JP2003151957A - プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 - Google Patents
プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法Info
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Abstract
具合を防止することができるプラズマ処理装置およびプ
ラズマ処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 回路形成面に保護テープ6aが貼着され
たシリコンウェハ6のプラズマ処理を行うプラズマ処理
装置において、導電金属で製作された下部電極3の上面
の載置面3dに、保護テープ6aを載置面3dに向けて
シリコンウェハ6を載置する。プラズマ処理において静
電吸着用DC電源部18によってDC電圧を下部電極3
に印加することによりシリコンウェハ6を下部電極3に
吸着保持する際には、保護テープ6aを静電吸着の誘電
体として利用する。これにより、誘電体を極力薄くする
ことができ、シリコンウェハ6を十分な静電保持力で保
持することができる。
Description
どの半導体基板のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置
及びプラズマ処理方法に関するものである。
の製造工程では、半導体装置の薄型化にともない基板の
厚さを薄くするための薄化加工が行われる。この薄化加
工は、シリコン基板の表面に回路パターンを形成した後
に、回路形成面の裏面を機械研磨することによって行わ
れ、研磨加工後には機械研磨によってシリコン基板の研
磨面に生成されたダメージ層をエッチングにより除去す
ることを目的として、プラズマ処理が行われる。
ェハは処理対象面(裏面)を上向きにした姿勢で保持す
る必要があるため、シリコンウェハは回路形成面側を基
板載置部の載置面に向けた姿勢で保持される。このと
き、回路形成面には回路が直接載置面に接触してダメー
ジを受けるのを防止する目的で保護テープが貼着され
る。
ェハを保持する方法として、静電吸着による方法が知ら
れている。この方法は、導電体の表面が薄い絶縁層で覆
われた基板載置部にシリコンウェハを載置し、導電体に
直流電圧を印加して基板載置部の表面を静電吸着面と
し、シリコンウェハと絶縁層の下の導電体との間にクー
ロン力を作用させることによってシリコンウェハを基板
載置部に保持するものである。
状態のシリコンウェハを静電吸着によって保持する場合
には、クーロン力は絶縁層に加えて絶縁性の保護テープ
を介在させた状態で作用するため、保護テープを介さず
に直接シリコンウェハを静電吸着面に密着させた場合と
比較して静電吸着力が低く十分な保持力が得られない場
合があった。この他にも、シリコンウェハの表面に封止
用や配線用等の目的で樹脂層が形成され、この樹脂層側
を静電吸着面に密着させて静電吸着するような場合にお
いても同様な問題が発生する。
保持力で保持して不具合を防止することができるプラズ
マ処理装置及びプラズマ処理方法を提供することを目的
とする。
処理装置は、表面に絶縁層を有する半導体基板のプラズ
マ処理を行うプラズマ処理装置であって、少なくとも一
部に導電体が露呈した載置面が設けられ前記半導体基板
が絶縁層側をこの載置面に向けて載置される基板載置部
と、前記半導体基板を前記載置面に静電吸着によって保
持する静電吸着手段と、前記載置面に載置された半導体
基板を処理するためにプラズマを発生するプラズマ発生
手段とを備え、前記半導体基板の絶縁層を静電吸着手段
の誘電体として利用する。
項1記載のプラズマ処理装置であって、前記絶縁層が、
半導体基板の表面に貼り付けられた樹脂テープである。
に絶縁層を有する半導体基板を基板載置部の載置面の少
なくとも一部に静電吸着によって保持した状態でプラズ
マ処理を行うプラズマ処理方法であって、前記載置面を
導電体とし、前記半導体基板の絶縁層側を前記基板載置
部の載置面に向けて載置し前記絶縁層を静電吸着手段の
誘電体として利用することにより半導体基板を前記載置
面に静電吸着する。
項3記載のプラズマ処理方法であって、前記絶縁層が、
半導体基板の表面に貼り付けられた樹脂テープである。
電体とし、半導体基板の絶縁層側をこの載置面に向けて
載置して半導体基板の絶縁層を静電吸着手段の誘電体と
して利用して半導体基板を載置面に静電吸着することに
より、半導体基板を十分な静電保持力で保持することが
できる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のプラ
ズマ処理装置の断面図、図2は本発明の一実施の形態の
プラズマ処理装置の基板載置部の断面図、図3は本発明
の一実施の形態のプラズマ処理装置の断面図、図4は本
発明の一実施の形態のプラズマ処理装置における静電吸
着力を示すグラフ、図5は本発明の一実施の形態のプラ
ズマ処理方法のフロー図、図6,図7は本発明の一実施
の形態のプラズマ処理方法の工程説明図、図8は本発明
の一実施の形態のプラズマ処理装置の基板載置部を示す
図である。
置について説明する。図1において、真空チャンバ1の
内部はプラズマ処理を行う処理室2となっており、処理
室2内部には、下部電極3および上部電極4が上下に対
向して配設されている。下部電極3は下方に延出した支
持部3aによって真空チャンバ1に電気的に絶縁された
状態で装着され、また上部電極4は上方に延出した支持
部4aによって真空チャンバ1と導通した状態で装着さ
れている。上部電極4の下面には、プラズマ発生用ガス
を吹き出すガス吹出部(図示省略)が形成されており、
ガス吹き出し部はフッ素系ガスまたはフッ素系ガスを主
体とするプラズマ発生用ガスを供給するプラズマ発生用
ガス供給部(図示省略)に接続されている。
おり、下部電極3の上面は処理対象物の半導体基板であ
るシリコンウェハ6(図2)の平面形状と略同一形状で
あり、半導体基板を載置する載置面3dとなっている。
したがって下部電極3は、導電体が露呈した載置面が設
けられ半導体基板が載置される基板載置部となってい
る。ここでシリコンウェハ6は、回路形成面の裏側を機
械研磨によって研磨された直後の状態であり、図2に示
すようにシリコンウェハ6の回路形成面に貼着された保
護テープ6aを下部電極3の載置面3dに向け、機械研
磨面を上向きにした状態で載置される。そして機械研磨
面をプラズマ処理することにより、研磨加工によって生
成したダメージ層が除去される。
イミド、ポリエチレンテレフタレートなどの絶縁体の樹
脂を100μm程度の厚みの膜に形成した樹脂テープで
あり、粘着材によりシリコンウェハ6の回路形成面に貼
着される。シリコンウェハ6に貼着された保護テープ6
aは、回路形成面(表面)に形成された絶縁層となって
おり、後述するようにこの絶縁層はシリコンウェハ6を
静電吸着する際の誘電体として機能する。
ゲートバルブ1aが設けられておりゲートバルブ1aは
ゲート開閉機構(図示省略)によって開閉する。真空チ
ャンバ1にはバルブ開放機構7を介して排気用ポンプ8
が接続されており、バルブ開放機構7を開放状態にして
排気用ポンプ8を駆動することにより、真空チャンバ1
の処理室2内部が真空排気される。そして大気開放機構
9を開状態にすることにより、処理室2内に大気が導入
されて真空が破壊される。
ャンバ1内に導入するものでもよいが、湿気を多く含ん
だ気体を使用すると湿気が真空チャンバ1の内壁に付着
し、次回の真空排気に長時間を要してしまうおそれがあ
る。従って、好ましくは除湿処理が行われた乾燥空気
や、チッソガス等の湿気が少ない気体を導入するものが
よい。
開口する吸着孔3eが多数設けられており、吸着孔3e
は下部電極3の内部に設けられた吸引孔3bに連通して
いる。吸引孔3bはガスライン切り換え開閉機構11を
介して真空吸着ポンプ12に接続されており、ガスライ
ン切り換え開閉機構11は、図1に示すようにN2ガス
供給部13及びHeガス供給部14に接続されている。
ガスライン切り換え開閉機構11を切り換えることによ
り、吸引孔3bを真空吸着ポンプ12,N2ガス供給部
13及びHeガス供給部14に選択的に接続させること
ができる。
た状態で真空吸着ポンプ12を駆動することにより、吸
着孔3eから真空吸引し載置面3dに載置されたシリコ
ンウェハ6を真空吸着して保持する。したがって吸着孔
3e、吸引孔3b、真空吸着ポンプ12は載置面3dに
開口した吸着孔3eから真空吸引することにより板状基
板を真空吸着して載置面3dに保持する真空保持手段と
なっている。
たはHeガス供給部14に接続させることにより、吸着
孔3eからシリコンウェハ6の下面に対してチッソガス
またはヘリウムガスを噴出させることができるようにな
っている。後述するように、チッソガスはシリコンウェ
ハ6を載置面3dから強制的に離脱させる目的のブロー
用ガスであり、ヘリウムガスはプラズマ処理時にシリコ
ンウェハの冷却を促進する目的で用いられる熱伝達用の
ガスである。
が設けられており、冷媒流路3cは冷却機構10と接続
されている。冷却機構10を駆動することにより、冷媒
流路3c内を冷却水などの冷媒が循環し、これによりプ
ラズマ処理時に発生した熱によって昇温した下部電極3
や下部電極3上の保護テープ6aが冷却される。冷媒流
路3cおよび冷却機構10は、基板載置部である下部電
極3を冷却する冷却手段となっている。
て高周波電源部17に電気的に接続されている。高周波
電源部17を駆動することにより、接地部19に接地さ
れた真空チャンバ1と導通した上部電極4と下部電極3
の間には高周波電圧が印加され、これにより処理室2内
部でプラズマ放電が発生する。マッチング回路16は、
処理室2内でプラズマを発生させるプラズマ放電回路と
高周波電源部17のインピーダンスを整合させる。下部
電極3,上部電極4および高周波電源部17は、載置面
に載置されたシリコンウェハ6をプラズマ処理するため
のプラズマを発生するプラズマ発生手段となっている。
対向した平行平板電極(下部電極3および上部電極4)
間に高周波電圧を印加する方式例を示しているが、これ
以外の方式、例えば処理室2の上部にプラズマ発生装置
を設け、ダウンフロー方式で処理室2内にプラズマを送
り込むような方式でもよい。
介して静電吸着用DC電源部18が接続されている。静
電吸着用DC電源部18を駆動することにより、図3
(a)に示すように下部電極3の表面には、負電荷が蓄
積される。そしてこの状態で図3(b)に示すように高
周波電源部17を駆動して処理室2内にプラズマを発生
させることにより(図中付点部20参照)、載置面3d
に載置されたシリコンウェハ6と接地部19とを接続す
る直流印加回路21が処理室2内のプラズマを介して形
成され、これにより、下部電極3,RFフィルタ15,
静電吸着用DC電源部18,接地部19,プラズマ、シ
リコンウェハ6を順次結ぶ閉じた回路が形成され、シリ
コンウェハ6には正電荷が蓄積される。
リコンウェハ6に蓄積された正電荷との間にはクーロン
力が作用し、このクーロン力によってシリコンウェハ6
は誘電体としての保護テープ6aを介して下部電極3に
保持される。このとき、RFフィルタ15は、高周波電
源部17の高周波電圧が静電吸着用DC電源部18に直
接印加されることを防止する。下部電極3,静電吸着用
DC電源部18は、板状基板であるシリコンウェハ6を
載置面3dに静電吸着によって保持する静電吸着手段と
なっている。なお、静電吸着用DC電源部18の極性は
正負逆でもよい。
て説明する。クーロン力による吸着力Fは、F=1/2
ε(V/d)2 によって与えられる。ここで、εは誘
電体の誘電率、Vは印加される直流電圧、dは誘電体の
厚みである。図4は、樹脂で製作された保護テープ6a
をシリコンウェハ6に貼着し、この保護テープ6aを静
電吸着における誘電体として用いた場合の静電吸着力
を、印加するDC電圧との関係で示している。
てポリオレフィン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタ
レートの3種類を用い、それぞれ100μmの厚み寸法
で製作した場合の計算例を曲線a,b,cでそれぞれ示
している。曲線dは、基板載置面にアルミナの絶縁層を
200μmの厚み寸法で形成し、静電吸着の誘電体とし
て用いて保護テープのないシリコンウェハを静電吸着し
た場合の静電吸着力を比較のために示したものである。
は従来のアルミナ絶縁層の場合とほぼ同等の吸着力とな
っており、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレートの
2種類の材質を用いた場合には、アルミナ絶縁層を用い
た場合に得られる吸着力よりも大きな吸着力が得られる
ことを示している。
て静電吸着を行う場合に必要とされた下部電極上に絶縁
層の形成を行うことなく、しかも良好な吸着力を実現す
ることが可能となっている。さらに、熱伝導率のよくな
いアルミナなどの絶縁層を介さずに保護テープを直接下
部電極3の表面に接触させることから、良好な冷却効果
が得られ、保護テープ6aやシリコンウェハ6への熱ダ
メージを軽減できる。
されており、以下プラズマ処理方法について図5のフロ
ーに沿って図6,図7を参照しながら説明する。図5に
おいて、先ず処理対象物であるシリコンウェハ6が処理
室2内に搬送され(ST1)、下部電極3の載置面3d
上に載置される(載置工程)。このときシリコンウェハ
6は薄くて撓みやすいことから、図6(a)に示すよう
に反りを生じて載置面3dとの間に隙間を生じた状態で
載置される場合がある。この後ゲートバルブ1aが閉じ
られ(ST2)、真空吸着ポンプ12を駆動することに
より、図6(b)に示すように、吸着孔3e、吸引孔3
bを介して真空吸引し、シリコンウェハ6の真空吸着状
態がONとなる(ST3)。これにより、図6(c)に
示すようにシリコンウェハ6は載置面3dに密着した状
態で真空吸着により保持される(保持工程)。
内を真空排気するとともにプラズマ発生用ガスを上部電
極4のガス吹出部より供給する(ST4)。この後静電
吸着用DC電源部18を駆動して、DC電圧の印加をO
Nし(ST5)、高周波電源部17を駆動してプラズマ
放電を開始する(ST6)。これにより、図7(a)に
示すように下部電極3上のシリコンウェハ6と上部電極
4の下面の間の空間にはプラズマが発生し、シリコンウ
ェハ6を対象としたプラズマ処理が行われる(プラズマ
処理工程)。このプラズマ処理においては、下部電極3
とシリコンウェハ6との間には静電吸着力が発生し(図
3(b)参照)、シリコンウェハ6は下部電極3に静電
吸着力により保持される。
を駆動して真空吸着をOFFし(ST7)、バックHe
導入が行われる(ST8)。すなわち、真空吸引による
シリコンウェハ6の下部電極3への保持を解除した後
に、Heガス供給部14から伝熱用のヘリウムガスを吸
引孔3bを介して供給し、図7(a)に示すように吸着
孔3eからシリコンウェハ6の下面に対して噴出させ
る。このプラズマ処理においては、下部電極3は冷却機
構10によって冷却されており、プラズマ処理によって
昇温したシリコンウェハ6の熱を伝熱性に富む気体であ
るヘリウムガスを介して下部電極3に伝達することによ
り、シリコンウェハ6の冷却が効率よく行われる。
放電を終了したならば(ST9)、バックHeを停止し
(ST1O)、図7(b)に示すように真空吸着を再び
ONする(ST11)。これにより、プラズマ放電が終
了することにより消失した静電吸着力に替えて、真空吸
着力によってシリコンウェハ6が載置面3dに保持され
る。
してDC電圧をOFFにし(ST12)、大気開放機構
9を駆動して処理室2内の大気開放を行う(ST1
3)。
11を駆動して真空吸着をOFFし(ST14)、次い
でウェハブローを行う(ST15)。すなわち図7
(c)に示すようにチッソガスを吸引孔3bを介して供
給して吸着孔3eから噴出させる。これにより、シリコ
ンウェハ6を下部電極3の載置面3dから離脱させる。
そしてゲートバルブ1aを開状態にし(ST16)、シ
リコンウェハ6を処理室2の外部に搬送したならば(S
T17)、ウェハブローをOFFし(ST18)、プラ
ズマ処理の1サイクルを終了する。
プラズマ処理においては、処理室2内でプラズマが発生
し、静電吸着力が生じるまでの間のシリコンウェハ6の
下部電極3へ保持を真空吸着によって行うようにしたも
のである。これにより、シリコンウェハ6のような薄く
て撓みやすい板状基板を対象とする場合においても、常
にシリコンウェハ6を下部電極3の載置面3dに密着さ
せて適切に保持することができる。したがって、密着性
不良の場合に下部電極3の上面とシリコンウェハ6の下
面の隙間に生じる異常放電や、冷却不良によるシリコン
ウェハ6の過熱を防止することができる。
が導電体で形成された下部電極3の代わりに、図8に示
すような下部電極3’を用いてもよい。この例では、図
8(a)に示すように載置面3’dが半導体基板である
シリコンウェハ6よりも大きくシリコンウェハ6のサイ
ズからはみ出す外縁部に所定幅の絶縁部3’fが形成さ
れている。絶縁部3’fは、アルミナなどのセラミック
で形成され、載置面3’dに載置されるシリコンウェハ
の形状に応じて平面形状が決定される。図8(b)、
(c)は、シリコンウェハの方向を示すオリエンタルフ
ラットがない場合、オリエンタルフラットがある場合の
それぞれの場合の絶縁部3’fの形状例を示している。
り、シリコンウェハを載置した状態で、下部電極3’上
面の導電体が直接プラズマに対して露呈されることがな
く、下部電極3’の載置面上でのプラズマ放電をより均
一に発生させることができるという利点がある。
ハ6に貼着される樹脂の保護テープ6aを絶縁層として
静電吸着の誘電体とする例を示したが、この他にも、シ
リコンウェハの表面に封止用や配線用等の目的で形成さ
れる絶縁樹脂層を静電吸着面に密着させて静電吸着する
ような場合においても、本発明を適用することができ
る。
導電体とし、半導体基板の絶縁層側をこの載置面に向け
て載置して半導体基板の絶縁層を静電吸着手段の誘電体
として利用して半導体基板を載置面に静電吸着すること
により、半導体基板を十分な静電保持力で保持すること
ができる。
面図
板載置部の断面図
面図
ける静電吸着力を示すグラフ
ロー図
程説明図
程説明図
板載置部を示す図
Claims (4)
- 【請求項1】表面に絶縁層を有する半導体基板のプラズ
マ処理を行うプラズマ処理装置であって、少なくとも一
部に導電体が露呈した載置面が設けられ前記半導体基板
が絶縁層側をこの載置面に向けて載置される基板載置部
と、前記半導体基板を前記載置面に静電吸着によって保
持する静電吸着手段と、前記載置面に載置された半導体
基板を処理するためにプラズマを発生するプラズマ発生
手段とを備え、前記半導体基板の絶縁層を静電吸着手段
の誘電体として利用することを特徴とするプラズマ処理
装置。 - 【請求項2】前記絶縁層が、半導体基板の表面に貼り付
けられた樹脂テープであることを特徴とする請求項1記
載のプラズマ処理装置。 - 【請求項3】表面に絶縁層を有する半導体基板を基板載
置部の載置面に静電吸着によって保持した状態でプラズ
マ処理を行うプラズマ処理方法であって、前記載置面の
少なくとも一部を導電体とし、前記半導体基板の絶縁層
側を前記基板載置部の載置面に向けて載置し前記絶縁層
を静電吸着手段の誘電体として利用することにより半導
体基板を前記載置面に静電吸着することを特徴とするプ
ラズマ処理方法。 - 【請求項4】前記絶縁層が、半導体基板の表面に貼り付
けられた樹脂テープであることを特徴とする請求項3記
載のプラズマ処理方法。
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JP2008159848A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Denso Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2008187203A (ja) * | 2008-04-25 | 2008-08-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP2021048308A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 株式会社ディスコ | 被加工物の加工方法 |
WO2024150747A1 (ja) * | 2023-01-13 | 2024-07-18 | 東京エレクトロン株式会社 | プラズマ処理装置及び基板支持部 |
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2002
- 2002-07-08 JP JP2002198383A patent/JP3776061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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