JP2003148698A - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
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Abstract
る温度可変装置を実現する。 【解決手段】 デュワー21には液体窒素22が収容さ
れている。デュワー21内には液体窒素22を加熱して
気化させるためのヒーター23が配設されている。デュ
ワー21には気化したガスを被温度制御部へ導くチュー
ブ28が繋がっており、チューブ28内には、ガス流量
計測器27が設けられている。ガス流量計測器27が計
測したガス量が規定以下になったらリレー駆動回路26
はリレーコイルを非励磁状態にする。それにより、リレ
ー接点Lc1を開の状態にして、ヒーター電源24から
ヒーター23への電力を断つ様に成している。
Description
料温度可変機構等で用いられる温度制御装置に関する。
構の概略を示している。
ュワーで、その内部にヒーター3が配設されている。
し、該熱により液体窒素1が気化して低温の窒素ガス4
が発生する。該窒素ガスは、磁気共鳴装置の試料測定部
(図示せず)に送られ、該試料測定部において室温以下
の温度コントロール用ガスとして使用される。
ーター3の過熱による断線を防止するために、ヒーター
過熱断線防止機構が組み込まれている。
抵抗器7を組み合わせてブリッジ回路を形成し、デュワ
ー1内に液体窒素2がある場合には、ブリッジ回路がバ
ランスするように可変抵抗器7の抵抗値が調整され、ブ
リッジ回路のb−d間に電圧が発生しない様に成ってい
る。
り、ヒーター3が空焚き状態になると、ヒーター3の温
度が上昇し、ヒーター3の抵抗値が増加することによっ
てブリッジ回路のバランスが崩れ、該ブリッジ回路のb
−d間に電圧Vd発生する。
9の電圧Vsより大きく成り、リレーのコイル11を駆
動するドライバーが作動して、リレー接点12が開の状
態となり、それによりヒーター電源電圧Vhが自動的に
オフとなり、過熱によるヒーター3の断線が未然に防止
される。
の劣化(経時変化)に基づく抵抗値の変化や、抵抗器
5,6や可変抵抗器7の温度ドリフト或いは経時変化に
基づく抵抗値変化により、前述した過熱状態の検出が困
難になる場合がある。
び素子(ブリッジ回路,差動増幅器8,比較器9及びド
ライバー10)から成り、何れの回路及び素子の1つで
も経時変化,或いは故障が発生しても、過熱状態を検出
出来なくなる恐れがある。
ジュワー1内に液体窒素2が無くなってもヒーター3が
空焚きを続け、その結果、ヒーター3が破損してしま
う。
成されたもので、新規な温度制御装置を提供することを
目的とする。
御装置は、液化ガス容器、該液化ガス容器に収容された
液化ガスを加熱により気化するための気化用ヒーター、
気化したガスを前記液化ガス容器に繋がったガス供給通
路を介して被温度制御部へ導くように成した温度制御装
置において、前記ガス供給通路にガス流量計測手段を設
け、該ガス流量計測手段が計測したガス量が規定以下に
なったら前記気化用ヒーターへの電力供給を断つ様に成
したことを特徴とする。本発明に基づく温度制御装置
は、液化ガス容器、該液化ガス容器に収容された液化ガ
スを加熱により気化するための気化用ヒーター、気化し
たガスを前記液化ガス容器に繋がったガス供給通路を介
して被温度制御部へ導くように成した温度制御装置にお
いて、前記ガス供給通路にガス流量計測手段とガス加熱
用ヒーターを設け、該ガス流量計測手段が計測したガス
量が規定以下になったら前記気化用ヒーター及びガス加
熱用ヒーターへの電力供給を断つ様に成したことを特徴
とする。
該ガス源からのガスを該ガス源に繋がったガス供給通路
を介して被温度制御部へ導くように成した温度制御装置
において、前記ガス供給通路にガス流量計測手段とガス
加熱用ヒーターを設け、該ガス流量計測手段が計測した
ガス量が規定以下になったら前記ガス加熱用ヒーターへ
の電力供給を断つ様に成したことを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。
略例を表したものである。
素デュワーで、その内部にヒーター23が配設されてい
る。
点Lc1を介して前記ヒーター23に加熱用の電流を流
すものである。
6から電流が供給されると励磁して前記リレー接点Lc
1を閉の状態にし、リレー駆動回路26からの電流が遮
断されると非励磁の状態となり前記リレー接点Lc1を
開の状態にするものである。
スを被温度制御部(例えば、磁気共鳴装置の試料測定部
(図示せず))に送るためのチューブ28の途中に設け
られ、被温度制御部に送られる窒素ガス流量を測定する
流量計測器である。この流量計測器は、計測した窒素ガ
ス流量が規定値以下になると前記リレー駆動回路26に
非励磁指定信号を送り、該リレー駆動回路26からリレ
ーコイル25へ電流が供給されないようにし、規定値以
上であれば前記リレー駆動回路26に励磁指定信号を送
り、電流の供給を持続させるように働く。
御装置(図示せず)からの指令に従ってリレー駆動回路
26からリレーコイル25に励磁電流を流し、リレー接
点Lc1を開の状態にしておく。
リレー接点Lc1を介してヒーター23に電流を供給す
る。該ヒーター23に電流が流されると熱を発生し、該
熱によりデュワー21内に収容された液体窒素22が気
化して低温の窒素ガスが発生する。該窒素ガス29は、
チューブ28を介して被温度制御部(例えば、磁気共鳴
装置の試料測定部(図示せず))に送られ、被温度制御
部において室温以下の温度コントロール用ガスとして使
用される。
送られる窒素ガス流量を、常時、計測しており、計測し
た窒素ガス流量が既定値以上の場合には、リレー駆動回
路26に励磁指定信号を送り、既定値以下の場合には、
リレー駆動回路26に非励磁指定信号を送る。
体窒素が存在する場合で、リレーコイル25は励磁の状
態を保ち、リレー接点Lc1は開状態のままである。従
って、この場合には、ヒーター23へ継続して電流が供
給され、低温窒素ガス29が被温度制御部に送られる。
体窒素が殆ど無くなった場合で、リレーコイル25は非
励磁の状態になり、リレー接点Lc1は閉の状態にな
る。従って、この場合には、ヒーター電源24からリレ
ー接点Lc1を介してヒーターに流される電流が遮断さ
れる。この電流遮断により、ヒーターの空焚きが防止さ
れ、ヒーターの過熱による破損が防止される。
の量が分かっているので、流量計測器27で計測した流
量からジュワー21内に残っている液体窒素の量を知る
ことが出来る。
たせ、ヒーター電源24を作動させた後、時間経過を積
分することで、液体窒素の使用量、即ち、ジュワー内の
液体窒素の残量を知ることが出来る。
概略例を表したものである。図中、前記図2にて使用し
た記号と同一記号の付されたものは同一構成要素であ
る。
する構成上の差異は、チューブ内にガス加熱用ヒーター
31を配設し、該ガス加熱用ヒーターにヒーター電源3
2から閉状態のリレー接点LC2を介して加熱用の電流
を流様に成した点である。
路26からの電流が供給されると励磁して前記リレー接
点Lc2を閉の状態にし、リレー駆動回路26からの電
流が遮断されると非励磁の状態となり前記リレー接点L
c2を開の状態にするものである。
28を介して被温度制御部に送られる窒素ガスをガス加
熱用ヒーター31により加熱することが出来るので、ヒ
ーター電源32から該ガス加熱用ヒーター31への電流
量をコントロールすることにより被温度制御部に送られ
る窒素ガスの温度を低温から高温まで幅広く調整するこ
とが可能になる。
器27は被温度制御部に送られる窒素ガス流量を、常
時、計測しているので、図2に示した装置と同じ様に、
デュワー21内に液体窒素が殆ど無くなった場合、計測
した窒素ガス流量が既定値以下になり、リレー駆動回路
26に非励磁指定信号が送られる。従って、リレーコイ
ル25は非励磁の状態になり、リレー接点は開の状態に
なる。そして、ヒーター電源24からリレー接点Lcを
介してヒーターに流される電流が遮断され、ヒーターの
空焚きが防止される。
信号によりリレーコイル33も非励磁の状態となるの
で、リレー接点Lc2も開の状態となり、チューブ28
内におけるガス加熱用ヒーター31による窒素ガスの加
熱動作も停止する。その為、ガス加熱用ヒーター31の
破損が避けられる。
概略例を表したものである。図中、前記図3て使用した
記号と同一記号の付されたものは同一構成要素である。
する構成上の差異は、次の通りである。
の領域で温度コントロール出来るもので、液体窒素が収
容されたジュワーを使用せず、その代わりに、窒素ガス
ボンベ40を使用し、該ボンベからの窒素ガスをチュー
ブ28を介して被温度制御部(例えば、磁気共鳴装置の
試料測定部(図示せず))に送る様に成している。
装置と同じ様に、被温度制御部に送られる窒素ガス流量
を測定する流量計測器27が設けられ、このチューブ2
8内にはガス加熱用ヒーター31が配設されている。
40からの窒素ガスをチューブ28を介して被温度制御
部に送る。その際、チューブ28を介して被温度制御部
に送られる窒素ガスをガス加熱用ヒーター31により加
熱することが出来るので、該ガス加熱用ヒーター31へ
の電流量をコントロールすることにより被温度制御部に
送られる窒素ガスの温度を室温から高温まで幅広く調整
することが可能になる。
蔵されている窒素ガスが極めて少なくなったり、或いは
無くなることにより、窒素ガスボンベ40からチューブ
28内に送られる窒素ガスの量が少なくなったり、或い
は無くなると、ガス加熱用ヒーター31が過熱状態とな
り、破損してしまう。
27は被温度制御部に送られる窒素ガス流量を、常時、
計測しているので、計測した窒素ガス流量が既定値以下
になると、リレー駆動回路26に非励磁指定信号を送
る。従って、リレーコイル33は非励磁の状態になり、
リレー接点Lc2はオフの状態になる。そのため、ガス
加熱用ヒーター31による窒素ガスの加熱動作が停止
し、ガス加熱用ヒーター31の過熱による破損が避けら
れる。
素ガス量を計測しているので、該計測値から窒素ガスボ
ンベに残っている窒素ガス量を知ることが可能となる。
を利用するようにしたが、その代わりにコンプレッサを
使用して空気をチューブ28を介して被温度制御部に送
るようにしても良い。この場合には、コンプレッサの故
障等でチューブ28内に送られる空気量が少なくなる
と、前記したと同様に、流量計測器27及びリレー(リ
レー駆動回路26、リレーコイル33、及びリレー接点
Lc2)の働きにより、ガス加熱用ヒーター31の過熱
による破損が避けられる。
の量を計測し、該計測に基づいて、ガスの源(例えば、
液化ガス収容容器若しくはガスボンベなど)から被温度
制御部の間に設けられている加熱手段(例えば、ヒータ
ー)への電力供給を断つ様に成しているので、過熱によ
る加熱手段(例えば、ヒーター)の破壊が確実に避けら
れるばかりか、ガスの源内の液化ガス若しくはガスの残
量を正確に知ることが可能となる。
いる。
している。
している。
Claims (6)
- 【請求項1】 液化ガス容器、該液化ガス容器に収容さ
れた液化ガスを加熱により気化するための気化用ヒータ
ー、気化したガスを前記液化ガス容器に繋がったガス供
給通路を介して被温度制御部へ導くように成した温度制
御装置において、前記ガス供給通路にガス流量計測手段
を設け、該ガス流量計測手段が計測したガス量が規定以
下になったら前記気化用ヒーターへの電力供給を断つ様
に成した温度制御装置。 - 【請求項2】 液化ガス容器、該液化ガス容器に収容さ
れた液化ガスを加熱により気化するための気化用ヒータ
ー、気化したガスを前記液化ガス容器に繋がったガス供
給通路を介して被温度制御部へ導くように成した温度制
御装置において、前記ガス供給通路にガス流量計測手段
とガス加熱用ヒーターを設け、該ガス流量計測手段が計
測したガス量が規定以下になったら前記気化用ヒーター
及びガス加熱用ヒーターへの電力供給を断つ様に成した
温度制御装置。 - 【請求項3】 前記液化ガスは液体窒素である請求項1
若しくは2記載の温度制御装置。 - 【請求項4】 ガス源、該ガス源からのガスを該ガス源
に繋がったガス供給通路を介して被温度制御部へ導くよ
うに成した温度制御装置において、前記ガス供給通路に
ガス流量計測手段とガス加熱用ヒーターを設け、該ガス
流量計測手段が計測したガス量が規定以下になったら前
記ガス加熱用ヒーターへの電力供給を断つ様に成した温
度制御装置。 - 【請求項5】 前記ガス源は窒素ガスボンベである請求
項4記載の温度制御装置。 - 【請求項6】 前記ガス源はエアーコンプレッサーであ
る請求項4記載の温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351489A JP2003148698A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351489A JP2003148698A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003148698A true JP2003148698A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19163798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351489A Pending JP2003148698A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003148698A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019524113A (ja) * | 2016-07-25 | 2019-09-05 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | ヒーター管理 |
WO2022020372A1 (en) * | 2020-07-22 | 2022-01-27 | Cryoport, Inc. | Dewar drying device |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351489A patent/JP2003148698A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019524113A (ja) * | 2016-07-25 | 2019-09-05 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | ヒーター管理 |
JP7256738B2 (ja) | 2016-07-25 | 2023-04-12 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | ヒーター管理 |
US11950327B2 (en) | 2016-07-25 | 2024-04-02 | Altria Client Services Llc | Heater management based on heater resistance |
WO2022020372A1 (en) * | 2020-07-22 | 2022-01-27 | Cryoport, Inc. | Dewar drying device |
GB2611945A (en) * | 2020-07-22 | 2023-04-19 | Cryoport Inc | Dewar drying device |
GB2611945B (en) * | 2020-07-22 | 2024-03-20 | Cryoport Inc | Dewar drying device |
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A521 | Written amendment |
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