JP2003152480A - 通信用半導体集積回路および無線通信システム - Google Patents

通信用半導体集積回路および無線通信システム

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JP2003152480A
JP2003152480A JP2002011049A JP2002011049A JP2003152480A JP 2003152480 A JP2003152480 A JP 2003152480A JP 2002011049 A JP2002011049 A JP 2002011049A JP 2002011049 A JP2002011049 A JP 2002011049A JP 2003152480 A JP2003152480 A JP 2003152480A
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amplifier
offset correction
semiconductor integrated
integrated circuit
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JP2002011049A
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Akira Okasaka
明 岡坂
Koichi Yahagi
孝一 矢萩
Masakazu Sakagami
正和 坂上
Robert Astle Henshaw
ロバート・アストル・ヘンシャウ
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TTPCom Ltd
Hitachi Ltd
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TTPCom Ltd
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3078Circuits generating control signals for digitally modulated signals

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  • Transceivers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 EDGE方式のような振幅変調を伴なう受信
信号を増幅するため最終段に固定ゲインのアンプと高次
数のロウパス・フィルタを設けた場合にも、所定の時間
内にオフセットキャンセル動作を完了することが可能な
増幅回路を備えた通信用半導体集積回路(高周波LS
I)を提供する。 【解決手段】 受信信号を増幅する複数の利得可変型ア
ンプ(PGA1〜PGA3)と複数のフィルタ回路(L
PF1〜LPF3)が多段に接続されてなり、最終段に
は受信信号のレベルに関係なく利得が設定される最終ア
ンプ(FFGA)と他のフィルタ回路(LPF1〜LP
F3)よりも高次数のフィルタ回路(LPF)が設けら
れ、受信信号のレベルに応じて増幅率が可変に構成され
た増幅回路において、上記複数の利得可変型アンプおよ
び最終アンプに対応して直流オフセットを補正する複数
のオフセット補正回路(OFC1〜OFC4)を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利得可変な信号増
幅回路さらには無線通信機における受信信号の増幅回路
に適用して有効な技術に関し、例えばEDGE(Enhanc
ed Data Rates for GMS Evolution)モードのような送
受信モードを備えた無線通信システムを構成するプログ
ラマブル・ゲイン・アンプに利用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機においては、ノイズや不要周
波数の周波数の信号を除去しながら微弱な受信信号を増
幅するため、図1に示すように、ロウパス・フィルタL
PFとプログラマブル・ゲイン・アンプ(以下、PGA
と略す)とを交互に何段か接続した回路が用いられてい
る。ところで、PGAを始めとするアナログ増幅回路は
素子のばらつき等に起因して直流オフセットを生じるの
で、オフセットキャンセルが不可欠である。従来、上記
のようにPGAを複数個用いた携帯電話機の受信回路で
は、一般に各PGAごとにオフセット補正回路が設けら
れている。また、GSM方式の携帯電話機においては、
図8に示すようにスロットと呼ばれる時間単位(例えば
577μ秒)で送信モードと受信モードの切り替えが行
なわれており、上記オフセット補正回路は、図2(A)
に示されているように、スロット切り替え時に許容され
ている20μ秒のような短い時間内に全てのPGAのオ
フセットキャンセルを行なうように構成されていた。
【0003】一方、近年、携帯電話機に代表される無線
通信機においては、ディジタル通信方式が主流になりつ
つある。ディジタル通信における変調方式には、周波数
変調方式や位相変調方式、時分割多重接続方式などさま
ざまな方式が採用されている。また、同一の通信機おい
ても、例えば音声信号の通信は送信信号を先ずガウス型
のフィルタで波形成形してから搬送波の位相を送信デー
タに応じて位相シフトするGMSK変調方式で行ない、
データ通信はGMSK変調の位相シフトにさらに振幅シ
フトを加えたEDGE変調方式で高速に行なうようにし
たデュアルモードの通信機がある。なお、EDGEは、
GSM384、あるいはUWC−136とも呼ばれ、無
線方式にTDMA(Time Division Multiple Access)
を使っており、データ通信速度は最大384Kbpsで
ビデオ会議や遠隔医療などのアプリケーションに向いて
いる方式とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】EDGE方式の携帯電
話機の受信回路のロウパス・フィルタとPGAからなる
増幅回路においては、図9に示すように、高周波信号に
振幅変調がかかっているため最大振幅時にはGSMの平
均振幅レベルよりも約3〜3.5dBほど信号レベルが
大きくなる。その信号が妨害波として受信され、それが
図10に示すように希望波のレベルよりも大きいと妨害
波によってアンプのゲインがクリップされて増幅回路の
ダイナミックレンジが決まってしまうため、希望波を充
分に増幅することができなくなる。そのため、EDGE
方式の携帯電話機の受信回路では、図11のようにロウ
パス・フィルタの特性を設定することで、振幅変調をし
ない従来方式の携帯電話機における受信回路に比べて高
域の妨害波をロウパス・フィルタでより多く減衰させる
必要がある。ここで、通過帯域を変えずに高域での減衰
量を多くするには、ロウパス・フィルタの次数を大きく
する必要があるが、各ロウパス・フィルタの後段にはそ
れぞれ高ゲインのPGAがあるため、ロウパス・フィル
タの次数を高くするとNF(ノイズ・フィギュア:入力
信号のSN比と出力信号のSN比との比)の点で不利と
なる。また、初段のロウパス・フィルタLPF1で妨害
波を一気に除去するにはフィルタを構成する抵抗の値を
大きくしなければならないが、抵抗値を大きくするとそ
こから発生する熱雑音が大きくなってNFが劣化してし
まう。
【0005】そこで、図3に示すように、最終段のPG
A3の後にさらに固定ゲインを有するアンプPGA4と
ロウパス・フィルタLPF4を設けることについて検討
した。その結果、固定ゲインのアンプの前段にロウパス
・フィルタを設けるとNFの点では有利であるが、電源
電圧の制約からダイナミックレンジを満足できないこと
が分かった。また、固定ゲインのアンプを設けた場合、
そのオフセットをキャンセルする必要があるが、固定ゲ
イン・アンプだけであれば、この固定ゲイン・アンプの
出力に基づいて最終段のPGAに含めた形で一括してオ
フセットキャンセルを行なうことにより、所定の期間
(20μs)内にオフセットキャンセル動作を完了でき
るが、ロウパス・フィルタがあると、その時定数の影響
で図3に示すようにオフセット補正回路OFC3で一括
してオフセットキャンセルを行なうようにした場合、図
2(B)に示すように所定の期間(20μs)内にオフ
セットキャンセル動作を完了することが困難になること
が分かった。さらに、携帯電話機に使用される受信信号
の増幅や復調を行なう高周波用半導体集積回路(以下、
高周波LSIと称する)の汎用性を考えると、EDGE
対応の高周波LSIであっても、最終段のPGAの後の
固定ゲイン・アンプは、そのゲインを切り替え可能であ
ることが望ましいことが明らかになった。
【0006】この発明の目的は、例えばEDGE方式の
ような振幅変調を伴なう受信信号を増幅するため最終段
に固定ゲインのアンプとロウパス・フィルタを設けた場
合にも、所定の時間内にオフセットキャンセル動作を完
了することが可能な増幅回路を備えた通信用半導体集積
回路(高周波LSI)を提供することにある。 この発
明の他の目的は、NFが良好でかつ必要なダイナミック
レンジを有する増幅回路を備えた通信用半導体集積回路
を提供することにある。この発明のさらに他の目的は、
複数の無線通信システムに対応可能な汎用性の高い通信
用半導体集積回路を提供することにある。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本
明細書の記述および添附図面から明らかになるであろ
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、本願の第1の発明は、受信信号
を増幅する複数の利得可変型アンプと受信信号のノイズ
および不要波を除去する複数のフィルタ回路が多段に接
続されてなり、受信信号のレベルに応じて増幅率が可変
に構成された増幅回路を備えた通信用半導体集積回路に
おいて、上記増幅回路の最終段には、受信信号のレベル
に関係なく利得が設定される最終アンプと、フィルタ回
路を設けるようにしたものである。このような手段によ
れば、通過帯域を変えずに高域での減衰量を多くするこ
とができるとともに、フィルタ回路を利得可変型アンプ
の前段に設ける場合よりもNFが良好になる。ここで、
望ましくは、上記最終アンプは利得切り替え可能なアン
プとする。また、上記フィルタ回路は最終アンプの前段
に設けるようにする。最終アンプを利得切り替え可能な
アンプとすることにより、この通信用半導体集積回路に
接続されるベースバンド回路の種類に応じて最適のゲイ
ンを選択することができ、通信用半導体集積回路の汎用
性が高くなる。また、高次数のフィルタ回路を最終アン
プの前段に設けることにより、ダイナミックレンジを満
足することができるようになる。
【0008】また、本願の第2の発明は、受信信号を増
幅する複数の利得可変型アンプと複数のフィルタ回路が
多段に接続されてなり最終段には、受信信号のレベルに
関係なく利得が設定される最終アンプとフィルタ回路が
設けられ、受信信号のレベルに応じて増幅率が可変に構
成された増幅回路を備えた通信用半導体集積回路におい
て、上記複数の利得可変型アンプおよび最終アンプに対
応して直流オフセットを補正する複数のオフセット補正
回路を設け、上記最終アンプに対応するオフセット補正
回路はそれ以外のオフセット補正回路とは異なるタイミ
ングでオフセット補正動作を行なうようにしたものであ
る。ここで、オフセットのタイミングを異ならしめる方
法としては、例えば利得可変型アンプに対応するオフセ
ット補正回路による補正をスロットと呼ばれる所定の時
間単位の切り替え時に行ない、最終アンプに対応するオ
フセット補正回路による補正は発振回路を起動させ安定
化させるために設けられているウォームアップモードの
ような動作状態において行なうようにする方法がある。
【0009】上記のような手段によれば、例えばEDG
E方式のような振幅変調を伴なう受信信号を増幅するた
め、最終段に固定ゲインのアンプとロウパス・フィルタ
を設けた場合にも、従来のオフセット補正回路を用いて
所定の時間内にオフセットキャンセル動作を完了するこ
とができるようになる。そして、ウォームアップモード
のような動作状態に対応させてオフセット補正を行なう
ようにすれば、もともと用意されているコントロールレ
ジスタへの設定に基づいてオフセット補正回路の動作タ
イミングを容易に決定することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。図4は、本発明を適用して好適な
システムの一例として、EDGE対応の移動体通信シス
テムを構成する高周波LSIの詳細な構成例と通信機の
全体の概略構成が示されている。特に制限されないが、
この実施例のシステムは、いわゆるダイレクトコンバー
ジョン方式と呼ばれるものである。図4において、10
0は信号電波の送受信用アンテナ、200は高周波LS
I、110は送受信切り替え用のスイッチ、120は送
信信号を増幅する高周波電力増幅回路、130は送信用
発振器(TXVCO)、140は送信側PLL回路を構
成するループフィルタ、150は希望バンドに応じた周
波数の発振信号を生成する高周波発振器(RFVC
O)、160は受信信号から不要波を除去する高周波フ
ィルタ、300は高周波LSI200で所望の周波数ま
でダウンコンバートされた受信信号からデータを抽出し
たり送信データをI,Q信号に変換したり高周波LSI
200を制御したりするベースバンド回路(LSI)で
ある。特に制限されないが、この実施例では、高周波発
振器(RFVCO)150は送信系回路と受信系回路で
共用されている。
【0011】高周波LSI200は、例えば320MH
zのような中間周波数Frfの発振信号φIFを生成する発
振回路(IFVCO)210と、該発振回路210で生
成された発振信号φIFを分周して80MHzのような搬
送波を生成する分周回路220と、分周回路220から
出力される搬送波をベースバンド回路300から供給さ
れるI信号とQ信号により直接変調をかける変調回路2
30と、高周波発振器150から供給される発振信号φ
RFを分周する分周回路250と、該分周回路250で分
周された信号φRF’と送信用発振器(TXVCO)13
0からフィードバックされる送信信号φTXとを合成して
2つの信号の周波数差に相当する周波数の信号φmixを
生成するミキサ260と、該ミキサ260から漏れる高
調波成分をカットするハーモニックフィルタ242と、
上記ミキサ260からの信号と上記変調回路230から
変調信号との位相差を検出する位相検出回路270と、
該位相検出回路270から出力される信号(UP,DO
WN)によって動作するチャージポンプ280などから
送信系回路が構成されている。
【0012】また、受信系回路として、受信信号を増幅
するロウノイズアンプ310、受信信号に高周波発振器
150の発振信号φRFが分周回路250で分周された信
号を合成することで復調を行なう復調回路320、復調
された信号を増幅してベースバンド300へ出力するP
GA回路ブロック330、PGA回路ブロック330の
ゲインを制御したりオフセットをキャンセルしたりする
制御回路340等が設けられている。制御回路340
は、コントロールレジスタCRGを有し、このレジスタ
CRGにはベースバンド回路300からの信号に基づい
て設定が行なわれ、このコントロールデータに基づいて
制御を行なう。具体的には、ベースバンド回路300か
ら高周波用LSI200に対して同期用のクロック信号
CLKと、データ信号SDATAと、制御信号としてロ
ードイネーブル信号LENとが供給されており、制御回
路330は、ロードイネーブル信号LENが有効レベル
にアサートされると、ベースバンド回路300から伝送
されてくるデータ信号SDATAをクロック信号CLK
に同期して順次取り込んで、上記コントロールレジスタ
CRGにセットし、所定の制御シーケンスを開始する。
特に制限されるものでないが、データ信号SDATAは
シリアルで伝送される。ベースバンド回路300はマイ
クロプロセッサなどから構成される。
【0013】なお、図4には示されていないが、復調回
路320は受信信号にサイン波信号を合成するミキサと
受信信号にコサイン波信号を合成するミキサの2つが設
けられているとともに、PGA回路ブロック330も各
ミキサに対応して2つ設けられ、I信号とQ信号として
復調されてから増幅され、ベースバンド回路300へ供
給されるように構成されている。
【0014】図5には、上記PGA回路ブロック330
の実施例が示されている。この実施例では、第1のロウ
パス・フィルタLPF1の次段に第1のプログラマブル
・ゲイン・アンプPGA1が、またプログラマブル・ゲ
イン・アンプPGA1の次段には第2のロウパス・フィ
ルタLPF2が、そしてその次段には第2のプログラマ
ブル・ゲイン・アンプPGA2が接続されている。さら
に、第2のプログラマブル・ゲイン・アンプPGA2の
次段には第3のロウパス・フィルタLPF3が、またそ
の次段には第3のプログラマブル・ゲイン・アンプPG
A3が接続されている。さらに、第3のプログラマブル
・ゲイン・アンプPGA3の次段には第4のロウパス・
フィルタLPF4が、またその次段にはゲインを4段階
程度に切り替え可能な最終アンプFFGAが接続されて
いる。プログラマブル・ゲイン・アンプPGA1〜PG
A3は、ほぼリニアもしくは最終アンプFFGAよりも
多段階にゲインを調整することができるアンプである。
なお、最終アンプFFGAは、システムが決定すなわち
使用するベースバンド回路の種類が決定すれば、そのシ
ステムに応じてゲインが一義的に決まるので、固定ゲイ
ンのアンプを用いることができるが、この実施例におい
ては、ゲインを4段階程度に切り替え可能なアンプを用
いることで高周波LSI200の汎用性を高めている。
【0015】また、この実施例の高周波LSI200に
おいては、第1のプログラマブル・ゲイン・アンプPG
A1に対応して第1のオフセット補正回路OFC1が、
また第2のプログラマブル・ゲイン・アンプPGA2に
対応して第2のオフセット補正回路OFC1が、第3の
プログラマブル・ゲイン・アンプPGA3に対応して第
3のオフセット補正回路OFC3が、さらに最終アンプ
FFGAに対応して第4のオフセット補正回路OFC4
が接続されている。オフセット補正回路OFC1〜OF
C4は、代表として第1のオフセット補正回路OFC1
について示されているように、アンプPGA1の出力を
AD変換するAD変換回路ADC1と、制御回路340
内のレジスタREG1に保持されている値をDA変換し
てアンプPGA1の電流源に流れる電流値を調整するこ
とでオフセットを補正するDA変換回路DAC1とから
構成されている。制御回路340内には、各オフセット
補正回路OFC1〜OFC4に対応したオフセット補正
値を保持するレジスタREG1〜REG4が設けられて
おり、各アンプの入力端子間を短絡した状態でアンプか
ら出力される信号のレベル差すなわちオフセット電圧が
AD変換された値に基づいて、その差(オフセット電
圧)を「0」とするような補正値を決定して対応するレ
ジスタに保持する。さらに、前記制御回路340内に
は、ベースバンド回路300から供給されるプログラマ
ブル・ゲイン・アンプのゲインを指定するデータを保持
するレジスタが設けられている。
【0016】この実施例のPGA回路ブロック330に
おいては、スロットとスロットの切り替え時に許容され
ている20μsの時間内に、オフセット補正回路OFC
1〜OFC3によるプログラマブル・ゲイン・アンプP
GA1〜PGA3のオフセットキャンセルを行ない、オ
フセット補正回路OFC4による最終アンプFFGAの
オフセットキャンセルはウォームアップモード中に行な
うようになっている。プログラマブル・ゲイン・アンプ
PGA1〜PGA3のゲインは、受信信号のレベル(強
度)によって変わるので、オフセットキャンセルを毎回
行なう必要があるのに対し、最終アンプFFGAのゲイ
ンはその出力を受けるベースバンド回路が決まれば固定
されるので、最終アンプFFGAのオフセットキャンセ
ルは一度行なえば良い。従って、システムの立ち上がり
時に初期設定で最終アンプFFGAのオフセットキャン
セルを行なっても良いが、この実施例ではウォームアッ
プモード中に行なうようにしている。これにより、温度
変化で特性が変化した場合にもそれに応じた最終アンプ
FFGAのオフセットキャンセルが行なえる。
【0017】携帯電話機は、一般に図7に示すように、
受信モードRMDと送信モードTMDと待受け時等ごく
一部の回路のみ動作し少なくとも発振回路210を含む
大部分の回路(PGA回路ブロック330も含まれる)
が停止するスリープ状態となるアイドルモードIDMの
他に、PLL回路を起動させたりするウォームアップモ
ードWMDを有しており、受信モードRMDと送信モー
ドTMDとアイドルモードIDMの間で遷移する場合に
必ずウォームアップモードWMDを経由するように制御
される。オフセット補正回路OFC4による最終アンプ
FFGAのオフセットキャンセルをウォームアップモー
ド中に行なうことにより、すべてのアンプのオフセット
キャンセルを所定の時間内に完了させることができるよ
うになる。なお、最終アンプFFGAのオフセットキャ
ンセル中、プログラマブル・ゲイン・アンプPGA1〜
PGA3は停止させるようにしても良いが、そのように
すると回路が複雑になるので、この実施例では、GA1
〜PGA3にも電源を供給したまま最終アンプFFGA
の差動入力端子間をショートして容量素子を介して所定
の電位を与えるようにしている。プログラマブル・ゲイ
ン・アンプPGA1〜PGA3のオフセットキャンセル
は、図2(A)と同様に、各アンプを直前のスロットで
の受信信号レベルに基づいてベースバンドで決定された
ゲインに調整した状態で、初段のオフセット補正回路O
FC1からOFC2,OFC3の順に例えば4μsずつ
動作させ、その後8μs程度の安定化期間をおくことで
完了する。
【0018】前記制御回路340内のコントロールレジ
スタCRGは、特に制限されるものでないが、この実施
例では、受信系回路の制御に関し、3ビットの制御ビッ
トTR,AC,AMを有する。制御回路340はこれら
のビットの状態に応じて、受信系回路の制御を行なう。
次の表1には、上記コントロールレジスタCRGの制御
ビットTR,AC,AMと内部状態との関係が示されて
いる。TRビットは送信/受信を指定するもので、例え
ば“0”が送信、“1”が受信を示す。ACビットはプ
ログラマブル・ゲイン・アンプPGA1〜PGA3のオ
フセットキャンセルを指定するもので、例えば“0”が
オフ状態、“1”がオン状態を示す。AMビットは最終
段のプログラマブル・ゲイン・アンプPGA4のオフセ
ットキャンセルを指定するもので、例えば“0”がオフ
状態、“1”がオン状態を示す。
【0019】
【表1】
【0020】図6には、PGA回路ブロック330の他
の実施例が示されている。この実施例は、切り替え回路
SWを設けてプログラマブル・ゲイン・アンプPGA1
〜PGA3と最終アンプFFGAに対応した各オフセッ
ト補正回路OFC1〜OFC4のAD変換回路ADC0
を共用して時分割で動作させるとともに、バッファ回路
BFF1BFF4のそれぞれにおいて各アンプPGA1
〜PGA3,FFGAを構成する電流源に流れる電流値
を、制御回路340内のレジスタREG1〜REG4に
保持されている値をDA変換回路DAC1〜DAC4で
DA変換した電圧で調整することによってオフセットを
補正するようにしたものである。図6において、符号G
C1〜GC4は、制御回路340から各アンプPGA1
〜PGA3およびFFGAに供給されるゲイン調整信号
およびゲイン切り替え信号である。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明はそれに限定さ
れるものでなく、例えば実施例では、PGA回路ブロッ
ク330を構成するプログラマブル・ゲイン・アンプが
3段設けられているものを説明したが、プログラマブル
・ゲイン・アンプの段数は3段に限定されるものでな
く、2段あるいは4段以上であっても良い。以上の説明
では主として本発明者によってなされた発明をその背景
となった利用分野であるEDGE対応の携帯電話機に用
いられる高周波LSIに適用した場合について説明した
が、本発明はそれに限定されるものでなく、無線通信シ
ステムを構成する高周波処理用半導体集積回路一般に広
く利用することができる。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、PGA回
路ブロックのような増幅回路において、最終段にフィル
タ回路を設けるようにしたので、通過帯域を変えずに高
域での減衰量を多くすることができるとともに、フィル
タ回路を利得可変型アンプの前段に設ける場合よりもN
Fが良好になる。また、最終アンプを利得切り替え可能
なアンプとしたことにより、通信用半導体集積回路(高
周波LSI)に接続されるベースバンド回路の種類に応
じて最適のゲインを選択することができ、通信用半導体
集積回路の汎用性が高くなるとともに、高次数のフィル
タ回路を最終アンプの前段に設けることにより、ダイナ
ミックレンジを満足することができるようになる。さら
に、本発明に従うと、EDGE方式のような振幅変調を
伴なう受信信号を増幅するため最終段に固定ゲインのア
ンプと高次数のロウパス・フィルタを設けた場合にも、
従来のオフセット補正回路を用いて所定の時間内にオフ
セットキャンセル動作を完了することができるようにな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の高周波LSIにおけるのPGA回路ブロ
ックの構成例を示すブロック図である。
【図2】従来のPGA回路ブロックと本発明において検
討したPGA回路ブロックのオフセット補正タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明に至る過程で検討したPGA回路ブロッ
クの構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る無線通信システムの一例としての
携帯電話機の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明を適用したPGA回路ブロックの好適な
実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用したPGA回路ブロックの好適な
他の実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用して有効な無線通信システムにお
けるモードの遷移状態を示す説明図である。
【図8】本発明を適用して有効なGSM方式の無線通信
システムにおけるタイムスロットの例を示す説明図であ
る。
【図9】GSM方式の無線通信システムにおける信号波
形とEDGE方式の信号波形を示す波形図である。
【図10】EDGE方式の無線通信システムにおける希
望波と妨害波の周波数分布の例を示す説明図である。
【図11】従来方式の無線通信システムにおいて必要と
されるフィルタの特性とEDGE方式の無線通信システ
ムにおいて必要とされるフィルタの特性を示す周波数特
性図である。
【符号の説明】
PGA1〜PGA3 プログラマブル・ゲイン・アンプ FLT1〜FLT4 フィルタ FFGA 最終アンプ OFC1〜OFC4 オフセット補正回路 100 送受信用アンテナ 110 送受信切り替え用のスイッチ 120 高周波電力増幅回路 130 送信用発振器(TXVCO) 140 ループフィルタ 150 高周波発振器(RFVCO) 160 高周波フィルタ 200 高周波LSI 210 発振回路 220 分周回路 230 変調回路 230 分周回路 260 ミキサ 270 位相検出回路 280 チャージポンプ 300 ベースバンド回路 310 ロウノイズ・アンプ 320 受信側ミキサ 330 PGA回路ブロック 340 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡坂 明 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 矢萩 孝一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 坂上 正和 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 ロバート・アストル・ヘンシャウ イギリス国、ハートフォードシャー エス ジー8 6イーイー、ロイストン、メルボ ルン、ケンブリッジ ロード、メルボルン サイエンス パーク、ティーティーピー コム リミテッド内 Fターム(参考) 5J100 JA01 LA00 LA11 QA01 SA01 SA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を増幅する複数の利得可変型ア
    ンプと複数のフィルタ回路が多段に接続されてなり、受
    信信号のレベルに応じて増幅率が可変に構成された増幅
    回路を備えた通信用半導体集積回路であって、 上記増幅回路の最終段に、受信信号のレベルに関係なく
    利得が設定される最終アンプと、他のフィルタ回路より
    も高次数のフィルタ回路を有することを特徴とする通信
    用半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記最終アンプは利得切り替え可能なア
    ンプであることを特徴とする請求項1に記載の通信用半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記高次数のフィルタ回路は最終アンプ
    の前段に設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の通信用半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 受信信号を増幅する複数の利得可変型ア
    ンプと複数のフィルタ回路が多段に接続されてなり最終
    段には、受信信号のレベルに関係なく利得が設定される
    最終アンプとフィルタ回路が設けられ、受信信号のレベ
    ルに応じて増幅率が可変に構成された増幅回路を備えた
    通信用半導体集積回路であって、 上記複数の利得可変型アンプおよび最終アンプに対応し
    て直流オフセットを補正する複数のオフセット補正回路
    を備え、上記最終アンプに対応するオフセット補正回路
    はそれ以外のオフセット補正回路とは異なるタイミング
    でオフセット補正動作を行なうことを特徴とする通信用
    半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 受信信号と合成される所定の周波数の信
    号を発生する発振回路を備え、少なくとも該発振回路の
    動作が停止される第1動作モードと、上記発振回路を起
    動させ発振動作が安定するのを待つ第2動作モードと、
    受信信号の増幅及び復調を行なう第3動作モードと、送
    信信号の変調及び増幅を行なう第4動作モードを有し、
    上記最終アンプに対応するオフセット補正回路は上記第
    2動作モードでオフセット補正動作を行なうことを特徴
    とする請求項4に記載の通信用半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 所定の時間単位で上記第2動作モードと
    第3動作モードと第4動作モードを行なうように構成さ
    れた通信用半導体集積回路において、上記最終アンプに
    対応するオフセット補正回路以外のオフセット補正回路
    は、上記所定の時間単位の切り替わり時にオフセット補
    正動作を行なうことを特徴とする請求項5に記載の通信
    用半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 上記第1〜第4動作モードを指定するた
    めのレジスタと、該レジスタの設定に基づいて上記動作
    モードの切り替え制御を行なう制御回路を備えているこ
    とを特徴とする請求項5または6に記載の通信用半導体
    集積回路。
  8. 【請求項8】 上記最終アンプは利得切り替え可能なア
    ンプであることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに
    記載の通信用半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 上記受信信号は、EDGE方式で変調さ
    れた信号であることを特徴とする請求項4〜8のいずれ
    かに記載の通信用半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 受信信号を増幅する複数の利得可変型
    アンプと複数のフィルタ回路が多段に接続されてなり最
    終段には、受信信号のレベルに関係なく利得が設定され
    る利得切り替え可能な最終アンプとフィルタ回路が設け
    られ、受信信号のレベルに応じて増幅率が可変に構成さ
    れた増幅回路と、上記複数の利得可変型アンプおよび最
    終アンプに対応して直流オフセットを補正する複数のオ
    フセット補正回路とを備え、上記最終アンプに対応する
    オフセット補正回路はそれ以外のオフセット補正回路と
    は異なるタイミングでオフセット補正動作を行なうよう
    に構成された通信用半導体集積回路と、 該通信用半導体集積回路によって所望の周波数までダウ
    ンコンバートされた受信信号からデータを抽出したり送
    信データをI,Q信号に変換したりするベースバンド回
    路と、 を含む無線通信システムであって、 上記オフセット補正回路によるオフセット補正動作のタ
    イミングおよび上記利得可変型アンプと最終アンプの利
    得は、上記ベースバンド回路から供給される信号もしく
    はデータに基づいて制御されることを特徴とする無線通
    信システム。
  11. 【請求項11】 上記通信用半導体集積回路は、受信信
    号と合成される所定の周波数の信号を発生する発振回路
    を備え、少なくとも該発振回路の動作が停止される第1
    動作モードと、上記発振回路を起動させ発振動作が安定
    するのを待つ第2動作モードと、受信信号の増幅及び復
    調を行なう第3動作モードと、送信信号の変調及び増幅
    を行なう第4動作モードを有し、上記最終アンプに対応
    するオフセット補正回路は上記第2動作モードでオフセ
    ット補正動作を行なうとともに、上記第1〜第4動作モ
    ードを指定するためのレジスタと、該レジスタの設定に
    基づいて上記動作モードの切り替え制御を行なう制御回
    路とを備え、上記レジスタは上記ベースバンド回路から
    供給されるデータに基づいて設定が行なわれることを特
    徴とする請求項10に記載の無線通信システム。
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