JP2003148861A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2003148861A
JP2003148861A JP2001341677A JP2001341677A JP2003148861A JP 2003148861 A JP2003148861 A JP 2003148861A JP 2001341677 A JP2001341677 A JP 2001341677A JP 2001341677 A JP2001341677 A JP 2001341677A JP 2003148861 A JP2003148861 A JP 2003148861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
refrigerator according
refrigerator
cassette
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001341677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4094276B2 (ja
Inventor
Kumiko Suzuki
久美子 鈴木
Takayuki Hamahata
孝行 浜端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP2001341677A priority Critical patent/JP4094276B2/ja
Publication of JP2003148861A publication Critical patent/JP2003148861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4094276B2 publication Critical patent/JP4094276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0415Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by deodorizing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫内の冷凍室において、冷凍室の臭いを
低減することを図る。 【解決手段】 本体内に区画した冷凍室1内に化学吸着
剤の主成分を酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び
酸化シリコンとした脱臭剤7を備え、冷凍室1内で発生
する臭いや他から冷凍室1内に流入する臭いを脱臭でき
る冷蔵庫を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱臭剤を有する冷蔵
庫で、冷凍室の脱臭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫などの脱臭法は、活性炭や
乾燥させたコーヒーの飲みかすなど物理吸着作用のある
物理吸着剤を冷蔵庫に存在させて行っている。従来の脱
臭法を有する冷蔵庫としては、特開平5−203335
公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。
【0004】図12は、従来の冷蔵庫の断面図である。
【0005】図12において、1は冷凍室、2は冷凍サ
イクルの圧縮機、3は冷凍サイクルの冷却器、4は冷却
器3で冷却した冷気を冷凍室1に強制送風する送風機、
5は送風機4にて送風された冷気が冷凍室1へ送られる
冷気吐出口、6は物理吸着剤である。
【0006】以上の様に構成された冷蔵庫について、以
下にその動作を説明する。
【0007】冷凍室1に保存している食品から発生した
臭いや、食品を包装している包装容器や包装材から発生
した臭い、また、冷蔵庫を構成している構成材料から発
生した臭いが冷凍室1に充満し、冷凍室1に保存してい
る食品や氷に臭いが移るのを物理吸着剤6によって脱臭
し、冷凍室1の臭いや氷の臭い移りを低減させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、脱臭方法として物理吸着剤6を使用してい
るために、臭い分子の大きさと物理吸着剤6の表面に存
在する微少孔の大きさがとが一致しなければ吸着されな
いため、臭い分子が脱臭剤7表面に触れたとしても、必
ず臭い分子が物理吸着剤6に吸着されるとは限らず、十
分に臭いが取れないといった問題があった。
【0009】このため、脱臭速度が遅く、使用期間が短
く、また、吸着した臭い分子を脱離するといった欠点が
あった。
【0010】本発明は、従来の課題を解決するもので、
脱臭剤として化学吸着剤を使用するのもで、脱臭速度が
速く、使用期間が長く、吸着した臭い分子を脱離しない
脱臭剤を有する冷蔵庫を提供することを目標とする。
【0011】また、上記従来の構造は、冷凍室1から発
生する食品臭を積極的に脱臭する配慮がなされていない
ために、冷凍室1で保存している食品から発生する悪臭
源のトリメチルアミンとメチルメルカプタンを積極的に
脱臭できないという欠点があった。
【0012】本発明の他の目的は、冷凍室に保存してい
る食品から発生する悪臭源のトリメチルアミンとメチル
メルカプタンを積極的に脱臭する脱臭剤を有する冷蔵庫
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、冷凍室内に脱臭剤を備え、前記脱臭剤の化学
吸着剤の主成分を酸化アルミニウム、酸化マグネシウム
及び酸化シリコンとしたものであり、冷凍室で保存して
いる食品から発生したり、冷凍室外から侵入する悪臭源
のトリメチルアミンとメチルメルカプタンを積極的に脱
臭する作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、冷凍室とは独立
した製氷室内に脱臭剤を備え、前記脱臭剤の化学吸着剤
の主成分を酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸
化シリコンとしたものであり、製氷室外から侵入する悪
臭源のトリメチルアミンとメチルメルカプタンを積極的
に脱臭し、氷への臭いの付着を抑制する作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、同一区画内に仕
切り板で仕切られた冷凍室と製氷室を備え、前記仕切り
板に脱臭剤を配置し、前記脱臭剤の化学吸着剤の主成分
を酸化アルミニウム、酸化マグネシウム及び酸化シリコ
ンとしたものであり、冷凍室で保存している食品から発
生する臭いが仕切り板を超えて氷へ移るのを効果的に脱
臭する作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤の
形状を粉末としたものであり、比表面積が大きくなり、
脱臭剤の総表面積が大きくなることで臭い分子が脱臭剤
に効率的に吸着される作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明に、さらに、脱臭剤を撥水性の不織布に封入した
ものであり、冷凍室をドア開閉した際に外気温度との差
で生じる結露水や霜から脱臭剤を保護する作用を有す
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、不織布の厚さを0.4mm以下とした
ものであり、臭い分子が脱臭剤に接触する抵抗となら
ず、脱臭速度が遅くならないという作用を有する。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の発明において、袋状にした不織布に4
0〜60%の充填率で脱臭剤を封入したものであり、脱
臭剤を不織布に封入する際、自動分包機によって効率良
く分包することができるという作用を有する。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤の
重量を10g以上25g以下としたものであり、10g
以上の脱臭量があると、概ね一般的な大きさの冷凍室で
必要となる脱臭速度を確保することができ、また、25
g以下であれば、冷凍室で保存する食品の収納に影響を
ほとんど及ぼさないという作用を有する。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、脱臭剤を封入した不織布を樹脂製のカ
セットに収容したものであり、冷蔵庫から脱臭剤を脱着
する時に、脱着が容易に行えるという作用を有する。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、脱臭剤を室内の奥面に配置したもの
であり、冷凍室に導入された空気が積極的に当たるた
め、導入空気に含まれた臭い分子が脱臭剤に吸着され易
くなるという作用を有する。
【0023】請求項11に記載の発明は、請求項1から
請求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤
を室内への冷気吐出口内に配置したものであり、冷凍室
に流入するの空気が集約されるため、流入空気に含まれ
た臭い分子が脱臭剤に効果的に吸着されるという作用を
有する。
【0024】請求項12に記載の発明は、請求項3に記
載の冷蔵庫において、脱臭剤入りの不織布を収容した樹
脂製のカセットを仕切り板に配置し、前記カセットの冷
凍室側に複数の孔を開けたものであり、冷凍室で保存さ
れている食品から発生する臭いがカセットの孔を通って
脱臭剤に吸着されやすくなるという作用を有する。
【0025】請求項13に記載の発明は、請求項3に記
載の冷蔵庫において、脱臭剤入りの不織布を収容した樹
脂製のカセットを仕切り板に配置し、前記カセットの仕
切り板側に複数の孔を開けたものであり、冷凍室で保存
されている食品がカセットの冷凍室側の孔を塞いだとし
ても、臭いがカセットの孔を通って前記脱臭剤に吸着さ
れるといった作用を有する。
【0026】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、脱臭剤と仕切り板間に冷気通路と
なる空間部を設けるものであり、脱臭剤の表裏両面から
脱臭する作用を有する。
【0027】請求項15に記載の発明は、請求項13に
記載の冷蔵庫において、仕切り板にカセットの配置位置
に対向する孔を開けたものであり、冷凍室から製氷室に
送り込まれる冷気がカセットを通過するため冷気中の臭
い成分を効果的に吸着でき、製氷室に保存してある氷へ
の臭い移りを効果的に脱臭するという作用を有する。
【0028】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載の冷蔵庫において、カセットの冷凍室側の孔面積よ
りも仕切り板側の孔面積を大きくしたものであり、冷凍
室で食品が大量に保存され、カセットの孔が食品で塞が
れたとしても、仕切り板側の孔面積が大きいと、脱臭効
果の低下が小さくなるという作用を有する。
【0029】請求項17に記載の発明は、請求項13に
記載の冷蔵庫において、カセットの冷凍室側の孔周辺に
リブを立てるものであり、冷凍室で食品が大量に保存さ
れ、カセットの孔の前面が食品で塞がれたとしても、食
品が直接孔を塞がず孔への通気路が確保できるという作
用を有する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫について、
図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成に
ついては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による冷蔵庫の断面図である。
【0032】図1において、7は冷凍室1内に設置され
た脱臭剤である。脱臭剤7は無機系の化合物からなる化
学吸着剤を主成分とした脱臭剤であり、好ましくは、ジ
ルコニウムまたはアルミニウムまたはシリカまたはチタ
ンまたはマグネシウムの化合物によって構成される。代
表的には、酸化アルミニウム及び酸化マグネシウム及び
酸化シリコンである。また、これらの化合物は、できる
だけブレンドした状態で使用するのが、塩基性または酸
性または中性または硫黄系のいずれの臭いにも効果が発
揮できる点から望ましい。
【0033】また、脱臭剤7の形状は比表面積が大きい
粉末状としている。
【0034】また、脱臭剤7の量は10g以上、25g
以下としている。
【0035】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下にその動作を示す。
【0036】冷凍室1に保存された食品から発生した臭
いや、食品を包装している包装容器から発生した臭い、
また、冷蔵庫を構成している構成材料のから発した臭い
が冷凍室1に充満する。
【0037】しかし、化学吸着剤を主成分とする脱臭剤
7は、発生した臭いをイオン結合等の化学反応を起こし
て悪臭を脱臭剤7に吸着させるため、臭い分子が脱臭剤
7の表面に一旦触れると表面の形状に関係なく、確実に
吸着することができる。この吸着力は、物理吸着剤と比
較すると約2〜100倍であり、同様に吸着速度が2〜
100倍になる。
【0038】また、吸着量も、物理吸着剤が表面のみで
しか臭い分子を吸着しないのに対して、化学吸着剤を利
用した脱臭剤7であると内部に臭い分子が浸透していく
ため、脱臭剤7全てを利用して吸着する。物理吸着剤と
比較すると2〜100倍量を吸着することができる。す
なわち、同じ量を使用するならば、物理吸着剤と比較し
て使用期間が2〜100倍長くなる。
【0039】また、物理吸着剤では、温度をかけると表
面に吸着している臭い分子は簡単に熱エネルギーを受け
取り、分子運動が活発化して物理吸着剤の表面から離脱
してしまう。しかし、化学吸着剤を利用した脱臭剤7で
は、イオン結合等の化学反応により強固に吸着している
ため、約300℃以上の熱エネルギーを与えないと脱臭
剤7から臭い分子が離れない。すなわち、日常使用する
温度範囲では一旦吸着した臭い分子は脱離しない。
【0040】このため、冷凍室1内で発生する臭いや冷
凍室1の外部、例えば冷蔵室などの他室や冷蔵庫が設置
される部屋から冷凍室1内に流入する臭いを、化学吸着
剤を主成分とした脱臭剤7で脱臭することとしたので、
迅速な脱臭と、使用期間を長くさせる脱臭を行うことが
でき、さらに、吸着した臭い分子を脱離せず効果的に脱
臭効果を持続することができる。
【0041】また、冷凍室1で発生する臭いは、冷凍室
1に保存されている食品やその包装容器、また冷蔵庫構
造材料に由来する臭いであるが、特に食品由来の臭いの
濃度が高い。また、この食品由来の臭いの中でも冷凍室
1で発生する臭いは、腐敗臭の代表臭として知られてい
る魚臭の“トリメチルアミン”とタマネギ臭の“メチル
メルカプタン”の濃度が高い。
【0042】これらの臭いに対して、吸着剤の成分を酸
化アルミニウム及び酸化マグネシウム及び酸化シリコン
とすることにより、冷凍室1に保存している食品から発
生する腐敗臭のトリメチルアミンとメチルメルカプタン
を効果的に脱臭することができる。よって、冷凍室用と
して好適な脱臭剤となる。
【0043】また、脱臭剤7の形状は粉末状であり、表
面積が大きいので、臭い分子と脱臭剤7の接触面積が大
きくなり、効率的に脱臭ができる。
【0044】なお、脱臭剤7の粉末の比表面積は、50
m2/g以上有ることが、効率的に脱臭する点から望ま
しい。
【0045】また、冷凍室1に充満している臭いを脱臭
する時、脱臭剤7の量は多いほど脱臭効果は高くなり、
それに伴って脱臭速度は速くなる。一方、脱臭剤7の量
が多すぎると、冷凍室1で脱臭剤7の占める割合が多く
なり、食品を保存するスペースが少なくなってしまう。
【0046】このため、脱臭剤7の封入量を10g以
上、25g以下とすれば、一般的な冷凍室の容量に対し
て必要な脱臭能力を維持しながら、必要以上のスペース
を占有しない合理的な脱臭剤を提供できる。
【0047】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による冷蔵庫の脱臭剤の断面図である。
【0048】図2において、8は脱臭剤7を封入する撥
水性の不織布であり、撥水処理することによって、冷凍
室をドア開閉する際に発生する霜や水から脱臭剤を保護
するものである。
【0049】また、不織布8は厚さ0.4mm以下の厚
みであり、臭い分子が脱臭剤7に接触する抵抗としない
ものである。
【0050】また、不織布8への脱臭剤7の充填率は4
0〜60%とし、自動機を用いて脱臭剤7を不織布に分
包するものである。
【0051】以上のような構成において、撥水性の不織
布8の保護作用により、脱臭剤7が直接外気に曝され
ず、脱臭剤7には直接外気温度との差による結露水や霜
が接触しない。これにより、結露水や霜が脱臭剤7に付
着し、脱臭剤7が凍結してしまい、臭い成分と接触でき
なくなり、冷凍室1を脱臭できないといった問題が解決
される。
【0052】また、不織布8は冷凍室1の空気に触れる
表側を撥水処理することが、水を撥ねやすくする点と、
不織布8自体の防水を行える点から望ましい。
【0053】また、不織布8の撥水処理を施した後に、
不織布8に空気は通すが水は通さない微小の孔を複数個
開けることが、不織布8の撥水処理を保持しながら冷凍
室1の空気が不織布8を通過しやすくなる点から望まし
い。
【0054】また、不織布8に脱臭剤7を練り込むこと
が、不織布8自身でも脱臭を行える点から望ましい。
【0055】また、不織布8には抗菌剤を練り込むこと
が、抗菌性を高める点から望ましい。
【0056】一方、不織布8の厚さを0.4mm厚以下
とすることで、臭い分子と脱臭剤7との接触を不織布8
が妨害することが少なく、臭い分子と脱臭剤7の接触す
る抵抗が小さくなるため、脱臭速度が遅くならず、脱臭
を効果的に行える。
【0057】また、不織布8に脱臭剤7を分包する際、
不織布8を袋状にシールして脱臭剤7を充填し、入り口
をシールして製造する。これらの作業を自動分包機で行
うと1台当たり約1万個/日製造することができる。し
かしながら、これらの作業を手作業で行うと、一人当た
り約100〜200個/日しか製造できない。この様
に、自動機を用いて脱臭剤7の分包作業を行うと、非常
に製造効率が高くなり、しかも人件費がかからないとい
ったことから、製造コストが安くなる。
【0058】しかし、この分包作業を自動機で行う時
は、不織布8への脱臭剤7の充填率が高ければ脱臭剤7
を充填した不織布8の入り口をシールする際に、シール
に脱臭剤7がかみ込んだり、最悪は脱臭剤7が不織布8
から吹き出してしまうといった問題が発生しやすいが、
充填率を40〜60%にすると自動分包機によって効率
良く分包することができるため、製造コストを削減する
ことができる。
【0059】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3による冷蔵庫の冷凍室の斜視図である。
【0060】図3において、9は仕切り板10によって
冷凍室1と区画された製氷室である。脱臭剤7は仕切り
板10の冷凍室1側に配置されている。
【0061】以上のような構成において、冷凍室1内の
臭いは、保存食品に由来する臭いと、食品を保存する容
器に由来する臭いと、冷蔵庫構造材料から由来する臭い
がある。これら臭いの中で食品に由来する臭いが一番濃
度が高い。
【0062】従って、この食品臭が、冷凍室1に保存し
ている食品や氷に臭いが移り易いのだが、食品臭いが食
品に付着するのとは違って、無臭である氷に食品臭が付
着すると、非常に違和感を感じ、ほんの少しの臭いでも
食せなくなってしまう。しかも、製氷室9と冷凍室1が
同一の冷凍室1に区画される時は、製氷室9で保存して
いる氷のすぐとなりに食品を保存することとなり、氷へ
臭いは移り易くなる。
【0063】そこで、冷凍室1と製氷室9が同一の冷凍
室1に区画される冷蔵庫の時は、仕切り板10に脱臭剤
7を配置すれば、冷凍室1に保存している食品から発生
する臭いが、仕切り板10を超えて製氷室9で保存して
いる氷に臭いが移る時、仕切り板10に脱臭剤7を配置
することによって、臭いが仕切り板10を超えて製氷室
9に移ることを防ぐことができるために、製氷室9の氷
への臭い移りを効果的に防ぐことができる。
【0064】また、仕切り板10に配される脱臭剤7
は、冷凍室1側に取り付ける方が、冷凍室1に保存して
いる食品から発生する臭いを直ちに脱臭することができ
る点と、製氷室9に保存している氷が昇華することによ
って発生する霜から脱臭剤7を保護する点から、望まし
い。
【0065】また、脱臭剤7は仕切り板10の中央部に
配置することが、仕切り板10を超えて製氷室9に流れ
込む冷気が通過し易い点から望ましい。
【0066】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4による冷蔵庫の冷凍室の斜視図である。
【0067】脱臭剤7は、製氷室9とは独立した冷凍室
1の奥面に配置されている。
【0068】以上のような構成において、冷却器3によ
って冷却された冷気が送風機4によって冷気吐出口5を
通り冷凍室1に送り出され、室内に流入した冷気が最初
に直接脱臭剤7に当たる。これにより、冷気中に含まれ
た臭い分子、すなわち冷凍室1だけでなく冷蔵室など他
の室や外部の臭い物質を効果的に吸着して脱臭すること
ができる。
【0069】なお、上記例では冷凍室1内に脱臭剤7を
配置した場合について述べたが、製氷室9が冷凍室1と
は独立して配置される形態の冷蔵庫においては、製氷室
9内の例えば奥面に脱臭剤7を配置すれば、製氷室9内
に貯蔵された氷に他からの臭いが移ることを抑制するこ
とができる。
【0070】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5による冷蔵庫の断面図である。
【0071】脱臭剤7はハニカム形状とし、さらに、冷
気吐出口5内に配置されている。
【0072】以上のような構成において、送風機4によ
って送りだされた冷気がハニカム形状の脱臭剤7内を通
過するので、脱臭効果を集中して効果的に高めることが
できる。
【0073】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6による冷蔵庫の冷凍室の要部断面図である。
【0074】仕切り板10と脱臭剤7の間には冷気が通
過できる空間部10aが設けられている。
【0075】以上のような構成において、仕切り板10
と脱臭剤7の間の空間部10aから冷凍室1の冷気が脱
臭剤7に入り込み、脱臭剤7の表裏両面から脱臭を促進
することができる。
【0076】また、冷気通路となる空間部10aは1.
5mm以上開けることが、冷気が通過するのに必要な最
小の隙間である点から望ましく、また、10mm以下に
することが、冷凍室1に保存する食品の邪魔にならない
点から望ましい。
【0077】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7による冷蔵庫の脱臭剤の斜視図である。
【0078】図7において、11は樹脂製のカセットで
あり、脱臭剤7を保持するものである。
【0079】以上のような構成において、脱臭剤7を樹
脂製のカセット11に封入したので、冷蔵庫から脱臭剤
7を脱着する時に、容易に行うことができる。
【0080】また、樹脂製のカセット11はPP樹脂で
成形することが、材料費を安くする点から望ましい。
【0081】また、樹脂製のカセット11は、抗菌剤を
添加することが、衛生的である点から望ましい。
【0082】また、樹脂製のカセット11は、脱臭剤7
を練り込むことが、樹脂製のカセット自身でも脱臭を行
える点から望ましい。
【0083】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8による冷蔵庫の脱臭剤の斜視図である。
【0084】樹脂製のカセット11の冷凍室1側には複
数の孔12が開けられている。
【0085】以上のような構成において、冷凍室1で保
存されている食品から発生する臭いがカセットの孔12
を通って脱臭剤7に素早く吸着される。
【0086】また、孔12は、脱臭剤7がカセットから
落ちない程度までに最大限広い面積で開けることが、カ
セット内部に冷凍室1の空気が入り込み易くなるといっ
た点から望ましい。
【0087】また、孔12の形状は、最大限広い面積で
開けることができる点から、格子状にするのが望まし
い。
【0088】また、孔12の形状は、見た目に美しく仕
上がるといった点から、丸形状にするのが望ましい。
【0089】また、不織布8の色は、カセットの複数の
孔から見えるため、白にすることが清潔感を高めるため
にも望ましい。
【0090】(実施の形態9)図9は、本発明の実施の
形態9による冷蔵庫の脱臭剤の斜視図である。
【0091】樹脂製のカセット11の冷凍室1側には複
数の孔12が開けられ、仕切り板10側にも複数のスリ
ット孔13が開けられている。
【0092】そして、冷凍室1側の孔12の面積よりも
仕切り板10側のスリット孔13の面積の方を大きくし
ている。
【0093】以上のような構成において、冷凍室1に大
量に食品を保存し、冷凍室1側に開いている複数の孔1
2がふさがれた場合でも、仕切り板10側に開けた複数
のスリット孔13から臭い分子がカセット内に進入し、
脱臭性能を確保することができる。
【0094】また、冷凍室1で食品が大量に保存され、
冷凍室1側の孔12が食品で塞がれたとしても、仕切り
版10側のスリット孔13面積の方が大きいので、脱臭
効果の低下は冷凍室1側の孔12面積の割合だけとな
り、脱臭効果の低下の割合を小さくすることができる。
【0095】(実施の形態10)図10は、本発明の実
施の形態10による冷蔵庫の冷凍室の斜視図である。
【0096】14は仕切り板10に設けたスリット孔で
あり、カセット11の設置してある箇所にだけ対向して
配置されている。
【0097】以上のような構成において、冷凍室1から
製氷室9内に流入される冷却用の冷気はカセット11内
を通過してからスリット孔14を通じて製氷室9に送り
こまれるため、製氷室9に貯蔵している氷へは、脱臭済
みの冷気が流れ込むことになり、氷への臭い移りが効果
的に防止できる。
【0098】(実施の形態11)図11は、本発明の実
施の形態11による冷蔵庫の脱臭剤の斜視図である。
【0099】カセット11の冷凍室1側に開けた複数の
孔12の周辺には、リブ15が設けてある。
【0100】以上のような構成において、冷凍室1で食
品が大量に保存された時、カセットの孔12の前面が食
品で塞がれたとしても、リブ15に食品が当接し、孔1
2を直接塞がない。このため、食品の収納状態によって
臭いの吸着作用が影響を受けることがなく安定した脱臭
性能が維持できる。
【0101】また、カセット11の冷凍室1側に設けた
リブ14の高さは1.5mm以上を確保することが、カセ
ット11内に冷凍室1の冷気が侵入する点から望まし
い。
【0102】また、カセット11の冷凍室1側に設けた
リブ14の高さは、5mm以下にすることが、冷凍室1
に保存する食品の保存スペースを減少させないといった
点から望ましい。
【0103】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
冷凍室内に化学吸着剤の主成分を酸化アルミニウム、酸
化マグネシウム及び酸化シリコンとした脱臭剤を配置し
たので、冷凍室の主たる悪臭源のトリメチルアミンとメ
チルメルカプタンを積極的に脱臭できる。
【0104】請求項2に記載の発明は、冷凍室とは独立
した製氷室内に化学吸着剤の主成分を酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム及び酸化シリコンとした脱臭剤を
配置したので、製氷室外から侵入する悪臭源のトリメチ
ルアミンとメチルメルカプタンを積極的に脱臭し、氷へ
の臭いの付着を抑制し、おいしい氷を提供できる。
【0105】請求項3に記載の発明は、同一区画内に仕
切り板で仕切られた冷凍室と製氷室を備え、仕切り板に
化学吸着剤の主成分を酸化アルミニウム、酸化マグネシ
ウム及び酸化シリコンとした脱臭剤を配置したので、冷
凍室で保存している食品から発生する臭いが仕切り板を
超えて氷へ移るのを効果的に防止することができる。
【0106】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤の
形状を粉末としたので、脱臭剤の総表面積が大きくなる
ことで臭い分子が脱臭剤に効率的に吸着され、脱臭能力
を高めることができる。
【0107】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明に、さらに、脱臭剤を撥水性の不織布に封入した
ので、外気温度との差で生じる結露水や霜から脱臭剤を
保護し、脱臭性能を安定維持できる。
【0108】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、不織布の厚さを0.4mm以下とした
ので、臭い分子が脱臭剤に接触する抵抗とならず、脱臭
速度の低下を抑えることができる。
【0109】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の発明において、袋状にした不織布に4
0〜60%の充填率で脱臭剤を封入したので、脱臭剤を
不織布に封入する際、自動分包機によって効率良く分包
することができ、経済的に製造することができる。
【0110】請求項8に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤の
重量を10g以上25g以下としたので、食品の収納に
影響をほとんど及ぼさず所望の脱臭能力を確保できる。
【0111】請求項9に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、脱臭剤を封入した不織布を樹脂製のカ
セットに収容したので、冷蔵庫から脱臭剤の脱着を容易
に行うことができる。
【0112】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、脱臭剤を室内の奥面に配置したの
で、冷凍室に導入された空気が積極的に当たり、臭い分
子を効果的に脱臭剤に吸着できる。
【0113】請求項11に記載の発明は、請求項1から
請求項3のいずれか一項に記載の発明において、脱臭剤
を室内への冷気吐出口内に配置したので、冷凍室に流入
するの空気中の臭い分子を集中して吸着できる。
【0114】請求項12に記載の発明は、請求項3に記
載の冷蔵庫において、脱臭剤入りの不織布を収容した樹
脂製のカセットを仕切り板に配置し、カセットの冷凍室
側に複数の孔を開けたので、冷凍室で保存されている食
品から発生する臭いをカセットの孔を通って容易に脱臭
剤に吸着できる。
【0115】請求項13に記載の発明は、請求項3に記
載の冷蔵庫において、脱臭剤入りの不織布を収容した樹
脂製のカセットを仕切り板に配置し、カセットの仕切り
板側に複数の孔を開けたので、食品によりカセットの孔
が塞がれても、仕切り板側の孔から脱臭剤に吸着させる
ことができる。
【0116】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、脱臭剤と仕切り板間に冷気通路と
なる空間部を設けるので、脱臭剤の表裏両面から脱臭す
ることができる。
【0117】請求項15に記載の発明は、請求項13に
記載の冷蔵庫において、仕切り板にカセットの配置位置
に対向する孔を開けたので、冷凍室から製氷室に送り込
まれる冷気がカセットを通過して臭い成分を効果的に吸
着でき、製氷室に保存してある氷への臭い移りを効果的
に脱臭できる。
【0118】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載の冷蔵庫において、カセットの冷凍室側の孔面積よ
りも仕切り板側の孔面積を大きくしたので、カセットの
孔が食品で塞がれても、脱臭効果の低下を小さくでき
る。
【0119】請求項17に記載の発明は、請求項13に
記載の冷蔵庫において、カセットの冷凍室側の孔周辺に
リブを立てるので、カセットの孔の前面が食品で塞がれ
ても、孔への通気路が確保でき、脱臭作用を維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図
【図2】本発明の実施の形態2による冷蔵庫の脱臭剤の
断面図
【図3】本発明の実施の形態3による冷蔵庫の要部斜視
【図4】本発明の実施の形態4による冷蔵庫の要部斜視
【図5】本発明の実施の形態5による冷蔵庫の断面図
【図6】本発明の実施の形態6による冷蔵庫の要部断面
【図7】本発明の実施の形態7による冷蔵庫の脱臭剤の
斜視図
【図8】本発明の実施の形態8による冷蔵庫の脱臭剤の
斜視図
【図9】本発明の実施の形態9による冷蔵庫の脱臭剤の
斜視図
【図10】本発明の実施の形態10による冷蔵庫の要部
斜視図
【図11】本発明の実施の形態11による冷蔵庫の脱臭
剤の斜視図
【図12】従来の冷蔵庫の断面図
【符号の説明】
1 冷凍室 5 冷気吐出口 7 脱臭剤 8 不織布 9 製氷室 10 仕切り板 10a 空間部 12,13 孔 14 スリット孔 15 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 1/40 D04H 1/40 B Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC01 CC05 CC09 CC14 HH05 JJ04 LL10 MM02 MM03 MM06 QQ11 4G066 AA16B AA20B AA22B BA12 CA02 DA03 EA20 4L047 AA29 CA07 CB10 CC16

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室内に脱臭剤を備え、前記脱臭剤の
    化学吸着剤の主成分を酸化アルミニウム、酸化マグネシ
    ウム及び酸化シリコンとしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷凍室とは独立した製氷室内に脱臭剤を
    備え、前記脱臭剤の化学吸着剤の主成分を酸化アルミニ
    ウム、酸化マグネシウム及び酸化シリコンとしたことを
    特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 同一区画内に仕切り板で仕切られた冷凍
    室と製氷室を備え、前記仕切り板に脱臭剤を配置し、前
    記脱臭剤の化学吸着剤の主成分を酸化アルミニウム、酸
    化マグネシウム及び酸化シリコンとしたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 脱臭剤の形状を粉末としたことを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 脱臭剤を撥水性の不織布に封入したこと
    を特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 不織布の厚さを0.4mm以下としたこ
    とを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 袋状にした不織布に40〜60%の充填
    率で脱臭剤を封入したことを特徴とする請求項5または
    請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 脱臭剤の重量を10g以上25g以下と
    したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
    記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 脱臭剤を封入した不織布を樹脂製のカセ
    ットに収容したことを特徴とする請求項5に記載の冷蔵
    庫。
  10. 【請求項10】 脱臭剤を室内の奥面に配置したことを
    特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 脱臭剤を室内への冷気吐出口内に配置
    したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
    記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載の冷蔵庫において、脱
    臭剤入りの不織布を収容した樹脂製のカセットを仕切り
    板に配置し、前記カセットの冷凍室側に複数の孔を開け
    たことを特徴とする冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の冷蔵庫において、脱
    臭剤入りの不織布を収容した樹脂製のカセットを仕切り
    板に配置し、前記カセットの仕切り板側に複数の孔を開
    けたことを特徴とする冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 脱臭剤と仕切り板の間に冷気通路とな
    る空間部を設けることを特徴とする請求項13に記載の
    冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 仕切り板にカセットの配置位置に対向
    する孔を開けたことを特徴とする請求項13に記載の冷
    蔵庫。
  16. 【請求項16】 カセットの冷凍室側の孔面積よりも仕
    切り板側の孔面積を大きくしたことを特徴とする請求項
    14に記載の冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 カセットの冷凍室側の孔周辺にリブを
    立てることを特徴とする請求項13に記載の冷蔵庫。
JP2001341677A 2001-11-07 2001-11-07 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4094276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001341677A JP4094276B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001341677A JP4094276B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003148861A true JP2003148861A (ja) 2003-05-21
JP4094276B2 JP4094276B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=19155664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001341677A Expired - Fee Related JP4094276B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4094276B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1591733A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-02 Electrolux Home Products Corporation N.V. Food container having odour filtering means
JP2010281511A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
US20110204762A1 (en) * 2010-02-25 2011-08-25 Whirlpool Corporation Modular system for a domestic refrigerator
KR101180627B1 (ko) 2009-06-17 2012-09-06 위니아만도 주식회사 스탠드형 냉장고의 상부 저장실 구조
WO2013035838A1 (ja) 2011-09-08 2013-03-14 Wake Kiyohiro 袋入り抗菌剤
KR101661610B1 (ko) * 2015-06-16 2016-09-30 동부대우전자 주식회사 냉장고의 제빙장치 및 그 탈취 방법
WO2022184230A1 (en) * 2021-03-01 2022-09-09 Electrolux Appliances Aktiebolag Domestic appliance with a filter assemly
US11859891B2 (en) 2019-07-17 2024-01-02 Electrolux Home Products, Inc. Appliance air freshener

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1591733A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-02 Electrolux Home Products Corporation N.V. Food container having odour filtering means
JP2010281511A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
KR101180627B1 (ko) 2009-06-17 2012-09-06 위니아만도 주식회사 스탠드형 냉장고의 상부 저장실 구조
US8517483B2 (en) * 2010-02-25 2013-08-27 Whirlpool Corporation Modular system for a domestic refrigerator
US20110204762A1 (en) * 2010-02-25 2011-08-25 Whirlpool Corporation Modular system for a domestic refrigerator
US9078434B2 (en) 2011-09-08 2015-07-14 Kiyohiro WAKE Antimicrobial pouch
WO2013035838A1 (ja) 2011-09-08 2013-03-14 Wake Kiyohiro 袋入り抗菌剤
KR101661610B1 (ko) * 2015-06-16 2016-09-30 동부대우전자 주식회사 냉장고의 제빙장치 및 그 탈취 방법
US20160370086A1 (en) * 2015-06-16 2016-12-22 Dongbu Daewoo Electronics Corporation Ice maker for refrigerator and method for deodorizing the same
CN106257174A (zh) * 2015-06-16 2016-12-28 东部大宇电子株式会社 冰箱、制冰机及其除臭方法
US10119744B2 (en) 2015-06-16 2018-11-06 Dongbu Daewoo Electronics Corporation Ice maker for refrigerator and method for deodorizing the same
CN106257174B (zh) * 2015-06-16 2019-03-22 东部大宇电子株式会社 冰箱、制冰机及其除臭方法
US11859891B2 (en) 2019-07-17 2024-01-02 Electrolux Home Products, Inc. Appliance air freshener
WO2022184230A1 (en) * 2021-03-01 2022-09-09 Electrolux Appliances Aktiebolag Domestic appliance with a filter assemly

Also Published As

Publication number Publication date
JP4094276B2 (ja) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100284783A1 (en) Diffuser of natural aromas for refrigerated environments
JP2004532050A (ja) 空気を脱臭する及び/又は清涼にする装置及び方法
JP2008304163A (ja) 冷蔵庫
JP2003148861A (ja) 冷蔵庫
JPH0886558A (ja) 冷蔵庫
JP2005274129A (ja) 冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた冷蔵庫用浄化システム
JPH08136113A (ja) 冷蔵庫
CN103418008B (zh) 具有缓释膜的除臭剂、具有该除臭剂的除臭装置以及具备除臭装置的冰箱
CN102753921B (zh) 冷藏库
JPH10238934A (ja) 冷蔵庫
JP2008008496A (ja) 冷蔵庫
JP2011058669A (ja) 冷蔵庫
JP4284136B2 (ja) 冷蔵庫
RU2426959C2 (ru) Устройство для уменьшения отложения инея в холодильнике
JP2529989B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005049079A (ja) 冷蔵庫
JP4557467B2 (ja) 冷却装置
JP2007333261A (ja) 冷蔵庫
JP2000004783A (ja) 冷蔵庫の鮮度保持構造
JPH08303936A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP3744742B2 (ja) 冷蔵庫
JP2001248958A (ja) 冷蔵庫
JPH0694350A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH06213556A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH0271078A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041104

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees