JP2003149271A - 節約電力モニタ - Google Patents
節約電力モニタInfo
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- JP2003149271A JP2003149271A JP2001351733A JP2001351733A JP2003149271A JP 2003149271 A JP2003149271 A JP 2003149271A JP 2001351733 A JP2001351733 A JP 2001351733A JP 2001351733 A JP2001351733 A JP 2001351733A JP 2003149271 A JP2003149271 A JP 2003149271A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】家庭で使用される家電機器は、省エネ意識をも
って節電を行っても消費電力節約効果の実態が、家庭全
体の月度電力量使用料金表による月度単位でしか確認で
きず、省エネが実感できないという課題を有している。 【解決手段】節約電力モニタは、家電機器に電力を供給
する電力線に接続されたスイッチ手段と、電力線に流れ
る電力量を検知する電力検知手段と、電力検知手段によ
り検知される電力を記憶する電力記憶手段と、単位電力
量当りの電力料金を記憶するための料金記憶手段と、前
記スイッチ手段が遮断した節約電力料金を算出する演算
手段と、前記節約電力料金を累積して記憶する節約電力
料金記憶手段と、節約電力料金記憶手段に記憶された節
約電力料金を表示する表示手段と、前記スイッチ手段の
ON、OFFされる時刻が設定されるタイマー手段とに
よって構成され、その家電機器による節電効果を即座に
確認可能にしている。
って節電を行っても消費電力節約効果の実態が、家庭全
体の月度電力量使用料金表による月度単位でしか確認で
きず、省エネが実感できないという課題を有している。 【解決手段】節約電力モニタは、家電機器に電力を供給
する電力線に接続されたスイッチ手段と、電力線に流れ
る電力量を検知する電力検知手段と、電力検知手段によ
り検知される電力を記憶する電力記憶手段と、単位電力
量当りの電力料金を記憶するための料金記憶手段と、前
記スイッチ手段が遮断した節約電力料金を算出する演算
手段と、前記節約電力料金を累積して記憶する節約電力
料金記憶手段と、節約電力料金記憶手段に記憶された節
約電力料金を表示する表示手段と、前記スイッチ手段の
ON、OFFされる時刻が設定されるタイマー手段とに
よって構成され、その家電機器による節電効果を即座に
確認可能にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電源を利用する
テレビ、オーディオ機器、携帯電話等の充電装置、電気
ポット等の待機時消費電力をカットして消費電力料金節
約効果を表示する節約電力モニタに関するものである。
テレビ、オーディオ機器、携帯電話等の充電装置、電気
ポット等の待機時消費電力をカットして消費電力料金節
約効果を表示する節約電力モニタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、省エネ活動が推進されているな
か、家庭等で使用される家電機器の消費電力節約手段と
して、例えば図1で示すように、テレビ4にあっては、
睡眠時間帯等長時間使用しない様な場合、主電源42を
OFF状態にすることが行われている。しかしリモコン
の普及により、利便性からこのスイッチによるON、O
FF操作が多くなり、主電源スイッチは常時ON状態で
使用されるケースが多い。従って、リモコンで操作され
る補助電源スイッチ45がOFFされて主回路46が非
通電状態であってもブラウン管の予熱やリモコン受信等
の予熱回路44は通電状態であり、その回路44には、
電流が流れ、いわゆる待機時消費電力は消費され省エネ
効果は低い。
か、家庭等で使用される家電機器の消費電力節約手段と
して、例えば図1で示すように、テレビ4にあっては、
睡眠時間帯等長時間使用しない様な場合、主電源42を
OFF状態にすることが行われている。しかしリモコン
の普及により、利便性からこのスイッチによるON、O
FF操作が多くなり、主電源スイッチは常時ON状態で
使用されるケースが多い。従って、リモコンで操作され
る補助電源スイッチ45がOFFされて主回路46が非
通電状態であってもブラウン管の予熱やリモコン受信等
の予熱回路44は通電状態であり、その回路44には、
電流が流れ、いわゆる待機時消費電力は消費され省エネ
効果は低い。
【0003】このようなことから家電製品を対象にした
省エネを実施するには、家電機器の主電源を切るか、交
流電源コンセントに差し込まれたプラグを抜き取るしか
なかった。
省エネを実施するには、家電機器の主電源を切るか、交
流電源コンセントに差し込まれたプラグを抜き取るしか
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、テレビの
みならず一般家庭で使用される家電機器は、消費電力量
のうち前記待機時消費電力量の占める割合が多く、省エ
ネ意識をもって節電を行っているが消費電力節約効果が
あまり出なかった。その理由の一つとして、主電源を切
るという煩わしさがあり、更に消費電力節約効果の実態
を、当月度の電力量使用料金通知書と前月度の電力量使
用料金通知書による月度単位での比較しか節電効果が確
認できず、煩わしくかつそれぞれの機器による節電効果
を具体的に見ることも出来なかった。
みならず一般家庭で使用される家電機器は、消費電力量
のうち前記待機時消費電力量の占める割合が多く、省エ
ネ意識をもって節電を行っているが消費電力節約効果が
あまり出なかった。その理由の一つとして、主電源を切
るという煩わしさがあり、更に消費電力節約効果の実態
を、当月度の電力量使用料金通知書と前月度の電力量使
用料金通知書による月度単位での比較しか節電効果が確
認できず、煩わしくかつそれぞれの機器による節電効果
を具体的に見ることも出来なかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するため、家電
機器は一日のうちで長時間使われない時間帯があるのに
着目し、その時間帯の待機時消費電力を確実にカットす
るとともにカットした時間を積算して、それを節約でき
た電気料金に換算し積算表示することにより省エネが実
感でき、省エネ意識を高める節約電力モニタを提供する
ものである。
機器は一日のうちで長時間使われない時間帯があるのに
着目し、その時間帯の待機時消費電力を確実にカットす
るとともにカットした時間を積算して、それを節約でき
た電気料金に換算し積算表示することにより省エネが実
感でき、省エネ意識を高める節約電力モニタを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の節約電力モニタ
は請求項1に記載の通り、家電機器に電力を供給する電
力線に接続されたスイッチ手段と、前記電力線に流れる
電力量を検知する電力検知手段と、前記電力検知手段に
より検知される電力を記憶する電力記憶手段と、単位電
力量当りの電力料金を記憶するための料金記憶手段と、
前記スイッチ手段が遮断した非通電時間、電力記憶手段
に記憶された電力および料金記憶手段に記憶された電力
料金に基づいてスイッチ手段が遮断した節約電力料金を
算出する演算手段とによって構成されている。
は請求項1に記載の通り、家電機器に電力を供給する電
力線に接続されたスイッチ手段と、前記電力線に流れる
電力量を検知する電力検知手段と、前記電力検知手段に
より検知される電力を記憶する電力記憶手段と、単位電
力量当りの電力料金を記憶するための料金記憶手段と、
前記スイッチ手段が遮断した非通電時間、電力記憶手段
に記憶された電力および料金記憶手段に記憶された電力
料金に基づいてスイッチ手段が遮断した節約電力料金を
算出する演算手段とによって構成されている。
【0007】本発明の節約電力モニタは、スイッチ手段
がOFF作動して電力線を流れる待機時消費電力である
電流が自動的にカットされ消費電力は0となる。このス
イッチ手段のOFF情報を基にした家電機器への通電カ
ット時間の累積は、ON作動時に記憶された単位時間当
りの消費電力量を基準にして、そのカットされている間
に流れるであろう消費電力量に換算され、その電力量と
料金記憶手段から得た単位時間当りの電力料金とを乗算
して節約電力料金に換算される。表示手段にて積算表示
される。従ってその機器による節電金額効果がタイムリ
ーに確認できることから省エネ意識を高めることができ
る。
がOFF作動して電力線を流れる待機時消費電力である
電流が自動的にカットされ消費電力は0となる。このス
イッチ手段のOFF情報を基にした家電機器への通電カ
ット時間の累積は、ON作動時に記憶された単位時間当
りの消費電力量を基準にして、そのカットされている間
に流れるであろう消費電力量に換算され、その電力量と
料金記憶手段から得た単位時間当りの電力料金とを乗算
して節約電力料金に換算される。表示手段にて積算表示
される。従ってその機器による節電金額効果がタイムリ
ーに確認できることから省エネ意識を高めることができ
る。
【0008】また、本発明の節約電力モニタは請求項2
に記載の通り、請求項1の要素に節約電力料金記憶手段
を備え、この節約電力料金記憶手段は、節約電力料金を
累積して記憶可能にした。
に記載の通り、請求項1の要素に節約電力料金記憶手段
を備え、この節約電力料金記憶手段は、節約電力料金を
累積して記憶可能にした。
【0009】従って、節約電力料金記憶手段により、節
約電力料金を、リセット操作しない限り、例えば毎日、
月度、年度等長期に亘り積算することができる。
約電力料金を、リセット操作しない限り、例えば毎日、
月度、年度等長期に亘り積算することができる。
【0010】また、本発明の節約電力モニタは請求項3
に記載の通り、請求項1または2の要素に節約電力料金
を表示する表示手段を備え、この表示手段は、前記節約
電力料金記憶手段にて記憶された節約電力料金の累積結
果を表示可能にした。
に記載の通り、請求項1または2の要素に節約電力料金
を表示する表示手段を備え、この表示手段は、前記節約
電力料金記憶手段にて記憶された節約電力料金の累積結
果を表示可能にした。
【0011】従って、節約電力料金を、リアルタイムに
数値等にて確認することができる。
数値等にて確認することができる。
【0012】また、本発明の節約電力モニタは請求項4
に記載の通り、請求項1〜3のいずれかに記載の要素に
前記電力線の入力側には交流電源コンセントに嵌合する
プラグと、前記電力線の出力側には電力が供給される機
器のプラグが嵌合されるコンセントを備えた。これによ
って節約電力モニタ本体が持ち運びでき、モニタ本体の
コンセントに嵌合可能なプラグを持つ家電機器ならば機
器の種類を選ばず対応可能である。
に記載の通り、請求項1〜3のいずれかに記載の要素に
前記電力線の入力側には交流電源コンセントに嵌合する
プラグと、前記電力線の出力側には電力が供給される機
器のプラグが嵌合されるコンセントを備えた。これによ
って節約電力モニタ本体が持ち運びでき、モニタ本体の
コンセントに嵌合可能なプラグを持つ家電機器ならば機
器の種類を選ばず対応可能である。
【0013】また、本発明の節約電力モニタは請求項5
に記載の通り、請求項1〜4のいずれかに記載の要素に
タイマー手段を備え、このタイマー手段は、前記スイッ
チ手段のON、OFFされる時刻を任意に設定でき、あ
らかじめ設定された時刻に前記スイッチ手段のON、O
FF作動開始のタイミング情報を前記演算手段へ発信
し、前記スイッチ手段のON、OFF作動を制御するこ
とができる。
に記載の通り、請求項1〜4のいずれかに記載の要素に
タイマー手段を備え、このタイマー手段は、前記スイッ
チ手段のON、OFFされる時刻を任意に設定でき、あ
らかじめ設定された時刻に前記スイッチ手段のON、O
FF作動開始のタイミング情報を前記演算手段へ発信
し、前記スイッチ手段のON、OFF作動を制御するこ
とができる。
【0014】従って、タイマー手段によるON時刻、O
FF時刻の設定により、使用したい時間帯だけ家電機器
をON作動させることができ、電力線に流れる消費電力
を、設定された時間帯、毎日継続してカットすることが
可能となり、確実に省エネが行える。
FF時刻の設定により、使用したい時間帯だけ家電機器
をON作動させることができ、電力線に流れる消費電力
を、設定された時間帯、毎日継続してカットすることが
可能となり、確実に省エネが行える。
【0015】また、本発明の節約電力モニタは請求項6
に記載の通り、請求項1〜5のいずれかに記載の要素に
手動復帰スイッチ手段を備え、前記消費電力カット用の
スイッチ手段が前記タイマー手段によりOFF拘束状態
にある場合に、その拘束状態を強制解除して前記動力線
の通電を可能にした。
に記載の通り、請求項1〜5のいずれかに記載の要素に
手動復帰スイッチ手段を備え、前記消費電力カット用の
スイッチ手段が前記タイマー手段によりOFF拘束状態
にある場合に、その拘束状態を強制解除して前記動力線
の通電を可能にした。
【0016】従って、前記タイマー手段により前記動力
線に流れる消費電力をカットする前記消費電力カット用
のスイッチ手段がOFF時間帯であって、スイッチOF
F作動状態にあるとき家電機器を利用したい場合が生じ
たならば、手動復帰スイッチ手段を操作することによ
り、その拘束状態は強制的に解除され、家電機器をON
作動させることが可能となった。
線に流れる消費電力をカットする前記消費電力カット用
のスイッチ手段がOFF時間帯であって、スイッチOF
F作動状態にあるとき家電機器を利用したい場合が生じ
たならば、手動復帰スイッチ手段を操作することによ
り、その拘束状態は強制的に解除され、家電機器をON
作動させることが可能となった。
【0017】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳述する。
図面に基づき詳述する。
【0018】(第1の実施形態)図1は、本実施例のブ
ロック図であり、1は節約電力モニタ付きコンセントの
本体で、交流電源コンセント2に嵌合するプラグ31と
例えばテレビのような家電機器4側のプラグ41が嵌合
されるコンセント32とを有し、プラグ31とコンセン
ト32とは電力線3により結線されている。
ロック図であり、1は節約電力モニタ付きコンセントの
本体で、交流電源コンセント2に嵌合するプラグ31と
例えばテレビのような家電機器4側のプラグ41が嵌合
されるコンセント32とを有し、プラグ31とコンセン
ト32とは電力線3により結線されている。
【0019】前記電力線3には、電力検知手段5が接続
されており、この検知手段5は、前記電力線3の家電機
器4に流れる供給電力をモニターする電力検知センサー
部51と該センサー部51からの情報を処理する電力検
知部52とから構成されており、家電機器4に流れる電
力即ち電力線3に流れる消費電力を検知する。
されており、この検知手段5は、前記電力線3の家電機
器4に流れる供給電力をモニターする電力検知センサー
部51と該センサー部51からの情報を処理する電力検
知部52とから構成されており、家電機器4に流れる電
力即ち電力線3に流れる消費電力を検知する。
【0020】また、前記電力線3には、スイッチ手段7
が接続されており、このスイッチ手段7のON、OFF
作動は、家電機器4の主電源スイッチ42または補助電
源スイッチ45のON、OFF作動と連動させてもよ
く、或いは前記電力検知手段5に、電力線3に流れる電
力の有無を判定させる判定手段を持たせ、電力検知セン
サー部51から検知情報を得てスイッチ手段7をON、
OFF作動させても良いし、また手動等にて直接スイッ
チ手段7をON、OFF作動させても良い。
が接続されており、このスイッチ手段7のON、OFF
作動は、家電機器4の主電源スイッチ42または補助電
源スイッチ45のON、OFF作動と連動させてもよ
く、或いは前記電力検知手段5に、電力線3に流れる電
力の有無を判定させる判定手段を持たせ、電力検知セン
サー部51から検知情報を得てスイッチ手段7をON、
OFF作動させても良いし、また手動等にて直接スイッ
チ手段7をON、OFF作動させても良い。
【0021】前記電力検知部52で検出した結果からの
電力検知情報は、電力記憶手段6にて処理される。この
電力記憶手段6は、前記スイッチ手段7のOFF時刻か
ら次のON時刻まで即ちスイッチ手段7がOFFしてい
た非通電時間の積算を後述する料金記憶手段8で行う。
この積算された電力料金は、リセット操作されるまで、
スイッチ手段7のON、OFF作動に拘らず記憶され
る。
電力検知情報は、電力記憶手段6にて処理される。この
電力記憶手段6は、前記スイッチ手段7のOFF時刻か
ら次のON時刻まで即ちスイッチ手段7がOFFしてい
た非通電時間の積算を後述する料金記憶手段8で行う。
この積算された電力料金は、リセット操作されるまで、
スイッチ手段7のON、OFF作動に拘らず記憶され
る。
【0022】前記料金記憶手段8は、前記電流検知部5
2からの情報を受け、スイッチ手段7がONしている時
の電力線に流れる単位時間当りの電力量とその電力量に
課金される単位電力量当たりの電力料金情報等を記憶し
ており、この電力料金の単価設定等の情報は、使用者の
指示により変更可能である。なお、単位時間当りの電力
量は、スイッチ手段7がOFFする直前に検出された電
力若しくはスイッチ手段7がONしている間に検出され
た最低の電力とすれば良い。
2からの情報を受け、スイッチ手段7がONしている時
の電力線に流れる単位時間当りの電力量とその電力量に
課金される単位電力量当たりの電力料金情報等を記憶し
ており、この電力料金の単価設定等の情報は、使用者の
指示により変更可能である。なお、単位時間当りの電力
量は、スイッチ手段7がOFFする直前に検出された電
力若しくはスイッチ手段7がONしている間に検出され
た最低の電力とすれば良い。
【0023】この料金記憶手段8に記憶されている電力
料金情報と、前記電力記憶手段6により積算されるスイ
ッチ手段7のOFFによる非通電時間情報ならびに電力
情報は、演算手段9にて換算処理され、節約電力料金記
憶手段14により累積して記憶され、節約電力料金とし
て表示手段10の表示部101に表示される。
料金情報と、前記電力記憶手段6により積算されるスイ
ッチ手段7のOFFによる非通電時間情報ならびに電力
情報は、演算手段9にて換算処理され、節約電力料金記
憶手段14により累積して記憶され、節約電力料金とし
て表示手段10の表示部101に表示される。
【0024】また、前記電力線3に接続されている前記
スイッチ手段7のON、OFF制御は、タイマー手段1
1によってもON、OFF制御される。このタイマー手
段11は、時計機能を持ち、設定された時刻になると、
前記スイッチ手段7のON、OFF作動開始のタイミン
グ情報を前記演算手段9へ発信し、前記スイッチ手段7
のON、OFF作動を制御する。
スイッチ手段7のON、OFF制御は、タイマー手段1
1によってもON、OFF制御される。このタイマー手
段11は、時計機能を持ち、設定された時刻になると、
前記スイッチ手段7のON、OFF作動開始のタイミン
グ情報を前記演算手段9へ発信し、前記スイッチ手段7
のON、OFF作動を制御する。
【0025】以上のように本実施形態によれば、スイッ
チ手段7のOFF作動により家電機器4に供給されなか
った電力を節約電力料金として表示するために、スイッ
チ手段7にて電力線3を非通電状態にし、その時点か
ら、電力記憶手段6にて非通電時間の積算が開始され、
この積算された非通電時間情報は演算手段9にてスイッ
チ手段7が遮断した節約電力として換算処理され、節約
電力料金記憶手段14にて累積して記憶されるとともに
表示手段10の表示部101に数値にて液晶表示され
る。
チ手段7のOFF作動により家電機器4に供給されなか
った電力を節約電力料金として表示するために、スイッ
チ手段7にて電力線3を非通電状態にし、その時点か
ら、電力記憶手段6にて非通電時間の積算が開始され、
この積算された非通電時間情報は演算手段9にてスイッ
チ手段7が遮断した節約電力として換算処理され、節約
電力料金記憶手段14にて累積して記憶されるとともに
表示手段10の表示部101に数値にて液晶表示され
る。
【0026】よって、スイッチ手段7をOFFすること
により、節約できた電気料金が積算表示でき、節電効果
が即座にわかり、省エネ意識を高めることが出来る。
により、節約できた電気料金が積算表示でき、節電効果
が即座にわかり、省エネ意識を高めることが出来る。
【0027】また、積算された電気料金は、適宜リセッ
トすることにより例えば前回リセットからの電気料金は
幾ら節約できたかを知ることも可能となった。
トすることにより例えば前回リセットからの電気料金は
幾ら節約できたかを知ることも可能となった。
【0028】また、例えば家電機器4を交換する時、積
算された電気料金をリセットすることで、使用している
家電機器4での節約料金を知ることも可能である。
算された電気料金をリセットすることで、使用している
家電機器4での節約料金を知ることも可能である。
【0029】さらに例えば、夜間のみ前記スイッチ手段
7をOFFさせたいならば、タイマー手段11のスイッ
チOFF作動時刻を23時に設定し、ON作動時刻を7
時に設定しておくことによりその時刻になると前記スイ
ッチ手段7が作動し、23時から翌朝の7時までの時間
帯はOFF状態で、電力供給はカットされ、確実に省エ
ネが行われる。
7をOFFさせたいならば、タイマー手段11のスイッ
チOFF作動時刻を23時に設定し、ON作動時刻を7
時に設定しておくことによりその時刻になると前記スイ
ッチ手段7が作動し、23時から翌朝の7時までの時間
帯はOFF状態で、電力供給はカットされ、確実に省エ
ネが行われる。
【0030】(第2の実施形態)上述の実施形態に加
え、設定変更操作手段12を備えたものであり、この設
定変更操作手段12は、前記料金記憶手段8に記憶させ
た電力料金単価情報ならびに前記タイマー手段11のO
N開始時刻、OFF開始時刻情報の設定変更をそれぞれ
ボタン操作にて可能にした。
え、設定変更操作手段12を備えたものであり、この設
定変更操作手段12は、前記料金記憶手段8に記憶させ
た電力料金単価情報ならびに前記タイマー手段11のO
N開始時刻、OFF開始時刻情報の設定変更をそれぞれ
ボタン操作にて可能にした。
【0031】従って、設定変更操作手段12により、ス
イッチ手段7によるON開始時刻、OFF開始時刻を任
意に設定でき、また前記料金憶手段8に記憶されている
情報の、家電機器それぞれにおける通電している時の単
位時間あたりにの電力量、電力会社と契約している単位
電力あたりにの電力料金情報等の変更が行えるため、例
えばその月の節約額がタイムリーに正確に確認できる。
イッチ手段7によるON開始時刻、OFF開始時刻を任
意に設定でき、また前記料金憶手段8に記憶されている
情報の、家電機器それぞれにおける通電している時の単
位時間あたりにの電力量、電力会社と契約している単位
電力あたりにの電力料金情報等の変更が行えるため、例
えばその月の節約額がタイムリーに正確に確認できる。
【0032】(第3の実施形態)上述の第2の実施形態
に加え、手動復帰スイッチ手段13を備えたものであ
り、この手動復帰スイッチ手段13は、ここから前記電
力記憶手段6に信号を発信して、前記消費電力カット用
のスイッチ手段7に対する前記タイマー手段11による
OFF拘束作動状態を強制的に解除して前記動力線の通
電を可能する。
に加え、手動復帰スイッチ手段13を備えたものであ
り、この手動復帰スイッチ手段13は、ここから前記電
力記憶手段6に信号を発信して、前記消費電力カット用
のスイッチ手段7に対する前記タイマー手段11による
OFF拘束作動状態を強制的に解除して前記動力線の通
電を可能する。
【0033】従って、前記タイマー手段11により前記
電力線3に流れる消費電力をカットするスイッチ手段7
がOFF時間帯にあって、スイッチ手段7がOFF状態
を維持していても、使用者が手動復帰スイッチ手段13
を操作する事により、その拘束状態は強制的に解除さ
れ、家電機器の電源がON状態に復帰して機器は利用可
能となる。
電力線3に流れる消費電力をカットするスイッチ手段7
がOFF時間帯にあって、スイッチ手段7がOFF状態
を維持していても、使用者が手動復帰スイッチ手段13
を操作する事により、その拘束状態は強制的に解除さ
れ、家電機器の電源がON状態に復帰して機器は利用可
能となる。
【0034】(第4の実施形態)上述の第1の実施形態
における前記表示手段10は、節約電力表示モード、前
記タイマー手段11のON開始時刻およびOFF開始時
刻の設定モード、現在の時刻を表示する現在時刻表示モ
ードの現況を液晶表示する表示画面101と、表示画面
101に表示される各モードと連動して点灯する各モー
ドLED103と、モード切替操作ボタン102とで構
成されており、この操作ボタン102によって各モード
の表示とその表示しているモードが同時に順次切り替え
表示される。
における前記表示手段10は、節約電力表示モード、前
記タイマー手段11のON開始時刻およびOFF開始時
刻の設定モード、現在の時刻を表示する現在時刻表示モ
ードの現況を液晶表示する表示画面101と、表示画面
101に表示される各モードと連動して点灯する各モー
ドLED103と、モード切替操作ボタン102とで構
成されており、この操作ボタン102によって各モード
の表示とその表示しているモードが同時に順次切り替え
表示される。
【0035】なお、このモード切替操作ボタン102
は、前記した設定変更操作手段12の操作ボタンと兼用
しても良い。また積算された金額は、このモード切替操
作ボタン102によってリセットすることも可能であ
る。
は、前記した設定変更操作手段12の操作ボタンと兼用
しても良い。また積算された金額は、このモード切替操
作ボタン102によってリセットすることも可能であ
る。
【0036】従って、モード切替ボタン102の操作に
よって見たいモードのLED103が点灯するとともに
その点灯したモードの現況が表示画面101に数値にて
液晶表示されるので、タイマー設定時刻の確認ならびに
省エネ効果金額の積算された金額が、毎日、毎週、毎月
と知りたい時に都度確認することができる。
よって見たいモードのLED103が点灯するとともに
その点灯したモードの現況が表示画面101に数値にて
液晶表示されるので、タイマー設定時刻の確認ならびに
省エネ効果金額の積算された金額が、毎日、毎週、毎月
と知りたい時に都度確認することができる。
【0037】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば次のように具体化してもよい。
ではなく、例えば次のように具体化してもよい。
【0038】○スイッチ手段7がOFFしていた時間を
基に節約電力料金を求めたが、スイッチ手段7がOFF
している間、所定時間間隔毎に該所定時間に対応する電
力料金を加算して節約電力を積算してもよい。例えば、
1分間隔毎に節約電力を積算してもよい。
基に節約電力料金を求めたが、スイッチ手段7がOFF
している間、所定時間間隔毎に該所定時間に対応する電
力料金を加算して節約電力を積算してもよい。例えば、
1分間隔毎に節約電力を積算してもよい。
【0039】○節約電力料金の表示手段は、表示画面に
て表示する構成に限らず、音声による表示であってもよ
い。また、表示手段を備えず通信にて節約電力料金や単
位電力当たりの電力料金を授受する構成であってもよ
い。
て表示する構成に限らず、音声による表示であってもよ
い。また、表示手段を備えず通信にて節約電力料金や単
位電力当たりの電力料金を授受する構成であってもよ
い。
【0040】○家電機器に節約電力モニタを接続した
が、該モニタを家電機器に内蔵してもよく、また家電機
器の電源ケーブルに介在させる事も可能である。
が、該モニタを家電機器に内蔵してもよく、また家電機
器の電源ケーブルに介在させる事も可能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の節約電力
モニタを家電機器と連結することにより、機器へ供給さ
れる電力は、節約電力モニタにてカットされるので、家
電機器のOFF時間により電気料金がどの位節約出来た
かを確認でき、しかもその節電した電気料金も積算され
た金額が数値にて表示されるため、毎日、毎週、毎月と
知りたい時に即座に節電による経済効果を確認すること
ができ、かつ省エネ意識を高める事ができる。
モニタを家電機器と連結することにより、機器へ供給さ
れる電力は、節約電力モニタにてカットされるので、家
電機器のOFF時間により電気料金がどの位節約出来た
かを確認でき、しかもその節電した電気料金も積算され
た金額が数値にて表示されるため、毎日、毎週、毎月と
知りたい時に即座に節電による経済効果を確認すること
ができ、かつ省エネ意識を高める事ができる。
【0042】また、タイマー機能をもたせる事により、
家電機器を使用したい時間帯のみスイッチ手段をON状
態にして使用し、それ以外の時間帯は自動的にスイッチ
手段をOFF状態にして、待機時消費電力を確実にカッ
トできることから、意識して主電源OFFを心掛けるこ
となく、確実に節電による経済効果と省エネ活動が行わ
れる。
家電機器を使用したい時間帯のみスイッチ手段をON状
態にして使用し、それ以外の時間帯は自動的にスイッチ
手段をOFF状態にして、待機時消費電力を確実にカッ
トできることから、意識して主電源OFFを心掛けるこ
となく、確実に節電による経済効果と省エネ活動が行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である節約電力モニタの構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
1 節約電力モニタの本体
31 プラグ
32 コンセント
4 家電機器
5 電力検知手段
6 電力記憶手段
7 スイッチ手段
8 料金記憶手段
9 演算手段
10 表示手段
11 タイマー手段
12 設定変更操作手段
13 手動復帰スイッチ手段
14 節約電力料金記憶手段。
Claims (6)
- 【請求項1】家電機器に電力を供給する電力線に接続さ
れたスイッチ手段と、前記電力線に流れる電力量を検知
する電力検知手段と、前記電力検知手段により検知され
る電力を記憶する電力記憶手段と、単位電力量当りの電
力料金を記憶するための料金記憶手段と、前記スイッチ
手段が遮断した非通電時間、電力記憶手段に記憶された
電力および料金記憶手段に記憶された電力料金に基づい
てスイッチ手段が遮断した節約電力料金を算出する演算
手段とを備える節約電力モニタ。 - 【請求項2】前記節約電力料金を累積して記憶する節約
電力料金記憶手段を備える請求項1に記載の節約電力モ
ニタ。 - 【請求項3】前記節約電力料金記憶手段に記憶された節
約電力料金を表示する表示手段を備える請求項1または
請求項2に記載の節約電力モニタ。 - 【請求項4】前記電力線の入力側には交流電源コンセン
トに嵌合するプラグと、前記電力線の出力側には電力が
供給される機器のプラグが嵌合されるコンセントを備え
る請求項1〜3のいずれかに記載の節約電力モニタ。 - 【請求項5】前記スイッチ手段のON、OFFされる時
刻が設定されるタイマー手段を備える請求項1〜4のい
ずれかに記載の節約電力モニタ。 - 【請求項6】前記スイッチ手段の前記タイマー手段によ
るOFF拘束状態を強制解除して前記動力線の通電を可
能にした手動復帰スイッチ手段を備える請求項1〜5の
いずれかに記載の節約電力モニタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351733A JP2003149271A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 節約電力モニタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351733A JP2003149271A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 節約電力モニタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003149271A true JP2003149271A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19164007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351733A Pending JP2003149271A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 節約電力モニタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003149271A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517135A (ja) * | 2007-01-18 | 2010-05-20 | プラグワイズ・ビー.ブイ. | エネルギ管理システム |
KR101144150B1 (ko) | 2010-02-05 | 2012-05-09 | 유노시스템 주식회사 | 가전기기 및 전자기기의 전력 사용량 측정과 이력 관리 시스템 |
KR101278199B1 (ko) * | 2011-11-25 | 2013-06-27 | ㈜퓨레코이즘 | 전력관리기능을 구비한 전자기기, 상기 전자기기를 포함하는 전력관리시스템 및 이를 이용한 전력관리방법 |
KR101386140B1 (ko) * | 2011-11-25 | 2014-04-17 | ㈜퓨레코이즘 | 전력관리장치, 이를 이용한 전력관리시스템 및 이를 이용한 전력관리방법 |
CN104574200A (zh) * | 2013-10-24 | 2015-04-29 | 国家电网公司 | 电网校核系统和方法 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351733A patent/JP2003149271A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517135A (ja) * | 2007-01-18 | 2010-05-20 | プラグワイズ・ビー.ブイ. | エネルギ管理システム |
KR101144150B1 (ko) | 2010-02-05 | 2012-05-09 | 유노시스템 주식회사 | 가전기기 및 전자기기의 전력 사용량 측정과 이력 관리 시스템 |
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CN104574200A (zh) * | 2013-10-24 | 2015-04-29 | 国家电网公司 | 电网校核系统和方法 |
CN104574200B (zh) * | 2013-10-24 | 2017-11-14 | 国家电网公司 | 电网校核系统和方法 |
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