JP2022174513A - 情報処理装置、及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成において、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御すること。【解決手段】情報処理装置は、システムに基づくシステム処理を実行する処理部と、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する音出力部と、音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して音出力部へ設定する出力設定部と、システム上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、出力設定部により選択される出力特性についての設定を出力設定部へ指示する設定指示部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、及び制御方法に関する。
ディスプレイとスピーカとが一体化され、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成を備える情報処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-148270号公報
ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成では、音量の大小によってディスプレイ面の振動量も変化する。そのため、この振動が周辺に配置されているハードウェアへ影響し、当該ハードウェアを利用するアプリケーションの処理に不具合が生じる懸念がある。このハードウェアへの影響を回避するためには、従来はユーザが手動で音量を変更する必要があった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成において、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御する情報処理装置、及び制御方法を提供することを目的の一つとする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1態様に係る情報処理装置は、システムに基づくシステム処理を実行する処理部と、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する音出力部と、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する出力設定部と、前記システム上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示する設定指示部と、を備える。
上記情報処理装置において、前記複数種類の出力特性についての設定には、前記システムによる音量設定に対応する第1設定と、前記第1設定よりも前記振動を抑制する第2設定とが含まれ、前記設定指示部は、前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記第1設定と前記第2設定とのいずれかを前記出力設定部へ指示し、前記出力設定部は、前記設定指示部からの指示に応じて前記第1設定または前記第2設定を選択して前記音出力部へ設定してもよい。
上記情報処理装置は、前記アプリケーションの処理に基づいて記録媒体へデータを記録するドライブ装置、をさらに備え、前記設定指示部は、前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記ドライブ装置が前記記録媒体へデータの記録を開始する前に、前記第1設定から前記第2設定への切り替えを前記出力設定部へ指示し、前記出力設定部は、前記設定指示部からの指示に応じて前記第2設定を選択して前記音出力部へ設定してもよい。
上記情報処理装置において、前記設定指示部は、前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記ドライブ装置が前記記録媒体へデータの記録を終了した後に、前記第2設定から前記第1設定への切り替えを前記出力設定部へ指示し、前記出力設定部は、前記設定指示部からの指示に応じて前記第1設定を選択して前記音出力部へ設定してもよい。
上記情報処理装置において、前記第2設定は、前記システムによる音量設定に対して一定割合に低減する設定であってもよい。
上記情報処理装置において、前記第2設定は、前記システムによる音量設定のうち、一定の音量以上の設定を、予め設定された音量に低減する設定であってもよい。
また、本発明の第2態様に係る情報処理装置は、OS(Operating System)に基づくシステム処理を実行する処理部と、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する音出力部と、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する処理を、前記処理部とは独立して実行する出力設定部と、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理により、前記OS上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示する設定指示部と、を備える。
また、本発明の第3態様に係る情報処理装置における制御方法は、処理部が、システムに基づくシステム処理を実行するステップと、音出力部が、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するステップと、出力設定部が、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定するステップと、設定指示部が、前記システム上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示するステップと、を含む。
また、本発明の第4態様に係る情報処理装置における制御方法は、処理部が、OS(Operating System)に基づくシステム処理を実行するステップと、音出力部が、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するステップと、出力設定部が、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する処理を、前記処理部とは独立して実行するステップと、設定指示部が、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理により、前記OS上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示するステップと、を含む。
本発明の上記態様によれば、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成において、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係るディスプレイ面の振動を抑制する制御の一例を示す図。 第1の実施形態に係るアンプ設定の一例を示す図。 第1の実施形態に係るアンプ設定を制御する構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係るアンプ設定変更処理の一例を示すシーケンス図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(情報処理装置1の構成)
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、例えば、ディスプレイと一体に構成された一体型(所謂オールインワン)PC(Personal Computer)や、クラムシェル型(ノート型)のPCなどである。
情報処理装置1は、CPU11と、メインメモリ12と、ビデオサブシステム13と、サウンドディスプレイ14と、チップセット21と、BIOSメモリ22と、記憶部23と、ODD24と、オーディオシステム25と、USBコネクタ26と、通信部27と、EC31と、入力部32と、電源回路33とを備える。
CPU11は、プログラム制御により種々の演算処理を実行し、情報処理装置1全体を制御している。例えば、CPU11は、OS(Operating System)やBIOS(Basic Input Output System)のプログラムに基づく処理を実行する。また、CPU11は、OS上で実行される各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーション等に基づく処理を実行する。
メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムの読み込み領域として、又は、CPU11が実行するプログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。メインメモリ12は、例えば、複数個のDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップで構成される。このCPU11が実行するプログラムには、OS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーションプログラム等が含まれる。
ビデオサブシステム13は、画像表示に関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むとともに、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、サウンドディスプレイ14に描画データ(表示データ)として出力する。
サウンドディスプレイ14は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのディスプレイと、当該ディスプレイ面(パネル)を振動させることで音を出力するスピーカとが一体に構成された表示装置である。サウンドディスプレイ14は、ビデオサブシステム13から出力された描画データ(表示データ)をディスプレイに表示させるディスプレイドライバを含んで構成されている。また、サウンドディスプレイ14は、ディスプレイ面を振動させるための振動素子がディスプレイパネル背面に設けられており、オーディオシステム25から出力された音データに基づく電力を当該振動素子へ出力するオーディオアンプ141を含んで構成されている。オーディオアンプ141の出力が大きいほどディスプレイ面の振動量(音量)が大きくなり、オーディオアンプ141の出力が小さいほどディスプレイ面の振動量(音量)が小さくなる。
チップセット21は、USB(Universal Serial Bus)、シリアルATA(AT Attachment)、SPI(Serial Peripheral Interface)バス、PCI(Peripheral Component
Interconnect)バス、PCI-Expressバス、及びLPC(Low
Pin Count)バスなどのコントローラを備えており複数のデバイスが接続される。例えば、複数のデバイスとして、後述するBIOSメモリ22と、記憶部23と、ODD24と、オーディオシステム25と、USBコネクタ26と、通信部27と、EC31とが含まれる。このチップセット21と、CPU11と、メインメモリ12とを少なくとも含む構成は、OS及びBIOSに基づくシステム処理を実行するシステム処理部10として構成される。
BIOSメモリ22は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュROMなどの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリで構成される。BIOSメモリ22は、BIOS、及びEC31などを制御するためのシステムファームウェアなどを記憶する。
記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、などを含んで構成される。例えば、記憶部23は、OS、各種ドライバ、アプリケーション(アプリケーションプログラム)、及び各種データを記憶する。
ODD(Optical Disk Drive;光ディスクドライブ)24は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクへ各種データの書き込みや、光ディスクに記録されている各種データの読み出しを行う。
オーディオシステム25は、マイク及びスピーカが接続され、音データの記録、再生、出力を行う。ここで、スピーカは、前述したようにサウンドディスプレイ14に含んで構成されている。オーディオシステム25は、音データをサウンドディスプレイ14へ出力する。マイクは、情報処理装置1に内蔵されていてもよいし、周辺機器として情報処理装置1に外部接続されてもよい。
通信部27は、無線LAN(Local Area Network)または有線LANによりネットワークに接続して、データ通信を行う。なお、通信部27は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により周辺機器類と通信を行ってもよい。
USBコネクタ26は、USBを利用した周辺機器類を接続するためのコネクタである。
入力部32は、ユーザの操作を受け付けるキーボード、マウス、タッチパッドなどの入力デバイスである。入力部32は、情報処理装置1に内蔵されていてもよいし、周辺機器として情報処理装置1に外部接続されてもよい。
電源回路33は、例えば、DC/DCコンバータ、充放電ユニット、AC/DCアダプタなどを含んで構成されている。例えば、電源回路33は、ACアダプタなどの外部電源またはバッテリなどから供給される直流電圧を、情報処理装置1を動作させるために必要な複数の電圧に変換する。また、電源回路33は、EC31からの制御に基づいて、情報処理装置1の各部に電力を供給する。
EC(Embedded Controller)31は、情報処理装置1のOSの動作状態に関わらず、各種デバイス(周辺装置やセンサ等)を監視して制御するワンチップマイコン(One-Chip Microcomputer)である。EC31は、不図示のCPU、ROM、RAM、複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマ、及びデジタル入出力端子を備える。EC31のデジタル入出力端子には、例えば、入力部32、及び電源回路33などが接続されている。EC31は、入力部32からの入力情報(操作情報)を受け取る。また、EC31は、電源回路33などの動作を制御する。
また、EC31のデジタル入出力端子には、サウンドディスプレイ14が接続されている。EC31は、サウンドディスプレイ14における振動を制御するためのオーディオアンプ141の出力特性を制御する。例えば、オーディオアンプ141の出力特性は、通常はOSによる音量設定に対応する出力特性である。OSによる音量設定とは、OS上でユーザがスライダーなどを操作することによりサウンドデバイス(ここでは、サウンドディスプレイ14)の音量を調整できる音量設定である。以下では、OSによる音量設定のことを、「サウンドボリューム」または「サウンドボリュームによる音量設定」などと称する。
サウンドディスプレイ14を用いた構成では、音量の大小によってディスプレイ面の振動量が変化するため、当該振動が情報処理装置1に内蔵されているハードウェアへ影響し、当該ハードウェアを利用するアプリケーションの処理に不具合が生じる懸念がある。そこで、EC31は、アプリケーションの処理の内容によって、オーディオアンプ141の出力特性を変更することが可能である。
例えば、EC31は、サウンドボリュームによる通常の音量設定に対応する出力特性の設定と、当該出力特性とは異なる出力特性の設定とを含む複数の出力特性の設定を有し、所定の条件に応じてオーディオアンプ141の出力特性を切り替える。所定の条件とは、例えば、ハードウェアを動作させるアプリケーションの処理の内容に応じた条件である。一例として、EC31は、アプリケーションの処理によりODD24が光ディスクへデータを書き込みしている期間については、書き込みエラーが発生しないように、オーディオアンプ141の出力特性の設定を切り替えることにより、ディスプレイ面の振動を抑える。
ここで、図2を参照して、ディスプレイ面の振動を抑制する制御の例を説明する。
図2は、本実施形態に係るディスプレイ面の振動を抑制する制御の一例を示す図である。この図は、縦軸を音量として、元の(通常の)オーディオアンプ141の出力特性の設定(以下、「元のアンプ設定」と称する)と、変更後のオーディオアンプ141の出力特性の設定(以下、「変更後のアンプ設定」と称する)とのそれぞれによる音量の違いを示している。元のアンプ設定における最大音量を100%とする。例えば、サウンドボリュームが最大(例えば、100段階の100)のときが、元のアンプ設定における最大音量(100%)に対応する(図2のa)。サウンドボリュームがユーザ設定(例えば、100段階の70)のとき、元のアンプ設定におけるユーザ設定の音量(例えば70%)となる(図2のb)。
例えば、ディスプレイ面の振動を抑制する場合、サウンドボリュームによる元の音量設定に関わらず、常に変更前の元のアンプ設定の音量に対して一定割合低減するようにアンプ設定を変更する。一例として、元のアンプ設定の音量に対して80%になるようにアンプ設定を変更すると、サウンドボリュームが最大(例えば、100段階の100)のとき、変更後のアンプ設定における最大音量は80%に低減される(図2のc)。また、サウンドボリュームがユーザ設定(例えば、100段階の70)のとき、変更後のアンプ設定における音量は56%に低減される(図2のd)。このように、本実施形態では、サウンドボリュームの音量設定を変化させないで、オーディオアンプ141側での音量を一時的に変更することができる。
図3は、本実施形態に係るアンプ設定の一例を示す図である。図示するアンプ設定の例では、オーディオアンプ141の出力特性のパラメータ(アンプパラメータ)として、SPK_VOL_L(左スピーカのボリューム)と、SPK_VOL_R(右スピーカのボリューム)と、HB_VOL_L(ハーフブリッジパスの左チャネルボリューム)と、HB_VOL_R(ハーフブリッジパスの右チャネルボリューム)とを例示している。ここでは、各パラメータについて、元のアンプ設定には「-7dB」が設定されており、変更後のアンプ設定には「-10dB」が設定されている。元のアンプ設定から変更後のアンプ設定に切り替えることにより、各アンプパラメータを「-7dB」から「-10dB」に変更することができる。
なお、アンプパラメータの数や種類、および元のアンプ設定及び変更後のアンプ設定の設定値は、任意に定めることができる。また、元のアンプ設定は、各アンプパラメータで同一の設定値としなくてもよく、少なくとも一部のアンプパラメータで異なる設定値としてもよい。同様に、変更後のアンプ設定は、各アンプパラメータで同一の設定値としなくてもよく、少なくとも一部のアンプパラメータで異なる設定値としてもよい。
(アンプ設定を制御する構成)
次に、図4を参照して、サウンドディスプレイ14のオーディオアンプ141の出力特性の設定(アンプ設定)を制御する構成について詳しく説明する。
図4は、本実施形態に係るアンプ設定を制御する構成の一例を示すブロック図である。
EC31は、サウンドディスプレイ14における振動を制御するためのオーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルを複数種類備えている。CPU11は、BIOSのACPI(Advanced Configuration and Power Interface)コードを用いてACPIソフトウェアデバイス112を作成し CPU11で実行されるアプリケーション111とEC31とを仲介するためのドライバI/F(ドライバインターフェース)及びECサービスファンクションを定義する。アプリケーション111は、自身の処理に応じて希望する設定テーブルへの変更をACPIソフトウェアデバイス112に対して要求する。例えば、アプリケーション111は、ACPIソフトウェアデバイス112へリクエストナンバーを指定して設定テーブルの変更要求を通知する。
ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの情報に基づいて、EC31により選択されるオーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルをEC31へ指示する。例えば、ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの設定テーブルの変更要求を仲介し、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルの変更をEC31に対して指示する。具体的には、ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111から取得するリクエストナンバー(例えば、Req#1、Req#2、Req#3)とEC31が備えている設定テーブルのテーブルナンバー(例えば、Table#A、Table#B、Table#C)との対応付け情報を有している。そして、ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111から取得したリクエストナンバーをテーブルナンバーに変換してEC31へ通知する。
EC31は、ACPIソフトウェアデバイス112からの指示に応じて出力特性の設定テーブルを複数種類の設定テーブルのうちから選択し、選択した設定テーブルをオーディオアンプ141へ設定する。例えば、EC31は、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルの設定値を、ACPIソフトウェアデバイス112から通知されたテーブルナンバーの設定テーブルの設定値に書き換える。具体的には、オーディオアンプ141は、自身の出力を制御するファームウェア(F/W)を記憶するメモリを備えており、EC31は、当該ファームウェア内の出力特性の設定値を、ACPIソフトウェアデバイス112から通知されたテーブルナンバーの設定テーブルの設定に上書きして更新する。
なお、EC31に備えられている設定テーブルは、サウンドボリューム(OSによる音量設定)に対応する通常の設定テーブルと、変更用の設定テーブルとの2種類であってもよいし、変更用として複数の設定テーブルが含まれる3種類以上であってもよい。変更用の設定テーブルには、通常の設定テーブルよりも音量(振動)を抑制する設定テーブルが含まれる。以下では、通常の設定テーブルのことを「通常設定テーブル」、通常の設定テーブルよりも音量(振動)を抑制する設定テーブルのことを「抑制設定テーブル」と称する。
(アンプ設定変更処理の動作)
次に図5を参照して、オーディオアンプ141の出力特性の設定(アンプ設定)を変更するアンプ設定変更処理の動作を説明する。
図5は、本実施形態に係るアンプ設定変更処理の一例を示すシーケンス図である。ここでは、アプリケーション111の処理によりODD24が光ディスクへデータを書き込みしている期間のアンプ設定を一時的に変更する処理の動作を説明する。
(ステップS101)アプリケーション111は、設定テーブルの変更をACPIソフトウェアデバイス112に対して要求する。例えば、アプリケーション111は、ACPIソフトウェアデバイス112へ抑制設定テーブルに対応するリクエストナンバーを指定して設定テーブルの変更要求を通知する。
(ステップS103)ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの設定テーブルの変更要求を仲介し、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルの変更をEC31に対して指示する。例えば、ACPIソフトウェアデバイス112は、ステップS101においてアプリケーション111から通知されたリクエストナンバーを取得し、取得したリクエストナンバーをテーブルナンバー(抑制設定テーブルのテーブルナンバー)に変換してEC31へ通知する。
(ステップS105)EC31は、ACPIソフトウェアデバイス112からの指示に応じて設定テーブルを複数種類の設定テーブルのうちから選択し、選択した設定テーブルをオーディオアンプ141へ設定する。例えば、EC31は、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルの設定値を、ステップS103においてACPIソフトウェアデバイス112から通知されたテーブルナンバーの抑制設定テーブルの設定値に書き換える。この抑制設定テーブルは、通常設定テーブルよりも音量を抑制(例えば、80%に低減)する設定テーブルである。これにより、サウンドボリュームによる元の音量設定に関わらず、変更前の元のアンプ設定の音量に対して一定割合低減(例えば、80%に低減)される。そして、ステップS107へ進む。
(ステップS107)アプリケーション111は、ODD24に対してデータの書き込み指示を行う。アプリケーション111がODD24に対してデータの書き込み指示を行うタイミングは、アプリケーション111が設定テーブルの変更要求を通知した後に所定時間経過したタイミングである。この所定時間は、アプリケーション111が設定テーブルの変更要求を通知してからオーディオアンプ141の設定テーブルが変更されるまでの時間(設計値)以上に設定される。なお、EC31は、オーディオアンプ141の設定テーブルを変更したことに応じて、設定テーブルを変更したことをACPIソフトウェアデバイス112を介してアプリケーション111へ通知してもよい。その場合、アプリケーション111がODD24に対してデータの書き込み指示を行うタイミングは、設定テーブルを変更したことの通知をEC31からACPIソフトウェアデバイス112を介して受け取ったことに応じたタイミングとしてもよい。
ODD24は、アプリケーション111により指定されたデータを光ディスクへ書き込む。光ディスクへの書き込みが終了すると、ステップS109へ進む。
(ステップS109)アプリケーション111は、設定テーブルのリストアをACPIソフトウェアデバイス112に対して要求する。例えば、アプリケーション111は、ACPIソフトウェアデバイス112へ通常設定テーブル(元の設定テーブル)に対応するリクエストナンバーを指定して設定テーブルのリストア要求を通知する。
(ステップS111)ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの設定テーブルのリストア要求を仲介し、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルのリストアをEC31に対して指示する。例えば、ACPIソフトウェアデバイス112は、ステップS109においてアプリケーション111から通知されたリクエストナンバーを取得し、取得したリクエストナンバーをテーブルナンバー(通常設定テーブルのテーブルナンバー)に変換してEC31へ通知する。
(ステップS113)EC31は、オーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルの設定値を、ステップS111においてACPIソフトウェアデバイス112から通知されたテーブルナンバーの通常設定テーブルの設定値に書き換える。これにより、元のアンプ設定の音量に戻る。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置1は、OS(システムの一例)に基づくシステム処理を実行するシステム処理部10(処理部の一例)と、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するサウンドディスプレイ14(音出力部の一例)とを備えている。また、情報処理装置1は、サウンドディスプレイ14における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択してサウンドディスプレイ14(オーディオアンプ141)へ設定するEC31(出力設定部の一例)と、OS上で実行されるアプリケーション111からの情報に基づいて、EC31により選択される出力特性についての設定をEC31へ指示するACPIソフトウェアデバイス112(設定指示部の一例)とを備える。
これにより、情報処理装置1は、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成において、ユーザが手動で音量を変更しなくとも、アプリケーション111からの情報に基づいて適切に音量を制御できるため、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
例えば、複数種類の出力特性についての設定には、サウンドボリュームによる音量設定(OSによる音量設定)に対応する通常設定テーブル(第1設定の一例)と、通常設定テーブルよりも音量(振動)を抑制する抑制設定テーブル(第2設定の一例)とが含まれる。ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの情報に基づいて、通常設定テーブルと抑制設定テーブルとのいずれかをEC31へ指示する。EC31は、ACPIソフトウェアデバイス112からの指示に応じて通常設定テーブルまたは抑制設定テーブルを選択してサウンドディスプレイ14(オーディオアンプ141)へ設定する。
これにより、情報処理装置1は、アプリケーション111からの情報に基づいて、サウンドボリュームによる音量設定(OSによる音量設定)よりも音量(振動)を抑制することができるため、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
また、情報処理装置1は、アプリケーション111の処理に基づいて光ディスク(記録媒体の一例)へデータを記録するODD24(ドライブ装置の一例)を備えている。ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの情報に基づいて、ODD24が光ディスクへデータの記録を開始する前に、通常設定テーブルから抑制設定テーブルへの切り替えをEC31へ指示する。EC31は、ACPIソフトウェアデバイス112からの指示に応じて抑制設定テーブルを選択してサウンドディスプレイ14(オーディオアンプ141)へ設定する。
これにより、情報処理装置1は、ODD24が光ディスクへデータを書き込みしている期間についてはディスプレイ面の振動を抑えることにより、書き込みエラーが発生しないようにすることができる。
また、ACPIソフトウェアデバイス112は、アプリケーション111からの情報に基づいて、ODD24が光ディスクへデータの記録を終了した後に、抑制設定テーブルから通常設定テーブルへの切り替えをEC31へ指示する。
EC31は、ACPIソフトウェアデバイス112からの指示に応じて通常設定テーブルを選択してサウンドディスプレイ14(オーディオアンプ141)へ設定する。
これにより、情報処理装置1は、ODD24が光ディスクへデータを書き込みしている期間についてはディスプレイ面の振動を抑えることにより書き込みエラーが発生しないようにすることができるとともに、書き込みが終了した後は元の音量に戻すことができるため、利便性がよい。
抑制設定テーブルは、サウンドボリュームによる音量設定(OSによる音量設定)に対して一定割合(例えば、80%)に低減する設定である。
これにより、情報処理装置1は、アプリケーション111からの情報に基づいて通常の音量よりも一定割合(例えば、80%)に低減させることで、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
なお、抑制設定テーブルは、サウンドボリュームによる音量設定(OSによる音量設定)のうち、一定の音量以上の設定を、予め設定された音量に低減する設定としてもよい。
これにより、情報処理装置1は、アプリケーション111からの情報に基づいて一定の音量未満に抑えることができるため、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
また、システム処理部10は、OSに基づくシステム処理を実行する。EC31は、システム処理部10とは独立して処理を実行する。ACPIソフトウェアデバイス112は、BIOSに基づく処理により、OS上で実行されるアプリケーション111からの情報に基づいて、サウンドディスプレイ14における振動を制御するための出力特性についての設定をEC31へ指示する。
これにより、情報処理装置1は、BIOSがアプリケーション111とEC31とを仲介することにより、アプリケーション111からの情報に基づいてサウンドディスプレイ14における振動を制御するための出力特性の設定を制御することができる。よって、本実施形態に係るアンプ設定変更処理は、ハードウェアを変更することなくEC31及びBIOSで吸収できるため、ハードウェアを意識しないアプリケーション設計が可能である。また、アプリケーション111は、OSによる音量設定を介さず、直接にオーディオアンプ141の出力特性の設定を制御することができるため、OSの音量設定が勝手に変動する(例えば、OSの音量スライダーが勝手に動いたりする)ことによるユーザの不快感を抑制できつつ、実際のオーディオアンプ141の出力特性を適切に制御できる。
また、本実施形態に係る情報処理装置1における制御方法は、システム処理部10(処理部の一例)が、OS(システムの一例)に基づくシステム処理を実行するステップと、サウンドディスプレイ14(音出力部の一例)が、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するステップと、EC31(出力設定部の一例)が、サウンドディスプレイ14における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択してサウンドディスプレイ14(オーディオアンプ141)へ設定するステップと、ACPIソフトウェアデバイス112(設定指示部の一例)が、OS上で実行されるアプリケーション111からの情報に基づいて、EC31により選択される出力特性についての設定をEC31へ指示するステップと、を含む。
これにより、情報処理装置1は、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する構成において、ユーザが手動で音量を変更しなくとも、アプリケーション111からの情報に基づいて適切に音量を制御できるため、ディスプレイ面の振動に起因した不具合が生じないように制御することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、上記実施形態では、アプリケーション111からACPIソフトウェアデバイス112に対して設定テーブルの変更を要求する際にリクエストナンバーを通知する例を説明したが、テーブルナンバーを通知する構成としてもよい。また、アプリケーション111からACPIソフトウェアデバイス112に対してODD24でデータの書き込みを行う旨を通知することにより、ACPIソフトウェアデバイス112が設定テーブルの変更をEC31に対して指示してもよい。即ち、アプリケーション111からACPIソフトウェアデバイス112に対して通知される情報は、リクエストナンバーまたはテーブルナンバーなどの設定テーブルを指定可能な情報であってもよいし、単にアプリケーションの処理の内容に関する情報であって、BIOS側(ACPIソフトウェアデバイス112側)で設定テーブルの変更の有無を判断してもよい。
また、上記実施形態では、ODD24による光ディスクへの書き込みエラーの防止を目的として、光ディスクへの書き込み期間について音量を一時的に低減させる例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、HDD(Hard Disk Drive)への書き込み期間について音量を一時的に低減させる構成としてもよい。
また、音量を一時的に低減させるのではなく、音量を一時的に上げる構成としてもよい。例えば、情報処理装置1の周囲の環境音の音量が予め設定された閾値H1以上になった場合、元の音量の120%になるようにオーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルを変更し、周囲の環境音の音量が予め設定された閾値H2以下(閾値H1>閾値H2)になった場合、元の音量になるようにオーディオアンプ141の出力特性の設定テーブルを戻してもよい。
また、上述した情報処理装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した情報処理装置1のそれぞれが備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した情報処理装置1のそれぞれが備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に情報処理装置1が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した実施形態における情報処理装置1が備える各機能の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
また、上述した実施形態では、情報処理装置1が一体型(所謂オールインワン)PCやクラムシェル型(ノート型)のPCである例を説明したが、タブレット型のPCなどであってもよい。また、情報処理装置1は、PCに限らず、テレビ、ゲーム機、デジタルサイネージなどであってもよい。
1 情報処理装置、11 CPU、12 メインメモリ、13 ビデオサブシステム、14 サウンドディスプレイ、21 チップセット、22 BIOSメモリ、23 記憶部、24 ODD、25 オーディオシステム、26 USBコネクタ、27 通信部、31 EC、32 入力部、33 電源回路、111 アプリケーション、112 ACPIソフトウェアデバイス、141 オーディオアンプ

Claims (9)

  1. システムに基づくシステム処理を実行する処理部と、
    ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する音出力部と、
    前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する出力設定部と、
    前記システム上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示する設定指示部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記複数種類の出力特性についての設定には、前記システムによる音量設定に対応する第1設定と、前記第1設定よりも前記振動を抑制する第2設定とが含まれ、
    前記設定指示部は、
    前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記第1設定と前記第2設定とのいずれかを前記出力設定部へ指示し、
    前記出力設定部は、
    前記設定指示部からの指示に応じて前記第1設定または前記第2設定を選択して前記音出力部へ設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記アプリケーションの処理に基づいて記録媒体へデータを記録するドライブ装置、をさらに備え、
    前記設定指示部は、
    前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記ドライブ装置が前記記録媒体へデータの記録を開始する前に、前記第1設定から前記第2設定への切り替えを前記出力設定部へ指示し、
    前記出力設定部は、
    前記設定指示部からの指示に応じて前記第2設定を選択して前記音出力部へ設定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定指示部は、
    前記アプリケーションからの情報に基づいて、前記ドライブ装置が前記記録媒体へデータの記録を終了した後に、前記第2設定から前記第1設定への切り替えを前記出力設定部へ指示し、
    前記出力設定部は、
    前記設定指示部からの指示に応じて前記第1設定を選択して前記音出力部へ設定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2設定は、前記システムによる音量設定に対して一定割合に低減する設定である、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2設定は、前記システムによる音量設定のうち、一定の音量以上の設定を、予め設定された音量に低減する設定である、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. OS(Operating System)に基づくシステム処理を実行する処理部と、
    ディスプレイ面を振動させることにより音を出力する音出力部と、
    前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する処理を、前記処理部とは独立して実行する出力設定部と、
    BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理により、前記OS上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示する設定指示部と、
    を備える情報処理装置。
  8. 情報処理装置における制御方法であって、
    処理部が、システムに基づくシステム処理を実行するステップと、
    音出力部が、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するステップと、
    出力設定部が、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定するステップと、
    設定指示部が、前記システム上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示するステップと、
    を含む制御方法。
  9. 情報処理装置における制御方法であって、
    処理部が、OS(Operating System)に基づくシステム処理を実行するステップと、
    音出力部が、ディスプレイ面を振動させることにより音を出力するステップと、
    出力設定部が、前記音出力部における振動を制御するための出力特性についての設定を複数種類の設定のうちから選択して前記音出力部へ設定する処理を、前記処理部とは独立して実行するステップと、
    設定指示部が、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理により、前記OS上で実行されるアプリケーションからの情報に基づいて、前記出力設定部により選択される前記出力特性についての設定を前記出力設定部へ指示するステップと、
    を含む制御方法。
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