JP2003146862A - ケラチン繊維の脱色施術の前処理又は後処理としての特定のアミノシリコーンの使用 - Google Patents

ケラチン繊維の脱色施術の前処理又は後処理としての特定のアミノシリコーンの使用

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JP2003146862A JP2002326145A JP2002326145A JP2003146862A JP 2003146862 A JP2003146862 A JP 2003146862A JP 2002326145 A JP2002326145 A JP 2002326145A JP 2002326145 A JP2002326145 A JP 2002326145A JP 2003146862 A JP2003146862 A JP 2003146862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱色処理後の毛髪の状態を改善する組成物を
提供する。 【解決手段】 アミノエチルイミノ(C4-C8)アルキ
ルアミノシリコーン、特に次の式: 【化1】 [上式中:Aは直鎖状又は分枝状のC4-C8アルキレン
基を示し、m及びnは、(n+m)の合計が1〜2000
の範囲になる数であり、nは0〜1999の範囲の数を
示し、mは1〜2000の数を示す]のアミノシリコー
ンを使用して、脱色施術の前処理又は後処理組成物とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒトのケラチン繊
維、特に毛髪の脱色方法の前処理又は後処理としての、
少なくとも1種の特定のアミノシリコーンを含有する組
成物の使用に関する。また本発明は、少なくとも1種の
特定のアミノシリコーンを含有する組成物で前処理又は
後処理することを含む、ヒトのケラチン繊維、特に毛髪
の脱色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ダーク
ヘアーのナチュラルな色調は脱色処理により長期にわた
って明るくすることができる。直接染料又は酸化染料に
より毛髪に人工的に付与され、除去することが望まれる
色調の場合も同様である。これらの処理に使用される脱
色用組成物は、使用準備が整い、増粘された水性過酸化
水素組成物からなる。しかしながら、それらは主とし
て、使用時に水性過酸化水素組成物で希釈される、アル
カリ性化合物(アミン類及びアルカリケイ酸塩)及び過酸
化酸化試薬、例えばアンモニウム又はアルカリ金属過硫
酸塩、過ホウ酸塩又は過炭酸塩を含有する無水製品(パ
ウダー又はクリーム)の形態をしている。しかしなが
ら、これらの非常に有効な処理は、毛髪の敏感化させ
る;毛髪はより乾燥してもつれをほぐすことが困難にな
り、粗い感じがするようになる。
【0003】他の脱色処理では、使用時にpH剤を含有
していてもよい水性組成物と混合され、還元剤を含有す
る無水の製品(パウダー又はクリーム)からなる使用準備
が整った組成物が使用されている。これらの還元処理も
また毛髪の敏感化の原因となるおそれがある。これま
で、脱色処理後の毛髪の繊維の状態を改善するために
は、すすがれる又はそのまま残る手入れ用製品、例えば
コンディショナー、トリートメントマスク、トリートメ
ントクリーム又はセラムが使用されている。これらの手
入れ用製品には一時的であるという欠点を持ち、洗髪す
る毎に補充しなければならなかった。さらに、通常、そ
れらにより、毛髪は長く細く(lank)になり、活気がな
く、不自然に滑るコーティング感があった。よって、脱
色処理後の毛髪の状態を改善する必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
の問題に関して多くの研究を行ったところ、本出願人
は、全く驚くべきことに、また予期しないことに、少な
くとも1種の特定のアミノシリコーンを含有する組成物
を、毛髪等のヒトのケラチン繊維の前処理又は後処理に
使用することにより、この問題を解決できることを見出
した。この発見が本発明の基礎を形成する。
【0005】よって本発明の第1の主題は、毛髪等のヒ
トのケラチン繊維の脱色方法の前処理又は後処理のため
の、少なくとも1種のアミノエチルイミノ(C4-C8)
アルキルアミノシリコーンを含有する組成物の用途に関
する。この方法の目的は、特に脱色後の毛髪の状態を改
善し、毛髪をより柔軟にし、先端から末端まで滑らかに
し、個別化し、明るく、しなやかさでシルキーな感触に
することにある。さらに毛髪には、脱色後に従来のコン
ディショナーを使用した場合よりも、よりナチュラルな
感覚がある。さらに、毛髪のもつれのほぐれ易さは良好
で、スタイリングもより容易である。さらに本発明の処
理により、脱色処理の明るくする力や美容効果が変化せ
ず、よって長期間保持され、少なくとも6週間は目に見
える。「繊維の状態の改善」なる表現は、繊維の間隙率
又はアルカリ溶解度の低減と、美容特性、特に滑らか
さ、柔軟性、及びもつれのほぐれ易さ及びスタイリング
の容易性の改善を意味する。この効果は残留し、すなわ
ち長時間持続する。
【0006】間隙率は、エタノール/pH10のバッフ
ァー混合物(10/90体積比)に0.25%の2-ニト
ロ-パラ-フェニレンジアミンが入ったものの、37℃、
pH10で2分間での固定によって測定する。アルカリ
溶解度は、1/10規定の水酸化ナトリウムを65℃で
30分間作用させた場合の、100mgのケラチン繊維
のサンプルの質量損失に相当する。
【0007】本発明の第2の主題は、少なくとも1種の
アミノエチルイミノ(C4-C8)アルキルアミノシリコ
ーンを含有する組成物を、湿ったもしくは乾燥し、洗浄
され又はされていない毛髪等のヒトのケラチン繊維に適
用し、熱を供給するか、又は室温で作用させて放置し、
場合によっては繊維をすすぎ、ついで脱色用組成物を適
用し、繊維を洗浄し、すすいで乾燥させることからなる
脱色方法に関する。本発明の他の主題は、毛髪等のケラ
チン繊維に脱色用組成物を適用し、シャンプーで繊維を
洗浄し、水ですすぎ、ついで少なくとも1種のアミノエ
チルイミノ(C4-C8)アルキルアミノシリコーンを含
有する組成物を、湿ったもしくは乾燥した毛髪に適応
し、熱を供給するか、又は室温で作用させて放置し、場
合によっては繊維をすすぎ、ついで乾燥させることから
なる脱色方法に関する。この後処理方法においては、組
成物は脱色後すぐに、又は間隔を開けて繰り返し適用さ
れる。
【0008】アミノシリコーン 本発明のアミノシリコーン類は、好ましくは次の式:
【化2】 [上式中:Aは直鎖状又は分枝状のC4-C8、好ましく
はCアルキレン基を示し、m及びnは、(n+m)の合
計が、特に1〜2000、中でも50〜150の範囲に
なる数であり、nは0〜1999、特に49〜149の
範囲の数を示すことができ、mは1〜2000、特に1
〜10の範囲の数を示すことができる]のものである。
「アルキレン基」なる用語は、二価の飽和した炭化水素
ベース基を意味する。
【0009】ポリマーの粘度は、好ましくは25℃で2
5000mm/sを越える。好ましくはこの粘度は、
25℃で30000〜200000mm/s、より好
ましくは25℃で30000〜150000mm/s
の範囲である。シリコーンの粘度は、例えば規格「AS
TM445アペンディックスC」に従い測定される。
【0010】アミノシリコーンは、好ましくは2000
〜1000000、より好ましくは3500〜2000
00の範囲の重量平均分子量を有する。これらのアミノ
シリコーン類の重量平均分子量は、ポリスチレン換算
で、室温においてゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)
により測定される。使用するカラムはスチラゲル(styra
gel)μカラムである。溶離剤はTHFであり、流速は1
ml/分である。THFに0.5重量%のシリコーンが
入った溶液200μlを注入する。屈折率測定器及びU
V測定器により検出する。
【0011】これらのアミノシリコーン類を使用する場
合、特に有利な一実施態様では、水中油型エマルション
の形態でそれらを使用する。水中油型エマルションは一
又は複数の界面活性剤を含有してよい。界面活性剤は任
意の種類のものであってよいが、好ましくはカチオン性
及び/又は非イオン性である。
【0012】エマルション中のシリコーン粒子は、一般
的に3nm〜500ナノメートル、好ましくは5nm〜
300ナノメートル、特に10nm〜275ナノメート
ル、さらには150〜275ナノメートルの範囲の平均
径を有する。この式に相当するシリコーンの例は、ダウ
・コーニング社(Dow Corning)のDC2-8299(登録商
標)である。アミノシリコーンは、組成物の全重量に対
して0.01重量%〜20重量%の範囲の量で前処理又
は後処理用組成物に好ましく使用される。より好ましく
は、この量は0.1重量%〜15重量%、特に0.5重
量%〜10重量%の範囲である。
【0013】前処理又は後処理用組成物は、化粧品、特
にヘアケアの分野で従来から使用されている任意の成分
を含有してよい。特に、付加的な界面活性剤及び/又は
ポリマーを含有してよい。これらの界面活性剤及びポリ
マーは、非イオン性、カチオン性、アニオン性又は両性
の性質であってよい。付加的なポリマーとして、本発明
のもの以外のアミノシリコーンが特に好ましい。
【0014】前処理又は後処理用組成物は、2〜11、
好ましくは4〜9の範囲のpHを有する。また種々の形
態、例えばローション、ゲル、クリーム、シャンプー、
スティック、ムース又はスプレーの形態であってもよ
い。これらの形態のいくつかは、ポンプ式ディスペンサ
ーボトル又はエアゾール容器に包装してもよい。エアゾ
ールのケースにおいて、組成物は、アルカン又はアルカ
ン混合物、ジメチルエーテル、窒素、一酸化二窒素、二
酸化炭素又はハロアルカン、及びそれらの混合物等の噴
霧剤と組み合わせられる。本発明において特に好ましい
形態は、シャンプーの形態である。このケースにおい
て、組成物は、好ましくはアニオン性である少なくとも
1つの界面活性剤を含有する。このケースにおいて好ま
しくは、少なくとも1つのアニオン性界面活性剤、好ま
しくは非イオン性又は両性の他の界面活性剤(類)を含
む、界面活性剤の混合物を含有する。
【0015】上述において、後処理用組成物は、脱色後
すぐに、又は間隔を開けて適用してよい。「間隔を開け
て」なる表現は、脱色して数時間、1日又は数日(1〜
60日)後に適用を実施するものである。好ましくは2
回の脱色の間に数回の適用が実施される。2回の脱色の
間の適用数は、好ましくは1〜60、さらに好ましくは
2〜30である。
【0016】既により前で述べたように、脱色用組成物
は還元用又は酸化用である。それらが還元用である場
合、それらは主として、pH剤を含有していてもよい水
性組成物と使用時に混合され、還元剤(類)を含有する無
水の製品(パウダー又はクリーム)からなる使用準備が整
った組成物の形態をしている。またそれらは、適切なp
Hで還元剤(類)を含有する使用準備が整った水性組成物
の形態であってもよい。還元剤は、主として、システイ
ン等のチオール類、チオグリコール酸、チオ乳酸、その
塩類及びそのエステル類、及びエリソルビン酸、その塩
類及びそのエステル類、及び亜硫酸塩及びスルフィン酸
塩、例えばヒドロキシメタンスルフィン酸ナトリウムで
ある。
【0017】それらが酸化用である場合、それらは一又
は複数の酸化剤、例えば過酸化水素、又は加水分解によ
り過酸化水素を生成可能な化合物、例えば過酸化尿素又
は過酸塩類、例えば過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩
を含有する。前記酸化脱色用組成物は、使用時に水性過
酸化水素組成物で希釈される、アルカリ性の化合物(ア
ミン類及びアルカリ性のシリカート類)及び過酸化試
薬、例えばアンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩、
過ホウ酸塩又は過炭酸塩を含有する無水の製品(パウダ
ー又はクリーム)の形態をしている。またそれらは、使
用時に、過酸化試薬の無水パウダーと、アルカリ性化合
物を含有する水性組成物、及び過酸化水素を含有する他
の水性組成物とを混合することにより得ることができ
る。さらにそれらは、使用準備が整った増粘水性過酸化
水素組成物の形態をしている。
【0018】前処理又は後処理用組成物は、すすがれる
又はそのまま残る方式で使用してよく、すなわち、その
適用に続いてすすぎを行っても行わなくてもよい。第1
のケースにおいて、前処理又は後処理用組成物の作用時
間は、数秒から60分、好ましくは30秒から15分で
ある。前処理又は後処理用組成物の適用温度は10℃〜
70℃の範囲である。好ましくは、適用は20〜60℃
の温度、特に室温で実施される。
【0019】
【実施例】次の実施例により本発明を例証する。しか
し、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではな
い。 実施例 次の組成物を調製した。 (活性物質のグラムとして表す)
【表1】 組成物をナチュラルなチェスナットブラウンの毛髪に適
用した: −1/酸化脱色のためのプレトリートメントとして、ロ
レアルの市販品プラティフィズ(Platifiz)(登録商標)を
使用; −2/酸化脱色のための後処理として、ロレアルの市販
品プラティフィズ(登録商標)を使用;
【0020】プレトリートメントにおいては、毛髪をこ
の組成物を用い、37℃で30分間処理し、水ですす
ぎ、プラティフィズ(登録商標)で脱色し、乾燥する前に
再度十分にすすいだ。後処理においては、毛髪をプラテ
ィフィズ(登録商標)で脱色し、組成物で処理する前に水
ですすぎ、ついで乾燥する前に再度十分にすすいだ。こ
れらの処理後、毛髪は、前処理又は後処理をしない場合
よりも、より滑らかで柔軟であり、もつれもほぐれやす
かった。さらに、脱色レベルは本発明の前記処理によっ
ても変化しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA081 AB131 AC011 AC171 AC811 AD152 AD161 AD162 BB04 BB05 BB06 BB07 BB32 BB33 BB34 BB35 BB49 CC35 CC38 DD08 DD11 DD23 DD31 DD33 DD41 EE07 EE27 EE29

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のアミノエチルイミノ
    (C4-C8)アルキルアミノシリコーンを含有する組成
    物の、毛髪等のヒトのケラチン繊維の脱色施術の前処理
    又は後処理としての使用。
  2. 【請求項2】 アミノシリコーンが、次の式: 【化1】 [上式中:Aは、直鎖状又は分枝状のC4-C8アルキレ
    ン基を示し、m及びnは、(n+m)の合計が1〜200
    0、特に50〜150の範囲になる数であり、nは0〜
    1999、特に49〜149の範囲の数を示し、mは1
    〜2000、特に1〜10の範囲の数を示す]を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の使用。
  3. 【請求項3】 Aが直鎖状又は分枝状のCアルキレン
    基を示すことを特徴とする請求項2に記載の使用。
  4. 【請求項4】 ポリマーの粘度が25℃で25000m
    /sを越えることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1項に記載の使用。
  5. 【請求項5】 前記粘度が、25℃で30000〜20
    0000mm/s、好ましくは25℃で30000〜
    150000mm/sの範囲であることを特徴とする
    請求項4に記載の使用。
  6. 【請求項6】 シリコーンが2000〜100000
    0、好ましくは3500〜200000の範囲の重量平
    均分子量を有することを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1項に記載の使用。
  7. 【請求項7】 アミノシリコーンが、界面活性剤を含有
    する水中油型エマルションの形態であることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1項に記載の使用。
  8. 【請求項8】 エマルションが、少なくとも1種のカチ
    オン性及び/又は非イオン性の界面活性剤を含有してい
    ることを特徴とする請求項7に記載の使用。
  9. 【請求項9】 エマルション中のシリコーン粒子が、3
    nm〜500ナノメートル、好ましくは5nm〜300
    ナノメートル、特に10nm〜275ナノメートル、さ
    らには150〜275ナノメートルの範囲のサイズであ
    ることを特徴とする請求項7又は8に記載の使用。
  10. 【請求項10】 アミノエチルイミノ(C4-C8)アル
    キルアミノシリコーンが、組成物の全重量に対して0.
    01重量%〜20重量%の範囲の量で前処理又は後処理
    用組成物中に存在していることを特徴とする請求項1な
    いし9のいずれか1項に記載の使用。
  11. 【請求項11】 前記シリコーンが、組成物の全重量に
    対して0.1重量%〜15重量%の範囲の量で存在して
    いることを特徴とする請求項10に記載の使用。
  12. 【請求項12】 前記シリコーンが、組成物の全重量に
    対して0.5重量%〜10重量%の範囲の量で存在して
    いることを特徴とする請求項11に記載の使用。
  13. 【請求項13】 前処理又は後処理用組成物が、ローシ
    ョン、ゲル、クリーム、シャンプー、スティック、ムー
    ス又はスプレーの形態であることを特徴とする請求項1
    ないし12のいずれか1項に記載の使用。
  14. 【請求項14】 前処理又は後処理用組成物が、ポンプ
    式ディスペンサーボトル又はエアゾール容器に包装され
    ていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか
    1項に記載の使用。
  15. 【請求項15】 前処理又は後処理用組成物が、アルカ
    ン類、ジメチルエーテル、窒素、一酸化二窒素、二酸化
    炭素又はハロアルカンから選択される少なくとも1つの
    噴霧剤と組み合わせられることを特徴とする請求項14
    に記載の使用。
  16. 【請求項16】 前処理又は後処理用組成物が、非イオ
    ン性、カチオン性、アニオン性又は両性の性質の少なく
    とも1つの界面活性剤を含有していることを特徴とする
    請求項1ないし15のいずれか1項に記載の使用。
  17. 【請求項17】 前処理又は後処理用組成物が、少なく
    とも1種のアニオン性界面活性剤と非イオン性又は両性
    の他の界面活性剤を含む、界面活性剤の混合物を含有し
    ていることを特徴とする請求項16に記載の使用。
  18. 【請求項18】 前処理又は後処理用組成物が、アミノ
    エチルイミノ(C4-C8)アルキルアミノシリコーン以
    外の、少なくとも1種の付加的なポリマーを含有してい
    ることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項
    に記載の使用。
  19. 【請求項19】 前記ポリマーが非イオン性、カチオン
    性、アニオン性又は両性の性質であることを特徴とする
    請求項18に記載の使用。
  20. 【請求項20】 前記ポリマーがアミノエチルイミノ
    (C4-C8)アルキルアミノシリコーン以外のアミノシ
    リコーンであることを特徴とする請求項19に記載の使
    用。
  21. 【請求項21】 前処理又は後処理用組成物が2〜1
    1、好ましくは4〜9の範囲のpHを有することを特徴
    とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載の使
    用。
  22. 【請求項22】 脱色後のヒトのケラチン繊維の状態を
    改善するための、請求項1に記載の使用。
  23. 【請求項23】 毛髪等のヒトのケラチン繊維を脱色す
    る方法において、第1工程において、請求項1ないし9
    のいずれか1項に記載の少なくとも1種のアミノエチル
    イミノ(C4-C8)アルキルアミノシリコーンを含有す
    る前処理組成物を繊維に適用し、ついで、場合によって
    は繊維をすすぎ、また場合によっては乾燥させた後、第
    2の工程において、脱色用組成物を適用し、繊維を洗浄
    し、すすいで乾燥させることからなることを特徴とする
    脱色方法。
  24. 【請求項24】 毛髪等のヒトのケラチン繊維を脱色す
    る方法において、第1工程において、脱色用組成物を繊
    維に適用し、脱色に十分な時間放置して作用させ、つい
    で、場合によっては繊維をすすぎ、また場合によっては
    乾燥させた後、第2の工程において、請求項1ないし9
    のいずれか1項に記載の少なくとも1種のアミノエチル
    イミノ(C4-C8)アルキルアミノシリコーンを含有す
    る後処理用組成物を適用し、該後処理用組成物がすぐ
    に、もしくは間隔を開けて適用され、該組成物の適用が
    2回の脱色工程の間で繰り返すことができることを特徴
    とする脱色方法。
  25. 【請求項25】 前処理又は後処理用組成物を数秒から
    60分、好ましくは30秒から15分の範囲の時間、放
    置して作用させることを特徴とする請求項23又は24
    に記載の方法。
JP2002326145A 2001-11-08 2002-11-08 ケラチン繊維の脱色施術の前処理又は後処理としての特定のアミノシリコーンの使用 Pending JP2003146862A (ja)

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