JP2003146115A - 有段変速機を備えたハイブリッド車両 - Google Patents

有段変速機を備えたハイブリッド車両

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速動力源としてエンジン、モータを効果的
に使い分けることで加速性能の安定と燃料消費量の低減
とを両立させる。 【解決手段】 バッテリ9の蓄電量からモータ2により
アシスト可能な最大トルクを演算し、要求駆動力増大
時、モータ2で最大限アシストした場合に変速機3をシ
フトダウンさせることなく要求駆動力を実現可能か判断
し、変速機3をシフトダウンさせることなく要求駆動力
を実現可能と判断した場合は、モータ2でエンジン1を
アシストすることによって要求駆動力を実現し、変速機
3をシフトダウンさせなければ要求駆動力を実現不可能
と判断した場合は、モータ2によるアシストは行わず変
速機3をシフトダウンさせて要求駆動力を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】有段自動変速機を備えたハイブリ
ッド車両に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000-110603号に示されるように、
エンジン及び電気モータで車両を駆動するパラレル式の
ハイブリッド車両の中には、変速機として有段の自動変
速機を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかし、上記ハ
イブリッド車両において、加速時の要求駆動力の増大分
を賄う動力源(以下、加速動力源)としてモータのみを
用いた場合、そのときのバッテリの充電状態によって得
られる加速トルクが変化するため、アクセル操作に対し
て一定の駆動力が得られないという問題がある。一方、
加速動力源としてエンジンにのみ依存する場合、ダウン
シフトすることにより加速トルクが得られるが、効率の
悪い運転点でエンジンを動かすためハイブリッド車両の
メリットである燃費の優位性が損なわれてしまう。
【0004】本発明は、かかる技術的課題を鑑みてなさ
れたもので、加速動力源としてエンジン、モータを効果
的に使い分けることで加速性能の安定と燃料消費量の低
減とを両立させることを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】第1の発明は、ハイブ
リッド車両において、エンジンと、複数の変速段を有し
変速比を不連続に変更する自動変速機と、前記エンジン
に接続され、必要に応じて前記エンジンの駆動力をアシ
ストするモータと、前記モータに電力を供給するバッテ
リと、前記バッテリの蓄電量から前記モータによりアシ
スト可能な最大トルクを演算する手段と、運転状態に応
じて要求駆動力を演算する手段と、要求駆動力増大時、
前記モータで最大限アシストした場合に、アシストを行
わない場合に比べて前記変速機のより高い変速段を選択
しても前記要求駆動力を実現可能か判断する判断手段
と、より高い変速段を選択しても前記要求駆動力を実現
可能と判断した場合は、この変速段を選択するとともに
前記モータで前記エンジンをアシストすることによって
要求駆動力を実現し、より高い変速段では前記要求駆動
力を実現不可能と判断した場合は、前記モータによるア
シストは行わず前記変速機をより低い変速段にシフトダ
ウンさせて要求駆動力を実現する制御手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0006】第2の発明は、第1の発明における判断手
段が、前記モータで最大限アシストした場合に前記変速
機をシフトダウンさせることなく前記要求駆動力を実現
できる場合に、アシストを行わない場合に比べて前記変
速機のより高い変速段を選択しても前記要求駆動力を実
現可能と判断するものである。
【0007】第3の発明は、第1または第2の発明にお
ける制御手段が、前記モータで前記エンジンをアシスト
する場合に、前記モータのアシストトルクをアシスト可
能な最大トルクよりも小さなトルクとするものである。
【0008】第4の発明は、第1または第2の発明にお
ける制御手段が、前記モータで前記エンジンをアシスト
する場合に、前記エンジンを最適燃費線上のトルクに制
御するとともに、要求駆動力に対応するトルクから前記
最適燃費線上のトルクを減じた分を前記モータでアシス
トするものである。
【0009】
【作用及び効果】したがって、本発明に係るハイブリッ
ド車両においては、高負荷運転時、モータで最大限アシ
ストした場合に、アシストを行わない場合に比べて変速
機のより高い変速段を選択しても要求駆動力を実現可能
か判断され、より高い変速段では要求駆動力を実現でき
ない場合、例えば、アシストを行っても結局シフトダウ
ンしなければ要求駆動力を実現できない場合にはアシス
トが行われず、シフトダウンによって要求駆動力が実現
される。これにより、モータの電力消費を節減できると
ともに、エンジンがより効率のよい高負荷の運転点にて
運転されることとなり、燃費効率も高くなる(図9参
照)。一方、アシスト行うことによりより高いギア位置
を選択可能な場合にはモータによりアシストが行われる
ので、高速ギアでの走行となって燃費が向上する(図8
参照)。
【0010】また、モータによるトルクアシストを行う
場合、最大アシスト可能トルクでアシストを行うとエン
ジンのトルクが最適燃費線上のトルクよりも小さくな
り、エンジンの効率が落ちてしまうが、最大アシスト可
能トルクよりも小さなトルクでアシストを行うことによ
り、エンジンを最適燃費線上近傍で運転させることが可
能となる。このとき、エンジンの運転点を最適燃費線上
の点に移行させた上で、要求駆動力に対応するトルクか
ら最適燃費線上のトルクを減じた分をモータでアシスト
するようにすれば、エンジンをより効率の良い運転点で
運転させることができ、燃費をさらに向上させることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施の形態について説明する。
【0012】図1は本発明に係るハイブリッド車両の概
略構成を示す。エンジン1にはアシスト用モータ2が機
械的に連結されており、さらに、エンジン1及びモータ
2は、変速機3、プロペラシャフト4、差動装置5、駆
動軸6を介して駆動輪7に連結されている。
【0013】エンジン1には燃料噴射装置、点火装置の
他、電子制御式のスロットル弁が設けられ、このスロッ
トル弁の開度を制御してエンジン1の吸入空気量を調節
することでエンジン1のトルクを制御することができ
る。また、エンジン1にはエンジン1の回転速度を検出
するセンサ(クランク角センサ)11が取り付けられて
いる。
【0014】モータ2は、エンジン始動時にエンジン1
をクランキングする際や加速時、登坂走行時等にエンジ
ン出力をアシストする際に用いられる他、減速時に制動
エネルギーを回生する際にも用いられる。また、バッテ
リ残量が低いとき等にはエンジン1の余剰トルクを用い
て発電を行い、バッテリ16を充電する。
【0015】モータ2はインバータ8を介してバッテリ
9に接続されており、力行時に必要な電力をバッテリ9
から供給されるとともに、回生動作時には回生した電力
でもってバッテリ9を充電する。バッテリ9にはその端
子間電圧を検出するセンサ12が取り付けられており、
検出された端子間電圧からバッテリ9の残存容量(充電
状態)を求めることができる。
【0016】変速機3は、遊星歯車機構、クラッチ、油
圧回路等で構成されたロックアップ機構つきの有段自動
変速機であり、図5に示す変速マップを用いて変速が行
われる。変速機3はここでは1速ギアから5速ギアまで
の変速比が不連続に変化する5つの変速段をもつ有段変
速機である。変速機3の出力軸には車速を検出するセン
サ13が取り付けられている。
【0017】また、車両には上記センサ11〜13のほ
か、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量を検出す
るセンサ14等、車両の運転状態を検出するための各種
センサが取り付けられており、これらセンサによって検
出された信号は制御装置20に入力される。
【0018】エンジン1、モータ2、変速機3等の制御
はCPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等
で構成される制御装置20において行われる。制御装置
20は、通常走行時においては、アクセル操作量と車速
から運転者が要求する駆動力を求め、この要求駆動力が
得られるようにエンジン1及びモータ2のトルク、速
度、変速機3の変速段をそれぞれ制御する。
【0019】ところで、加速時は要求駆動力が増大する
ため、これに対応させてエンジン1あるいはモータ2か
ら駆動輪7に伝達されるトルクを増大させる必要がある
が、要求駆動力の増大分(加速駆動力)を常にモータト
ルクだけで負担するとなると、モータ2のアシスト可能
なトルクがバッテリ16の残存容量に応じて変化するた
め、安定した加速性能を実現することができなくなる。
また、常にエンジントルクだけで負担するとなるとエン
ジン1を効率の悪い運転点で運転することが多くなり、
燃費性能が悪化する。
【0020】そこで、制御装置20は、バッテリ残存容
量からモータ2がアシスト可能なトルクを求め、モータ
アシストトルクが十分に確保できるときはモータアシス
トにより要求駆動力を実現し、モータアシストトルクが
十分に確保できないときはモータアシストはせずに変速
機3のシフトダウンによって要求駆動力を実現する。
【0021】図2は制御装置20が行う加速時の駆動力
制御の内容を示したフローチャートである。
【0022】これについて説明すると、まず、ステップ
S1では運転パラメータとして車速VSP、エンジン回
転速度Ne、バッテリ充電状態SOC、アクセル操作量
APOが読み込まれる。そしてステップS2では、車速
VSPとアクセル操作量APOとに基づき図3に示すマ
ップを参照して目標総駆動力tFdが演算される。
【0023】ステップS3では、モータ2の定格とバッ
テリ充電状態SOCとに基づきモータ2がアシスト可能
な駆動力の最大値Fmmaxが演算される。アシスト可
能駆動力Fmmaxはモータ2の定格が大きい程、バッ
テリ9の充電状態SOCが高いほど大きな値に演算され
る。
【0024】ステップS4では目標総駆動力tFdから
モータアシスト駆動力Fmmaxを減じた値を図4に示
すようなマップを用いてアクセル操作量相当値に換算
し、さらにこのアクセル操作量相当値と車速VSPとに
基づき図5に示すような変速マップを参照して、モータ
2で最大限のアシストをした場合に予想される変速機3
のギア位置GP1が演算される。
【0025】ステップS5では目標総駆動力tFdを図
4に示すようなマップを用いてアクセル操作量相当値に
換算し、さらにこのアクセル操作量相当値と車速VSP
とに基づき図5に示すような変速マップを参照して、モ
ータ2でアシストをせずエンジン1のみで加速する場合
に予想される変速機3のギア位置GP2が演算される。
【0026】ステップS6ではステップS4で演算した
ギア位置GP1がステップS5で演算したギア位置GP
2よりも大きいか、すなわち、モータアシストすること
によってシフトダウンする必要がなくなり高速ギアでの
走行が可能になるか否かが判断される。
【0027】ギア位置GP1がギア位置GP2よりも大
きいとき、すなわちアシストを行うことによりアシスト
を行わない場合より高いギア位置で走行できるとき(シ
フトダウンすることなく高いギア位置で走行することが
できるとき等)は、この高いギア位置GP1を選択して
モータ2によるアシストを行うべくステップS7以降に
進む。これに対し、ギア位置GP1がギア位置GP2と
等しいとき、すなわちアシストを行ってもアシストを行
わない場合より高いギア位置で走行することができない
ときは、モータアシストは行わず、より低いギア位置G
P2へのシフトダウンにより要求駆動力の増大に対応す
べくステップS10以降に進む。
【0028】モータアシストをするとして進んだステッ
プS7では、エンジン回転速度Neに基づき図6に示す
マップを参照して最適燃費線上のエンジントルクが演算
され、それがエンジン1の目標トルクに設定される。ス
テップS8ではギア位置GP1と目標総駆動力tFdと
に基づき、ギア位置GP1で目標総駆動力tFdを実現
するのに必要なトルク(目標総トルク)が演算され、こ
の目標総トルクから目標エンジントルクを減じてモータ
2の目標アシストトルクが演算される。
【0029】そしてステップS9では、ギア位置GP1
を選択した上で、エンジン1のトルクが目標エンジント
ルクが実現されるようにエンジン1のスロットル開度が
制御されるとともに、モータ2のトルクが目標アシスト
トルクとなるようにモータ2への供給電力が制御され
る。
【0030】なお、この時点までの変速ギア位置がGP
1であればステップS9での指令はギア位置GP1を維
持ということになり、この時点までの変速ギア位置がG
P1よりも高いものであった場合にはステップS9での
指令はギア位置GP1にシフトダウンということにな
る。
【0031】一方、モータアシストしないとして進んだ
ステップS10では、エンジン回転速度Neとギア位置
GP2とに基づき図6に示すマップを参照して目標エン
ジントルクが演算され、ステップS11では変速機3の
変速段がギア位置GP2に変更(シフトダウン)される
とともに、目標エンジントルクが実現されるようエンジ
ン1のスロットル開度が制御される。
【0032】したがって、上記駆動力制御によれば、加
速時等の高負荷時は、まず、モータアシストによってシ
フトダウンを行うことなく高速側のギアで目標総駆動力
を実現できるかが判断され、高速側のギアで目標総駆動
力が実現できるときにのみモータアシストが行われ、そ
うでないときはモータアシストは行われずにシフトダウ
ンが行われる。
【0033】図7は加速時にエンジン1の運転点が変化
する様子を示したものである。運転点で運転中にアク
セルペダルが踏み込まれ要求駆動力が増大すると、エン
ジン1に要求されるトルクも図中矢印で示すように増大
する。この場合のように、エンジン1に要求されるトル
クがエンジン1の最大トルクを超えてしまうと、要求駆
動力を実現するには変速機3の変速段を5速ギアから4
速ギアにシフトダウンさせて運転点をと等出力線上に
ある運転点に移行するか、モータ2を力行させてアシ
ストしエンジン1が負担するトルクを下げる必要があ
る。
【0034】このとき、バッテリ9の残量が多くてモー
タ2のアシスト可能なトルクが多く、シフトダウンしな
くてもモータアシストのみで要求駆動力を実現できると
きは、図8に示すようにモータアシストしてエンジン1
に要求されるトルクを最大トルクより下げ、現在の高速
側のギアで引き続き走行できるようにし、これによって
エンジン回転速度を抑えて燃料消費量を抑える。
【0035】また、このときアシスト可能な最大トルク
でモータ2によるアシストを行うと、図中破線矢印で示
すようにエンジン1の運転点がからに移動して最適
燃費線から離れ、エンジン1の運転効率が低下してしま
うことから、エンジン1の運転点を最適燃費線上のに
設定し、要求トルクと最適燃費線上のトルクとの差をモ
ータ2によってアシストするようにする。
【0036】一方、バッテリ残量が少なく、シフトダウ
ンしなければモータアシストによっても要求駆動力を実
現できないときは、図9に示すようにシフトダウンする
ことで運転点をから等出力線上のへと変更し、要求
駆動力を実現する。そして、このシフトダウンした状態
でさらにモータアシストを行うと図中矢印で示すように
エンジン1の運転点が最良燃費線から離れて効率が悪く
なるので、モータ2によるモータアシストは行わない
(モータアシスト禁止)。
【0037】また、例えば、5速ギアでの走行中にアク
セルペダルが大きく踏み込まれて要求駆動力が大幅に増
大し、モータアシスト無しでは3速ギアにシフトダウン
しなければ要求駆動力を実現することができない、とい
う場合にも、アシスト可能な最大トルクでモータアシス
トすることによって4速ギア(3速ギアよりも高いギア
位置)での走行が可能な場合には、この4速ギアへシフ
トダウンすることを選択し、この条件の下で、エンジン
1の運転点を最適燃費線上に設定し、要求トルクと最適
燃費線上のトルクとの差をモータ2によってアシストす
る。
【0038】このように、本発明に係るハイブリッド車
両では、高負荷時において、シフトダウンしなければモ
ータアシストによっても要求駆動力が実現できない状況
でのみシフトダウンを行うようにし、それ以外はモータ
でアシストするようにしたことにより、高速ギアで走行
する頻度が多くなり、エンジン1の回転を低く抑えて燃
料消費量を低く抑えることができる。
【0039】なお、上記実施形態は遊星歯車式の有段自
動変速機を備えたハイブリッド車両であるが、本発明は
変速機をステップ的に変化させるモードを有する無段変
速機に対しても同様に適用することができる。
【0040】また、上記実施形態においては、モータ2
をエンジン1と変速機3の間に配置する構成としている
が、これに限られるものではなく、例えば、モータ2を
エンジン1の任意の場所に取り付けて、ベルト又はチェ
ーンによって、所定の変速比をもってエンジン1と同期
回転するように接続する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイブリッド車両の概略構成図で
ある。
【図2】加速時の駆動力制御の内容を示したフローチャ
ートである。
【図3】車速及びアクセル操作量から駆動力を演算する
ためのマップである。
【図4】駆動力をアクセル操作量相当値に換算するため
のマップである。
【図5】変速機の変速マップである。
【図6】エンジンの燃費性能マップである。
【図7】加速時にエンジンに要求されるトルクが変化す
る様子を示した図である。
【図8】加速時にモータアシストを行うときの様子を示
した図である。
【図9】加速時にモータアシストを行わずにシフトダウ
ンをする様子を示した図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ 3 変速機 9 バッテリ 11 エンジン回転速度センサ 12 バッテリ端子間電圧センサ 13 車速センサ 14 アクセル操作量センサ 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60L 11/14 F02D 9/02 M 5H115 F02D 9/02 351M 351 11/10 F 11/10 29/06 M 29/06 ZHVD ZHV 41/04 310G 41/04 310 F16H 61/02 F16H 61/02 59:04 // F16H 59:04 59:14 59:14 59:70 59:70 59:74 59:74 B60K 9/00 E Fターム(参考) 3D041 AA26 AB00 AB01 AC01 AC15 AC18 AD00 AD02 AD10 AD51 AE02 AE03 AE04 AE31 AF01 3G065 BA06 CA00 DA04 FA12 GA10 GA11 GA17 GA31 GA41 GA46 KA36 3G093 AA05 BA15 BA19 CA05 CB06 DA01 DA06 DB05 DB11 DB19 EA02 EA09 EB03 EC02 FA12 3G301 HA01 JA02 JA03 KA06 KA11 KA12 KB10 LA01 MA11 PE01Z PE03Z PE06Z PF03Z PF08Z PG01Z 3J552 MA01 MA12 NA01 NB04 NB06 NB07 NB08 PA32 PA59 RA02 RA03 RA06 RC14 SB01 SB09 SB10 UA08 VA34W VA34Y VA74W VB01Z VB10W VC01Z VC02W VC03Z VD02Z 5H115 PA11 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PU08 PV09 QE01 QE08 QE10 QI04 QN03 RB08 RE05 RE06 RE12 SE04 SE08 TB01 TE02 TI02 TI05 TO21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、 複数の変速段を有し変速比を不連続に変更する自動変速
    機と、 前記エンジンに接続され、必要に応じて前記エンジンの
    駆動力をアシストするモータと、 前記モータに電力を供給するバッテリと、 前記バッテリの蓄電量から前記モータによりアシスト可
    能な最大トルクを演算する手段と、 運転状態に応じて要求駆動力を演算する手段と、 要求駆動力増大時、前記モータで最大限アシストした場
    合に、アシストを行わない場合に比べて前記変速機のよ
    り高い変速段を選択しても前記要求駆動力を実現可能か
    判断する判断手段と、 より高い変速段を選択しても前記要求駆動力を実現可能
    と判断した場合は、この変速段を選択するとともに前記
    モータで前記エンジンをアシストすることによって要求
    駆動力を実現し、より高い変速段では前記要求駆動力を
    実現不可能と判断した場合は、前記モータによるアシス
    トは行わず前記変速機をより低い変速段にシフトダウン
    させて要求駆動力を実現する制御手段と、を備えたこと
    を特徴とするハイブリッド車両。
  2. 【請求項2】前記判断手段が、前記モータで最大限アシ
    ストした場合に前記変速機をシフトダウンさせることな
    く前記要求駆動力を実現できる場合に、アシストを行わ
    ない場合に比べて前記変速機のより高い変速段を選択し
    ても前記要求駆動力を実現可能と判断することを特徴と
    する請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 【請求項3】前記制御手段が、前記モータで前記エンジ
    ンをアシストする場合に、前記モータのアシストトルク
    をアシスト可能な最大トルクよりも小さなトルクとする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッ
    ド車両。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、前記モータで前記エンジ
    ンをアシストする場合に、前記エンジンを最適燃費線上
    のトルクに制御するとともに、要求駆動力に対応するト
    ルクから前記最適燃費線上のトルクを減じた分を前記モ
    ータでアシストすることを特徴とする請求項1または2
    に記載のハイブリッド車両。
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