ャージサービスノード240は、チャージ規制された移
動通信端末210の電話番号を管理しており、サービス
制御ノード250から通知された移動通信端末210の
電話番号とこの管理している電話番号とを照合して、移
動通信端末210がチャージ規制されているか否かを判
定する。
【0040】サービス制御ノード250は、図8に示さ
れているように、移動通信端末からの電文を受信する電
文受信部250aと、サービス提供可否を判定するサー
ビス提供可否判定部250bと、チャージサービスノー
ドへの電文を作成する電文作成部250cと、チャージ
サービスノードへの電文を送信する電文送信部250d
とを含んで構成されている。以上の構成により、サービ
ス制御ノード250は、プリペイド式移動通信サービス
の利用料にプリペイドカード260の料金を補填するこ
とが可能な各移動通信端末210の電話番号を予め管理
している。サービス制御ノード260は、移動通信端末
210の電話番号を受信すると、この電話番号と管理し
ている電話番号とを照合して、移動通信端末210に対
しプリペイド式移動通信サービスの利用料にプリペイド
カード260の料金を補填することが可能か否かを判定
する。
【0041】料金システム270は、図9に示されてい
るように、チャージサービスノードからの電文を受信す
る電文受信部270aと、プリペイドカード料金を設定
するプリペイドカード料金設定部270bと、プリペイ
ドカード料金設定結果を作成するプリペイドカード料金
設定結果作成部270cと、チャージサービスノードへ
の電文を送信する電文送信部270dとを含んで構成さ
れている。以上の構成により、料金システム270は、
予め管理する移動通信端末210の電話番号に対応する
プリペイド料金に対し、チャージサービスノード240
から通知されたプリペイドカード260の料金を加算
し、その結果をチャージサービスノード240に通知す
る。
【0042】かかる構成からなる本システムにおいて、
利用者がプリペイド式移動通信サービスの利用料にプリ
ペイドカード260の料金を補填する場合、当該利用者
によって入手されたプリペイドカード260のプリペイ
ドカード番号に対応する料金を料金システム270に設
定する必要がある。以下にその通知時の処理を説明す
る。移動通信端末210は、利用者の所定の操作に応じ
て、チャージサービスノード240へ電話をかけて当該
移動通信端末210の電話番号と、プリペイドカード2
60が有するプリペイドカード番号を基地局装置220
及び加入者交換機230を介してチャージサービスノー
ド240へ送信する。
【0043】サービス制御ノード250は、移動通信端
末210の電話番号を受信すると、この電話番号と管理
している電話番号とを照合して、移動通信端末210に
対しプリペイド式移動通信サービスの利用料にプリペイ
ドカード260の料金を補填することが可能か否かを判
定する。この判定の結果、移動通信端末210に対し、
プリペイド式移動通信サービスの利用料にプリペイドカ
ード260の料金を補填することができない場合には、
サービス制御ノード250は、移動通信端末210との
通信を強制的に切断する。一方、移動通信端末210に
対し、プリペイド式移動通信サービスの利用料にプリペ
イドカード260の料金を補填することができる場合に
は、サービス制御ノード250は、移動通信端末210
との通信の接続先をチャージサービスノード240に切
り替えるとともに、移動通信端末210の電話番号をチ
ャージサービスノード240へ通知する。
【0044】従ってこれ以降、移動通信端末210とチ
ャージサービスノード240との間で通信が行われるこ
とになる。移動通信端末210がチャージ規制されてい
る場合には、チャージサービスノード240は、移動通
信端末210との通信を強制的に切断する。一方、移動
通信端末210がチャージ規制されていない場合には、
チャージサービスノード240は、移動通信端末210
からプリペイドカード番号の通知を受け付け、そのプリ
ペイドカード番号の番号形式(桁数、構成文字)が正当
なものであるか否かの判定、そのプリペイドカード番号
が正当なもの(登録済みでかつ未使用)であるか否かの
判定を行う。正当な番号であれば、その旨をチャージサ
ービスノード240から移動通信端末210へ通知し、
次のプリペイドカード番号の入力を受け付け同様にカー
ド番号の正当性チェックを行う。繰り返し受け付け可能
なプリペイドカード番号の数は予め規定しても良いし、
規定しなくても良い。移動通信端末210から所定期間
内(例えば1日の間)に不正なプリペイドカード番号が
何度か通知された場合は、その移動通信端末210を所
定期間だけ使用不可にする。移動通信端末210からチ
ャージサービスノード240へのカード番号入力の完了
が通知されたら、一旦、移動通信端末210とチャージ
サービスノード240の接続を切断する。
【0045】次に、チャージサービスノード240は、
サービス制御ノード250から通知された移動通信端末
210の番号と正当な扱いとされた全てのプリペイドカ
ード番号に対応する料金を加算したものを料金システム
270へ通知し、チャージサービスノード240は、そ
のプリペイドカード番号を「チャージ処理中」の状態と
して保持する。料金システム270は、予め管理する移
動通信端末210の電話番号に対応するプリペイド料金
に対し、チャージサービスノード240から通知された
プリペイドカード260の料金を加算し、その結果をチ
ャージサービスノード240に通知する。
【0046】加算されたプリペイド料金は、移動通信端
末210についての利用者の翌月のプリペイド式移動通
信サービスの利用料に補填される。チャージサービスノ
ード240は「チャージ処理中」であったプリペイドカ
ード番号の状態を「チャージ処理済み」に変更する。ま
た、チャージサービスノード240が保持するプリペイ
ドカードのデータベース上も該当のプリペイドカードを
使用済みとする。これにより、移動通信端末210の利
用者は、翌月のプリペイド式移動通信サービスの利用料
にプリペイドカード260のプリペイド料金を補填でき
る。チャージサービスノード240で保持する予め移動
通信端末210より入力されたプリペイドカード番号に
ついての料金システム270へのチャージ処理結果は上
述の如く、図4に示されているように保持される。
【0047】次に、移動通信端末210からチャージサ
ービスノード240へ接続があると、チャージサービス
ノード240は、保持しているその移動通信端末210
に対応する先行入力されたプリペイドカード番号の料金
システム270へのチャージ処理結果を通知する。チャ
ージ処理結果が「チャージ処理中」であれば、利用者は
しばらく時間を置いて移動通信端末210からチャージ
サービスノード240へ接続しチャージ処理結果を確認
する。
【0048】図10は、図6に示されているプリペイド
式移動通信システムにおいて、プリペイドカード番号に
対応する料金を料金システム270に設定する処理のシ
ーケンス図である。なお、同図は、移動通信端末210
からチャージサービスノード240へプリペイドカード
番号が送信される場合の例である。移動通信端末210
は、利用者の所定の操作に応じて、サービス制御ノード
250へ電話をかけて当該移動通信端末210の電話番
号を送信する(ステップSS1)。サービス制御ノード
250は、この送信された電話番号に基づいて、移動通
信端末210に対し、プリペイド式移動通信サービスの
利用料にプリペイドカード260の料金を補填すること
が可能かを判定する(ステップSS2)。移動通信端末
210に対し、プリペイド式移動通信サービスの利用料
にプリペイドカード260の料金を補填することができ
ない場合には、サービス制御ノード250は、移動通信
端末210との通信を強制的に切断する。これにより、
一連の処理が終了する。
【0049】一方、移動通信端末210に対し、プリペ
イド式移動通信サービスの利用料にプリペイドカード2
60の料金を補填することができる場合には、サービス
制御ノード250はその移動通信端末210の電話番号
をチャージサービスノード240へ送信する(ステップ
SS3)。チャージサービスノード240は、サービス
制御ノード150から通知された移動通信端末110の
電話番号に対応し、前回の移動通信端末110からの接
続時にチャージ処理申込みのあったプリペイドカード番
号があれば、そのプリペイドカード番号の処理状況
(「チャージ処理済み」又は「チャージ処理異常」)を
移動通信端末110へ通知し、その移動通信端末210
の電話番号がチャージ規制されているか否かを判定する
(ステップSS4)。
【0050】移動通信端末210がチャージ規制されて
いる場合には、チャージサービスノード240は、移動
通信端末210との通信を強制的に切断する。これによ
り一連の処理が終了する。一方、移動通信端末210が
チャージ規制されていない場合には、移動通信端末21
0はチャージサービスノード240ヘプリペイドカード
番号を送信する(ステップSS5)。チャージサービス
ノード240は、移動通信端末210からのプリペイド
カード番号を受け付け、そのプリペイドカード番号の番
号形式(桁数、構成文字)が正当なものであるか否かの
判定、そのプリペイドカード番号が正当なもの(登録済
みでかつ未使用)であるか否かの判定を行う(ステップ
SS6)。
【0051】正当な番号であれば、その旨をチャージサ
ービスノード240から移動通信端末210へ通知し
(ステップSS7)、次のプリペイドカード番号の入力
を受け付け同様にカード番号の正当性チェックを行う
(ステップSS6)。繰り返し受け付け可能なプリペイ
ドカード番号の数は予め規定しても良いし、規定しなく
ても良い。移動通信端末210から所定期間内(例えば
1日の間)に不正なプリペイドカード番号が何度か通知
された場合は、その移動通信端末210を所定期間だけ
使用不可にする。移動通信端末210からチャージサー
ビスノード240へのカード番号入力の完了が通知され
たら(ステップSS8)、一旦、移動通信端末210と
チャージサービスノード240の接続を切断する(ステ
ップSS9)。このステップSS9において移動通信端
末との接続を一旦切断するので、それ以降の処理でシス
テム負荷等により時間を要しても、移動通信端末との接
続パスの保留(利用者の待ち時間)を無くすことができ
る。
【0052】次に、チャージサービスノード240は、
サービス制御ノード250から通知された移動通信端末
210の番号と正当な扱いとされた全てのプリペイドカ
ード番号に対応する料金を加算したものを料金システム
270へ通知し、チャージサービスノード240は、そ
のプリペイドカード番号を「チャージ処理中」の状態と
して保持する(ステップSS10)。料金システム27
0は、予め管理する移動通信端末210の電話番号に対
応するプリペイド料金に対し、チャージサービスノード
240から通知されたプリペイドカード260の料金を
加算し、その結果をチャージサービスノード240に通
知する(ステップSS11)。加算されたプリペイド料
金は、移動通信端末210の利用者の翌月のプリペイド
式移動通信サービスの利用料に補填される。チャージサ
ービスノード240は「チャージ処理中」であったプリ
ペイドカード番号の状態を「チャージ処理済み」に変更
する(ステップSS12)。また、チャージサービスノ
ード240が保持するプリペイドカードのデータベース
上も該当のプリペイドカードを使用済みとする(ステッ
プSS13)。これにより、移動通信端末210の利用
者は、翌月のプリペイド式移動通信サービスの利用料に
プリペイドカード260のプリペイド料金を補填でき
る。
【0053】次に、移動通信端末210からチャージサ
ービスノード240へ接続があると(上記のステップS
S3)、チャージサービスノード240は、保持してい
るその移動通信端末210に対応する先行入力されたプ
リペイドカード番号の料金システム270へのチャージ
処理結果を通知する(上記のステップSS4)。チャー
ジ処理結果が「チャージ処理中」であれば、利用者はし
ばらく時間を置いて移動通信端末210からチャージサ
ービスノード240へ接続しチャージ処理結果を確認す
る。
【0054】従って、移動通信端末110及び210か
らのプリペイドカード番号の入力とチャージ操作におい
てプリペイドカード番号毎に入力とチャージ処理を行っ
てチャージ結果を確認する必要がなく、チャージ処理に
必要な正当なカード番号だけを予め入力しておき、別途
そのカード番号でのチャージ処理結果を照会することが
でき、チャージ処理のための利用者側での待ち時間を短
縮し、利用者側でのチャージ操作の効率化が図れる。
【0055】ところで、以上説明したプリペイド式移動
通信システムにおいては、以下のようなプリペイドカー
ド番号入力方法が実現されている。すなわち、移動通信
端末を利用するためのプリペイドカードを用いてユーザ
が行うチャージ操作後に、上記移動通信端末による通信
を許可するプリペイドカード番号入力方法であって、上
記チャージ操作において入力されたプリペイドカード番
号を複数まとめて受付ける受付けステップと、上記受付
けステップにおいて複数まとめて受付けたプリペイドカ
ード番号に対応する通信を許可する通信許可ステップと
を含むプリペイドカード番号入力方法が実現されてい
る。そして、上記通信許可ステップにおいては、上記受
付けステップにおいて複数まとめて受付けたプリペイド
カード番号に対応する通信量を、上記移動通信端末が通
信可能な通信量として登録することを特徴とする。
【0056】また、上記通信許可ステップにおける登録
結果を上記移動通信端末に通知するステップを更に含ん
でも良い。さらに、上記受付けステップにおいて複数ま
とめて受付けたプリペイドカード番号に対応する料金
を、上記移動通信端末を利用するための料金として補填
する料金補填ステップを更に含んでも良い。なお、上記
料金補填ステップにおける補填結果を上記移動通信端末
に通知するステップを更に含んでも良い。そして、上記
受付けステップにおける受付後に、上記移動通信端末と
の通信を一旦切断するステップを更に含んでも良い。
【0057】請求項の記載に関し、本発明は更に以下の
態様を採り得る。 (1)移動通信端末と、プリペイド式移動通信サービス
を制御するサービス制御ノードと、プリペイド式移動通
信サービスの通信量とその通信量の有効期限を登録する
チャージサービスノードを有する移動通信システムにお
いて、前記移動通信端末は前記チャージサービスノード
と通信しプリペイドカード番号を送出する手段を備え、
前記チャージサービスノードは前記移動通信端末からの
前記チャージサービスノードに登録済みかつ未使用であ
る正当なプリペイドカード番号を同時に複数受け付け、
一旦、前記移動通信端末との接続を切断し、その後、受
付けたプリペイドカード番号に対応する通信量を前記移
動通信端末が通信可能な通信量として、またその通信量
の有効期限と合せて前記サービス制御ノードに設定する
手段と、そのカード認証結果と設定結果を保持し、前記
移動通信端末からの再接続時にその結果を前記移動通信
端末へ通知する手段とを含むことを特徴とする。
【0058】(2)移動通信端末と、プリペイド式移動
通信サービスにおいて移動通信サービス利用料にプリペ
イドカードに対応する料金を補填する料金システムと、
前記移動通信端末から入力されたプリペイドカード番号
に対応する料金を前記料金システムへ通知するチャージ
サービスノードを有する移動通信システムにおいて、前
記移動通信端末は前記チャージサービスノードと通信し
プリペイドカード番号を送出する手段を備え、前記チャ
ージサービスノードは前記移動通信端末からの前記チャ
ージサービスノードに登録済みかつ未使用である正当な
プリペイドカード番号を同時に複数受け付け、一旦、前
記移動通信端末との接続を切断し、その後、受付けたプ
リペイドカード番号に対応する料金を前記料金システム
へ通知する手段と、その前記料金システムへの設定結果
を保持し、前記移動通信端末からの再接続時にその結果
を前記移動通信端末へ通知する手段とを含むことを特徴
とする。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動通信
端末からのプリペイドカード番号の入力とチャージ操作
において、チャージ処理に必要な情報である正当なプリ
ペイドカード番号だけを複数まとめて受付けることによ
り、プリペイドカード番号毎に入力とチャージ処理を行
ってチャージ結果を確認する必要がないので、チャージ
処理に必要な正当なカード番号だけを予め入力してお
き、別途そのカード番号でのチャージ処理結果を照会す
ることができ、チャージ処理のための利用者側での待ち
時間を短縮し、利用者側でのチャージ操作の効率化が図
れるという効果がある。また、プリペイドカード番号を
複数まとめて受付けた後に移動通信端末との接続を一旦
切断することにより、それ以降の処理でシステム負荷等
により時間を要しても、移動通信端末との接続パスの保
留(利用者の待ち時間)を無くすことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリペイド式移動通信システムの
実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1におけるチャージサービスノードの構成を
示すブロック図である。
【図3】図1におけるサービス制御ノードの構成を示す
ブロック図である。
【図4】チャージサービスノードで保持する予め移動通
信端末より入力されたプリペイドカード番号についての
サービス制御ノードあるいは料金システムのチャージ処
理結果状況を示す図である。
【図5】利用者がプリペイド式移動通信サービスの通信
量を登録する場合の移動通信システムにおいて、プリペ
イドカード番号に対応する通信量をサービス制御ノード
に設定する処理を示すシーケンス図である。
【図6】本発明によるプリペイド式移動通信システムの
他の実施形態を示すブロック図である。
【図7】図6におけるチャージサービスノードの構成を
示すブロック図である。
【図8】図6におけるサービス制御ノードの構成を示す
ブロック図である。
【図9】図6における料金システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】利用者がプリペイド式移動通信サービスの通
信量を登録する場合の移動通信システムにおいて、プリ
ペイドカード番号に対応する通信量をサービス制御ノー
ドに設定する処理を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
100、200 移動通信システム 110、210 移動通信端末 120、220 基地局装置 130、230 加入者交換機 140、240 チャージサービスノード 150、250 サービス制御ノード 160、260 プリペイドカード 270 料金システム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信端末を利用するためのプリペイ
    ドカードを用いてユーザが行うチャージ操作後に、前記
    移動通信端末による通信を許可するプリペイド式移動通
    信システムであって、前記チャージ操作において入力さ
    れたプリペイドカード番号を複数まとめて受付ける受付
    け手段と、前記受付け手段によって複数まとめて受付け
    たプリペイドカード番号に対応する通信を許可する通信
    許可手段とを含むことを特徴とするプリペイド式移動通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信許可手段は、前記受付け手段に
    よって複数まとめて受付けたプリペイドカード番号に対
    応する通信量を、前記移動通信端末が通信可能な通信量
    として登録することを特徴とする請求項1記載のプリペ
    イド式移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信許可手段による登録結果を前記
    移動通信端末に通知する手段を更に含むことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプリペイド式移動通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記受付け手段によって複数まとめて受
    付けたプリペイドカード番号に対応する料金を、前記移
    動通信端末を利用するための料金として補填する料金補
    填手段を更に含むことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のプリペイド式移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記料金補填手段による補填結果を前記
    移動通信端末に通知する手段を更に含むことを特徴とす
    る請求項4記載のプリペイド式移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記受付け手段による受付後に、前記移
    動通信端末との通信を一旦切断する手段を更に含むこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリ
    ペイド式移動通信システム。
  7. 【請求項7】 移動通信端末を利用するためのプリペイ
    ドカードを用いてユーザが行うチャージ操作後に、前記
    移動通信端末による通信を許可するプリペイドカード番
    号入力方法であって、前記チャージ操作において入力さ
    れたプリペイドカード番号を複数まとめて受付ける受付
    けステップと、前記受付けステップにおいて複数まとめ
    て受付けたプリペイドカード番号に対応する通信を許可
    する通信許可ステップとを含むことを特徴とするプリペ
    イドカード番号入力方法。
  8. 【請求項8】 前記通信許可ステップにおいては、前記
    受付けステップにおいて複数まとめて受付けたプリペイ
    ドカード番号に対応する通信量を、前記移動通信端末が
    通信可能な通信量として登録することを特徴とする請求
    項7記載のプリペイドカード番号入力方法。
  9. 【請求項9】 前記通信許可ステップにおける登録結果
    を前記移動通信端末に通知するステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項7又は8記載のプリペイドカード番
    号入力方法。
  10. 【請求項10】 前記受付けステップにおいて複数まと
    めて受付けたプリペイドカード番号に対応する料金を、
    前記移動通信端末を利用するための料金として補填する
    料金補填ステップを更に含むことを特徴とする請求項7
    〜9のいずれか1項に記載のプリペイドカード番号入力
    方法。
  11. 【請求項11】 前記料金補填ステップにおける補填結
    果を前記移動通信端末に通知するステップを更に含むこ
    とを特徴とする請求項10記載のプリペイドカード番号
    入力方法。
  12. 【請求項12】 前記受付けステップにおける受付後
    に、前記移動通信端末との通信を一旦切断するステップ
    を更に含むことを特徴とする請求項7〜11のいずれか
    1項に記載のプリペイドカード番号入力方法。
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