JP2003148280A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2003148280A JP2001341538A JP2001341538A JP2003148280A JP 2003148280 A JP2003148280 A JP 2003148280A JP 2001341538 A JP2001341538 A JP 2001341538A JP 2001341538 A JP2001341538 A JP 2001341538A JP 2003148280 A JP2003148280 A JP 2003148280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁部材の開弁バウンスを抑止する燃料噴射装
置を提供する。 【解決手段】 弁部材と一体で往復移動可能に弁ボディ
11に収容されている筒状の可動コア14と、一端部を
下流側の可動コア14の一端部に対向させ外周壁を弁ボ
ディ11の内周壁に密接させている筒状の固定コア12
とを備えた燃料噴射装置において、可動コア14におけ
る固定コア12との対向端部15に、筒孔54の外周側
で固定コア12に向かって突出し筒孔54に連なる環状
の突出部50と、突出部50の外周側で突出部50より
も凹み対向端部15の外周壁に連なる凹み部52とを形
成し、さらに対向端部15の外周壁と弁ボディ11の内
周壁との間のクリアランスの間隔dcを15〜25μm
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
エンジンという)の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料噴射装置の一種に、コイル部
で発生させた磁力により可動コアを固定コアに向かって
吸引し弁部材を可動コアとともにリフトさせ開弁するも
のが公知である。この燃料噴射装置では、固定コア及び
可動コアは筒状をなし、それぞれ筒内に燃料通路を形成
している。可動コアは筒状の弁ボディに往復移動可能に
収容され、固定コアはその一端部を下流側の可動コアの
一端部に対向させ、外周壁を弁ボディの内周壁に密接さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記燃料噴射装置にお
いて弁部材のリフト時には固定コアと可動コアとの間の
コア室に燃料が流入する。可動コアが固定コアに衝突す
る際の衝突速度をその流入燃料の油圧ダンピング効果に
より抑制し、弁部材の開弁バウンスを抑止することが考
えられている。しかし、コア室に流入した燃料は可動コ
アが固定コアに接近するにしたがって可動コア内の燃料
通路に流出したり、可動コアの外周壁と弁ボディの内周
壁との間のクリアランスを通じて流出する。そのため弁
部材のフルリフト直前においてコア室からの燃料の流出
を制限することができず、その結果、開弁バウンスを充
分に抑止することができなかった。
【0004】本発明の目的は、弁部材の開弁バウンスを
抑止する燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
燃料噴射装置によると、可動コアにおいて固定コアとの
対向端部の端面は、最外周縁に凹み部を形成し、もしく
は全体が平坦面であり、さらに可動コアは、外周壁と弁
ボディの内周壁との間にクリアランスを形成する。その
ため弁部材のフルリフト直前には、固定コアと可動コア
との間の燃料が可動コアの外周壁と弁ボディの内周壁と
の間のクリアランスを通じて流出するようになる。しか
しクリアランスの間隔は、固定コアと可動コアとの間か
らクリアランスを通じて流出する燃料の量を制限するよ
うに設定されているので、フルリフト直前には固定コア
と可動コアとの間の燃料が流出量の制限を受け油圧ダン
ピング効果を発現する。可動コアが固定コアに衝突する
ときの衝突速度はこの油圧ダンピング効果により抑えら
れるので、弁部材の開弁バウンスが充分に抑止される。
したがって、燃料噴射量を高精度に制御することができ
る。
【0006】本発明の請求項2記載の燃料噴射装置によ
ると、前記クリアランスの間隔は15〜25μmに設定
されているので、弁部材を高い応答性でフルリフトさせ
つつ弁部材の開弁バウンス量を抑制することができる。
【0007】本発明の請求項3に記載の燃料噴射装置に
よると、可動コアは固定コアとの対向端部に、筒孔の外
周側で固定コアに向かって突出し筒孔に連なる環状の突
出部と、突出部の外周側で突出部よりも凹み可動コアの
外周壁に連なる凹み部とを具備している。これにより、
突出部の外周側の凹み部を上記対向端部の広範囲に確保
できるので、その凹み部と固定コアとの間に燃料の流入
空間を大きく形成できる。そのため、油圧ダンピング効
果の設定自由度が高くなる。尚、「筒孔」とは、筒状の
可動コアの中心軸上を軸方向に延びる孔を意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例を図面に基づいて説明する。本発明の一実施例
による燃料噴射装置を図1及び図2に示す。燃料噴射装
置10のハウジング11は円筒状に形成されている。ハ
ウジング11は第1磁性筒部11a、非磁性筒部11b
及び第2磁性筒部11cから構成されている。
【0009】固定コア12は磁性材料で円筒状に形成さ
れている。固定コア12はハウジング11の燃料上流側
に同軸上に嵌入され、燃料下流側端部13の外周壁はハ
ウジング11の内周壁に密接している。固定コア12の
燃料下流側端部13の端面は、固定コア12の筒軸に垂
直な平坦面に形成されている。
【0010】可動コア14は磁性材料で円筒状に形成さ
れている。可動コア14は、燃料上流側端部15を固定
コア12の燃料下流側端部13に対向させてハウジング
11に同軸上に収容され、弁部材20と一体で軸方向に
往復移動可能である。以下、固定コア12と対向する可
動コア14の燃料上流側端部15を可動コア側対向端部
15といい、可動コア14と対向する固定コア12の燃
料下流側端部13を固定コア側対向端部13という。可
動コア14の筒壁を貫通する流出孔25は、筒内外を連
通する燃料通路を形成している。
【0011】可動コア側対向端部15には突出部50と
凹み部52とが形成されている。図1及び図3に示すよ
うに、突出部50は可動コア14の筒孔54の外周側に
環状に形成され、固定コア12に向かって突出してい
る。突出部50の先端面には可動コア14の中心軸、す
なわち可動コア14の移動方向軸に垂直かつ平坦な当接
面56が形成されている。当接面56は弁部材20のフ
ルリフトの際に固定コア側対向端部13の端面に当接
し、それ以外のときには固定コア側対向端部13の端面
に対向しギャップ60を形成する。突出部50の内周縁
は筒孔54の縁に連なっている。凹み部52は突出部5
0の外周側に環状に形成され、固定コア12とは反対側
に向かって突出部50よりも凹んでいる。凹み部52の
底面の外周縁は、可動コア側対向端部15の外周壁の縁
に連なっている。凹み部52の底面は固定コア側対向端
部13の端面に対向し、それら凹み部52と固定コア側
対向端部13との間にコア室80が形成される。突出部
50の外周縁と凹み部52の内周縁とを接続する接続部
58は、凹み部52から突出部50に近づくにつれ固定
コア12側に向かって傾斜するテーパ状に形成されてい
る。
【0012】可動コア14は任意の移動位置で、可動コ
ア側対向端部15の外周壁とハウジング11の内周壁と
の間にクリアランス70を形成する。このクリアランス
70は可動コア側対向端部15の外周側に均一に形成さ
れる。本実施例においてクリアランス70の間隔dc
15〜25μm、好適には20μm程度に設定される。
後に比較例を示すように、間隔dcを25μmより大き
く設定すると充分な油圧ダンピング効果が得られず開弁
バウンスを抑止できなくなり、クリアランスの間隔dc
を15μm未満に設定すると油圧ダンピング効果が効き
過ぎて弁部材20の開弁応答性が悪化し、弁部材20が
フルリフトしなくなる。
【0013】弁ボディ17は円筒状に形成されている。
ハウジング11の燃料下流側は弁ボディ17に同軸上に
嵌入されている。弁ボディ17は、ハウジング11とは
反対側端部で弁ボディ本体18をかしめている。ハウジ
ング11、弁ボディ17及び弁ボディ本体18が特許請
求の範囲に記載された「弁ボディ」を構成している。弁
ボディ本体18にはその燃料下流側端部に噴孔18bが
形成され、噴孔18bの上流側に弁座18aが形成され
ている。
【0014】弁部材20は、ハウジング11、弁ボディ
17及び弁ボディ本体18に往復移動可能に収容されて
いる。弁部材20の先端部に形成された当接部21は、
弁ボディ本体18の弁座18aに着座可能である。当接
部21が弁座18aに着座することで噴孔18bが閉塞
される。一方、当接部21が弁座18aから離座するこ
とで噴孔18bが開放される。弁部材20は、当接部2
1とは反対側端部に形成された接合部22において可動
コア14の燃料下流側端部に嵌入されている。
【0015】アジャスティングパイプ32は固定コア1
2に圧入され、内部に燃料通路を形成している。スプリ
ング31はその一端部でアジャスティングパイプ32に
係止され、他端部で可動コア14に係止されている。ア
ジャスティングパイプ32の圧入量を調整することでス
プリング31の荷重を変更できる。スプリング31の付
勢力により可動コア14及び弁部材20が弁座18aに
向かって付勢されている。
【0016】コネクタ36はハウジング11の燃料上流
側端部に嵌入され、内部に燃料通路を形成している。コ
ネクタ36内の燃料通路はアジャスティングパイプ32
内の燃料通路に連通している。フィルタ35はコネクタ
36内の燃料通路中に配設されている。フィルタ35
は、高圧ポンプ等で圧送されコネクタ36内に流入する
燃料中の異物を除去する。固定コア12内にフィルタ3
5を通して流入した燃料は、アジャスティングパイプ3
2内の燃料通路、可動コア14内の燃料通路、流出孔2
5が形成する燃料通路、弁ボディ17の内周壁と弁部材
20の外周壁との間を順次通過し、弁部材20が弁座1
8aから離座したときには、当接部21と弁座18aと
の間に形成される開口を通過し噴孔18bに導かれる。
尚、可動コア14の突出部50が固定コア12に当接し
ていないとき、アジャスティングパイプ32内の燃料通
路を通過した燃料は固定コア側対向端部13と突出部5
0との間を抜けてコア室80に流入する。
【0017】ハウジング11の外周には樹脂製のスプー
ル41が装着され、そのスプール41の外周にはコイル
部40が巻回されている。スプール41及びコイル部4
0の外周を樹脂モールドしたコネクタ45が覆ってい
る。ターミナル46はコネクタ45に埋設されており、
コイル部40と電気的に接続している。ターミナル46
を通じ駆動パルスがコイル部40に供給される。
【0018】次に、燃料噴射装置10の作動について説
明する。 (1)コイル部40に供給する駆動パルスのオフ中、弁
部材20及び可動コア14はスプリング31の付勢力に
より図2の下方、すなわち閉弁方向に移動して当接部2
1が弁座18aに着座する。これにより、噴孔18bか
らの燃料噴射が遮断される。 (2)コイル部40に供給する駆動パルスをオンする
と、コイル部40に発生した磁力により可動コア14が
スプリング31の付勢力に抗し固定コア12に向かって
吸引される。これにより弁部材20がリフトして当接部
21が弁座18aから離座し、燃料が当接部21と弁座
18aとの間から噴孔18bに流入して噴孔18bから
噴射される。
【0019】次に、本実施例の燃料噴射装置10の特性
について比較例と比較しつつ説明する。本実施例として
は、クリアランス70の間隔dcを20μmに設定した
ものについて説明する。比較例1及び2は、クリアラン
ス70の間隔dc以外については本実施例と同じ構成で
ある。比較例1及び2ではそれぞれクリアランス70の
間隔dcを10μm及び30μmに設定している。図4
は、本実施例及び比較例1、2における突出部50と固
定コア12との間の間隔dg(図1参照)と、燃料ダン
パ係数Cとの関係を示す特性図である。ここで燃料ダン
パ係数Cは、コア室80の燃料により奏される油圧ダン
ピング効果の程度を表す数値である。燃料ダンパ係数C
の値が大きいほど油圧ダンピング効果が高い。図5は、
本実施例及び比較例1、2における弁リフト量の経時変
化を模式的に示す特性図である。尚、図5の各分図にお
いて縦軸上のFLはフルリフト時のリフト量を示す。
【0020】本実施例では、まず弁部材20が閉弁状態
からフルリフト直前に至るまでは、コア室80の燃料が
突出部50と固定コア側対向端部13との間を抜けて可
動コア14内の燃料通路に流出するか、あるいはクリア
ランス70を通じて流出する。次にフルリフト直前にな
ると、突出部50と固定コア12との間のギャップ60
の間隔dgが極小となりギャップ60を燃料が流通し難
くなるので、コア室80の燃料の漏出がクリアランス7
0からのものに支配される。尚、以上説明した特性は、
比較例1及び2においても同様である。
【0021】しかし、比較例1ではクリアランス70の
間隔dcが30μmと大き過ぎるため、コア室80から
多量の燃料がクリアランス70を通じて流出する。その
ため突出部50が固定コア12に当接する直前にあって
も、図4(a)に示すように、燃料ダンパ係数Cを充分
に増大させることができない。したがって、突出部50
が固定コア12に衝突するときその衝突速度を充分に抑
制することができず、図5(a)に実線円で囲んで示す
ように開弁バウンスを充分に抑止できないので、燃料噴
射量を高精度に制御することが困難となる。
【0022】また比較例2では、クリアランス70の間
隔dcが10μmと小さ過ぎるため、コア室80からク
リアランス70を通じて流出する燃料の量が少なくなり
過ぎる。これにより燃料ダンパ係数Cは図4(c)に示
すように、突出部50が固定コア12に当接する直前に
急激に増大する。その結果、図5(c)に示すように、
弁部材20の開弁応答性が悪くなり、また弁部材20が
フルリフトせず所望量の燃料が噴孔18bから噴射され
なくなる。
【0023】以上の比較例1及び2に対し本実施例で
は、クリアランス70の間隔dcが20μmに設定され
ているので、コア室80からクリアランス70を通じて
流出する燃料が適度に制限される。これにより燃料ダン
パ係数Cは図4(b)に示すように、突出部50が固定
コア12に近づくにつれ緩やかに増大していく。そして
突出部50が固定コア12に当接する直前には、燃料ダ
ンパ係数Cが弁バウンスを低減できる程度に大きく、か
つ弁部材20のリフトを妨げない程度に小さな値とな
る。この燃料ダンパ係数Cの実現により図5(b)に示
すように、弁部材20を高い応答性でフルリフトさせる
ことができる。しかも突出部50が固定コア12に衝突
するときの衝突速度を抑えることができ、したがって図
5(b)に実線円で囲んで示すように弁部材20の開弁
バウンス量を抑制できる。このように本実施例ではクリ
アランス70の間隔dcを適正値に設定するだけで、コ
イル部40、固定コア12、可動コア14等からなる磁
気回路の構成を変更しなくても開弁バウンスを抑止でき
る。開弁バウンスの抑止効果は、燃料噴射量を高精度に
制御することを可能にする。
【0024】本実施例では、突出部50の内周縁が可動
コア14の筒孔54の縁に直接連なり、突出部50の内
周側には固定コア12とは反対側に向かって凹む凹み部
が形成されていない。さらに突出部50の外周側の凹み
部52が環状に形成されている。このような構成では凹
み部52を可動コア側対向端部15の広範囲に形成する
ことができるので、凹み部52と固定コア側対向端部1
3との間にコア室80を大きく確保することもできる。
したがって凹み部52の形成面積を変化させることで、
燃料ダンパ係数Cを要求に応じた種々の値に設定でき
る。
【0025】尚、固定コア12とは反対側に向かって凹
む凹み部を突出部50の内周側に形成してもよいし、突
出部50の外周側に所定数の凹み部52を周方向で互い
に間隔をあけて形成してもよい。また、上記実施例では
テーパ状の接続部58を設け突出部50と凹み部52と
を階段状につなげているが、凹み部52の内周縁を突出
部50の外周縁に直接接続し、突出部50の外周縁から
可動コア側対向端部15の外周壁の縁に近づくにつれ徐
々に凹むように凹み部52を構成してもよい。さらに、
固定コア12とは反対側に向かって凹む凹み部を可動コ
ア側対向端部15に何ら形成しないで、可動コア側対向
端部15の端面全体を可動コア14の移動方向軸に垂直
な平坦面に形成してもよい。
【0026】上記実施例では可動コアの外周壁と弁ボデ
ィ(ハウジング10)の内周壁との間のクリアランスの
間隔を15〜25μmに設定しているが、クリアランス
の間隔については燃料噴射装置の仕様に応じ各燃料噴射
装置で所望の特性が得られる値に適宜設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料噴射装置の要部を
模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例による燃料噴射装置を示す断
面図である。
【図3】図1に示す可動コアの上流側端部を模式的に示
す平面図である。
【図4】本発明の一実施例及び比較例における突出部−
固定コア間の間隔と燃料ダンパ係数との関係を示す特性
図である。
【図5】本発明の一実施例及び比較例における弁リフト
量の経時変化を模式的に示す特性図である。
【符号の説明】
10 燃料噴射装置 11 ハウジング(弁ボディ) 12 固定コア 13 固定コア側対向端部 14 可動コア 15 可動コア側対向端部 17 弁ボディ 18a 弁座 18b 噴孔 18 弁ボディ本体(弁ボディ) 20 弁部材 21 当接部 40 コイル部 50 突出部 52 凹み部 54 筒孔 70 クリアランス
フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AB02 BA22 BA31 BA40 BA51 CC03 CC05T CC61 CE13 CE23 CE24 DA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴孔の上流側に弁座を有する筒状の弁ボ
    ディと、 前記弁ボディに往復移動可能に収容され、前記弁座に着
    座可能な当接部を有し、前記当接部が前記弁座に着座す
    ることにより前記噴孔を閉塞し前記弁座から離座するこ
    とにより前記噴孔を開放する弁部材と、 前記弁部材と一体で往復移動可能に前記弁ボディに収容
    されている筒状の可動コアと、 一端部を下流側の前記可動コアの一端部に対向させ、外
    周壁を前記弁ボディの内周壁に密接させている筒状の固
    定コアと、 前記固定コアに向かって前記可動コアを吸引する磁力を
    発生するコイル部と、を備える燃料噴射装置であって、 前記可動コアにおいて前記固定コアとの対向端部の端面
    は、最外周縁に凹み部を形成し、もしくは全体が平坦面
    であり、 前記可動コアは、外周壁と前記弁ボディの内周壁との間
    にクリアランスを形成し、 前記クリアランスの間隔は、前記固定コアと前記可動コ
    アとの間から前記クリアランスを通じて流出する燃料の
    量を制限するように設定されていることを特徴とする燃
    料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記クリアランスの間隔は15〜25μ
    mに設定されていることを特徴とする請求項1記載の燃
    料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記可動コアは、前記固定コアとの対向
    端部に、 筒孔の外周側で前記固定コアに向かって突出し、前記筒
    孔に連なる環状の突出部と、 前記突出部の外周側で前記突出部よりも凹み、前記可動
    コアの外周壁に連なる凹み部と、を具備していることを
    特徴とする請求項1又は2記載の燃料噴射装置。
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