JP2020173881A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクドライブの書き込みエラーの発生を抑制することができる電子機器を得る。【解決手段】実施形態の電子機器は、例えば、光ディスクにデータの書き込みを行なう光ディスクドライブと、一つ以上のスピーカを有し、スピーカから音を出力する音出力部と、光ディスクドライブのデータの書き込みに伴って、音出力部の出力を下げる制御装置と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、例えば、光ディスクドライブとスピーカとが筐体に支持された構成の電子機器が知られている。
特開2013−257905号公報
この種の電子機器では、光ディスクドライブの書き込み動作中にスピーカが大音量の音を出力すると、スピーカによる音の出力に起因する振動が筐体等を介して光ディスクドライブに伝達し、光ディスクドライブの書き込みエラーが発生する虞がある。書き込みエラーが発生すると、光ディスクドライブは、再度書き込み動作をしなければならず、書き込みに時間がかかってしまう。また、書き込みエラーにおいて、光ディスクドライブの光ディスク(媒体)に修復不可能なダメージを与えた場合には、リトライ不可等の不具合が発生したり、書き込みデータがコピーワンス等のコピー制限があるデータだったときにデータロスになる等、重要な資産が失われる虞がある。
そこで、本発明の課題の一つは、光ディスクドライブの書き込みエラーの発生を抑制することができる電子機器を得ることである。
本発明の第1態様に係る電子機器は、例えば、光ディスクにデータの書き込みを行なう光ディスクドライブと、一つ以上のスピーカを有し、前記スピーカから音を出力する音出力部と、前記光ディスクドライブの前記データの書き込みに伴って、前記音出力部の出力を下げる制御装置と、を備えている。
前記電子機器では、例えば、前記音出力部は、第1の前記スピーカと、規定の周波数以下の前記音の出力が前記第1のスピーカよりも大きい第2の前記スピーカと、を有し、前記制御装置は、前記第2のスピーカの出力を下げることにより前記音出力部の出力を下げる。
前記電子機器では、例えば、前記制御装置は、前記音出力部における規定値以下の周波数の前記音の出力を下げることにより前記音出力部の出力を下げる。
前記電子機器では、例えば、前記制御装置は、前音出力部が出力する前記音の音量を規定値以下に下げることにより前記音出力部の出力を下げる。
本発明の上記態様によれば、例えば、光ディスクドライブの書き込みエラーの発生を抑制することができる電子機器を得ることができる。
図1は、第1の実施形態の電子機器の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態の電子機器の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態の電子機器の制御装置が実行するオーディオ出力抑制処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、第2の実施形態の電子機器の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書において、序数は、部品や部材、構成等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
<第1の実施形態>
図1は、実施形態の電子機器1の一例を示す斜視図である。図1に示されるように、電子機器1は、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータとして構成されており、表示装置2と、入力装置3と、光ディスクドライブ4と、オーディオシステム5と、ストレージ6と、制御装置7と、筐体(不図示)と、を備えている。表示装置2、光ディスクドライブ4、オーディオシステム5、ストレージ6、および制御装置7は、筐体に支持されている。すなわち、電子機器1は、所謂表示装置一体型パーソナルコンピュータである。なお、電子機器1は、上記の例には限定されず、例えば、ノートブック型(クラムシェル型)のパーソナルコンピュータや、スレート型(タブレット型)のパーソナルコンピュータ、オーディオ機器、映像表示装置、テレビジョン受像機、ゲーム機等であってもよい。
表示装置2は、液晶ディスプレイや有機ディスプレイ等である。
入力装置3は、例えば、キーボードや、表示装置2に重ねられたタッチパネル等を含む。入力装置3は、操作部とも称される。
光ディスクドライブ4は、光ディスク100に記録されているデータの読み取りおよび光ディスク100へのデータの書き込みが可能である。光ディスクドライブ4は、当該光ディスクドライブ4内に収容された光ディスク100に対して読み書きを行なう。光ディスク100は、例えば、ブルーレイディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)等である。
オーディオシステム5は、メインスピーカ11Aと、ウーハー11Bと、を有している。メインスピーカ11Aとウーハー11Bとは、周波数特性が異なる。例えば、ウーハー11Bは、メインスピーカ11Aが出力する周波数帯域の音に対して低周波数側の周波数帯域の音を出力する。すなわち、ウーハー11Bは、ある規定の周波数以下の音の出力がメインスピーカ11Aよりも大きい。当該ある規定の周波数は任意に設定されてよい。メインスピーカ11Aとウーハー11Bとは、音を出力する音出力部16を構成している。メインスピーカ11Aは、第1のスピーカの一例であり、ウーハー11Bは、第2のスピーカの一例である。周波数帯域は、周波数領域とも称される。
オーディオシステム5は、オーディオコーデック12と、フィルタ回路13A,13Bと、アンプ14A,14Bと、スイッチ回路15と、を有している。また、オーディオシステム5には、オーディオコーデック12からメインスピーカ11Aに至る第1の伝送路16Aと、オーディオコーデック12からウーハー11Bに至る第2の伝送路16Bとが、設けられている。第1の伝送路16Aに、フィルタ回路13Aとアンプ14Aとが設けられ、第2の伝送路16Bに、フィルタ回路13Bとスイッチ回路15とアンプ14Bとが設けられている。
オーディオコーデック12には、デジタルオーディオ信号(オーディオデータ)が入力される。オーディオコーデック12に入力されるデジタルオーディオ信号(オーディオデータ)は、ストレージ6に記憶されたものであってもよいし、電子機器1と通信可能に接続された不図示の記憶装置等に記憶されたものであってもよい。オーディオコーデック12は、入力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して、フィルタ回路13A,13Bに出力する。
フィルタ回路13Aは、ある規定の周波数帯域である第1高周波帯域のアナログオーディオ信号を通過させ、当該第1高周波帯域以外のアナログオーディオ信号を減衰させる。フィルタ回路13Aを通過したアナログオーディオ信号は、アンプ14Aによって増幅されて、メインスピーカ11Aに入力される。メインスピーカ11Aは、入力されたアナログオーディオ信号に応じた音を出力(発生)する。
一方、フィルタ回路13Bは、ある規定の第1の低周波帯域のアナログオーディオ信号を通過させ、第1の低周波帯域以外のアナログオーディオ信号を減衰させる。第1の低周波帯域は、第1高周波帯域の低周波側の規定の周波数帯域である。フィルタ回路13Bを通過したアナログオーディオ信号は、スイッチ回路15を介してアンプ14Bに入力され、アンプ14Bによって増幅される。アンプ14Bによって増幅されたアナログオーディオ信号は、ウーハー11Bに入力される。ウーハー11Bは、入力されたアナログオーディオ信号に応じた音を出力(発生)する。
スイッチ回路15は、フィルタ回路13Bとアンプ14Bとの間を接続する閉状態と、フィルタ回路13Bとアンプ14Bとの間を遮断する開状態とに、変化可能である。スイッチ回路15は、制御装置7によって制御される。
ストレージ6は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等である。ストレージ6は、OS(Operating System)、プログラム、各種のデータ、各種のファイル等を記憶している。ストレージ6に記録されたデータは、例えばオーディオシステム5に入力されるオーディオデータ等である。ストレージ6に記録されたファイルは、例えば、オーディオシステム5の設定情報を記憶したオーディオ設定ファイル等である。オーディオ設定ファイルに記憶された設定情報は、例えば、音出力部16が出力する音のボリューム(音量)の設定を示すボリューム設定情報である。このボリューム設定情報は、入力装置3に対する使用者の操作に応じて制御装置7のオーディオ制御部32が設定する。以後、音出力部16が出力する音のボリューム(音量)を、スピーカ出力のボリュームとも称する。ストレージ6は、プログラムを記録した記録媒体の一例である。
制御装置7は、CPU21(Central Processing Unit)と、メモリ22と、を有し、メモリ22は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有している。すなわち、制御装置7は、一般的なコンピュータのハードウェア構成となっている。CPU21は、メモリ22のROMやストレージ6等の記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行する。また、CPU21は、各種演算処理を並列処理可能に構成されている。RAMは、CPU21がプログラムを実行して種々の演算処理を実行する際に用いられる各種データを一時的に記憶する。制御装置7には、表示装置2、入力装置3、光ディスクドライブ4、オーディオシステム5、およびストレージ6が接続されている。
CPU21が実行するプログラムは、BIOS(Basic Input Output System)、OS(Operating System)、光ディスクドライブ4の読み書きのための読み書きプログラム、各部を監視するためのステート監視プログラム、オーディオシステム5を制御するためのオーディオドライバ、オーディオシステム5に対するユーザーインターフェースとしてのオーディオプレーヤー等がある。
図2は、第1の実施形態の電子機器1の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示されるように、制御装置7は、機能的構成として、ドライブ制御部31と、オーディオ制御部32と、ステート監視部33と、を備えている。これらの各機能的構成は、CPU21がROMやストレージ6等の記憶部にされたプログラムを実行した結果として実現される。上記の機能的構成の一部または全部が専用のハードウェア(回路)によって実現されてもよい。
ドライブ制御部31は、光ディスクドライブ4を制御する。ドライブ制御部31は、例えば、CPU21が読み書きプログラムを実行することにより実現される。
オーディオ制御部32は、オーディオシステム5を制御する。オーディオ制御部32は、例えば、CPU21がオーディオドライバを実行することにより実現される。
ステート監視部33は、光ディスクドライブ4およびオーディオシステム5を監視する。ステート監視部33は、通常モードとスピーカ出力抑止モードとに切り替わる。通常モードは、音出力部16の出力の抑制をしないモードであり、スピーカ出力抑止モードは、音出力部16の出力を抑制するモードである。ステート監視部33は、例えば、CPU21がステート監視プログラムを実行することにより実現される。
次に、制御装置7が行なう各種処理のうちオーディオ出力抑制処理について図3を参照しながら説明する。図3は、第1の実施形態の電子機器1の制御装置7が実行するオーディオ出力抑制処理の一例を示すフローチャートである。以下のオーディオ出力抑制処理は、ステート監視部33が通常モードでかつスイッチ回路15が閉状態でオーディオデータの再生が行なわれている場合に、光ディスクドライブ4における光ディスク100へのデータの書き込み動作が指示された場合の処理の例である。なお、オーディオシステム5によるオーディオデータの再生は、入力装置3に対する使用者の所定の操作を受けて開始される。また、光ディスクドライブ4における光ディスク100へのデータの書き込み動作は、入力装置3に対する使用者の所定の操作を受けて開始される。
図3に示されるように、ドライブ制御部31は、光ディスクドライブ4による光ディスク100へのデータの書き込み動作を開始させた場合に、作業開始コマンドを発行し、当該作業開始コマンドをステート監視部33に送信する(S11)。作業開始コマンドは、光ディスクドライブ4における光ディスク100へのデータの書き込み動作の開始を示す情報である。
ステート監視部33は、ドライブ制御部31から送信された作業開始コマンドを受信すると(S12)、オーディオ制御部32に、スピーカ出力のボリューム設定(音出力部16が出力する音のボリューム設定)を問い合わせる(S13)。すなわち、ステート監視部33は、オーディオ制御部32に、スピーカ出力のボリューム設定を確認する。
オーディオ制御部32は、ステート監視部33からの問合せに応じて、オーディオ設定ファイルに設定されているスピーカ出力のボリューム設定(ボリューム設定情報)をステート監視部33に返信する(S14)。
ステート監視部33は、オーディオ制御部32からスピーカ出力のボリューム設定情報を受信すると、当該スピーカ出力のボリューム設定情報が示すスピーカ出力のボリュームが規定値(閾値)以上か否かを判定する(S15)。当該規定値は、任意の値に設定されてよいが、例えば、比較的大きなボリューム、すなわち大音量に設定されうる。ステート監視部33は、スピーカ出力のボリューム設定情報が示すスピーカ出力のボリュームが規定値以上の場合には(S16:Yes)、通常モードからスピーカ出力抑止モードに遷移する(S17)。ステート監視部33は、スピーカ出力抑止モードに遷移すると、スピーカ出力抑制コマンドを発行して、当該スピーカ出力抑制コマンドをオーディオ制御部32に送信する(S18)。スピーカ出力抑制コマンドは、音出力部16の出力を下げるためのコマンドである。
オーディオ制御部32は、ステート監視部33から送信されたスピーカ出力抑制コマンドを受信すると、スピーカ出力を抑制する(S19)。すなわち、オーディオ制御部32は、スピーカ出力抑制コマンドを受信すると、音出力部16の出力を抑制する。オーディオ制御部32は、オーディオシステム5のスイッチ回路15を開状態にして、フィルタ回路13Bとアンプ14Bとの間の第2の伝送路16Bを遮断する。これにより、音出力部16においてウーハー11Bからの音の出力が停止する。すなわち、ウーハー11Bの出力が零に下がる。よって、音出力部16の音の出力は、メインスピーカ11Aだけからになるので、メインスピーカ11Aおよびウーハー11Bの両方から音を出力していた場合に比べて、音出力部16の音の出力が下がる。このように、本実施形態では、制御装置7は、光ディスクドライブ4のデータの書き込みに伴って、音出力部16の出力を下げる。別の言い方をすると、制御装置7は、光ディスクドライブ4のデータの書き込み中に、音出力部16の出力を下げる。ここで、オーディオ制御部32およびステート監視部33は、音出力部16の出力を下げる出力制御部を構成する。
一方、ステート監視部33が、スピーカ出力のボリューム設定情報が示すスピーカ出力のボリュームが規定値以上ではないと判定した場合には(S16:No)、ステート監視部33はスピーカ抑止モードに遷移しない。
なお、制御装置7(オーディオ制御部32)は、ステート監視部33がスピーカ出力抑制モードに遷移してからは、利用者の操作によるスピーカ出力のボリュームの変更を受け付けない。
以上のように、本実施形態の電子機器1は、例えば、光ディスク100にデータの書き込みを行なう光ディスクドライブ4と、メインスピーカ11A(スピーカ)およびウーハー11B(スピーカ)を有し、メインスピーカ11Aおよびウーハー11Bから音を出力する音出力部16と、光ディスクドライブ4のデータの書き込みに伴って、音出力部16の出力を下げる制御装置7と、を備えている。よって、本実施形態によれば、光ディスクドライブ4の書き込み動作中に音出力部16の出力が下がるので、音出力部16の音の出力に起因する振動の発生が抑制される。したがって、光ディスクドライブ4への振動の伝達が抑制されるので、光ディスクドライブ4の書き込みエラーの発生を抑制することができる。このように、制御装置7の処理によって光ディスクドライブ4の書き込みエラーの発生を抑制することができるので、光ディスクドライブ4における振動対策の構成を削減しやすい。
ここで、本実施形態では、音出力部16と光ディスクドライブ4とが一つの筐体に支持されているため、音出力部16の音の出力に起因する振動が、空気以外にも筐体を介しての光ディスクドライブ4に伝達されうる。しかしながら、本実施形態では、上述のように音出力部16の音の出力に起因する振動の発生が抑制される。よって、筐体においても振動の伝達を抑制するための構成を削減しやすい。
また、本実施形態では、例えば、音出力部16は、メインスピーカ11A(第1のスピーカ)と、規定の周波数以下の音の出力がメインスピーカ11Aよりも大きいウーハー(11B(第2のスピーカ)と、を有している。制御装置7は、ウーハー11Bの出力を下げる(一例としてウーハー11Bの出力を零に下げる)ことにより音出力部16の出力を下げる。よって、本実施形態によれば、比較的大きな振動が発生する低周波の音(低音域の音)の出力が抑制されるので、光ディスクドライブ4の書き込みエラーの発生をより抑制することができる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。本変形例では、図3のS19において、オーディオ制御部32が、スイッチ回路15を閉状態にしたまま、アンプ14A,14Bを制御して音出力部16(メインスピーカ11Aおよびウーハー11B)が出力する音の音量を予め設定された規定値以下に下げる。当該予め設定された規定値は、図3のS16の規定値(閾値)よりも小さい値である。これにより、音出力部16の音の出力が下がる。なお、本変形例では、スイッチ回路15は設けられていなくてもよい。また、オーディオ制御部32は、メインスピーカ11Aおよびウーハー11Bとのうち一方の音量だけを予め設定された規定値以下に下げてもよい。
このように、本変形例では、制御装置7は、音出力部16が出力する音の音量を規定値以下に下げることにより音出力部16の出力を下げる。よって、音出力部16から出力される音の音域が狭くなるのを抑制しつつ、光ディスクドライブ4の書き込みエラーの発生を抑制することができる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態の電子機器の一例を示すブロック図である。本実施形態の電子機器1は、第1の実施形態の電子機器1と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
ただし、図4に示されるように、本実施形態では、オーディオシステム5において、第1の実施形態のフィルタ回路13Bおよびスイッチ回路15に替えて、二つのフィルタ回路113B1,113B2およびスイッチ回路115が設けられている。
フィルタ回路113B1,113B2は、オーディオコーデック12とスイッチ回路115との間に並列に設けられている。フィルタ回路113B1は、第2の低周波帯域のアナログオーディオ信号を通過させ、第2の低周波帯域以外のアナログオーディオ信号を減衰させる。第2の低周波帯域は、第1の実施形態で説明した第1の低周波帯域のうちある規定の周波数以上の帯域である。一方、フィルタ回路113B2は、第3の低周波帯域のアナログオーディオ信号を通過させ、第3の低周波帯域以外のアナログオーディオ信号を減衰させる。第3の低周波帯域は、第1の低周波帯域のうち上記ある規定の周波数以下または未満の周波数帯域である。すなわち、第3の低周波帯域は、第2の低周波帯域に対して低周波側の周波数帯域である。
スイッチ回路115は、二つのフィルタ回路113B1,113B2の両方とアンプ14Bとの間を接続した状態と、二つのフィルタ回路113B1,113B2のうち一方とアンプ14Bとの間を接続した状態と、に変更可能である。すなわち、スイッチ回路115は、フィルタ回路113B1,113B2のうちオーディオコーデック12からのデータを通過させるフィルタ回路113B1,113B2を選択可能である。
また、本実施形態では、図3のオーディオ出力抑制処理の開始時点では、スイッチ回路115は、二つのフィルタ回路113B1,113B2の両方とアンプ14Bとを接続した状態となっている。そして、図3のS19において、制御装置7のオーディオ制御部32は、フィルタ回路113B1とアンプ14Bとの間を接続しフィルタ回路113B2とアンプ14Bとの間を遮断する。これにより、音出力部16においてウーハー11Bから出力される音のうち第3の低周波帯域の音がカットされる。よって、ウーハー11Bにおけるある規定値以下の周波数の音の出力が下がる。すなわち、音出力部16の出力が下がる。
以上のように、本実施形態では、制御装置7は、音出力部16における規定値以下の周波数(第3周波数帯域)の音の出力を下げることにより音出力部16の出力を下げる。よって、本実施形態によれば、比較的大きな振動が発生する低周波の音(低音域の音)の出力が抑制されるので、光ディスクドライブ4の書き込みエラーの発生をより抑制することができる。
なお、上記実施形態では、一つ以上のスピーカとして、二つのスピーカ(メインスピーカ11Aおよびウーハー11B)の例が示されたが、これに限定されない。例えば、スピーカは、一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。
また、上記実施形態では、光ディスクドライブ4の光ディスク100へのデータの書き込みに伴って音出力部16の出力を下げる例が示されたが、これに限定されない。例えば、光ディスクドライブ4の光ディスク100からのデータの読み出しに伴って音出力部16の出力を下げてもよい。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。
1…電子機器、4…光ディスクドライブ、7…制御装置、11A…メインスピーカ(スピーカ、第1のスピーカ)、11B…ウーハー(スピーカ、第2のスピーカ)、16…音出力部。

Claims (4)

  1. 光ディスクにデータの書き込みを行なう光ディスクドライブと、
    一つ以上のスピーカを有し、前記スピーカから音を出力する音出力部と、
    前記光ディスクドライブの前記データの書き込みに伴って、前記音出力部の出力を下げる制御装置と、
    を備えた電子機器。
  2. 前記音出力部は、第1の前記スピーカと、規定の周波数以下の前記音の出力が前記第1のスピーカよりも大きい第2の前記スピーカと、を有し、
    前記制御装置は、前記第2のスピーカの出力を下げることにより前記音出力部の出力を下げる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御装置は、前記音出力部における規定値以下の周波数の前記音の出力を下げることにより前記音出力部の出力を下げる、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御装置は、前音出力部が出力する前記音の音量を規定値以下に下げることにより前記音出力部の出力を下げる、請求項1に記載の電子機器。
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