JP2003145490A - 順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置 - Google Patents
順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置Info
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Abstract
送用打抜き金型及び順送用打抜き装置を提供する。 【解決手段】 絶縁フィルム20を搬送方向上流側から
下流側に配置された複数の領域に間欠的に順送しながら
打抜き穴を形成する順送用打抜き金型において、上ダイ
プレート33及びストリッパプレート32の何れか一方
が、上流側の領域70で絶縁フィルム20に形成した打
抜き穴23であるスプロケットホールにその領域70よ
り下流側にある他の領域80で挿入して絶縁フィルム2
0の位置決めを行う位置決めピン35を具備し、位置決
めピン35は、スプロケットホールの開口に一致しない
形状を有して開口に中心同士を略一致させた状態で内接
する断面形状を有する。
Description
及び順送用打抜き装置に関し、特に、電子部品を実装す
るために用いるTAB(Tape Automated
Bonding)、COF(Chip On Fil
m)、CSP(Chip Size Packag
e)、BGA(Ball Grid Array)、μ
−BGA(μ−Ball Grid Array)、F
C(Flip Chip)、QFP(Quad Fla
t Package)などの電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープ(以下、単に「電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープ」という)の製造に用いられる順送用打抜
き金型及び順送用打抜き装置に関する。
C(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の電子部
品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加してい
るが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望さ
れ、これら電子部品の実装方法として、最近ではTAB
テープ、COFテープ、T−BGAテープおよびASI
Cテープ等を用いた実装方式が採用されている。特に、
より小さいスペースで高密度の実装を行う実装方法とし
て、裸のICチップをフィルムキャリアテープ上に直接
搭載するCOF(チップ・オン・フィルム)が実用化さ
れている。また、電子機器の軽薄短小化に伴って、電子
部品をより高い密度で実装すると共に、電子部品の信頼
性を向上させるために、実装する電子部品の大きさにほ
ぼ対応した大きさの基板のほぼ全面に外部接続端子を配
置した、例えば、CSP、BGA、μ−BGAなどの使
用頻度が高くなってきている。
プは、ポリイミドからなる絶縁フィルムに、例えば、搬
送用のスプロケットホール、半田ボール又は金属バンプ
搭載用のラウンド穴あるいはボンディング用のデバイス
ホール等の打抜き穴を形成した後に、スプロケットホー
ルを用いて絶縁フィルムを搬送しながら、絶縁フィルム
の表面に設けられた銅箔をパターニングすることにより
配線パターンを形成し、その後、必要に応じて配線パタ
ーン上にソルダーレジスト層を形成する工程等を経て製
造される。また、BGAテープ等の電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープでは、絶縁フィルムを打抜くことに
よりラウンド穴等が形成された後に、例えば、金属バン
プ、半田ボール等をラウンド穴に搭載することで配線パ
ターンと電子部品とが接続される。
EIAJ(日本電子機械工業)規格により、テープ幅3
5、48、70mmに対応して、標準値がそれぞれ規定
されている。
アテープの製造において、絶縁フィルムに打抜き穴を形
成する場合、絶縁フィルムを間欠的に順送りして打抜く
順送用打抜き金型が用いられる。すなわち、絶縁フィル
ムの搬送方向の上流側で一部のスプロケットホールやデ
バイスホール等の打抜き穴を打抜いた後、当該スプロケ
ットホールに下流側で位置決めピンを挿入して位置決め
をした状態で残りの打抜き穴を打抜くものである。な
お、位置決めピンは、スプロケットホールの開口に一致
した形状を有し、スプロケットホールの開口の中心と位
置決めピンの中心軸とを略一致させた状態でスプロケッ
トホールに挿入されることで絶縁フィルムを所定位置に
位置決めするようになっている。
順送用打抜き金型では、スプロケットホールの開口と一
致した形状を有する位置決めピンをスプロケットホール
に挿入して絶縁フィルムを所定位置に位置決めする際
に、絶縁フィルムの多少の搬送誤差が原因でスプロケッ
トホールの位置ズレが生じた場合には、位置決めピンが
スプロケットホールの開口縁部に接触する接触部分が大
きくなり、例えば、変形、食われ、割れ、あるは打痕等
の外傷がスプロケットホールの開口縁部に発生するとい
う問題がある。このような問題は、比較的薄い絶縁フィ
ルムを用いて製造されるCOFテープでは、顕著であ
る。
傷があると、絶縁フィルムを用いて電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープを製造する際に搬送不良が発生して
しまう。さらに、スプロケットホールを用いて絶縁フィ
ルムの位置決めを行いながら、例えば、配線パターンや
ソルダーレジスト層等を形成する際に、これら配線パタ
ーン及びソルダーレジスト層の位置ズレ等が発生するこ
とで、製品不良となり、重大な問題となる。
穴を高品質に形成することができる順送用打抜き金型及
び順送用打抜き装置を提供することを課題とする。
明の第1の態様は、フィルムキャリアテープ用の絶縁フ
ィルムを支持すると共に打抜き穴形成用凹部を有する下
ダイプレートと、該下ダイプレートとの間に前記絶縁フ
ィルムを挟持するストリッパプレートと、前記打抜き穴
形成用凹部に対向する位置に打抜きピンを有すると共に
当該打抜きピンを前記ストリッパプレートを介して前記
絶縁フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成する上ダイプ
レートとを具備し、前記絶縁フィルムを搬送方向上流側
から下流側に配置された複数の領域に間欠的に順送しな
がら打抜き穴を形成する順送用打抜き金型において、前
記上ダイプレート及びストリッパプレートの何れか一方
が、上流側の領域で前記絶縁フィルムに形成した打抜き
穴とするスプロケットホールにその領域より下流側にあ
る他の領域で挿入して当該絶縁フィルムの位置決めを行
う位置決めピンを具備し、該位置決めピンは、前記スプ
ロケットホールの開口に一致しない形状を有して当該開
口に中心同士を略一致させた状態で内接する断面形状を
有することを特徴とする順送用打抜き金型にある。
プロケットホールとが接触する接触部分を小さくするこ
とでスプロケットホールの開口縁部に発生する外傷が低
減され、高品質に打抜き穴を形成することができる。
て、前記スプロケットホールの開口形状が略正方形で、
前記位置決めピンの横断面形状が略円形であることを特
徴とする順送用打抜き金型にある。
プロケットホールとが接触する接触部分を小さくするこ
とでスプロケットホールの開口縁部に発生する外傷が低
減される。
において、前記下ダイプレートの前記位置決めピンが挿
入される位置決めピン用凹部は、前記ストリッパプレー
トの前記位置決めピン挿入孔の寸法より大きくなってい
ることを特徴とする順送用打抜き金型にある。
ルの開口縁部に発生した打抜きカスやバリ等の異物が位
置決めピンに付着することが防止される。
の態様において、前記他の領域でも、その上流側の領域
で打抜いた打抜き穴とは違う位置に他の打抜き穴を形成
することを特徴とする順送用打抜き金型にある。
定部分に打抜き穴を形成する作業効率を向上することが
できる。
の態様の順送用打抜き金型を具備することを特徴とする
順送用打抜き装置にある。
プロケットホールとが接触する接触部分を小さくするこ
とでスプロケットホールの開口縁部に発生する外傷が低
減され、高品質に打抜き穴を形成することができる。
抜き装置について詳細に説明する。
1に係る順送用打抜き装置の一部断面図である。
は、間欠的に順送される絶縁フィルム20に所定個数の
打抜き穴を形成する順送用打抜き金型30と、絶縁フィ
ルム20を送り出す送り出しローラ40と、所定個数の
打抜き穴が形成され且つ必要に応じて所定の処理が施さ
れた絶縁フィルム20を巻き取る巻き取りローラ50
と、順送用打抜き金型30の下流側に設けられて絶縁フ
ィルム20を順送りする順送り機構60とを具備する。
0の搬送方向の上流側のステージ部30Aと下流側のス
テージ部30Bとを具備し、ステージ部30Aの領域が
絶縁フィルム20に打抜き穴を形成する第1の領域70
となり、ステージ部30Bの領域が第1の領域70で打
抜かれた打抜き穴で絶縁フィルム20の位置決めをする
と共に第1の領域70で打抜かれた打抜き穴とは違う位
置に他の打抜き穴を形成する第2の領域80となる。
ルム20を間欠的に順送、すなわち、絶縁フィルム20
を一定量送った後に停止するという搬送を順次行うこと
ができるものであれば特に限定されず、例えば、ギア、
ローラ等を用いたものを挙げることができる。
縁フィルム20の所定部分を第1の領域70に搬送し、
まず、所定個数のうちの一部、例えば、半数の打抜き穴
を形成し、さらに、その絶縁フィルム20の所定部分を
第2の領域80に搬送して残りの打抜き穴を形成する。
フィルム20に形成する過程を説明する。なお、図2
(a)は、打抜き穴が形成された絶縁フィルムの平面図
であり、図2(b)及び(c)は、本発明の実施形態1
に係る順送用打抜き装置によって打抜き穴を形成する過
程を説明する図である。
0の各所定部分21には、それぞれ所定個数の打抜き穴
22が形成されている。例えば、本実施形態では、絶縁
フィルム20の幅方向両側にスプロケットホールとなる
略矩形の打抜き穴23と、絶縁フィルム20の略中央部
にデバイスホールとなる略矩形のスリット、外部接続用
のスリット及び位置決め穴等の打抜き穴24が形成され
る。
ず、絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴22を形成
する所定部分21Aを第1の領域70に搬送し、第1の
領域70で絶縁フィルム20の幅方向両側に5箇所ずつ
打抜き穴23を形成する。同時に、絶縁フィルム20の
略中央部にも打抜き穴24aを形成する。ここでの打抜
き穴24aとしては、略矩形のスリットを打抜いた。
ィルム20の打抜き穴23、24aが形成された所定部
分21Aを第2の領域80に搬送し、その後、第1の領
域70で打抜いた打抜き穴23、24aのうち、例え
ば、絶縁フィルム20の幅方向両側のスプロケットホー
ルとなる打抜き穴23で位置決めを行うと共に第1の領
域70で打抜いた打抜き穴23、24aとは違う位置、
すなわち絶縁フィルム20の略中央部に他の打抜き穴2
4bを形成する。ここでの他の打抜き穴24bとして
は、略矩形のスリット、略正方形のスリット及び円状の
位置決め穴等を打抜いた。なお、第2の領域80での絶
縁フィルム20の位置決めは、第1の領域70で打抜い
た打抜き穴23のうちの所定箇所で行えばよく、例え
ば、絶縁フィルム20の所定部分21Aにある打抜き穴
23の片側5つのうち1つ置きに3箇所で行い、両側で
合計6箇所の打抜き穴23で行えばよい。勿論、絶縁フ
ィルム20の位置決めは、打抜き穴24aを用いて行う
ようにしてもよい。
の所定部分21Bに打抜き穴23、24aを形成する。
このように、絶縁フィルム20を順次搬送しながら上述
した動作を繰り返し行うことにより連続的に打抜き穴を
形成する。従って、初回に絶縁フィルム20を打抜いた
打抜き穴をもとに2回目以降の位置決めが行われると共
に打抜きが正確に行われることになる。
する順送用打抜き金型について図3を参照しながら詳細
に説明する。なお、図3は、本発明の実施形態1に係る
順送用打抜き金型の要部断面図である。
き金型30は、フィルムキャリアテープ用の絶縁フィル
ム20を支持する下ダイプレート31と、下ダイプレー
ト31との間に絶縁フィルム20を挟持するストリッパ
プレート32と、ストリッパプレート32を介して絶縁
フィルム20に打抜き穴23を形成する打抜きピン34
aを有する上ダイプレート33とを具備し、上ダイプレ
ート33には絶縁フィルム20の搬送方向の上流側の第
1の領域70で打抜いたスプロケットホールとなる打抜
き穴23に下流側の第2の領域80で挿入して絶縁フィ
ルム20の位置決めを行う位置決めピン35が設けられ
ている。
ート31に支持された絶縁フィルム20に対向して上下
方向に移動可能に設けられ、上ダイプレート33の下側
には、下ダイプレート31との間に絶縁フィルム20を
挟持するストリッパプレート32が連結ピン(図示しな
い)で連結されている。すなわち、ストリッパプレート
32は、連結ピンによって上ダイプレート33の下側に
所定の間隔で連結されている。そして、上ダイプレート
33が下方向に移動するとストリッパプレート32も同
時に下方向に移動し、ストリッパプレート32が下ダイ
プレート31上の絶縁フィルム20に当接すると、上ダ
イプレート33とストリッパプレート32との間隔は次
第に小さくなっていく。
の領域70及び第2の領域80について詳細に説明す
る。
は、ストリッパプレート32を介して下ダイプレート3
1に支持された絶縁フィルム20の所定箇所に打抜き穴
23、24aを形成する打抜きピン34aが固定されて
いる。
域70には、打抜きピン34aに対向する位置に打抜き
ピン挿入孔36aが設けられ、下ダイプレート31の第
1の領域70には、打抜きピン34aを受ける打抜き穴
形成用凹部38aが設けられている。この打抜き穴形成
用凹部38aの開口形状は、打抜きピン34aの横断面
形状と略同一形状であり、打抜きピン34aの横断面形
状より若干大きくなっている。例えば、打抜きピン34
aの横断面形状を略矩形とした場合には、打抜き穴形成
用凹部38aの開口形状を打抜きピン34aの横断面形
状より若干大きい略矩形とする。
レート33を下方に移動させることにより、下ダイプレ
ート31上に載置された絶縁フィルム20がストリッパ
プレート32と下ダイプレート31との間で挟持され且
つこの状態のままでストリッパプレート32の打抜きピ
ン挿入孔36aを介して打抜きピン34aで絶縁フィル
ム20に打抜き穴23、24aが打抜かれる。
0には、ストリッパプレート32を介して第1の領域7
0で打抜かれたスプロケットホールとなる打抜き穴23
に挿入される位置決めピン35と、この位置決めピン3
5で位置決めされた絶縁フィルム20に第1の領域70
で打抜かれた打抜き穴23、24aとは違う位置に他の
打抜き穴24bを形成する打抜きピン34bとが固定さ
れている。
域80には、打抜きピン34bが挿入される打抜きピン
挿入孔36bと、位置決めピン35が挿入される位置決
めピン挿入孔37とが設けられている。
80には、ストリッパプレート32の打抜きピン挿入孔
36bを通過した打抜きピン34bを受ける打抜き穴形
成用凹部38bと、ストリッパプレート32の位置決め
ピン挿入孔37を通過した位置決めピン35を受ける位
置決めピン用凹部39とが設けられている。この位置決
めピン用凹部39は、本実施形態では、開口形状が略矩
形であり、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入
孔37の寸法と略同一となるように設けられている。
パプレート32と共に上ダイプレート33を下方向に移
動させると、上ダイプレート33に固定された位置決め
ピン35が絶縁フィルム20のスプロケットホールとな
る打抜き穴23に挿入されて絶縁フィルム20が所定位
置に位置決めされ且つこの状態のままで絶縁フィルム2
0が下ダイプレート31とストリッパプレート32との
間で挟持され、打抜きピン挿入孔36bを介して打抜き
ピン34bで位置決めされた絶縁フィルム20の所定部
分に他の打抜き穴24bが打抜かれる。
80に固定される位置決めピン35について説明する。
図4は、本発明の実施形態1に係る位置決めピンの概略
図であって、(a)は斜視図であり、(b)は横断面図
である。また、図5は、従来技術に係る打抜き穴の開口
縁部に発生する外傷の一例を示す平面図である。図6
は、本発明の実施形態1に係る位置決めピンによる絶縁
フィルムの位置決め過程を説明する図である。
スプロケットホールである打抜き穴23の開口に一致し
ない形状を有して打抜き穴23の開口の中心と位置決め
ピン35の中心軸とを略一致させた状態で打抜き穴23
の内面に内接する断面形状を有する。本実施形態では、
打抜き穴23の開口形状を略正方形とし、位置決めピン
35の横断面形状を打抜き穴23に内接する略円形とし
た。
は、打抜き穴23に対する挿入方向に向かって漸小する
円錐形状となっている。これは、位置決めピン35を打
抜き穴23に挿入し易くするためである。
開口の中心と位置決めピン35の中心軸とを略一致させ
た状態で打抜き穴23に挿入される。また、打抜き穴2
3に挿入された位置決めピン35は、位置決めピン35
の外周面を打抜き穴23の各4つの開口縁部に一箇所ず
つ内接することにより、第2の領域80に間欠的に順送
される絶縁フィルム20を所定位置に位置決めする。
ルム20が打抜き穴23と下ダイプレート31の位置決
めピン用凹部39とが対向する所定位置に位置決めされ
ている場合には、打抜き穴23の内面に摺接しながら、
あるいは非接触で挿入されることになる。
搬送誤差、例えば、打抜き穴23に搬送方向の上流側又
は下流側に僅かな位置ズレが発生する場合がある。この
ような打抜き穴23の位置ズレが発生した場合には、打
抜き穴23の開口形状と一致する横断面形状を有する位
置決めピンを打抜き穴23に挿入すると、打抜き穴23
の開口縁部に、例えば、食われA(図5(a)参照)、
割れB(図5(b)参照)の外傷が発生することにな
る。これは、位置決めピンと打抜き穴23との接触部分
が大きいためである。
5の横断面形状を略円形とすることで、打抜き穴23の
開口縁部に発生する外傷を低減することができる。
ように、絶縁フィルム20に多少の搬送誤差が発生した
場合には、位置決めピン35の先端部が打抜き穴23の
開口縁部に摺接しながら挿入される。
35の横断面形状を略円形としたので、位置決めピン3
5と打抜き穴23の開口縁部とが接触する接触部分を小
さくすることができる。すなわち、位置決めピン35と
打抜き穴23とを部分的に接触させることができる。こ
れにより、打抜き穴23の位置ズレが発生したとして
も、位置決めピン35と打抜き穴23との接触部分が小
さいので位置決めピン35が所定位置に挿入され易くす
ることができる。
めピン35の先端部を打抜き穴23の開口縁部に摺接し
ながら挿入させると、打抜き穴23の開口縁部が弾性変
形し、その後、絶縁フィルム20自体の弾性力によって
元の状態にもどり、絶縁フィルム20は最適な所定位置
に位置決めされる。これにより、絶縁フィルム20を所
定位置に確実に位置決めすることができ、打抜き穴23
の開口縁部に、例えば、変形、食われ、割れ、あるいは
打痕等の外傷を発生させる虞がない。
状を略円形としたことによる位置決め作用により、位置
決めピン35の外周面と打抜き穴23の内面との間のク
リアランスを小さくしても、打抜き穴23の開口縁部に
外傷が発生し難い。この場合に、絶縁フィルム20の位
置決め精度を向上させることができる。
の断面形状の寸法を打抜き穴23の開口の寸法より小さ
くすることで、打抜き穴23の内面と位置決めピン35
の外周面との間に所定のクリアランスを確保している。
このクリアランスは、位置決めピン35で絶縁フィルム
20の位置決めを高精度に行うためには小さい方が好ま
しい。しかしながら、絶縁フィルム20を順次搬送して
打抜き穴23の位置を下ダイプレート31の位置決めピ
ン用凹部39と対向する位置に位置決めする際に、多少
の搬送誤差、すなわち、打抜き穴23の位置ズレが生じ
る虞がある。このような状態で打抜き穴23に位置決め
ピン35を挿入させると、位置決めピン35が打抜き穴
23の開口縁部に接触する接触部分が実質的に大きくな
り、打抜き穴23の開口縁部に外傷が発生する虞があ
る。このため、本実施形態では、打抜き穴23の内面と
位置決めピン35の外周面との間の間隔に、5〜10μ
m程度のクリアランスを確保するようにした。これによ
り、打抜き穴23の開口縁部に発生する外傷を効果的に
防止することができる。
5の横断面形状を略円形としたことによる位置決め作用
により、位置決めピン35の外周面と打抜き穴23の内
面との間のクリアランスを更に小さくして位置決め精度
を向上させることができる。この場合、打抜き穴23の
内面と位置決めピン35の外周面との間の最もクリアラ
ンスが小さい部分は、0〜5μmであり、さらに好まし
くは、0〜2μmである。
域70で打抜いた打抜き穴23に位置決めピン35を挿
入することで絶縁フィルム20を所定位置に位置決めを
行った後、第1の領域70で打抜いた打抜き穴23とは
違う位置に打抜きピン34bで他の打抜き穴24bを形
成することができる。
0としては、可撓性を有すると共に、耐薬品性及び耐熱
性を有する材料を用いることができる。この絶縁フィル
ム20の材料としては、例えば、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリイミド等を挙げることができ、特に、ビフェ
ニル骨格を有する全芳香族ポリイミド(例えば、商品
名:ユーピレックス;宇部興産(株))が好ましい。な
お、絶縁フィルム20の厚さは、一般的には、25〜1
25μm、好ましくは、25〜75μmである。
0によれば、位置決めピン35の横断面形状を打抜き穴
23の開口に一致しない略円形としたので、位置決めピ
ン35と打抜き穴23とが接触する接触部分を小さくす
ることができる。これにより、打抜き穴23の開口縁部
に外傷が発生することなく絶縁フィルム20を所定位置
に位置決めすることができる。従って、絶縁フィルム2
0に所定個数の打抜き穴22を高品質に形成することが
できる。
形としても、位置決めピン35の外周面を打抜き穴23
の内面に確実に内接させることができるため、絶縁フィ
ルム20の位置決め精度が低下することなく、打抜き穴
23の開口縁部に発生する外傷を防ぐことができる。
ダイプレート33に固定するようにしたが、これに限定
されず、ストリッパプレート32に固定するようにして
もよい。この場合、ストリッパプレート32に位置決め
ピン挿入孔37はなく、ストリッパプレート32の位置
決めピン挿入孔37の位置に下ダイプレート33側に向
かって所定量突出した状態で位置決めピンが固定され
る。
ステージ部30Aとステージ部30Bとを一体の金型と
して説明したが、これに限定されず、ステージ部30A
とステージ部30Bとをそれぞれ別体の金型としてもよ
い。
レート33に連結ピンで連結することで、上ダイプレー
ト33を駆動させてストリッパプレート32を移動させ
るようにしたが、これに限定されず、ストリッパプレー
ト及び上ダイプレートを別々に駆動させるようにしても
よい。
ッパプレート32の位置決めピン挿入孔37の開口の寸
法と略同一としたが、これに限定されず、位置決めピン
用凹部を位置決めピン挿入孔37の開口の寸法より大き
くなるようにしてもよい。これにより、位置決めピン3
5を打抜き穴23に挿入させた際に、位置決めピン35
の外周面と位置決めピン用凹部39の内周面との間に所
定の隙間が確保されることになる。従って、打抜き穴2
3を打抜いた際に発生する打抜きカスやバリ等の異物
が、位置決めピン用凹部39や位置決めピン35、ある
いは絶縁フィルム20等に付着すること防止することが
できる。
部30Bでは絶縁フィルム20の位置決め及び打抜きの
両方を行うようにしたが、これに限定されず、位置決め
のみを行うステージ部を第2の領域80に配置して位置
決めのみ行うようにしてもよい。
れる領域を3つ以上、すなわち複数有するようにしても
よく、これら領域の他に、位置決めのみを行う領域を1
つ又は複数含ませるようにしてもよい。
以上配置した後、打抜き及び位置決めのステージ部30
B又は位置決めのみのステージ部を配置してもよく、ま
たは、ステージ部30Aを一つ又は複数配置した後に、
複数のステージ部30Bを配置してもよい。勿論、ステ
ージ部30Aの後に配置されたステージ部30Bの後
に、更にステージ部30Aが配置されるようにしてもよ
い。
に、位置決め及び打抜きの両方を行う領域、位置決めの
みを行う領域及び打抜きのみを行う領域等の各種領域を
組み合わせて、絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴
を形成するように適宜選択すればよい。
フィルム20を巻き取って、必要に応じて、例えば、配
線パターン等の各種処理を行った後、次の領域へ送って
もよい。
に、例えば、配線パターン等を形成する配線処理部等の
別工程の領域を設けてもよい。
打抜き穴24bの形成方法について図7を参照して説明
する。
23が第1の領域70で打抜かれた絶縁フィルム20
を、第2の領域80の所定位置に搬送する。すなわち、
打抜き穴23と下ダイプレート31の第2の領域80に
設けられた位置決めピン用凹部39とが対向する所定位
置に絶縁フィルム20を搬送する。
パプレート32と共に上ダイプレート33を下ダイプレ
ート31側に向かって移動させ、ストリッパプレート3
2の位置決めピン挿入孔37を介して上ダイプレート3
3に固定された位置決めピン35を打抜き穴23に挿入
して絶縁フィルム20を所定位置に位置決めする。
は、位置決めピン35の中心軸をスプロケットホールで
ある打抜き穴23の開口の中心と略一致させた状態で位
置決めピン35を打抜き穴23に挿入することにより行
われる。このとき、本実施形態では、位置決めピン35
の横断面形状を略円形としたので、位置決めピン35と
打抜き穴23とが接触する接触部分を小さくすることが
できる。従って、打抜き穴23の開口縁部に発生する外
傷を防ぐことができる。
プレート33が更に下ダイプレート31側に移動するこ
とで、ストリッパプレート32が連動して下ダイプレー
ト31側に移動させ、下ダイプレート31とストリッパ
プレート32との間に絶縁フィルム20を挟持する。
プレート33を下側に移動させることで、上ダイプレー
ト33とストリッパプレート32との間隔が小さくな
る。すなわち、打抜きピン34bがストリッパプレート
32の打抜きピン挿入孔36bを介して絶縁フィルム2
0を打抜く。これにより、第2の領域80で絶縁フィル
ム20の所定位置に他の打抜き穴24bが形成される。
移動させることで、上ダイプレート33に連動してスト
リッパプレート32も図中上方向に移動し、その後、絶
縁フィルム20を搬送方向に次の領域に搬送する。そし
て、絶縁フィルム20を間欠的に順送しながら上述した
動作を繰り返し行うことで絶縁フィルム20に所定個数
の打抜き穴22を形成する。従って、第1の領域70で
初回に絶縁フィルム20を打抜いた打抜き穴23をもと
に2回目以降の位置決めが第2の領域80で行われるの
で、第1の領域70及び第2の領域80で所定個数の打
抜き穴22が正確に形成されることになる。
型30は、電子部品実装用フィルムキャリアテープの製
造に用いられ、例えば、搬送用のスプロケットホール、
ボンディング用のデバイスホール、あるいは外部接続用
のスリット等の打抜き穴22を形成する。
いて製造した電子部品実装用フィルムキャリアテープの
一例について説明する。なお、図8は、本発明の実施形
態1に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一
例を示す概略平面図である。また、図9は、図8のA−
A′断面図である。
キャリアテープ90は、上述した順送用打抜き金型30
によって、搬送用のスプロケットホール91、ボンディ
ング用のデバイスホール92及び外部接続用のスリット
93が設けられた絶縁フィルム20を搬送しながら製造
するTABテープであり、絶縁フィルム20上に電子部
品等が実装される領域が複数個連続的に設けられてい
る。
1、デバイスホール92及びスリット93は、上述した
順送用打抜き金型30によって、絶縁フィルム20を間
欠的に順送させながら連続的に形成したものである。
プ90には、スプロケットホール91によって絶縁フィ
ルム20を搬送しながら、絶縁フィルム20の表面に接
着剤層94を介して設けられた銅箔をパターニングする
ことにより形成された配線パターン95が設けられてい
る。また、各配線パターン95には、それぞれ、インナ
ーリード(デバイス側接続端子)96及びアウターリー
ド(外部接続端子)97A、97Bが設けられている。
このインナーリード96は、ボンディング用のデバイス
ホール92の開口側に所定量突出して設けられている。
また、アウターリード97Bは、外部接続用のスリット
93の開口を覆うように設けられている。
ード97A、97Bを除く配線パターン95は、例え
ば、スクリーン印刷法を用いて形成されたソルダーレジ
スト層98により覆われている。このソルダーレジスト
層98により覆われていない配線パターン95、すなわ
ち、インナーリード96及びアウターリード97A、9
7Bには、メッキ層99が施されている。かかるメッキ
層99としては、例えば、スズメッキ、半田メッキ、金
メッキ、ニッケル−金メッキなどを電子部品の実装方
法、外部配線との接続方法等に応じて適宜選択すればよ
い。なお、インナーリード96、アウターリード97
A、97Bに施すメッキ層99としては、電子部品又は
外部配線と異方性導電膜(ACF;Anisotrop
ic Conductive Film)接続させる場
合には、一般的にスズメッキである。
アテープ90は、一般的には、スプロケットホール91
を用いて搬送しながら、デバイスホール92上に実装さ
れる電子部品とインナーリード96とをボンディングに
よって接続する実装工程に用いられる。
部品実装用フィルムキャリアテープの製造に用いる絶縁
フィルム20にスプロケットホール91、デバイスホー
ル92及びスリット93を、本発明の順送用打抜き金型
30を用いて形成するようにしたので、スプロケットホ
ール91、デバイスホール92及びスリット93の開口
周縁部に外傷が発生することがなく、絶縁フィルム20
を搬送しながら配線パターン95及びソルダーレジスト
層98等を形成する際に、搬送不良を引き起こすことが
ない。また、インナーリード96と電子部品とをボンデ
ィングによって接続させた際に、接続不良を引き起こす
ことがない。
態2に係る位置決めピンの横断面図である。なお、本実
施形態では、図10に示すように、横断面形状が略十字
形状の位置決めピン35Aを設けた以外は実施形態1と
同様である。
面形状が打抜き穴23の開口形状に一致しない略十字形
状であり、外周方向に亘って90°間隔で軸方向と直交
する方向に所定量突出した突出部81を有する。この突
出部81の先端面は、曲面81aとなっている。これに
より、位置決めピン35Aとスプロケットホールである
打抜き穴23とが接触する接触部分を小さくすることが
できる。このため、打抜き穴23に挿入され易く、打抜
き穴23の開口縁部に発生する外傷を低減して高品質に
所定個数の打抜き穴を形成することができる。また、こ
のような位置決めピン35Aは、打抜き穴23に挿入さ
れた後、打抜き穴23の各開口縁部に各曲面81aを確
実に内接させることができるので、位置決め精度が低下
することはなく高品質に所定個数の打抜き穴を形成する
ことができる。
よれば、図示しないが打抜き穴の開口形状が略円形であ
る場合であっても、打抜き穴と位置決めピン35Aとが
接触する接触部分を小さくすることができ上述した実施
形態1と同様の効果を得ることができる。
先端面を曲面81aとしたが、打抜き穴23の開口形状
に一致しない形状で且つ打抜き穴23に内接して絶縁フ
ィルム20を所定位置に位置決めできれば特にこれに限
定されず、例えば、各先端部の先端を平面状としてもよ
い。
は、本発明の順送用打抜き金型30を用いて製造した電
子部品実装用フィルムキャリアテープ90の一例とし
て、TABテープとして説明したが、勿論、本発明の順
送用打抜き金型30は、図11に示すような他のタイプ
の電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造にも用
いることができる。
テープの他の例として、半田ボール搭載用のラウンド穴
92Aを有する電子部品実装用フィルムキャリアテープ
90Aについて説明する。
施形態の電子部品実装用フィルムキャリアテープ90A
は、半田ボール搭載用のラウンド穴92Aが形成された
CSPテープである。
ある半田ボール搭載用のラウンド穴92Aが所定箇所に
複数個形成されている。そして、このような半田ボール
搭載用のラウンド穴92Aには、半田ボールが搭載され
て、絶縁フィルム20Aの表面に形成された配線パター
ン95Aと絶縁フィルム20Aの裏面に実装される電子
部品(図示しない)とが接続される。
ていない配線パターン95Aにはメッキ層99Aが設け
られ、また、半田ボールが搭載されて電子部品と接続さ
せるラウンド穴92A内に露出した配線パターン95A
にもメッキ層99Aが設けられている。
穴92Aを本発明の順送用打抜き金型30を用いて形成
することにより、ラウンド穴92Aの開口周縁部に外傷
が発生することがなく、半田ボールを搭載して配線パタ
ーン95Aと電子部品とを接続させた際に、接続不良を
引き起こすことを防止することができる。
ープは、上述したTABテープ、CSPテープに限定さ
れず、例えば、COF、BGA、μ−BGAタイプの電
子部品実装用フィルムキャリアテープであってもよい。
ープに用いられる絶縁フィルムの厚さは、一般的には、
25〜125μmであり、このような厚さの絶縁フィル
ムに本発明の順送用打抜き金型を用いて高品質に打抜き
穴を形成できることはいうまでもないが、特に本発明の
順送用打抜き金型を用いれば、例えば、COFテープ等
に用いられる厚さが25〜40μmの比較的薄型で外傷
が発生し易い絶縁フィルムに高品質に打抜き穴を形成す
る場合に、打抜き穴に発生する外傷を低減して歩留りを
15%以上改善させることができる。
幅に向上することができるため、電子部品実装用フルム
キャリアテープの生産性を50%程度向上させることが
できる。
抜き金型及び順送用打抜き装置によれば、スプロケット
ホールである打抜き穴の開口縁部に外傷が発生すること
を低減して高品質に打抜き穴を形成することができる。
一部断面図である。
た絶縁フィルムの平面図である。
要部断面図である。
図であって、(a)は斜視図であり、(b)は横断面図
である。
外傷の一例を示す平面図である。
絶縁フィルムの位置決め過程を説明する図である。
用いて打抜き穴を形成する動作を説明する図である。
ルムキャリアテープの一例を示す概略平面図である。
ルムキャリアテープの一例を示す概略断面図である。
断面図である。
フィルムキャリアテープの一例を示す概略図であって、
(a)は平面図であり、(b)は横断面図である。
穴、位置決め穴) 30 順送用打抜き金型 30A、30B ステージ部 31 下ダイプレート 32 ストリッパプレート 33 上ダイプレート 34a、34b 打抜きピン 35、35A 位置決めピン 36a、36b 打抜きピン挿入孔 37 位置決めピン挿入孔 38a、38b 打抜き穴形成用凹部 39 位置決めピン用凹部 40 送り出しローラ 50 巻き取りローラ 60 順送り機構 70 第1の領域 80 第2の領域 81 突出部 81a 曲面
Claims (5)
- 【請求項1】 フィルムキャリアテープ用の絶縁フィル
ムを支持すると共に打抜き穴形成用凹部を有する下ダイ
プレートと、該下ダイプレートとの間に前記絶縁フィル
ムを挟持するストリッパプレートと、前記打抜き穴形成
用凹部に対向する位置に打抜きピンを有すると共に当該
打抜きピンを前記ストリッパプレートを介して前記絶縁
フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成する上ダイプレー
トとを具備し、前記絶縁フィルムを搬送方向上流側から
下流側に配置された複数の領域に間欠的に順送しながら
打抜き穴を形成する順送用打抜き金型において、 前記上ダイプレート及びストリッパプレートの何れか一
方が、上流側の領域で前記絶縁フィルムに形成した打抜
き穴であるスプロケットホールにその領域より下流側に
ある他の領域で挿入して当該絶縁フィルムの位置決めを
行う位置決めピンを具備し、該位置決めピンは、前記ス
プロケットホールの開口に一致しない形状を有して当該
開口に中心同士を略一致させた状態で内接する断面形状
を有することを特徴とする順送用打抜き金型。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スプロケットホ
ールの開口形状が略正方形で、前記位置決めピンの横断
面形状が略円形であることを特徴とする順送用打抜き金
型。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記下ダイプ
レートの前記位置決めピンが挿入される位置決めピン用
凹部は、前記ストリッパプレートの前記位置決めピン挿
入孔の寸法より大きくなっていることを特徴とする順送
用打抜き金型。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記他
の領域でも、その上流側の領域で打抜いた打抜き穴とは
違う位置に他の打抜き穴を形成することを特徴とする順
送用打抜き金型。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかの順送用打抜き金
型を具備することを特徴とする順送用打抜き装置。
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JP2001351136A JP4010796B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102527872A (zh) * | 2010-09-17 | 2012-07-04 | 株式会社村田制作所 | 载带制造装置及载带的制造方法 |
CN105414303A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-03-23 | 苏州米达思精密电子有限公司 | 一种补强片的防呆冲压装置 |
JP2020114123A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 三菱電機株式会社 | 絶縁フィルムの製造方法、絶縁フィルムの製造装置、回転電機のステータの製造方法、絶縁フィルム、及び回転電機のステータ |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351136A patent/JP4010796B2/ja not_active Expired - Fee Related
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