JP2003149160A - 外観検査方法及び外観検査装置 - Google Patents
外観検査方法及び外観検査装置Info
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Abstract
淡値のむらがあっても、むらの領域を不良領域と誤判定
することなく、不良の領域を正確且つ確実に検出するこ
とができる外観検査装置及び外観検査方法を提供する。 【解決手段】 外観検査装置を、撮像手段1と、濃淡画
像データ記憶手段3と、二値化手段4と、ラベリング手
段5と、第1計測手段6と、不良候補抽出手段7と、第
2計測手段8と、判定手段10と、を少なくとも備え構
成する。撮像手段1で撮像した検査対象2の濃淡画像は
二値化画像に変換され、ラベル付けされた後、各ラベル
毎の特徴量が計測される。特徴量により不良候補ラベル
を抽出してから、不良候補ラベル毎に不良候補領域の内
側の濃淡画像データの最大濃淡値又は最小濃淡値を計測
し、計測結果と二値化閾値との差を算出し、この差が予
め設定された判定規格値以上であれば当該不良候補領域
を不良と判定する。
Description
態、例えば異物付着やキズ又は樹脂部に形成されたボイ
ドなどの不良を検出する外観検査装置及び外観検査方法
に関する。
ては、検査対象を撮像した濃淡画像を二値化し、該二値
化により得られた二値化画像をラベリングし、該ラベリ
ングにより得られたラベル領域の面積を計測し、該面積
値が予め設定された値よりも大きい場合に不良と判定す
る方法が知られている。
は、検査対象の表面に照射する照明のむらがあったり、
検査対象の表面の材料のむらなどがあると検査対象画像
の検出したい不良の領域でない領域に濃淡値のむらが発
生し、このむらの領域の濃淡値と不良領域の濃淡値とが
近い値になる場合、むらの領域が不良と誤判定されてし
まう場合がある。又、むらの領域を誤判定しないように
二値化レベルを設定すると真の不良が見逃しになってし
まうという問題点があった。
ルを参照しながら具体的に説明する。図10(a),
(c)の実線、点線及び破線は模式的な濃淡値プロファ
イル、二値化閾値及び修正二値化閾値をそれぞれ示して
いる。又、図10(b),(d)は、図10(a),
(c)それぞれの場合の不良候補領域として抽出される
ラベル領域を斜線ハッチング領域で示した模式的な平面
図である。
し、異物の付着している領域が異物の付着していない領
域よりも濃淡値が大きい場合である。図10(a)の左
側では真の不良領域が不良候補領域P1になり、右側で
は背景の明るく写るむらの領域が不良候補領域P2にな
っている。
発生する不良であるボイドと呼ばれる穴がある場合、ボ
イドの領域がボイドのない領域よりも濃淡値が小さい場
合である。図10(c)の左側では本当のボイドがあり
ボイド領域が不良候補領域Q1になり、右側では樹脂部
表面のむらの領域が不良候補領域Q2になっている。
する検査方法の場合、図10(b)、(d)の斜線領域
のように真の不良のラベル領域とむらによるラベル領域
の面積が同じくらいになる場合があり、このような場
合、不良を検出できるように二値化閾値を設定すると、
不良でないむらの領域を不良として判定する疑似不良が
発生してしまう。
定する二値化閾値をむらの領域が二値化閾値を超えない
破線で示す修正二値化閾値のように設定した場合、真の
不良領域においても不良の領域内の濃淡値が特に大きい
部分的な領域Px部又は不良の領域内の濃淡値が特に小
さい部分的な領域Qx部のみしか二値化閾値を超えない
ため計測される特徴量が実際の不良領域とは大きく異な
る値になってしまう。例えば特徴量を面積値とすると、
実際の不良領域の面積値よりも小さく計測されてしま
う。そのためラベル付けされた複数のラベル領域から不
良候補のラベル領域のみを抽出する時に真の不良領域が
抽出されずに見逃しになってしまう場合があるという問
題が生じる。
抽出手段に予め登録しておく良品の範囲を狭くしておく
ことにより、真の不良領域の面積値が小さく計測されて
も見逃しにならないように不良候補として抽出させるこ
ともできるがこの場合は、実際の不良領域の中の特に濃
淡値が大きい又は小さい部分的な領域のみを抽出するこ
とになり計測される特徴量と実際の不良の特徴量の相関
値が低くなってしまうので、例えば特徴量が面積値であ
る場合、実際には不良とならない面積値の小さい異物や
面積の小さいボイドもその領域内において濃淡値が特に
大きい部分的な領域又は濃淡値が特に小さい領域がある
と不良候補領域として抽出されてしまい、最終的に不良
領域として判定されて逆に疑似不良が増加するという問
題を生じる。
きが少ない場合に、予め収集した照明むらの分布データ
により照明むらによる影響をうち消すこと等を目的とし
て、画素位置により異なる閾値を用いて二値化を行う浮
動二値化法が知られている。しかし、浮動二値化法のよ
うに画素位置により異なる閾値を用いて二値化を行うこ
とで、照明むらによる影響をある程度軽減できるとして
も設定される閾値により真の不良領域の見逃しや疑似不
良の発生を大幅に低減することは困難である。
に鑑みて、不良でない領域に濃淡値のむらがあっても、
むらの領域を不良領域と誤判定することなく、不良の領
域を正確且つ確実に検出することができる外観検査装置
及び外観検査方法を提供することにある。
観検査装置は、検査対象を撮像した濃淡画像を二値化
し、二値化画像データを出力する二値化手段と、該二値
化画像データを入力し、所定領域を抽出してラベルを付
与するラベリング手段と、該ラベルを付与されたラベル
領域毎の特徴量を計測する第1計測手段と、前記ラベル
領域の中で前記特徴量が予め設定した範囲に入っていな
いラベル領域を不良候補領域として抽出する不良候補抽
出手段と、該不良候補領域について当該不良候補領域内
における前記濃淡画像の濃淡値データを所定の条件で計
測した結果を当該不良候補領域の計測値として出力する
第2計測手段と、前記不良候補領域の良否を当該不良候
補領域の前記計測値に基づいて判定する判定手段と、を
少なくとも含むことを特徴としている。このとき、前記
判定手段は、前記不良候補領域の前記計測値と前記二値
化閾値とを入力してこれらの差を算出し、この差を予め
定めてある判定規格値と比較して当該不良候補領域の良
否を判定するものとすることができる。
値は、濃淡画像を二値化する対象領域内の全ての画素に
ついて一定の値であるのが好ましい。
象を撮像した濃淡画像を二値化し、二値化画像データを
出力する二値化手段と、該二値化画像データを入力し、
所定領域を抽出してラベルを付与するラベリング手段
と、該ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量を計測
する第1計測手段と、前記ラベル領域の中で前記特徴量
が予め設定した範囲に入っていないラベル領域を不良候
補領域として抽出する不良候補抽出手段と、該不良候補
領域について当該不良候補領域内における前記濃淡画像
の濃淡値データを所定の条件で計測した結果を当該不良
候補領域の計測値として出力する第2計測手段と、前記
不良候補領域に接する所定領域を近傍領域として設定
し、該近傍領域に含まれる前記濃淡値データから所定の
近傍濃淡値を算出し、該近傍濃淡値を当該不良候補領域
の近傍濃淡値として出力する第1算出手段と、前記不良
候補領域の良否を当該不良候補領域の前記計測値及び前
記近傍濃淡値に基づいて判定する判定手段と、を少なく
とも含むことを特徴としている。このとき、前記判定手
段は、前記不良候補領域の前記計測値及び前記近傍濃淡
値を入力してこれらの差を算出し、この差を予め定めて
ある判定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を判
定するものとすることができる。又、前記二値化手段の
二値化閾値は、濃淡画像を二値化する対象領域内におい
て画素位置により異なる値とすることもできる。
域について当該不良候補領域内における前記濃淡画像の
濃淡値データの中で最大の濃淡値及び最小の濃淡値の少
なくともいずれか一方を抽出し、該抽出結果を前記当該
不良候補領域の計測値として出力するようにしてもよ
い。
値以上の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値
に変換し、前記第2計測手段は、前記不良候補領域につ
いて当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値
データの中で最大の濃淡値を抽出し、該抽出結果を前記
当該不良候補領域の計測値として出力することもでき
る。
以下の濃淡値データの画素をラベル付け対象となる値に
変換し、前記第2計測手段は、前記不良候補領域につい
て当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値デ
ータの中で最小の濃淡値を抽出し、該抽出結果を前記当
該不良候補領域の計測値として出力することもできる。
象を撮像した濃淡画像について、第1の二値化閾値を用
いて該第1の二値化閾値以上の濃淡値を有する画素をラ
ベル付け対象となる値に変換し、第1の二値化画像デー
タを出力すると共に、前記第1の二値化閾値よりも小さ
い第2の二値化閾値を用いて該第2の二値化閾値以下の
濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第2の二値化画像データを出力する二値化手段と、
前記第1及び第2の二値化画像データを入力し、それぞ
れから所定領域を抽出してラベルを付与し、前記第1の
二値化画像データから抽出した第1ラベルデータ、及び
前記第2の二値化画像データから抽出した第2ラベルデ
ータを出力するラベリング手段と、前記第1及び第2ラ
ベルデータに含まれる各ラベルを付与されたラベル領域
毎の特徴量を計測する第1計測手段と、ラベルが前記第
1ラベルデータに含まれる前記ラベル領域については、
当該ラベル領域の前記特徴量が第1の設定範囲に入って
いないラベル領域を不良候補領域として抽出し、ラベル
が前記第2ラベルデータに含まれる前記ラベル領域につ
いては、当該ラベル領域の特徴量が第2の設定範囲に入
っていないラベル領域を不良候補領域として抽出して、
それぞれ出力する不良候補抽出手段と、ラベルが前記第
1ラベルデータに含まれる前記不良候補領域については
当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値デー
タの中から抽出した最大の濃淡値を前記当該不良候補領
域の計測値として出力し、ラベルが前記第2ラベルデー
タに含まれる前記不良候補領域については当該不良候補
領域内における前記濃淡画像の濃淡値データの中から抽
出した最小の濃淡値を前記当該不良候補領域の計測値と
して出力する第2計測手段と、ラベルが前記第1ラベル
データに含まれる前記不良候補領域の前記計測値と前記
第1の二値化閾値の差を算出し、この差を予め定めてあ
る第1判定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を
判定し、ラベルが前記第2ラベルデータに含まれる前記
不良候補領域の前記計測値と前記第2の二値化閾値の差
を算出し、この差を予め定めてある第2判定規格値と比
較して当該不良候補領域の良否を判定する判定手段と、
を少なくとも含むことを特徴としている。
査対象を撮像した濃淡画像について、第1の二値化閾値
を用いて該第1の二値化閾値以上の濃淡値を有する画素
をラベル付け対象となる値に変換し、第1の二値化画像
データを出力すると共に、前記第1の二値化閾値よりも
小さい第2の二値化閾値を用いて該第2の二値化閾値以
下の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変
換し、第2の二値化画像データを出力する二値化手段
と、前記第1及び第2の二値化画像データを入力し、そ
れぞれから所定領域を抽出してラベルを付与し、前記第
1の二値化画像データから抽出した第1ラベルデータ、
及び前記第2の二値化画像データから抽出した第2ラベ
ルデータを出力するラベリング手段と、前記第1及び第
2ラベルデータに含まれる各ラベルを付与されたラベル
領域毎の特徴量を計測する第1計測手段と、ラベルが前
記第1ラベルデータに含まれる前記ラベル領域について
は、当該ラベル領域の前記特徴量が第1の設定範囲に入
っていないラベル領域を不良候補領域として抽出し、ラ
ベルが前記第2ラベルデータに含まれる前記ラベル領域
については、当該ラベル領域の特徴量が第2の設定範囲
に入っていないラベル領域を不良候補領域として抽出し
て、それぞれ出力する不良候補抽出手段と、ラベルが前
記第1ラベルデータに含まれる前記不良候補領域につい
ては当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値
データの中から抽出した最大の濃淡値を前記当該不良候
補領域の計測値として出力し、ラベルが前記第2ラベル
データに含まれる前記不良候補領域については当該不良
候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値データの中か
ら抽出した最小の濃淡値を前記当該不良候補領域の計測
値として出力する第2計測手段と、前記不良候補領域に
接する所定領域を近傍領域として設定し、該近傍領域に
含まれる前記濃淡値データから所定の近傍濃淡値を算出
し、該近傍濃淡値を当該不良候補領域の近傍濃淡値とし
て出力する第1算出手段と、ラベルが前記第1のラベル
データに含まれる前記不良候補領域の前記計測値と前記
近傍濃淡値との差を算出し、この差を予め定めてある第
1近傍判定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を
判定し、ラベルが前記第2のラベルデータに含まれる前
記不良候補領域の前記計測値と前記近傍濃淡値との差を
算出し、この差を予め定めてある第2近傍判定規格値と
比較して当該不良候補領域の良否を判定する判定手段
と、を少なくとも含むことを特徴としている。このと
き、前記二値化手段の前記第1及び第2の二値化閾値
は、いずれも濃淡画像を二値化する対象領域内において
画素位置により変化するものとすることができる。
二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化する対象領域
内の全ての画素に対して一定でとすることもできる。
を撮像した濃淡画像を二値化し、二値化画像データを出
力する二値化ステップと、該二値化画像データを入力
し、所定領域を抽出してラベルを付与するラベリングス
テップと、該ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量
を計測する第1計測ステップと、前記ラベル領域の中で
前記特徴量が予め設定した範囲に入っていないラベル領
域を不良候補領域として抽出する不良候補抽出ステップ
と、該不良候補領域について当該不良候補領域内におけ
る前記濃淡画像の濃淡値データを所定の条件で計測した
結果を当該不良候補領域の計測値として出力する第2計
測ステップと、前記不良候補領域の良否を当該不良候補
領域の前記計測値に基づいて判定する判定ステップと、
を少なくとも含むことを特徴としている。このとき、前
記判定ステップは、前記不良候補領域の前記計測値と前
記二値化閾値とを入力してこれらの差を算出し、この差
を予め定めてある判定規格値と比較して当該不良候補領
域の良否を判定するものとすることができる。
化閾値は、濃淡画像を二値化する対象領域内の全ての画
素について一定であるのが好ましい。
象を撮像した濃淡画像を二値化し、二値化画像データを
出力する二値化ステップと、該二値化画像データを入力
し、所定領域を抽出してラベルを付与するラベリングス
テップと、該ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量
を計測する第1計測手段と、前記ラベル領域の中で前記
特徴量が予め設定した範囲に入っていないラベル領域を
不良候補領域として抽出する不良候補抽出ステップと、
該不良候補領域について当該不良候補領域内における前
記濃淡画像の濃淡値データを所定の条件で計測した結果
を当該不良候補領域の計測値として出力する第2計測ス
テップと、前記不良候補領域に接する所定領域を近傍領
域として設定し、該近傍領域に含まれる前記濃淡値デー
タから所定の近傍濃淡値を算出し、該近傍濃淡値を当該
不良候補領域の近傍濃淡値として出力する第1算出ステ
ップと、前記不良候補領域の良否を当該不良候補領域の
前記計測値及び前記近傍濃淡値に基づいて判定する判定
ステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このとき、前記判定ステップは、前記不良候補領域の前
記計測値及び前記近傍濃淡値を入力してこれらの差を算
出し、この差を予め定めてある判定規格値と比較して当
該不良候補領域の良否を判定するものとすることができ
る。又、前記二値化ステップの前記二値化閾値は、濃淡
画像を二値化する対象領域内において画素位置により異
なる値とすることもできる。
補領域について当該不良候補領域内における前記濃淡画
像の濃淡値データの中で最大の濃淡値及び最小の濃淡値
の少なくともいずれか一方を抽出し、該抽出結果を前記
当該不良候補領域の計測値として出力する、ようにして
もよい。
化閾値以上の濃淡値を有する画素をラベル付け対象とな
る値に変換し、前記第2計測ステップは、前記不良候補
領域について当該不良候補領域内における前記濃淡画像
の濃淡値データの中で最大の濃淡値を抽出し、該抽出結
果を前記当該不良候補領域の計測値として出力する、よ
うにしてもよい。
化閾値以下の濃淡値データの画素をラベル付け対象とな
る値に変換し、前記第2計測ステップは、前記不良候補
領域について当該不良候補領域内における前記濃淡画像
の濃淡値データの中で最小の濃淡値を抽出し、該抽出結
果を前記当該不良候補領域の計測値として出力する、よ
うにすることもできる。
象を撮像した濃淡画像について、第1の二値化閾値を用
いて該第1の二値化閾値以上の濃淡値を有する画素をラ
ベル付け対象となる値に変換し、第1の二値化画像デー
タを出力すると共に、前記第1の二値化閾値よりも小さ
い第2の二値化閾値を用いて該第2の二値化閾値以下の
濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第2の二値化画像データを出力する二値化ステップ
と、前記第1及び第2の二値化画像データを入力し、そ
れぞれから所定領域を抽出してラベルを付与し、前記第
1の二値化画像データから抽出した第1ラベルデータ、
及び前記第2の二値化画像データから抽出した第2ラベ
ルデータを出力するラベリングステップと、前記第1及
び第2ラベルデータに含まれる各ラベルを付与されたラ
ベル領域毎の特徴量を計測する第1計測ステップと、ラ
ベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記ラベル領域
については、当該ラベル領域の前記特徴量が第1の設定
範囲に入っていないラベル領域を不良候補領域として抽
出し、ラベルが前記第2ラベルデータに含まれる前記ラ
ベル領域については、当該ラベル領域の特徴量が第2の
設定範囲に入っていないラベル領域を不良候補領域とし
て抽出して、それぞれ出力する不良候補抽出ステップ
と、ラベルが前記第1のラベルデータに含まれる前記不
良候補領域については当該不良候補領域内における前記
濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最大の濃淡値
を前記当該不良候補領域の計測値として出力し、ラベル
が前記第2のラベルデータに含まれる前記不良候補領域
については当該不良候補領域内における前記濃淡画像の
濃淡値データの中から抽出した最小の濃淡値を前記当該
不良候補領域の計測値として出力する第2計測ステップ
と、ラベルが前記第1のラベルデータに含まれる前記不
良候補領域の前記計測値と前記第1の二値化閾値の差を
算出し、この差を予め定めてある第1判定規格値と比較
して当該不良候補領域の良否を判定し、ラベルが前記第
2のラベルデータに含まれる前記不良候補領域の前記計
測値と前記第2の二値化閾値の差を算出し、この差を予
め定めてある第2判定規格値と比較して当該不良候補領
域の良否を判定する判定ステップと、を少なくとも含む
ことを特徴としている。
及び第2の二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化す
る対象領域内の全ての画素に対して一定の値であるのが
好ましい。
査対象を撮像した濃淡画像について、第1の二値化閾値
を用いて該第1の二値化閾値以上の濃淡値を有する画素
をラベル付け対象となる値に変換し、第1の二値化画像
データを出力すると共に、前記第1の二値化閾値よりも
小さい第2の二値化閾値を用いて該第2の二値化閾値以
下の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変
換し、第2の二値化画像データを出力する二値化ステッ
プと、前記第1及び第2の二値化画像データを入力し、
それぞれから所定領域を抽出してラベルを付与し、前記
第1の二値化画像データから抽出した第1ラベルデー
タ、及び前記第2の二値化画像データから抽出した第2
ラベルデータを出力するラベリングステップと、前記第
1及び第2ラベルデータに含まれる各ラベルを付与され
たラベル領域毎の特徴量を計測する第1計測ステップ
と、ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記ラベ
ル領域については当該ラベル領域の前記特徴量が第1の
設定範囲に入っていないラベル領域を不良候補領域とし
て抽出し、ラベルが前記第2ラベルデータに含まれる前
記ラベル領域については当該ラベル領域の特徴量が第2
の設定範囲に入っていないラベル領域を不良候補領域と
して抽出して、それぞれ出力する不良候補抽出ステップ
と、ラベルが前記第1のラベルデータに含まれる前記不
良候補領域については当該不良候補領域内における前記
濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最大の濃淡値
を前記当該不良候補領域の計測値として出力し、ラベル
が前記第2のラベルデータに含まれる前記不良候補領域
については当該不良候補領域内における前記濃淡画像の
濃淡値データの中から抽出した最小の濃淡値を前記当該
不良候補領域の計測値として出力する第2計測ステップ
と、前記不良候補領域に接する所定領域を近傍領域とし
て設定し、該近傍領域に含まれる前記濃淡値データから
所定の近傍濃淡値を算出し、該近傍濃淡値を当該不良候
補領域の近傍濃淡値として出力する第1算出ステップ
と、ラベルが前記第1のラベルデータに含まれる前記不
良候補領域の前記計測値と前記近傍濃淡値との差を算出
し、この差を予め定めてある第1近傍判定規格値と比較
して当該不良候補領域の良否を判定し、ラベルが前記第
2のラベルデータに含まれる前記不良候補領域の前記計
測値と前記近傍濃淡値との差を算出し、この差を予め定
めてある第2近傍判定規格値と比較して当該不良候補領
域の良否を判定する判定ステップと、を少なくとも含む
ことを特徴としている。このとき、前記二値化ステップ
の前記第1及び第2の二値化閾値は、いずれも濃淡画像
を二値化する対象領域内において画素位置により変化す
るものとすることもできる。
及び利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照しな
がら、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
形態を示す概略ブロック図である。図1を参照すると、
本実施形態の外観検査装置は、撮像手段1と、濃淡画像
データ記憶手段3と、二値化手段4と、ラベリング手段
5と、第1計測手段6と、不良候補抽出手段7と、第2
計測手段8と、判定手段10と、を少なくとも備え構成
されている。
の分解能の画素で構成された画像情報を取り込み、画素
毎の濃淡情報を含む濃淡画像信号aを出力する。
像信号aを入力し検査対象2の濃淡画像を記憶する。
3から出力される濃淡画像データa' を入力し、予め設
定した二値化閾値R0により、例えば濃淡値が閾値R0
以上の画素領域は“1”に、閾値R0未満の画素領域は
“0”に変換した二値化信号を生成し、二値化画像デー
タbを出力する。
を入力してラベル付けの対象となる値、例えば“1”の
連続した領域を検出し、検出した領域の位置情報と共に
連続した領域毎にそれぞれ異なるラベル、例えばアルフ
ァベット等を付与したラベルデータcを出力する。
し、各ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量を計測
して当該領域のラベル情報を含む特徴量データdを出力
する。特徴量としては、特に限定されないが、例えば面
積、外接矩形サイズ、円形度などを用いることができ
る。
入力し、特徴量が予め設定した良品範囲に入っていない
ラベル領域を不良候補領域として抽出し、不良候補領域
のみのラベルデータである不良候補ラベルデータeを出
力する。
e及び濃淡画像データa' を不良候補抽出手段7及び濃
淡画像データ記憶手段3からそれぞれ入力し、不良候補
ラベル毎に当該不良候補領域の内側の濃淡画像データを
所定の条件で計測、例えば最大濃淡値又は最小濃淡値を
抽出、してこれらを当該ラベル領域の計測値とし、ラベ
ルが不良候補ラベルデータeに含まれる全ての不良候補
領域の計測値を求めて不良候補領域内計測値データfと
して出力する。
ータfを入力し、各ラベル領域毎に最大濃淡値及び最小
濃淡値それぞれの二値化閾値R0との差を算出し、この
差のいずれか一方でも予め設定された判定規格値以上で
あれば当該ラベル領域は不良と判定する。
ベリング手段5、第1計測手段6、不良候補抽出手段
7、第2計測手段8、及び判定手段10は、例えばパー
ソナルコンピュータ(PC)或いはエンジニアリングワ
ークステイション(EWS)等で動作するコンピュータ
プログラムにより実現することができる。又、濃淡画像
データ記憶手段3は、PCやEWSに搭載されたメイン
メモリ等のメモリ装置、或いはハードディスク装置等を
用いることができる。
外観検査方法と併せて説明する。図4は、この外観検査
装置による外観検査方法を示す概略フローチャートであ
る。又、図2は本実施形態の外観検査装置の動作及び外
観検査方法を説明するための模式的な濃淡値分布図の例
である。以下、図1,2,4を参照して説明する。尚、
図1のラベリング手段5乃至ラベリングの方法は、当業
者にとってよく知られており、又本発明とは直接関係し
ないので、その詳細な説明は省略する。
で、検査対象2の画像情報をカメラ等の撮像手段1を用
いて取り込み、検査対象2の濃淡画像信号aを出力す
る。更に、濃淡画像データ記憶手段3にこの濃淡画像信
号aを入力して記憶させる。
像データ記憶手段3から出力される濃淡画像データa'
を二値化手段4に入力し、濃淡画像を二値化する対象領
域内の全ての画素について同一の二値化閾値R0で二値
化を行い二値化画像データbを出力する。具体的には、
例えば二値化閾値をR0=200とすると、図2(a)
の場合、濃淡値がR0以上で二値化により“1”に変換
される画素領域は図2(b)に示すA1 〜A12の領域
(以下、領域Aとする)となり、それ以外の画素領域が
“0”の領域となる。
値化画像データbをラベリング手段5に入力して例えば
“1”の連続した領域を検出し、連続した領域毎にそれ
ぞれ異なるラベルを付与すると共にラベルを付与された
全てのラベル領域のラベルをラベルデータcとして出力
する。図2(b)の例では、領域Aが例えばラベルAを
付与されたラベル領域となる。
リング手段5から出力されたラベルデータcを第1計測
手段6に入力し、各ラベル領域毎の特徴量を計測してラ
ベル情報を含む特徴量データdを出力する。具体的に
は、例えば第1計測手段6で計測する特徴量を濃淡値が
“1”の画素面積とすると、図2の例では12画素とな
る。
第1計測手段6から出力された特徴量データdを不良候
補抽出手段7に入力し、特徴量が予め設定した良品範囲
に入っていないラベル領域を不良候補領域として抽出
し、不良候補領域のみのラベルデータである不良候補ラ
ベルデータeを出力する。図2の例では、例えば特徴量
をラベル領域の画素面積とし、判定閾値10画素未満を
良品範囲とすると、図2の“1”の領域の画素面積は
“12”であり、判定閾値以上であるので、図2の
“1”の領域である領域Aは不良候補領域となる。
候補ラベルデータe及び濃淡画像データa' を不良候補
抽出手段7及び濃淡画像データ記憶手段3からそれぞれ
第2計測手段8に入力し、不良候補ラベル毎に当該不良
候補領域に含まれる濃淡画像データを所定の条件で計
測、図2の例では最大濃淡値を抽出し、結果を不良候補
領域内計測値データfとして出力する。図2の例では、
領域Aの濃淡値データの中から最大濃淡値を抽出すると
242であり、不良候補領域である領域Aの計測値は2
42となる。
領域内計測値データfを判定手段10に入力し、各不良
候補領域の計測値と二値化閾値R0との差を算出し、こ
の差が予め設定された判定規格値以上であれば不良と判
定し、必要に応じて所定の判定結果信号を出力する。図
2の例では、不良候補領域である領域Aの計測値242
と二値化閾値200との差を算出すると42となること
が分からなる。予め設定された判定規格値が20である
とすると、領域Aの計測値と二値化閾値との差42は2
0以上であるので領域Aは不良と判定される。
置を用いた外観検査方法により不良を含む領域を正確に
検出することができる理由を、図3の濃淡値プロファイ
ルを用いて説明する。
し、異物の付着している領域が異物の付着していない領
域よりも濃淡値が大きい場合である。図3(a)の左側
(P1部)では真の不良領域が不良候補領域になり、右
側(P2部)では背景の明るく写るむらの領域が不良候
補領域になっている。この場合不良候補領域内の濃淡値
の最小値はほぼ二値化閾値となるが、真の不良の領域の
最大値は図3(a)のL1となり、むらの領域の最大値
は図3(a)のL2となり、真の不良の領域とむらの領
域で差が出るので、不良候補領域内の濃淡値の最大値の
みを算出すれば良否を正確に判定することができる。
生する不良であるボイドと呼ばれる穴がある場合、ボイ
ドの領域がボイドのない領域よりも濃淡値が小さい場合
である。図3(c)の左側(Q1部)では本当のボイド
がありボイド領域が不良候補領域になり、右側(Q2
部)では樹脂部表面のむらの領域が不良候補領域になっ
ている。この場合不良候補領域内の濃淡値の最大値はほ
ぼ二値化閾値となるが、真の不良の領域の最小値は図3
(c)のL3となり、むらの領域の最小値は図3(c)
のL4となり、真の不良領域とむらの領域で差が出るの
で、この場合は不良候補領域内の濃淡値の最小値のみを
算出すれば良否を正確に判定することができる。
たい不良を含む領域の濃淡値が背景の領域の濃淡値に比
べ大きくなる場合と小さくなる場合が混在して発生する
場合や、いずれの不良が発生するか分からない場合の検
査方法について説明する。図5は、本実施形態の外観検
査方法の変形例を示すフローチャートである。以下、図
1,5を参照して説明する。
ついては、上記第1の実施形態の場合と全く同様にでき
るので、説明は省略する。
第1の二値化閾値R1と第2の二値化閾値R2(但し、
R1>R2とする)を用いて二値化するようにする。す
なわち、濃淡画像データ記憶手段3から出力される濃淡
画像データa' を二値化手段4に入力し、濃淡画像を二
値化する対象領域内の全ての画素について、第1の二値
化閾値R1以上の濃淡値を有する画素をラベル付け対象
となる値、例えば“1”に変換して第1の二値化画像デ
ータを出力すると共に、第2の二値化閾値R2以下の濃
淡値を有する画素をラベル付け対象となる値、例えば
“1”に変換して第2の二値化画像データを出力する。
の第1及び第2の二値化画像データをラベリング手段5
に入力し、それぞれから例えば“1”の連続した領域を
抽出して連続した領域毎にそれぞれ異なるラベルを付与
し、ラベルを付与された全てのラベル領域の中で、第1
の二値化画像データから抽出したラベル領域のラベルを
第1ラベルデータ、及び第2の二値化画像データから抽
出したラベル領域のラベルを第2ラベルデータとして出
力する。
リング手段5から出力された第1及び第2ラベルデータ
を第1計測手段6に入力し、各ラベル領域毎の特徴量を
計測してラベルを含む特徴量データを出力する。特徴量
としては、上述のとおり特に限定されないが例えば濃淡
値が“1”の画素面積としてもよい。
第1計測手段6から出力された特徴量データを不良候補
抽出手段7に入力し、ラベルが第1ラベルデータに含ま
れるラベル領域については、その特徴量が予め設定した
第1の良品範囲に入っていないラベル領域を不良候補領
域として抽出し、不良候補領域のみのラベルデータであ
る第1の不良候補ラベルデータを出力し、ラベルが第2
ラベルデータに含まれるラベル領域については、その特
徴量が予め設定した第2の良品範囲に入っていないラベ
ル領域を不良候補領域として抽出し、不良候補領域のみ
のラベルデータである第2の不良候補ラベルデータを出
力する。
及び第2の不良候補ラベルデータ並びに濃淡画像信号を
不良候補抽出手段7及び濃淡画像データ記憶手段3から
それぞれ第2計測手段8に入力し、ラベルが第1の不良
候補ラベルデータに含まれる不良候補領域については当
該不良候補領域内における濃淡画像の濃淡値データの中
から抽出した最大の濃淡値を当該不良候補領域の計測値
とし、ラベルが第2の不良候補ラベルデータに含まれる
不良候補領域については当該不良候補領域内における濃
淡画像の濃淡値データの中から抽出した最小の濃淡値を
当該不良候補領域の計測値として、例えば全ての不良候
補領域の計測値を不良候補領域内計測値データとして出
力する。
領域内計測値データを第2計測手段8から判定手段10
に入力し、ラベルが第1の不良候補ラベルデータに含ま
れる不良候補領域については当該不良候補領域の計測値
と第1の二値化閾値R1との差を算出してこの差を予め
定めてある第1判定規格値と比較して良否を判定し、ラ
ベルが第2の不良候補ラベルデータに含まれる不良候補
領域については当該不良候補領域の計測値と第2の二値
化閾値R2との差を算出してこの差を予め定めてある第
2判定規格値と比較して良否を判定し、必要に応じて所
定の判定結果信号を出力する。
領域の濃淡値が背景の領域の濃淡値に比べ大きくなる場
合と小さくなる場合が混在して発生する場合や、いずれ
の不良が発生するか分からない場合でも、必ず不良領域
を検出することができる。
の検査装置を用いた外観検査方法では、疑似不良の発生
を防止できる理由を説明する。
に対する照射照明の濃度むら等により発生し、むらの領
域では濃淡値が少しずつ変化するという特徴を有してい
るので、不良候補としたラベル領域内の濃淡値の最大値
及び最小値と、二値化閾値の差は小さい値になる。
あり、その凹凸のために濃淡値が異物領域の中において
も変化するため部分的に図3(a)のように濃淡値が一
段と大きくなる領域があるために不良候補としたラベル
領域内の濃淡値の最大値と二値化閾値の差はL1に示す
ようにむらの場合に比べ大きな値になる。
その凹凸のために濃淡値がボイド領域の中においても変
化するため部分的に図3(c)のように濃淡値が一段と
小さくなる領域があるために不良候補としたラベル領域
内の濃淡値の最小値と、二値化閾値との差は、L3に示
すようにむらの場合に比べ大きな値になる。
の検査装置を用いた外観検査方法では、上述のとおりラ
ベル領域内の最大濃淡値及び/又は最小濃淡値と二値化
閾値との差を所定の判定規格値と比較することで、むら
の領域は疑似不良になることなく、真の不良領域のみを
抽出できることが分かる。
Cウエハ上の異物を不良として検出する場合、ウエハ面
に対し低い角度から照明を照射すると異物のない領域で
は光が乱反射しないのに対し、異物表面からの反射光が
撮像手段1に入射するため異物のない背景の濃淡値に比
べ異物のある領域の濃淡値は背景の領域よりも大きな値
になるので、不良候補ラベル毎に当該不良候補領域に含
まれる濃淡画像の濃淡値データの中で最も大きい濃淡値
のみを検索すれば検出できることが分かる。
における樹脂部の表面のボイドと呼ばれる穴を不良とし
て検出する場合、樹脂部表面からは反射光が撮像手段1
に入射するのに対して、ボイド内に入射した照射光はボ
イド内部の凹凸により散乱されて撮像手段1にほとんど
入射しないためボイド領域の濃淡値はボイドのない樹脂
領域に比べ小さな値になるので、不良候補ラベル毎に当
該不良候補領域に含まれる濃淡画像の濃淡値データの中
で最も小さい濃淡値のみを検索すれば検出できることが
分かる。
となる領域の濃淡値よりも大きくなるか小さくなるかが
分かっている場合は、不良候補ラベル毎に当該不良候補
領域に含まれる濃淡画像の濃淡値データの中でそれぞれ
最大濃淡値か最小濃淡値のいずれか一方のみを検索すれ
ばよいので、両方の処理を行う場合に比べ処理時間を短
縮することができるという効果がある。
明する。図6は、本発明の外観検査装置の第2の実施形
態を示す概略ブロック図である。図6を参照すると、本
実施形態の外観検査装置は、撮像手段21と、濃淡画像
データ記憶手段23と、二値化手段24と、ラベリング
手段25と、第1計測手段26と、不良候補抽出手段2
7と、第2計測手段28と、第1算出手段29と、判定
手段30と、を少なくとも備え構成されている。
所望の分解能の画素で構成された画像情報を取り込み、
画素毎の濃淡情報を含む濃淡画像信号aを出力する。
画像信号aを入力し記憶する。
段23から出力される濃淡画像データa' を入力し、検
査対象領域内において画素領域(x)に応じて予め設定
した二値化閾値R0(x)により、例えば濃淡値R
(x)が閾値R0(x)以上の画素領域は“1”に、濃
淡値R(y)が閾値R0(y)未満の画素領域(y)は
“0”に変換した二値化信号を生成し、二値化画像デー
タbを出力する。
bを入力して“1”の連続した領域を検出し、連続した
領域毎にそれぞれ異なるラベル、例えばアルファベット
等を付与したラベルデータcを出力する。
力し、各ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量を計
測してラベル情報を含む特徴量データdを出力する。特
徴量としては、特に限定されないが、例えば面積、外接
矩形サイズ、円形度などを用いることができる。
を入力し、特徴量が予め設定した良品範囲に入っていな
いラベル領域を不良候補領域として抽出し、不良候補領
域のみのラベルデータである不良候補ラベルデータeを
出力する。
タe及び濃淡画像データa' を不良候補抽出手段27及
び濃淡画像データ記憶手段23からそれぞれ入力し、不
良候補ラベルデータeに含まれるラベル毎に当該不良候
補領域の内側の濃淡画像データを所定の条件で計測、例
えば最大濃淡値又は最小濃淡値を抽出、してこれを当該
不良候補領域の計測値とし、全ての不良候補領域につい
て計測値を求めて不良候補領域内計測値データfとして
出力する。
タe及び濃淡画像データa' を不良候補抽出手段27及
び濃淡画像データ記憶手段23からそれぞれ入力し、不
良候補ラベルデータeに含まれるラベル毎に当該不良候
補領域に接する所定領域を近傍領域として設定し、この
近傍領域に含まれる濃淡値データから所定の近傍濃淡値
を算出し、全ての不良候補領域の近傍濃淡値を近傍濃淡
値データgとして出力する。
ータf及び近傍濃淡値データgを第2計測手段28及び
第1算出手段29からそれぞれ入力し、不良候補ラベル
データeに含まれるラベル毎に当該不良候補領域の計測
値と近傍濃淡値との差を算出し、この差が予め設定され
た近傍判定規格値以上であれば当該不良候補領域を不良
と判定する。
ラベリング手段25、第1計測手段26、不良候補抽出
手段27、第2計測手段28、第1算出手段29、及び
判定手段30は、例えばパーソナルコンピュータ(P
C)或いはエンジニアリングワークステイション(EW
S)等で動作するコンピュータプログラムにより実現す
ることができ、濃淡画像データ記憶手段23は、PCや
EWSに搭載されたメインメモリ等のメモリ装置、或い
はハードディスク装置等を用いることができることは、
第1の実施形態の場合と同様である。
外観検査方法と併せて説明する。図7は、この外観検査
装置による外観検査方法を示す概略フローチャートであ
る。又、図8は本実施形態の外観検査装置の動作及び外
観検査方法を説明するための模式的な濃淡値分布図の例
である。以下、図6,7,8を参照して説明する。
で、検査対象22の画像情報をカメラ等の撮像手段21
を用いて取り込み、検査対象22の濃淡画像信号aを出
力する。更に、この濃淡画像信号aを濃淡画像データ記
憶手段23に入力して記憶させる。
像データ記憶手段23から出力される濃淡画像データ
a' を二値化手段24に入力し、検査対象領域内におい
て画素位置に応じて定められた二値化閾値で二値化を行
い、二値化画像データbを出力する。具体的には、例え
ば図8(a)に示す濃淡画像データに対し二値化を行っ
た結果、図8(b)に示すC1 〜C12の領域(以下、領
域Cとする)が“1”となり、それ以外の領域が“0”
の領域となったとする。
値化画像データbをラベリング手段25に入力して例え
ば“1”の連続した領域を検出し、連続した領域毎にそ
れぞれ異なるラベルを付与すると共にラベルを付与され
た全てのラベル領域のラベルをラベルデータcとして出
力する。図8(b)の例では、領域Cが例えばラベルC
を付与されたラベル領域となる。
リング手段25から出力されたラベルデータcを第1計
測手段26に入力し、各ラベル領域毎の特徴量を計測し
てラベルを含む特徴量データdを出力する。具体的に
は、例えば第1計測手段26で計測する特徴量を濃淡値
が“1”の画素面積とすると、図8の例では12画素と
なる。
第1計測手段26から出力された特徴量データdを不良
候補抽出手段27に入力し、特徴量が予め設定した良品
範囲に入っていないラベル領域のラベルを不良候補ラベ
ルとして抽出し、不良候補ラベルのみのラベルデータで
ある不良候補ラベルデータeを出力する。図8の例で
は、例えば特徴量をラベル領域の画素面積とし、判定閾
値10画素未満を良品範囲とすると、図8の“1”の領
域である領域Cの画素面積は“12”であり、判定閾値
以上であるので、図8の領域Cは不良候補領域となる。
候補ラベルデータe及び濃淡画像データa' を不良候補
抽出手段27及び濃淡画像データ記憶手段23からそれ
ぞれ第2計測手段28に入力し、不良候補ラベル毎に当
該不良候補領域に含まれる濃淡画像データを所定の条件
で計測、図8の例では最大濃淡値を抽出、して結果を当
該不良候補領域の計測値とし、全ての不良候補ラベルの
計測値を不良候補領域内計測値データfとして出力す
る。図8の例では、不良候補領域である領域Cの最大濃
淡値を抽出すると242となる。
候補ラベルデータe及び濃淡画像データa' を不良候補
抽出手段27及び濃淡画像データ記憶手段23からそれ
ぞれ第1算出手段29に入力し、不良候補ラベルデータ
eに含まれるラベル毎に当該不良候補領域に接する所定
領域を近傍領域として設定し、この近傍領域に含まれる
濃淡値データから所定の近傍濃淡値を算出し、全ての不
良候補領域の近傍濃淡値を近傍濃淡値データgとして出
力する。例えば、近傍領域を不良候補領域の周囲1画素
とすると、図8における領域Cの近傍領域は図8(b)
に示すD1 〜D20の領域(以下、領域Dとする)とな
る。又、近傍濃淡値データgを近傍領域画素の濃淡値の
平均により求めるとすると、領域Dの平均濃淡値は14
4になる。
領域内計測値データf及び近傍濃淡値データgを第2計
測手段28及び第1算出手段29からそれぞれ判定手段
30に入力し、不良候補ラベルデータeに含まれるラベ
ル毎に当該不良候補領域の計測値と近傍濃淡値との差を
算出し、この差が予め設定された近傍判定規格値以上で
あれば当該不良候補領域を不良と判定する。図8の例で
は、領域Cの計測値である242と、領域Cの近傍濃淡
値である領域Dの平均濃淡値144との差を算出すると
98と算出される。予め設定された近傍判定規格値が4
0であるとすると、領域Cの計測値と近傍濃淡値との差
98は40以上であるので、不良候補領域である領域C
は不良と判定される。
候補領域であるラベル領域Cの周囲1画素領域である領
域Dを近傍領域として、近傍濃淡値をこの近傍領域の濃
淡値の平均値により算出しているが、各不良候補領域の
近傍領域を当該不良候補領域の周囲1画素ではなく周囲
2画素或いはそれ以上に広くすることもできる。又、近
傍濃淡値も、近傍領域の濃淡値データの平均値を用いる
代わりに、中央値や最大値を算出して用いることもでき
る。更に、近傍濃淡値を近傍領域の濃淡値データから算
出する代わりに、当該ラベル領域の外周画素位置の二値
化閾値の平均値を算出して近傍濃淡値とすることもでき
る。いずれの方法でも、不良候補領域の計測値と、近傍
濃淡値との差により判定を行うので、真の不良領域と疑
似不良領域とを区別することができる。
値化閾値を用いて二値化を行うため、第2計測手段28
により計測された不良候補領域内計測値データと二値化
閾値との差が、検査対象22の表面状態にどこまで正確
に対応するか不明確である。従って、判定手段30にお
いては、第1の実施形態における二値化閾値の代わり
に、不良候補領域毎に当該不良候補領域の近傍領域を設
定してこの近傍領域の所定の近傍濃淡値、例えば当該近
傍領域内の濃淡値データの平均値、を算出し、不良候補
領域内計測値データと近傍濃淡値の差により当該ラベル
領域の良否判定を行っている。第1の実施形態で説明し
たように、真の不良領域内では濃淡値が部分的に大きく
変化するのに対し、実際は不良ではないむらの領域では
不良候補領域及びその近傍領域での濃淡値の変化が少な
い。従って、不良候補領域の計測値を適切に選択(例え
ば、最大濃淡値或いは最小濃淡値)すれば、真の不良領
域では計測値と近傍領域の濃淡値の平均値のような近傍
濃淡値の差が大きくなるために、本実施形態の方法によ
りむらの領域は疑似不良になることなく、真の不良領域
のみを抽出できることが分かる。
この検査装置を用いた検査方法によれば、浮動二値化法
等の画素位置により異なる二値化閾値で二値化を行うこ
とで照明むらの影響を低減させて検出感度を上げると共
に、二値化閾値が画素位置により異なることを考慮し
て、判定ステップにおいて各不良候補領域の計測値と比
較するデータとして、第1の実施形態の場合の二値化閾
値の代わりに、各不良候補領域の濃淡値データに基づい
て算出した近傍領域の平均濃淡値等の近傍濃淡値を使用
することで、真の不良領域を見逃さないように不良候補
を抽出しながら、疑似不良領域を除去することができる
という効果が得られる。尚、浮動二値化法は、当業者に
とってよく知られており、又本発明とは直接関係しない
ので、その詳細な構成の説明は省略する。
施形態の変形例として、検出したい不良を含む領域の濃
淡値が背景の領域の濃淡値に比べ大きくなる場合と小さ
くなる場合が混在して発生する場合や、いずれの不良が
発生するか分からない場合の検査方法について説明す
る。
は、上記第2の実施形態の場合と全く同様にできるの
で、説明は省略する。
値化閾値R1と第2の二値化閾値R2(但し、R1>R
2とする)を用いて二値化するようにする。すなわち、
濃淡画像データ記憶手段3から出力される濃淡画像デー
タa' を二値化手段4に入力し、濃淡画像を二値化する
対象領域内の全ての画素について、第1の二値化閾値R
1以上の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる
値、例えば“1”に変換して第1の二値化画像データを
出力すると共に、第2の二値化閾値R2以下の濃淡値を
有する画素をラベル付け対象となる値、例えば“1”に
変換して第2の二値化画像データを出力する。
び第2の二値化画像データをラベリング手段5に入力
し、それぞれから例えば“1”の連続した領域を抽出し
て連続した領域毎にそれぞれ異なるラベルを付与し、ラ
ベルを付与された全てのラベル領域の中で、第1の二値
化画像データから抽出したラベル領域のラベルを第1ラ
ベルデータ、及び第2の二値化画像データから抽出した
ラベル領域のラベルを第2ラベルデータとして出力す
る。
段5から出力された第1及び第2ラベルデータを第1計
測手段6に入力し、各ラベル領域毎の特徴量を計測して
当該領域のラベルを含む特徴量データを出力する。特徴
量としては、上述のとおり特に限定されないが例えば濃
淡値が“1”の画素面積としてもよい。
手段6から出力された特徴量データを不良候補抽出手段
7に入力し、ラベルが第1ラベルデータに含まれるラベ
ル領域については、その特徴量が予め設定した第1の良
品範囲に入っていないラベル領域を不良候補領域として
抽出し、不良候補領域のみのラベルデータである第1の
不良候補ラベルデータを出力し、ラベルが第2ラベルデ
ータに含まれるラベル領域については、その特徴量が予
め設定した第2の良品範囲に入っていないラベル領域を
不良候補領域として抽出し、不良候補領域のみのラベル
データである第2の不良候補ラベルデータを出力する。
の不良候補ラベルデータ並びに濃淡画像信号を不良候補
抽出手段7及び濃淡画像データ記憶手段3からそれぞれ
第2計測手段8に入力し、ラベルが第1ラベルデータに
含まれる不良候補領域については当該不良候補領域内に
おける濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最大の
濃淡値を当該不良候補領域の計測値とし、ラベルが第2
ラベルデータに含まれる不良候補領域については当該不
良候補領域内における濃淡画像の濃淡値データの中から
抽出した最小の濃淡値を当該不良候補領域の計測値とし
て、例えば全ての不良候補領域の計測値を不良候補領域
内計測値データとして出力する。
の不良候補ラベルデータ並びに濃淡画像信号を不良候補
抽出手段27及び濃淡画像データ記憶手段23からそれ
ぞれ第1算出手段29に入力し、不良候補ラベル毎に当
該不良候補領域に接する所定領域を近傍領域として設定
し、この近傍領域に含まれる濃淡値データから所定の近
傍濃淡値を算出し、全ての不良候補ラベルの近傍濃淡値
を近傍濃淡値データと次に、判定ステップで、不良候補
領域内計測値データ及び近傍濃淡値データを第2計測手
段28及び第1算出手段29からそれぞれ判定手段30
に入力し、不良候補ラベル毎に当該不良候補領域の不良
候補領域内計測値と近傍濃淡値との差を算出し、ラベル
が第1の不良候補ラベルデータに含まれる不良候補領域
についてはこの差が予め設定された第1の近傍判定規格
値以上であれば当該不良候補領域を不良と判定し、ラベ
ルが第2の不良候補ラベルデータに含まれる不良候補領
域についてはこの差が予め設定された第2の近傍判定規
格値以上であれば当該不良候補領域を不良と判定し、必
要に応じて所定の判定結果信号を出力する。
領域の濃淡値が背景の領域の濃淡値に比べ大きくなる場
合と小さくなる場合が混在して発生する場合や、いずれ
の不良が発生するか分からない場合に、画素位置により
異なる二値化閾値を用いて二値化を行っても、必ず不良
領域を検出することができる。
置及び外観検査方法によれば、照明むら等の影響により
不良でない領域に濃淡値のむらがあっても、むらの領域
を不良領域と誤判定することなく、不良の領域を正確且
つ確実に検出することができるという効果が得られる。
内の全ての画素を同一の二値化閾値で二値化を行ってい
るので、画素位置によって異なる二値化閾値で二値化を
行う第2の実施形態に比べ演算量が少ないので高速に処
理を行うことができるという利点がある。
画素を浮動二値化法などにより画素位置によって異なる
二値化閾値で二値化を行うことで、二値化の段階でむら
の影響を軽減して検出感度を高くすると共に、真の不良
領域をむらの影響により発生する疑似不良領域と確実に
区別することができるのでより大きな効果を得ることが
できる。
されるものでなく、その技術思想の範囲内において、適
宜変更され得ることは言うまでもない。
ップで不良候補ラベル毎に少なくとも不良候補領域内に
含まれる濃淡画像の濃淡値データを用いて計測する計測
値としては、上記実施形態で説明した最大濃淡値や最小
濃淡値の他に、不良候補ラベル毎の不良候補領域内に含
まれる濃淡画像の濃淡値データの分散値、濃淡値総和
値、又は平均濃淡値などを算出し、所定の計測値とする
こともできる。
不良表面の凹凸のために領域内で濃淡値が部分的に特に
大きい領域や小さい領域を有するという特徴をもつの
で、本当は不良ではないむらの領域に比べ分散値が大き
くなるので不良領域と疑似不良の領域を区別することが
できる。
りも大きな濃淡値になる不良の場合は、部分的な濃淡値
が特に大きくなるので、真の不良領域における濃淡値総
和及び平均値もむらの領域の濃淡値総和及び平均値より
も大きくなるので真の不良領域と本当は正常である疑似
不良領域を区別することができる。更に、例えばボイド
のように二値化閾値よりも小さな濃淡値になる不良の場
合は、部分的な濃淡値が特に小さくなるので、真の不良
領域における濃淡値総和及び平均値もむらの領域の濃淡
値総和及び平均値よりも小さくなるので、やはり真の不
良領域と本当は正常である疑似不良領域を区別すること
ができる。
抽出ステップ、第2計測ステップ、第1算出ステップ
(第2の実施形態のみ)及び判定ステップを、いずれも
ラベリングステップで抽出した全てのラベルについて処
理が終了した後、次のステップに進む例で説明している
が、不良候補領域が抽出される毎に、当該不良候補領域
について判定ステップまでを処理し、次の不良候補を抽
出するようにしてもよい。例えば、不良領域が1点でも
検出されると検査対象を不良とするような場合は、この
ほうが検査効率が上がることもある。
装置及び外観検査方法によれば、照明むら等の影響によ
り不良でない領域に濃淡値のむらがあっても、むらの領
域を不良領域と誤判定することなく、不良の領域を正確
且つ確実に検出することができるという効果が得られ
る。
概略ブロック図である。
説明するための模式的な濃淡値分布図の例である。
(a),(c)はそれぞれ表面に例えば異物が付着し、
異物の付着している領域が異物の付着していない領域よ
りも濃淡値が大きい場合の例と、及び表面に例えば樹脂
表面に発生する不良であるボイドと呼ばれる穴があり、
ボイドの領域がボイドのない領域よりも濃淡値が小さい
場合の例であり、(b),(d)は(a),(c)それ
ぞれにおいて不良候補領域として抽出されるラベル領域
を斜線ハッチング領域で示した模式的な平面図である。
概略フローチャートである。
例を示す概略フローチャートである。
概略ブロック図である。
概略フローチャートである。
説明するための模式的な濃淡値分布図の例である。
例を示す概略フローチャートである。
(a),(c)は異物等のように濃淡値が大きくなる不
良の場合の例と、ボイドのように濃淡値が小さくなる不
良の例をそれぞれ示し、いずれの場合も実線が模式的な
濃淡値プロファイルを、又点線が二値化閾値を、更に破
線が修正二値化閾値をそれぞれ示している。又、
(b),(d)は(a),(c)それぞれにおいて不良
候補領域として抽出されるラベル領域を斜線ハッチング
領域で示した模式的な平面図である。
Claims (26)
- 【請求項1】 検査対象を撮像した濃淡画像を二値化
し、二値化画像データを出力する二値化手段と、該二値
化画像データを入力し、所定領域を抽出してラベルを付
与するラベリング手段と、該ラベルを付与されたラベル
領域毎の特徴量を計測する第1計測手段と、前記ラベル
領域の中で前記特徴量が予め設定した範囲に入っていな
いラベル領域を不良候補領域として抽出する不良候補抽
出手段と、該不良候補領域について当該不良候補領域内
における前記濃淡画像の濃淡値データを所定の条件で計
測した結果を当該不良候補領域の計測値として出力する
第2計測手段と、前記不良候補領域の良否を当該不良候
補領域の前記計測値に基づいて判定する判定手段と、を
少なくとも含むことを特徴とする外観検査装置。 - 【請求項2】 検査対象を撮像した濃淡画像を二値化
し、二値化画像データを出力する二値化手段と、該二値
化画像データを入力し、所定領域を抽出してラベルを付
与するラベリング手段と、該ラベルを付与されたラベル
領域毎の特徴量を計測する第1計測手段と、前記ラベル
領域の中で前記特徴量が予め設定した範囲に入っていな
いラベル領域を不良候補領域として抽出する不良候補抽
出手段と、該不良候補領域について当該不良候補領域内
における前記濃淡画像の濃淡値データを所定の条件で計
測した結果を当該不良候補領域の計測値として出力する
第2計測手段と、前記不良候補領域に接する所定領域を
近傍領域として設定し、該近傍領域に含まれる前記濃淡
値データから所定の近傍濃淡値を算出し、該近傍濃淡値
を当該不良候補領域の近傍濃淡値として出力する第1算
出手段と、前記不良候補領域の良否を当該不良候補領域
の前記計測値及び前記近傍濃淡値に基づいて判定する判
定手段と、を少なくとも含むことを特徴とする外観検査
装置。 - 【請求項3】 前記判定手段は、前記不良候補領域の前
記計測値と前記二値化閾値とを入力してこれらの差を算
出し、この差を予め定めてある判定規格値と比較して当
該不良候補領域の良否を判定する、請求項1に記載の外
観検査装置。 - 【請求項4】 前記判定手段は、前記不良候補領域の前
記計測値及び前記近傍濃淡値を入力してこれらの差を算
出し、この差を予め定めてある判定規格値と比較して当
該不良候補領域の良否を判定する、請求項2に記載の外
観検査装置。 - 【請求項5】 前記二値化手段の前記二値化閾値は、濃
淡画像を二値化する対象領域内の全ての画素について一
定の値である、請求項1乃至4いずれか1項に記載の外
観検査装置。 - 【請求項6】 前記二値化手段の二値化閾値は、濃淡画
像を二値化する対象領域内において画素位置により異な
る値となっている、請求項2又は4に記載の外観検査装
置。 - 【請求項7】 前記第2計測手段は、前記不良候補領域
について当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃
淡値データの中で最大の濃淡値及び最小の濃淡値の少な
くともいずれか一方を抽出し、該抽出結果を前記当該不
良候補領域の計測値として出力する、請求項1乃至6い
ずれか1項に記載の外観検査装置。 - 【請求項8】 前記二値化手段は、前記二値化閾値以上
の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、前記第2計測手段は、前記不良候補領域について当
該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値データ
の中で最大の濃淡値を抽出し、該抽出結果を前記当該不
良候補領域の計測値として出力する、請求項1乃至6い
ずれか1項に記載の外観検査装置。 - 【請求項9】 前記二値化手段は、前記二値化閾値以下
の濃淡値データの画素をラベル付け対象となる値に変換
し、前記第2計測手段は、前記不良候補領域について当
該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値データ
の中で最小の濃淡値を抽出し、該抽出結果を前記当該不
良候補領域の計測値として出力する、請求項1乃至6い
ずれか1項に記載の外観検査装置。 - 【請求項10】 検査対象を撮像した濃淡画像につい
て、第1の二値化閾値を用いて該第1の二値化閾値以上
の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第1の二値化画像データを出力すると共に、前記第
1の二値化閾値よりも小さい第2の二値化閾値を用いて
該第2の二値化閾値以下の濃淡値を有する画素をラベル
付け対象となる値に変換し、第2の二値化画像データを
出力する二値化手段と、前記第1及び第2の二値化画像
データを入力し、それぞれから所定領域を抽出してラベ
ルを付与し、前記第1の二値化画像データから抽出した
第1ラベルデータ、及び前記第2の二値化画像データか
ら抽出した第2ラベルデータを出力するラベリング手段
と、前記第1及び第2ラベルデータに含まれる各ラベル
を付与されたラベル領域毎の特徴量を計測する第1計測
手段と、ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記
ラベル領域については、当該ラベル領域の前記特徴量が
第1の設定範囲に入っていないラベル領域を不良候補領
域として抽出し、ラベルが前記第2ラベルデータに含ま
れる前記ラベル領域については、当該ラベル領域の特徴
量が第2の設定範囲に入っていないラベル領域を不良候
補領域として抽出して、それぞれ出力する不良候補抽出
手段と、ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記
不良候補領域については当該不良候補領域内における前
記濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最大の濃淡
値を前記当該不良候補領域の計測値として出力し、ラベ
ルが前記第2ラベルデータに含まれる前記不良候補領域
については当該不良候補領域内における前記濃淡画像の
濃淡値データの中から抽出した最小の濃淡値を前記当該
不良候補領域の計測値として出力する第2計測手段と、
ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記不良候補
領域の前記計測値と前記第1の二値化閾値の差を算出
し、この差を予め定めてある第1判定規格値と比較して
当該不良候補領域の良否を判定し、ラベルが前記第2ラ
ベルデータに含まれる前記不良候補領域の前記計測値と
前記第2の二値化閾値の差を算出し、この差を予め定め
てある第2判定規格値と比較して当該不良候補領域の良
否を判定する判定手段と、を少なくとも含むことを特徴
とする外観検査装置。 - 【請求項11】 検査対象を撮像した濃淡画像につい
て、第1の二値化閾値を用いて該第1の二値化閾値以上
の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第1の二値化画像データを出力すると共に、前記第
1の二値化閾値よりも小さい第2の二値化閾値を用いて
該第2の二値化閾値以下の濃淡値を有する画素をラベル
付け対象となる値に変換し、第2の二値化画像データを
出力する二値化手段と、前記第1及び第2の二値化画像
データを入力し、それぞれから所定領域を抽出してラベ
ルを付与し、前記第1の二値化画像データから抽出した
第1ラベルデータ、及び前記第2の二値化画像データか
ら抽出した第2ラベルデータを出力するラベリング手段
と、前記第1及び第2ラベルデータに含まれる各ラベル
を付与されたラベル領域毎の特徴量を計測する第1計測
手段と、ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記
ラベル領域については、当該ラベル領域の前記特徴量が
第1の設定範囲に入っていないラベル領域を不良候補領
域として抽出し、ラベルが前記第2ラベルデータに含ま
れる前記ラベル領域については、当該ラベル領域の特徴
量が第2の設定範囲に入っていないラベル領域を不良候
補領域として抽出して、それぞれ出力する不良候補抽出
手段と、ラベルが前記第1ラベルデータに含まれる前記
不良候補領域については当該不良候補領域内における前
記濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最大の濃淡
値を前記当該不良候補領域の計測値として出力し、ラベ
ルが前記第2ラベルデータに含まれる前記不良候補領域
については当該不良候補領域内における前記濃淡画像の
濃淡値データの中から抽出した最小の濃淡値を前記当該
不良候補領域の計測値として出力する第2計測手段と、
前記不良候補領域に接する所定領域を近傍領域として設
定し、該近傍領域に含まれる前記濃淡値データから所定
の近傍濃淡値を算出し、該近傍濃淡値を当該不良候補領
域の近傍濃淡値として出力する第1算出手段と、ラベル
が前記第1のラベルデータに含まれる前記不良候補領域
の前記計測値と前記近傍濃淡値との差を算出し、この差
を予め定めてある第1近傍判定規格値と比較して当該不
良候補領域の良否を判定し、ラベルが前記第2のラベル
データに含まれる前記不良候補領域の前記計測値と前記
近傍濃淡値との差を算出し、この差を予め定めてある第
2近傍判定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を
判定する判定手段と、を少なくとも含むことを特徴とす
る外観検査装置。 - 【請求項12】 前記二値化手段の前記第1及び第2の
二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化する対象領域
内の全ての画素に対して一定の値である、請求項10又
は11に記載の外観検査装置。 - 【請求項13】 前記二値化手段の前記第1及び第2の
二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化する対象領域
内において画素位置により変化するものである請求項1
1に記載の外観検査装置。 - 【請求項14】 検査対象を撮像した濃淡画像を二値化
し、二値化画像データを出力する二値化ステップと、該
二値化画像データを入力し、所定領域を抽出してラベル
を付与するラベリングステップと、該ラベルを付与され
たラベル領域毎の特徴量を計測する第1計測ステップ
と、前記ラベル領域の中で前記特徴量が予め設定した範
囲に入っていないラベル領域を不良候補領域として抽出
する不良候補抽出ステップと、該不良候補領域について
当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値デー
タを所定の条件で計測した結果を当該不良候補領域の計
測値として出力する第2計測ステップと、前記不良候補
領域の良否を当該不良候補領域の前記計測値に基づいて
判定する判定ステップと、を少なくとも含むことを特徴
とする外観検査方法。 - 【請求項15】 検査対象を撮像した濃淡画像を二値化
し、二値化画像データを出力する二値化ステップと、該
二値化画像データを入力し、所定領域を抽出してラベル
を付与するラベリングステップと、該ラベルを付与され
たラベル領域毎の特徴量を計測する第1計測手段と、前
記ラベル領域の中で前記特徴量が予め設定した範囲に入
っていないラベル領域を不良候補領域として抽出する不
良候補抽出ステップと、該不良候補領域について当該不
良候補領域内における前記濃淡画像の濃淡値データを所
定の条件で計測した結果を当該不良候補領域の計測値と
して出力する第2計測ステップと、前記不良候補領域に
接する所定領域を近傍領域として設定し、該近傍領域に
含まれる前記濃淡値データから所定の近傍濃淡値を算出
し、該近傍濃淡値を当該不良候補領域の近傍濃淡値とし
て出力する第1算出ステップと、前記不良候補領域の良
否を当該不良候補領域の前記計測値及び前記近傍濃淡値
に基づいて判定する判定ステップと、を少なくとも含む
ことを特徴とする外観検査方法。 - 【請求項16】 前記判定ステップは、前記不良候補領
域の前記計測値と前記二値化閾値とを入力してこれらの
差を算出し、この差を予め定めてある判定規格値と比較
して当該不良候補領域の良否を判定する、請求項14に
記載の外観検査方法。 - 【請求項17】 前記判定ステップは、前記不良候補領
域の前記計測値及び前記近傍濃淡値を入力してこれらの
差を算出し、この差を予め定めてある判定規格値と比較
して当該不良候補領域の良否を判定する、請求項15に
記載の外観検査方法。 - 【請求項18】 前記二値化ステップの前記二値化閾値
は、濃淡画像を二値化する対象領域内の全ての画素につ
いて一定である、請求項13乃至17いずれか1項に記
載の外観検査方法。 - 【請求項19】 前記二値化ステップの前記二値化閾値
は、濃淡画像を二値化する対象領域内において画素位置
により異なる値となっている、請求項15又は17に記
載の外観検査方法。 - 【請求項20】 前記第2計測ステップは、前記不良候
補領域について当該不良候補領域内における前記濃淡画
像の濃淡値データの中で最大の濃淡値及び最小の濃淡値
の少なくともいずれか一方を抽出し、該抽出結果を前記
当該不良候補領域の計測値として出力する、請求項14
乃至19いずれか1項に記載の外観検査方法。 - 【請求項21】 前記二値化ステップは、前記二値化閾
値以上の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値
に変換し、前記第2計測ステップは、前記不良候補領域
について当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃
淡値データの中で最大の濃淡値を抽出し、該抽出結果を
前記当該不良候補領域の計測値として出力する、請求項
14乃至19いずれか1項に記載の外観検査方法。 - 【請求項22】 前記二値化ステップは、前記二値化閾
値以下の濃淡値データの画素をラベル付け対象となる値
に変換し、前記第2計測ステップは、前記不良候補領域
について当該不良候補領域内における前記濃淡画像の濃
淡値データの中で最小の濃淡値を抽出し、該抽出結果を
前記当該不良候補領域の計測値として出力する、請求項
14乃至19いずれか1項に記載の外観検査方法。 - 【請求項23】 検査対象を撮像した濃淡画像につい
て、第1の二値化閾値を用いて該第1の二値化閾値以上
の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第1の二値化画像データを出力すると共に、前記第
1の二値化閾値よりも小さい第2の二値化閾値を用いて
該第2の二値化閾値以下の濃淡値を有する画素をラベル
付け対象となる値に変換し、第2の二値化画像データを
出力する二値化ステップと、前記第1及び第2の二値化
画像データを入力し、それぞれから所定領域を抽出して
ラベルを付与し、前記第1の二値化画像データから抽出
した第1ラベルデータ、及び前記第2の二値化画像デー
タから抽出した第2ラベルデータを出力するラベリング
ステップと、前記第1及び第2ラベルデータに含まれる
各ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量を計測する
第1計測ステップと、ラベルが前記第1ラベルデータに
含まれる前記ラベル領域については、当該ラベル領域の
前記特徴量が第1の設定範囲に入っていないラベル領域
を不良候補領域として抽出し、ラベルが前記第2ラベル
データに含まれる前記ラベル領域については、当該ラベ
ル領域の特徴量が第2の設定範囲に入っていないラベル
領域を不良候補領域として抽出して、それぞれ出力する
不良候補抽出ステップと、ラベルが前記第1のラベルデ
ータに含まれる前記不良候補領域については当該不良候
補領域内における前記濃淡画像の濃淡値データの中から
抽出した最大の濃淡値を前記当該不良候補領域の計測値
として出力し、ラベルが前記第2のラベルデータに含ま
れる前記不良候補領域については当該不良候補領域内に
おける前記濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最
小の濃淡値を前記当該不良候補領域の計測値として出力
する第2計測ステップと、ラベルが前記第1のラベルデ
ータに含まれる前記不良候補領域の前記計測値と前記第
1の二値化閾値の差を算出し、この差を予め定めてある
第1判定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を判
定し、ラベルが前記第2のラベルデータに含まれる前記
不良候補領域の前記計測値と前記第2の二値化閾値の差
を算出し、この差を予め定めてある第2判定規格値と比
較して当該不良候補領域の良否を判定する判定ステップ
と、を少なくとも含むことを特徴とする外観検査方法。 - 【請求項24】 検査対象を撮像した濃淡画像につい
て、第1の二値化閾値を用いて該第1の二値化閾値以上
の濃淡値を有する画素をラベル付け対象となる値に変換
し、第1の二値化画像データを出力すると共に、前記第
1の二値化閾値よりも小さい第2の二値化閾値を用いて
該第2の二値化閾値以下の濃淡値を有する画素をラベル
付け対象となる値に変換し、第2の二値化画像データを
出力する二値化ステップと、前記第1及び第2の二値化
画像データを入力し、それぞれから所定領域を抽出して
ラベルを付与し、前記第1の二値化画像データから抽出
した第1ラベルデータ、及び前記第2の二値化画像デー
タから抽出した第2ラベルデータを出力するラベリング
ステップと、前記第1及び第2ラベルデータに含まれる
各ラベルを付与されたラベル領域毎の特徴量を計測する
第1計測ステップと、ラベルが前記第1ラベルデータに
含まれる前記ラベル領域については当該ラベル領域の前
記特徴量が第1の設定範囲に入っていないラベル領域を
不良候補領域として抽出し、ラベルが前記第2ラベルデ
ータに含まれる前記ラベル領域については当該ラベル領
域の特徴量が第2の設定範囲に入っていないラベル領域
を不良候補領域として抽出して、それぞれ出力する不良
候補抽出ステップと、ラベルが前記第1のラベルデータ
に含まれる前記不良候補領域については当該不良候補領
域内における前記濃淡画像の濃淡値データの中から抽出
した最大の濃淡値を前記当該不良候補領域の計測値とし
て出力し、ラベルが前記第2のラベルデータに含まれる
前記不良候補領域については当該不良候補領域内におけ
る前記濃淡画像の濃淡値データの中から抽出した最小の
濃淡値を前記当該不良候補領域の計測値として出力する
第2計測ステップと、前記不良候補領域に接する所定領
域を近傍領域として設定し、該近傍領域に含まれる前記
濃淡値データから所定の近傍濃淡値を算出し、該近傍濃
淡値を当該不良候補領域の近傍濃淡値として出力する第
1算出ステップと、ラベルが前記第1のラベルデータに
含まれる前記不良候補領域の前記計測値と前記近傍濃淡
値との差を算出し、この差を予め定めてある第1近傍判
定規格値と比較して当該不良候補領域の良否を判定し、
ラベルが前記第2のラベルデータに含まれる前記不良候
補領域の前記計測値と前記近傍濃淡値との差を算出し、
この差を予め定めてある第2近傍判定規格値と比較して
当該不良候補領域の良否を判定する判定ステップと、を
少なくとも含むことを特徴とする外観検査方法。 - 【請求項25】 前記二値化ステップの前記第1及び第
2の二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化する対象
領域内の全ての画素に対して一定の値である、請求項2
3又は24に記載の外観検査方法。 - 【請求項26】 前記二値化ステップの前記第1及び第
2の二値化閾値は、いずれも濃淡画像を二値化する対象
領域内において画素位置により変化するものである請求
項24に記載の外観検査方法。
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JP2001347235A JP3988440B2 (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 外観検査方法及び外観検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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