JP2003148535A - クッション - Google Patents

クッション

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JP2003148535A
JP2003148535A JP2001347165A JP2001347165A JP2003148535A JP 2003148535 A JP2003148535 A JP 2003148535A JP 2001347165 A JP2001347165 A JP 2001347165A JP 2001347165 A JP2001347165 A JP 2001347165A JP 2003148535 A JP2003148535 A JP 2003148535A
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Osamu Nakagaki
理 中垣
Yasushi Ido
靖 井戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クッション部とクリップとの結合(組付け)
を簡単な作業にて行わせるようにする。 【解決手段】 緩衝機能を有する形態からなるものであ
って、ゴム状弾性体にて形成されるとともに、その底面
部11側に、T字状クリップ2の水平頭部21のところ
が嵌り込むように形成される横穴151及びこれに直角
に設けられるものであって底面部11に開口するように
形成されるとともにT字状クリップ2の垂直軸部22が
嵌り込むように形成された縦穴152からなる係合穴1
5を有するクッション部1と、プラスチック材にて形成
されるものであって全体がT字状の形態からなるととも
に当該T字部を形成する垂直軸部22の先端部から、そ
の付け根部221側に向かって拡がるように形成された
複数本の係合爪25を有するクリップ2と、からなるよ
うにする。クリップ2をクッション部1の係合穴15の
ところに係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアあるいはリッ
ド等に設けられるものであって、これらドアあるいはリ
ッド等の閉時に、当該ドア等に入力する衝撃力(荷重)
を緩和させるようにしたクッションに関するものであ
り、特に、その装着性(組付性)に優れているとともに
一旦組付けられた後は脱落等の問題の生ずることのない
ようにするために、クッション部をゴム材にて形成する
とともに係合部を形成するクリップは所定の剛性を有す
るプラスチック材にて形成させるようにした2部材から
なる組付式のクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2部材からなるクッションとして
は、例えば実開平1−63838号公報記載のようなも
のが挙げられる。このものは、ゴム材からなるクッショ
ン部と、プラスチック材にて形成されるクリップ部とか
らなるものであって、クッション部とクリップ部との結
合は、所定の形態に形成されたクリップ部を予め金型内
にインサートさせておくとともに、このような金型内に
所定のゴム材を注入することによってクッション部を形
成させ、これと同時に、クリップ部とクッション部との
一体化を行わせるようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいては、プラスチック材からなるクリップ部と
ゴム材からなるクッション部とは化学的に結合されてい
るものでは無い。また、クリップ部の結合部であってク
ッション部内に埋込まれる部分のクッション部への結合
の状態、すなわち、両者間における結合度も十分なもの
であるとは言い難い。これらのことから、この従来のも
のにおいては、上記クッション部に軸直角方向の荷重等
が加わったときに、クリップ部とクッション部とが乖離
してしまうおそれがあると言う問題点がある。このよう
な問題点を解決するために、2部材からなるものであっ
て、クッション部とクリップ部とが強固に結合されると
ともに、このような両者の結合を比較的簡単な作業にて
行なわせることのできるようにした2部材からなるクッ
ションを提供しようとするのが、本発明の目的(課題)
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、請求項1記載の発明においては、スト
ッパの役目を果すクッション部及び当該クッション部に
組付けられるものであって取付部材への装着に寄与する
クリップからなるクッションに関して、クリップを水平
頭部及びこれに直角状に設けられる垂直軸部からなるよ
うにするとともに、上記垂直軸部のところに取付部材に
係合する係合部を有するようにし、一方、上記クッショ
ン部を緩衝機能を発揮するように形成された形態からな
るものであって、上記クリップを形成する水平頭部を収
容する横穴及び上記クリップを形成する垂直軸部を収容
する縦穴を有するようにし、更に、上記横穴の一端から
水平方向に延長するように形成された貫通穴を有するよ
うにし、これら横穴及び縦穴、更には貫通穴の周りに弾
性変形部を形成させるようにした構成を採ることとし
た。このような構成を採ることにより、本発明のものに
おいては、簡単な組付作業にてクリップとクッション部
との一体化が成されようになる。そして、このようにし
て形成されたクッションは、ドアパネル等の取付部材へ
の取付けが簡単に行なわれるようになるとともに、一旦
取付けられた後は、上記係合部のところが取付部材に係
合するようになり、簡単には外れないようになる。
【0005】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のクッションに関して、上記クリップの水平頭
部の一端側を縦穴内に挿入するとともに、このようにし
て挿入されたクリップの水平頭部の一端側を上記クッシ
ョン部の側面部に開口するように形成された貫通穴内へ
導くようにし、このような状態において、上記クッショ
ン部を形成する弾性変形部を弾性変形させながら上記ク
リップの水平頭部全体を上記横穴内に嵌り込ませるよう
にするとともに、上記垂直軸部を上記縦穴内に嵌り込ま
せるようにし、これによって上記クッション部とクリッ
プとの一体化を行わせるようにした構成を採ることとし
た。
【0006】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、クリップのクッション部への組付け
が、単純なスナップ作業にて行われるようになるととも
に、このようにして組付けられた本クッションの、その
クリップとクッション部とは強固に結合されることとな
る。また、このようにして形成された本クッションは、
上記請求項1記載のものと同様、取付部材への取付けが
簡単に行われるとともに、一旦取付けられた後は、上記
係合部のところが取付部材に係合するようになり、簡単
には外れないようになる。
【0007】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1または
請求項2記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1または請求項2記載のクッションに
関して、上記クリップを形成する水平頭部を笠状の形態
からなるようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記
請求項1または請求項2記載のものと同様、クリップの
クッション部への組付けが単純な作業にて行うことがで
きるようになる。そして、このようにして一体化された
本クッションは、クッション部とクリップとの結合部を
形成するクリップの水平頭部が面積の広い笠状体にて形
成されるようになっていることより、両者は、より強固
に結合されることとなり、本クッションの使用中におい
て両者が乖離するようなことが無い。
【0008】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1または
請求項2記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1または請求項2記載のクッションに
関して、上記クリップをT字状の形態からなるようにし
た。このような構成を採ることにより、本発明のものに
おいても、上記請求項1または請求項2記載のものと同
様、クリップのクッション部への組付作業が簡単に行わ
れるようになる。特に、本発明のものにおいては、クリ
ップの全体形状がT字状の形態からなるものであるとこ
ろからクリップを形成する水平頭部のクッション部に設
けられた縦穴及び横穴への挿入が比較的簡単に行われる
ようになり、クリップのクッション部への組付作業が効
率良く行われるようになる。
【0009】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項4記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項4記載のクッションに
関して、上記クリップを形成する水平頭部の下方部のと
ころであって垂直軸部のところに、当該垂直軸部から、
その軸直角方向に張り出すように形成されたフランジ部
を設けるようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記
請求項1ないし請求項4記載のものと同様、クッション
部とクリップとの一体化、すなわち、組付作業が円滑に
行われるようになる。そして、本発明のものにおいて
は、これらに加えて、更に、上記クリップに設けられた
水平頭部とフランジ部とがクッション部に形成された弾
性変形部周りを挟み込むように保持することとなり、ク
リップとクッション部との一体化(結合)は強固に保持
されることとなる。その結果、本クッションの使用時等
において、クッション部とクリップとが乖離するような
ことが無い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図8を基に説明する。本実施の形態に関するも
のの、その構成は、図1及び図2に示す如く、円錐台状
の形態からなるものであって全体がゴム部材あるいはエ
ラストマーからなるクッション部1と、当該クッション
部1を形成する円錐台の底面部11のところから直立状
に設けられるものであって取付部材9に設けられた取付
穴91への取付に供せられるものであって全体が所定の
プラスチック材にて形成されるクリップ2と、からなる
ことを基本とするものである。
【0011】なお、上記クッション部1は、図1または
図2に示すような円錐台状の形態のものに限定されるも
のでは無く、この外に、円柱状の形態のもの、あるい
は、図8に示すような変形四角錐台状のもの等、要は衝
撃吸収機能あるいは緩衝機能を有するような形状のもの
であれば良い。そして、このような緩衝機能を有するも
のにおいて、その底面部11に近いところには、図1及
び図2に示す如く、T字状のクリップ2の嵌り込む係合
穴15が設けられるようになっている。この係合穴15
は、具体的には、図1ないし図4に示す如く、T字状ク
リップ2の水平頭部21が嵌り込む横穴151と、当該
横穴151に直角に設けられるものであって上記クリッ
プ2の垂直軸部22の付け根部221が嵌り込むように
形成された縦穴152と、からなることを基本とするも
のである。そして、このような構成からなる係合穴15
を形成する上記横穴151の一方の端部のところから
は、図1及び図3に示す如く、クッション部1の側面部
に開口するように形成された貫通横穴155が設けられ
るようになっている。また、このような横穴151の上
記貫通横穴155の設けられる側とは反対の側の端部の
ところには、後に述べるT字状クリップ2の水平頭部2
1が装着されたときに、当該水平頭部21の端末部に形
成された突起部211が嵌り込むように形成された凹部
154が設けられるようになっているものである(図3
参照)。そして更に、このような係合穴15を形成する
縦穴152の上記底面部11への開口部のところには、
図2及び図4に示す如く、平面視において所定の円形形
状からなる座ぐり部153が設けられるようになってお
り、ここには、後に述べるT字状クリップ2に設けられ
たフランジ部23が収まるようになっているものであ
る。また、上記縦穴152の周りには上記垂直軸部22
を保持する弾性保持部16及びクリップ2の組付け時に
大きく弾性変形をする弾性変形部17が設けられるよう
になっている。
【0012】次に、このような構成からなるクッション
部1の係合穴15に組付けられる(結合される)クリッ
プ2について説明する。このものは、基本的には、図5
及び図6に示す如く、T字状の形態からなるものであっ
て所定のプラスチック材にて形成されるようになってい
るものである。すなわち、図1及び図5に示す如く、T
字状を形成する水平頭部21と、これに対して直角に形
成される垂直軸部22と、からなることを基本とするも
のである。このような基本構成からなるものにおいて、
上記水平頭部21の両端末部のところには、下向きの突
起部211が設けられるようになっており、この突起部
211は、本クリップ2が上記クッション部1の係合穴
15に係合するようになったときに、係合穴15を形成
する横穴151に設けられた凹部154内に嵌り込み、
クリップ2のクッション部1内における位置決めを確実
に行わせるようにしているものである。なお、このよう
な構成からなるクリップ2の形態は、必ずしもT字状に
限定されるものではなく、この外に、水平頭部21のと
ころが円盤状に張り出すように形成された笠状のものか
らなるものであっても良い。
【0013】そして、このような水平頭部21の中央部
のところからは、直角状に垂直軸部22が設けられると
ともに、その付け根部221は上記係合穴15の縦穴1
52内に嵌り込むようになっているものである。そして
更に、この付け根部221の直下のところには傘状のフ
ランジ部23が設けられるようになっており、このフラ
ンジ部23と上記水平頭部21とにて、上記クッション
部1の縦穴152周りの弾性保持部16及び弾性変形部
17を挟み込むようになっているものである。また、こ
のような構成からなる上記フランジ部23の下方部のと
ころには、図2及び図6に示す如く、垂直軸部22の下
方部のところから上記傘状のフランジ部23側に向かっ
て拡がるように形成された複数本の係合爪25が設けら
れるようになっている。この係合爪25は、通常は、図
6に示す如く、開いた状態となっており、取付部材9等
に取付ける際には、その弾性力(バネ反力)に抗した状
態ですぼませる(閉じさせる)ことができるようになっ
ているものである。なお、この係合爪25は、本実施の
形態においては、2本が相対向するように設けられるよ
うになっているが、これに限られず、この外に垂直軸部
22を中心にして放射状に設けられるようなもの、ある
いは取付部材9に係合するようなものであれば、どのよ
うな形態から成るものであっても良い。
【0014】次に、このような構成からなるプラスチッ
ク製クリップ2とゴム材等からなるクッション部1との
結合(一体化)手順について、図7を基に説明する。ま
ず、図7の(A)に示す如く、クリップ2のT字部を形
成する水平頭部21の一方の端部側をクッション部1の
縦穴152内に挿入する。このような状態において、次
に、図7の(B)に示す如く、既に挿入されている水平
頭部21の一方の端部側をクッション部1の横穴151
内の貫通横穴155につながる方に、本クリップ2全体
をスナッピングさせながら押し込むようにする。そうす
ると、クリップ2の水平頭部21あるいは付け根部22
1が、クッション部1の係合穴15を形成する周りの部
分、すなわち、弾性変形部17を弾性変形させて、図7
の(B)に示す如く、係合穴15全体を大きく開いた状
態にする。このような状態において、クリップ2の水平
頭部21全体を横穴151内へ嵌まり込ませるようにす
る。このようなことから、上記弾性変形部17は、薄肉
状に形成されて、変形し易く形成されているものである
ことが望ましい。
【0015】このような水平頭部21の横穴151内へ
の嵌め込み作業において、上記クッション部1の側面部
のところには横穴151に連続して貫通横穴155が設
けられるようになっているので、係合穴15の周りに形
成される弾性変形部17の弾性変形が比較的容易に行わ
れ、クリップ2の水平頭部21及び付け根部221の上
記クッション部1の係合穴15内への装着作業が円滑に
行われるようになる。そして、このようにして一旦組み
付けられた後は、係合穴15の周りは、素材の有する弾
性力にて元の形態に戻ることとなるので、図7の(C)
に示す如く、クリップ2の水平頭部21とフランジ部2
3とがクッション部1の底面部11周りに係合すること
となり、両者の結合は確実に行われるようになる。ま
た、クリップ2の水平頭部21の端末部に設けられた突
起部211がクッション部1の横穴151に設けられた
凹部154内に嵌り込むようになり、クリップ2を形成
する水平頭部21の位置決め等も確実に行われるように
なる。従って、このようなクッションが取付部材9等に
取り付けられた状態において(図8参照)、両者1、2
の乖離等は生じないようになる。
【0016】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものの、その作用等について、図8を基に説明す
る。すなわち、本実施の形態のものにおいては、取付部
材9への取付けに寄与するクリップ2が所定の剛性を有
するプラスチック材にて形成されているとともに、取付
部材9に設けられた取付穴91への係合に寄与する係合
爪25は所定の反発力(バネ反力)を有するようになっ
ているので、この係合爪25を閉じさせてすぼませた状
態にて上記取付穴91内へ簡単に取付ける(装着させ
る)ことができるようになる。そして、一旦装着された
後は、上記係合爪25のところが、本来有している弾性
力(バネ反力)によって元の状態に戻って拡がった形態
となるので、この拡がった状態の係合爪25が取付部材
9の取付穴91のところに係合して、本クッションは、
取付部材9のところから簡単には脱落しないようにな
る。また、上記構成からなる本クッションのクッション
部1に形成された貫通横穴155の位置を、例えば図8
に示す如く、取付部材9の壁面側に来るように設定する
ことによって、クッションの装着後における使用時にお
いて、貫通横穴155が、外部からは見えないようにな
り、見栄えを損なうようなことが無くなる。また、本貫
通横穴155は短い方が望ましいので、場合によっては
クッション部1に設けられる係合穴15の位置をクッシ
ョン部1の軸中心線に対して偏心させた状態で設けるよ
うにすることも考えられる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、クリップを水平頭部及
びこれに直角状に設けられる垂直軸部からなるようにす
るとともに、上記垂直軸部の先端部のところに当該垂直
軸部のところから水平頭部側に向かって拡がるように形
成された複数の係合爪を有するようにし、一方、上記ク
ッション部を緩衝機能を発揮するように形成された形態
からなるものであって、上記クリップを形成する水平頭
部の係合する横穴及び上記クリップを形成する垂直軸部
の係合する縦穴を有するようにし、更に、上記横穴の一
端から水平方向に延長するように形成された貫通穴を有
するようにし、これら横穴及び縦穴、更には貫通穴の周
りに弾性変形部を形成させるようにした構成を採ること
としたので、簡単な組付作業にてクリップとクッション
部とを一体化させることができるようになった。そし
て、このようにして形成された本クッションは、上記係
合爪をすぼませることによって取付部材へ簡単に取付け
ることができるようになるとともに、一旦取付けられた
後は、上記係合爪が取付部材に係合するようになり、簡
単には外れないようになった。
【0018】また、本発明においては、上記クッション
部の係合穴へのクリップの組付けに当たっては、クリッ
プの水平頭部の一端側を上記係合穴の縦穴内に挿入する
とともに、このようにして挿入されたクリップの水平頭
部を形成する一端側を上記クッション部の側面部に開口
するように形成された貫通穴内へ導くようにし、このよ
うな状態において、上記クッション部を形成するもので
あって係合穴の周りに形成される弾性変形部を弾性変形
させながら上記クリップの水平頭部全体を上記横穴内に
嵌り込ませるようにするとともに、上記垂直軸部の付け
根部のところを上記縦穴内に嵌り込ませるようにした手
順を採ることとしたので、クリップのクッション部への
組付けが、単純なスナップ作業にて行われるようになる
とともに、このようにして組付けられた本クッション
の、そのクリップとクッション部とは強固に結合される
ようになった。そして、このようにして形成された本ク
ッションは、取付部材への取付けが簡単に行われるとと
もに、一旦取付けられた後は、上記係合爪のところが取
付部材に係合するようになり、簡単には外れないように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクッション部にT字状クリップ
の水平頭部が係合している状態を示す一部断面図であ
る。
【図2】クッション部とクリップとの係合状態を示す縦
断面図である。
【図3】本発明にかかるクッション部の横穴及び貫通横
穴の構成を示す横断面図である。
【図4】本発明にかかるクッション部の係合穴の構成を
示す部分断面図である。
【図5】本発明にかかるクリップの全体構成及びT字状
水平頭部の構造を示す一部断面図である。
【図6】クリップの全体構成を示す半断面図及び外観図
である。
【図7】本発明にかかるクッション部へのクリップ装着
手順を示す説明図である。
【図8】本発明にかかるクッションの取付部材への取付
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 クッション部 11 底面部 15 係合穴 151 横穴 152 縦穴 153 座ぐり部 154 凹部 155 貫通穴(貫通横穴) 16 弾性保持部 17 弾性変形部 2 クリップ 21 水平頭部 211 突起部 22 垂直軸部 221 付け根部 23 フランジ部 25 係合爪 9 取付部材 91 取付穴
フロントページの続き Fターム(参考) 3J036 AA01 BA01 CA01 CA06 3J059 AD02 BA55 BC05 BD01 CA08 CB06 CC03 EA12 GA50 3J066 AA03 AA24 BA01 BC01 BD05 BE08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパの役目を果すクッション部及び
    当該クッション部に組付けられるものであって取付部材
    への装着に寄与するクリップからなるクッションにおい
    て、クリップを水平頭部及びこれに直角状に設けられる
    垂直軸部からなるようにするとともに、上記垂直軸部の
    ところに取付部材に係合する係合部を有するようにし、
    一方、上記クッション部を緩衝機能を発揮するように形
    成された形態からなるものであって、上記クリップを形
    成する水平頭部を収容する横穴及び上記クリップを形成
    する垂直軸部を収容する縦穴を有するようにし、更に、
    上記横穴の一端から水平方向に延長するように形成され
    た貫通穴を有するようにし、これら横穴及び縦穴、更に
    は貫通穴の周りに弾性変形部を形成させるようにしたこ
    とを特徴とするクッション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクッションにおいて、上
    記クリップの水平頭部の一端側を縦穴内に挿入するとと
    もに、このようにして挿入されたクリップの水平頭部の
    一端側を上記クッション部の側面部に開口するように形
    成された貫通穴内へ導くようにし、このような状態にお
    いて、上記クッション部を形成する弾性変形部を弾性変
    形させながら上記クリップの水平頭部全体を上記横穴内
    に嵌り込ませるようにするとともに、上記垂直軸部を上
    記縦穴内に嵌り込ませるようにし、これによって上記ク
    ッション部とクリップとの一体化を行わせるようにした
    ことを特徴とするクッション。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のクッショ
    ンにおいて、上記クリップを形成する水平頭部を笠状の
    形態からなるようにしたことを特徴とするクッション。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のクッショ
    ンにおいて、上記クリップをT字状の形態からなるよう
    にしたことを特徴とするクッション。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載のクッショ
    ンにおいて、上記クリップを形成する水平頭部の下方部
    のところであって垂直軸部のところに、当該垂直軸部か
    ら、その軸直角方向に張り出すように形成されたフラン
    ジ部を設けるようにしたことを特徴とするクッション。
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