JP2003151206A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

Info

Publication number
JP2003151206A
JP2003151206A JP2001342743A JP2001342743A JP2003151206A JP 2003151206 A JP2003151206 A JP 2003151206A JP 2001342743 A JP2001342743 A JP 2001342743A JP 2001342743 A JP2001342743 A JP 2001342743A JP 2003151206 A JP2003151206 A JP 2003151206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
volume
audio signal
sound
sound pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001342743A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamamoto
徹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denon Ltd
Original Assignee
Denon Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denon Ltd filed Critical Denon Ltd
Priority to JP2001342743A priority Critical patent/JP2003151206A/ja
Publication of JP2003151206A publication Critical patent/JP2003151206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のオーディオ装置では、光ディスクを再生
しているときにフローティング構造による音飛び防止範
囲を超える振動や音圧が光ディスク再生装置に伝わり、
光ディスクの再生音の音飛びを生じてしまう。 【解決手段】音圧を検出する音圧検出部9と振動を検出
する振動検出部10からの音圧または振動の大きさに比
例したアナログ電圧値を示す検出信号が、予め定めたレ
ベルを超えると、制御部7は音質調整部2を制御する。
音質調整部2の減衰範囲を超えたとき、制御部7は音量
調整部3を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記録
されたオーディオ信号を再生する再生部を備えたオーデ
ィオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内や車内に設置されているオーディオ
装置において、CD(Compact Disc)、MD(Mini Dis
c)、DVD(Digital Versatile Disc)その他の光ディス
クを再生しているときに、外部から衝撃が加わった場
合、再生しているオーディオ信号の音量を上げすぎた場
合または再生しているオーディオ信号に基づくスピーカ
からの音の低域を強調しすぎた場合などでは、これらに
起因する振動がオーディオ信号を再生する光ピックアッ
プ等を含む再生部に伝わることがある。この場合、これ
らに起因する振動はオーディオ装置が備える再生部と共
振を起こし、そのために再生部の光ピックアップのフォ
ーカスサーボまたはトラッキングサーボが外れ、光ディ
スクからの再生音が一時的に中断する音飛びが発生する
おそれがある。
【0003】光ディスクの再生音の音飛びを防止するた
めに、従来のオーディオ装置は、再生部を、ある程度の
振動を吸収するスプリングやゴムなどのダンパー材によ
り、シャーシ部に支持するフローティング構造を備えて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このフローテ
ィング構造による光ディスクの再生音の音飛び防止能力
を超える振動が再生部に伝わる現象が起こる場合があ
る。例えば、スピーカと再生部が一体化したオーディオ
装置や低音域を強調するスーパーウーハーを搭載したオ
ーディオ装置またはスーパーウーハーが近くに設置され
ているオーディオ装置において上記現象は顕著である。
【0005】スピーカと再生部が一体化したオーディオ
装置では、スピーカの振動が再生部に直接伝わり音飛び
が生じることがある。スーパーウーハーを搭載またはス
ーパーウーハーが近くに設置されているオーディオ装置
では、スーパーウーハーからの音圧により発生する振動
の周波数がオーディオ装置の再生部の共振点(50Hz以
下)と一致した場合、光ディスクの再生音の音飛びを生
じることがある。
【0006】本発明は、上記の課題を解決し、フローテ
ィング構造による音飛び防止能力を超える振動や音圧が
再生部に伝わった場合でも、光ディスクの再生音の音飛
びを生じることなく再生をすることができるオーディオ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願の請求項1記載の発明は、光ディスクに記録
されたオーディオ信号を再生する再生部を備えたオーデ
ィオ装置において、前記再生部が再生した前記オーディ
オ信号の低音域成分を減衰する音質調整部と、前記オー
ディオ信号の音量を増減する音量調整部と、前記オーデ
ィオ装置に加わる音圧を検出する音圧検出部と、前記オ
ーディオ装置に加わる振動を検出する振動検出部と、制
御部とを有し、前記制御部は、前記音圧検出部または前
記振動検出部からの検出信号のレベルが前記制御部に記
憶されている予め定めたレベルを超えると前記音質調整
部を制御してオーディオ信号の低域の周波数成分のゲイ
ン量を減衰させ、前記音質調整部によりオーディオ信号
の低周波の周波数成分の減衰ゲイン量が予め定めたゲイ
ン量に達した場合、前記音圧検出部または前記振動検出
部からの検出信号のレベルが予め定めた前記レベルを超
えるとき、前記音量調整部を制御してオーディオ信号の
音量を減衰させることを特徴とする。
【0008】また、本願の請求項2記載の発明は、光デ
ィスクに記録されたオーディオ信号を再生する再生部を
備えたオーディオ装置において、前記再生部が再生した
前記オーディオ信号の低音域成分を減衰する音質調整部
と、前記オーディオ信号の音量を増減する音量調整部
と、前記オーディオ装置に加わる音圧を検出する音圧検
出部と、前記オーディオ装置に加わる振動を検出する振
動検出部と、制御部とを有し、前記制御部は、前記音圧
検出部及び前記振動検出部からの検出信号のレベルが前
記制御部に記憶されている予め定めたレベルを超えると
前記音質調整部を制御してオーディオ信号の低域の周波
数成分のゲイン量を減衰させ、前記音質調整部によりオ
ーディオ信号の低周波の周波数成分の減衰ゲイン量が予
め定めたゲイン量に達した場合、前記音圧検出部及び前
記振動検出部からの検出信号のレベルが予め定めた前記
レベルを超えるとき、前記音量調整部を制御してオーデ
ィオ信号の音量を減衰させることを特徴とする。
【0009】また、本願の請求項3記載の発明は、光デ
ィスクに記録されたオーディオ信号を再生する再生部を
備えたオーディオ装置において、前記再生部が再生した
前記オーディオ信号の低音域成分を減衰する音質調整部
と、前記オーディオ信号の音量を増減する音量調整部
と、前記オーディオ装置に加わる音圧を検出する音圧検
出部と、前記オーディオ装置に加わる振動を検出する振
動検出部と、制御部とを有し、前記制御部は、前記音圧
検出部または前記振動検出部からの検出信号のレベルが
前記制御部に記憶されている予め定めたレベルを超える
と前記音量調整部を制御してオーディオ信号の音量を減
衰させ、前記音量調整部によりオーディオ信号の音量が
予め定めた音量まで減衰した場合、前記音圧検出部また
は前記振動検出部からの検出信号のレベルが予め定めた
前記レベルを超えるとき、前記音質調整部を制御してオ
ーディオ信号の低域の周波数成分のゲイン量を減衰させ
ることを特徴とする。
【0010】また、本願の請求項4記載の発明は、光デ
ィスクに記録されたオーディオ信号を再生する再生部を
備えたオーディオ装置において、前記再生部が再生した
前記オーディオ信号の低音域成分を減衰する音質調整部
と、前記オーディオ信号の音量を増減する音量調整部
と、前記オーディオ装置に加わる音圧を検出する音圧検
出部と、前記オーディオ装置に加わる振動を検出する振
動検出部と、制御部とを有し、前記制御部は、前記音圧
検出部及び前記振動検出部からの検出信号のレベルが前
記制御部に記憶されている予め定めたレベルを超えると
前記音量調整部を制御してオーディオ信号の音量を減衰
させ、前記音量調整部によりオーディオ信号の音量が予
め定めた音量まで減衰した場合、前記音圧検出部及び前
記振動検出部からの検出信号のレベルが予め定めた前記
レベルを超えるとき、前記音質調整部を制御してオーデ
ィオ信号の低周波の周波数成分のゲイン量を減衰させる
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明によるオーディオ
装置の一実施例のブロック図である。
【0012】図1において、1は再生部、2は音質調整
部、3は音量調整部、4は増幅部、5はスピーカ、6は
操作部、7は制御部、8は表示部、9は音圧検出部、1
0は振動検出部を示す。
【0013】再生部1は、CDドライブである。再生部1
は、図示しないスピンドルモータ、光ピックアップ、ア
ンプ、信号処理部、デジタルアナログ変換器などから構
成されている。光ディスクは、スピンドルモータにより
回転される。光ピックアップにより光ディスクから読み
出されたデジタルオーディオ信号は、アンプにより波形
成形や増幅された後、信号処理部に入力される。信号処
理部は、デジタルオーディオ信号の復調、エラー訂正、
同期信号の抜き出しなどを行い、デジタルアナログ変換
器に入力する。デジタルアナログ変換器は、デジタルオ
ーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し、音質
調整部2に入力する。
【0014】再生部1から出力されたアナログオーディ
オ信号は、音質調整部2に入力される。音質調整部2
は、アナログオーディオ信号の周波数特性を調整して音
量調整部3に入力する。音量調整部3は、アナログオー
ディオ信号の音量を増減する指示を増幅部4に入力す
る。増幅部4は、音量調整部3の指示に基づいて、アナ
ログオーディオ信号を増幅してスピーカ5から音として
出力する。
【0015】操作部6は、オーディオ装置の動作を指示
する図示しない操作ボタンや音質調整部2や音量調整部
3の動作の指示をする操作ボタンなどを備えている。
【0016】制御部7は、操作部6からの指示により再
生部1、音質調整部2、音量調整部3及び表示部8を制
御する。また、制御部7は、音質調整部2による低音域
成分の減衰範囲(例えば、−10dB)、音量調整部3に
よる音量を減衰する前の音量からの減衰範囲(例えば、
−10dB)及び予め定めた電圧値を記憶する図示しない
記憶部を備えている。
【0017】表示部8は、制御部7の制御により光ディ
スクの再生時間、トラックナンバー、音質調整部2によ
り調整したゲインの相対値、音量調整部3により調整し
た音量値などを表示する。
【0018】音圧検出部9は、音圧センサーを有してい
る。例えば、音圧センサーは、スピーカ5からの音によ
る本実施例のオーディオ装置に加わる音圧の大きさに比
例したアナログ電圧値を検出信号として制御部7に入力
する。音圧検出部9の設置場所は、スピーカ5からの音
が壁や床等から反射した反射音を受けやすい、本実施例
のオーディオ装置の前面が適所である。また、スピーカ
5と再生部1が一体化したオーディオ装置(例えば、ラ
ジカセ)では、スピーカ5と再生部1の間の位置が適所
である。
【0019】振動検出部10は、振動センサーを有して
いる。例えば、スピーカ5からの振動や外部からの衝撃
による振動を検出すると、振動センサーは、振動の大き
さに比例したアナログ電圧値を検出信号として制御部7
に入力する。また、振動センサーには、衝撃に応じた周
波数(交流)を検出し、出力するものがある。この場合
は、この検出出力をアナログデジタル変換器に通してか
ら制御部7に入力する。振動はシャーシ部分からダンパ
ー材に伝わるため、振動検出部10の設置場所は、ダン
パー材の付近(例えば、5cm以内)が適所である。
【0020】音圧検出部9と振動検出部10は、音圧や
振動の大きさに比例したアナログ電圧値を検出信号とし
て制御部7に入力し、制御部7が備える記憶部に記憶さ
れている予め定めた電圧値と比較する。前記検出信号の
電圧が、本実施例のオーディオ装置の音飛び防止の限界
値である電圧値を超えると、制御部7は、音質調整部2
及び音量調整部3を制御する制御信号(例えば、音質及
び音量を1dBずつ減衰する制御信号)を音質調整部2及
び音量調整部3に入力する。
【0021】本実施例のオーディオ装置の音質調整部2
によるアナログオーディオ信号の周波数特性について図
を用いて説明する。図2に、音質調整部2により調整し
た後のアナログオーディオ信号の周波数特性を示す。図
2において、横軸は周波数(Hz)であり、縦軸はゲイン
の相対値(dB)である。本実施例のオーディオ装置は、
トーンコントロール回路と呼ばれる音質調整部を備えて
いる。通常は、図2に示すように100Hzから10KHz
にかけて平坦(フラット(FLAT))な周波数特性になる
ようアナログオーディオ信号の音質を調整するが、ユー
ザーの好みに応じて周波数特性を変化させて使用するこ
ともできる。トーンコントロール回路は、例えば、低音
域(BASS)の100Hz以下の周波数においてフラットな
周波数特性から±10dBの範囲の可変量で低音域を調整
することができる。
【0022】本実施例のオーディオ装置による再生音の
音飛び防止方法の第一の実施例について説明する。図3
は、本実施例のオーディオ装置の音質調整部によるアナ
ログオーディオ信号の周波数特性調整方法について説明
するフローチャートである。図4は、本施例のオーディ
オ装置の音量調整部によるアナログオーディオ信号の音
量調整方法について説明するフローチャートである。こ
こでは、図2のフラットな周波数特性、音量値0dBで光
ディスクを再生している場合を例に挙げて説明する。
【0023】図3に示すステップS1は、制御部7が現
在のアナログオーディオ信号の周波数特性と音量値を制
御部7内の図示しない記憶部に記憶させる制御をするス
テップである。本実施例では、制御部7は、フラットな
周波数特性、音量値0dBを記憶部に記憶させる制御をす
る。
【0024】ステップS2は、音圧検出部9若しくは振
動検出部10の一方、または音圧検出部9及び振動検出
部10の両方からの音圧及び振動の大きさに比例したア
ナログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力されたか
否かを制御部7が判断するステップである。制御部7に
前記検出信号が入力された場合はステップS3に進む。
【0025】ステップS3は、制御部7に入力された前
記検出信号と記憶部に記憶されている電圧値を比較する
ステップである。検出信号の電圧が電圧値を超えた場合
はステップS4に進み、検出信号の電圧が電圧値を超え
ていない場合はステップS2に戻る。
【0026】ステップS4は、制御部7が、音質調整部
2により低音域成分を減衰する制御をするステップであ
る。本実施例では、制御部7が、アナログオーディオ信
号に対して、図2に示すフラットな周波数特性の低音域
成分を−1dB減衰する制御をする。
【0027】ステップS5は、制御部7が、音質調整部
2により減衰した後の数値を表示部8に表示させる制御
をするステップである。本実施例では、制御部7が、BA
SS−1dBを表示部8に表示させる制御をする。
【0028】ステップS6は、音圧検出部9若しくは振
動検出部10の一方、または音圧検出部9及び振動検出
部10の両方からの音圧及び振動の大きさに比例したア
ナログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力されたか
否かを制御部7が判断するステップである。制御部7に
前記検出信号が入力された場合はステップS8に進み、
制御部7に前記検出信号が入力されない場合はステップ
S7に進む。
【0029】ステップS7は、制御部7が、操作部6か
ら現在再生しているトラックの再生が終了したか否かを
判断するステップである。再生終了の場合はステップS
9に進み、再生終了でない場合はステップS6に戻る。
【0030】ステップS8は、制御部7が、音質調整部
2による低音域成分の減衰範囲を超えたか否かを判断す
るステップである。音質調整部2による低音域成分の減
衰範囲(−10dB)を超えた場合はステップS10に進
み、音質調整部2の減衰範囲を超えない場合はステップ
S4に戻る。本実施例の減衰範囲は、図2に示すアナロ
グオーディオ信号のフラットな周波数特性の低音域成分
を−10dBまでの範囲で減衰する。
【0031】ステップS9は、図4に示す音量調整部3
による音量調整のステップS16に進むステップであ
る。
【0032】ステップS10は、図4に示す音量調整部
3による音量調整のステップS11に進むステップであ
る。
【0033】ステップS11は、制御部7が、音量調整
部3から音量を減衰する制御をするステップである。本
実施例では、制御部7が、音量調整部3により音量値を
0dBから−1dBに減衰する制御をする。
【0034】ステップS12は、制御部7が、音量調整
部3による減衰した後の音量値を表示部8に表示させる
制御をするステップである。本実施例では、制御部7が
VOLUME −1dBを表示部8に表示させる制御をする。
【0035】ステップS13は、音圧検出部9または、
振動検出部10若しくは、音圧検出部9と振動検出部1
0の両方からの音圧または振動の大きさに比例したアナ
ログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力されたか否
かを制御部7が判断するステップである。制御部7に前
記検出信号が入力された場合はステップS14に進む。
制御部7に前記検出信号が入力されない場合はステップ
S15に進む。
【0036】ステップS14は、制御部7に入力された
前記検出信号と記憶部に記憶されている電圧値を比較
し、音飛びが生じるおそれがあるか否かを制御部7が判
断するステップである。検出信号の電圧が電圧値を超え
た場合はステップS11に進み、検出信号の電圧が電圧
値を超えていない場合はステップS15に進む。
【0037】ステップS15は、制御部7が、操作部6
から現在再生しているトラックの再生が終了したか否か
を判断するステップである。再生終了の場合はステップ
S16に進み、再生終了でない場合はステップS13に戻
る。
【0038】ステップS16は、制御部7が、アナログ
オーディオ信号の周波数特性と音量を前の状態に戻す制
御をするステップである。本実施例では、ステップS1
で記憶したフラットな周波数特性の値と音量値0dBの値
を制御部7が記憶部から読み出して、音質調整部2と音
量調整部3を制御し、アナログオーディオ信号の周波数
特性をフラットな周波数特性とし、音量値を0dBとす
る。
【0039】ステップS17は、図3に示す音質調整部
2による音質調整のステップS2に進むステップであ
る。次のトラックについても同様の方法で音質調整部2
と音量調整部3による調整処理を行う。
【0040】次に、本実施例のオーディオ装置による再
生音の音飛び防止方法の第二の実施例について説明す
る。図5は、本実施例のオーディオ装置の音量調整部に
よるアナログオーディオ信号の音量調整方法について説
明するフローチャートである。図6は、本施例のオーデ
ィオ装置の音質調整部によるアナログオーディオ信号の
周波数特性調整方法について説明するフローチャートで
ある。ここでは、第一実施例と同様に、図2のフラット
な周波数特性、音量値0dBで光ディスクを再生している
場合を例に挙げて説明する。
【0041】図5に示すステップS21は、制御部7が
現在のアナログオーディオ信号の周波数特性と音量値を
制御部7内の図示しない記憶部に記憶させる制御をする
ステップである。本実施例では、制御部7は、フラット
な周波数特性、音量値0dBを記憶部に記憶させる制御を
する。
【0042】ステップS22は、音圧検出部9若しくは
振動検出部10の一方、または音圧検出部9及び振動検
出部10の両方からの音圧及び振動の大きさに比例した
アナログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力された
か否かを制御部7が判断するステップである。制御部7
に前記検出信号が入力された場合はステップS23に進
む。
【0043】ステップS23は、制御部7に入力された
前記検出信号と記憶部に記憶されている電圧値を比較す
るステップである。検出信号の電圧が電圧値を超えた場
合はステップS24に進み、検出信号の電圧が電圧値を
超えていない場合はステップS22に戻る。
【0044】ステップS24は、制御部7が、音量調整
部3から音量を減衰する制御をするステップである。本
実施例では、制御部7が、音量調整部3により音量値を
0dBから−1dBに減衰する制御をする。
【0045】ステップS25は、制御部7が、音量調整
部3による減衰した後の音量値を表示部8に表示させる
制御をするステップである。本実施例では、制御部7が
VOLUME −1dBを表示部8に表示させる制御をする。
【0046】ステップS26は、音圧検出部9若しくは
振動検出部10の一方、または音圧検出部9及び振動検
出部10の両方からの音圧及び振動の大きさに比例した
アナログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力された
か否かを制御部7が判断するステップである。制御部7
に前記検出信号が入力された場合はステップS28に進
み、制御部7に前記検出信号が入力されない場合はステ
ップS27に進む。
【0047】ステップS27は、制御部7が、操作部6
から現在再生しているトラックの再生が終了したか否か
を判断するステップである。再生終了の場合はステップ
S29に進み、再生終了でない場合はステップS26に戻
る。
【0048】ステップS28は、制御部7が、音量調整
部3による音量の減衰範囲を超えたか否かを判断するス
テップである。音量調整部3による音量の減衰範囲(−
10dB)を超えた場合はステップS30に進み、音量調
整部3の減衰範囲を超えない場合はステップS24に戻
る。本実施例の減衰範囲は、音量調整部3による音量を
減衰する前の音量値から−10dBまでの範囲で減衰す
る。
【0049】ステップS29は、図6に示す音質調整部
2による音質調整のステップS36に進むステップであ
る。
【0050】ステップS30は、図6に示す音質調整部
2による音質調整のステップS31に進むステップであ
る。
【0051】ステップS31は、制御部7が、音質調整
部2により低音域成分を減衰する制御をするステップで
ある。本実施例では、制御部7が、アナログオーディオ
信号に対して、図2に示すフラットな周波数特性の低音
域成分を−1dB減衰する制御をする。
【0052】ステップS32は、制御部7が、音質調整
部2により減衰した後の数値を表示部8に表示させる制
御をするステップである。本実施例では、制御部7が、
BASS−1dBを表示部8に表示させる制御をする。
【0053】ステップS33は、音圧検出部9または、
振動検出部10若しくは、音圧検出部9と振動検出部1
0の両方からの音圧または振動の大きさに比例したアナ
ログ電圧値を示す検出信号が制御部7に入力されたか否
かを制御部7が判断するステップである。制御部7に前
記検出信号が入力された場合はステップS34に進む。
制御部7に前記検出信号が入力されない場合はステップ
S35に進む。
【0054】ステップS34は、制御部7に入力された
前記検出信号と記憶部に記憶されている電圧値を比較
し、音飛びが生じるおそれがあるか否かを制御部7が判
断するステップである。検出信号の電圧が電圧値を超え
た場合はステップS31に戻り、検出信号の電圧が電圧
値を超えていない場合はステップS35に進む。
【0055】ステップS35は、制御部7が、操作部6
から現在再生しているトラックの再生が終了したか否か
を判断するステップである。再生終了の場合はステップ
S36に進み、再生終了でない場合はステップS33に戻
る。
【0056】ステップS36は、制御部7が、アナログ
オーディオ信号の周波数特性と音量を前の状態に戻す制
御をするステップである。本実施例では、ステップS2
1で記憶したフラットな周波数特性の値と音量値0dBの
値を制御部7が、記憶部から読み出して、音質調整部2
と音量調整部3を制御し、アナログオーディオ信号の周
波数特性をフラットな周波数特性とし、音量値を0dBと
する。
【0057】ステップS37は、図5に示す音量調整部
3による音量調整のステップS22に進むステップであ
る。次のトラックについても同様の方法で音質調整部2
と音量調整部3による調整処理を行う。
【0058】
【発明の効果】本発明のオーディオ装置によれば、フロ
ーティング構造による音飛び防止範囲を超えた振動や音
圧がオーディオ装置に伝わった場合でも、光ディスクの
再生音の音飛びを生じることなく再生をすることができ
るオーディオ装置を提供することができる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のオーディオ装置を示すブロッ
ク図。
【図2】音質調整部により調整した後のアナログオーデ
ィオ信号の周波数特性図。
【図3】本実施例の音質調整部によるアナログオーディ
オ信号の周波数特性調整方法の第一実施例について説明
するフローチャート。
【図4】本実施例の音量調整部によるアナログオーディ
オ信号の音量調整方法の第一実施例について説明するフ
ローチャート。
【図5】本実施例の音量調整部によるアナログオーディ
オ信号の音量調整方法の第二実施例について説明するフ
ローチャート。
【図6】本実施例の音質調整部によるアナログオーディ
オ信号の周波数特性調整方法の第二実施例について説明
するフローチャート。
【符号の説明】
1 再生部 2 音質調整部 3 音量調整部 4 増幅部 5 スピーカ 6 操作部 7 制御部 8 表示部 9 音圧検出部 10 振動検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/04 H04R 3/04 Fターム(参考) 5D020 CE03 5D044 AB05 BC02 CC06 FG23 JJ05 5D080 BA02 DA08 FA06 FA11 FA18 FA37 HA16 5J030 AA01 AA10 AB00 AC22 AC27 AC28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録されたオーディオ信号を
    再生する再生部を備えたオーディオ装置において、 前記再生部が再生した前記オーディオ信号の低音域成分
    を減衰する音質調整部と、前記オーディオ信号の音量を
    増減する音量調整部と、前記オーディオ装置に加わる音
    圧を検出する音圧検出部と、前記オーディオ装置に加わ
    る振動を検出する振動検出部と、制御部とを有し、前記
    制御部は、前記音圧検出部または前記振動検出部からの
    検出信号のレベルが前記制御部に記憶されている予め定
    めたレベルを超えると前記音質調整部を制御してオーデ
    ィオ信号の低域の周波数成分のゲイン量を減衰させ、前
    記音質調整部によりオーディオ信号の低周波の周波数成
    分の減衰ゲイン量が予め定めたゲイン量に達した場合、
    前記音圧検出部または前記振動検出部からの検出信号の
    レベルが予め定めた前記レベルを超えるとき、前記音量
    調整部を制御してオーディオ信号の音量を減衰させるこ
    とを特徴とするオーディオ装置。
  2. 【請求項2】光ディスクに記録されたオーディオ信号を
    再生する再生部を備えたオーディオ装置において、 前記再生部が再生した前記オーディオ信号の低音域成分
    を減衰する音質調整部と、前記オーディオ信号の音量を
    増減する音量調整部と、前記オーディオ装置に加わる音
    圧を検出する音圧検出部と、前記オーディオ装置に加わ
    る振動を検出する振動検出部と、制御部とを有し、前記
    制御部は、前記音圧検出部及び前記振動検出部からの検
    出信号のレベルが前記制御部に記憶されている予め定め
    たレベルを超えると前記音質調整部を制御してオーディ
    オ信号の低域の周波数成分のゲイン量を減衰させ、前記
    音質調整部によりオーディオ信号の低周波の周波数成分
    の減衰ゲイン量が予め定めたゲイン量に達した場合、前
    記音圧検出部及び前記振動検出部からの検出信号のレベ
    ルが予め定めた前記レベルを超えるとき、前記音量調整
    部を制御してオーディオ信号の音量を減衰させることを
    特徴とするオーディオ装置。
  3. 【請求項3】光ディスクに記録されたオーディオ信号を
    再生する再生部を備えたオーディオ装置において、 前記再生部が再生した前記オーディオ信号の低音域成分
    を減衰する音質調整部と、前記オーディオ信号の音量を
    増減する音量調整部と、前記オーディオ装置に加わる音
    圧を検出する音圧検出部と、前記オーディオ装置に加わ
    る振動を検出する振動検出部と、制御部とを有し、前記
    制御部は、前記音圧検出部または前記振動検出部からの
    検出信号のレベルが前記制御部に記憶されている予め定
    めたレベルを超えると前記音量調整部を制御してオーデ
    ィオ信号の音量を減衰させ、前記音量調整部によりオー
    ディオ信号の音量が予め定めた音量まで減衰した場合、
    前記音圧検出部または前記振動検出部からの検出信号の
    レベルが予め定めた前記レベルを超えるとき、前記音質
    調整部を制御してオーディオ信号の低域の周波数成分の
    ゲイン量を減衰させることを特徴とするオーディオ装
    置。
  4. 【請求項4】光ディスクに記録されたオーディオ信号を
    再生する再生部を備えたオーディオ装置において、 前記再生部が再生した前記オーディオ信号の低音域成分
    を減衰する音質調整部と、前記オーディオ信号の音量を
    増減する音量調整部と、前記オーディオ装置に加わる音
    圧を検出する音圧検出部と、前記オーディオ装置に加わ
    る振動を検出する振動検出部と、制御部とを有し、前記
    制御部は、前記音圧検出部及び前記振動検出部からの検
    出信号のレベルが前記制御部に記憶されている予め定め
    たレベルを超えると前記音量調整部を制御してオーディ
    オ信号の音量を減衰させ、前記音量調整部によりオーデ
    ィオ信号の音量が予め定めた音量まで減衰した場合、前
    記音圧検出部及び前記振動検出部からの検出信号のレベ
    ルが予め定めた前記レベルを超えるとき、前記音質調整
    部を制御してオーディオ信号の低周波の周波数成分のゲ
    イン量を減衰させることを特徴とするオーディオ装置。
JP2001342743A 2001-11-08 2001-11-08 オーディオ装置 Withdrawn JP2003151206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342743A JP2003151206A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 オーディオ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342743A JP2003151206A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 オーディオ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003151206A true JP2003151206A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19156544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001342743A Withdrawn JP2003151206A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 オーディオ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003151206A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133957A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sharp Corp 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法
JP2007133955A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sharp Corp 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法
JP2020173881A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133957A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sharp Corp 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法
JP2007133955A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sharp Corp 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法
JP2020173881A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120288121A1 (en) Acoustic control device
JPH07130087A (ja) 自動利得調整装置
JPH06180939A (ja) マルチタイプcdプレーヤ
JP2003151206A (ja) オーディオ装置
JP4550888B2 (ja) 音出力制御装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
KR100678020B1 (ko) 개선된 음원 재생을 위한 장치 및 방법
US5892743A (en) Information reproducing method and apparatus with servo characteristic change for sound reproduction
JP3596000B2 (ja) テレビジョン装置
JPH07235850A (ja) オーディオ装置
JP2584333B2 (ja) ディスク再生装置を有する音響機器
KR100575519B1 (ko) 광디스크장치에서의 오디오 출력 조절장치 및 조절방법
KR100262973B1 (ko) 오디오데이타 더빙 제어장치 및 그 방법
JP2962132B2 (ja) ディスク再生装置
JP2005018860A (ja) オーディオ再生装置
KR100601262B1 (ko) 오디오 재생 장치에서의 오디오 출력 자동 조절 장치
JP3318411B2 (ja) 自動利得調整装置
JP2007157213A (ja) オーディオ装置およびオーディオ再生方法
JP2001057027A (ja) 画像ディスク再生装置
KR100524064B1 (ko) 볼륨 레벨 설정 장치 및 방법
JPH0993063A (ja) オートゲインコントロール回路
JPS6023783Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−における曲の頭出し装置の曲間検出回路
JPH0962285A (ja) デジタル再生装置
KR100203715B1 (ko) 비디오 컴팩트 디스크 플레이어에서의 멀티디폴트 선택 기능 실행 방법
KR20030067250A (ko) 기록 매체의 오디오 출력 장치 및 방법
KR19980065705U (ko) 음성노이즈신호가 제거된 브이씨디플레이어

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201