JP2003145072A - オフセット輪転機の粉塵集積装置 - Google Patents

オフセット輪転機の粉塵集積装置

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JP2003145072A
JP2003145072A JP2001345979A JP2001345979A JP2003145072A JP 2003145072 A JP2003145072 A JP 2003145072A JP 2001345979 A JP2001345979 A JP 2001345979A JP 2001345979 A JP2001345979 A JP 2001345979A JP 2003145072 A JP2003145072 A JP 2003145072A
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Takeshi Kadokawa
武 角川
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Nikka KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ウェブの断裁によって発生した粉塵を、
周囲に飛散させることなく集積して除去することが可能
な粉塵集積装置を提供する。 【解決手段】 印刷ウェブ14の断裁が行われる切断部
を周壁30で囲繞した室内において、印刷ウェブを断裁
する鋸胴28の近傍に吹付手段32を設け、粉塵を飛散
させて室内で発生した粉塵の堆積を防止するとともに、
室内の空気を吸引するエゼクタ機構を有した吸引手段4
8を設置する。室内の粉塵は、吹付手段32によって周
囲に飛散され、これが吸引手段48によって吸引され
る。吸引された粉塵は、集塵缶50に集積された後、系
外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞印刷に用いら
れるオフセット輪転機の折り部またはスリッタ部等の断
裁機構部分において、ウェブ断裁によって発生する紙粉
などの粉塵を、集積して除去する粉塵集積装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】新聞印刷に用いられるオフセット輪転機
は、複数の印刷機を有している。個々の印刷機にて印刷
された印刷ウェブは、それぞれの印刷ウェブ同士の位置
調整が為されて重ね合わされた後、折り部で折り畳まれ
て断裁される。折り部は、重ね合わされた各印刷ウェブ
の折り畳みをなす折り胴と、折り畳みがなされた印刷ウ
ェブを所定の寸法に裁断する鋸銅とを有している。印刷
ウェブは、折り部において、重ね合わせ、折り畳み、断
裁を連続して行われ、折り部出口へと排出される。
【0003】このように、折り部では印刷ウェブの断裁
が絶えず行われているため、断裁部付近において紙粉な
どの粉塵が飛散しやすい状況である。印刷ウェブの断裁
によって生じた紙粉は、放置しておくと周囲に堆積し、
機械の故障の原因となったり、あるいは印刷ウェブに付
着して印刷物を汚すおそれがある。そこで、折り部は、
印刷動作が終了した後に定期的に清掃し、印刷ウェブの
断裁によって生じる紙粉を除去する必要がある。
【0004】従来では、折り部で発生する紙粉の除去作
業は、エアガンなどによって圧縮空気を吹き付け、周囲
に堆積した紙粉を吹き飛ばして行っている。これは、作
業員による手作業で行われており、エアガンによって粉
塵を吹き飛ばし、その後周辺を清掃するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エアガンのような吹き
付け装置は、紙粉などの粉塵を広範囲に吹き飛ばすこと
で折り部の周囲を清掃するものである。そのため、吹き
飛ばされた粉塵を集積して排除する作業が必要になる。
エアガンによって吹き飛ばされ、空気中に飛散した粉塵
は、時間が経過すると再びオフセット輪転機の折り部周
辺に堆積されることになる。
【0006】また、エアガンなどで飛散させた紙粉が、
折り部の付近に設置されている印刷機などの機械の周囲
に飛散することによる弊害が出るおそれもある。すなわ
ち、オフセット輪転機にて走行する印刷物を汚すこと
や、周辺機器の内部に紙粉が入り込んだために当該周辺
機器が故障することなどが考えられる。従来は、これら
の紙粉除去作業を従業員による手作業で行っていた。従
って、印刷時間や部数に対する清掃時間や清掃回数など
が定まっておらず不正確であった。
【0007】本発明は上記問題に着目し、印刷ウェブの
断裁によって発生した粉塵を、周囲に飛散させることな
く集積して除去することが可能な粉塵集積装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る粉塵集積装置は、印刷ウェブの断裁機
構の周囲を囲繞する周壁の領域内で前記断裁機構にて発
生して堆積された粉塵を飛散させる吹付手段を設置し、
前記周壁には前記吹付手段により飛散した粉塵を吸引す
るエゼクタ機構を有する吸引手段を設け、前記吹付手段
および前記吸引手段に圧縮エアを導入して飛散粉塵を断
裁機構領域から系外に吸引排出可能としたことを特徴と
している。
【0009】また上述の装置において、前記吸引手段お
よび前記吹付手段に供給する圧縮エアは、メンテナンス
用エアを用いることも可能である。吹手段および吸引手
段に使用する圧縮エアの供給源を共通にすることで、吹
付手段に供給された空気を断裁機構に吹き付けると同時
に、吸引手段のエゼクタ機構に供給された空気により周
壁内部の吸引を行う。
【0010】
【作用】上記構成より本発明は、折り部などの印刷ウェ
ブの断裁が行われる場所を囲繞した周壁に囲まれる領域
内において、粉塵を飛散させるための吹付手段と、エゼ
クタ機構をもった吸引手段とを設けている。このよう
に、周壁で囲まれた領域内に吸引手段を設置すること
で、断裁機構領域内に存在する粉塵を吸い取るものであ
る。
【0011】また、周壁に囲まれた領域内の粉塵の堆積
しやすい場所には吹付手段を設置している。堆積した紙
粉は、エアを吹き付けられることにより室内に再び飛散
するが、これを吸引手段によって吸い取ることが可能で
ある。このとき、吸引手段または吹付手段に用いられる
空気は、メンテナンス用エアより供給され、両者に分配
されている。これにより、印刷ウェブの切断部周辺を吹
付手段にて空気を吹き付けるとともに、吸引手段のエゼ
クタ機構にも空気が供給され、切断部周辺を囲繞した周
壁内部の吸引を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る粉塵集積装置
の具体的実施の形態を、図面を参照して詳細に説明す
る。図1の(1)は、本実施の形態に係る粉塵集積装置
の説明図を示し、(2)は同装置が有する吸引手段を示
す。図2は同装置の構造説明図を示し、図3はオフセッ
ト輪転機の構造説明図を示す。
【0013】図3に示すように、本実施の形態に係る粉
塵集積装置を具備する新聞印刷用のオフセット輪転機1
0は、複数の印刷機12と、これら印刷機12を通過し
た印刷ウェブ14を重ね合わせ、印刷ウェブ14の断裁
をなす折り部16とから構成されている。
【0014】印刷機12は、ロール状の巻取紙18から
複数のガイドローラ20を介して繰り出された印刷ウェ
ブ14に印刷を行うものであり、刷版を装着するための
版胴22と、当該版胴22へ各色のインキ供給をなすイ
ンキローラ24と、周囲にゴムブランケットが巻かれ、
版胴22からインキの転写を受けるとともに、転写され
たインキを印刷ウェブ14へと印刷するブランケット胴
25とを主構成としている。
【0015】こうした印刷機12の後段には、複数のガ
イドローラ20と図示しないレールフレームが設けら
れ、これらを適時選択することで、印刷機12を通過し
た印刷ウェブ14の通しコースを設定するようにしてい
る。そして選択されたこれら通しコースの終端側には、
断裁機構を有した折り部16が設けられており、当該印
刷ウェブ14は折り部16へと導入される。
【0016】当該折り部16は、各印刷ウェブ14の重
ね合わせをガイドローラ20によって行い、ガイドロー
ラ20の後段に配置された断裁機構によって重ね合わさ
れた印刷ウェブ14を断裁している。この断裁機構は、
印刷ウェブ14の折りたたみをなす折り胴26と、当該
折り胴26の後段に配置され、折りたたみがなされた印
刷ウェブ14を所定の寸法に断裁する鋸胴28を有して
おり、折り部16に印刷ウェブ14を通過させること
で、当該印刷ウェブ14の重ね合わせ、折りたたみ、断
裁を連続して行っている。
【0017】図1および図2に示すように、印刷ウェブ
14の折り畳みと断裁とは次のように行っている。印刷
機から搬送された印刷ウェブ14は、図示しないスリッ
タナイフによって新聞2ページ幅に切断された後、ドラ
ッグローラ40に案内されて折り部16へ搬送される。
折り部16には、前記ドラッグローラ40と垂直で、か
つ印刷ウェブ14の搬送方向と垂直な一対のフォーミン
グローラ42を設けている。すなわち、印刷ウェブ14
の搬送面に垂直な軸線にフォーミングローラ42が設け
られており、これによって、印刷ウェブ14を挟み込ん
で縦に2つ折りにするものである。
【0018】縦折りにされた印刷ウェブ14は、ニッピ
ングローラ44によって引っ張られて、折り胴26と鋸
胴28との間へ案内される。鋸胴28は、印刷ウェブ1
4を折り胴26と共に両側から挟み込むように設置さ
れ、回転しながら印刷ウェブ14を1ページ分の長さに
断裁する。断裁された印刷ウェブ14は、折り胴26で
4つに折り畳まれ、折り部16の出口へと排出される。
【0019】前記折り部16は、四方を周壁30によっ
て囲繞して、外部から遮蔽されている。周壁30には正
面に扉が設けられており、これを開閉することのできる
構造となっている。折り部16は前記周壁30によって
周囲を囲繞されており、印刷ウェブ14を断裁した場合
に発生する紙粉などの粉塵は、周壁30の内部に堆積し
ている。
【0020】このような周壁30で囲まれた領域内に、
吹付手段32を設置する。吹付手段32は、印刷ウェブ
14を断裁する鋸胴28の軸線方向に沿ってこれの近傍
に配置される。鋸胴28の周辺部は、印刷ウェブ14の
断裁によって粉塵が最も発生しやすい場所であり、ここ
に吹付手段32を設けることにより、堆積しやすい粉塵
を空中に飛散させることを意図している。
【0021】本実施の形態における吹付手段32は、次
のように形成されている。鋸胴28の軸線と平行に、エ
ア鋼管配管34を設置する。当該エア鋼管配管34は、
鋸胴28の胴長方向の幅よりも長いものとし、エア鋼管
配管34の外周に、同一軸線上に一定間隔でエア噴出用
の孔を穿設する。この噴出孔に、長さ100mm程度の
ゴム製のチューブ36を取り付け、空気の噴出口とす
る。
【0022】前記エア鋼管配管34は、一端をメンテナ
ンス用エア38に連接し、他端を閉塞して、供給された
圧縮空気が個々の噴出孔よりチューブ36を通って噴出
されるようにする。前記チューブ36には、ゴム製の柔
軟な素材を使用する。これによって、エア鋼管配管34
に空気を圧送した場合に、噴出孔から噴出する空気圧に
よってチューブ36がランダムに踊るような動作をする
ようにしている。すなわち、エア鋼管配管34との接点
を軸に、チューブ36は、多方面に空気を乱射する状態
になるので、チューブ36を配置した鋸胴28の周辺に
満遍なく空気を吹き付けることになる。
【0023】一方、折り部16を取り囲んだ周壁30
に、吸引手段48を取り付ける。前記吸引手段48は、
前記吹付手段32の上方に設置する。これは、吹付手段
32によって飛散した粉塵の吸引に適した位置となるよ
うにするものである。この吸引手段48は、エゼクタ機
構を有した通風管路であり、管路の一端を周壁30の内
部に装着し、他端を周壁30外部に設置した集塵缶50
に連接している。
【0024】前記エゼクタ機構とは、吸引手段48に圧
縮空気を送給したときの空気の流通による負圧の発生を
利用して、吸引口49から空気を吸い込む機構である。
本実施の形態においては、両端が解放されている吸引通
路51と、当該吸引通路51の外殻に設けられ、一端が
閉塞された圧気通路53とを有した二重管構造に形成し
ている。前記圧気通路53は、吸引口49の近傍に設け
られた吸引通路51の外周を囲む断面環状の通路であ
り、吸引口49側の端を閉塞し、集塵缶50側を解放し
て、一方向にのみ空気が流通するようにしているもので
ある。このような圧気通路53の吸引口49付近にはエ
ア供給口54が設けられ、当該エア供給口54に配管を
連接してメンテナンス用エア38に接続し、圧気通路5
3に圧縮空気を送給している。
【0025】メンテナンス用エア38より前記圧気通路
53へ供給された圧縮空気は、吸引口49側を閉塞され
ているため、反対側へ空気が流れることになる。このと
き、圧気通路53の内側に形成された吸引通路51には
負圧が発生し、圧気通路53を流れる空気と同じ方向に
空気が流れようとする。これにより、両端が解放された
管である吸引通路51には、圧気通路53を流れる空気
と同じ方向、すなわち吸引口49側から集塵缶50側に
向かって空気が流れることになる。従って、周壁30内
部の粉塵を含んだ空気は、吸引手段48の吸引口49か
ら吸い込まれて集塵缶50へ至る。
【0026】このようなエゼクタ機構を連接した集塵缶
50には、フィルタ52を取り付けている。前記フィル
タ52によって、折り部16の周壁30内部の空気は、
粉塵と空気とに選別され、粉塵は集積されて系外へ排出
され、空気は通風口より吐き出される。
【0027】また、前記吸引手段48および吹付手段3
2のオンオフの操作を行うため、折り部16の外部に操
作盤を設置し、運転制御を行っている。前記操作盤は、
オフセット輪転機10の清掃時に手動でスイッチを入力
するものであるが、清掃動作に入った時点で自動的に入
力されるように制御することも可能である。
【0028】上記構成より、本実施の形態における粉塵
集積装置46の作用を説明する。オフセット輪転機10
を稼働して印刷を為す場合において、折り部16を囲繞
している周壁30の扉を閉じておく。このように、予め
折り部16の周囲を閉塞しておくことで、外部への粉塵
の放出を防止する。
【0029】印刷が終了すると、オフセット輪転機10
の清掃を為す動作に移る。吸引手段48および吹付手段
32を作動させるため、操作盤のスイッチを入力する。
すると、メンテナンス用エア38から、吹付手段32な
らびに吸引手段48へ圧縮空気が供給され、圧縮空気は
吹付手段32のエア鋼管配管34を通り、チューブ36
より噴出される。このとき噴出される空気の圧力によっ
てチューブ36が振り回され、空気は鋸胴28の周囲に
多方向に散布される。
【0030】吹付手段32は折り部16の鋸胴28の近
傍に設置されており、鋸胴28の周辺には印刷ウェブ1
4の断裁によって生じた粉塵が堆積されている。そこ
に、吹付手段32によって空気を多方向に散布すること
で、周囲に堆積した粉塵を空中に飛散することになる。
このような動作は、閉鎖された周壁30内部で行われる
ため、空気を吹き付けて粉塵を散らしても周壁30の外
部に粉塵が漏出することはない。
【0031】また、これと同時に、吸引手段48にも圧
縮空気が供給され、エゼクタ機構を有した二重管の外殻
側の圧気通路53に空気が流入する。吸引手段48に
は、圧気通路53に圧縮空気を送給することによって負
圧が発生し、内側の吸引通路51には吸引口49から集
塵缶50に通じる方向に空気の流れが生じ、周壁30内
部の空気が吸引口49に吸い込まれることになる。
【0032】このようにして、周壁30内部の粉塵を含
んだ空気は、吸引手段48の吸気口49から集塵缶50
に流れ込む。その後、集塵缶50に設けたフィルタ52
によって、空気中の粉塵が選別されて集積され、粉塵を
含まない空気は外に排出される。このようにして集積さ
れた粉塵は、後に纏めて系外に排出される。
【0033】以上のように、本実施の形態は、印刷ウェ
ブ14の断裁によって粉塵の発生しやすい部分を遮蔽し
た周壁30の内部にて、吹付手段32で粉塵を吹き飛ば
しつつ吸引手段48で内部の空気を吸い込んでいる。こ
のように、吸引手段48と吹付手段32とを併用するこ
とにより、遮蔽された断裁機構の周辺に堆積した粉塵を
飛散させることと、飛散した粉塵を吸引することとを同
時に行うことができるため、断裁機構周辺の粉塵除去に
非常に効果的である。
【0034】また、これらの粉塵除去作業は、粉塵集積
装置46を自動的に動作させるものであり、作業員の手
を煩わせる必要がない。従って、人力で行う必要がな
く、装置を稼働させて、粉塵が上がる端から除去するこ
とができて清潔である。このように人手をかけずに粉塵
除去を行えるばかりでなく、粉塵によって周辺機械や作
業員が被害を被ることを防止することができる。
【0035】本実施の形態では、粉塵集積装置46を折
り部16に設置しているが、折り部16以外の印刷ウェ
ブ14が断裁される部位に、当該粉塵集積装置46を設
置することも可能である。たとえば、印刷ウェブ14を
新聞2ページ幅に縦に切断するスリッタの近傍に粉塵集
積装置46を設けて、ここで発生する粉塵を当該装置で
吸引することもできる。
【0036】本発明の粉塵集積装置は、メンテナンス用
エア38から空気を供給する構造を用いているため、コ
ンプレッサーなどの機械が不要である。従って、コンプ
レッサーを設置するスペースが不要であり、またコスト
も安価であるという利点がある。
【0037】
【発明の効果】上記構成により本発明によれば、粉塵集
積装置は折り部などの印刷ウェブの断裁によって粉塵の
生じる部位に周壁を設け、その周壁の内部を吸引するこ
とによって粉塵を集積し、除去するものである。このよ
うに周囲に壁を設けることにより、発生した紙粉などの
粉塵が周辺に舞い飛ぶおそれがなくなり、周壁の内部に
閉じ込められた状態になる。周壁の内部には吸引手段が
設置されており、これによって周壁内部の空気ごと粉塵
を吸引し、系外に排出する。従って、折り部にて発生し
た粉塵を、集積して除去することができる。また、折り
胴の周辺に空気を吹き付けることで、堆積している粉塵
を飛散させるため、粉塵集積の効果が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る粉塵集積装置および同装
置が有する吸引手段である。
【図2】 本実施の形態に係る粉塵集積装置の構造説明
図である。
【図3】 オフセット輪転機の構造説明図である。
【符号の説明】
10………オフセット輪転機、12………印刷機、14
………印刷ウェブ、16………折り部、18………巻取
紙、20………ガイドローラ、22………版胴、24…
……インキローラ、25………ブランケット胴、26…
……折り胴、28………鋸胴、30………周壁、32…
……吹付手段、34………エア鋼管配管、36………チ
ューブ、38………メンテナンス用エア、40………ド
ラッグローラ、42………フォーミングローラ、44…
……ニッピングローラ、46………粉塵集積装置、48
………吸引手段、49………吸引口、50………集塵
缶、51………吸引通路、52………フィルタ、53…
……圧気通路、54………エア供給口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ウェブの断裁機構の周囲を囲繞する
    周壁の領域内で前記断裁機構にて発生して堆積された粉
    塵を飛散させる吹付手段を設置し、前記周壁には前記吹
    付手段により飛散した粉塵を吸引するエゼクタ機構を有
    する吸引手段を設け、前記吹付手段および前記吸引手段
    に圧縮エアを導入して飛散粉塵を断裁機構領域から系外
    に吸引排出可能としたことを特徴とするオフセット輪転
    機の粉塵除去装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引手段および前記吹付手段に供給
    する圧縮エアは、メンテナンス用エアを用いてなること
    を特徴とする請求項1に記載のオフセット輪転機の粉塵
    除去装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005081456A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Nippon Steel Corp 帯鋼のエッジトリミングにおける鉄粉吸引装置
CN102698984A (zh) * 2011-12-07 2012-10-03 鞍钢股份有限公司 一种电子拉伸试验机除屑装置及其除屑方法

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