JP2003152092A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003152092A
JP2003152092A JP2002163114A JP2002163114A JP2003152092A JP 2003152092 A JP2003152092 A JP 2003152092A JP 2002163114 A JP2002163114 A JP 2002163114A JP 2002163114 A JP2002163114 A JP 2002163114A JP 2003152092 A JP2003152092 A JP 2003152092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部電圧発生回路のチューニングが短時間で
可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】 内部電圧発生回路52におけるチューニ
ング回路64〜70内部のヒューズによる設定によって
内部発生電圧Vrefが変化する。外部から変化させる
ことができる4ビットの信号TSIG1〜TSIG4に
よって擬似的にヒューズ切断状態にすることができる。
内部発生電圧Vrefを変化させ判定専用のコンパレー
タ448で比較して、保持させるべきヒューズの設定を
判定する。デジタル値に応じて変化する内部電圧は短時
間で安定するので、アナログ値の電圧を変えながらチュ
ーニングする構成と比べると大幅なテスト時間の短縮が
可能となる。好ましくは、信号TSIG1〜TSIG4
をテスト時のみアドレス端子から直接入力することで制
御と時間短縮がさらに容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には内部電源発生回路を搭載する半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の低電圧動作化が進め
られていく中で、半導体装置外部から印加される電源電
圧に対して、より低い電源電圧で半導体装置内部のトラ
ンジスタを駆動することが強く求められるようになって
きている。この原因は、半導体装置の消費電力の削減お
よびトランジスタの信頼性確保の要求によるところが大
きい。
【0003】また、ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(DRAM)においては、メモリセルにおいて電荷を
保持するキャパシタの誘電体膜の信頼性確保も重要な課
題となる。
【0004】以上の要求からくる半導体装置における内
部電源電圧の上限は、世代を追うにつれより低下してお
り、システムで用いられる電源電圧との差が一層大きく
なってきている。そこで、システムで用いられる電源電
圧を降下させ安定した内部電源電圧を発生させる回路が
電圧降下回路(Voltage Down Converter)である。電圧
降下回路は、システムで用いられる電源電圧と半導体装
置内部で使用される内部電源電圧との間のギャップを埋
め、半導体装置内部で上記信頼性を確保するための役割
を果たす。
【0005】一般的な従来における電圧降下回路の構成
を簡単に説明する。電圧降下回路は、チップ内部で発生
する内部電源電位の目安となる参照電位Vrefを発生
する参照電位発生回路と、参照電位Vrefを受けて内
部電源電位int.Vccを発生する電圧変換部とを含
む。
【0006】電圧変換部は、参照電位Vrefと内部電
源電位int.Vccとのレベルを差動アンプ回路で比
較する。内部電源電位int.Vccとのレベルが参照
電位Vrefよりも低い場合は、スイッチトランジスタ
を導通させて、外部電源から内部電源電位int.Vc
cを出力するノードに電流の供給を行なう。
【0007】参照電位発生回路は、直列に接続される定
電流源と抵抗回路とを含む。抵抗回路の抵抗値はヒュー
ズによって変更することができる。たとえば、4つのヒ
ューズによって16段階に変更可能である。定電流源の
電流値や抵抗回路の抵抗値は製造時にばらつきが生じる
ので、選択的にヒューズを切断することによって参照電
位Vrefのチューニングを行なう。
【0008】しかし、いきなりヒューズを切断すること
はできないので、ヒューズを切断した場合に発生される
参照電位Vrefの値をヒューズ切断前に確認する必要
がある。このようなヒューズ切断前の確認動作を擬似チ
ューニングという。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】擬似チューニング時に
おいては、制御信号を与えることによりヒューズを切断
した状態と等価な状態を作り出し、そのときの内部電源
電位を観測することにより、ヒューズ素子の切断につい
て最適な組合せが求められる。その後、ヒューズ素子
は、専用のテスト装置を用いてレーザ光線により切断さ
れる。
【0010】擬似チューニング試験では、制御信号をた
とえば16段階(16チューニングコード)連続して変
化させ、出力電圧を半導体テスタでモニタしながら、正
規の出力電圧が得られるコードを検索していく。
【0011】しかし、テスタに入力される内部発生電圧
は、テスト用のプローブや配線などが介在するので外部
の測定系のノイズを拾ってしまう。このため、テスタで
の測定値は精度が良くない。この対策として、多数回の
測定を繰り返し行なって平均値を算出する手法が良く用
いられている。
【0012】また、テスタ側での電圧値モニタ時間や比
較のための判定時間も必要となるため、現状ではウエハ
状態で実施する16コード分の擬似チューニング試験に
は、内部電源一つあたり数秒以上のテスト時間がかかっ
てしまうのが一般的である。この時間は、ウエハ状態で
の合計テスト時間の数十パーセントに相当する。
【0013】チップ内部での電圧比較などのノイズ対策
に関する先行技術は、たとえば特開2001-229697、特開
平5-19025、特開平7-140208号公報等に開示されている
が、チューニング時間に対する抜本的な時間短縮の対策
はなされていないのが実情である。
【0014】たとえば、上記先行技術の中には、内部電
圧値をモニタするために外部から印加する基準電圧をテ
スタ装置から与え、この基準電圧を変化させる場合が示
されている。しかし、テスタ装置から与える基準電圧を
変化させる場合はテスタ装置の制約により一回変化させ
るために非常に時間がかかる。安価なテスタ装置だと、
安定化するまでの時間も含めると、一回の変化あたり数
百ミリ秒程度が必要とされる。高価なテスタ装置を用い
れば、その時間はマイクロ秒オーダで済むが、大量に評
価するには多大な設備投資が必要となり、半導体装置の
テストのためのコストを増大させることになる。したが
って、装置コストの点から安価なテスタが使用される場
合が多い現状では、安価なテスタで高速にチューニング
することができることが望ましい.この発明の目的は、
安価なテスタ装置でも高速にチューニング試験が可能な
半導体装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、外部から与えられる比較電位を受ける第1の端
子と、外部から与えられる複数ビットの制御信号を入力
するための複数の第2の端子と、設定値を不揮発的に保
持し、設定値が未設定である初期状態において制御信号
に応じた内部電位を出力する内部電位発生回路と、内部
電位が比較電位に対して適切か否かの判定を行なうレベ
ル判定回路と、内部電位を受けて動作する内部回路とを
備える。
【0016】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位発生回路
は、複数のチューニング回路を含み、各複数のチューニ
ング回路は、設定値を不揮発的に保持するヒューズ素子
と、複数のヒューズ素子が初期状態であるときに、ヒュ
ーズ素子に設定値が既設定である状態を制御信号に応じ
て擬似的に発生する回路とを含む。
【0017】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位発生回路
は、複数のチューニング回路の状態に応じて抵抗が変化
する抵抗回路と、抵抗回路に一定の電流を供給する電流
源とをさらに含む。
【0018】請求項4に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、レベル判定回路の
出力結果を外部に出力する第3の端子をさらに備える。
【0019】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位を出力す
るノードに接続されるキャパシタと、ノードの電位を所
定の固定電位に初期化するイニシャライズ回路とをさら
に備える。
【0020】請求項6に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位は、外部
から与えられる電源電位と接地電位との中間の電位であ
る。
【0021】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位は、外部
から与えられる電源電位よりも高い昇圧電位であり、内
部電位発生回路は、出力ノードを昇圧電位に駆動する駆
動回路を含み、昇圧電位を電源電位より低い観測用の電
位に変換してレベル判定回路に出力する第1の電圧変換
回路をさらに備える。
【0022】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の構成に加えて、駆動回路は、活性
化時に出力ノードを昇圧電位に向けて昇圧し、内部電位
発生回路は、第1の電圧変換回路の出力と設定値に応じ
た参照電位とを比較して駆動回路の活性化制御を行なう
比較回路をさらに含む。
【0023】請求項9に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の構成に加えて、駆動回路は、活性
化時に出力ノードを昇圧電位に向けて昇圧し、内部電位
発生回路は、昇圧電位を受けて電源電位より低い電位を
出力する第2の電圧変換回路と、第2の電圧変換回路の
出力と設定値に応じた参照電位とを比較して駆動回路の
活性化制御を行なう比較回路とをさらに含む。
【0024】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置の構成に加えて、内部電位は、接
地電位よりも低い負の電位であり、レベル判定回路の入
力レンジは、接地電位から電源電位までの範囲以内であ
り、内部電位と比較電位とを受けて、レベル判定回路に
対して入力レンジに電位が収まる判定用の信号を出力す
る負電位比較回路をさらに備える。
【0025】請求項11に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置の構成に加えて、半導体装置は、
動作モードとして通常モードとテストモードとを有し、
通常モードにおいて複数の第2の端子に与えられるアド
レス信号に応じて記憶動作を行なうメモリアレイと、テ
ストモードにおいて複数の第2の端子と内部電位発生回
路とを接続し、通常モードにおいては複数の第2の端子
と内部電位発生回路とを切り離すスイッチ回路とをさら
に備える。
【0026】請求項12に記載の半導体装置は、請求項
11に記載の半導体装置の構成に加えて、内部回路は、
内部電位に応じて内部電源電位を発生し、メモリアレイ
に供給する電源回路を含む。
【0027】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、実施の
形態1の半導体装置401の構成を示したブロック図で
ある。
【0028】図1を参照して、半導体装置401は、制
御信号ext./RAS、ext./CAS、ext.
/WEをそれぞれ受ける制御信号入力端子2〜6と、ア
ドレス入力端子群8と、データ信号Dinが入力される
入力端子群14と、データ信号Doutを出力する出力
端子群16と、接地電位Vssが与えられる接地端子1
2と、電源電位Ext.Vccが与えられる電源端子1
0と、テスト用制御クロック信号TCLKが入力される
入力端子13とを備える。
【0029】半導体装置401は、さらに、クロック発
生回路22と、行および列アドレスバッファ24と、行
デコーダ26と、列デコーダ28と、センスアンプ+入
出力制御回路30と、メモリセルアレイ32と、ゲート
回路18と、データ入力バッファ20およびデータ出力
バッファ34とを備える。
【0030】クロック発生回路22は、制御信号入力端
子2、4を介して外部から与えられる外部行アドレスス
トローブ信号ext./RASと外部列アドレスストロ
ーブ信号ext./CASとに基づいた所定の動作モー
ドに相当する制御クロックを発生し、半導体装置全体の
動作を制御する。
【0031】行および列アドレスバッファ24は、外部
から与えられるアドレス信号A0〜Ai(iは自然数)
に基づいて生成したアドレス信号を行デコーダ26およ
び列デコーダ28に与える。
【0032】行デコーダ26と列デコーダ28とによっ
て指定されたメモリセルアレイ32中のメモリセルは、
センスアンプ+入出力制御回路30とデータ入力バッフ
ァ20またはデータ出力バッファ34とを介して入出力
端子Dinまたは出力端子Doutを通じて外部とデー
タをやり取りする。
【0033】半導体装置401は、さらに、外部電源電
位Ext.Vccを昇圧して内部昇圧電位Vppを発生
する昇圧電源回路36と、外部電源電位Ext.Vcc
を受けて制御クロック信号TCLKの設定に応じた電圧
に降圧して内部電源電位int.Vccを発生する電圧
降下回路438と、外部から比較電位CMPを受ける端
子402と、外部へテスト出力信号TOUTを出力する
端子404とを含む。
【0034】電圧降下回路438は、信号TCLKに応
じて内部の参照電位を徐々に変化させ、発生した参照電
位と外部から与えられた比較電位CMPとの大小関係を
テスト出力信号TOUTとして出力する。
【0035】昇圧電源電位Vppは行デコーダ26が駆
動するワード線の駆動電位となる。内部電源電位in
t.Vccはメモリセルアレイ32をはじめとする内部
回路に与えられる。
【0036】また、半導体装置401は、クロック発生
回路22によって制御されリフレッシュモードにおいて
一定周期でリフレッシュアドレスを発生し行デコーダ2
6に与えるリフレッシュアドレスカウンタ25を含む。
【0037】図1に示した半導体装置401は、代表的
な一例であり、たとえば同期型半導体記憶装置(SDR
AM)にも本発明は適用可能である。他にも、電圧降下
回路を内蔵する半導体装置であれば種々のものに適用可
能である。
【0038】図2は、図1における電圧降下回路438
の構成を示した回路図である。図2を参照して、電圧降
下回路438は、信号TCLKに応じて参照電位Vre
f0を出力する参照電位発生回路52と、参照電位Vr
ef0を受けて参照電位Vrefを出力するバッファ回
路442と、バッファ回路442の出力と接地ノードと
の間に接続されるキャパシタ444と、信号VTUNE
がHレベルのときに活性化され、参照電位Vrefと外
部から与えられる比較電位CMPとを受けて、受けた2
つの電位の大小を判定し結果をテスト出力信号TOUT
として出力するレベル判定回路446と、参照電位Vr
efを受けて電源電位int.Vccを出力する電圧変
換部54と、電圧変換部54の出力と接地ノードとの間
に接続されるキャパシタ445とを含む。
【0039】バッファ回路442は、入力される電位と
等しい電位で、かつ、低いインピーダンスの出力電位を
出力する回路である。バッファ回路442は、たとえ
ば、カレントミラー回路を用いて実現することができ
る。
【0040】参照電位発生回路52は、制御クロック信
号TCLKに従ってチューニング信号TIG1〜TIG
4を出力するカウンタ62と、外部電源電位Ext.V
ccが与えられる電源ノードとノードN1との間に接続
される定電流源72と、ノードN1と接地ノードとの間
に接続される抵抗回路73と、ノードN1と接地ノード
との間に接続される電位安定化用のキャパシタ84とを
含む。ノードN1からは参照電位Vref0が出力され
る。
【0041】参照電位発生回路52は、さらに、チュー
ニング信号TSIG1に応じてチューニング時にノード
N1とN2との間を導通させるチューニング回路64
と、チューニング信号TSIG2に応じてチューニング
時にノードN2とN3との間を接続するチューニング回
路66と、チューニング信号TSIG3に応じてチュー
ニング時にノードN3とN4との間を接続するチューニ
ング回路68と、チューニング信号TSIG4に応じて
チューニング時にノードN4とN5との間を接続するチ
ューニング回路70とを含む。
【0042】抵抗回路73は、ノードN1とノードN2
との間に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ74と、ノードN2とノード
N3との間に接続されゲートが接地ノードに接続される
PチャネルMOSトランジスタ76と、ノードN3とノ
ードN4との間に接続されゲートが接地ノードに接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ78と、ノードN4
とノードN5との間に接続されゲートが接地ノードに接
続されるPチャネルMOSトランジスタ80と、ノード
N5にソースが接続されドレインおよびゲートが接地ノ
ードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ82と
を含む。
【0043】電圧変換部54は、参照電位Vrefをマ
イナス入力ノードに受け、内部電源電位int.Vcc
をプラス入力ノードに受けて両者を比較する差動アンプ
回路56と、差動アンプ回路56の出力をゲートに受
け、外部電源電位Ext.Vccを受ける電源ノードと
内部電源電位int.Vccを出力する電源ノードとの
間に接続されるPチャネルMOSトランジスタ58とを
含む。
【0044】レベル判定回路446は、比較電位CMP
をマイナス入力ノードに受け、参照電位Vrefをプラ
ス入力ノードに受け、テスト出力信号TOUTを出力す
るコンパレータ448と、コンパレータ448と接地ノ
ードとの間に接続されゲートに信号VTUNEを受ける
NチャネルMOSトランジスタ450とを含む。Nチャ
ネルMOSトランジスタ450は、チューニングモード
時に導通し、外部電源電位Ext.Vccからコンパレ
ータ448を通って接地ノードに向けて流れる動作電流
を通す。チューニングモードでないときには、Nチャネ
ルMOSトランジスタ450は非導通状態となり、コン
パレータ448の動作電源電圧を遮断する。
【0045】参照電位発生回路52は、チューニングモ
ード時すなわち信号VTUNEがHレベルのときに、信
号TCLKに応じて信号TSIG1〜TSIG4を変化
させて参照電位Vref0を16段階にチューニング可
能である。参照電位発生回路52から出力される参照電
位Vref0は、バッファ回路442に入力される。バ
ッファ回路442は、たとえばカレントミラー回路など
を利用して入力ノードと出力ノードが分離されるような
構成となっている。バッファ回路442から出力される
参照電位Vrefは、レベル判定回路446と電圧変換
部54とに与えられる。
【0046】レベル判定回路446は、信号VTUNE
がHレベルのときのみにコンパレータ448が活性化さ
れる回路である。コンパレータ448は活性化される
と、デバイス外部から入力された比較電位CMPと内部
で発生された参照電位Vrefを比較する。比較した結
果、Vref<CMPのときにはテスト出力信号TOU
TはLレベルとなり、Vref>CMPのときにはテス
ト出力信号TOUTはHレベルとなる。
【0047】レベル判定回路446は、参照電位Vre
fを受ける差動アンプ回路56とは独立して別途コンパ
レータ448を含んでいる。これにより、参照電位Vr
efを通常時において使用している電圧変換部54の動
作に影響を与えずに参照電位Vrefと比較電位CMP
との比較動作を行なうことができる。電圧変換部54を
動作状態にしながらテスト時にコンパレータ448で比
較を行なうので、通常動作時のノイズマージンとテスト
時のノイズマージンの間に差を生じることも無く、安定
して信頼性の高い測定が可能である。
【0048】図3は、図2におけるチューニング回路7
0の構成を示す回路図である。図3を参照して、チュー
ニング回路70は、チューニング信号TSIGnを受け
て反転するインバータ92と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ96およびヒューズ素子98と、NチャネルMO
Sトランジスタ96と並列に接続されゲートにチューニ
ング信号TSIGnが接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ94とを含む。NチャネルMOSトランジスタ
96のゲートにはインバータ92の出力が与えられる。
【0049】図3のチューニング信号TSIGnは、図
2のチューニング信号TSIG4に対応する。また、図
3のノードNAnは図2のノードN4に対応し、図3の
ノードNBnは図2のノードN5に対応する。
【0050】このチューニング回路70は、ヒューズを
ブローする前であってチューニング信号がLレベルの状
態においてはノードNAnとノードNBnが導通状態と
なる。すなわちデフォルトで導通状態となる回路であ
る。
【0051】図4は、図2におけるチューニング回路6
4の構成を示す回路図である。図4を参照して、チュー
ニング回路64は、ゲートが接地ノードに接続されソー
スが外部電源電位Ext.Vccに結合されるPチャネ
ルMOSトランジスタ102と、PチャネルMOSトラ
ンジスタ102のドレインとノードN6との間に接続さ
れるヒューズ素子104と、ゲートおよびソースが接地
ノードに接続されドレインがノードN6に接続されるN
チャネルMOSトランジスタ106と、ノードN6と接
地ノードとの間に並列に接続されるNチャネルMOSト
ランジスタ120、122と、ノードN6が入力ノード
に接続されるインバータ110とを含む。NチャネルM
OSトランジスタ120のゲートには信号BIASが与
えられ、NチャネルMOSトランジスタ122のゲート
にはインバータ110の出力が与えられる。
【0052】チューニング回路64は、さらに、チュー
ニング信号TSIGnとインバータ110の出力とを受
けるOR回路112と、OR回路112の出力を受けて
反転するインバータ114と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に並列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ116、PチャネルMOSトランジスタ118と
を含む。NチャネルMOSトランジスタ116のゲート
にはOR回路112の出力が与えられ、PチャネルMO
Sトランジスタ118のゲートにはインバータ114の
出力が与えられる。
【0053】図4におけるチューニング信号TSIGn
は図2におけるチューニング信号TSIG1に対応し、
ノードNAn、ノードNBnはそれぞれ図2のノードN
1、ノードN2に対応する。
【0054】図2に示したチューニング回路66、68
もチューニング回路64と同様な構成を有するため説明
は繰返さない。ただし、チューニング回路66の場合
は、図4のチューニング信号TSIGnがチューニング
信号TSIG2に対応し、ノードNAnはノードN2に
対応し、ノードNBnはノードN3に対応する。
【0055】また、図2のチューニング回路68の場合
には、図4のチューニング信号TSIGn、ノードNB
nは、それぞれチューニング信号TSIG3、ノードN
3、ノードN4に対応する。
【0056】チューニング回路64〜68は、チューニ
ング信号TSIG1〜TSIG3がLレベルにおいて、
すなわちデフォルト状態においてノードNAnとノード
NBnとの間が非導通状態となる回路である。
【0057】チューニング回路64、66、68をデフ
ォルトで非導通状態の回路にし、チューニング回路70
をデフォルトで導通状態の回路とすることにより、レー
ザトリミング前のチャネル抵抗値をチューニングレンジ
の中心の値に設定できる。これは、PチャネルMOSト
ランジスタ74、76、78、80のチャネル抵抗値が
(1:2:4:8)の比率となっているからである。そ
して、チューニング信号TSIG1〜TSIG4を変化
させるチューニング動作により、チャネル抵抗値の総和
を上下させることができ、参照電位Vrefの電位を所
望の電位にすることができる。
【0058】また、図2では、信号TSIG1〜TSI
G4は、テスト入力端子を少なくするため信号TCLK
に同期して切換えられていた。他の方法として、チュー
ニングモード時において、外部入力信号を用いて与えて
もよい。
【0059】図5は、外部入力信号を用いて信号TSI
G1〜TSIG4を与える構成例を示した図である。
【0060】図5を参照して、アドレス信号A0〜A3
は、通常は、図1に示した行およびアドレスバッファ2
4に信号を与えるためのものであるが、スイッチ回路4
52を設ければ、信号VTUNEがHレベルのときにの
みアドレス信号A0〜A3を与える4つの端子から直接
信号TSIG1〜TSIG4を入力することもできる。
【0061】外部からテスタによって直接的に信号TS
IG1〜TSIG4を与えることができるので、制御が
容易である。また、内部電圧を切換えてから最小限の安
定時間後に直ちに判定し、次の内部電圧に切換えて次の
判定を行なうようにして、時間短縮を行なう場合に、内
部電圧の切換えと判定タイミングの同期をとることも容
易となる。さらには、図2のカウンタ62は不要となる
ので、チップ面積を小さくすることができる。
【0062】図6は、図2に示した電圧降下回路438
の動作を説明するための動作波形図である。
【0063】図2、図6を参照して、時刻t0において
信号VTUNEがLレベルからHレベルに設定され、半
導体装置はチューニングモードとなる。参照電位Vre
fの目標となる電位として外部から比較電位CMPが与
えられる。図6には、一例として比較電位CMPが1.
5Vである場合が示されている。
【0064】そして、信号TSIG[4:1]を0から
順にインクリメントすることにより内部で発生される参
照電位Vrefの値を変化させ、テスト出力信号TOU
Tを観測する。この観測は、たとえば半導体装置用のテ
スタで行なわれる。
【0065】時刻t1において信号TSIG[4:1]
の値が7から8へ変化すると、今まで比較電位CMPよ
りも小さかった参照電位Vrefの値が比較電位CMP
よりも大きくなる。そして、比較結果を示すテスト出力
信号TOUTはLレベルからHレベルに変化する。この
ように、TOUTがLレベルからHレベルに切換わった
チューニングコードが最適コードである。
【0066】従来のように、テスタに備えられているコ
ンパレータを用いてチップ内部で発生される出力インピ
ーダンスが高い参照電位Vrefを比較しようとする
と、半導体装置とテスタとを接続するためのテスト治具
や、半導体のパッケージを介してコンパレータ入力にノ
イズを受けやすい。このため、何回か測定を行ない平均
値で判定する必要がある。
【0067】これに対して、実施の形態1で示した発明
では、デバイス内部にコンパレータを持つので、外的ノ
イズによる影響を受けずに、参照電位Vrefの大小の
判定を安定して行なうことができる。これにより、テス
ト時間を短縮できる。また、参照電位Vrefをデバイ
ス外部に出力する必要がないので、参照電位Vrefに
生じるノイズを軽減することもできる。
【0068】また、デバイス内部に備えるコンパレータ
448に対し外部からテスタで与える比較電位CMP
は、擬似チューニングを行なう間は一定値でよく、擬似
チューニング中は変化させる必要がない。外部から複数
ビットのデジタル値で与えられる信号TSIG1〜4に
より、内部で参照電位Vref0を変化させる。テスタ
でアナログ値の電圧を与えるには、安定時間も含めると
数百ミリ秒必要であるが、デジタル値の信号TSIG1
〜4を変化させる場合は短時間で済む。信号TSIG1
〜4の変化に応じて変化する内部電圧は安定に要する時
間が数百マイクロ秒であり、テスタでアナログ値の電圧
を与える場合と比べると大幅なテスト時間の短縮が可能
となる。
【0069】具体的には、従来数百ミリ秒かかっていた
テスト時間が、規格に記載されるような通常の電源投入
時間(たとえば200マイクロ秒)に16コード分を掛
けた時間すなわち3.2ミリ秒となる。これにより、短
時間にテストを終えることができ、チップの大量生産時
のテストコストの大幅な削減が可能となる。
【0070】さらに好ましくは、外部からテスタによっ
て直接的に信号TSIG1〜TSIG4を与えることに
より、制御が容易となる。そうすれば、内部電圧を切換
えてから最小限の安定時間後に直ちに判定し、次の内部
電圧に切換えて次の判定を行なうようにして、時間短縮
を行なう場合に、内部電圧の切換えと判定タイミングの
同期をとることも容易となる。この場合、カウンタ62
は不要となるので、チップ面積を小さくすることができ
る。
【0071】[実施の形態2]実施の形態2の発明は、
実施の形態1の発明に参照電位Vrefをイニシャライ
ズする回路を付加したものである。
【0072】図7は、Vrefイニシャライズ回路の構
成を示した回路図である。図7を参照して、このVre
fイニシャライズ回路は、ワンショットパルス発生回路
460と、図2のバッファ回路442から参照電位Vr
efが与えられるノードと接地ノードとの間に接続さ
れ、ワンショットパルス発生回路460の出力をゲート
に受けるNチャネルMOSトランジスタ462とを含
む。
【0073】ワンショットパルス発生回路460は、信
号VTUNEを受けるインバータ464と、インバータ
464の出力を受けて反転するインバータ466と、イ
ンバータ466の出力を受けて反転するインバータ46
8とを含む。
【0074】ワンショットパルス発生回路460は、さ
らに、外部電源電位Ext.Vccが与えられるノード
とノードN42との間に接続され、インバータ466の
出力をゲートに受けるPチャネルMOSトランジスタ4
70と、外部電源電位Ext.Vccが与えられるノー
ドとノードN42との間に接続されるキャパシタ472
と、ノードN42とノードN41との間に接続されゲー
トにインバータ466の出力を受けるNチャネルMOS
トランジスタ474と、ノードN42とノードN41と
の間に接続されゲートにインバータ468の出力を受け
るPチャネルMOSトランジスタ476とを含む。
【0075】ワンショットパルス発生回路460は、さ
らに、ノードN41と接地ノードとの間に接続され定電
流I1を流す定電流源478と、ノードN41に入力が
接続されるインバータ480と、インバータ480,イ
ンバータ464の出力を受けるNOR回路482とを含
む。NOR回路482の出力は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ462のゲートに接続される。
【0076】図7に示したVrefイニシャライズ回路
は、図2の電圧降下回路438で発生される参照電位V
refが与えられるノードを一定期間接地ノードと接続
しキャパシタ444の電荷を抜くための回路である。
【0077】信号VTUNEがLレベルであるとき、ト
ランジスタ470は導通状態、トランジスタ474,4
76は非導通状態であり、ノードN42はHレベルとな
り、ノードN41はLレベルとなる。このとき、NOR
回路482はLレベルの信号を出力し、トランジスタ4
62は非導通状態となっている。
【0078】信号VTUNEがLレベルからHレベルに
変化すると、トランジスタ470は非導通状態、トラン
ジスタ474,476は導通状態となる。そしてノード
N42の電位がノードN41に伝わってノードN41は
一時的にHレベルとなる。すると、NOR回路482は
Hレベルの信号を出力するので、トランジスタ462は
導通状態となる。すると参照電位Vrefが与えられる
ノードは接地ノードに接続される。
【0079】ノードN41と接地ノードとの間には定電
流源478があり微小電流I1を流している。キャパシ
タ472の電荷がトランジスタ474,476を介して
電流源478によって引抜かれる。そして一定時間が経
過するとノードN41はLレベルとなり、NOR回路4
82の出力はLレベルの信号に戻る。トランジスタ46
2は非導通状態となり、参照電位Vrefのイニシャラ
イズは解除される。
【0080】参照電位Vrefを出力するノードには、
隣接する配線等からのノイズによる影響を軽減するた
め、通常、キャパシタ444で示されるような安定化キ
ャパシタを設ける。このため、チューニングを開始する
ためにチューニングコードを変化させて参照電位Vre
f0を低く設定しても、参照電位Vrefはすぐには下
がらない。
【0081】参照電位Vrefに接続されている安定化
キャパシタ444と並列に図7で示したトランジスタ4
62を接続することにより、チューニングモード設定時
に一定期間参照電位Vrefを接地電位にすることがで
きる。これにより、参照電位Vrefを出力するノード
に接続される安定化キャパシタ444の電荷を速やかに
引抜くことができる。よって、参照電位Vrefを高い
レベルから低いレベルに変化させるのに必要な時間を短
縮することができる。
【0082】図8は、信号TSIGの変化ごとに信号V
TUNEをLレベルからHレベルに変化する制御を行な
った動作波形図である。
【0083】図8を参照して、チューニングモードに設
定すると、時刻t0において、速やかに電位Vrefは
Lレベルに設定されるので、チューニング動作開始を迅
速に行なうことができる。また、信号TSIGの変化ご
とに信号VTUNEをLレベルからHレベルに変化させ
れば、たとえばバイナリサーチなどの方法を用いてチュ
ーニング値を求めることもでき、テスト時間をさらに短
縮することができる。
【0084】[実施の形態3]実施の形態1、実施の形
態2では、参照電位Vrefを外部から与える比較電位
CMPと比較していた。しかし、電圧降下回路で発生さ
れる電源電位int.Vccを比較電位CMPと直接比
較することもできる。
【0085】図9は、実施の形態3で用いられる電圧降
下回路438aの構成を示した回路図である。
【0086】図9を参照して、電圧降下回路438a
は、図2で示した電圧降下回路438の構成において、
レベル判定回路446が参照電位Vrefを受ける代わ
りに、内部電源電位int.Vccを受ける点が異な
る。他の構成は、図2の電圧降下回路438と同様であ
るため、説明は繰返さない。
【0087】内部電源電位int.Vccは、参照電位
Vrefを基準として電圧変換部54で生成され、周辺
回路やメモリアレイなどで使われる内部電源電位であ
る。レベル判定回路446は電源電位int.Vccと
外部から与えられる比較電位CMPとの比較を行なう。
【0088】また、実施の形態2で示したようなイニシ
ャライズ回路を電源電位int.Vccの出力ノードに
も接続することにより、テスト時間の短縮が可能であ
る。特に、電圧変換部54は、図2に示したように出力
ノードをLレベルに引き下げる駆動トランジスタを持た
ないので、イニシャライズ回路を付加する効果が大き
い。バイナリサーチなどのように、Vrefを高い電位
に設定してから低い電位にする必要がある場合は、一回
の比較動作ごとにint.Vccを出力するノードをイ
ニシャライズするとよい。
【0089】図10は、イニシャライズ回路を電源電位
int.Vccを出力するノードにも適用した一例を示
す図である。
【0090】図10を参照して、このイニシャライズ回
路は、図7で説明したイニシャライズ回路の構成に加え
て、内部電源電位int.Vccを出力するノードと接
地ノードとの間に接続されゲートにNOR回路482の
出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ490を含
む。このトランジスタ490を導通させることにより、
安定化キャパシタ445の電荷を引抜くことができる。
【0091】また、外部電源電位Ext.Vccを半導
体装置に投入する際に、不安定な期間が生じる場合があ
る。
【0092】図11は、外部電源電位Ext.Vccの
投入時の各内部電位を示した図である。
【0093】図11を参照して、時刻t0において、一
時的に電流源72の電流I2が多くなると、参照電位V
ref0が高くなり、それに応じて参照電位Vrefや
電源電位int.Vccもレベルが上がる。通常、安定
化キャパシタの容量値の大きさはC(Vref0)<<
C(Vref)<<C(int.Vcc)である。C
(Vref0)は図9のキャパシタ84に対応し、C
(Vref)はキャパシタ444に対応し、C(in
t.Vcc)はキャパシタ445に対応する。キャパシ
タ445の容量値は大きいので、一旦上昇した電源電位
int.Vccのレベルが下がるのには時間を要する。
このため、チューニングを速やかに開始することができ
ない。したがって、参照電位Vrefが安定するには図
11の時刻t1まで待つ必要があり、電源電位int.
Vccが安定するには時刻t2まで待つ必要がある。
【0094】図10に示したようなイニシャライズ回路
を用いれば、この電源投入時の待ち時間を短縮すること
ができ、実施の形態2で説明した効果に加えて一層効果
が得られる。
【0095】さらに好ましくは、図5に示した構成にし
て外部からテスタによって直接的に信号TSIG1〜T
SIG4を与えることにより、制御が容易となる。そう
すれば、内部電圧を切換えてから最小限の安定時間後に
直ちに判定し、次の内部電圧に切換えて次の判定を行な
うようにして、時間短縮を行なう場合に、内部電圧の切
換えと判定タイミングの同期をとることも容易となる。
この場合、カウンタ62は不要となるので、チップ面積
を小さくすることができる。
【0096】[実施の形態4]実施の形態1のレベル判
定回路は、半導体装置内部で発生する昇圧電源電位Vp
pに適用することもできる。
【0097】図12は、レベル判定回路を備える昇圧電
源回路500の構成を示した図である。
【0098】昇圧電源回路500は、信号TCLKに応
じて参照電位VrefDを発生する参照電位発生回路5
04と、参照電位発生回路504の出力に応じて昇圧電
位Vppを出力する昇圧電位発生部502と、昇圧電位
発生部502から電位VppDを受けて外部から与えら
れる比較電位CMPと比較し、比較結果をテスト出力信
号TOUTとして出力するレベル判定回路506とを含
む。
【0099】レベル判定回路506の構成は図2で示し
たレベル判定回路446と同様であり説明は繰返さな
い。
【0100】昇圧電位発生部502は、昇圧電位Vpp
を分圧する分圧回路508と、分圧回路508が出力す
る電位VppDと参照電位VrefDを比較する比較回
路510と、比較回路510が出力するイネーブル信号
EOに応じてクロック信号EPを出力する発振器512
と、クロック信号EPの活性化に応じて昇圧電位Vpp
を出力するノードに電荷を送り込むチャージポンプ51
4とを含む。発振器512とチャージポンプ514は、
比較回路510の出力に応じて活性化しVppを出力す
るノードを目標電位にまで昇圧する。
【0101】昇圧電位Vppは、外部電源電位Ext.
Vccよりも高い電位である。昇圧電位Vppは、たと
えばダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)
では、ワード線ドライバ、データ線分離回路、データ出
力回路などで用いられる。チャージポンプ514で昇圧
された昇圧電位Vppは、分圧回路508に与えられ
る。分圧回路508では、昇圧電位Vppが与えられる
ノードから接地ノードに向けて直列にダイオード接続さ
れたPチャネルMOSトランジスタ516,518によ
って昇圧電位Vppが分圧される。
【0102】比較回路510は、電位VppDと電位V
refDとを比較して、VppD<VrefDのとき
に、活性化信号EOをHレベルに活性化する。そして、
発振器から出力されるクロック信号EPでチャージポン
プ回路を駆動する。
【0103】図13は、図12に示した参照電位発生回
路504の構成を示した回路図である。
【0104】図13を参照して、参照電位発生回路50
4は、信号TCLKに応じて参照電位VrefD0を出
力する参照電位発生回路52と、参照電位VrefD0
を受けてより低いインピーダンスで参照電位VrefD
を出力するバッファ回路520と、バッファ回路520
の出力と接地ノードとの間に接続される安定化のための
キャパシタ522とを含む。参照電位発生回路52の構
成は、図2で示した構成と同様であり説明は繰返さな
い。
【0105】図14は、図12に示した昇圧電源回路5
00の動作を説明するための波形図である。
【0106】図12、図14を参照して、昇圧電位Vp
pが負荷回路による電流の消費により電位がゆっくり下
がって時刻t1において電位VppDが参照電位Vre
fDより低くなると、時刻t2において比較回路510
が反応して信号EOがHレベルとなる。このとき、比較
器が反応するのに応答時間dT1が必要である。そし
て、チャージポンプ514が動作し、素早く電荷を供給
することによって昇圧電位Vppが上昇する。
【0107】昇圧電位Vppが時刻t3において参照電
位VrefDより高くなると、その応答時間dT2後で
ある時刻t4において信号EOがLレベルとなり、チャ
ージポンプが停止する。昇圧電位が下降する速度と上昇
する速度が異なるため、比較器が反応するのに必要な応
答時間dT1,dT2が等しい場合でも、それぞれの間
の電位の変化dV1,dV2は異なる。このため、電位
Vppの平均値と参照電位VrefDは一致しない。
【0108】したがって、昇圧電位Vppの平均値を所
定レベルに正確に設定するためには、レベル判定回路5
06に参照電位VrefDを入力するよりも電位Vpp
Dを入力するほうがよい。参照電位VrefDを外部か
ら与える比較電位CMPと比較して判定するよりも、電
位VppDを外部から与える比較電位CMPと比較して
判定して参照電位VrefDを与えるコード値を調整す
る方が精度がよく設定を行なえる。電位Vppの平均値
と参照電位VrefDのずれを比較電位CMPを与える
際に考慮しなくてよいからである。
【0109】そして、チューニングモード時すなわち信
号VTUNEがHレベルのときに、外部から入力される
比較電位CMPとの比較を行なう。その結果をテスト出
力信号TOUTとして出力し、実施の形態1の場合と同
様にしてチューニングの最適値を求める。また、実施の
形態2のように、一定期間昇圧電位Vppを接地電位に
する回路を搭載すると、さらにテスト時間の短縮の効果
が得られる。
【0110】さらに好ましくは、図5に示した構成にし
て外部からテスタによって直接的に信号TSIG1〜T
SIG4を与えることにより、制御が容易となる。そう
すれば、内部電圧を切換えてから最小限の安定時間後に
直ちに判定し、次の内部電圧に切換えて次の判定を行な
うようにして、時間短縮を行なう場合に、内部電圧の切
換えと判定タイミングの同期をとることも容易となる。
この場合、カウンタ62は不要となるので、チップ面積
を小さくすることができる。
【0111】[実施の形態5]実施の形態4では、分圧
回路508の出力する電位VppDをレベル判定回路に
入力していたが、分圧回路を独立させることもできる。
【0112】図15は、昇圧電源回路500を変形した
昇圧電源回路500aの構成を示す回路図である。
【0113】図15を参照して、昇圧電源回路500a
は、図12で示した昇圧電源回路500の構成に加え
て、分圧回路508aをさらに備える。分圧回路508
aは、昇圧電位Vppを分圧して電位VppDcmを出
力する。レベル判定回路506は、分圧回路508の出
力に代えて分圧回路508aが出力する電位VppDc
mを受ける。他の部分の昇圧電源回路500aの構成
は、図12で示した昇圧電源回路500と同様であり説
明は繰返さない。また、分圧回路508aの構成は、分
圧回路508と同様であるので説明は繰返さない。
【0114】電位発生部502の一部である分圧回路5
08は、回路レイアウト制限などにより、レベル判定回
路506の近くに配置することができるとは限らない。
そこで、レベル判定回路506の近くにレベル判定回路
506にチューニング時のモニタ専用の分圧回路508
aを配置することにより、実施の形態4で説明した効果
に加えて、信号配線の抵抗成分や容量成分による影響を
軽減することができる。
【0115】さらに好ましくは、図5に示した構成にし
て外部からテスタによって直接的に信号TSIG1〜T
SIG4を与えることにより、制御が容易となる。そう
すれば、内部電圧を切換えてから最小限の安定時間後に
直ちに判定し、次の内部電圧に切換えて次の判定を行な
うようにして、時間短縮を行なう場合に、内部電圧の切
換えと判定タイミングの同期をとることも容易となる。
この場合、カウンタ62は不要となるので、チップ面積
を小さくすることができる。
【0116】[実施の形態6]図16は、レベル判定回
路を用いて基板電位Vbbのチューニングを行なう回路
構成を示した図である。
【0117】図16を参照して、Vbb発生回路602
は、DRAMなどに通常搭載されている回路であり、N
チャネルMOSトランジスタが形成されているPウェル
に印加するための負電位を内部で発生するための回路で
ある。Vbb発生回路602からノードN63に出力さ
れる電位Vbbは、チューニング信号TSIG[4:
1]により16段階に変化できる。そして電位Vbbと
外部から入力される比較電位CMPとをVbb比較回路
604に与える。Vbb比較回路604の出力はレベル
判定回路606に与えられ、レベル判定回路606はテ
スト出力信号TOUTを出力する。
【0118】Vbb比較回路604は、電源ノードとノ
ードN61との間に接続されゲートがノードN61に接
続されるPチャネルMOSトランジスタ608と、ノー
ドN61とノードN63との間に直列に接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタ612,614とを含む。N
チャネルMOSトランジスタ612のゲートは電位CM
Pを受ける。NチャネルMOSトランジスタ614のゲ
ートは接地ノードに接続される。Vbb比較回路604
は、さらに、電源ノードとノードN62との間に接続さ
れゲートがノードN61に接続されるPチャネルMOS
トランジスタ610と、ノードN62と接地ノードとの
間に接続されゲートに比較電位CMPを受けるNチャネ
ルMOSトランジスタ616とを含む。ノードN62か
らは信号CMPCが出力され、ノードN61からは信号
VbbCが出力される。
【0119】レベル判定回路606は、外部電源電位E
xt.Vccを動作電源電位として受け、信号CMPC
と信号VbbCとを比較してテスト出力信号TOUTを
出力する比較回路618と、比較回路618と接地ノー
ドとの間に接続され信号VTUNEに応じて動作電流を
オンオフさせるNチャネルMOSトランジスタ620を
含む。
【0120】Vbb比較回路604では以下の関係が成
立する。すなわち、CMP=−VbbのときにCMPC
=VbbC、CMP>−VbbのときCMPC>Vbb
C、CMP<−VbbのときCMPC<VbbCが成立
する。また、CMPC、VbbCの信号レベルは、レベ
ル判定回路606の入力レンジに収まるように正の電位
に変換されている。レベル判定回路606の入力レンジ
は、外部電源電位Ext.Vccから接地電位までの範
囲以内の所定の範囲である。
【0121】そして、Vbb比較回路604の出力信号
CMPC,VbbCをレベル判定回路606へ入力する
ことにより、実施の形態1と同様にして、チューニング
最適値を求めることができる。また、実施の形態2のよ
うに、一定期間電位Vbbの出力ノードの電荷を抜く回
路を設けることにより、さらにチューニング時間の短縮
が可能となる。
【0122】負電圧である電位Vbbと外部から与える
比較電位CMPを比較する場合に、Vbb比較回路60
4を介して行なうと、比較電位CMPの値を正の値にす
ることができる。また、レベル判定回路606への入力
も正の値となるので、レベル判定回路606として通常
の回路構成を採用することができる。
【0123】さらに好ましくは、図5に示した構成にし
て外部からテスタによって直接的に信号TSIG1〜T
SIG4を与えることにより、制御が容易となる。そう
すれば、内部電圧を切換えてから最小限の安定時間後に
直ちに判定し、次の内部電圧に切換えて次の判定を行な
うようにして、時間短縮を行なう場合に、内部電圧の切
換えと判定タイミングの同期をとることも容易となる。
この場合、カウンタ62は不要となるので、チップ面積
を小さくすることができる。
【0124】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0125】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の半導体装置は、制
御信号に応じて、擬似的にチューニングを行なうので、
予め確実な設定値を確認することができる。また、制御
信号は端子から与えられるので制御が容易であり、テス
ト時間の短縮のために制御信号を変化させるタイミング
と内部電位の判定のタイミングの同期を取るのが容易で
ある。
【0126】請求項4に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、判定結果が
端子から出力され、テスタが直接モニタできるので、さ
らにテストが容易となる。
【0127】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、内部電位が
出力されるノードを迅速に初期化できるので、擬似的な
チューニングを繰り返し行なうテストの時間を短縮する
ことができる。
【0128】請求項6に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、外部電源電
位を降下させて内部電位を発生する構成において、予め
確実な設定値を確認することができる。
【0129】請求項7、8に記載の半導体装置は、請求
項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、外部電
源電位を昇圧させて内部電位を発生する構成において、
予め確実な設定値を確認することができる。
【0130】請求項9に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、レベル判定
回路の近くにチューニング時のモニタ専用の分圧をする
電圧変換回路を配置することにより、レイアウト制限が
厳しい場合でも信号配線の抵抗成分や容量成分による影
響を軽減することができる。
【0131】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、外部電源
電位から負の内部電位を発生する構成において、予め確
実な設定値を確認することができる。
【0132】請求項11、12に記載の半導体装置は、
請求項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、制
御信号を入力する端子をアドレス信号を入力する端子と
兼用するので、端子数の増加を抑えつつ擬似チューニン
グテストを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の半導体装置401の構成を示
したブロック図である。
【図2】 図1における電圧降下回路438の構成を示
した回路図である。
【図3】 図2におけるチューニング回路70の構成を
示す回路図である。
【図4】 図2におけるチューニング回路64の構成を
示す回路図である。
【図5】 外部入力信号を用いて信号TSIG1〜TS
IG4を与える構成例を示した図である。
【図6】 図2に示した電圧降下回路438の動作を説
明するための動作波形図である。
【図7】 Vrefイニシャライズ回路の構成を示した
回路図である。
【図8】 信号TSIGの変化ごとに信号VTUNEを
LレベルからHレベルに変化する制御を行なった動作波
形図である。
【図9】 実施の形態3で用いられる電圧降下回路43
8aの構成を示した回路図である。
【図10】 イニシャライズ回路を電源電位int.V
ccを出力するノードにも適用した一例を示す図であ
る。
【図11】 外部電源電位Ext.Vccの投入時の各
内部電位を示した図である。
【図12】 レベル判定回路を備える昇圧電源回路50
0の構成を示した図である。
【図13】 図12に示した参照電位発生回路504の
構成を示した回路図である。
【図14】 図12に示した昇圧電源回路500の動作
を説明するための波形図である。
【図15】 昇圧電源回路500を変形した昇圧電源回
路500aの構成を示す回路図である。
【図16】 レベル判定回路を用いて基板電位Vbbの
チューニングを行なう回路構成を示した図である。
【符号の説明】
401 半導体装置、2 制御信号入力端子、8 アド
レス入力端子群、10電源端子、12 接地端子、13
入力端子、14 入力端子群、16 出力端子群、1
8 ゲート回路、20 データ入力バッファ、22 ク
ロック発生回路、24 アドレスバッファ、24 列ア
ドレスバッファ、25 リフレッシュアドレスカウン
タ、26 行デコーダ、28 列デコーダ、30 入出
力制御回路、32 メモリセルアレイ、34 データ出
力バッファ、36,500,500a 昇圧電源回路、
52,504 参照電位発生回路、54 電圧変換部、
56 差動アンプ回路、62 カウンタ、64〜70
チューニング回路、72,478 電流源、73 抵抗
回路、84,444,445,472,522 キャパ
シタ、98,104 ヒューズ素子、402,404
端子、438,438a 電圧降下回路、442,52
0 バッファ回路、446,506,606レベル判定
回路、448 コンパレータ、452 スイッチ回路、
460 ワンショットパルス発生回路、502 昇圧電
位発生部、508,508a 分圧回路、510,60
4,618 比較回路、512 発振器、514 チャ
ージポンプ、602 Vbb発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 19/00 G01R 31/28 V // G05F 3/24 W B Q Fターム(参考) 2G132 AA00 AA08 AG01 AK07 AK15 AL05 AL11 5F038 AV03 AV07 AV13 AV15 BB07 BB08 BG03 BG06 DF05 DF08 DT04 DT18 EZ20 5H420 NA03 NB16 NB25 NC03 5J056 BB02 BB60 CC00 CC02 CC04 CC09 CC10 CC16 CC17 CC29 CC30 DD13 DD28 DD51 DD60 FF01 FF06 FF07 FF08 KK01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる比較電位を受ける第
    1の端子と、 外部から与えられる複数ビットの制御信号を入力するた
    めの複数の第2の端子と、 設定値を不揮発的に保持し、前記設定値が未設定である
    初期状態において前記制御信号に応じた内部電位を出力
    する内部電位発生回路と、 前記内部電位が前記比較電位に対して適切か否かの判定
    を行なうレベル判定回路と、 前記内部電位を受けて動作する内部回路とを備える半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記内部電位発生回路は、 複数のチューニング回路を含み、 各前記複数のチューニング回路は、 前記設定値を不揮発的に保持するヒューズ素子と、 前記複数のヒューズ素子が初期状態であるときに、前記
    ヒューズ素子に前記設定値が既設定である状態を前記制
    御信号に応じて擬似的に発生する回路とを含む、請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記内部電位発生回路は、 前記複数のチューニング回路の状態に応じて抵抗が変化
    する抵抗回路と、 前記抵抗回路に一定の電流を供給する電流源とをさらに
    含む、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル判定回路の出力結果を外部に
    出力する第3の端子をさらに備える、請求項1に記載の
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記内部電位を出力するノードに接続さ
    れるキャパシタと、 前記ノードの電位を所定の固定電位に初期化するイニシ
    ャライズ回路とをさらに備える、請求項1に記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記内部電位は、外部から与えられる電
    源電位と接地電位との中間の電位である、請求項1に記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記内部電位は、外部から与えられる電
    源電位よりも高い昇圧電位であり、 前記内部電位発生回路は、 出力ノードを前記昇圧電位に駆動する駆動回路を含み、 前記昇圧電位を前記電源電位より低い観測用の電位に変
    換して前記レベル判定回路に出力する第1の電圧変換回
    路をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動回路は、活性化時に前記出力ノ
    ードを前記昇圧電位に向けて昇圧し、 前記内部電位発生回路は、 前記第1の電圧変換回路の出力と前記設定値に応じた参
    照電位とを比較して前記駆動回路の活性化制御を行なう
    比較回路をさらに含む、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動回路は、活性化時に前記出力ノ
    ードを前記昇圧電位に向けて昇圧し、 前記内部電位発生回路は、 前記昇圧電位を受けて前記電源電位より低い電位を出力
    する第2の電圧変換回路と、 前記第2の電圧変換回路の出力と前記設定値に応じた参
    照電位とを比較して前記駆動回路の活性化制御を行なう
    比較回路とをさらに含む、請求項7に記載の半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 前記内部電位は、接地電位よりも低い
    負の電位であり、 前記レベル判定回路の入力レンジは、前記接地電位から
    電源電位までの範囲以内であり、 前記内部電位と前記比較電位とを受けて、前記レベル判
    定回路に対して前記入力レンジに電位が収まる判定用の
    信号を出力する負電位比較回路をさらに備える請求項1
    に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記半導体装置は、動作モードとして
    通常モードとテストモードとを有し、 前記通常モードにおいて前記複数の第2の端子に与えら
    れるアドレス信号に応じて記憶動作を行なうメモリアレ
    イと、 前記テストモードにおいて前記複数の第2の端子と前記
    内部電位発生回路とを接続し、前記通常モードにおいて
    は前記複数の第2の端子と前記内部電位発生回路とを切
    り離すスイッチ回路とをさらに備える、請求項1に記載
    の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記内部回路は、 前記内部電位に応じて内部電源電位を発生し、前記メモ
    リアレイに供給する電源回路を含む、請求項11に記載
    の半導体装置。
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