JP2003146699A - ガラスびんのコーティング装置 - Google Patents

ガラスびんのコーティング装置

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JP2003146699A
JP2003146699A JP2001342876A JP2001342876A JP2003146699A JP 2003146699 A JP2003146699 A JP 2003146699A JP 2001342876 A JP2001342876 A JP 2001342876A JP 2001342876 A JP2001342876 A JP 2001342876A JP 2003146699 A JP2003146699 A JP 2003146699A
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deposition gas
vapor deposition
slit
glass bottle
inclined plate
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Kazuyuki Shiozawa
和之 塩澤
Joshiro Yamaguchi
丞司郎 山口
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Toyo Glass Co Ltd
Original Assignee
Toyo Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホットエンドコーティングを行うガラスびん
のコーティング装置において、蒸着ガスがガラスびんの
外周面にまんべんなく吹きかかるようにして、ホットエ
ンドコーティング被膜の弱い部分が生じるのを防止す
る。 【解決手段】 蒸着ガスを吐出するスリットの一部に対
し、蒸着ガスの吐出方向を前記搬送路の幅方向に対して
傾斜させるための傾斜板を該スリット脇に設けたので、
該スリットにおいて蒸着ガスの吐出方向が搬送路の幅方
向に対して傾斜することとなり、ガラスびんがこのスリ
ットの側を通過するときにガラスびん外周面の搬送路の
長さ方向を向いた面にも蒸着ガスが十分に吹きかかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスびんの成形
直後にガラスびん外表面に金属酸化物のコーティング、
いわゆるホットエンドコーティングを行うコーティング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスびんは表面に傷が無ければ非常に
強度が高いが、僅かな傷が付いても強度が極端に低下す
る。通常ガラスびんには表面の傷を防止するため、ホッ
トエンドコーティング及びコールドエンドコーティング
を施している。ホットエンドコーティングは、ガラスび
んの成形直後、徐冷炉に入れられる寸前に、ガラスびん
外表面にスズ、チタンなどの金属酸化物をコーティング
するものである。コールドエンドコーティングは、徐冷
炉の終端付近でポリエチレンなどの樹脂をコーティング
するものである。コールドエンドコーティングはガラス
びんに滑性を付与すると共にびんに加わる衝撃を緩和す
るので、びんどうしが衝突したり摩擦したりしてもびん
表面に傷(スクラッチ)が付きにくいという効果があ
る。一方、ホットエンドコーティングはコールドエンド
コーティングをびんに接着させるための下地層の役割を
担っている。
【0003】従来のホットエンドコーティングにおける
ガラスびんのコーティング装置としては、例えば、ガラ
スびんの搬送路を挟んで蒸着ガス供給室と吸気室とを対
向配置し、蒸着ガス供給室には複数の縦長スリットを前
記搬送路に沿って多数配置し、該スリットから蒸着ガス
を吐出して搬送路上を通過するガラスびんに向かって蒸
着ガスを吹きかけてコーティングを行うものがある。蒸
着ガス供給室から吐出された余剰蒸着ガスは吸気室に吸
収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】下地のホットエンドコ
ーティング被膜が弱いとびんどうしが接触することによ
って当該個所のコールドエンドコーティング被膜が破壊
してしまう。コールドエンドコーティング被膜が破壊し
てしまうとその部分に擦り傷(スクラッチ)が入り、び
んの強度が低下する。
【0005】従来のホットエンドコーティング装置は上
記の構成で、搬送路の脇にある蒸着ガス供給室のスリッ
トから搬送路の幅方向に向かってガラスびんに蒸着ガス
を吹きかけるものであるので、ガラスびんの搬送路の幅
方向の向き(図7の領域イ、ロ)には蒸着ガスがよく蒸
着するが、搬送路の長さ方向の向き(図7の領域ハ、
ニ)には蒸着ガスが蒸着しにくい。このため、ガラスび
んの搬送路の長さ方向の向きの部分はホットエンドコー
ティング被膜が弱くなり、擦り傷がつきやすくなる。
【0006】本発明は、ホットエンドコーティングを行
うガラスびんのコーティング装置において、蒸着ガスが
ガラスびんの外周面にまんべんなく吹きかかるようにし
て、ホットエンドコーティング被膜の弱い部分が生じる
のを防止することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラスびんの
搬送路を挟んで蒸着ガス供給室と吸気室とを対向配置
し、蒸着ガス供給室には複数の縦長スリットを前記搬送
路に沿って多数配置し、該スリットから蒸着ガスを吐出
して搬送路上を通過するガラスびんに向かって蒸着ガス
を吹きかけてコーティングを行うガラスびんのコーティ
ング装置において、前記スリットの一部のスリットに対
し、蒸着ガスの吐出方向を前記搬送路の幅方向に対して
傾斜させるための傾斜板を該スリット脇に設けたことを
特徴とするガラスびんのコーティング装置である。
【0008】蒸着ガスが吐出する一部のスリットに傾斜
板を設けたので、該スリットにおいて蒸着ガスの吐出方
向が搬送路の幅方向に対して傾斜することとなり、ガラ
スびんがこのスリットの側を通過するときにガラスびん
外周面の搬送路の長さ方向の向き(図7の領域ハ、ニ)
にも蒸着ガスが十分に吹きかかり、蒸着ガスがガラスび
んの外周面にまんべんなく蒸着し、ムラのないコーティ
ング被膜が形成される。
【0009】傾斜板は蒸着ガス供給室の外側に設けるこ
とも内側に設けることもできる。内側に設けると、ガラ
スびんが搬送されるときに傾斜板に衝突するおそれがな
くなる。
【0010】傾斜板を供給室の外側に設ける場合、スリ
ットがスリット列の中央よりも上流側にあるときは傾斜
板をそのスリットの上流側の脇に下流側に向けて設け、
スリットがスリット列の下流側にあるときは前記傾斜板
をそのスリットの下流側の脇に上流側に向けて設けるこ
とが望ましい。このようにすることで、蒸着ガスはスリ
ット列の中央方向に向けて吐出されるので蒸着ガスの流
れがスムースになり、ガラスびんが上流側のスリットの
側を通過するときにガラスびんの上流方向の面(図7の
領域ニ)に蒸着ガスがよく付着し、下流側のスリットの
側を通過するときにガラスびんの下流方向の面(図7の
領域ハ)に蒸着ガスがよく付着する。
【0011】傾斜板を供給室の内側に設ける場合、スリ
ットがスリット列の中央よりも上流側にあるときは傾斜
板をそのスリットの下流側の脇に上流側に向けて設け、
スリットがスリット列の下流側にあるときは前記傾斜板
をそのスリットの上流側の脇に下流側に向けて設けるこ
とが望ましい。このようにすることで、蒸着ガスはスリ
ット列の中央方向に向けて吐出されるので蒸着ガスの流
れがスムースになり、ガラスびんが上流側のスリットの
側を通過するときにガラスびんの上流方向の面(図7の
領域ニ)に蒸着ガスがよく付着し、下流側のスリットの
側を通過するときにガラスびんの下流方向の面(図7の
領域ハ)に蒸着ガスがよく付着する。
【0012】傾斜板を設けるスリットは、スリット列の
最も上流側及び下流側に配置することが望ましい。例え
ば、4個のスリットに傾斜板を設ける場合、2個は最も
上流側に配置し、残りの2個を最も下流側に配置する。
このようにすることで、装置内の蒸着ガスの流れがスム
ースになり、ガラスびん外周面に蒸着ガスを効率よくム
ラなく吹き付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例に関する図面に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1はガラスびんの成形
機1から徐冷炉4に至るまでの概略説明図、図2はコー
ティング装置2aの平面説明図、図3はコーティング装
置2aの断面説明図、図4はコーティング装置2bの平
面説明図、図5はコーティング装置2cの平面説明図、
図6はコーティング装置2cの断面説明図である。
【0014】図1に示すように、成形機で成形されたガ
ラスびんはコンベアなどの搬送路3の上に乗って移動
し、徐冷炉4に至り、スタッカー5によって徐冷炉4内
に押し込まれる。成形機1と徐冷炉4の間の搬送路3の
途中にコーティング装置2が配置され、搬送路3に乗っ
て移動しているガラスびんGにホットエンドコーティン
グが行われる。
【0015】コーティング装置2aは搬送路3を覆うよ
うにして設けられており、搬送路3を挟んで蒸着ガス供
給室6と吸気室7とが違う方向となるように2組配置さ
れている。入口と出口側にはエアカーテン8、8’が設
けられ、蒸着ガスがコーティング装置外に漏れないよう
になっている。なお、符号8は吹き出し側、8’は吸気
側である。蒸着ガス供給室6は図示しない蒸着ガス発生
装置からダクト11を通じて蒸着ガスが供給される。蒸
着ガス供給室6の前面には6個の縦長のスリット9が搬
送路3に沿って配置され、スリット9から蒸着ガスを吐
出し、搬送路3に乗って通過するガラスびんGに向かっ
て蒸着ガスを吹きかけてコーティングを行う。吹きかけ
られた蒸着ガスは高温のガラスびん表面に蒸着し、金属
酸化物のホットエンドコーティング被膜が形成される。
【0016】最も上流側及び下流側のスリット9には傾
斜板10a、10bが、蒸着ガス供給室6の外側に設け
られている。最も上流側のスリットにおいては、傾斜板
10aはスリット9の上流側の縁に下流側の方向に向け
て設けられている。これにより蒸着ガスは、図2、図8
に矢印で示すように、搬送路3の下流側に向かって吐出
されるから、ガラスびんGの上流側の面(図7の領域
ニ)に効率よく接触し、該面に強いコーティング被膜が
形成される。最も下流側のスリットにおいては、傾斜板
10bはスリット9の下流側の縁に上流側の方向に向け
て設けられている。これにより蒸着ガスは、図2に矢印
で示すように、搬送路3の上流側に向かって吐出される
から、ガラスびんGの下流側の面(図7の領域ハ)に効
率よく接触し、該面に強いコーティング被膜が形成され
る。
【0017】蒸着ガス供給室から吐出された蒸着ガスは
ガラスびんに接触して蒸着するが、ガラスびんに蒸着し
なかった蒸着ガスは吸気室7に吸い込まれる。吸気室7
はダクト12を通じて図示しない吸気装置に接続されて
いる。
【0018】図4のコーティング装置2bは、傾斜板
が、最も上流側の2個のスリット及び最も下流側の2個
のスリットに設けられている点が、前記のコーティング
装置2aと異なり、その他は同じ構成である。このよう
に、傾斜板は上流側及び下流側にそれぞれ複数個設ける
こともできる。
【0019】図8は傾斜板を蒸着ガス供給室6の外側に
付けた場合の吐出される蒸着ガスの流れのコンピュータ
シミュレーションである。矢印の方向が蒸着ガスの流れ
の方向、矢印の長さが蒸着ガスの早さを示している。こ
のように、蒸着ガスは傾斜板が突出している方向に向か
って噴出する。
【0020】傾斜板を有しない従来のコーティング装置
によってガラスびん(容量400cc、胴径71.1m
m)にホットエンドコーティングを行い、更にこれらの
ガラスびんにコールドエンドコーティングを行い、これ
らのガラスびんの外周面にスクラッチテスターにより傷
を付け、傷が図7のイ〜ニのどの領域にあるかを調べた
結果、ハ及びニの領域に付いた傷が平均64%、イ及び
ロの領域に付いた傷が平均36%であった。これは、ガ
ラスびん外周面のハ及びニの領域は、蒸着ガスが接触し
にくいのでホットエンドコーティング被膜が弱いことを
示している。
【0021】次に、実施例のコーティング装置2a及び
2bによって前記と同じガラスびんにホットエンドコー
ティングを行い、更にこれらのガラスびんにコールドエ
ンドコーティングを行い、これらのガラスびんの外周面
にスクラッチテスターにより傷を付け、傷が図7のイ〜
ニのどの領域にあるかを調べた結果、ハ及びニの領域に
付いた傷が平均51%、イ及びロの領域に付いた傷が平
均49%であった。これにより、実施例のコーティング
装置で行ったホットエンドコーティングはコーティング
被膜がガラスびんの外周面全体にムラなく形成されてい
ることが実証された。
【0022】図5、6に示すコーティング装置2cは、
傾斜板10c、10dが蒸着ガス供給室6の内側に設け
られている点が前記のコーティング装置2aと異なり、
その他は同じ構成である。すなわち、最も上流側及び下
流側のスリット9には傾斜板10c、10dが、蒸着ガ
ス供給室6の内側に設けられている。最も上流側のスリ
ットにおいては、傾斜板10cはスリット9の下流側の
縁に上流側の方向に向けて設けてられいる。これにより
蒸着ガスは、図5、図9に矢印で示すように、搬送路3
の下流側に向かって吐出されるから、ガラスびんGの上
流側の面(図7の領域ニ)に効率よく接触し、該面に強
いコーティング被膜が形成される。最も下流側のスリッ
トにおいては、傾斜板10dはスリット9の上流側の縁
に下流側の方向に向けて設けられている。これにより蒸
着ガスは、図5に矢印で示すように、搬送路3の上流側
に向かって吐出されるから、ガラスびんGの下流側の面
(図7の領域ハ)に効率よく接触し、該面に強いコーテ
ィング被膜が形成される。このように、傾斜板を蒸着ガ
ス供給室の内側に設けると、ガラスびんが搬送されると
きに傾斜板に衝突するおそれがなくなる。
【0023】図9は傾斜板を蒸着ガス供給室6の内側に
付けた場合の吐出される蒸着ガスの流れのコンピュータ
シミュレーションである。矢印の方向が蒸着ガスの流れ
の方向、矢印の長さが蒸着ガスの早さを示している。こ
のように、蒸着ガスは傾斜板が突出している方向と逆の
方向に向かって噴出する。
【0024】
【発明の効果】本発明のガラスびんのコーティング装置
は、一部のスリットに傾斜板を設けたので、該スリット
において蒸着ガスの吐出方向が搬送路の幅方向に対して
傾斜することとなり、ガラスびんがこのスリットの側を
通過するときにガラスびん外周面の搬送路の長さ方向の
面にも蒸着ガスが十分に吹きかかり、蒸着ガスがガラス
びんの外周面にまんべんなく接触し、ムラのないホット
エンドコーティング被膜が形成されるので、あらゆる部
分で欠点がなく傷の付きにくいコーティング被膜を形成
することができる。
【0025】傾斜板は蒸着ガス供給室の内側に設ける
と、ガラスびんが搬送されるときに傾斜板に衝突するお
それがなくなる。
【0026】傾斜板を供給室の外側に設ける場合、スリ
ットがスリット列の中央よりも上流側にあるときは傾斜
板をそのスリットの上流側の脇に下流側に向けて設け、
スリットがスリット列の下流側にあるときは前記傾斜板
をそのスリットの下流側の脇に上流側に向けて設ける
と、蒸着ガスはスリット列の中央方向に向けて吐出され
るので蒸着ガスの流れがスムースになり、ガラスびん外
周面の上流側及び下流側に向いた面にもまんべんなく蒸
着ガスが吹きかかる。
【0027】傾斜板を供給室の内側に設ける場合、スリ
ットがスリット列の中央よりも上流側にあるときは傾斜
板をそのスリットの下流側の脇に上流側に向けて設け、
スリットがスリット列の下流側にあるときは前記傾斜板
をそのスリットの上流側の脇に下流側に向けて設ける
と、蒸着ガスはスリット列の中央方向に向けて吐出され
るので蒸着ガスの流れがスムースになり、ガラスびん外
周面の上流側及び下流側に向いた面にもまんべんなく蒸
着ガスが吹きかかる。
【0028】傾斜板を設けたスリットをスリット列の最
も上流側及び下流側に配置すると、装置内の蒸着ガスの
流れがスムースになり、ガラスびん外周面に蒸着ガスを
効率よくムラなく吹き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラスびんの成形機1から徐冷炉4に至るまで
の概略説明図である。
【図2】コーティング装置2aの平面説明図である。
【図3】コーティング装置2aの断面説明図である。
【図4】コーティング装置2bの平面説明図である。
【図5】コーティング装置2cの平面説明図である。
【図6】コーティング装置2cの断面説明図である。
【図7】ガラスびんの外周面の領域の説明図である。
【図8】傾斜板を蒸着ガス供給室の外側に設けた場合の
蒸着ガスの吐出状態の説明図である。
【図9】傾斜板を蒸着ガス供給室の内側に設けた場合の
蒸着ガスの吐出状態の説明図である。
【符号の説明】
G ガラスびん 1 成形機 2 コーティング装置 3 搬送路 4 徐冷炉 5 スタッカー 6 蒸着ガス供給室 7 吸気室 8 エアカーテン 9 スリット 10 傾斜板 11 ダクト 12 ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA09 AC06 JA01 JA08 JB24 JC04 JD08 4G059 AA04 AB02 AB14 AB19 AC16 EA01 EB01 4K030 BA42 CA06 CA16 EA05 EA06 KA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスびんの搬送路(3)を挟んで蒸着
    ガス供給室(6)と吸気室(7)とを対向配置し、蒸着
    ガス供給室(6)には複数の縦長スリット(9)を前記
    搬送路(3)に沿って多数配置し、該スリット(9)か
    ら蒸着ガスを吐出して搬送路上を通過するガラスびん
    (G)に向かって蒸着ガスを吹きかけてコーティングを
    行うガラスびんのコーティング装置において、前記スリ
    ット(9)の一部のスリット(9)に対し、蒸着ガスの
    吐出方向を前記搬送路の幅方向に対して傾斜させるため
    の傾斜板(10)を該スリット(9)の脇に設けたこと
    を特徴とするガラスびんのコーティング装置
  2. 【請求項2】 請求項1のコーティング装置において、
    前記傾斜板(10a、10b)が蒸着ガス供給室(6)
    の外側に設けられていることを特徴とするガラスびんの
    コーティング装置
  3. 【請求項3】 請求項2のコーティング装置において、
    前記スリット(9)がスリット列の中央よりも上流側に
    あるときは前記傾斜板(10a)を該スリット(9)の
    上流側の脇に下流側に向けて設け、スリット(9)がス
    リット列の下流側にあるときは前記傾斜板(10b)を
    該スリット(9)の下流側の脇に上流側に向けて設けた
    ことを特徴とするガラスびんのコーティング装置
  4. 【請求項4】 請求項1のコーティング装置において、
    前記傾斜板(10c、10d)が蒸着ガス供給室の内側
    に設けられていることを特徴とするガラスびんのコーテ
    ィング装置
  5. 【請求項5】 請求項4のコーティング装置において、
    前記スリット(9)がスリット列の中央よりも上流側に
    あるときは前記傾斜板(10c)を該スリット(9)の
    下流側の脇に上流側に向けて設け、スリット(9)がス
    リット列の下流側にあるときは前記傾斜板(10d)を
    該スリット(9)の上流側の脇に下流側に向けて設けた
    ことを特徴とするガラスびんのコーティング装置
  6. 【請求項6】 請求項3又は5のコーティング装置にお
    いて、前記傾斜板(10a、10b、10c、10d)
    を設けるスリット(9)をスリット列の最も上流側及び
    最も下流側に配置したことを特徴とするガラスびんのコ
    ーティング装置
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