JP2003147306A - 導電性接着剤 - Google Patents
導電性接着剤Info
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Abstract
に低抵抗な接続を達成できる導電性接着剤を提供するこ
と。 【解決手段】 導電性接着剤において、熱硬化性樹脂
と、硬化剤と、熱可塑性樹脂と、カップリング剤と、イ
ンジウムフィラーとを含むこととした。好ましくは、更
に、粒状または鱗片状の銀フィラーを含む。カップリン
グ剤は、シリコーン系カップリング剤であり、硬化促進
剤は、イミノ基のHをエポキシ基を有する原子団で置換
した変性イミダゾール化合物であり、熱可塑性樹脂は、
ポリメチルメタクリレートであるのが好ましい。
Description
品の接合に使用するための、導電性接着剤に関する。
るに際しては、一般に、実装部品の電極と基板の電極と
をハンダ材料により接続する方式が採用されている。し
かし、近年、低温接合性および対環境性の観点より、ハ
ンダ材料に代えて導電性接着剤を用いた接続方式が望ま
れる場合も多くなってきた。導電性接着剤としては、導
電粒子である銀フィラーを樹脂分に分散させたものが広
く使用されている。導電性接着剤による表面実装部品の
接合においては、まず、部品と基板との間に介在させた
導電性接着剤を押圧することによって、電気的接続を目
的とする実装部品電極と基板電極との間において、銀フ
ィラーが相互に連接する状態とする。この状態で樹脂分
を硬化させることによって、当該電極間が電気的に接続
されるとともに、基板に対して実装部品が機械的に接合
される。
使用されてきた63%Sn―Pbハンダの融点は183
℃である。そのため、例えば63%Sn―Pbハンダを
用いたハンダ接合においては、接合部を少なくとも18
3℃以上、一般に200℃以上に加熱する必要があり、
特に耐熱性の低い部品の使用が制限される場合が多かっ
た。これに対して、接着剤によると、150℃程度の比
較的低温でも硬化反応が進行して接着が達成されるた
め、ハンダ材料より低温で接合することができる。ま
た、従来のハンダ材料の多くは、上掲の63%Sn―P
bハンダのようにPbを含んでおり、環境保護の観点か
らは好ましくなかった。これに対し接着剤は、Pbを含
まずに、環境面において適した成分で構成することがで
きる。このような接着剤については、例えば特開平9−
241351号公報および特開平10−251606号
公報に開示されている。
接着剤においては、導電粒子が接触することによって電
極間の導通が達成される。そのため、従来、所望される
導電性を達成するために、導電粒子である銀フィラーは
比較的多量に添加されていた。しかしながら、導電性を
向上すべく即ち低抵抗を達成すべく銀フィラーの添加量
を増加させるほど、有機成分である樹脂分中の無機成分
ないし銀フィラーの含有率が高くなり、導電性接着剤の
接合強度が低下する傾向にある。そのため、従来の導電
性接着剤によると、表面実装部品−基板間の接続におい
て、良好な機械的接合強度とともに低抵抗な電気的接続
を達成するのが困難であった。
性の観点から好ましいという理由で、樹脂分の主剤とし
て熱硬化性樹脂が使用される。しかし、熱硬化性樹脂の
みでは、一旦硬化すると、加熱によっても溶融せず、溶
剤に対しても溶解しない。そのため、従来の導電性接着
剤によると、表面実装部品−基板間の接合において、リ
ペアが困難であるという問題を有していた。リペアと
は、部品と基板との接合に不良が生じている場合など
に、部品を基板から取り外し、不具合を解消しつつ、基
板における当該取り外し箇所に対して部品を再び接合す
ることをいう。
されたものであって、上述の従来の問題点を解消ないし
軽減することを課題とし、リペア可能であって、良好な
接合強度とともに低抵抗な接続を達成できる導電性接着
剤を提供することを目的とする。
導電性接着剤は、熱硬化性樹脂と、硬化剤と、熱可塑性
樹脂と、カップリング剤と、インジウムフィラーとを含
むことを特徴とする。
って、良好な接合強度とともに低抵抗な接続を達成でき
る導電性接着剤を提供することができる。本発明に係る
導電性接着剤は、熱硬化性樹脂に加えて熱可塑性樹脂を
含む。熱可塑性樹脂は、一旦固化した後であっても、加
熱によって溶融可能であるうえに、適当な溶剤に対して
も溶解可能である。そのため、熱硬化性樹脂と熱可塑性
樹脂とを含む接着剤を硬化させた後、加熱や適当な溶剤
を当該接着剤に作用させると、熱可塑性樹脂成分は溶融
または溶解されて除去される。これとともに、一部の熱
硬化性樹脂成分は、基板などから剥離される。一方、他
の一部の熱硬化性樹脂成分は、基板表面などに残差とし
て付着した状態をとる。この残差は、適当な溶剤により
物理的に拭き取り可能である。したがって、熱硬化性樹
脂と熱可塑性樹脂とを含む本発明の導電性接着剤を使用
して表面実装用電子部品を基板に接合した場合、当該部
品についてリペア可能なのである。
ジウムフィラーを含んでいる。インジウム(In)は、
比較的低い抵抗率を示すとともに、モース硬度1.2の
軟質金属である。インジウムフィラーは、粉状のインジ
ウムであり、押圧力を受けると、変形して、隣接インジ
ウムフィラーとの良好な接触状態が形成され易い。その
ため、導電粒子としてインジウムフィラーを用いる場合
には、比較的少量の導電粒子で充分な電気的接続を達成
することができる。すなわち、導電粒子としてインジウ
ムフィラーを用いる場合には、接合強度低下を招来して
しまう程の多量の導電粒子を添加することなく、低抵抗
な接続を達成することができるのである。このように、
本発明に係る導電性接着剤によると、リペア可能であっ
て、良好な接合強度とともに低抵抗な接続を達成可能で
ある。
500μm以下である。また、当該インジウムフィラー
の含有率は5〜80wt%であるのが好ましい。
て、更に、銀フィラーを含んでいてもよい。その場合、
銀フィラーは、好ましくは、粒状または鱗片状である。
また、銀フィラーの含有率は、好ましくは10〜90w
t%であり、より好ましくは30〜90wt%である。
銀フィラーの形状について、粒状とは、いわゆる、球
形、擬似球形、および不定形を含む。このような粒状ま
たは鱗片状の銀フィラーをインジウムフィラーとともに
添加することによっても、接合強度低下を招来してしま
う程の多量の導電粒子の添加を回避しつつ、低抵抗な接
続を達成することが可能である。
熱硬化性樹脂、例えばエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリウレタン樹脂、ユリア樹脂、フェノール樹脂などが
挙げられる。なかでも、エポキシ樹脂が最も好ましく用
いられる。
イプのグリシジルエーテル型、多官能タイプのグリシジ
ルエーテル型、グリシジルエステル型、およびグリシジ
ルアミン型のいずれをも用いることができる。
サイクリックジエポキシアセタール型、アリサイクリッ
クジエポキシアジペート型、アリサイクリックジエポキ
シカルボキシレート型、ビニルシクロヘキセンジオキシ
ド型、ビニルトリシクロデセン型などが挙げられる。
キシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型、臭素化
ビスフェノールA型、水添ビスフェノールA型、ビスフ
ェノールF型、ビスフェノールS型、ビスフェノールA
F型、ビフェニル型、ナフタレン型、フルオレン型など
が挙げられる。
キシ樹脂としては、例えばフェノールノボラック型、オ
ルソクレソーンノボラック型、DPPノボラック型、ト
リス・ヒドロキシフェニルメタン型、テトラフェニロー
ルエタン型などが挙げられる。
は、例えばフタル酸誘導体や合成脂肪酸などのカルボン
酸と、エピクロロヒドリン(ECH)との縮合により製
造されたものが挙げられる。
は、例えばテトラグリシジルジアミノジフェニルメタン
(TGDDM)、トリグリシジルジイソシアネート(T
GIC)、ヒダントイン型、1,3−ビス(N,N−ジ
グリシジルアミノメチル)シクロヘキサン(TETRA
D−D)、アミノフェノール型、アニリン型、トルイジ
ン型などが挙げられる。
も複数種を併用してもよいが、ビスフェノールF型のも
のが特に好ましく用いられる。
水物硬化剤、アミン系硬化剤、イミダゾール系硬化剤な
どが挙げられる。硬化剤の添加量は、使用すべき硬化剤
の種類や達成すべき硬化速度、あるいは接着剤のポット
ライフなどの種々の要因を考慮して適宜設定すべきある
が、熱硬化性樹脂100重量部に対して、好ましくは5
0〜200重量部の範囲とされる。
無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、
メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、
テトラブロモ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水
ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水
物などが挙げられる。
アミン、トリエチレンテトラミン、メンセンジアミン、
イソホロンジアミン、メタキシレンジアミン、ジアミノ
ジフェニルメタン、メタフェニレンジアミン、ジアミノ
ジフェニルスルフォンなどが挙げられる。
ニル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダ
ゾール、2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾー
ル−(1)]−エチル−S−トリアジン、1−シアノエチ
ル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノ
エチル−2−ウンデシルイミダゾール、2−フェニル−
4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−
フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾールな
どが挙げられる。
可塑性樹脂により被覆されたもの即ちマイクロカプセル
タイプのものを用いる。硬化剤の表面が熱可塑性樹脂に
より被覆されていると、熱可塑性樹脂が溶融しない限り
は主剤と硬化剤とは反応しない。このため、接着剤を一
液型として構成しても、常温でのポットライフが著しく
向上する。更に、一液型として構成すれば、使用時に主
剤と硬化剤とを混合する必要はなく、しかも冷凍保存も
不要となって解凍作業が不要となるから、作業性に優れ
るといった利点を享受することもできる。イミダゾール
系硬化剤を被覆するための熱可塑性樹脂は、主剤や硬化
剤の種類(反応が活性化する温度)との関係などを考慮
して適宜選択される。本発明では、融点が50〜200
℃の範囲にある熱可塑性樹脂が好ましく使用され、この
ような熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アク
リル樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン樹脂、ポリオキシメチレンな
どが挙げられる。
例えば有機ホスフィン類、イミダゾール類、ジアザビシ
クロウンデセン、ジアザビシクロウンデセントルエンス
ルホン酸塩、ジアザビシクロウンデセンオクチル酸塩な
どが挙げられる。これらは、硬化促進剤として、単独で
用いてもよいし複数種を併用してもよい。硬化促進剤の
添加量は、使用される硬化剤の種類や添加量、達成すべ
き硬化速度などを考慮して適宜設定すべきあり、熱硬化
性樹脂100重量部に対して、好ましくは1〜50重量
部の範囲とされる。
ェニルホスフィン、トリメタトリルホスフィン、テトラ
フェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、トリフ
ェニルホスフィントリフェニルボランなどが挙げられ
る。
掲したものを用いることができる。イミダゾール類を用
いる場合には、好ましくは、変成イミダゾール化合物を
用いる。変性イミダゾール化合物とは、例えば2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール、2−フェニイミダゾー
ル、2−フェニ−4−メチルイミダゾール、1−ベンジ
ル−2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メ
チルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミ
ダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチル
イミダゾール、1−メチル−2−エチルイミダゾールな
どのイミダゾール化合物において、イミノ基(−NH
−)のHを、エポキシ環を有するアルキル基などの原子
団により置換したものをいうものとする。
合物のイミダゾール環は、下記化学式(1)に示すよう
に五員環内に2つの窒素原子を有し、これらの窒素原子
の部分の反応性が高くなっている。そして、一方の窒素
原子(1位)がイミノ基(−NH−)を構成し、他方の
窒素原子(3位)は炭素原子と単結合および二重結合し
ている。この構成では、1位の窒素は、イミノ基を構成
する水素が外れて活性化し、3位の窒素は、二重結合の
一方の結合が切れて活性化する。この場合、1位の窒素
は3位の窒素に比べて活性化状態となり易いが(二重結
合を切断するよりも水素原子が外れるほうが容易であ
る)、活性化後の反応性は1位の窒素のほうが3位の窒
素よりも低い。このため、1位の窒素が活性化しても、
本来意図している主剤および硬化剤による硬化反応を充
分に促進することができない。
好ましくは、3位の窒素が先に活性化されるように、下
記化学式(2)に示すように、イミノ基(−NH−)の
Hを、他の原子団R、例えばエポキシ基を有するアルキ
ル基などの原子団で置換したイミダゾール化合物を使用
する。これにより、イミダゾール化合物の反応は、主と
して活性化後の反応性の高い3位の窒素により起こるた
め、主剤および硬化剤の硬化反応を充分に促進すること
ができる。
は、アクリル樹脂、ポリエーテルサルフォン(PE
S)、ポリエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン酢
酸ビニル共重合体、エチレンアクリレート共重合体、ポ
リアミド樹脂、ブタジエンゴム/スチレン共重合体、フ
ェノキシ樹脂などを挙げることができる。また、アクリ
ル樹脂としては、ポリメチルメタアクリレート、メチル
メタアクリレート、ステアリルアクリレートなどが挙げ
られる。これらの熱可塑性樹脂は、単独で使用しても、
複数種を併用してもよく、通常は固体として樹脂組成物
に添加される。
点を適切に低下させるとともに、一定以上の接合強度を
確保するために、熱硬化性樹脂100重量部に対して、
好ましくは3〜150重量部の範囲とされる。
組成物を拭き取る際の溶剤としては、N−メチル−2−
ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ、メチル
カルビトール、カルビトール、カルビトールアセテー
ト、酢酸ブチルセロソルブ、酢酸エチルセロソルブ、酢
酸メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブなどが挙げられる。これらの溶
剤は単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
は、シリコーン系カップリング剤、シラン系カップリン
グ剤、チタネート系カップリング剤などを挙げることが
できる。カップリング剤は、単独で使用しても、複数種
を併用してもよい。また、カップリング剤の添加量は、
熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂120重量部に対し
て、好ましくは0.1〜20重量部の範囲とする。
ーにおいて既に主鎖にシロキサン結合を有するカップリ
ング剤であり、その側鎖の一部が変性処理を受けて、モ
ノマーあたり一般に複数の有機反応基、有機相溶性基、
有機抑制基などが導入されている。例えば、アルコキシ
ル基、エポキシ基、カルボキシル基、カルビノール基、
アルキル基、アラルキル基などである。所定の有機反応
基、有機相溶性基、有機抑制基などを側鎖に対して規則
的に導入することができるため、シリコーン系カップリ
ング剤は、例えばシラン系カップリング剤と比較して化
学的ないし物理的に多様性があり自由度の高いカップリ
ング剤であるといえる。シリコーン系カップリング剤と
しては、例えば、ポリジメチルシロキサンをグリシロキ
シプロピル変性、ポリオキシレン変性、アルコキシ変
性、またはこれらを組み合わせた変性などの処理を施し
たものを挙げることができる。具体的には、グリシロキ
シプロピル・ポリオキシエチレン・アルコキシ変性ポリ
ジメチルシロキサンが挙げられる。シリコーン系カップ
リング剤は、このような多様な変性基を有することによ
り、有機材料と無機材料との間の親和性を高めるという
カップリング剤に要求される機能が高い。したがって、
導電性接着剤にシリコーン系カップリング剤を添加する
ことによって、導電性接着剤の硬化状態において、接着
対象物と熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂との接着性、
および、インジウムフィラーと熱硬化性樹脂および熱可
塑性樹脂との接着性を高めることができる。その結果、
接合強度が向上させることが可能となる。
ビニルトリクロロシラン、ビニルトリス(2−メトキシ
エトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリメトキシシラン、γ−グリシドキプロピルトリ
エトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシランなどが挙げられ
る。
えばイソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イ
ソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタネート、
イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)
チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホス
ファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデ
シルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジア
リルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシ
ル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロ
ホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジ
オクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、イ
ソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソプロピル
ジメタクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピ
ルイソステアロイルジアクリルチタネート、イソプロピ
ルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート、イソプ
ロピルトリクミルフェニルチタネート、イソプロピルト
リ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネートなど
が挙げられる。
本発明の導電性接着剤を構成してもよい。消泡剤として
は、例えばシリコーンオイルやシリカのほか、イソパラ
フィンや高級脂肪族アルコールなどが挙げられ、その添
加量は、熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂100重量部
に対して1重量部以下とするのが好ましい。一方、粘度
調整剤としては、例えば液体アクリルなどを挙げること
ができ、その添加量は、熱硬化性樹脂および熱可塑性樹
脂100重量部に対して1重量部以下とするのが好まし
い。
態を実施例として記載する。併せて、比較例も記載す
る。
スフェノールF型エポキシ樹脂(商品名:830LV
P、大日本インキ製)100重量部と、イミダゾール系
硬化剤(商品名:BUR439、旭電化製)20重量部
と、硬化促進剤としての、イミノ基(−NH−)のHを
エポキシ環を有するアルキル基で置換した変成イミダゾ
ール化合物(商品名:PN23、味の素製)20重量部
と、熱可塑性樹脂としてのポリメチルメタクリレート
(アルドリッチ製)20重量部と、シリコーン系カップ
リング剤(商品名:MAC−2101、日本ユニカー
製)1.0重量部と、を均一に攪拌混合したものに、イ
ンジウム(高純度化学製)を冷凍粉砕して平均粒径10
0μmとしたものを、インジウムの含有率が55wt%
となるように添加混合し、本実施例の導電性接着剤を調
製した。
電性接着剤によって、銅基板同士を、基板間に一定のギ
ャップを設けつつ押圧接着し、当該導電性接着剤の電気
抵抗を測定した。その結果、本実施例の導電性接着剤
は、1.0×10-5Ω・cmという低い抵抗率を示し
た。
調製した導電性接着剤を用いて、45個の端子電極(1
00μmピッチ)を有するQFP(Quad Flat Packag
e)を、このQFPの端子電極に対応して45個の電極
パッドを有するガラス基板に接合した。具体的には、ま
ず、スクリーン印刷により導電性接着剤をガラスエポキ
シ基板の電極部に塗布した。次に、基板電極に対してQ
FP電極を位置合わせしつつ、225g(5g/端子)
の荷重でQFPを基板にタッキングした。次に、リフロ
ー炉を通過させることにより、導電性接着剤を硬化させ
た。このとき、リフロー炉通過時間を3分間とし、その
うち最高温度150℃の保持時間は10秒間とした。こ
のようにして、本実施例のサンプルを作製した。
プルについて接合安定性を調べた。具体的には、サンプ
ルにおける各電気的接続点の初期導通抵抗を測定した後
に、−65〜125℃の範囲で温度サイクル試験を行
い、再び導通抵抗を測定した。温度サイクル試験におい
ては、まずサンプルを−65℃で15分間冷却し、次に
室温まで温度を上昇させて10分間放置し、更に125
℃まで温度を上昇させて15分間加熱することを1サイ
クルとし、このサイクルを500回繰り返した。その結
果、全ての接続点において、サイクル試験後の抵抗の上
昇はサイクル試験前の抵抗に対して10%以下と良好で
あり、導通不良も見られなかった。このように、本実施
例の導電性接着剤を使用して接合したQFPとガラスエ
ポキシ基板とは、温度が変化しても安定して接合されて
いることが確認された。
のとは別に用意した本実施例のサンプルについて、リペ
ア性を調べた。具体的には、まず、150℃の温度下で
垂直方向の負荷を作用させて、ガラスエポキシ基板から
QFPを取り外した。取り外した後、ガラスエポキシ基
板の表面を観察したところ、基板の劣化はなく、また電
極剥離も見られなかった。次に、100℃に加熱した状
態において、有機溶媒であるNMP(N−メチル−2−
ピロリドン)により、基板に付着している接着剤残差を
拭き取った。拭き取り作業は、5分以内に容易に行え
た。次に、スクリーン印刷により、本実施例の導電性接
着剤をガラスエポキシ基板の電極部に塗布した。次に、
基板電極に対してQFP電極を位置合わせしつつ、取り
外したQFPと同種のQFPを基板にタッキングした。
次に、リフロー炉を通過させることにより、導電性接着
剤を硬化させた。このとき、リフロー炉通過時間を3分
間とし、そのうち最高温度150℃の時間は10秒間と
した。このようにして、本実施例の再接合サンプルを作
製した。このサンプルについて、各電気的接続点の初期
導通抵抗を測定した後に、−65℃〜125℃の範囲で
温度サイクル試験を行い、再び導通抵抗を測定した。温
度サイクルのプログラムは、上述の温度サイクルプログ
ラムと同一である。その結果、全ての接続点において、
500サイクルを終えても導通不良は生じなかった。ま
た、サイクル試験後の抵抗の上昇はサイクル試験前の抵
抗に対して10%以下と良好であった。このように、再
搭載後においても、QFPとガラスエポキシ基板とが確
実に接合されており、しかも温度が変化しても安定して
接合されていることが確認された。
インジウム(高純度化学製)を含有率55wt%となる
ように添加混合するのに代えて、粒状銀フィラー(商品
名:Ag−025、福田金属製)および鱗片状銀フィラ
ー(商品名:Ag−540、福田金属製)を含有率80
wt%となるように添加混合する以外は、実施例1と同
様の材料および組成で導電性接着剤を調製した。なお、
含有率80wt%となるように添加される銀フィラーの
導電性接着剤におけるvol%と、含有率55wt%と
なるように添加されるインジフムフィラーの導電性接着
剤におけるvol%とは同一である。すなわち、実施例
1と比較例1とでは、導電性接着剤中に占める導電フィ
ラーのvol%は同一であり、共に30vol%であ
る。
1と同様にして電気抵抗を測定したところ、本比較例の
導電性接着剤は、7.0×10-5Ω・cmという抵抗率
を示した。この抵抗率は、実施例1および後出の実施例
2〜実施例10の導電性接着剤の抵抗率よりも高い。
インジウム(高純度化学製)を含有率55wt%となる
ように添加混合するのに代えて、当該インジウムと鱗片
状粉末からなる銀フィラー(商品名:Ag−540、福
田金属製)とを体積比1:1で混合した導電性フィラー
を、含有率67.5wt%となるように添加混合する以
外は、実施例1と同様の材料および組成で導電性接着剤
を調製した。含有率67.5wt%となるように添加さ
れる当該導電性フィラーの導電性接着剤におけるvol
%は、含有率55wt%となるように添加されるインジ
フムフィラーの導電性接着剤におけるvol%と同一で
ある。
1と同様にして電気抵抗を測定したところ、本実施例の
導電性接着剤は、2.0×10-5Ω・cmという低い抵
抗率を示した。本実施例の導電性接着剤を用いて実施例
1と同様にしてサンプルを作製し、接合安定性を調べた
ところ、温度サイクル試験において、500サイクルを
終えても導通不良は生じなかった。また、サイクル試験
後の抵抗の上昇はサイクル試験前の抵抗に対して10%
以下と良好であった。このように、本実施例の導電性接
着剤を使用して接合したQFPとガラスエポキシ基板と
は、温度が変化しても安定して接合されていることが確
認された。
1と同様にしてリペア性を調べたところ、ガラスエポキ
シ基板からQFPを取り外した後、基板の劣化はなく、
また電極剥離も見られなかった。基板に付着している接
着剤残差の拭き取り作業は、5分以内に容易に行えた。
温度サイクル試験では、再接合サンプルの全ての接続点
において、500サイクルを終えても導通不良は生じな
かった。また、サイクル試験後の抵抗の上昇はサイクル
試験前の抵抗に対して10%以下と良好であった。この
ように、本実施例の導電性接着剤によると、再搭載後に
おいても、QFPとガラスエポキシ基板とが確実に接合
されており、しかも温度が変化しても安定して接合され
ていることが確認された。
インジウム(高純度化学製)を含有率55wt%となる
ように添加混合するのに代えて、当該インジウムフィラ
ーと粒状粉末からなる銀フィラー(商品名:Ag−02
5、福田金属製)とを体積比1:1で混合した導電性フ
ィラーを、含有率67.5wt%となるように添加混合
する以外は、実施例1と同様の材料および組成で導電性
接着剤を調製した。含有率67.5wt%となるように
添加される当該導電性フィラーの導電性接着剤における
vol%は、含有率55wt%となるように添加される
インジフムフィラーの導電性接着剤におけるvol%と
同一である。
1と同様にして電気抵抗を測定したところ、本比較例の
導電性接着剤は、2.2×10-5Ω・cmという低い抵
抗率を示した。本実施例の導電性接着剤を用いて実施例
1と同様にしてサンプルを作製し、接合安定性を調べた
ところ、温度サイクル試験において、500サイクルを
終えても導通不良は生じなかった。また、サイクル試験
後の抵抗の上昇はサイクル試験前の抵抗に対して10%
以下と良好であった。このように、本実施例の導電性接
着剤を使用して接合したQFPとガラスエポキシ基板と
は、温度が変化しても安定して接合されていることが確
認された。
1と同様にしてリペア性を調べたところ、ガラスエポキ
シ基板からQFPを取り外した後、基板の劣化はなく、
また電極剥離も見られなかった。基板に付着している接
着剤残差の拭き取り作業は、5分以内に容易に行えた。
温度サイクル試験では、再接合サンプルの全ての接続点
において、500サイクルを終えても導通不良は生じな
かった。また、サイクル試験後の抵抗の上昇はサイクル
試験前の抵抗に対して10%以下と良好であった。この
ように、本実施例の導電性接着剤によると、再搭載後に
おいても、QFPとガラスエポキシ基板とが確実に接合
されており、しかも温度が変化しても安定して接合され
ていることが確認された。
ール化合物(商品名:PN23、味の素製)の添加量
を、20重量部に代えて1.0重量部(実施例4)、5
0重量部(実施例5)、または60重量部(実施例6)
とした以外は、実施例1と同様の材料および組成で導電
性接着剤を調製した。
1と同様にして電気抵抗を測定したところ、実施例1と
同様の低い抵抗率を示した。実施例4および実施例5の
導電性接着剤を用いて実施例1と同様にしてサンプルを
作製し、接合安定性を調べたところ、温度サイクル試験
において、500サイクルを終えても導通不良は生じな
かった。また、サイクル試験後の抵抗の上昇はサイクル
試験前の抵抗に対して10%以下と良好であった。実施
例6の導電性接着剤は、サンプルの作製に際して、粘度
が高過ぎて、基板に適切に塗布することが困難であっ
た。
ついて、実施例1と同様にしてリペア性を調べたとこ
ろ、ガラスエポキシ基板からQFPを取り外した後、基
板の劣化はなく、また電極剥離も見られなかった。基板
に付着している接着剤残差の拭き取り作業は、5分以内
に容易に行えた。温度サイクル試験では、再接合サンプ
ルの全ての接続点において、500サイクルを終えても
導通不良は生じなかった。また、サイクル試験後の抵抗
の上昇はサイクル試験前の抵抗に対して10%以下と良
好であった。
(商品名:PN23、味の素製)を添加しない以外は、
実施例1と同様の材料および組成で導電性接着剤を調製
した。本比較例の導電性接着剤を用いて、実施例1と同
様の方法により、QFPのエポキシ基板への接合を試み
たところ、導電性接着剤は硬化しなかった。リフロー工
程において、リフロー炉通過時間を10分に代えて12
分間とし、そのうち最高温度150℃の保持時間を10
秒間に代えて10分間とした以外は実施例1と同様の方
法により接合を試みたところ、導電性接着剤は硬化し、
QFPをガラスエポキシ基板に接合することができた。
実施例1、実施例4〜実施例6、および比較例2の結果
から、硬化促進剤の添加量は、熱硬化性樹脂100重量
部に対して1.0〜50重量部の範囲とするのが好まし
いことがわかる。
(商品名:MAC−2101、日本ユニカー製)の添加
量を、1.0重量部に代えて、0.05重量部(実施例
7)、0.1重量部(実施例8)、20重量部(実施例
9)、または25重量部(実施例10)とした以外は、
実施例1と同様の材料および組成で導電性接着剤を調製
した。
1と同様にして電気抵抗を測定したところ、実施例1と
同様の低い抵抗率を示した。実施例8および実施例9の
導電性接着剤を用いて実施例1と同様にしてサンプルを
作製し、接合安定性を調べたところ、温度サイクル試験
において、500サイクルを終えても導通不良は生じな
かった。また、サイクル試験後の抵抗の上昇はサイクル
試験前の抵抗に対して10%以下と良好であった。一
方、実施例7の接着剤では、200サイクルまで導通不
良は生じなかった。また、実施例10の導電性接着剤
は、サンプルの作製に際して、粘度が高過ぎて、基板に
適切に塗布することが困難であった。
ついて、実施例1と同様にしてリペア性を調べたとこ
ろ、ガラスエポキシ基板からQFPを取り外した後、基
板の劣化はなく、また電極剥離も見られなかった。基板
に付着している接着剤残差の拭き取り作業は、5分以内
に容易に行えた。温度サイクル試験では、再接合サンプ
ルの全ての接続点において、500サイクルを終えても
導通不良は生じなかった。また、サイクル試験後の抵抗
の上昇はサイクル試験前の抵抗に対して10%以下と良
好であった。これらの結果から、シリコーン系カップリ
ング剤の添加量は、熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂1
20重量部に対して0.1〜20重量部の範囲とするの
が好ましいことがわかる。
そのバリエーションについて、以下に付記として列挙す
る。
化促進剤と、熱可塑性樹脂と、カップリング剤と、イン
ジウムフィラーとを含むことを特徴とする、導電性接着
剤。 (付記2)前記インジウムフィラーの粒径は500μm
以下であり、当該インジウムフィラーの含有率は5〜8
0wt%である、付記1に記載の導電性接着剤。 (付記3)更に、粒状または鱗片状の銀フィラーを含
む、付記1または2に記載の導電性接着剤。 (付記4)前記銀フィラーの含有率は30〜90wt%
である、付記2または3に記載の導電性接着剤。 (付記5)前記カップリング剤は、シリコーン系カップ
リング剤である、付記1から4のいずれか1つに記載の
導電性接着剤。 (付記6)前記シリコーン系カップリング剤は、アルコ
キシル基、エポキシ基、カルボキシル基、カルビノール
基、アルキル基、およびアラルキル基からなる群より選
択される複数の官能基を有する、付記5に記載の導電性
接着剤。 (付記7)前記カップリング剤の添加量は、熱硬化性樹
脂および熱可塑性樹脂120重量部に対して0.1〜2
0重量部である、付記5または6に記載の導電性接着
剤。 (付記8)前記硬化剤は、表面が熱可塑性樹脂により被
覆された状態で添加されているイミダゾール系硬化剤で
ある、付記1から7のいずれか1つに記載の導電性接着
剤。 (付記9)前記硬化促進剤は、イミノ基のHをエポキシ
基を有する原子団で置換した変性イミダゾール化合物で
ある、付記1から8のいずれか1つに記載の導電性接着
剤。 (付記10)前記熱可塑性樹脂は、ポリメチルメタクリ
レートである、付記1から9のいずれか1つに記載の導
電性接着剤。
部品−基板間をリペア可能に接合でき、且つ、接合強度
低下を招来してしまう程の多量の導電粒子を添加するこ
となく、低抵抗な接続を達成することができる。高い接
合強度および低い抵抗率を共に達成できる導電性接着剤
によると、例えばフィリップチップ接合などにおいて、
半導体チップと配線基板との間の良好な接合信頼性を得
ることが可能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂と、硬化剤と、硬化促進剤
と、熱可塑性樹脂と、カップリング剤と、インジウムフ
ィラーとを含むことを特徴とする、導電性接着剤。 - 【請求項2】 更に、粒状または鱗片状の銀フィラーを
含む、請求項1に記載の導電性接着剤。 - 【請求項3】 前記カップリング剤は、シリコーン系カ
ップリング剤である、請求項1または2に記載の導電性
接着剤。 - 【請求項4】 前記硬化促進剤は、イミノ基のHをエポ
キシ基を有する原子団で置換した変性イミダゾール化合
物である、請求項1から3のいずれか1つに記載の導電
性接着剤。 - 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂は、ポリメチルメタク
リレートである、請求項1から4のいずれか1つに記載
の導電性接着剤。
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