JP2003149283A - 電気回路診断装置 - Google Patents

電気回路診断装置

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JP2003149283A
JP2003149283A JP2001345268A JP2001345268A JP2003149283A JP 2003149283 A JP2003149283 A JP 2003149283A JP 2001345268 A JP2001345268 A JP 2001345268A JP 2001345268 A JP2001345268 A JP 2001345268A JP 2003149283 A JP2003149283 A JP 2003149283A
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克哉 鈴木
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庄一 藤本
Saburo Ishikawa
三郎 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量低下方向の劣化による劣化診断を誤
らず、コンデンサの電圧を直接測定しなくても診断対象
機器の劣化の診断を行える電気回路診断装置を提供す
る。 【解決手段】 診断対象機器4と正常機器3と同一抵抗
値の2つの抵抗素子11、12とをブリッジ回路2に組
み込んで形成し、このブリッジ回路2にスイッチ1の投
入により電圧を印加させ、この投入時の過渡状態に平衡
検出回路17において特性変動を検出しているので、診
断対象機器4と正常機器3とを直接比較して診断対象機
器4の劣化を判断することができる。さらに、診断対象
機器4の入出力接点13aをブリッジ回路2の接続端子
13に接続するのみで、別途試験端子を設ける必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器内部の回路に
使用されているコンデンサ等の劣化を診断する電気回路
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気回路診断装置としては、特開
昭62−238471に開示されるものがあり、これを
図10に示す。図10は、従来の電気回路診断装置の概
念図である。
【0003】前記図10において、従来の電気回路診断
装置は、放電抵抗器102が両端に接続され、かつ、電
荷が充電された電解コンデンサ101と、上記放電抵抗
器102が両端に接続された状態にある上記電解コンデ
ンサ101の製品初期時における放電特性を予め記憶し
た記録装置123と、上記電界コンデンサ101の放電
時における放電電圧を入力し、その放電電圧の減衰が上
記記録装置123に記録された放電特性の減衰より早い
とき、その電界コンデンサ101に劣化が生じていると
判断する演算装置122とを備える構成である。この放
電抵抗器102と並列接続されている電圧分圧器103
と演算装置122との間にはアナログ/デジタル変換機
121が接続される。
【0004】前記構成に基づく従来の電気回路診断装置
は、演算装置122にて、その電解コンデンサ101の
放電時における放電電圧を入力し、その放電電圧の減衰
がその記録装置123に記録された放電特性の減衰より
大きいとき、その電解コンデンサ101に劣化が生じる
と判別するように構成したので、一時遅れ演算器や信号
判別器などを設けずに電解コンデンサ101の劣化を判
別できるため、一時遅れ演算器等の経年変化を考慮する
必要がなくなり、精度の高いものを得ることができる。
【0005】また、前記とは別に、従来の電気回路診断
装置としては、特開平5−215800に開示されるも
のがあり、これを図11に示す。図11は、従来の電気
回路診断装置の概念図である。前記図11において、こ
の従来の電気回路診断装置は、電力変換装置であり直流
を任意の周波数の交流に変換するパワートランジスタ部
202に電源であるバッテリ201及びモータ203が
接続され、バッテリ201とパワートランジスタ部20
2との間に第1のスイッチSW1及び抵抗204が直列
に接続され、抵抗204にスイッチSW2が並列接続さ
れ、パワートランジスタ部202に対して並列に電解コ
ンデンサ205が接続され、両スイッチSW1、SW2
は図示しない制御装置によりオン、オフ制御される構成
である。
【0006】前記構成において、スイッチSW1の投入
から抵抗204を介して充電されるコンデンサ205の
充電電圧が所定電圧に到達するまでの充電時間が測定さ
れ、正常なコンデンサの場合に前記所定電圧まで充電す
るのに必要な基準時間と前記充電時間が比較され、充電
時間が基準時間より短いときにコンデンサ205の劣化
と判定される。コンデンサ205が正常であっても電源
電圧が変化すると所定電圧に達するまでの充電時間も変
化する。電源がバッテリ201であると、バッテリ20
1の放電により電源電圧が変化する。しかし、基準時間
が当該充電時間測定時のバッテリ電圧を基準として設定
されるため、電源電圧が変化しても、コンデンサ205
の劣化診断に支障を来さない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の特開昭62−2
38471に開示される電気回路診断装置は以上のよう
に構成されていたことから、診断対象は長期間使用され
ている間にコンデンサと並列接続される回路のインピー
ダンス低下方向の劣化がある場合は、このインピーダン
ス低下により劣化判断を誤るという課題を有する。即
ち、電気回路中のコンデンサ101が正常であるにも拘
らず、コンデンサ101と並列接続されるインピーダン
スの劣化によりコンデンサ101の充電時間が変化して
コンデンサ101が劣化したかの如く判断されるという
課題を有する。他方、電気回路中のコンデンサ101が
異常であるにも拘らず、コンデンサ101と並列接続さ
れるインピーダンスの劣化によりコンデンサ101の充
電時間が変化してコンデンサ101が正常であるかの如
く判断されるという課題を有する。
【0008】また、従来の特開昭62−238471及
び特開平5−215800に開示される電気回路診断装
置は以上のように構成されていたことから、診断するた
めに診断対象機器内のコンデンサ101(又は205)
の電圧を使用するためにコンデンサ101(又は20
5)の電圧を測定しなければならず、診断対象機器にコ
ンデンサ101(又は205)の電圧を測定する手段を
備えさせるか、診断対象機器を分解してコンデンサ10
1(又は205)の電圧を測定しなければならないとい
う課題を有する。
【0009】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れ、静電容量低下方向の劣化による劣化診断を誤らず、
コンデンサの電圧を直接測定しなくても診断対象機器の
劣化の診断を行える電気回路診断装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気回路診
断装置は、ブリッジ回路を形成する回路の一の相隣る辺
に診断対象のコンデンサを有する診断対象機器と当該診
断対象機器の正常時における等価回路からなる正常機器
とを接続し、前記一の相隣る辺の各々に対向する他の相
隣る辺に同一抵抗値の抵抗素子を接続し、前記一の相隣
る辺の接続点と前記他の相隣る辺の接続点とを電源接点
として配線路を開閉するスイッチを介して電源に接続
し、前記ブリッジ回路の対角に平衡検出回路を接続し、
前記スイッチを投入した後に前記平衡検出回路で検出さ
れる過渡状態における特性変動により前記診断対象機器
を診断するものである。このように本発明においては、
診断対象機器と正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子
とをブリッジ回路に組み込んで形成し、このブリッジ回
路にスイッチの投入により電圧を印加させ、この投入時
の過渡状態に平衡検出回路において特性変動を検出して
いるので、診断対象機器と正常機器とを直接比較して診
断対象機器のコンデンサを含む総ての素子の劣化を総合
的に判断することができる。さらに、診断対象機器の接
続点をブリッジ回路の接続端子に接続するのみで、別途
試験端子を設ける必要がない。
【0011】また、本発明に係る電気回路診断装置は必
要に応じて、前記正常機器又は接続される辺に可変抵抗
を備え、前記ブリッジ回路が前記スイッチを投入した後
の定常状態において平衡状態になるように前記可変抵抗
を調節し、前記平衡状態とした後に前記スイッチを開放
して電圧の印加を停止し前記コンデンサを放電させ、前
記放電が完了した後に再度前記スイッチを投入して前記
平衡検出回路で検出される特性変動により前記診断対象
機器を診断するものである。このように本発明において
は、前記ブリッジ回路に電圧を印加した後の定常状態に
おいて平衡状態になるように前記可変抵抗を調節し、前
記スイッチを開放して、更に、前記スイッチを投入して
平衡検出回路において特性変動を検出しているので、診
断対象機器内のコンデンサ以外の素子の劣化による影響
を排除できることとなり、診断対象機器と正常機器との
容量成分のみを対象に比較して診断対象機器の劣化を判
断することができる。
【0012】また、本発明に係る電気回路診断装置は必
要に応じて、前記電源を直流電源とし、対角辺の平衡検
出回路部を直流検流手段とし、前記スイッチを投入した
後の過渡状態時の当該直流検流手段に流れる電流の方向
による当該判別結果に基づいて前記診断対象機器を診断
するものである。このように本発明においては、診断対
象機器と正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子とをブ
リッジ回路に組み込んで形成し、このブリッジ回路にス
イッチの投入により電流を流して、この投入時の過渡状
態に平衡検出回路において過渡電流を検出しているの
で、直流の過渡現象で生じるコンデンサの時定数を正確
に検出できることとなり、診断対象機器のコンデンサの
劣化をより精密に診断することができる。
【0013】また、本発明に係る電気回路診断装置は、
電源に接続される配線路を開閉するスイッチを有し、第
1の抵抗素子及び診断対象のコンデンサを有する診断対
象機器を直列接続し、当該第1の抵抗素子及び診断対象
機器に並列に接続され、前記第1の抵抗素子と同一の抵
抗値を有する第2の抵抗素子及び前記診断対象機器の正
常時における等価回路からなる正常機器を直列接続し、
前記第1の抵抗素子及び診断対象機器の直列回路の電源
供給線と第2の抵抗素子及び正常機器の直列回路の電源
供給線を一方を順方向、他方を逆方向に電流が流れるよ
うに変流器一次側に通過させ、当該変流器2次側で発生
した電流を検出する電流検出手段を接続し、前記スイッ
チを投入した後に前記電流検出手段で検出される過渡状
態における特性変動により前記診断対象機器を診断する
ものである。このように本発明においては、診断対象機
器と正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子とを備えた
構成とし、スイッチの投入により電圧を印加させ、この
投入時の過渡状態における特性変動を検出しているの
で、診断対象機器と正常機器とに発生する過渡状態の各
電流を直接比較して診断対象機器のコンデンサを含む総
ての素子の劣化を総合的に判断することができる。さら
に、診断対象機器の接続点をブリッジ回路の接続端子に
接続するのみで、別途試験端子を設ける必要がなく、あ
わせて、負荷電流が流れることによる磁束変化により発
生する電流を電流検出手段で測定するために回路全体の
小型化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る電気回路診断装置を
図1ないし図8に基づいて説明する。この図1は本実施
形態に係る電気回路診断装置の全体回路図、図2は本実
施形態に係る電気回路診断装置の部分回路図、図3は本
実施形態に係る電気回路診断装置の動作フローチャー
ト、図4は本実施形態に係るコンデンサの電圧動作状態
図、図5は本実施形態に係る診断対象機器を電力用開閉
器の制御回路とした場合の動作説明図、図6は図5に記
載の電力用開閉器制御回路の詳細回路図、図7は図6に
記載の制御回路の等価回路図、図8は本実施形態に係る
診断対象として電力用開閉器の制御回路を用いた場合の
電圧動作状態図を示す。前記各図において本実施形態に
係る電気回路診断装置は、交流電源(図示を省略)に接
続される配線路300を開閉するスイッチ1と、前記交
流電源から印加される電圧によりコンデンサが充電され
るまでの過渡状態中にコンデンサ劣化を検出するブリッ
ジ回路2を備える構成である。
【0015】このブリッジ回路2は、ブリッジ回路を形
成する矩形回路の相隣る辺2a、2bの各中間に接続さ
れる同一の抵抗値からなる抵抗11、12と、前記矩形
回路の他の2辺2c、2dの各中間に形成され、診断対
象機器4を接続するための診断接続端子13及び正常機
器3を接続するための正常接続端子14と、前記抵抗1
1及び診断接続端子13の接続点cと抵抗12及び正常
接続端子14の接続点dとの間(前記矩形回路の対角辺
に相当)に接続される平衡検出回路17とを備える構成
である。この平衡検出回路17は、前記ブリッジ回路の
接続点c及び接続点dの電位差を検出する電位差検出用
トランス15と、この電位差検出用トランス15の二次
巻線に接続される電圧計16とから構成され、検流検出
手段として採用される。
【0016】前記ブリッジ回路2は、前記各辺2a、2
b、2c、2dの接続点a、b、c、dのうち対向する
二つの接続点を電源接点a、bとしてスイッチ1を介し
て交流電源に接続されている。前記正常接続端子14に
接続する正常機器3として図2(A)に示す前記診断対
象機器4の正常な状態における回路構成の正常機器回路
に対応する等価回路として表すことができる。この正常
機器3の回路は、入出力接点14aに接続されるダイオ
ードブリッジ20と、このダイオードブリッジ20と接
続点gを介して並列接続されている抵抗21及び可変抵
抗22と、この抵抗21と直列接続しているコンデンサ
23とを備える構成である。
【0017】前記診断接続端子13に接続する診断対象
機器4として図2(B)に示すように診断対象機器回路
の等価回路として表すことができる。ここで、等価回路
の抵抗22、32は、機器回路の負荷抵抗分であり、コ
ンデンサ23、33の放電回路を形成するものである。
この診断対象機器4の回路は、入出力接点13aに接続
されるダイオードブリッジ30と、このダイオードブリ
ッジ30と接続点eを介して並列接続されている抵抗3
1、32と、この抵抗31と直列接続しているコンデン
サ33とを備える構成である。
【0018】次に、本実施形態に係る電気回路診断装置
の静電容量診断動作について説明する。まず、スイッチ
1を投入することで交流電源から交流電圧がブリッジ回
路2に印加され、分岐したそれぞれの抵抗11、12に
分流し、この分流した電流により正常機器3及び診断対
象機器4の各コンデンサ23、33に電荷が充電される
(ステップ10)。このスイッチ1が投入された後の定
常状態においてブリッジ回路2内の平衡が保たれている
かを判断する(ステップ11)。前記ステップ11にお
いて、定常状態においてブリッジ回路2内の平衡が保た
れていると判断した場合、スイッチ1を開放する(ステ
ップ12)。コンデンサ23、33の放電回路が形成さ
れ、コンデンサが放電する所定時間が経過するまで待機
する(ステップ13)。再びスイッチ1を投入すること
で、交流電源から交流電圧がブリッジ回路2に印加され
る(ステップ14)。
【0019】前記スイッチ1の投入時からブリッジ回路
2が定常状態になるまでの過渡状態を、電圧計16を用
いて平衡検出回路17の過渡電圧を測定して測定電圧V
nとして出力する(ステップ15)。前記ステップ15
で測定した測定電圧Vnの大きさが、基準値Vref以
下であるかどうか判断する(ステップ16)。前記ステ
ップ16において、この測定電圧Vnの大きさが基準値
Vref以下であると判断した場合は劣化無しであると
判断し(ステップ17)、基準値Vref以下でないと
判断した場合は劣化有りであると判断する(ステップ1
8)。 前記ステップ11において、定常状態において
ブリッジ回路2内の平衡が保たれていないと判断した場
合、正常機器3の可変抵抗22を調節して平衡状態にし
て(ステップ19)、ステップ11に移行する。即ち、
この可変抵抗22の調節により、診断対象機器4内にお
けるコンデンサ33以外の素子の影響を排除できること
となる。前記基準値Vrefは、0より許容される値で
あり、診断対象となる機器の製造誤差等と同程度の値で
ある。
【0020】次に、診断接続端子13に診断を行ってい
ない診断対象機器である診断対象機器4A、4Bを順次
接続した場合について前記静電容量診断動作を図4を参
照して説明を行う。図4において、αが正常機器3のコ
ンデンサ23による充電電圧特性図、βが診断対象機器
4Aのコンデンサ33による充電電圧特性図、γが診断
対象機器4Bのコンデンサ33による充電電圧特性図を
示す。同図において開始時刻T0より所定時間経過した
時刻T1(過渡状態の範囲内)における電圧値は、コン
デンサ23の充電電位がV0、診断対象機器Aのコンデ
ンサ33の充電電位がV1、診断対象機器Bのコンデン
サ33の充電電位がV2である。時刻T1において電圧
計16は診断対象機器4が診断対象機器Aの場合に電位
差|V1−V0|を示し、診断対象機器4が診断対象機
器Bの場合に電位差|V2−V0|を示す。電位差|V
1−V0|が基準値Vrefより以下であるため診断対
象機器4Aは劣化無しであると判断し、電位差|V2−
V0|が基準値Vrefより以下でないため診断対象機
器4Bは劣化有りであると判断する。
【0021】前記電気回路診断装置が例として対象とす
る診断対象装置としては図5及び図6に示すような電力
用開閉器44の制御回路があり、正常機器としてはこの
電力用開閉器44の制御回路に対応する等価回路である
図7がある。図5における自動化子局42に接続されて
いる電源線40を自動化子局42より外して電気回路診
断装置に接続し、診断対象装置である電力用開閉器の制
御回路接続線45を自動化子局42より外して電気回路
診断装置の診断接続端子13に接続して、上記と同様に
電気回路診断装置を動作させる。このように電力用開閉
器44の制御回路に対して電気回路診断装置を使用する
ことで、電力用開閉器44の制御回路内のコンデンサの
劣化を簡単に診断することができる。
【0022】図8(A)は、診断対象装置が正常であっ
た場合において、は接続点d・接続点b間の時系列の
電圧のグラフ、は接続点c・接続点b間の時系列の電
圧のグラフ、は接続点c・接続点d間の時系列の電圧
のグラフを示す。図8(B)は、診断対象装置が劣化し
ている場合において、は接続点d・接続点b間の時系
列の電圧のグラフ、は接続点c・接続点b間の時系列
の電圧のグラフ、は接続点c・接続点d間の時系列の
電圧のグラフを示す。図8(A)ととは電圧の波形
がほぼ同一で、はととの差分が波形に生じるので
ほぼゼロの一定となり、診断対象装置に劣化が生じてな
いことがわかる。図8(B)ととは電圧の波形が過
渡状態において波形が異なり、はととの差分が波
形に生じるので同様に過渡状態において波形が一定とな
らず、診断対象装置に劣化が生じていることがわかる。
【0023】このように本実施形態に係る電気回路診断
装置によれば、ブリッジ回路2の診断接続端子13及び
正常接続端子14に、診断対象機器4と正常機器3をそ
れぞれ接続し、スイッチ1を投入して電圧を印加してブ
リッジ回路2を一旦定常状態にし、可変抵抗22の調節
によりブリッジ回路2を可能な限り平衡に近づけた後
に、スイッチ1を開放して電圧の印加を停止し、コンデ
ンサ23,33が放電後スイッチ1を投入して電圧を印
加すると、過渡状態において、ブリッジ回路2の平衡が
保たれている場合は電圧計16で電圧が検出されず、ブ
リッジ回路2の平衡が保たれていない場合は電圧計16
で電圧が検出されるので、過渡状態において所定以上に
電圧計16で電圧が検出されていない場合はブリッジ回
路2の平衡が保たれて診断対象機器4内のコンデンサ3
3の劣化はないと判断でき、過渡状態において所定以上
に電圧計16で電圧が検出される場合はブリッジ回路2
の平衡が保たれず診断対象機器4内のコンデンサ33の
劣化があると判断でき、診断対象機器4と正常機器3と
を電気回路診断装置に接続することで簡単に診断対象機
器4内のコンデンサ33の劣化を診断することができ
る。
【0024】(本発明の第2の実施形態)以下、本発明
の第2の実施形態に係る電気回路診断装置を図9に基づ
いて説明する。この図9は本実施形態に係る電気回路診
断装置の全体回路図を示す。前記図9において本実施形
態に係る電気回路診断装置は、交流電源(図示を省略)
に接続される配線路400を開閉するスイッチ401を
有し、抵抗411及び正常機器3を接続するための正常
接続端子414を直列接続し、この抵抗411及び正常
接続端子414に並列に接続され、前記抵抗411と同
一の抵抗値を有する抵抗412及び診断対象機器404
を接続するための診断接続端子413を直列接続し、前
記抵抗411及び正常接続端子414の電源供給線と抵
抗412及び診断接続端子413の電源供給線を、一方
を順方向、他方を逆方向に電流が流れるように各電源供
給線をクランプして電流検出回路417を配設した構成
である。
【0025】前記正常接続端子414に接続する正常機
器及び診断接続端子413に接続する診断対象機器は、
前記第1の実施形態と同様に正常機器3及び診断対象機
器4である。前記電流検出回路417は、変流器415
及び電流計416からなり、負荷電流I2が流れること
による磁束変化により変流器415で発生する電流を電
流計416で検出する構成である。
【0026】次に、本実施形態に係る電気回路診断装置
の静電容量診断動作について説明する。まず、スイッチ
401を投入することで交流電源から交流電流が分岐し
たそれぞれの抵抗411、412に流れ、この分流した
電流により正常機器3及び診断対象機器4の各コンデン
サ23、33に電荷が充電される。この充電電流を含む
各負荷電流I1、I2は、スイッチ401が投入された
後の定常状態になるまでの過渡電流として流れる。この
各負荷電流I1、I2による磁束変化より生じる測定電
流Inを電流計416を用いて電流検出回路417の過
渡電流として出力する。この測定した測定電流Inの大
きさが、基準値Iref以下であるかどうか判断し、こ
の測定電流Inの大きさが基準値Iref以下であると
判断した場合は劣化無しであると判断し、基準値Ire
f以下でないと判断した場合は劣化有りであると判断す
る。前記基準値Irefは、0より許容される値であ
り、診断対象となる機器の製造誤差等と同程度の値であ
る。
【0027】本実施形態に係る電気診断装置によれば、
診断接続端子413及び正常接続端子414に、診断対
象機器4と正常機器3をそれぞれ接続し、スイッチ40
1を投入して電圧を印加すると、過渡状態において逆方
向同士に略同一の電流が流れている場合は電流計416
で電流が検出されず、略同一の電流が流れていない場合
は電流計416で電流が検出されるので、過渡状態にお
いて所定以上に電流計416で電流が検出されていない
場合は診断対象機器4内のコンデンサ33の劣化はない
と判断でき、過渡状態において所定以上に電流計416
で電流が検出される場合は診断対象機器4内のコンデン
サ33の劣化があると判断でき、診断対象機器4と正常
機器3とを電気回路診断装置に接続することで簡単に診
断対象機器4内のコンデンサ33の劣化を診断すること
ができる。さらに、変流器415を用いて負荷電流I2
による磁束変化により発生する電流を電流検出回路41
7の電流計416で測定するために回路全体の小型化を
図ることができる。
【0028】(本発明のその他の実施形態)なお、前記
第1の実施形態に係る電気回路診断装置においては、正
常機器3の接続辺に可変抵抗22を備えさせているが、
備えさせなくてもよく、動作時にステップ10〜13を
行うことなしに、ステップ14以下を行う構成とするこ
ともでき、診断対象機器4と正常機器3とを直接比較し
て診断対象機器4のコンデンサ33を含む総ての素子の
劣化を総合的に判断することができる。さらに、診断対
象機器4の入出力接点13aをブリッジ回路2の診断接
続端子13に接続するのみで、別途接続端子を設ける必
要がない。
【0029】また、前記第1の実施形態に係る電気回路
診断装置においては、動作時に予め回路毎に定めてある
抵抗分の誤差を可変抵抗22で調節し、ステップ10〜
13を行うことなしに、ステップ14以下を行う構成と
することもでき、診断対象機器4内の抵抗の製造誤差等
を補正した上で、診断対象機器4と正常機器3とを直接
比較して診断対象機器4の劣化を判断することができ
る。また、前記第1の実施形態に係る電気回路診断装置
においては、ブリッジ回路2内の抵抗11、12の抵抗
値を診断対象機器4が不動作となる値以上に選定するこ
ともでき、診断対象機器4が動作することによるインピ
ーダンス変動を防止して高精度の診断ができる。
【0030】また、前記第1の実施形態に係る電気回路
診断装置においては、ブリッジ回路2内の抵抗11、1
2の抵抗値を診断対象機器4のインピーダンス値以上に
選定することもでき、正常機器3に印加させる電圧を低
くくすることもできて電気回路診断装置を小型軽量化す
ることができる。また、前記第1の実施形態に係る電気
回路診断装置においては、電源に交流電源を用いている
が、直流電源とすることもでき、対角辺の平衡検出回路
部17を直流検流計とし、前記スイッチ1を投入した後
の過渡状態時のこの検流計に流れる電流の方向により、
いずれのコンデンサ23、33の静電容量が大きいかを
判別し、当該判別結果に基づいて前記診断対象機器4を
診断することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明においては、診断対
象機器と正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子とをブ
リッジ回路に組み込んで形成し、このブリッジ回路にス
イッチの投入により電圧を印加させ、この投入時の過渡
状態に平衡検出回路において特性変動を検出しているの
で、診断対象機器と正常機器とを直接比較して診断対象
機器のコンデンサを含む総ての素子の劣化を総合的に判
断することができるという効果を奏する。さらに、診断
対象機器の接続点をブリッジ回路の接続端子に接続する
のみで、別途試験端子を設ける必要がないという効果を
奏する。
【0032】また、本発明においては、前記ブリッジ回
路に電圧を印加した後の定常状態において平衡状態にな
るように前記可変抵抗を調節し、前記スイッチを開放し
て、更に、前記スイッチを投入して平衡検出回路におい
て特性変動を検出しているので、診断対象機器内のコン
デンサ以外の素子の劣化による影響を排除できることと
なり、診断対象機器と正常機器との容量成分のみを対象
に比較して診断対象機器の劣化を判断することができる
という効果を有する。
【0033】また、本発明においては、診断対象機器と
正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子とをブリッジ回
路に組み込んで形成し、このブリッジ回路にスイッチの
投入により電流を流して、この投入時の過渡状態に平衡
検出回路において過渡電流を検出しているので、直流の
過渡現象で生じるコンデンサの時定数を正確に検出でき
ることとなり、診断対象機器のコンデンサの劣化をより
精密に診断することができるという効果を有する。
【0034】また、本発明においては、診断対象機器と
正常機器と同一抵抗値の2つの抵抗素子とを備えた構成
とし、スイッチの投入により電圧を印加させ、この投入
時の過渡状態における特性変動を検出しているので、診
断対象機器と正常機器とに発生する過渡状態の各電流を
直接比較して診断対象機器のコンデンサを含む総ての素
子の劣化を総合的に判断することができるという効果を
有する。さらに、診断対象機器の接続点をブリッジ回路
の接続端子に接続するのみで、別途試験端子を設ける必
要がなく、あわせて、負荷電流が流れることによる磁束
変化により発生する電流を電流検出手段で測定するため
に回路全体の小型化を図ることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気回路診断装
置の全体回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電気回路診断装
置の部分回路図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る電気回路診断装
置の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るコンデンサの電
圧動作状態図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る診断対象機器を
電力用開閉器の制御回路とした場合の動作説明図であ
る。
【図6】図5に記載の電力用開閉器制御回路の詳細回路
図である。
【図7】図6に記載の制御回路の等価回路図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る診断対象として
電力用開閉器の制御回路を用いた場合の電圧動作状態図
である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る電気回路診断装
置の全体回路図である。
【図10】従来の電気回路診断装置の概念図である。
【図11】従来の電気回路診断装置の概念図である。
【符号の説明】
a、b 電源接点 c、d、e、f、g、h 接続点 1、401 スイッチ 2 ブリッジ回路 2a、2b、2c、2d 辺 3 正常機器 4 診断対象機器 11、12、21、31、32、411、412 抵
抗 13、413 診断接続端子 13a、14a 入出力接点 14、414 正常接続端子 15 電位差検出用トランス 16 電圧計 17 平衡検出回路 20、30 ダイオードブリッジ 22 可変抵抗 23、33 コンデンサ 40 電源線 41 電源スイッチ 42 自動化子局 43 制御電源トランス 44 電力用開閉器 45 制御回路接続線 101 電界コンデンサ 102 放電抵抗器 103 電圧分圧器 107 警報器 121 アナログ/デジタル変換機 122 演算装置 123 記録装置 201 バッテリ 202 パワートランジスタ 203 モータ 204 抵抗 205 電解コンデンサ 206 電圧検出部 207 診断装置 300、400 配線路 415 変流器 416 電流計 417 電流検出回路 α 正常機器のコンデンサによる充電電圧特性図 β 診断対象機器Aのコンデンサによる充電電圧特性
図 γ 診断対象機器Bのコンデンサによる充電電圧特性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 庄一 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 石川 三郎 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 Fターム(参考) 2G036 AA19 AA24 AA27 BA07 BA36 BB02 5G053 AA16 BA04 DA01 FA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ回路を形成する回路の一の相隣
    る辺に診断対象のコンデンサを有する診断対象機器と当
    該診断対象機器の正常時における等価回路からなる正常
    機器とを接続し、前記一の相隣る辺の各々に対向する他
    の相隣る辺に同一抵抗値の抵抗素子を接続し、前記一の
    相隣る辺の接続点と前記他の相隣る辺の接続点とを電源
    接点として配線路を開閉するスイッチを介して電源に接
    続し、前記ブリッジ回路の対角に平衡検出回路を接続
    し、 前記スイッチを投入した後に前記平衡検出回路で検出さ
    れる過渡状態における特性変動により前記診断対象機器
    を診断することを特徴とする電気回路診断装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電気回路診断装置
    において、 前記正常機器又は接続される辺に可変抵抗を備え、 前記ブリッジ回路が前記スイッチを投入した後の定常状
    態において平衡状態になるように前記可変抵抗を調節
    し、 前記平衡状態とした後に前記スイッチを開放して電圧の
    印加を停止し前記コンデンサを放電させ、 前記放電が完了した後に再度前記スイッチを投入して前
    記平衡検出回路で検出される特性変動により前記診断対
    象機器を診断することを特徴とする電気回路診断装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の電気回路診断装置
    において、 前記電源を直流電源とし、対角辺の平衡検出回路部を直
    流検流手段とし、前記スイッチを投入した後の過渡状態
    時の当該直流検流手段に流れる電流の方向による当該判
    別結果に基づいて前記診断対象機器を診断することを特
    徴とする電気回路診断装置。
  4. 【請求項4】 電源に接続される配線路を開閉するスイ
    ッチを有し、 第1の抵抗素子及び診断対象のコンデンサを有する診断
    対象機器を直列接続し、 当該第1の抵抗素子及び診断対象機器に並列に接続さ
    れ、前記第1の抵抗素子と同一の抵抗値を有する第2の
    抵抗素子及び前記診断対象機器の正常時における等価回
    路からなる正常機器を直列接続し、 前記第1の抵抗素子及び診断対象機器の直列回路の電源
    供給線と第2の抵抗素子及び正常機器の直列回路の電源
    供給線を一方を順方向、他方を逆方向に電流が流れるよ
    うに変流器一次側に通過させ、 当該変流器2次側で発生した電流を検出する電流検出手
    段を接続し、 前記スイッチを投入した後に前記電流検出手段で検出さ
    れる過渡状態における特性変動により前記診断対象機器
    を診断することを特徴とする電気回路診断装置。
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