JP2003149199A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JP2003149199A JP2001350894A JP2001350894A JP2003149199A JP 2003149199 A JP2003149199 A JP 2003149199A JP 2001350894 A JP2001350894 A JP 2001350894A JP 2001350894 A JP2001350894 A JP 2001350894A JP 2003149199 A JP2003149199 A JP 2003149199A
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Akinobu Moriyama
明信 森山
Katsutoshi Hirose
勝敏 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定ガス中に酸素が全く存在しない場合で
も、被測定ガス中のSO2 等をSO3 に酸化処理して、
ガス中の全ての硫黄成分をSO3 に換算して精度良く測
定可能とする。 【解決手段】 酸素イオン伝導性固体電解質体13に対
し、被測定ガスの導入量を制限するガス拡散律速手段1
2xを設ける。酸素イオン伝導性固体電解質体13に電
気的に接続される2つの電極16a、16bにより被測
定ガスを酸化させるガス酸化手段(酸素ポンピング手
段)16を設け、被測定ガス中の酸素分圧を酸素センシ
ング手段17により検知しつつ、酸素分圧を所定値に保
持させるように酸素ポンピングを行わせる。そして、酸
素ポンピング手段16によって酸化された後の被測定ガ
ス中の対象成分をガス検出手段18により検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼機関等の排出
ガス、あるいは燃料電池システムにおける燃料ガス中の
ガスセンサであって、特に二酸化硫黄(SO2 )、三酸
化硫黄(SO3 )、硫化水素(H2 S)などの硫化ガス
を検出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の硫化ガス検出用のガスセンサとし
ては、例えば特開平11−190719号公報に開示の
ものが知られている。これは、ガス中の三酸化硫黄(S
3 )を検出することができるセンサ素子を用いる場合
に、その上流側に酸化触媒を備える触媒ユニットを配置
して、ガス中に含まれている二酸化硫黄(SO2 )等を
三酸化硫黄(SO3 )に酸化処理することで、ガス中の
全ての硫黄成分をSO3 に換算して精度良く測定できる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示されるように、センサ素子の上流側に配置された
酸化触媒によって、二酸化硫黄を三酸化硫黄に酸化処理
する構成では、この酸化触媒を必要十分に働かせるため
には、可燃性ガス量に応じた酸素が必要である。このた
め、例えば、燃焼機関の燃焼がリッチ空燃比(燃料過多
状態)では、十分な酸素が存在しないため測定不能に陥
る。
【0004】また燃料電池システムでも、燃料ガス(被
測定ガス)中に十分な酸素がないことから同様の問題が
生じる。特に、燃料電池システムでは、例えば、被測定
ガスが水素リッチガスや燃料蒸気である場合、精度上の
問題以前に安全上、実用化が困難である。本発明は、こ
のような実状に鑑み、被測定ガスの組成の影響を受け難
く、例えば被測定ガス中に酸素が全く存在しない場合で
も硫化ガスを検出できるガスセンサを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明では、酸素イオン伝導性固体電解質体と、該酸素イオ
ン伝導性固体電解質体への被測定ガスの導入量を制限す
るガス拡散律速手段と、該酸素イオン伝導性固体電解質
体に電気的に接続される少なくとも2つ以上の電極によ
り被測定ガスを酸化させるガス酸化手段と、該ガス酸化
手段によって酸化された後の被測定ガス中の対象成分を
検出するガス検出手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明では、前記ガス酸化手段及
びガス検出手段を所定の温度に加熱するセンサ素子加熱
手段を備えることを特徴とする。請求項3の発明では、
前記ガス検出手段へ導かれる被測定ガス中の酸素分圧を
検知する酸素センシング手段を備え、前記ガス酸化手段
は、前記酸素分圧を所定値に保持させることを特徴とす
る。
【0007】請求項4の発明では、前記ガス検出手段
は、被測定ガス内における対象成分を検出する第1ガス
検出手段と、被測定ガスと異なる基準ガス内における対
象成分を検出する第2ガス検出手段とから構成されるこ
とを特徴とする。請求項5の発明では、前記ガス拡散律
速手段、ガス酸化手段及びガス検出手段を一体的に形成
することを特徴とする。
【0008】請求項6の発明では、前記ガス拡散律速手
段と前記ガス酸化手段との間に、水素汲み出し手段を設
けたことを特徴とする。請求項7の発明では、前記水素
汲み出し手段は、プロトン伝導性固体電解質体と、該プ
ロトン伝導性固体電解質体に電気的に接続される少なく
とも2つ以上の電極とによって構成され、水素汲み出し
量設定手段を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、センサ素子内
部に拡散してくる被測定ガス(少量に制限された拡散
量)に応じた酸素量の汲み入れによって、被測定ガス中
の可燃性ガスを全て酸化させることができ、硫化ガスは
全て三酸化硫黄に酸化されることから、全硫黄成分ガス
を検出できる。また、拡散量が極少量にできることか
ら、センサ寿命を長くすることが容易である。
【0010】請求項2の発明によれば、センサ素子が活
性化しない温度環境においても、加熱手段によって活性
化させられる。請求項3の発明によれば、ガス酸化手段
がガス検出手段へ導かれる被測定ガス中の酸素分圧を所
定値に保持させることで、被測定ガスの酸化作用が確実
なものになると共に、酸素分圧の変動による検出精度悪
化を格段に低減でき、検出分解能を高められる。
【0011】請求項4の発明によれば、被測定ガスを検
出する第1ガス検出手段と、被測定ガスと異なる基準ガ
スを検出する第2ガス検出手段とを備えることで、例え
ば、大気などの基準ガスの検出結果を基準に、被測定ガ
スを検出することで、センサ素子温度変化など検出誤差
影響を極めて小さくでき、より高精度に安定的に検出可
能となる。
【0012】請求項5の発明によれば、ガス拡散律速手
段、ガス酸化手段及びガス検出手段を一体的に形成する
ことで、センサの小型化、低コスト化が図れる。請求項
6の発明によれば、ガス拡散律速手段とガス酸化手段と
の間に、水素汲み出し手段を設けることで、汲み出し作
用により、センサ素子内部圧力を下げることで、濃度勾
配による分子拡散流に加え、圧力差による流れが生じ、
検出応答性を向上できる。これは燃料電池システムにお
ける燃料ガス(水素リッチ雰囲気)検出の場合に特に有
効である。
【0013】請求項7の発明によれば、水素汲み出し手
段が、プロトン伝導性固体電解質体と、これに電気的に
接続される少なくとも2つ以上の電極とによって構成さ
れ、水素汲み出し量設定手段を備えることで、センサ素
子に一体的に形成でき、センサをさほど大きくすること
なく実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、ここで図示するものは現実の
センサの大きさなど寸法を表わしているものではなく、
構成及び作用を解り易く説明するためのものである。先
ず本発明の第1実施形態を図1により説明する。
【0015】センサ素子10は、センサ素子保持部30
によって大気側と隔絶されると共に、被測定ガスに触れ
るように配置される。尚、被測定ガスが流入可能なセン
サ素子保護部材(図示せず)によって覆われている。こ
こでセンサ素子10は、イットリア添加部分安定化ジル
コニアセラミックス等の酸素イオン伝導性固体電解質体
である基材13を挟むように、セラミックス体11、1
2、14、15が積層されてなり、セラミックス体15
にはセンサ素子加熱手段としてヒータ15aが埋設され
てセンサ素子10の活性化温度を維持している。
【0016】基材13の両面には、大気に連通する大気
室14aと、被測定ガスに連通するガス酸化室12a及
びガス検出室12bとが配設されている。すなわち、基
材13の一方の面に、外側のセラミックス体15との間
に介在するセラミックス体14のくり抜き部として、大
気に連通する大気室14aが形成され、基材13の他方
の面に、外側のセラミックス体11との間に介在するセ
ラミックス体12のくり抜き部として、被測定ガスに連
通するガス酸化室12a及びガス検出室12bが形成さ
れている。ここで、ガス酸化室12aはガス導入量を制
限する第1ガス拡散律速手段12xを介して被測定ガス
に連通し、ガス検出室12bは第2ガス拡散律速手段1
2yを介してガス酸化室12aと連通している。
【0017】ガス酸化手段を司る酸素ポンピング手段1
6は、一方の多孔質白金電極16aが大気室14aに面
し、他方の多孔質白金電極16bがガス酸化室12aに
面し、基材13に密着して設けられ、リード線16dに
よってポンピング電流供給手段16cに接続されてい
る。同様に、酸素ポンピング手段16へのフィードバッ
ク機能を有する酸素センシング手段17は、一方の多孔
質白金電極17aが大気室14aに面し、他方の多孔質
白金電極17bがガス検出室12bに面し、基材13に
密着して設けられ、リード線17dによって起電力(V
0)検出手段17cに接続されている。
【0018】ガス検出手段18は、多孔質白金電極18
aが大気室14aに面し、硫酸塩体(ここでは硫酸銀)
18xがガス検出室12bに面し、基材13に密着して
設けられ、この硫酸塩体18x、銀電極18b、白金膜
18c、リード線18dによって起電力(V1)検出手
段18eに接続されている。ここで、大気室14aに面
した、多孔質白金電極16a、17a、18aは共通化
してもよい。
【0019】以上の構成における作用を説明すると、先
ず、ガス検出手段18は、銀電極18bに三酸化硫黄
(SO3 )を含む被測定ガスが触れると、下記(1)式
に示す反応が起きる。 2Ag+SO3 +1/2 O2 →Ag2 SO4 ・・・(1) この反応において、銀電極18bでは、 2Ag→2Ag+ +2e ・・・(2) 硫酸塩体(硫酸銀)18xでは SO3 +2Ag+ +O2-→Ag2 SO4 ・・・(3) 白金電極18aでは 1/2 O2 +2e→O2- ・・・(4) の反応が起きる。
【0020】以上に示すように、ガス検出手段18は、
三酸化硫黄(SO3 )に反応することから、例えば二酸
化硫黄(SO2 )や硫化水素(H2 S)などの硫化ガス
成分を、以下の酸化反応を事前に行わせることで、全硫
黄成分を検出することが可能となる。 SO2 +1/2 O2 →SO3 ・・・(5) H2 S+1/2 O2 →SO3 +H2 O ・・・(6) この反応は、酸素ポンピング手段16と酸素センシング
手段17とによるガス酸化作用によって行われる。すな
わち、酸素センシング手段17によって、ガス検出手段
18に導かれる被測定ガス中の酸素分圧が検知され、所
定の酸素分圧(例えば10-8atm 以上)となるように、
酸素ポンピング手段16(ポンピング電流供給手段16
c)を駆動する。このとき、触媒作用を有する多孔質白
金電極16bでは、大気室14aから酸素イオン伝導性
固体電解質体である基材13内を輸送された酸素によっ
てガス酸化室12a内の可燃性ガスが酸化される。
【0021】ここで、輸送される酸素量(A)は、第1
ガス拡散律速手段12xで制限されたガス拡散量(可燃
性ガス分)を完全酸化するに必要な量でよく、前述の通
り、酸素センシング手段17の検知結果(V0)に基づ
き制御される。この制御は、燃焼機関等の空燃比制御に
使われている空燃比センサでも広く知られる通り、高精
度で信頼性が高い。尚、制御する酸素分圧が高い方がよ
り酸化反応が確実となるが、その分酸素ポンピング手段
16の負荷も高まることから、バランスを考慮すればよ
い。
【0022】また、ガス酸化室12aとガス検出室12
bとの間に、第2ガス拡散律速手段12yを設けてい
る。これは、可燃性ガスの酸化をより確実なものとする
ものである。ここで、酸素センシング手段17の多孔質
白金電極17bは、ガス酸化室12a内に設けても同様
の作用を有する。次に本発明の第2実施形態を図2によ
り説明する。尚、第2実施形態において第1実施形態と
同一構成及び作用の部位については同一符号を付して説
明を省略する。
【0023】本実施形態は、第2ガス検出手段19を付
加したものである。第2ガス検出手段19は、第1ガス
検出手段18と同一構成・同一作用であって、多孔質白
金電極19aが大気室14aに面し、硫酸塩体(ここで
は硫酸銀)19xがガス検出室12cに面し、基材13
に密着して設けられ、この硫酸塩体19x、銀電極19
b、白金膜19c、リード線19dによって起電力(V
2)検出手段19eに接続されている。ここで、硫酸塩
体19xは被測定ガスが導かれるガス検出室12bでは
なく、別のガス検出室12cに面しており、このガス検
出室12cは大気と連通する大気室となっている。
【0024】従って、第2ガス検出手段19が、第1ガ
ス検出手段18と異なるのは、検出対象が基準ガスであ
る大気(12c)である点である。大気中の硫黄酸化物
は極低濃度でほぼ0に近く、また大幅に変化することが
ない。従って、第2ガス検出手段19によって得られる
結果(V2)を基準に、第1ガス検出手段18によって
得られる結果(V1)を補正することで、センサ素子温
度の変化による出力ドリフトなどの誤差要因を低減で
き、より高精度化が図れると共に、センサ素子のヒータ
15aの制御回路(図示せず)を高精度な温度管理を不
要にして簡素化できる。
【0025】次に本発明の第3実施形態を図3により説
明する。尚、第3実施形態においても第1実施形態と同
一構成及び作用の部位については同一符号を付して説明
を省略する。本実施形態は、水素汲み出し手段21を付
加したものである。水素汲み出し手段21は、セラミッ
ク体11の代わりに設けたプロトン伝導性固体電解質体
20を挟むように多孔質白金電極21a、22bが設け
られてなる。一方の多孔質白金電極21aがガス酸化室
12aに面し、他方の多孔質白金電極21bがセンサ素
子外側に面し、プロトン伝導性固体電解質体20に密着
して設けられ、リード線21dによって水素ポンピング
手段(ポンピング電流供給手段)21cに接続されてい
る。
【0026】ここで、水素ポンピング用である多孔質白
金電極21aは、酸素ポンピング用である多孔質白金電
極16bより上流側(第1ガス拡散律速手段12x寄
り)に配置した方が、水素の汲み出しにより生じた圧力
差が被測定ガスの酸化を阻害しないので、好ましい。こ
の水素汲み出し手段21は、被測定ガス雰囲気が水素リ
ッチな燃料電池システム中の燃料ガスである場合に好適
である。すなわち、40%以上の高濃度水素ガスが存在
する燃料電池システムにおいては、この水素ガスを汲み
出すことで、ガス酸化室12a内のガス圧力が降下す
る。これによって生じた圧力差で、ガス拡散量を増大さ
せることができ、ガスの置換(流動)速度が高められ、
センサの応答性を格段に向上できると共に、可燃性ガス
である高濃度の水素をガス酸化室12aから汲み出すこ
とで、酸素ポンピング手段16の負荷を大幅に低減でき
る効果も生み出せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す図
【図2】 本発明の第2実施形態を示す図
【図3】 本発明の第3実施形態を示す図
【符号の説明】
10 センサ素子 11 セラミックス体 12 セラミックス体 12a ガス酸化室 12b ガス検出室 12c ガス検出室(大気室) 12x 第1ガス拡散律速手段 12y 第2ガス拡散律速手段 13 基材(酸素イオン伝導性固体電解質体) 14 セラミックス体 14a 大気室 15 セラミックス体 15a ヒータ 16 酸素ポンピング手段(ガス酸化手段) 16a 多孔質白金電極 16b 多孔質白金電極 16c ポンピング電流供給手段 16d リード線 17 酸素センシング手段(酸素分圧検知手段) 17a 多孔質白金電極 17b 多孔質白金電極 17c 起電力(V0)検出手段 17d リード線 18 第1ガス検出手段 18a 多孔質白金電極 18x 硫酸塩体(硫酸銀) 18b 銀電極 18c 白金膜 18d リード線 18e 起電力(V1)検出手段 19 第2ガス検出手段 19a 多孔質白金電極 19x 硫酸塩体(硫酸銀) 19b 銀電極 19c 白金膜 19d リード線 19e 起電力(V2)検出手段 20 プロトン伝導性固体電解質体 21 水素汲み出し手段 21a 多孔質白金電極 21b 多孔質白金電極 21c 水素ポンピング手段(ポンピング電流供給手
段) 30 センサ素子保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/46 327N 331 27/58 B Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸素イオン伝導性固体電解質体と、該酸素
    イオン伝導性固体電解質体への被測定ガスの導入量を制
    限するガス拡散律速手段と、該酸素イオン伝導性固体電
    解質体に電気的に接続される少なくとも2つ以上の電極
    により被測定ガスを酸化させるガス酸化手段と、該ガス
    酸化手段によって酸化された後の被測定ガス中の対象成
    分を検出するガス検出手段とを備えることを特徴とする
    ガスセンサ。
  2. 【請求項2】前記ガス酸化手段及びガス検出手段を所定
    の温度に加熱するセンサ素子加熱手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 【請求項3】前記ガス検出手段へ導かれる被測定ガス中
    の酸素分圧を検知する酸素センシング手段を備え、前記
    ガス酸化手段は、前記酸素分圧を所定値に保持させるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のガスセン
    サ。
  4. 【請求項4】前記ガス検出手段は、被測定ガス内におけ
    る対象成分を検出する第1ガス検出手段と、被測定ガス
    と異なる基準ガス内における対象成分を検出する第2ガ
    ス検出手段とから構成されることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1つに記載のガスセンサ。
  5. 【請求項5】前記ガス拡散律速手段、ガス酸化手段及び
    ガス検出手段を一体的に形成することを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれか1つに記載のガスセンサ。
  6. 【請求項6】前記ガス拡散律速手段と前記ガス酸化手段
    との間に、水素汲み出し手段を設けたことを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のガスセン
    サ。
  7. 【請求項7】前記水素汲み出し手段は、プロトン伝導性
    固体電解質体と、該プロトン伝導性固体電解質体に電気
    的に接続される少なくとも2つ以上の電極とによって構
    成され、水素汲み出し量設定手段を備えることを特徴と
    する請求項6記載のガスセンサ。
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