JP2003152411A - Itsアンテナの取付構造 - Google Patents

Itsアンテナの取付構造

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JP2003152411A
JP2003152411A JP2001350780A JP2001350780A JP2003152411A JP 2003152411 A JP2003152411 A JP 2003152411A JP 2001350780 A JP2001350780 A JP 2001350780A JP 2001350780 A JP2001350780 A JP 2001350780A JP 2003152411 A JP2003152411 A JP 2003152411A
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Japan
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antenna
mounting frame
base plate
antenna mounting
mounting structure
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JP2001350780A
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English (en)
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Yoshitaka Nagakusa
善孝 長草
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、容易に着脱可能であると
共に、アンテナ特性への影響をできるだけ抑制して、コ
ストを低減するようにしたITSアンテナの取付構造を
提供する。 【解決手段】 ITSアンテナ20を自動車のインスト
ルメントパネル11の内側に搭載する際、ITSアンテ
ナ20のベースプレート22を支持するアンテナ取付枠
12を、インストルメントパネルの内側にてデフロスタ
ダクト13に対して一体に形成し、アンテナ取付枠12
の後端を上記ベースプレートの挿入のために開放し、ア
ンテナ取付枠の内側に、ITSアンテナの収容時に、ベ
ースプレートに設けた係合部22a,22bに係合する
バネ性の係止部12i,12jを備えており、この係止
部が、ITSアンテナの挿入時にベースプレートの通路
外に弾性変形するように、ITSアンテナの取付構造1
0を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネルの内側にITS( IntelligentTranspor
t Systems )アンテナを搭載するためのITSアンテナ
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のITS化が進展してきて
おり、従来のAM,FM放送やテレビジョン放送の受信
のためのアンテナに加えて、例えばカーナビゲーション
システムにおけるGPS衛星からの電波受信のためのG
PSアンテナや、ETCシステムにおける電波の送受信
のためのETCアンテナを搭載することが必要になって
きている。
【0003】そして、図12に示すように、これらのG
PSアンテナやETCアンテナを含む所謂ITSアンテ
ナ1は、カーナビゲーションシステムやETCシステム
等の各種機器、例えばカーナビゲーションラジオ2との
接続のために、カーナビゲーションラジオ2やスイッチ
パネル3などが実装される自動車のインストルメントパ
ネル4の内側に搭載されるようになっている。
【0004】図13は、従来のITSアンテナの取付構
造の一例を示している。図13において、ITSアンテ
ナ1は、各種アンテナ及びアンテナ回路が収容されるI
TSアンテナ本体1aと、ITSアンテナ本体1aを支
持する取付ブラケット1bとから構成されており、この
取付ブラケット1bが、図14に示す仲介ブラケット5
を介して、自動車のインストルメントパネル4の内側に
取り付けられるようになっている。ここで、仲介ブラケ
ット5は、第一の取付ネジ5aにより、インストルメン
トパネル4の内側に対して螺着されると共に、第二の取
付ネジ5bにより、取付ブラケット1bに対して螺着さ
れるようになっている。
【0005】このような構成によれば、自動車の新車組
立時においては、ITSアンテナ1は、その取付ブラケ
ット1bに対して第二の取付ネジ5bにより仲介ブラケ
ット5が取り付けられた状態にて、工具6aで第一の取
付ネジ5aを回転させることにより、自動車のインスト
ルメントパネル4の内側に対して取り付けられるように
なっている。そして、その後、ITSアンテナ1の修理
や交換等の修理サービスの際には、自動車のインストル
メントパネル4のナビゲーションラジオ2やスイッチパ
ネル3等を取り外した開口部4aから、工具6bを用い
て第二の取付ネジ5bを回転させ、ITSアンテナ1を
仲介ブラケット5から取り外して開口部4aから取り出
すことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のITSアンテナの取付構造においては、新車
組立時と修理サービス時とで、工具6aまたは6bによ
る作業方向が異なるため、複雑な形状の仲介ブラケット
5と、第一の取付ネジ5a及び第二の取付ネジ5bが必
要となる。そして、修理サービス時には、ITSアンテ
ナ1の着脱のために、自動車のインストルメントパネル
4の比較的狭い開口部4aから工具6bを内部に挿入し
て、第二の取付ネジ6bを回転させる必要があるので、
ITSアンテナ1の交換のための作業性が悪く、ITS
アンテナ1の取付安定性が低くなってしまったり、IT
Sアンテナ1を容易に着脱することが困難になってしま
う。
【0007】また、仲介ブラケット5は、ITSアンテ
ナ本体1a内に収容された各アンテナの特性変化を引き
起こさないように樹脂製にする必要がある。したがっ
て、部品点数が多くなって、部品コスト及び組立コスト
が高くなってしまうと共に大型化してしまう。さらに、
取付ブラケット1bが自動車の車種毎の専用形状となる
ため、汎用性が低くなり、より一層コストが高くなって
しまうことに繋がる。
【0008】さらに、ITSアンテナ1の取付ブラケッ
ト1bも、仲介ブラケット5を取り付けるために専用の
複雑な形状となり、これはITSアンテナ本体1a内に
収容された各アンテナの利得分布に影響を与える。
【0009】本発明は、以上の点にかんがみ、簡単な構
成により、容易に着脱可能であると共に、アンテナ特性
への影響をできるだけ抑制して、コストを低減するよう
にした、ITSアンテナの取付構造を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、各種アンテナを収容したITSアンテナを自動車
のインストルメントパネルの内側に搭載するためのIT
Sアンテナの取付構造において、ITSアンテナのベー
スプレートを支持するためのアンテナ取付枠が、自動車
のインストルメントパネルの内側にて、デフロスタダク
トに対して一体に形成されており、上記アンテナ取付枠
の一端が、上記ベースプレートが挿入され得るように開
放していると共に、上記アンテナ取付枠の内側に、IT
Sアンテナの収容時に、そのベースプレートに設けられ
た係合部に係合するように突出して形成されたバネ性の
係止部を備えており、この係止部が、ITSアンテナの
挿入時に、ベースプレートの通路外に弾性変形すること
を特徴とする、ITSアンテナの取付構造により、達成
される。
【0011】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記係止部が、アンテナ取付枠の両側
縁部にて、一面から対向面に向かって突出すると共に、
その周囲のアンテナ取付枠の両側縁部が下方に弾性変形
し得るように形成されている。
【0012】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記アンテナ取付枠の一部に、ITS
アンテナのベースプレートの浮上りを防止するための押
さえリブが設けられており、上記係止部が、上記アンテ
ナ取付枠の両側縁部の押さえリブ対向領域にて、直角方
向外側に弾性変形し得るように互いに内側に向かって突
出した一対の係止爪である。
【0013】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記アンテナ取付枠の両側縁部の押さ
えリブ対向領域が、引張りバネ特性を有する連結部によ
り、互いに横方向に連結されている。
【0014】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記アンテナ取付枠の一部に、ITS
アンテナのベースプレートの浮上りを防止するための押
さえリブが設けられており、上記係止部が、上記アンテ
ナ取付枠の両側縁部の押さえリブ対向領域にて、押さえ
リブ方向へ突出したフックを備えた一対の係止爪であっ
て、上記アンテナの取付枠の一部に、押さえリブ方向に
向かって弾性変形可能な可撓部が備えられている。
【0015】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記係止爪が、横方向外側に弾性変形
し得るように形成されている。
【0016】本発明によるITSアンテナの取付構造
は、好ましくは、上記アンテナ取付枠の両側縁部の押さ
えリブ対向領域が、引張りバネ特性を有する連結部によ
り、互いに横方向に連結されている。
【0017】上記構成によれば、ITSアンテナ本体の
ベースプレートが、インストルメントパネルの内側に
て、デフロスタダクトに一体に形成されたアンテナ取付
枠に対して、開放した後端から挿入される。ここで、ベ
ースプレートは、挿入に伴って、アンテナ取付枠の内側
に突出したバネ性の係止部を下方に弾性変形させながら
退避させて、アンテナ取付枠内に十分に挿入される。そ
して、ベースプレートがアンテナ取付枠内に完全に挿入
されると、ベースプレートに設けられた係合部が、アン
テナ取付枠の係止部と整合することになり、係合部はバ
ネ性に基づいて、ベースプレートの係合部内に嵌入す
る。これにより、アンテナ取付枠の係止部とベースプレ
ートの係合部が互いに係合することにより、ベースプレ
ートそしてITSアンテナがアンテナ取付枠に対して取
り付けられ、固定保持されることになる。
【0018】この場合、アンテナ取付枠がデフロスタク
ダクトに一体に形成されていると共に、ITSアンテナ
のアンテナ取付枠への取付が、アンテナ取付枠の係止部
のベースプレートの係合部への係合により行なわれる。
従って、従来のような取付ネジや仲介ブラケットが不要
となり、部品点数が削減され、部品コスト及び組立コス
トが低減されると共に、小型に構成されることができ
る。さらに、ITSアンテナをアンテナ取付枠に対して
確実に安定して取り付けることができると共に、ITS
アンテナの着脱時に、インストルメントパネルの各種機
器やスイッチパネルの取付のための開口部から、ITS
アンテナのアンテナ取付枠からの着脱を容易に行なうこ
とができる。
【0019】また、アンテナ取付枠は、例えば自動車の
車種毎に異なるデフロスタダクトと一体に樹脂により成
形されるので、車種毎の部品が増えて、コストが増大す
るようなこともない。さらに、アンテナ取付枠に取り付
けられるITSアンテナのベースプレートは、平坦な四
角形として、単純な形状の同じ規格のものとすることが
できるので、ITSアンテナに収容される各種アンテナ
の特性への影響を低減することができ、またITSアン
テナの汎用性を高めることができる。
【0020】前記係止部が、アンテナ取付枠の両側縁部
にて一面から対向面、例えば下面から上方に向かって突
出すると共に、その周囲のアンテナ取付枠の両側縁部が
下方に弾性変形し得るように形成されている場合には、
アンテナ取付枠の開放端からITSアンテナのベースプ
レートが挿入されるとき、ベースプレートにより係止部
が下方に押されて弾性変形してベースプレートの通路か
ら退避する。そして、ベースプレートが完全にアンテナ
取付枠内に挿入されたとき、係止部が上方に向かって弾
性によりベースプレートの係合部に嵌入し、係止され
る。
【0021】アンテナ取付枠の一部に、ITSアンテナ
本体のベースプレートの浮上りを防止するための押さえ
リブが設けられていて、前記係止部が、アンテナ取付枠
の両側縁部の押さえリブ対向領域にて、直角方向外側に
弾性変形し得るように互いに内側に向かって突出した一
対の係止爪である場合には、まずベースプレートが前縁
を下げた斜めの状態にて、ベースプレートの前縁がアン
テナ取付枠の前縁にて押さえリブの下側に挿入された
後、ベースプレートの後縁が下方に押動される。これに
より、ベースプレートの両側縁により係止部が横方向外
側に押し出されて弾性変形することにより、ベースプレ
ートの通路から退避する。そして、ベースプレートが完
全にアンテナ取付枠内に挿入されたとき、係止部が横方
向内側に向かって弾性によりベースプレートの係合部内
に嵌入し、係止される。
【0022】アンテナ取付枠の前縁に、ITSアンテナ
本体のベースプレートの浮上りを防止するための押さえ
リブが設けられていて、前記係止部が、アンテナ取付枠
の両側縁部の押さえリブ対向領域にて、押さえリブ方向
に突出したフックを備えた一対の係止爪であって、アン
テナの取付枠の一部に、押さえリブ方向に向かって弾性
変形可能な可撓部が備えられている場合には、まずベー
スプレートが前縁を下げた斜めの状態にて、ベースプレ
ートの前縁がアンテナ取付枠の前縁にて押さえリブの下
側に挿入され、可撓部を前方に向かって弾性変形された
状態で、ベースプレートの後縁が下方に押動される。こ
れにより、ベースプレートが完全にアンテナ取付枠内に
挿入されたとき、係止部がベースプレートの係合部内に
嵌入すると共に、ベースプレートが可撓部の弾性により
後方へ僅かに移動して、ベースプレートの係合部が係止
部のフックに係止される。
【0023】前記係止爪が、直角方向外側に弾性変形し
得るように形成されている場合には、ベースプレートが
アンテナ取付枠内に挿入されたとき、ベースプレートの
両側縁により係止部が直角方向外側に押し出されて弾性
変形して、ベースプレートの通路から退避する。そし
て、ベースプレートが完全にアンテナ取付枠内に挿入さ
れたとき、係止部が横方向内側に向かって弾性によりベ
ースプレートの係合部内に嵌入すると共に、ベースプレ
ートが可撓部の弾性により後方に僅かに移動し、ベース
プレートの係合部が係止部のフックに係止される。
【0024】上記アンテナ取付枠の両側縁部の後方領域
が、引張りバネ特性を有する連結部により互いに横方向
に連結されている場合には、ベースプレートがアンテナ
取付枠内に挿入されたとき、ベースプレートの両側縁に
より連結部が伸びるように弾性変形し、係止部が横方向
外側に押し出されてベースプレートの通路から退避す
る。そして、ベースプレートが完全にアンテナ取付枠内
に挿入されたとき、係止部が横方向内側に向かって連結
部の弾性によりベースプレートの係合部内に嵌入する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1乃至図4は、本発
明によるITSアンテナの取付構造の第一の実施形態の
構成を示している。図1,図2において、ITSアンテ
ナの取付構造10は、ITSアンテナ20を自動車の各
種機器が実装されるインストルメントパネル11の内側
に搭載するためのアンテナ取付枠12(図2参照)から
構成されている。
【0026】図示の場合、インストルメントパネル11
には、各種機器として、カーナビゲーションラジオ14
a及びスイッチパネル14bなどが実装されている。こ
こで、ITSアンテナ20は、自動車のインストルメン
トパネル11の開口11aに実装される上記カーナビゲ
ーションラジオ14aのためのアンテナであって、FM
/AM用ラジオアンテナとカーナビゲーション用のGP
Sアンテナ及びアンテナ回路とが収容される公知の構成
のITSアンテナ本体21と、ITSアンテナ本体21
を支持する平坦でほぼ長方形状のベースプレート22
と、から構成されている。
【0027】上記アンテナ取付枠12は、図3に示すよ
うに、自動車のインストルメントパネル11の内側に配
置されるデフロスタダクト13に対して一体に構成され
ている。ここで、デフロスタダクト13は、図1及び図
3に示すように、自動車のフロントガラス15の下縁内
側に開口した出口13aからフロントガラス15の内面
に対して空気を吹き付けることにより、フロントガラス
内面の曇りを抑えるためのものであり、樹脂により成形
されている。従って、上記アンテナ取付枠12は、イン
ストルメントパネル11の成形時に同時に樹脂により一
体成形されるようになっている。
【0028】上記アンテナ取付枠12は、扁平な内部空
間としての収容部12aを備えており、この収容部12
aは、水平方向に関して一端、本例では車両後方に向か
った一端が開放しており、前方及び両側が、前縁部12
b及び両側縁部12c,12dにより画成されている。
なお、本明細書で前方,後方とは、車両の前後方向を基
準として称している。また、上記アンテナ取付枠12
は、その底面が収容部12a全体の大きさより小さい開
口を有していると共に、後縁にて左右の側縁部12c,
12dを連結する連結部12eを備えている。
【0029】この連結部12eは、中央付近にバネ性を
備えた部分12fを備えることにより、引張り張力を有
するようになっている。なお、上記アンテナ取付枠12
は、図示の場合、両側縁部12c,12dが、それぞれ
デフロスタダクト13の表面に延びるほぼ三角形状の支
持部12g,12hにより、デフロスタダクト13に連
結されている。これにより、上記アンテナ取付枠12の
両側縁部12c,12dは、その後端が横方向外側に向
かって弾性変形可能に形成されている。
【0030】上記アンテナ取付枠12は、図3及び図4
に示すように、両側縁部12c,12dの前方領域に
て、一面から対向面、即ち上方に向かって突出する係止
部12i,12jを備えている。この係止部12i,1
2jは、図4(A)にて鎖線で示すように、両側縁部1
2c,12dが下方に弾性変形することにより、下方へ
移動して収容部12aから退避し得るようになってい
る。これに対して、ITSアンテナ20は、アンテナ取
付枠12の収容部12a内に完全に挿入されたとき、ア
ンテナ取付枠12の各係止部12i,12jにそれぞれ
対応するように、そのベースプレート22の両側縁に係
合孔22a,22bを備えている。
【0031】本発明実施形態によるITSアンテナの取
付構造10は、以上のように構成されており、ITSア
ンテナ20のアンテナ取付枠12への取付は以下のよう
にして行なわれる。まず、ITSアンテナ20のベース
プレート22が、アンテナ取付枠12の開放した後縁に
整合され、収容部12a内に挿入される。そして、ベー
スプレート22がアンテナ取付枠12の収容部12a内
に途中まで挿入されて、ベースプレート22がアンテナ
取付枠12の各係止部12i,12jに当たると、ベー
スプレート22の両側縁により、各係止部12i,12
jが弾性変形により収容部12aから下方へ退避して、
ベースプレート22の挿入を可能にする。
【0032】その後、ベースプレート22が、さらに前
方へ押し込まれて、アンテナ取付枠12の収容部12a
に完全に挿入されると、アンテナ取付枠12の係止部1
2i,12jがベースプレート22の係合孔22a,2
2bと整合する。これにより係止部12i,12jが弾
性により係合孔22a,22b内に嵌入し、係合孔22
a,22bと係合する。このようにして、ベースプレー
ト22そしてITSアンテナ20がアンテナ取付枠に対
して固定保持されることになる。
【0033】その後、ITSアンテナ本体21から延び
る接続コード23が、カーナビゲーションラジオ14a
のコネクタ(図示せず)に接続されることにより、IT
Sアンテナ2とカーナビゲーションラジオ14aとの接
続が行なわれ、カーナビゲーションラジオ14aがイン
ストルメントパネル11の開口11aに取り付けられ
て、カーナビゲーションラジオ14a及びITSアンテ
ナ20の組み付けが完了する。
【0034】この場合、アンテナ取付枠12がデフロス
タクダクト13に一体に形成されていると共に、ITS
アンテナ20のアンテナ取付枠12への取付けが、アン
テナ取付枠12の係止部12i,12jのベースプレー
ト22の係合孔22a,22bへの係合により行なわれ
る。従って、図12乃至図14に示した従来のITSア
ンテナの取付構造1と比較して、取付ネジ5a,5bや
仲介ブラケット5が不要となり、部品点数が削減され、
部品コスト及び組立コストが低減されると共に小型に構
成され得る。さらに、ITSアンテナ20をアンテナ取
付枠12に対して確実に安定して取り付けることができ
ると共に、ITSアンテナ20の着脱時に、インストル
メントパネル11の各種機器やスイッチパネルの取付け
のための開口部11aから、ITSアンテナ20のアン
テナ取付枠12からの着脱を容易に行なうことができ
る。
【0035】また、アンテナ取付枠12は、例えば自動
車の車種毎に異なるデフロスタダクト13と一体に樹脂
により成形されるので、車種毎の部品が増えて、コスト
が増大するようなこともない。さらに、ITSアンテナ
20のベースプレート22は、平坦な四角形として、単
純な形状の同じ規格のものとすることができるので、I
TSアンテナ本体21に収容される各種アンテナの特性
への影響を低減することができ、またITSアンテナ2
0の汎用性を高めることができる。
【0036】図5乃至図7は、本発明によるITSアン
テナの取付構造の第二の実施形態の構成を示している。
図5において、ITSアンテナの取付構造30は、図1
に示したITSアンテナの取付構造10と、以下の点で
のみ異なる構成であり、その他の構成は図1に示したI
TSアンテナの取付構造10と同様である。
【0037】図5に示したITSアンテナの取付構造3
0において、アンテナ取付枠31は、平らな内部空間と
しての収容部31aを備えており、この収容部31a
は、水平方向に関して後方が開放しており、前方及び両
側が、前縁部31b及び両側縁部31c,31dにより
画成されている。また、上記アンテナ取付枠31は、そ
の底面が収容部31a全体の大きさより小さい開口を有
していると共に、後縁(アンテナ取付枠の両側縁部の押
さえリブ対向領域)にて左右の側縁部31c,31dを
連結する連結部31eを備えている。
【0038】この連結部31eは、中央付近にバネ性を
備えた部分31fを備えることにより、引張り張力を有
するようになっている。尚、上記アンテナ取付枠31
は、図示の場合、両側縁部31c,31dが、それぞれ
デフロスタダクト13の表面に延びるほぼ三角形状の支
持部31g,31hにより、デフロスタダクト13に連
結されている。これにより、上記アンテナ取付枠31の
両側縁部31c,31dは、図6にて鎖線で示すよう
に、その後端が横方向外側に向かって弾性変形可能に形
成されている。
【0039】上記アンテナ取付枠31は、図6及び図7
に示すように、両側縁部31c,31dの後方領域に
て、上方に向かって突出する係止爪としての係止部31
i,31jを備えている。この係止部31i,31j
は、図7に示すように、両側縁部31c,31dが前述
したように横方向外側に弾性変形することにより、収容
部31aから横方向外側に退避し得るようになってい
る。また、係止部31i,31jは、図7に示すよう
に、それぞれ前方に向かって延びるフック31k,31
lを備えている。
【0040】さらに、上記前縁部31bは、その横方向
中央付近にて後方に突出する可撓部31mを備えてお
り、この可撓部31mは、図6に示すように、前縁部3
1bが前方に弾性変形することにより、収容部31aか
ら前方に退避し得るようになっている。なお、アンテナ
取付枠の一部、すなわち、上記前縁部31bに隣接し
て、収容部31aの前縁上方には、収容部31aを画成
する押さえリブ31nが設けられており、収容部31a
に収容されるベースプレート22の前縁の浮上りを抑制
するようになっている。
【0041】これに対して、ITSアンテナ20は、ア
ンテナ取付枠31の収容部31a内に完全に挿入された
とき、アンテナ取付枠31の各係止部31i,31jに
それぞれ対応するように、そのベースプレート22の両
側縁に係合孔22c,22dを備えている。これらの係
合孔22c,22dは、各係止部31i,31jが嵌入
する際に、フック31k,31lの通過を許すように、
前後方向の長さが選定されていると共に、その位置は、
ベースプレート22が上記可撓部31mを前方に向かっ
て押動した状態で、アンテナ取付枠31の各係止部31
i,31j及び各フック31k,31lが、係合孔22
c,22dを通過し得るように配置されている。尚、上
記収容部31aの後端は、開放部分の両側に、固定部3
1o,31pを備えている。この固定部31o,31p
は、アンテナ取付枠31の底面から三角形状に突出して
おり、収容部31aに収容されるベースプレート22の
後縁の両端付近を後方から支持するようになっている。
【0042】このような構成のITSアンテナの取付構
造30によれば、図1乃至図4に示したITSアンテナ
の取付構造10と同様の効果が得られると共に、ITS
アンテナ20のアンテナ取付枠31への取付けは以下の
ようにして行なわれる。まず、ITSアンテナ20のベ
ースプレート22が、アンテナ取付枠31の開放した後
縁に整合され、収容部31a内に挿入される。そして、
ベースプレート22がアンテナ取付枠31の収容部31
a内に途中まで挿入されて、ベースプレート22がアン
テナ取付枠31の各係止部31i,31jに当たると、
ベースプレート22の両側縁により、各係止部31i,
31jが弾性変形により収容部31aから横方向外側に
退避して、ベースプレート22の挿入を可能にする。
【0043】そして、ベースプレート22が、さらに前
方へ押し込まれて、ベースプレート22の前縁がアンテ
ナ取付枠31の可撓部31mを前方へ押動して、アンテ
ナ取付枠31の収容部31aに完全に挿入されると、ア
ンテナ取付枠31の係止部31i,31j及びフック3
1k,31lがベースプレート22の係合孔22a,2
2bと整合する。これにより、係止部31i,31j及
びフック31k,31lが弾性により係合孔22a,2
2b内に嵌入する。その後、ベースプレート22が可撓
部31mの弾性に基づいて僅かに後方へ移動すると、ベ
ースプレート22の係合孔22a,22bが、アンテナ
取付枠31の係止部31i,31jのフック31k,3
1lと係合すると共に、ベースプレート22の後縁の両
端が固定部31o,31pに当接する。このようにし
て、ベースプレート22は、前縁がアンテナ取付枠31
の押さえリブ31nにより、また後方領域が係止部31
i,31jのフック31k,31lにより、それぞれ浮
上りが抑制されると共に、ベースプレートの後縁が固定
部31o,31pに当接することにより、ベースプレー
トの後方への脱落が防止されることになる。
【0044】図8乃至図10は、本発明によるITSア
ンテナの取付構造の第三の実施形態の構成を示してい
る。図8において、ITSアンテナの取付構造40は、
図1に示したITSアンテナの取付構造10と以下の点
でのみ異なる構成であり、その他の構成は図1に示した
ITSアンテナの取付構造10と同様である。
【0045】図8に示したITSアンテナの取付構造4
0において、アンテナ取付枠41は平らな内部空間とし
ての収容部41aを備えており、この収容部41aは、
水平方向に関して後方が開放しており、前方及び両側
が、前縁部41b及び両側縁部41c,41dにより画
成されている。また、上記アンテナ取付枠41は、その
底面が収容部41a全体の大きさより小さい開口を有し
ていると共に、後縁にて左右の側縁部41c,41dを
連結する連結部41eを備えている。
【0046】この連結部41eは、中央付近にバネ性の
湾曲部分41fを備えることにより引張り張力を有する
ようになっている。この湾曲部分41fは、図1,図6
に示す実施形態のものと同様で、前方に向かって水平方
向に山状に蛇行した形状で形成されている。なお、上記
アンテナ取付枠41は、図示の場合、両側縁部41c,
41dが、それぞれデフロスタダクト13の表面に延び
るほぼ三角形状の支持部41g,41hにより、デフロ
スタダクト13に連結されている。これにより、上記ア
ンテナ取付枠41の両側縁部41c,41dは、図9に
て鎖線で示すように、その後端が横方向外側に向かって
弾性変形可能に形成されている。
【0047】上記アンテナ取付枠41は、図9及び図1
0に示すように、両側縁部41c,41dの後方領域に
て、横方向内側に向かって突出する係止部41i,41
jを備えている。この係止部41i,41jは、両側縁
部41c,41dが前述したように横方向外側に弾性変
形することにより、収容部41aから横方向外側に退避
することができる。
【0048】また、係止部41i,41jは、図9に示
すように、上面が内側に向かって下方に延びる斜面41
k,41lを備えている。さらに、上記前縁部41bに
隣接して、収容部41aの前縁上方には、収容部41a
を画成する押さえリブ41mが設けられており、収容部
41aに収容されるベースプレート22の前縁の浮上り
を抑制するようになっている。なお、上記収容部41a
の後端は、開放部分の両側に端壁41n,41oを備え
ており、収容部41aに収容されるベースプレート22
の後方への脱落を防止するようになっている。
【0049】これに対して、ITSアンテナ20は、こ
の場合、ベースプレート22に係合孔を備えておらず、
ベースプレート22の側縁22e,22fが係合部とし
て作用するようになっている。
【0050】このような構成のITSアンテナの取付構
造40によれば、図1乃至図4に示したITSアンテナ
の取付構造10と同様の効果が得られると共に、ITS
アンテナ20のアンテナ取付枠41への取付けは以下の
ようにして行なわれる。まず、ITSアンテナ20のベ
ースプレート22が、アンテナ取付枠41の上方にて前
方に向かって下方に傾斜した状態で持ち来され、ベース
プレート22の前縁が、押さえリブ41mの下方にて収
容部41a内に挿入される。
【0051】そして、ベースプレート22の後縁が下方
に向かってアンテナ取付枠41の収容部41a内に途中
まで挿入されて、ベースプレート22の側縁22e,2
2fがアンテナ取付枠41の各係止部41i,41jに
当たると、ベースプレート22の両側縁により、各係止
部41i,41jが弾性変形により収容部41aから横
方向外側に退避して、ベースプレート22の挿入を可能
にする。この場合、各係止部41i,41jの上面に斜
面41k,41lが設けられていることにより、ベース
プレート22の挿入が円滑に行なわれる。
【0052】そして、ベースプレート22が、さらに下
方に押し込まれて、ベースプレート22全体が収容部4
1aに完全に挿入されると、アンテナ取付枠41の係止
部41i,41jがベースプレート22の側縁22e,
22fの上側に整合する。これにより、係止部41i,
41jが弾性によりベースプレート22の側縁22e,
22fの上面と係合する。このようにして、ベースプレ
ート22は、前縁がアンテナ取付枠41の押さえリブ4
1mにより、また後方領域が係止部41i,41jによ
り、それぞれ浮上りが抑制されると共に、端壁41n,
41oにより後方への脱落が防止されることになる。こ
の場合、ITSアンテナ20のベースプレート22に係
合孔を設ける必要がないので、より一層コストが低減さ
れ得る。
【0053】上述した実施形態においては、アンテナ取
付枠12,31,41の連結部12e,31e,41e
は、それぞれバネ性を備えた部分12f,31f,41
fが円弧状に形成されているが、これに限らず、長手方
向に関してバネ性を備えるものであれば、任意の形状、
例えば図11(A)に示すS字形状や図11(B)に示
す連鎖状に形成されていてもよい。
【0054】また、上述した実施形態においては、IT
Sアンテナ20は、自動車のインストルメントパネル1
1に実装されたカーナビゲーションラジオのためのIT
Sアンテナであるが、これに限らず、各種機器、例えば
ETCシステムにおける電波の送受信のためのETCア
ンテナ等の種々のアンテナを収容したITSアンテナで
あってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ンテナ取付枠がデフロスタクダクトに一体に形成されて
いると共に、ITSアンテナのアンテナ取付枠への取付
けが、アンテナ取付枠の係止部のベースプレートの係合
部への係合により行なわれる。従って、従来のような取
付ネジや仲介ブラケットが不要となり、部品点数が削減
され、部品コスト及び組立コストが低減されると共に、
小型に構成される。さらに、ITSアンテナをアンテナ
取付枠に対して確実に安定して取り付けることができる
と共に、ITSアンテナの着脱時に、インストルメント
パネルの各種機器やスイッチパネルの取付けのための開
口部から、ITSアンテナのアンテナ取付枠からの着脱
を容易に行なうことができる。
【0056】また、アンテナ取付枠は、例えば自動車の
車種毎に異なるデフロスタダクトと一体に樹脂により成
形されるので、車種毎の部品が増えてコストが増大する
ようなこともない。さらに、アンテナ取付枠に取り付け
られるITSアンテナのベースプレートは平坦な四角形
として、単純な形状の同じ規格のものとすることができ
るので、ITSアンテナに収容される各種アンテナの特
性への影響を低減することができ、またITSアンテナ
の汎用性を高めることができる。このようにして、本発
明によれば、簡単な構成により容易に着脱可能であると
共に、アンテナ特性への影響をできるだけ抑制して、コ
ストを低減するようにした、ITSアンテナの取付構造
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるITSアンテナの取付構造の第一
の実施形態の全体構成を示す概略斜視図である。
【図2】図1のITSアンテナの取付構造におけるアン
テナ取付枠の斜視図である。
【図3】図1のITSアンテナの取付構造の縦断面図で
ある。
【図4】図1のITSアンテナの取付構造におけるアン
テナ取付枠の(A)長手方向断面図及び(B)横方向断
面図である。
【図5】本発明によるITSアンテナの取付構造の第二
の実施形態におけるアンテナ取付枠を示す概略斜視図で
ある。
【図6】図5のITSアンテナの取付構造におけるアン
テナ取付枠の前縁部及び両側縁部の弾性変形を示す概略
斜視図である。
【図7】図5のITSアンテナの取付構造の要部平面図
である。
【図8】本発明によるITSアンテナの取付構造の第三
の実施形態におけるアンテナ取付枠を示す概略斜視図で
ある。
【図9】図8のITSアンテナの取付構造におけるアン
テナ取付枠の両側縁部の弾性変形を示す概略斜視図であ
る。
【図10】図8のITSアンテナの取付構造におけるI
TSアンテナの取付途中の状態を示す(A)長手方向断
面図及び(B)横方向断面図である。
【図11】図1,図5及び図8のITSアンテナの取付
構造におけるアンテナ取付枠の連結部のバネ性を備えた
部分の変形例を示す部分斜視図である。
【図12】従来のITSアンテナの取付構造の一例の全
体構成を示す概略斜視図である。
【図13】図12のITSアンテナの取付構造における
長手方向断面図である。
【図14】図12のITSアンテナの取付構造における
ITSアンテナ及び仲介ブラケットを示す概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
10,30,40 ITSアンテナの取付構造 11 自動車のインストルメントパネル 12,31,41 アンテナ取付枠 12a,31a,41a 収容部 12b,31b,41b 前縁部 12c,12d,31c,31d,41c,41d 両
側縁部 12e,31e,41e 連結部 12f,31f,41f バネ性を備えた部分 12g,12h,31g,31h,41g,41h 支
持部 12i,12j,31i,31j,41i,41j 係
止部 13 デフロスタダクト 14a カーナビゲーションラジオ 14b スイッチパネル 15 フロントガラス 20 ITSアンテナ 21 ITSアンテナ本体 22 ベースプレート 22a,22b,22c,22d 係合孔(係合部) 22e,22f 側縁(係合部) 31k,31l フック 31m 可撓部 31n,41m 押さえリブ 31o,31p 固定部 41k,41l 斜面 41n,41o 端壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種アンテナを収容したITSアンテナ
    を自動車のインストルメントパネルの内側に搭載するた
    めのITSアンテナの取付構造において、 ITSアンテナのベースプレートを支持するためのアン
    テナ取付枠が、自動車のインストルメントパネルの内側
    にて、デフロスタダクトに対して一体に形成されてお
    り、 上記アンテナ取付枠の一端が、上記ベースプレートが挿
    入され得るように開放していると共に、 上記アンテナ取付枠の内側に、ITSアンテナの収容時
    に、そのベースプレートに設けられた係合部に係合する
    ように突出して形成されたバネ性の係止部を備えてお
    り、 この係止部が、ITSアンテナの挿入時に、ベースプレ
    ートの通路外に弾性変形することを特徴とする、ITS
    アンテナの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部が、アンテナ取付枠の両側縁
    部にて、一面から対向面に向かって突出すると共に、そ
    の周囲のアンテナ取付枠の両側縁部が下方に弾性変形し
    得るように形成されていることを特徴とする、請求項1
    に記載のITSアンテナの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ取付枠の一部に、ITSア
    ンテナのベースプレートの浮上りを防止するための押さ
    えリブが設けられており、 前記係止部が、上記アンテナ取付枠の両側縁部の押さえ
    リブ対向領域にて、直角方向外側に弾性変形し得るよう
    に互いに内側に向かって突出した一対の係止爪であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のITSアンテナの取
    付構造。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ取付枠の両側縁部の押さえ
    リブ対向領域が、引張りバネ特性を有する連結部によ
    り、互いに横方向に連結されていることを特徴とする、
    請求項3に記載のITSアンテナの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ取付枠の一部に、ITSア
    ンテナのベースプレートの浮上りを防止するための押さ
    えリブが設けられており、 前記係止部が、前記アンテナ取付枠の両側縁部の押さえ
    リブ対向領域にて、押さえリブ方向に突出したフックを
    備えた一対の係止爪であって、 アンテナの取付枠の一部に、押さえリブに向かって弾性
    変形可能な可撓部が備えられていることを特徴とする、
    請求項1に記載のITSアンテナの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記係止爪が、直角方向外側に弾性変形
    し得るように形成されていることを特徴とする、請求項
    5に記載のITSアンテナの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記アンテナ取付枠の両側縁部の押さえ
    リブ対向領域が、引張りバネ特性を有する連結部によ
    り、互いに横方向に連結されていることを特徴とする、
    請求項6に記載のITSアンテナの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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